二次創作小説(新・総合)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 俺得キャラ達のマフちゃんねる
- 日時: 2023/10/25 06:06
- 名前: マーキー・F・ジョーイ ◆Pehab0fcX2 (ID: 4fZ9Hn2K)
どうも。マーキー・F・ジョーイです。
ここでは、色々なキャラやオリキャラたちが適当に駄弁ったり遊んだり、時折その世界でのキャラ(立ち位置)の紹介をしていこうという話になります。
※注意!※
・不定期更新(基本的にコメント返しは更新前にします)
・クオリティだだ下がり
・世界観等の度外視、キャラ崩壊必至
・ネタバレキャラ、オリキャラあり
・ゲーム等に関してローカルルールがあるかも…?
※主に出てくるキャラクターの作品※
オリキャラ
ダンガンロンパシリーズ
東方Project
アイドルマスター
艦隊これくしょん
マイリトルポニー
Village of cyber
etc...
では…カオスの扉を開きましょう…(((
第77回マフ村甲子園大会(学校紹介+対戦表):>>30-31 、>>34-36
第77回マフ村甲子園大会その後編のペナント(球団名)とその他について:>>89
第77回マフ村甲子園大会監督紹介:>>126 >>133 >>137
第79回マフ村甲子園大会(学校紹介):>>143-146
※大会の怪我判定:>>163
- Re: 俺得キャラ達のマフちゃんねる ( No.191 )
- 日時: 2024/02/04 12:59
- 名前: TTK ◆To/qi7k7Nk (ID: uz7YHATh)
TTK「はいどうもTTKです。実はまだ帰れてません」
島内「さっきおった黄緑の機関車がやらかしとったからなぁ」
神城「前の貨物と衝突したと聞いたときには驚いたよ…」
小谷「今代行バス手配してるそうなので少々お待ちください」
小滝「…」←下を向いて泣いている
木崎「やっぱり魚には気を付けなきゃいけないね…」(´・・)ノ(._.`)
TTK「全く…さて、コメントに移るか。兄弟対決は兄の勝ちか…投手は両チームとも猛者で、バッティングも良かっただけに接戦だったな…」
島内「第2試合…大物食いがどこまで暴れるか楽しみだったんやけどな…けどどちらも8回まで無失点、得点はホームラン1本のみっちゅーのは流石や」
神城「聖ディアーvs石鎚山北麓も投げ合いか…かなりの球威を誇る富田投手の球をホームランで返すとは…五位堂選手の力は相当なものだろうな…」
TTK「とても初出場とは思えないですよね…これでいきなり優勝したら面白いことになりそうだ…」
木崎「辺芽水産と三ツ矢学院…辺芽水産、7回は大きなチャンスだったのに…」
TTK「逆に三ツ矢学院からするとヒヤッとしただろうな…今後は、竹原投手が失投をなくせるかだな…」
島内「次は準々決勝戦やな。1試合目はやはり強豪同士の対決やな。投手がどっちもハイスペックやね」
神城「第2試合は王者の東京江伏に対して有日がどう立ち向かうかだな。今回の有日は攻守共に好調だから、もしかしたらがあるかもしれん」
TTK「第3試合は接戦に強く勝負強い高校同士の対決…三ツ矢学院は守りだけでなく攻めでも強く出れるか…?」
木崎「第4試合は初出場同士とこれもまた面白い組み合わせだね…五位堂のバッティングが暴れるか、藤精のチームワークが生きるか…」
TTK「シカトはサッカー選手権大会観てるのか…そっちもどうなんだろうな…」
木崎「パワサカ…最近このすばとコラボしてたよね?」
TTK「…4人とも試合では癖のある性能だったけどな…(強いところと弱いところの差が激しい上、クラッシャー持ちなのでよくカード貰っている。アクアは使ったら一度一発レッド喰らっていた←)そういや頭のおかしいロリ魔法使いに必殺シュート付いてたな…」
島内「怒られても知らんで?」
木崎「うわ…60Bどこから聴いてたの?」
神城「…深く考えるのはよそうか」
TTK「蕎麦茶うめぇ」
木崎「せん茶うめぇ」
小滝「紅茶…美味しい…」
島内「冬瓜茶うめぇ」
神城「烏龍茶うめぇ…何言わせるんだ」
TTK、島内「「www」」
木崎「てか島内さん、冬瓜茶なんてよく持ってるね…」
島内「一度台湾行っとったときに飲んで気に入ったんや」
TTK「マジか…俺も前に台湾行ったときに少し飲んだ事あるけど俺は無理かな…ありゃ好み分かれるわ(父は気に入ってたけど俺と母はダメでした←)」
島内「あれ無理なんか…準々決勝第1試合は納東第一の圧勝…かと思いきや門手も粘りよったな…」
TTK「ただメンタル面は結構課題が残った感じだな…納東第一に良いように操られたか…」
神城「失投に対応出来てなかったのも痛いな…第2試合…これは驚いた」
木崎「まさか東京江伏の3連覇がここで潰えるとはね…前半は優勢だったけど…やはりクリーンナップ以外が機能してなかったのがなぁ…」
TTK「有日…前々回の玉山といい今回の桐原といい、恐ろしい逸材が現れるな…第3試合は…これもまた投手戦となったが…得点が全てソロホームランとはな…」
島内「万英、折角先制しとったのになー…今回は竹原もちゃんと活躍出来とったみたいやな」
木崎「主砲もようやく活躍できたみたいだね…第4試合は…藤精のチームワークが勝ったね…」
神城「五位堂選手もヒットはあったんだがな…海部投手が強かったとしか言えん」
島内「鋭い監督に雰囲気のええチーム…今後の活躍が楽しみなチームやね」
TTK「いやー…これは予想難しいな…けどこれでいくか。優勝は◎で」
【TTK】
第1試合
納東第一(茨城) - 有日(新潟)◯
第2試合
三ツ矢学院(広島) - 石井大附属藤精(徳島)◎
島内「ウチらもやるか!!」
【島内】
第1試合
◎納東第一(茨城) - 有日(新潟)
第2試合
三ツ矢学院(広島) - 石井大附属藤精(徳島)◯
【神城】
第1試合
◯納東第一(茨城) - 有日(新潟)
第2試合
◎三ツ矢学院(広島) - 石井大附属藤精(徳島)
【木崎】
第1試合
納東第一(茨城) - 有日(新潟)◎
第2試合
◯三ツ矢学院(広島) - 石井大附属藤精(徳島)
【小滝】
第1試合
◎納東第一(茨城) - 有日(新潟)
第2試合
◯三ツ矢学院(広島) - 石井大附属藤精(徳島)
TTK「…同じ予想してる人いないのか」(´・ω・`)
木崎「今回の有日からは優勝しそうな勢いを感じるけどなー…」
島内「分かってへんな自分ら。地の実力は納東第一が勝っとるんや!!」
小滝「…」コクッ
神城「三ツ矢学院は走攻守、どれも隙がないと見た」
TTK「いやいやいや、藤精のチームワーク舐めたらいかんでしょ」
木崎「そんなこと言ったって君、準々決勝の予想第3試合以外外してたでしょ」
TTK「言うな。まさか東京江伏が落ちるとは思わなかったんだよ!」
小谷「お待たせいたしました。バスが到着いたしましたのでご乗車お願いいたします」
TTK「お、来たか!!果たして優勝はどこなのか!?コメントは、TTKと愉快な仲間たちでした!!」
島内「誰が愉快な仲間たちや!!あんた覚えとき!!」(# ゚Д゚)
TTK「すみませんでした」“〇| ̄|_
- Re: 俺得キャラ達のマフちゃんねる ( No.192 )
- 日時: 2024/02/06 12:43
- 名前: HAL (ID: Btri0/Fl)
お久しぶりです。観戦自体は続けてるのですが、感想書きは久々のHALです。いよいよ準々決勝ですか……楽しみですね!
門手vs納東第一は好エースによる投手戦も当初は想定されていたのでしょうが、蓋を開けてみれば見事なまでの点の取り合い。最終的には犠牲フライで得た貴重な1点を好守と古河の三者連続三振で守り抜いて納東第一の勝利。こういう試合こそ白熱してるって印象があります!
東京江伏vs有日は延長11回に及ぶ大熱戦でしたね。奇才:白鳥監督の采配が見事に当たり、選手達も健闘してくれた事が分かります。三連覇を狙っていた東京江伏としては惜しかったですね。
万英農業vs三ツ矢はお互いピッチングと守備が目立ちましたね。取られた点は全てホームラン、一発に賭けないと勝利に繋げられないというのは、渋くも豪快な戦いだったかもしれません。
聖ディアーvs藤精はお互い初出場校同士の期待高まる一戦でした。2年でありながらここまでチームを引っ張ってきている海部投手の尽力は凄まじいですね…… 最後はどうにか手にした1点を全員野球で守りきっての勝利。見事でございます。
いよいよ第79回マフ村甲子園も大詰め。優勝はどの高校になるのか。次の納東第一vs有日がどうなる事か本当に気になります。
それでは短いのですが、今回はこの辺で。
- Re: 俺得キャラ達のマフちゃんねる ( No.193 )
- 日時: 2024/02/10 12:27
- 名前: マーキー・F・ジョーイ ◆Pehab0fcX2 (ID: 4fZ9Hn2K)
TTKさん>>
コメントありがとうございます!
ユーフ「愉快な仲間たちと仲良さそうで何よりだなwww」
一条寺「お前しばかれるぞw」
ユーフ「けどまあ、やっぱりやらかしたかー…これだからソ○ー島の機関車は」
一条寺「やめろ笑かすな」
鹿十「冬瓜茶って珍しいな…そういえばお茶って言ったら、珍しいお茶って、マフジーは飲んだ事ないよな」
一条寺「ほら、アイツ決まった飲み物しか飲めないから…お茶はお茶でも、ミルクティーになった時点で虹出そうになってたし」
且< 合わんもんは合わんだろ!
ユーフ「wwwでも最近はアーモンド効果にドハマりしてるって聞いたぞ?」
一条寺「意外だったよなあ。ただそれってきっかけがきっかけだけどな…うん」
鹿十「そんな変なきっかけだったのか?」
一条寺「マフジー、言ってみ?時系列でも良いぞ」
且< 簡単にまとめたらこんな感じやね
豆乳と間違えてアーモンド効果を買ってしまう
↓
そういや最近バックルーム(※)に出てくるアーモンドウォーターってあったよなあ…アレって疲労回復効果あるらしいけど美味いんかな…?
※当時『The Backrooms』という都市伝説的なものに興味を持っていた人
↓
ためしに飲んでみる
↓
ウマい! \テーッレッテレー!/
ユーフ「いや雑wwwwww」
鹿十「wwwwww」
且< まあほら、飲めるものが増えたのは大きな収穫だから。ついでにオーツミルクも飲めるようになったんだからオーケーオーケー!
一条寺「そういや、パワサカは未だにやれてないんだよなコイツ」
ユーフ「この前エミュレーター入れたとか言わなかったっけ?」
且< 入れたは良いものの、そのエミュレーターが対応するゲームの幅がメチャクチャ狭いうえにPCがバグって回復に時間かかったから消した。
※もちろんパワサカはできませんでした。気になっていた人狼Jもできませんでした。○ぁっきん。
ユーフ「レッドカードって概念あるのか!ビックリだな!」
鹿十「いやそこ!?」
一条寺「いや、まあマフジーのやってたサッカーゲームってイナズマイレブンだからな…」
且< 高校サッカーのゲームはどこか無いんですか!?
結論:弊社は自由に高校サッカーのチームを作れるゲームを探しております
…ということで閑話休題。
どの試合も大熱戦でした。
特に東京江伏と有日の対決は目が離せませんでしたが、まさか東京江伏が敗れる事態になるとは思ってもいませんでしたね…白鳥マジック恐るべし!
個人的には三ツ矢がかなりの堅守プレーを見せているのにビックリですね。
実は栄冠ナインで作成していた時は、メチャクチャ打たれて打ち返すチームだったんですよ…魔物効果もあったとは思いますが、とにかく投手が打たれてホームランや相手のエラーを誘き出す粘り強いバッティングが売りだったので…もしや中畑、覚醒したか!?←
さて、いよいよ残るは4戦(準決勝2戦、3位決定戦、決勝戦)となりました!
どの高校も並みいる強豪を打ち破って来た猛者ばかり。果たしてどの高校が優勝するでしょうか!?
では、今後の展開をぜひお楽しみに!
HALさん>>
コメントありがとうございます!
こちらも栄冠ナインでの育成でのイメージとその前の試合展開から予想しているのですが、想定していた試合とは真逆の試合を見せてくれますよ本当…いやー野球って奥深いですわ((((((
門手学院はとにかく序盤の2被弾が痛かったですね。8回裏のチャンスでリードさえ奪えていたら後は王田で抑えられていただけに勿体なかったと思います。
※王田はスタミナも高い上に鉄腕持ちなので延長戦でも相手に絶望を与えていた可能性はありました(稲尾投手の転生)
東京江伏は白鳥マジックにしてやられました。2戦連続となる延長戦を制した有日が見事でしたが、この試合も見事終盤で引っくり返したのはかなり大きいと思います。
万英農業と三ツ矢は手に汗握る投手戦となりましたが、主砲が遂に覚醒した三ツ矢学院が見事な勝利を得ました。
両校合わせてもヒット6本(うちホームラン3本)というのがいかに恐ろしく堅い試合だったかを表しているなと思います。
…TTKさんへのコメ返でも述べましたが、三ツ矢学院は本当何があったのだ(((
初出場校同士の戦いは海部投手の力投をチームワークで守り切った石井大附属藤精が見事な勝利を見せました。
堅守の聖ディアー学園も藤精打線を4安打に抑えてはいたのですが、肝心の打が3安打と海部投手を筆頭としたチームワーク抜群の守りにしてやられた印象があります。
次の相手は名門三ツ矢学院となりましたが、果たしてどんな野球を見せてくれるのでしょうか!
では、今後の展開をぜひお楽しみに!
※近いうちに更新予定です。
- Re: 俺得キャラ達のマフちゃんねる ( No.194 )
- 日時: 2024/03/17 12:05
- 名前: マーキー・F・ジョーイ ◆Pehab0fcX2 (ID: 4fZ9Hn2K)
『熱闘!マフ村甲子園 第13回』
火球「こんばんわ。本日も始まりました。第79回マフ村甲子園大会の試合結果などをお知らせする熱闘!マフ村甲子園の時間が参りました。本日も私火球潜水が進行いたします。ではゲストをご紹介いたします。まずは一条寺さん」
火球潜水(進行役)
一条寺「よろしくお願いします」
一条寺(時が飛んだ気がした)
火球「続いてマルマスクさん」
マル「はい。宜しくお願いします」
マルマスク(執筆時間というものがあってだな…)
火球「そして最後は超高校級の野球選手こと、桑田怜恩さんです」
桑田「よろしくお願いしまーす」
桑田怜恩(誰かマフジーに体力とやる気と時間やってくんね?)
火球「さて、本日は遂にベスト4となります。早速ラインナップと第1試合からどうぞ」
【納東一VS有日 最多出場の横綱か、白鳥マジック発動か!?】
【三矢学院VS石大藤精 攻めの三ツ矢に藤色の伏兵が挑む!】
第1試合【最多出場の横綱か、白鳥マジック発動か!?】
納東第一(茨城) - 有日(新潟)
マフ村甲子園最多出場を誇る茨城代表納東第一の先発は絶好調の曽ヶ端。曽ヶ端は有日の打者を僅か7球で三者凡退に抑える好スタートを見せます。
一方、奇才白鳥監督率いる新潟代表有日の先発は天才エース黒井。しかし黒井は1アウトから2番友部にヒットを打たれると、続く野沢の打線でショート石山がまさかの落球で一・二塁、さらに伊野波にもヒットを打たれ一死満塁と先制のピンチになってしまいます。
なんとか抑えたい黒井でしたが5番十王の打球はショートの頭上を越えるタイムリーヒットとなり1点を奪われると、続く小笠原の打球もサード犀潟が捕球出来ず、この回一気に2点を失ってしまいます。
その後は何とか立て直す黒井ですが、打線が絶好調曽ヶ端の前に沈黙し、三塁すら踏むことができません。
すると6回裏、納東一は一死走者なしの状態から4番伊野波が外へ流れるスライダーを強引に振り、ライトスタンドへ運び、点差を3点に広げたところで黒井は降板となります。
さらに7回裏、納東一は先頭の延方が有日の2番手寺尾から二遊間に抜けるヒットの出塁を皮切りに、連打とバントを合わせて一死二・三塁のチャンスを作ると、1番大和が上手くライトへ転がし1点を追加。さらに2番友部もライトへの犠牲フライを上げてリードを5点へと広げ、逃げ切りを図ります。
5対0で迎えた9回表、納東一はそのままエース曽ヶ端がマウンドへ。しかし先頭の3番湯沢にレフト前ヒットを打たれると、続く新井はライトへの浅いフライに抑えるも5番川口に一二塁間を抜けるヒットで一死一・三塁のピンチを迎えたところで降板。残りをリリーフ岩間に託します。
岩間は代打田沢をセンターフライに抑え、これで2アウト。バッターは今日2三振の7番犀潟。2ボール1ストライクで迎えた4球目、岩間の落ちる球を打った犀潟の打球はマウンドで大きくバウンドし、ショートを抜ける起死回生のタイムリーヒットとなり1点を返します。
またも終盤で奇跡を起こすかと思われた有日でしたが、続く間島の打球はファースト正面に転がる凡打で万事休す。
甲子園最多出場の名門校が決勝へ一番乗りを決めました。
納東第一(茨城) 5-1 有日(新潟)
有:000 000 001:1
納:200 001 20X:5
勝:曽ヶ端
敗:黒井
本:伊野波(納)
コメント
鹿島 (納東一監督):遂にここまで来たといったところ。残り一試合、選手たちには悔いなく戦ってほしい。
小笠原(納東一主将):序盤から試合の流れを掴めていたと思う。優勝目指して頑張りたい。
白鳥 (有日監督):盛者必衰はこれも奠。この結果に吾は彼ズを責められぬ。
黒井 (有日主将):自分の不甲斐ない投球で試合を壊してしまい、本当に申し訳ない。
火球「…以上から、準決勝第一試合は茨城代表納東第一高校が5対1で決勝進出となりました!」
一条寺「白鳥マジックはここまででしたか。とはいえ曽ヶ端投手も見事だったとはいえ、黒井投手から3点を奪った打線もお見事ですね」
マル「ええ。素晴らしかったと思いますよ。有日も初回のエラーからやや守備の連係が乱れたかなというところが散見されましたが、最終回でしっかりやり返しましたからね。曽ヶ端選手が絶好調だったとはいえ、ただでは終わらないという気合は感じられました」
桑田「これね、曽ヶ端投手も上手いんですけど、個人的には主将の小笠原捕手がまた巧みなリード見せてるところあると思ってるんすよね。打者の嫌がるコースを上手く読み取って、そこへしっかり投げさせる強気の構えを見せてくれますからね。ああいうタイプのキャッチャーがいると、ピッチャーも安心して投げれますからね」
一条寺「そうですね。是非決勝でもその最強バッテリーの活躍に期待したいところですね」
火球「ありがとうございます。では続いて第2試合です。名門か新風か、その勝負の行方は…!?」
第2試合【攻めの三ツ矢に藤色の伏兵が挑む!】
三ツ矢学院(広島) - 石井大附属藤精(徳島)
16年ぶりの決勝進出を狙う広島代表三ツ矢学院と2年生バッテリーを中心に抜群のチームワークを武器に初出場で初の準決勝進出を決めた徳島代表石井大附属藤精との試合となった準決勝第2試合。
攻めと粘りを兼ね備えた広島の名門三ツ矢学院の先発は絶好調のエース中畑。中畑は共に打撃が絶好調だった1番加茂、2番箸蔵を連続三振に抑える好スタートを切ります。
ところが、続く3番佃を2ストライクへ追い込んでからの4球目、高めに浮いた球をライトスタンドへ運ばれ、まさかの先制点を許します。
続く4番立道は三振に抑えましたが、思わぬ一発を食らい、中畑はいきなり出鼻を挫かれてしまいます。
その裏、藤精の先発はここまで無失点の2年生エース海部。同じく2年生キャッチャー蔵本とアイコンタクトを取り連携を確認します。
海部は2番大門にこそヒットを打たれますが他は安定の打たせて捕るピッチングで二塁を踏ませない抜群のスタートを見せます。
2回表、三ツ矢は一死一塁の場面で7番鯖瀬。鯖瀬の打球はサード線ギリギリのところを転がりますがここで大門が決死のダイビングキャッチを見せると、そのまま一塁へ投げアウトにするファインプレーが飛び出します。
このプレーで勇気をもらったか、その裏三ツ矢は6番本郷がレフト線への長打で一死二塁のチャンスを作ると、フルカウントまで粘った7番大竹の打球はライトへ大きく伸びていきます。そのまま抜けて長打になるかと思われましたが、なんとここで藤精のライト立道が見事なジャンピングキャッチのビッグプレーで会場を沸かします。このプレーには攻めの野球を見せる三ツ矢ベンチも思わず拍手してしまいます。
4回裏、三ツ矢の先頭バッターは高。ライトへ大きく伸びた打球も、またしてもライト立道が見事なジャンピングキャッチを見せアウトになるも、続く八次と三滝の連打で一死一・二塁と一打逆転のチャンスを作り出します。しかし続く本郷が浅いセンターフライに倒れると、続く大竹もショートゴロに抑えられ、2年生エースの牙城を崩すことができません。
5回裏、三ツ矢はノーアウトから先頭の鵜飼がフォアボールで出塁すると。中畑の打席の初球からいきなり盗塁を仕掛ける攻めを見せますが、ここは2年生キャッチャー蔵本の強肩に刺されてアウトに。ここで攻めの野球が裏目に出てしまいます。
佃のホームラン以降、両校ゼロ行進が続く中迎えた7回表。藤精は2アウトから途中からキャッチャーに入ったムードメーカー大宮がセカンドの悪送球で塁に出ると、続く6番貞光が低めの球をとらえると、「打った瞬間確信した」と言わんばかりの2ランホームランを放ち、リードを3点に広げます。
8回裏。ここで藤精は2年生海部を下げて下浦を投入。無失点ピッチングを続ける若きエースを讃える拍手が会場から巻き起こります。
一方の三ツ矢学院は2番手八幡に代打塩町を送り、勝負に出ます。すると塩町は下浦の初球をしっかりとらえるとその打球はレフトスタンドへ吸い込まれる代打本塁打となり、三ツ矢学院が1点を返します。このホームランから反撃したい三ツ矢でしたが上位打線の坂・大門・高が下浦の緩急効かせたピッチングに翻弄されてヒットを打てず、この回の反撃は1点止まりとなってしまいます。
3対1で迎えた9回裏、藤精は抑えに中島を送ります。
なんとか逆転したい三ツ矢は先頭の4番八次がボテボテのサードゴロに倒れますが、5番三滝が内野安打。チームを引っ張った1年生の粘り強い走りでチャンスメイクをしてみせます。
6番本郷はショートへの浅いフライでアウトになりますが、7番大竹の打席で三滝は盗塁を敢行。見事に盗塁が決まり二死二塁に。すると中島の3球目をとらえた大竹の打球はサード線ギリギリに転がりそのままレフトへ抜けるタイムリーヒット。攻めと粘りの三ツ矢学院がここで1点差に縮めてきます。
ここで藤精は海部を伝令に送り、海部はチームを激励します。
これで一致団結した藤精はなおもピンチで三ツ矢の8番鵜飼を迎えます。鵜飼は中島の全力ストレートを弾くも打球はボテボテと転がり、それを主将のサード加茂がしっかり捕り、その送球を3回戦・準々決勝を大活躍したファースト箸蔵がきっちりとキャッチしゲームセット。
初出場となる藤色の伏兵が、マフ村甲子園決勝へ駒を進めました。
三ツ矢学院(広島) 2-3 石井大附属藤精(徳島)
藤:100 000 200:3
三:000 000 011:2
勝:海部
敗:中畑
セ:中島
本:佃(藤)、貞光(藤)
コメント
藤宮 (石大藤精監督):本当にすごい。今までの最高が地方予選ベスト8だったとは思えないくらいに選手たちが輝いている。今年はいける!
加茂 (石大藤精主将):後輩の力投でここまで来ることができたのだから、こちらも先輩として打撃と守備で応えようと躍起になっていた。初出場で初優勝、いただいていきたいと思う。
毛利(三ツ矢学院監督):無念の一言。特にチャンスの場面での相手(立道選手)の好守は敵ながら天晴だった。
高 (三ツ矢学院主将):決めるべき盤面で決められなかったことがやはり悔しい。
火球「ということでなんと!初出場の徳島代表石井大附属藤精高校が名門三ツ矢学院を3対2で破り、決勝進出となりました!」
一条寺「いやはやこれはビックリですね…野球の神様も面白い事をしてくれる…」
桑田「本当、下馬評を見事なまでに引っくり返してくれましたよね!投球回こそ短めではありますが海部投手は見事無失点を継続ですか!…いやーすごいっすね!」
マル「キャッチャーについては毎試合途中交代している場面がありますけど、蔵本捕手もしっかりと見せ場作ってくれてるんですよね。盗塁を刺した三ツ矢学院の鵜飼選手はかなり盗塁が上手い選手だと評判なんですよ。予選でも積極的に走ってくるタイプで、盗塁成功率は9割を越えていますから、蔵本捕手自身も、これは自信になるんじゃないでしょうか?」
桑田「ただ三ツ矢学院としてはヒットは出てただけに得点になる一本が出なかったのは悔しかったでしょうねぇ」
一条寺「そうですね。三ツ矢が8安打に対して藤精は4安打ながらうち2本が本塁打で3打点ですからね。藤精が決めるべきで効率よく決めてくれたとも取れます」
マル「まあ何と言っても立道外野手のファインプレー2発が大きかったと思いますね。三ツ矢からしたらあの場面は確実に流れを持っていかれてしまったと見ていいでしょう」
桑田「あのプレーはプロでもなかなか出ないっすから、本当にこれは立道外野手が見事でした」
火球「ありがとうございます。さて皆さん!遂に決勝戦となります!奇しくも甲子園最多出場校と甲子園初出場校の対戦となりました!」
一条寺「いやー本当に面白いことしてくれますねえ…予想だにしてない2校が来ましたって感じですよ…」
桑田「ただ内容を見てみれば好投見せてるエース同士の対決なんでね、今まで以上に面白い試合にはなると思うんすよ」
マル「安定の投球を見せる絶対的エース曽ヶ端か、無失点続ける2年生エース海部率いる藤精か…本当に予想がつかないですねえここまで来ると…」
一条寺「一応3位決定戦もありはするんですけれども、やっぱり本命は決勝ですから、ここを掘り下げたいところではありますが時間が無いと」
桑田「いやーまさかっすね!でも自分からしたら【藤精は海部投手のイニング次第】、【納東一は打線次第】とキーワードを残しておこうと思います。やっぱりね、藤精は海部投手が無失点続けてますから、どれくらいのイニングを稼げるかが重要になると思いますね。納東一校の打線は強力ですからねえ…3番野沢選手、4番伊野波選手、5番十王選手のクリーンナップは全員仕事してますから、リリーフの不安定さを考えると海部投手がどこまで引っ張れるかは結構大切だと思います」
マル「私もそう思いますね。個人的には納東一校が2年生エース海部投手から得点を奪えるか、そのまま海部投手が完璧な無失点ピッチングを続けるか。ここに注目したいと思います」
一条寺「打線からしたら両校どの打順からも打てる爆発力は秘めていますからね。なので展開からすれば乱打戦も投手戦もあり得ると思うので、いかに序盤中盤を制することができるかがカギになるかなと思います。しかしここまで残るのは本当にすごいことですからね、悔いなくプレーしてもらいたいと思います」
火球「ありがとうございました!決勝が楽しみですね!さて、そろそろ時間となりましたので、ここで終わりたいと思います。本日はありがとうございました。また次回お会いいたしましょう」
一条寺「ありがとうございました」
マル「ありがとうございました」
桑田「あざーっしたー!」
火球「…1つよろしいでしょうか?」
一条寺「どうしました?」
火球「…もし、この大会が終わったら、私たちの仕事はどうなるのでしょう?レギュラーとしての仕事が心配なのですが」
一条寺「いつものトゥデイズヘッドラインに戻るだけでしょうから、火球さんは安泰でしょう」
火球「いえ、最近は『TYC』の更新が頻繁みたいですし、是非そちらの出演も狙いたいなと♪」
一条寺「そういえば案としてはここが初出なんだったっけか」
※ >>13 参照
マル「けどあれ書き貯めとかが必要になるので第三章は暫く出ないでしょうよ」
桑田「つーか3年前に出てた案だったんだな、アレって」
※ >>13 参照(更新日【2021年】2月8日)
火球「是非とも戦略もので第三章、どうでしょう?潜水艦役ならお任せください!」
一条寺「いや本職ゥ!」
※火球潜水アナは元潜水艦カ級(艦これ)という設定です
マル「まあ、元々ボドゲとかノベルゲーを参照にアレンジしてると言うから、マフジーがその辺のボドゲを持ってたら…なんとかなるんじゃないか?」
桑田「それだったら次は料理ものだったりしてな」
一条寺「よし、ユーフ呼ぼうぜw」
< ナンデェ!!?
スタッフたち「www」
14日目
3位決定戦
有日(新潟) - 三ツ矢学院(広島)
決勝戦
納東第一(茨城) - 石井大附属藤精(徳島)
※コメントOKです。遂に次回決勝…!?
※13日目予想結果と14日目予想がこちら!
13日目予想
第1試合:○納東第一(茨城) - 有日(新潟) (ハズレ!)
第2試合:○三ツ矢学院(広島) - 石井大附属藤精(徳島) (ハズレ!)
現在24勝22敗
※ 7 連 敗 ま じ す か (ぐにゃあ)
14日目予想
3決:有日(新潟) - 三ツ矢学院(広島)○
決勝:○納東第一(茨城) - 石井大附属藤精(徳島)
- Re: 俺得キャラ達のマフちゃんねる ( No.195 )
- 日時: 2024/07/19 09:05
- 名前: マーキー・F・ジョーイ ◆Pehab0fcX2 (ID: Aru5k1ow)
~せめてマフ村甲子園だけでも完結させたいと、震える手を伸ばしました~
『熱闘!マフ村甲子園 第14回』
火球「こんばんわ。本日も始まりました。第79回マフ村甲子園大会の試合結果などをお知らせする熱闘!マフ村甲子園の時間が参りました。本日も私火球潜水が進行いたします。ではゲストをご紹介いたします。まずは一条寺さん」
火球潜水(進行役)
一条寺「よろしくお願いします」
一条寺(また時が飛んだ気がした)
火球「続いてマルマスクさん」
マル「はい。宜しくお願いします」
マルマスク(だから執筆時間と気力というものがあってだな…)
火球「そして最後は超高校級の野球選手こと、桑田怜恩さんです」
桑田「よろしくお願いしまーす」
桑田怜恩(マジで誰かマフジーに体力とやる気と時間やってくんね?)
火球「さて、いよいよ本日は決勝戦となります!」
一条寺「いやーついに来ましたか!」
マル「最多出場校と初出場校の決勝戦ですからね…」
桑田「曽ヶ端投手と海部投手の魂の投げ合いは気になりますね!」
火球「はい!ではまずは3位決定戦の結果からですが、簡潔に結果だけお伝えしたいと思います」
一条寺「端折りますね」
火球「メインが決勝ということで、3位決定戦については巻きでという指示がありまして…」
桑田「そういう事情言わなくていいんスよ!?」
スタッフたち「www」
火球「…えー、では改めて結果をお伝えします。新潟代表有日高校と広島代表三ツ矢学院は2対1で広島代表三ツ矢学院が勝利しました。試合は1回に三ツ矢学院が5番三滝選手のタイムリーで先制しますが、5回裏に有日高校の7番犀潟選手のタイムリーで同点に追いつきます」
火球「その後は9回で試合の決着はつかず、延長10回に8番鵜飼選手のソロホームランで三ツ矢学院が勝ち越しに成功。その裏は竹原投手が有日打線を三者凡退に抑えて試合終了。三ツ矢学院が3位となりました。有日はあと一本が出ませんでした」
一条寺「準決勝でラストバッターだった鵜飼選手が最後しっかり決めてきましたか」
桑田「勝敗こそつきませんでしたが、やはり中畑投手も黒井投手も、良いピッチングしてましたよね!共に7回以上投げて黒井投手は被安打4、中畑投手は被安打3でしたから、共に失点に絡んだ安打が出てきてしまったのは悔やまれるとは思いますけど、最後は三ツ矢学院が上手く決めてくれました!」
マル「ええ。見事でした。共に強豪校ですし、来年はこの先輩たちの想いを背負って是非とも優勝を目指していただきたいですね」
火球「ありがとうございます。ではいよいよ決勝戦です」
決勝戦【最多出場校の意地か!?初出場校の旋風か!?】
納東第一(茨城) - 石井大附属藤精(徳島)
マフ村甲子園出場最多の名門校と初出場で決勝進出を決めた新星との対戦となった決勝戦。
納東一はここまで安定した投球で納東一を決勝まで導いた絶対的エース曽ヶ端が先発。曽ヶ端は2番箸蔵にヒットこそ打たれますが、後続のクリーンナップを連続でサードゴロに仕留めるまずまずの立ち上がりを見せます。
一方の石大藤精はここまで無失点の投球を見せている2年生エース海部が満を持してマウンドに立ちます。しかし海部は1番大和にいきなり長打を浴びて先制のピンチを迎えます。
しかしここは同じ2年生キャッチャー蔵本や内野を守る先輩たちの声に応えて後続を三者連続で凡退させてピンチを凌ぎます。
INNING2
次にチャンスを迎えたのはまたも納東一。2回裏、納東一はまたも先頭打者が長打を打ち、先制のチャンス。さらに2アウトから8番中田の打球を藤精のショート佃の捕球ミスで二死一・三塁にチャンスを広げます。
しかしこれまでのピンチを仲間と共に切り抜けてきたのが藤精の2年生エース海部。海部は9番曽ヶ端を力ないファーストフライに打ち取ってピンチを逃れます。
INNING3
チャンスを活かせなかった納東一ですが、曽ヶ端の投球は好調そのもの。9番蔵本にヒットこそ打たれますがこの回のアウトは全員三振に打ち取るピッチングで味方の援護を待ちます。
その裏、納東一は2アウトから当たっている3番野沢が長打を放ち3度目の先制チャンスを得ます。ところが4番伊野波の打球は力なくピッチャーの前に転がりこの回も無得点。
名門の前に若きエースが立ちはだかります。
INNING4
力投を見せる2年生のためになんとか先制点をもぎ取りたい藤精は4回、先頭の佃が一二塁間を抜くヒットで出塁すると、すかさず盗塁して無死二塁。さらに4番立道のショートへの打球を見て三塁へ走塁。さらに立道も俊足を活かして内野安打と一気に無死一・三塁のチャンスを作ります。
そして打席に立つのは5番石井。ファウルで粘りながらカウント2-2に追い込まれてからの6球目。石井の打球は強烈なピッチャー返しから二遊間を抜けるタイムリーヒットとなり待望の先制点を得ます。
更に狙いたい藤精でしたがこの失点を引き摺らずに立ち直った曽ヶ端の前に打球を前に飛ばせないまま1点で攻撃を終了します。
その裏、味方の貴重な援護を貰った海部は十王、小笠原、延方と当たっている打者を三者凡退に抑え、マウンドで珍しく吠えます。
INNING6
5回も相手を抑えた曽ヶ端でしたが、6回表、1アウトから連打を浴びて一・二塁と追加点のピンチを迎えます。
ここで納東一は伝令をマウンドへ。気合を入れなおした曽ヶ端は海部・蔵本の2年生バッテリーを凡打に抑えてピンチを乗り切ります。
その裏、藤精は先頭の野沢にヒットを打たれると、2アウトから小笠原にヒットを打たれてピンチとなったところで藤宮監督が動きます。
ここでピッチャーを海部から中島へ交代し、勝負に出ます。海部は先輩に託してマウンドを降ります。
2死一・三塁で納東一の打者は延方。カウント2-2で迎えた5球目。中島の変化球はストライクの判定で見逃し三振。先輩が後輩の失点を生まぬようしっかりと抑えて失点を防ぎ、海部と中島は笑顔を交わします。
INNING7
一方の曽ヶ端は7回初めに勝田へ交代。味方の援護を待ちながら勝田の投球を眺めます。その勝田は藤精の上位打線を軽く打ち上げさせるピッチングで三者凡退に抑えます。
流れを引き戻したい納東一は2アウトから1番大和が意地の内野安打で出塁すると、続く友部の打席で盗塁を決めて2死二塁。さらに友部もセンター前に落とすヒットで二死一・三塁。バッターは3番野沢。1ボールからの2球目を打った野沢の打球はセンター貞光が追い付いてセンターフライ。納東一はなかなか得点に繋ぐことができません。
INNING8
8回表、それでも反撃を試みる納東一は先頭の伊野波がヒットで出塁し、続く十王も連打で無死一・二塁でまたしてもチャンスを作ります。
ここで藤精は2回目の伝令にムードメーカー大宮を送ります。
後のインタビューで「あの場面で大宮から『リラックスして笑顔で投げようぜ!』と伝えられ、少し落ち着いて投げることができた」と語ったように、中島の投球は小笠原を4-6-3のダブルプレーに抑えると、延方の上手くとらえた初球も途中から守備に入ったライト赤石のグラブへしっかり収まりピンチを脱出。
中島はこの完璧な流れに思わずガッツポーズを見せます。
INNING9
1対0で迎えた9回裏。石大藤精はマウンドへもう1人の3年生ピッチャー阿南を送り出し、最後の勝負に出ます。
阿南は先頭の土浦を初球で軽いショートフライに抑えて1アウト。反撃したい納東第一はここで代打に羽鳥を送り、最後の大勝負へ。
すると羽鳥は二遊間を抜くヒットを放ち同点のランナーとなり、上位打線へとつなぎます。
1アウトで続くバッターは1番大和。阿南は緩急効かせたピッチングでサードフライに抑えてついにあと1人。
続くバッターは2番友部。大きく深呼吸した阿南は2ボール1ストライクから迎えた4球目。友部のふわりと上がった打球はセカンド鯖瀬のグラブへ収まり試合終了。
最強の2年生バッテリーと最強のチームワークを兼ね備えた藤色の伏兵が、並みいる強豪をなぎ倒して初出場初優勝の偉業を達成しました。
納東第一(茨城) 0-1 石井大附属藤精(徳島)
藤:000 100 000:1
納:000 000 000:0
勝:海部
敗:曽ヶ端
セ:阿南
☆☆☆ 優勝 石井大附属藤精(徳島代表) 初優勝 ☆☆☆
コメント
藤宮(石大藤精監督):今まで成しえなかったこの光景を見ることができるとは思わなかった。本当に選手の皆にありがとうと伝えたい。本当にすごかった。
加茂(石大藤精主将):後輩(海部)の力投に応えることができたんだと今になって実感している。本当に嬉しい。
鹿島 (納東一監督):ここまで来ても甲子園は甘くないということを再度実感させられた。選手には胸を張って茨城に帰るよう、しっかり労っていきたいと思う。
小笠原(納東一主将):完全に相手のペースに呑まれてしまった。ここまで来て勝てなかったのは本当に悔しい。
…
火球「…ということで、なんと徳島代表石井大附属藤精高校が1対0の接戦を制し、見事初出場初優勝を果たしました!」
一条寺「いやーお見事でした!下馬評を覆しに覆した。まさに伏兵といったところでしょう。これは漫画でもなかなかない展開でしょう」
桑田「海部投手見事でしたねえ!個人的には藤宮監督の交代タイミングも適切でしたし、リリーフとして入った中島投手、阿南投手も上手い事抑えられてましたよね!」
マル「これ本当にそうなんですよね。藤宮監督は本当に視野が広いと言いますか、多分ですけど6回の海部選手の投球から違和感を感じ取ったのでしょうね。それにしっかりと中島投手が抑えたのは本当に見事でした。彼の力投が、海部投手の大会全試合無失点を達成させたと言っても過言ではないでしょう」
火球「一方の納東第一高校ですが、あと一本が出ませんでしたね」
一条寺「当たっている選手が悉く抑えられていましたからね。そこも要所要所で藤精の投手陣が巧みに抑えていたともとれます」
マル「安打数は11本、チャンスとなった回が1回、2回、3回、6回、7回、8回とあって無得点ですからね。納東側もチャンスを活かせなかったことはかなり悔しいでしょうね。やはり決勝という大舞台ですから、緊張するのもやむなしではあります」
桑田「曽ヶ端投手が上手い事投げていただけに事を急いだ可能性はあるかと思いますね。藤精の投手陣は本当に仲間を信頼していますから、この試合とかもそうですけど基本的に打たせて捕るスタイルを崩してこなかったんすよね。それを考えると納東一校としてはまさしく藤精の術中に嵌ってしまったと言ってもいいでしょう」
火球「さて、今大会はこれで終わりとなりますが、優勝した石井大附属藤精の海部選手は2年生ですので、連覇を視野に入れてくると思いますがその点はいかがでしょう?」
マル「まだちょっと気が早いかもしれませんが、今大会は波乱だらけでしたし、これからは藤精も強豪校としてマークされてくるんじゃないですかね?」
一条寺「こちらとしては是非とも連覇して同じ光景を見せていただきたいところですね。地区予選こそ失点していますが、ここ一番となるこの大会での無失点はまさに見事でしたから、来年も期待していきたいと思います」
桑田「いやー本当に楽しみな選手が出てきましたよね!もちろん他の高校も次こそはと気合を入れていると思いますので、来年以降も是非期待したいと思います!」
火球「はい。ということで長かった第79回マフ村甲子園大会も、これにて終了となりました!皆さん、本当にお疲れさまでした!」
一条寺「大会楽しませていただきました。本当にありがとうございました。…まあ物理的に長いのは仕方ありません。職場とスタッフさんの気力の問題ですので」
マル「こういうところでメタはいけませんよ。ですが、ドラマチックな展開が多く続きましたね。突出して目立った選手こそ少ない大会だったなとは思いますが、それを凌駕するほどの試合展開が続いた事、本当に熱い大会を見させていただきました。本当にありがとうございました」
桑田「自分もこの大会を見届けて、アツいなって思いましたね。石井大附属藤精の選手の皆さん、本当におめでとうございまっす!」
火球「…はい。ではこれにて熱闘!マフ村甲子園は終了となります。本当にありがとうございました。この大会のキャスターとして採用されて本当に幸せでした。さようなら」
一条寺「ありがとうございました」
マル「さようなら。そして石大藤精の皆さんおめでとうございます!」
桑田「あざーっしたー!」
火球「………1ついいですか?」
一条寺「はい、何でしょう?」
火球「最初の方で携わっていたアルジさんと、いつもこのスタジオに座って見学していた椛原さんの姿が無いのですが…」
一条寺「アルジさんは野球大会の筋肉痛、椛原さんは別の撮影があるとのことで残念ながら最終回も欠席となってしまいました。うちのオリキャラ共が本当にすみません」
マル「そういえば野球大会やってたんですってね。一条寺さんのチーム優勝したんでしょう?」
一条寺「はい。楽しかったです」
マル「アルジと同じチームだったらしいからな一条寺…というかお前は平気なんだな」
一条寺「そういうところはタフなんだよ俺」
桑田「なんで俺呼ばれなかったんだよー俺呼べよー」
火球「何故私は呼ばれずにあのピンクの潜水艦が…」
一条寺「火球アナ、あなたアルジさんに任せた理由が逃走中後の筋肉痛だったでしょう。6試合投げる事になってたら貴方キャスターできなくなってますよ?」
火球「いやいや、1試合も投げないかもしれないじゃないですか!」
桑田「いやそれはそれでどうなんだよ!?置物じゃねえか!?」
マル「それはやめてやってくれ…1人いたらしいからそれ」
桑田「いたのかよ!?」
スタジオ内「www」
『熱闘!マフ村甲子園』 完
…
【あとがき】
さて、長い間パワプロ2022で行っていた第79回マフ村甲子園大会(ストーリーとして書いた回としては2回目)は終了となりました。
パワプロ2024が発売となったのでせめてこの大会だけでも完結させようということで更新いたしました。
波乱の展開が続き、設定とはいえまさか対戦の組み合わせがここまで出来過ぎた展開になるとは思ってもいませんでした。パワプロって、やっぱり楽しいですね。
パワプロ24も楽しんでいきたいと思います。
なお、この小説カキコでマフ村甲子園を書くのは今回で最後となります。他作品の更新につきましても、我が身の事情等があるため浮上すら今以上に減ると思います。
これで今生の別れというわけではありませんが、マフ村甲子園完結ということでひと段落ついたので挨拶がてらここに記します。
今まで本当にありがとうございました。
2024.7.19 マーキー・F・ジョーイ
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39