コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- あの星を探しに。〜先輩の過去の甘い恋話〜
- 日時: 2013/05/12 17:42
- 名前: リア (ID: exZtdiuL)
どうも、リアです!!
この物語は基本、コメディーが中心です。
それに恋愛&感動が入ってくるような感じです。
それでは、この小説を楽しんで行ってください!!
【人物紹介】
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【作者の休憩】
>>52 >>63
【作者の呟き】 ←なぜか目次になってしまった
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【Message from キャラクター】
>>55 >>62 >>99 >>150
【絵師様が書いてくださった絵】
○如月儷
>>170
○篠原美香
>>198
【お客様】
・あるま様様
・ななし様様
・神田寛奈様様
・シュリ様様
・ユメタマゴ様様
・火矢 八重様様
第一話 【ようこそ!!星空研究部へ!!】
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第二話 【三歩進んで、九歩下がる】
〜国枝京香編〜
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〜如月唯/斉藤奈々編〜
※同時進行
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>>143 >>144 >>146 >>147 >>148
〜サブストーリー〜
>>213 >>214
第三話 【私が悪い子だから・・・】
〜南佳奈編〜
>>149 >>156 >>158 >>161 >>164 >>165
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第四話 【それも立派な感情なんだ】
〜神谷美紀編〜
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- Re: あの星を探しに。(ラノベ風) ( No.15 )
- 日時: 2012/08/29 22:47
- 名前: リア (ID: SsOklNqw)
「白木さんは音楽部に所属しているんですよ?」
・・・先輩、それを早く言いましょうよ。
それを連れて行く前に言ってくれなかったから、なぜ急に第二音楽室なんかに行くんだろう・・・って思うじゃないか!!
それに、先輩の場合、様々なことを非常識的に想定しておかねば、度肝を抜かれるから、心の準備を進めていたというのに、無駄だったというわけか!!
「あ、ここだわ。」
斉藤先輩は俺の心の声なんか聞こえるはずもなく、呑気にそんなことを
言いながら、第二音楽室の扉をゆっくりと開けて行った。
俺と美香もそのあとに続いた。
「すみませーん。白木鈴さんはいらっしゃいますかー?」
先輩が笑顔でそう言う。
顔は整った顔立ちをしているので、こう笑顔で言われれば、本性を知らない奴はコロッと好きになってしまうだろう。
「鈴ちゃんがどうかしたの、奈々ちゃん?」
音楽部の部長らしき人物が俺たちの方へと向かってくる。
すると、斉藤先輩は頭を下げながら、
「ちょっとした事を解決するのに、白木さんが必要なんです。」
「そう。んー、でも残念ね。鈴ちゃんは今、用事があるかなんかで外に出て行ったところなのよ。またここに帰ってきたら、星研に知らせに行こうか?」
「あ、いえ。水木先輩の手間をかけるわけにはいかないので・・・」
「でも、事を解決するのに鈴ちゃんが必要なんでしょう?」
「えーと、まぁ、そうなんですけど、ほんっと水木先輩の手間をおかけするわけにはいかないので、自分たちで探します。」
「そっか。なんか悪いね。」
「いえ、気になさらないでください。それでは、失礼いたしましたー。」
斉藤先輩はそう言って、俺たちを外に放り出してから第二音楽室の扉を閉めた。
というか、斉藤先輩が大人しく頭を下げていることなど滅多にないぞ!?
今のはレアシーンだな。
携帯で撮影しておくべきだった。
・・・と俺が心の中で残念がっていると、斉藤先輩は「白木さんを探し出さなくてはいけませんね!!」と意気込んで再び俺たちの腕を掴んだ。
そして俺たちは、斉藤先輩に付いて行かなくてはいけなくなった。
「ったく、その白木って奴はどこにいんだよー?もう、30分は探したぞー?」
俺がぐったりしながらそう言う。
すると、美香が呆れた顔で俺を見ながら
「まだ、10分も経ってないわよ!!ほら、男なんだからちゃっちゃと歩きなさいよ!!」
といつもの調子に戻っていた。
俺はその様子に安堵しながらも、それは口に出さないことにした。
出したところで、「いきなり何よ!?気持ち悪いわ!!」とか「何人を観察してるわけ?変態!!」とかロクなことを言われそうにないからだ。
「あー、もうどっかで告白されてんじゃないの?それで返事に困ってるとかさー。」
俺が適当にそれを言うと、俺と美香の先頭を歩いていた斉藤先輩が級に立ち止まってこちらを向いた。
俺は今度は何事か、と思って身構えたがその必要はなかった。
「そうだわ!!それよれーくん!!きっと白木さんは告白されてるんだわ!!噂によると今までに15人に告白されたことがあるらしいし!!」
「いや、先輩が言う”噂”は既に俺たちが言う”噂”ではないですよ。もう、真実の域に達してますから。」
俺が冷静にそう突っ込むとあっさりスルーされた。
そう、俺にとって一番これが心に響くのだ。
あー、もう俺立ち直れないかも・・・。
「告白と言えば・・・屋上!!屋上に行きましょう!!」
斉藤先輩はそう言って、屋上へと続く階段の方へと向かった。
俺はへし折れた心を抱えながら、斉藤先輩の後を追った。
- Re: あの星を探しに。(ラノベ風) ( No.16 )
- 日時: 2012/08/30 17:14
- 名前: リア (ID: SsOklNqw)
キー・・・ガチャ
俺たちはほんの少しだけ扉を開けた。
さすが3年前に建てられた校舎と言うだけあって屋上扉の開きも良い。
そして、見晴らしも良い。
俺たちは早速斉藤先輩を先頭に屋上へと足を踏み出そうとしたが、男子の声が聞こえてきた。
「付き合ってよ。僕、本気なんだよ!!」
んー、何か聞き覚えのある声だな・・・あ、そうだ!!
B組にいた気持ち悪い男子だ。
「あ・・・この声、山崎の声だ・・・」
俺の隣で屋上前扉で立ち止まっている美香がそう呟いた。
「お前と同じクラスなのか?」
俺がそう尋ねると
「悔しいけど、そうなのよ!!何か文句ある!?」
と逆に言い返された。
俺は言い返すことも何もなかったので適当に
「いや・・・何にも文句ありません。」
と答えた。
ていうか、美香はB組だったんだな。
知らなかった。
「そう。それより先輩、いつまでこの屋上前扉で待機しているつもりですか?」
美香が斉藤先輩の背中を見つめながらそう言う。
斉藤先輩は俺たちの方を見ずにそれに答えた。
「そうね〜、ちょっと見物程度に入ってみますか?」
「え!?それは駄目だろ!?やっぱり告白の瞬間と言うのは誰にも見られたくないものだし・・・」
「あら、れーくん、どうしてあなたがそんなに弁解する必要ながあるのですか?もしやあなた・・・」
「な!!別に昔、たまたま見かけた告白の瞬間アンド失恋の瞬間をガンミしちゃって、それがバレて先生に怒られた・・・というのがトラウマってわけじゃありません!!」
俺は捲し立てるようにそう言ってから、はっと気付いた。
これを言う必要はなかった・・・と。
しかし、既に時遅し。
斉藤先輩と美香はニヤリとした顔でこちらを見ている。
「へぇ〜、そんなことが。私の情報BOOKに掲載させてもらいますね。」
「掲載しなくていい!!」
「えー、嫌ですよー。れーくんの情報は結構女子に売れるんですから。」
「何、人の情報で金儲けしてるんですか!?」
「あら、今時そんなものよ?」
「そんなことありません!!そんなに高校生社会は汚れてません!!」
「んー、そうかしら・・・」
「そうです!!っていうか、何の話ですか!!初めの話題からずれてますよ!」
「そうでした。結局屋上に入るかどうか決めましょう。拒否権はありません。屋上へ突入してもいいですか?」
・・・先輩、かなり矛盾してますよ?
”拒否権はありません”と言いながらなぜ許可を求める形で言うんでしょうか?
本当に先輩は何考えてんだか・・・
「はい、あたしはOKです。」
「え?あ、俺もOKです?」
「そう。それでは、入りますよ?」
こうして俺たちは屋上へ踏み出した。
そしてそこには・・・案の定白木さんと山崎という奴がいた。
- Re: あの星を探しに。(ラノベ風) ( No.17 )
- 日時: 2012/08/31 19:22
- 名前: リア (ID: GEZjoiD8)
白木さん(と俺が勝手に決め付けている少女)と山崎が一斉にこちらを振り向いた。
山崎は突然のことで、顔を真っ赤にしながら口をパクパクさせていた。
まるで、その様子はアンコウだ。
「ど、どうも〜。」
俺がそう言いながら、前の斉藤先輩に小さな声で話しかける。
「ちょ、先輩!!これやばくないですか!?白木さんと思われる少女がこっち超見てますよ?てあ、黒髪美少女じゃん!!えー、超可愛い!!」
俺がキラキラした目を黒髪美少女白木さんと思われる少女のほうを向けながら言うと、美香に呆れられた顔をしながら言われた。
「れーくん、あんた話題が変わってるわよ!!」
うん、もっともだ。
でも、白木さんと思われる少女、やばいほど可愛すぎるだろ!!
だって、少しウェーブのかかった黒髪を左で緩く結び、目は安らぎを与えるかのような優しい目をしている。
そして、肌は白く、足も長くて細くて綺麗なのだ。
これほど完璧な美少女は居ない・・・と思いきや、少々残念なところがある。
なぜか・・・モンブランを片手に持ちながら食べているところだ。
なぜ王道なショートケーキではなく、モンブランなのかは謎だが、彼女の大好物なのだ、ということにしておこう。
「わ、ごめん。つい美少女だったから・・・」
俺の目を見ている美香から目を逸らし、最後のほうは口ごもった。
しかし、美香のほうは再び呆れたため息をついているだけで、その他は怒った様子はない。
んー、俺はてっきり「美少女が何よ!?そんなに美少女が居ると嬉しいわけ!?男ってバッカじゃないの?」とか言ってくるもんだと思っていたんだが・・・。
「れーくん、白木さんと思われる美少女・・・モンブランを食べてるわね。」
斉藤先輩が妙に落ち着いた声で言うものだから、俺は真面目な顔になりながら、
「はい。食べてますね。」
と答えた。すると、斉藤先輩は俺がずっこけそうな質問をしてきた。
「なぜショートケーキじゃないのかしら?」
・・・先輩、あなたも俺と同じ事を考えていたのですか・・・じゃねぇーよ!!
なんでそんな神妙な面持ちで、ショートケーキがどうとかこうとかって言える訳!?
本当に先輩って時々何考えてるのか分かりません。
いや、訂正します。
常に先輩は何を考えているのかが分かりません。
「ショートケーキだったら溺愛したのに!!」
いや、しなくていいですよ。
あの子が可哀想じゃないか。
いや、本当はあの子を取り巻く周囲の人々のほうが可哀想なのだが。
しかし、そんなことを言えるはずもなく、俺が黙っていると、ついに山崎が動き出した。
「こ、こうなったらあれをやるしかない!!」
- Re: あの星を探しに。(ラノベ風) ( No.18 )
- 日時: 2012/09/02 10:04
- 名前: リア (ID: SsOklNqw)
「こ、こうなったらあれをやるしかない!!」
山崎がヒステリックな声でそう言って、白木さんと思われる少女の方へ走り出した。
しかも、顔はタコ顔・・・じゃなくてキス顔をしていた。
「あいつ!!白木さん・・・と思われる少女にいきなりキスするつもりなんじゃねーのか!?」
俺が焦りながらそう言うと、斉藤先輩がボ○トも超えるんじゃないかと言うくらいの速さで、白木さんと思われる少女を助けに走り出した。
しかし、その必要はなかった。
なんと、彼女はモンブランを食べながら片足で山崎の顔面に蹴りを入れ、地面に叩きつけたようだ。
・・・って、えええええええええええええええええええええ?
あの美少女が蹴りを入れるぅぅぅぅぅぅ!?
しかも、その一蹴りで、男子が再起不能状態に陥るってヤバくない?
あの子何者だよ!?
ちょ、絶対にあの子には殴られたくない—————!!!!
「私に触らないで。来ないで。」
白木さんと思われる少女が自分の目の前でうつ伏せになって倒れている山崎にそう言う。
・・・きっとこの噂が流れれば、生涯君にちょっかいを掛けてくるバカな男子は出てこなくなると思うよ?
心配しなくても大丈夫だと思う、うん。
「白木さんと思われる少女さん!!大丈夫ですか?」
斉藤先輩が白木さんと思われる少女の快進撃を見て、先程までは白木さんと思われる少女から少し離れた位置で唖然とした様子で、硬直していた。
しかし、すぐに気を取り直したらしく、白木さんと思われる少女の方へ駆け寄った。
「うん、大丈夫。・・・あなた誰?」
「私?私は2年C組の斉藤奈々よ。あなたは?」
「私は1年D組の白木鈴。」
「やっぱり、あなたが白木さんなのね!!ちょっとお願いしたいことがあるのだけれど・・・いいかしら?」
そう言って、斉藤先輩は自分の胸のあたりまで白木さんの両手を持ち上げ、握りしめた。
「???」
白木さんは、斉藤先輩に握られた手を不思議そうに眺めながら首を傾げた。
や、やっぱり美少女はダテじゃないな!!
白木さんって・・・・・仕草までヤバいほど可愛いじゃないか!!!
これなら凛が好きになった理由が分かるような気がする・・・じゃなくってもう、分かる!!
「実はですね、如月凛という人を助けてほしいのです。」
「助ける?」
「そうなの。白木さんにしか出来ないことなのです。無理でしょうか?」
「どうやって助ければいいの?」
「ちょっと耳元で”起きて”とか何とかって囁いてくれるだけでいいの。」
「それだけ?」
また白木さんは首を傾げる。
これはぶりっ子とかがやる、人工的な仕草ではない!!
まさに”天然”だよ、これは!!
「そう、それだけ。」
「わかった。」
「本当に?いいの?」
「うん。」
「ありがとう。それじゃあ、早速こっちについてきて。」
「うん。」
白木さんはコクリと頷きながら、斉藤先輩に誘導されるがままに星空研究部室・・・あぁ、もう長い!!
星研部室へと向かっていった。
- Re: あの星を探しに。(ラノベ風) ( No.19 )
- 日時: 2012/09/03 19:11
- 名前: リア (ID: SsOklNqw)
「ここが星空研究部室です。はい、鈴ちゃん入って〜。」
「うん。ありがとう奈々ちゃん。」
「いえいえ〜。」
・・・いつのまにこの2人は仲良くなったんだ?
今思い返してもちょっと階段を下って廊下をまっすぐ進んだり曲がったりしただけだぞ?
恐るべし、美少女白木さん!!
・・・と、俺が考えていると、もう美香も斉藤先輩も室内へ入り終えたようだ。
俺も入ろう、と思った瞬間、背中に何かがのしかかったような衝撃が来た。
俺はゆっくりと目線を下に下げた。
俺の首の両側からは白い腕が伸びている。
・・・ということは誰かに抱きつかれたのだ。
俺は犯人を突き止めるべく、その腕を振りほどいて、後ろを振り返った。
するとそこには・・・
「南!!」
南が不思議そうな顔をして立っていた。
「なんで、お前がここにいるんだよ!?」
俺がなぜ女子に抱きつかれたのかが分からず、同様のあまりわかりきっている質問をしてしまった。
しかし、当の本人は記憶力があまり良くないのか
「あれ〜?言った気がしてたんだけど・・・気のせいかな?」
と首を傾げながらそう言った。
・・・ていうか、なんで俺にそんなに抱きつきたがるんだ、この女は!!
「そういえば、なんでお前は俺に抱きつきたがるんだ?」
「え〜?何でかな〜?んー、なんかー、凛くん見てると、抱きつきたくなっちゃうんだよ!!私が持ってる抱き枕にそっくりなの!!」
「そうなのかー、って俺は凛じゃねーよ!!それに抱き枕と一緒にしてるんじゃねー!!」
「あれ?君って凛君じゃないの?」
「当たり前だ!!俺は儷だ!!」
俺が少し声を荒げながらそう言うと、南は怯える様子もなく呑気にポンッと叩いて
「あぁ〜、そういえば、ドッペルゲンガ—とかなんとかって会話したような気がするー!!」
「おう、それだそれ!!」
「そっかー、君が凛くんなんだねー。これからは間違えないようにするよ!!」
「はぁ〜、もう俺疲れた。」
「え?何で?」
「あー、もういいよ。ほら、早く部室入るぞ。」
「え?あ、うん。」
こうして俺は頭を抱えながら、部室へと入って行った。
部室の奥には気を失った凛が寝かされており、その横に、あの美少女白木さんが付き添って何かを言っている。
しかし、入り口からそこまでは距離が遠すぎて聞こえない。
そこで俺は近くに行ってその言葉を聞いた。
「凛くん・・・起きて。お願い。」
・・・これは!!これは破壊力が半端ないよ!?
こんなこと言われたら絶対凛も一発で起きる・・・
「し、白木さん!!おはよう!!」
よな。
まんまと斉藤先輩の罠に掛かった凛は白木さんが声を掛けた瞬間に起き上がった。
そして、斉藤先輩はそれを見て、白木さんに
「もういいわ。第一号如月君を助けてくれてありがとうございます。」
と言った。
凛は理解不能と言った様子で起き上がった態勢で静止している。
白木さんは斉藤先輩に小さく微笑みながら
「いいの。それじゃあ、奈々ちゃん、私戻るね。」
と言った。
斉藤先輩はそれに答えるようにして、微笑みながら言った。
「うん。また遊びに来て下さいね?」
すると、白木さんはまた嬉しそうに微笑みながら
「うん。」
と言った。
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