コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- Erret Crimson〜紅蓮の契約者〜 二話解禁
- 日時: 2011/09/01 02:20
- 名前: だいこん大魔法 (ID: qd1P8yNT)
- 参照: http://loda.jp/kakiko/?id=758.jpg
初めての投稿です!!そして初めての小説です。まだ途中ですががんばって書いていきたいと思います!!内容の細々とした設定は後々追加していく予定ですのでどうかよろしくおねがいします!!そして、初めて書くので全然下手で文章力もないですが、荒しとか、下手だからやめとけとか言わないでください。そう思うならとっとと帰っちまえ!!とおもう所存ですゆえ・・・。^^;
タイトル変更のお知らせ 【紅蓮の契約者】からErret Crimson〜紅蓮の契約者〜になりました^^;オリキャラ募集は引き続き行っています^^;おねがいします〜
参照200突破したので主人公から一言—————「え?は?おまえなにいっちゃってんの?そういうのは作者がするもんだろ?」———いいからいいから———「いいからじゃねーよ!恥ずかしいだろ!?」———いいからやれよ馬鹿!!———「逆切れされた!?」———・・・いつまでもこのヘタレが私に逆らってくるので今回はこの辺で———『一言終了』
参照300突破したのでヒロインから一言—————「こんにちは、エルシャロン・ユアハーツです♪この度は私と裕介のイチャイチャラブストーリーを読んでくださり」———ちょ、エルさん?違う、違うからね?———「・・・はぁ?人間風情が気軽に私の名前を呼ぶんじゃないわよ」———おーい・・・本性でちゃってますよ〜———「ていうかそもそもこれを裕介が見るわけじゃないんだし、一言とか必要ないじゃない」———・・・あー、エルさんが帰っちゃったので今回はこの辺で———『一言終了』
参照400突破したので先生から一言—————「こんにちは(キラッ)髪の毛がワイルドなほどに生えている雉田信之助デスッ(キラッ)」———うそはよくないと思います、先生———「う、うそじゃないもん!!ほんとだもん!!」———きもいんでやめてもらえますか?———「フン・・・キサマはどうやらこの私を怒らせてしまったようだな・・・喰らえ!!ハゲビーム!!」———えー、この先生相手にするのがめんどくさいので———『一言終了』
参照500突破したので西野から一言—————「始めてまして、西野です。鎖牙裕介の友達やってます。好きなことはゲームで趣味はゲームで将来結婚したいのはゲームで」———おいオタク。お前は自己紹介でなにいってやがんだよ———「今発言してきた人は無視してください。ゲームの中の登場人物の声ですので」———おいお前、作者にむかってそんなこといってっと登場させないぞ?———「では、ここらで俺がオススメするゲームを紹介し」———・・・どいつもこいつもまじめな挨拶ができないと私が失望したのでここらへんで———『一言終了』
参照600突破したので昌子から一言もらおうと思ったけどもうなんか前のやつらがとてもめんどくさい反応をしていたのでこの企画はなかったことに———「ちょ、ちょっと作者さん!!私にもやらせてくださいよぉ!!」———えー・・・だってどうせふざけるんでしょ?———「ふ、ふざけないです!!だからお願いします!!」———まぁそこまでいうならやらせてあげないでもないけど———「そうですか?ならもうあなたには用はないのでとっとと帰・・・」———はいはい、強制終了します—————『一言終了』
参照700突破したのでサブキャラクターみたいな感じになっている佐々木さんから一言—————「う、うぇ?わ・・・わたしですか?」———うん、おねがいね———「う・・・うう・・・あ、あの・・・こ、この物語は・・・ええと・・・あの・・・そのぅ」———緊張しなくていいよ〜、一言いってくれればそれでいいから———「え、あ・・・はい。え・・・と、この作品は、んと・・・」———む、無理しなくてもいいよ?———「ふぇ・・・お、お役に立てなくて申し訳ありません」—————というわけで、一番まともな挨拶をしてくれようとした佐々木さんに盛大な拍手を!!『一言終了』
もうすぐ一話終了だっていうことで、ここでひとつ、主人公に一言もらおうと思います、どうでしょう?こんどこそやってもらえますね?—————「よ・・・よし、今度こそはいけそうだ。ちゃんとやってやる」———そうこなくっちゃな、主人公さんよ———「うーん・・・若干作者がうざいけどまぁしょうがねぇ・・・やってやらんこともないぜ」———いいから黙って始めなさいこのヘタレ主人公———「あーあー!!わかったよくそっ・・・えーと・・・なになに?」———プッ・・・セリフも覚えられてなかったのかよこの子———「うぐっ・・・う・・・うるせぇこの駄作者!!ちょっとだまっとけ!!」———といわれて黙る私だとお思いですかな?———「・・・もしかして、最初のやつ根に持ってんのか?」———・・・———「ぷっ・・・器のちっちぇやろうだなぁ」———・・・えーと、では、次回から主人公はこのヘタレ男ではなく雉田先生に———「え?まじ?よっしゃああぁぁ!!この髪の毛がワイルドなほどに生えている雉田信之助様にすべておまかせあれええぇぇぇ!?」———「先生はだまってろ・・・!!」———「なんだと?このワイルドなほどに髪の毛・・・もといワイルドなほどに髪の毛が生えているこの雉田信之助様にただのヘタレのお前が勝てるとでも?ハーッハッハッハ!!」———「・・・ハゲ、育毛剤、つるつる、カツラ、テカテカ、抜け落ちる髪の毛、ワイルドほどになにもなかツルツル頭」———「うわああぁぁ!!ヘタレ男がいじめるううぅぅ!!」———「きしょいんだよこのくそやろう!!くっつくんじゃねぇ!!」———
・・・と、いうわけで、一話終了まじかの一言でしたー、また次回〜———「「っておいなにかってに終わらせてんだこのくそ作者!!」」———そういうところだけはそろうんですね、そしてきしょくが悪いですね、先生———「うわあああぁぁん!!」———というわけで、まぁ・・・最後ぐらいはお前に閉めさせてやるよ、ほら、最後に挨拶ぐらいしときなさい———「ぐっ・・・まぁいい、ていうか一言とかなにもいってないような気がするけど・・・ま・・・いいか。んじゃ、Erret Crimson〜紅蓮の契約者〜の一話を読んでくださりありがとうございました。引き続き、二話もこの駄作者が書いてくださるということなので、期待せず、むしろ作者を罵倒しながら待っていてください、んじゃ・・・というわけで」———一言終了。そして作者から一言
—————————まだエピローグが終わってないんだぜ——————————
最近かいてて思ったこと『別の小説に熱が入ってしまってなかなか進まない・・・』
山下愁様による、この作品の宣伝文です!!なんというかもう神ですね^^小説本編が宣伝文に劣っているという真実が———^^;
↓
————————
「僕は君を——守りたいんだ」
夕日が赤く染める空き地で、少年は少女に『力』を入れられた。
それは、彼女を守る為の能力——。
その日を境に、主人公・裕介の物語は始まった。
それから高校生になった裕介の日常は、至って普通だった。
幼なじみと登校し、
友達と馬鹿騒ぎを起こし、
普通に授業を受けると言うありふれた人生を送っていた。
人生の脇役を演じる裕介の前に現れたのは、
1人の転入生だった————。
そして、その転入生は、裕介が昔好きだったと言う女の子だった。
予測不能なファンタジー小説が、コメディライトにて活躍中!
裕介の未来はどうなってしまうのだろうか?!
Erret Crimson〜紅蓮の契約者〜
「この世界に空気が存在するように、光が存在するように、太陽が存在するように月が存在するように、『これ』も存在するの」
————————
>>6 登場人物紹介&オリキャラ素材
第一話 サブタイトル【邂逅】
プロローグ>>0
一章、始まりを運ぶ者 >>1 >>2 >>3 >>4 >>5 >>7 >>8
二章、再会の意味を知る者 >>8 >>9 >>10 >>11 >>13 >>18 >>23 >>25 >>26
三章、紅蓮の契約者 >>29 >>32 >>33 >>34 >>39 >>43 >>44
四章、幽霊屋敷の能力者 >>47 >>48 >>49 >>52 >>53 >>54 >>55 >>57
五章、孤高の翼をもつ者 >>58 >>59 >>60 >>61 >>62 >>63 >>64 >>71 >>74
六章、孤独の愛する者 >>75 >>76 >>77 >>78 >>79 >>80 >>83 >>84 >>85 >>86 >>87 >>88
七章、結社最初の襲撃者 >>89 >>92 >>94 >>95 >>96 >>97 >>98 >>99 >>100 >>103 >>104 >>105 >>106 >>107 >>109 >>115 >>116 >>120 >>121 >>122 >>123 >>124 >>125 >>126 >>127 >>132 >>172 >>176 >>177 >>180 >>182 >>183 >>184
エピローグ>>186 >>187 >>188
第二話 サブタイトル【解禁】
プロローグ>>199
参照800突破初企画始動 裕介、中学時代のバレンタイン >>133 >>134 >>135 >>136 >>137 >>138 >>140 >>147 >>148 >>149 >>155 >>158 >>162
>>165 >>166 >>167 企画END
魔法の詳細てきなもの>>142
秋原かざや様による小説紹介文>>185
作者自作イラスト(裕介) >>56 >>110 (エル) >>67 >>93 >>189 (リーナ) >>91 扉絵>>0
凡さまの神イラスト>>170
スペシャルサンクス(コメントをくれたお客様) >>67
では、そんなこんなで本編スタートです!!↓
プロローグ、涙とともに消える記憶
「この世界に空気が存在するように、光が存在するように、太陽が存在するように月が存在するように・・・『これ』も存在しているのよ」
なにもない。ただの空き地となってしまったこの場所で、一人の幼くも美しい、それでいて不気味な雰囲気をまとっている少女の声が響く。
夕日に照らされた少女の髪はオレンジ色に染まり・・・顔は、影にかくれて見えない。草が適当なサイズに切られているこの空き地には、もう一人の少年らしき人物がたっていた。
その少年らしき人物は少女の声に聞き入り、うんうんとうなずきながら、少女のほうをみつめている。その少年のほうは影になっておらず、六、七歳の男の子だということがわかる。とくにといった特徴の無い顔、少しだけ長い漆黒の髪、身長はその少女よりも少しだけ大きい。
少女は子供が無邪気に笑っているのとは程遠い、美しい笑みを浮かべながら、その少年のことを見ている。その少女の雰囲気には、まるで愛しい人をみているかのような空気がまとっているようにも思えた。
少年は早く続きが聞きたいのか、早く早く、と少女のことを急かす。少女はニッコリは笑った後、再び声をだす。
「『これ』は使える人には使える。たとえば、それが得意な人にとってはそれが簡単にできて、それが得意じゃない人はそれは簡単にできない。つまりそういうことなの。『これ』は、私のように使える人にとっては簡単に使えて、あなたのように、使えない人にはできないの。わかった?」
首をかしげながら少女は少年に聞く。少年はそんな少女の言葉にガッカリした雰囲気をだしていた。それを察した少女は、慌てて言葉をつけたした。
「あ、あ、でもね、あなたも使えるようになれる方法が一つだけあるよ」
それに少年は顔を上げる。その少女の顔を見ながら少年が感じたのは、疑問だけだった。まだ幼い少年の頭では、理解ができなかったのだ。
だが少女は、やはり愛しそうにその少年を見つめる。見つめながら顔をよせてきて、理解できていない少年の耳元でそっと・・・ささやく。
「そう・・・ひとつだけ。私の力をあなたに入れる。そうすれば、あなたは『これ』を使えるようになる」
「ほ、本当!?」
そのときはじめて少年は歓喜の声をあげた。だけど少女の言葉はまだ続いていて・・・
「でも・・・それをやったらあなたは、あなたの人生は・・・捻じ曲がる。私のような狂った化物しかいない、最悪の人生・・・違う、もう人生ともいえない道を進むことになる・・・それでも、いいの?」
さっきとは裏腹、少女の声には寂しさが宿っていた。それは自分に対する言葉でもあったかのように、少女は寂しそうに顔をゆがめる。
少年はそんな少女の顔を見るのが嫌いだった。少女とあって二ヶ月の間にこの表情を何度みたことだろうか、見るたびに、少年の頭の中にはひとつの言葉が浮かび上がる。————守りたい————と。
それは小さい子供の我が侭な感情なのかもしれない。でも少年は、自分のことなんかどうでもいいから、少女を守りたい・・・と、そう思うのだ。好きな人を———守りたいと、思うのだ。
だから少年は、すぐ近くにいる少女の腰に手を回し、思い切り抱き寄せてから、言うのだ。
「・・・僕は君を、———を守りたいんだ」
その言葉に少女は目を見開き、驚きの表情を見せる。今までに無かった反応に少年は笑いながら、もっと強く少女を抱き寄せる。その細くてしなやかな体を、抱き寄せる。
少女は少年の抱擁をうけいれながら、うれしさに笑顔を見せる。今までに自分に近づいてくる奴は大抵汚いやつばかりだった。『これ』を使おうと自分を利用したりする、汚いやつらだったり、この力を恐れた連中による、自分を殺そうとするものばかりだった。だけど、この少年からはそんな汚いものは見えない。あるのは、自分を守りたいという純粋な・・・気持ちだけ———
「じゃぁ・・・力をいれるよ?」
そう小さく少女が呟く。うれしさを押し殺したかのような声で、そうつぶやく少年はその少女の言葉に返す。
「どうやって?」
少女はやはり、愛しそうに少年の言葉を聞く。だけど、ちゃんと答えてあげないとだめだと思った少女は、少年の胸から少しだけはなれて、目をみて言う。
「簡単だよ〜。ただあなたの手にわたしの力を込めた手を重ねるの」
よくわからない、といった表情をみせた少年だが、一応少女から離れて、両手を前に突き出す。少女は少年の行動の速さに納得して、両手に力を込める。その瞬間、その小さく滑らかな手に黒い幾千の文字が生まれていく。その手を少年の手に重ねるようにして差し出した少女は、こう呟く。
「はい、これで私の力があなたのなかに入った。でも、最後の言葉を交わさないと、契約は完成しないの」
「契約?」
「そ、力を分け与えるための契約の儀式。その段階が今ので、言葉がこれから言わなければならないもの」
「えと・・・なにをいえばいいの?」
「ただ私のことを愛しているといえばいいの」
「え・・・」
「もしも愛していないもの同士が力を共有すると・・・その力は互いを拒絶して、暴走してしまうの・・・あ、あの・・・それで、あなたは私のこと、嫌い?」
「き、嫌いじゃ、ないよ」
「じゃぁ言ってよ、好きだって」
少年の顔が真っ赤に染まっていく。夕日に照らされている今でもわかるほどに、紅く染まっていく。それに少女は笑い、言葉を発する。
「私は、裕介のことが好きだよ」
おそらくその少女の顔は、真っ赤に染まっていたのだろう。わからないのは、影にかくれているからだ。
そして———、少年は言葉を発する。少女を愛しているといおうと、言葉を発しようとする。
そこで———————すべての物語は始まったのだ。ゆっくりと、着実に・・・鎖牙裕介の物語は、始まったのだ。
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- Re: Erret Crimson〜紅蓮の契約者〜 ( No.86 )
- 日時: 2011/02/13 13:11
- 名前: だいこん大魔法 (ID: TtH9.zpr)
それは、俺がたまたまほしかった小説があり、しかし、それが近くには売っておらず、あきらめ切れなかった俺は隣町までいって買いに行ったときのことだった。このときの記憶は、なぜだか俺の頭の中からなくなっていた気がついたときには俺は家のベッドで寝転がっていて、本はちゃんと買えていたのだ。そのときは隣町までいったから疲れてすぐ寝ちまったんだろうと納得していたが、よく思えば、そんなのはありえないのだ、曖昧でも覚えていないなんて、そんなのありえないのだ。だから、それにはちゃんとした理由があった。
俺と少女が出会ったのは、俺が飲み物を買おうとして寄ろうとしたコンビニの外でだった。辺りはすっかり暗くなり、夜の七時半ぐらいにはなっていたと思う。そのときから両親ともども帰ってくるのは遅かったので、ちょっと観光気分でいろいろなところを回っていたのだ。
中学一年生だった俺は、隣町にくることなんてめずらしく、見て回りたい衝動にかられたからだ。そしてそれが終わり、帰ろうと思って喉が渇いていることに気がつき、コンビニによろうとしたのだ———だが、俺はその後コンビニに入ることはなかった。
そう、コンビニの目の前、一段の段差がある、入り口のすぐ近くで、白いゴシックロリータをまとった、どこか狂気じみているその少女をみつけたからだ。年のころは俺より一、二歳ぐらい下で、ウェーブのかかった金色の髪の毛が特徴の、人形のような少女だった。いや、それは、中学一年生だった俺が、本物の人形と間違えてしまうぐらいに感情がなく、希薄な存在だったのだ。だからだろうか、俺はその少女のことを、その人形のことを誰かが捨てて言ったのだろうと思って、コンビニにもちこんで、これ外に捨てて会ったんですけどといおうとしてしまったのだ。だが・・・俺が近づくにつれ、人形は俺に顔をむけて、あなた、誰?と聞いてきたのだ、感情のこもらない、ただたんに言葉を発しているだけの声に、俺はびっくりして腰をぬかしてすっころんで手首をグキってやってしまったのだ。
それに少女は少しだけ、クスと声をもらしたのだ。それを聞いた俺は、この少女は人形じゃない、人間なんだと納得して、コンビニに入ろうとした。だがしかし、少女が俺の服のはしをつかみ、クイクイとひっぱってきたことによって、それも止められた。
「ねぇ、ボクとお話しよう?」
それは、ひどく寂しそうな声だった、今まで何一人として少女を相手にしてくれなくて、一人になってしまったから、感情の出し方をしらない少女は、そんな声をだしたのだ。そんな声をきいてしまったお人よしな俺は———当然のように少女の隣に無言で腰掛け、お名前は?ときざなふうに聞いたのだ。それに少女はうれしそうな顔をして、俺が今までみた(記憶がうしなっていなければエルのほうが上だと思ってただろうが)中で一番可憐な笑顔を見せたのだ。それに俺は顔を赤らめさせて、何気もない、普通の会話をしたのだ。
そしてその後の記憶はない、だけど、その日から不思議なことに、その少女が俺の家に遊びに来るようになったのだ。聞けばどうも近くに住んでいるとのことで、俺とその少女はよく遊んだ・・・その少女の名前は———『リーナ・ディゼア』という・・・外国からきた少女だった。
よく遊んでいた俺たちは、自然とひかれあっていった。このときまだ空手を続けていた俺は、自分が人生の主人公だと思っていたし、この子は自分の人生のヒロインなのかもしれない、だとかそんなことを考えていた。だがしかし、その悲劇は当然のごとくにおとずれた。それが———そう、俺が人生の脇役として過ごすきっかけとなった、空手の終わりだった———。
あまりの悲しみ、空手をできなくなってしまった悲しみ、一番自分ががんばっていたことを失ってしまったショックから、俺は少女に、俺のことは忘れてくれ、俺はお前とはつりあわない、トモダチなんかじゃ・・・ないんだ、といった。少女はそのとき、泣いた、ボロボロと
涙を流し、泣いた。うわんうわんと声をだして、今まで泣いたこともない、泣くことを知らない子供のように、泣いた。俺は俺のことはもう・・・忘れてくれと、少女にいいはなち、去っていった。そして、俺はその後———一人の長身の軽薄そうな男に道をふさがれ———こう、言われたのだ。
「魔術師とかかわった人間、契約もしないでただたんに面白半分でかかわった人間の記憶は・・・いらないよなぁ?」
そしてそこで俺の記憶はなくなった・・・なくなったというより———封印された。エルとの思い出の記憶よりもさらに奥に、強すぎる力によって封印された。今の俺ならわかる、エルと契約した俺ならわかる、強すぎる魔力の流れによって———俺はリーナのことを、完全に忘れた。そしてリーナも———おそらく、俺のことを、忘れてしまっているだろう———。
でもどうして———今こんな記憶がよみがえるのだろうか、【孤独の人形師】とこの記憶はなにも関係しないだろう———ただかぶっているところは———金髪というところとゴシックロリータと人形のようだというところと魔術師だというところだけ———
そこで俺は再び、現実世界に引き戻される。
- Re: Erret Crimson〜紅蓮の契約者〜 ( No.87 )
- 日時: 2011/02/13 14:24
- 名前: だいこん大魔法 (ID: TtH9.zpr)
「・・・ふぅん?君、それなりに力はあるようだね、これを食らって頭痛だけですまされるなんて、どんな手を使ったのかな?でもま、力の差は本当にないようだ。『イフリートティア』がなくても君はボクよりも強いんだね」
俺の視界一体から炎が消えうせる。紫色の炎は俺の体何一つ焼き尽くすことなくなくなってしまっていた。なにがおこったのか、と俺は思いながら辺りを見回すが、別に目に異常があるわけでもなく、俺の後ろにあった滑り台以外はべつになんの異常もなかった。滑り台は元からそこになにもなかったかのように消滅していて、まぁ今の炎を直接見た本人でないかぎりなにがあったんだと疑問に思ってしまう光景だ。
さきほど少女は頭痛といったが、俺はその頭痛さえもない。頭痛ではなく、ただ記憶がいきなり呼び覚まされたから混乱して、頭をおさえていただけなのだ。体には何一つ傷もなく、服も焼けていない。圧倒的なまでの【禁呪】をうけてなお、俺は無傷だった。
『リーナ・ディゼア』突然呼び覚まされた記憶の中にでてきた少女、俺たちは友達として、一緒に遊んでいた。そのときの少女はまるで夢でも見ているかのようで、とても、とても楽しそうな顔をして遊んでいた。まるで誰かと遊んだことのないかのように、俺のことを、いつも、いつも、大好きだといってくれた。もう二度とはなれたくないと、もう二度と孤独になりたくないと、そういいながら、俺のことを少女は呼んでいた、それに俺は———うん、と頷いたのに———少女を再び、孤独に落してしまった。
だがその『リーナ・ディゼア』とこの【孤独の人形師】は関係ない。なのに、どうしてか、記憶の少女と【孤独の人形師】の影がかさなってしまう。まるで同じ人間であるかのように、重なってしまう。この【孤独の人形師】こそが、【魔術師リーナ・ディゼア】だといわんばかりに、【孤独の人形師、リーナ・ディゼア】だといわんばかりに・・・影が重なっていく。金髪、狂気が宿った、感情のこもらない瞳、140満たない小さな身長、可憐な声、ゴシックロリータ・・・孤独、影がかさなっていくにつれて、どんどんリーナと【孤独の人形師】の影が合わさっていく。俺は混乱してきて———わけもわからず、その名前を口にした。
「リーナ・ディゼア・・・」
そしてその言葉に少女は反応する———そう、それが『自分の名前であるから』当然のように、返事をする
「ん?なんだい?ていうかボクは君に名前を教えた記憶はないんだけど、どうやら調べがついているってことかな?おもしろいなぁ、ボクが襲ってくることがまるで分かっているみたいじゃないか」
しかし俺はそんな言葉をきいちゃいない、問題は、今この少女が・・・【孤独の人形師】が、エルを狙っている≪結社≫の人間が———俺の記憶の中にいる少女の名前、リーナ・ディゼアという言葉に反応した———というところだけだった。
「おまえは・・・リーナ・ディゼアなのか?」
「ん?わかってていったんじゃないのかい?」
確定した・・・影が完全に重なった。この少女は・・・そう、俺が昔、忘れた少女だった・・・そして、俺が無傷だった理由・・・それは、俺がこいつの捜し求めている———『あの人』だったからだ。生まれて初めて友達だといってくれた、『あの人』だったからだ。
「・・・そうか、お前が、リーナ・ディゼア・・・リーだったのか・・・」
「っ———!?」
俺が言った、『あだ名』に【孤独の人形師】は反応する。昔と違い、完全に自己中心的な感じとなってしまった彼女は、その言葉になつかしむような別れを思って悲しんでいるかのような———そんな表情を見せる。
「・・・気安くその名前で呼ぶんじゃない!!」
少女は再び顔を真っ赤にして俺を睨みつけて怒鳴る。それは、大好きな人にしか呼ばれていなかった名前で、その大好きな人以外には呼ばれたくない名前だったのだろう。どうやら、あいつのほうは俺が『あの人』だということがわからないらしい———俺は再会の感動と、昔の自分に罵詈雑言を頭のなかで並べ上げながらも・・・もしかしたらこれ以上、【孤独の人形師】と戦わなくてすむんじゃないかとか———うまくいけば、仲間にできるんじゃないかと———一考えをめぐらせた。
「それは『あの人』がボクに、トモダチになった証としてつけてくれたあだ名なんだ!!初めてトモダチからもらったあだ名なんだ!!それを・・・ボクの敵でしかない君が・・・気安くよぶんじゃ———」
「・・・敵でしかない、か。昔はあんなに遊んだのに、もう俺たちはそんな関係になったんだな」
「・・・は?」
「そういえば俺はお前に、名乗ってなかったな。名乗ってなかったのに自然と俺たちは仲良くなってったよな。お前が今『あの人』と呼ぶ理由は、名前を知らないからだろ?」
「———え?は?」
少女が目を見開く。感情のこもらない目を、見開く。だがしかし、続いて俺がいった一言によって・・・少女の顔に、感情が宿る。
「お前は覚えているか・・・?お前が俺につけた傷・・・。お前が公園でこけて俺が受け止めたときに、お前の爪が深く俺の腕に入ったよな。俺は覚えているぞ?なんたって今でもそれが、痕になっちまってんだしな」
実をいうとさきほどの記憶で思い出したのだが、今の今までこの傷は自分でつけたものだとばかり思っていた、だがしかし、よみがえった記憶の中で、俺はこの傷をつけられていた。
「・・・あ、ありえない!!ボクは君のことをしらないし君に今日始めて会ったんだ!!その傷は自分でつけたものだろ———」
一瞬、『あの人』と俺の影がかさなって、少女は泣きそうになる。だけど、すぐに俺は絶対に『あの人』ではないと思い直して、そんなことをいう。ならば、俺も絶対的な証拠をだすしかないようだな。
「うーん・・・この傷でも証拠になんねぇんなら———俺が背後から近寄って耳元で大声を出したせいでお前がおしっこもらしちゃったっていうのも証拠にはならないからいろいろな人にいいふらし———」
「わー!!わーわーわーわー!!な、なんでそんなことまで知っているんだ!!君は『あの人』じゃないだろ!!顔も似ても似つかないし———?あれ?」
少女が顔を紅くしてどなったかと思うと、警戒心なしに俺に近寄ってくる。会話をしている間になぜか少女は、俺のことを攻撃してこなくなってしまった。それは、少しでも俺と『あの人』の影とが重なってしまったからだろう。まじまじと上目遣いで俺のことを見上げた少女は、瞳に大粒の涙をうかべていく。あまりにもうれしくて、でも感情のだしかたがよくわからなくて———少女は、泣いてしまった。
「う、うそ?君は・・・本当に『あの人』なの?君の顔になんて興味がなかったからよく見てなかったけど・・・ちゃんと見てみれば『あの人』が少し成長しただけの顔だし———ちゃんときけば声も少し低くなってるだけだし・・・ほ、本当に君が」
「ああ、まことに残念なことだが、お前が殺そうとした≪紅蓮の契約者≫こそが、お前の友達で、俺が今殺されそうになった相手こそが、俺の中学時代、初めて出来た友達さ」
- Re: Erret Crimson〜紅蓮の契約者〜 ( No.88 )
- 日時: 2011/02/13 15:32
- 名前: だいこん大魔法 (ID: TtH9.zpr)
俺はそこで・・・頭をなでようかなでまいかで悩んでしまう、仮にも・・・さきほど俺のことを殺そうとしてきたのだ。そしてこの少女は
———まだエルのことをあきらめるとは言っていないのだ。もし俺と仲良くなって、俺のことを殺さないでくれたところで、エルがどうなるかわからない。だから俺は躊躇する。
少女は泣きじゃくりながら、俺の体のあちこちをさわっていく。そうするにつれ、どんどん少女から涙があふれていく。初めて出来た友達が突然自分に別れを告げ、この少女は、泣いた。それから、この少女は俺のことを探していたのだという。お互い家を知っているわけでもなく、ただたんに公園で遊んでいるだけだったから、その機会は当然おとずれなかった。
「・・・そうか、お前は孤独だったんだなぁ・・・。【孤独の人形師】ってのもしっくりくるな。んでどうよ?俺に久しぶりに会った結果
は」
「・・・お、おおきくなった、ね?」
「そういうお前は小さいまんまだけどな」
ポカ、ポカポカと、少女は拳を弱くふって俺の腹にあててくる。さきほどまでの絶対的な力で攻撃してくるわけではなく、一人の少女として、一人の女の子として、一人の人間として・・・少女は俺に、抗議の意思を示してきている。それに俺は笑い、我慢しきれず少女の頭を撫でてやった。
「あん時はごめんな、ちょっと嫌なことがあってお前を避けちまってな。しかもそのあとなんか辺な長髪の軽薄そうな、ダークブルーっていうのか?そんな感じの瞳をした男にからまれて記憶を消されちまってなぁ、いや、まじですまん」
「・・・軽薄そうなダークブルーの瞳の男?」
それをいうと突然、少女が顔をあげる。そこにはまだ涙のあとがあったが、どうやらお怒りのご様子で、すさまじい気を放っていた。・・・えーと、なに?
「・・・あいつ、ボクの大切な友達の記憶を消してそのうえ悠々とボクとコンビを組んでやがったのか・・・?許せない・・・。もはやこれはもう【紅の魔術師】なんてどうでもいい・・・。≪紅蓮の契約者≫である君を殺すよう指令をだした≪結社≫だってやめてやる・・・。
ていうか潰してやる。ボクの大切な人に手をだしたらどうなるか思い知らせてやる・・・」
「は?」
「え、えっと・・・裕介っていうんだよね?こ、これからは・・・ユーって・・・呼んでいい?」
突然怒りをあらわにしたと思ったら今度はとてつもなく可愛らしい上目遣いで俺のことをみつめてくる。それに俺はうっとうなりながらも一応頷いておく。ていうか俺、なんかしらんけどこういった幻想的な少女と二回もあってたんだなぁとか適当なことを考えながらも、少女のほうを見る。すると、再び少女は怒りを露にして・・・
「・・・じゃぁまずは≪あの糞≫を打ち殺して・・・次に≪結社≫だ。【紅の魔術師】の契約者である・・・ゆ、ユーを仲間にすれば、自然と【紅の魔術師】も仲間になるから、簡単かな?」
「っ!お、おい、それって———」
「ん?なぁに?」
・・・俺が『あの人』だとわかった瞬間、生じよの口調は自己中心的なしゃべりかたから甘えん坊のような、かわいらしい口調にかわる。
そのギャップに俺は再びうっ、となってしまい、萌え・・・っておいおい、そんなことはどうでもいい、今リーが言った言葉についてだ!!
「リーは、俺たちの仲間になってくれんのか?」
「うん!もともと≪結社≫なんてただの金蔓だし、ユーを狙ってるって時点でもうボクが入る意味はないし」
「じゃ、じゃぁエルのことも殺さないでくれるんだな?」
「うん!!殺す意味もないし、なによりも殺しちゃったらボクの≪結社≫を打ち殺す作戦ができなくなるもん」
「ふへぇ・・・」
ずいぶんあっさりいってしまった・・・ずいぶんとあっさりことがすすんでいってしまった・・・。いや、まじで。
「これからはずっと一緒にいようね?トモダチだから・・・」
少女がそういう。だが、最後の言葉には少しだけ力がはいっていなかった。それはどうやら、俺が別れ際にいったあの言葉、もう俺のことは忘れてくれ、というのが大きくかかわっているのだろう。それはもう俺たちは友達じゃないと宣告しているかのようで、孤独な少女を再び孤独におとしてしまった言葉だからだ。それに俺は、リーの頭を撫で続けながらいう。
「ああ、まぁできるかぎり一緒にいてやるよ、親友」
「ず、ずっと一緒じゃないとやだもん!!」
「えー・・・」
ま、そんなこんなで、≪紅蓮の契約者≫と【孤独の人形師】の戦いに終止符がうたれた。結果報告にしてみるとなんかかっこよくうつってしまうが、全体をみたら・・・なんだこのノロケ話になってしまうのはしょうがないと思う、うん。まじで
- Re: Erret Crimson〜紅蓮の契約者〜 ( No.89 )
- 日時: 2011/03/23 08:11
- 名前: だいこん大魔法 (ID: IZus4UZf)
七章、結社最初の襲撃者
「・・・鎖牙さま、その人は・・・【孤独の人形師】ですよね?」
警戒しきったような顔でローラが俺にむかっていう。目線は俺の腕にすがりついているリーにむけられていて、完全に疑いの眼差しをおくっていた。俺はそんな感じになるだろうなぁ、と思いながらこの部屋に帰ってきたわけで、まぁそんな感じの反応も予想通りってわけで———
「そうだけど?ボクの名前を知っているなんて君、もしかして≪結社≫の人間かなにかなのかな?」
「いやその反応は予想外だよ!?」
「ふ、ふぇ?ご、ごめんなさい、ユー」
「・・・いや、なんでもないんだ」
リーが突然ローラのことを≪結社≫だと口走った瞬間、俺はすかさず変なつっこみをいれてしまった。それに泣きそうな顔で謝ってきたリーになんでもないんだといいながらなだめる。
ローラはその光景をみて、なにかを納得した、といわんばかりに手をうって、俺のほうをすこしだけ面白そうな笑みでみつめてくる。な、なんだよ?
「なるほど・・・なつかれましたね?【孤独の人形師】というぐらいですか、仲良くなってしまえばもう敵ではなくなってしまう可能性が高いと・・・。付け入る隙が多すぎると・・・。鎖牙さま、マヌケな顔で実はけっこうな策士だったんですね」
「・・・おい、なんでそこでマヌケ呼ばわりなんだよ?」
「いえ、エルシャロンさまというものがありながら、女子に好かれる鎖牙さまは哀れだなぁと・・・」
「あ、そのことなんだけど、ちょっといいかい?」
俺とローラが話しているところに、リーが突然わってはいってくる。リーは真剣な顔をしながらローラのほうに歩いていき、小さな声でい
う。ローラはまだ警戒していたが、今は警戒しなくても大丈夫だろうと思ったのだろう、リーに耳をかす。
「・・・【紅の魔術師】は女で、ユーは男、その間で≪契約≫を完成させるにはお互いが好きあってないとダメなんだよね?」
「はい・・・そうですが?」
「でもべつに婚約しているわけじゃないんだから・・・ボクがうばっちゃっても大丈夫だよね?」
「・・・はい!!当然です!!恋する乙女はなにをしたって許されるのです!!」
「うぉっ!?なんだ!?なにを話してんだ!?」
「ユーはきちゃだめ!!」「鎖牙さまには関係のないことです!!」
・・・えー、なにお前ら突然一致団結してんの?ちょっとまえまでは敵同士だったのになんで?なにかあるの?男の俺ではわからないようななにかがお前らにはあるの?・・・うう、なんかのけ者にされている気分だぜ。
「・・・私にとってエルシャロンさまは恩人です。ですが———それとこれとは別です。婚約をしていなければべつに鎖牙さまの所有権は誰にもありません・・・ですから、あなたは私たちと共に過ごして、鎖牙さまに自分のことを好きになってもらえばいいのです」
「・・・うん、うん!!そうだよね、ボクが君達と行動をともにすればユーと一緒にいられる時間がふえるよね!!」
・・・ああ、そういうことね、と俺は納得する。どうやら、言葉巧みに人間関係をよくしらないリーのことを操り、自然とこちらの仲間に引き入れる作戦にでたのだろう。うん、ナイスだローラ、お前がそういうことをやってくれると、俺がいちいちほかのやつらに説明したりしなくてすむしな。
そういえば、このマンションにかえってくるまえに、俺には俺の生活があるから、一緒にいられるときだけ一緒にいよう、という言葉でリーを納得させている。だからこそ、リーは簡単に言葉にのってしまったのだろう。俺と一緒にいられる、という言葉に、簡単にのっかかってしまったのだろう。・・・うーん、お前は友達が本当に大好きなんだなぁ、俺としてはもういい年の男女なんだし、いつもいつもベッタリされるのは困るというのが本音なのだが、ま、それもいいか。俺がリーと一緒にいる時間が増えれば増えるだけ———【氷翼の魔術師】に対抗する手段が、増えていくということだからな。
- Re: Erret Crimson〜紅蓮の契約者〜 ( No.90 )
- 日時: 2011/02/13 21:03
- 名前: だいこん大魔法 (ID: TtH9.zpr)
ついに一話の最終章が始まりました。文才ないわりによくここまでねばったなぁと自分で感動してたりして———^^;
では・・・今後とも末永いお付き合いを———
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