二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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黒子のバスケ —バスケのキセキと超能力の奇跡—
日時: 2012/09/17 12:11
名前: 黎 (ID: 6Bgu9cRk)

黒バス関係の小説は2回目です!こっちはなかなか更新できないかもしれませんがよろしくお願いします!



荒らしは禁止です!

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Re: 黒子のバスケ —バスケのキセキと超能力の奇跡— ( No.206 )
日時: 2012/10/31 21:00
名前: 黎 (ID: kgjUD18D)

頑張らせないとね!www

Re: 黒子のバスケ —バスケのキセキと超能力の奇跡— ( No.207 )
日時: 2012/11/01 20:19
名前: 黎 (ID: kgjUD18D)

「・・・ルーチェ。どうしてあなたは能力を使わないの?」
「あーッ!そーだよ!何でッ!?」

 ライに続くようにレイも叫ぶ。

「…こんなもの、化け物じゃないですか。」

 忌々しげに殲滅者は2人の言葉をかみ砕くように言った。

「…化け物?そんなことはないよ。…むしろ、その能力は神様に選ばれた能力なのに…。…レイちゃん。」
「オッケーッ!」

 グルン、とレイは逆立ちしながら殲滅者にけりを入れた。

「・・・ぐ・・・ッ!」

 何とか殲滅者は体勢を持ち直す。

「…これでは私は倒れません・・・ッ!」

 そういうと、レイの腹に鋭いパンチを決める。

「う・・・ッ!」
「・・・レイちゃん…!」

 ツウ、と唇から血を流すレイにライは少し驚いた。

「にゃあ〜…。さすがルーチェ。ギアスさん並みのパンチだよ〜・・・。」

 レイは流れている血を乱暴にぬぐった。

「…動かないほうがよろしいかと。私は確かに内臓に打ちました。激しい運動とすると発作が生じますよ。」

 殲滅者は拳を作っていった。

「・・・レイちゃん・・・。」
「へへ…。大じょーぶだよ。ライちゃん心配すんなって!」

 レイは心配そうなライを見て苦しそうにしながらも、ピースサインを作った。

「…いや、お前たちはここで休んでもらうぜ。」

 どこからか声が聞こえたかと思うと、塊が頭上から思い切り落ちてきた。

「な…なんなのだよ!?」
「…分からん。」

 迫る突風をかろうじて赤司と緑間はかわした。

「…よお。久しぶりだな。ディアルーチェ。」
「その名で呼ばないでいただきたい。・・・ディアサーベル。」

 落ちてきた男、死司る王を殲滅者は鋭い目で睨み付ける。

「・・・ボス、ルーチェは・・・。」

 へたり込んだレイを支えながらライは死司る王に問いかける。

「あ〜…。気にすんな。こいつのことは俺が何とかするよ。」

 と、敵のボスとは思えないぐらいあっけらかんとした口調でそう言った。

「『なんとかする…?』あなたは私がそっちに行くとでも思ったのですか!!!!!!」

 殲滅者とは思えない叫びをあげ、直進的に死司る王に進む。

「・・・やめろ!ルーチェッ!」

 緑間がストップをかけても先決者は止まらない。

「…お前は弱い。なぜかって?」

 火の鋼球を作り上げ、襲いかかる殲滅者に、死司る王は殲滅者と同じように雷の鋼球を作り上げる。

「あああああああああああッ!!」

 ドゴオオオオオオンッ!
 すごい量の煙が広がった。確かに決着はそこでついた。
 殲滅者の負けという形で。

「…火は電気を量産させるものでしかないからさ。生まれた時点でお前はもう俺に勝てることはできない。」

 死司る王は殲滅者を担ぎ上げた。
 殲滅者の意識はなかった。

「・・・ライ。レイ。もう方はついた。帰るぞ。」

 フッと3人は消えかかる。

「待てッ!」

 赤司は思い切り、殲滅者のほうへ腕を伸ばす。
 だが、その腕は届くことなく空を切った。

Re: 黒子のバスケ —バスケのキセキと超能力の奇跡— ( No.208 )
日時: 2012/11/01 20:52
名前: 茅 (ID: zTfaOGJu)  


ルーチェ————————!

どうしよう!ルーチェが連れて行かれちゃったよ———!

Re: 黒子のバスケ —バスケのキセキと超能力の奇跡— ( No.209 )
日時: 2012/11/04 13:35
名前: 黎 (ID: kgjUD18D)

敵側にとっては・・・www

Re: 黒子のバスケ —バスケのキセキと超能力の奇跡— ( No.210 )
日時: 2012/11/04 13:55
名前: 黎 (ID: kgjUD18D)

 殲滅者がさらわれてから30分後、みんなは戦闘不能になったしのねとユキナの病室にいた。

「・・・まだ、目を覚まさないんだね・・・。」

 レイラはそっとユキナの頬に触れる。

「うかつじゃったわい・・・。」

 さすがのギアスの組んだ手の上に顎を置いて唸るように言った。

「ルーっち死んでないッスよね!?」
「変なこと言わないでキーちゃんッ!」

 あわてる黄瀬を桃井はひっぱたいた。

「それはありません。あっちはディア様を仲間にしたかったのですから。」

 シトリーはまだ少ししびれる腕を押さえながら言った。

「…けどよお…。ただもんじゃねえぜ。あいつら・・・。」
「食欲失せたし〜・・・。」

 青峰と紫原はうなだれていた。

「…だが、このままほっておくわけにもいかないのだよ。」
「…はい。やっとルーチェさんに普通の学校性格が遅れるようになったのに・・・。」

 緑間と黒子はギアスを見ながら言った。

「…じゃが、それももう終わりかもしれん・・・。」

 そう言ってギアスは立ち上がった。

「いえ。あなたが何と言おうとディアルーチェはこっちに必要な人材です。こっちに引き渡してもらいます。」

 赤司の頑とした態度にレイらとギアスとシトリーは面食らったような顔をした。
 だが、すぐに正気を取り戻し、

「な、ななに言ってるの?!本来あなたたちにみたいな一般人がここにいる時点で規則違反なの!もう帰りなさい!」
「今回ばかりはレイラに賛成です。危険すぎます。」

 2人はキセキ達を見据えるように見た。

「だけどッ!これじゃあルーチェが今まで学校に来てた意味はなんだったんだよ?!…あいつ言ってたぜ!!おじい様が義務教育のこと忘れてたら私は一生仕事漬けの人生だったってッ!!」
「それとこれとは話が別よ!今回のことは特例なの!」
「・・・ディア様には酷な話ですがもう普通の生活はあきらめてもらいます。良くて、Cー5から脱出させることぐらいですからね。」

 青峰の言葉にレイラとシトリーが食って掛かるように言った。

「…あの。僕たちはルーチェさんのことを知っているようで何も知りません。…良かったら聞かせてくれませんか?」

 黒子がおずおずと手を上げていった。

「…これはSランクの極秘情報です。教えられ・・「わかった。」

 シトリーの言葉を遮るようにギアスは言った。

「ちょ・・・!ギアス様!?」
「・・・ルーチェの海軍外での初めての友達じゃ。話を聞いてからの結論をきこうではないか。」
「・・・わかりました。」

 あきらめたようにレイらはつぶやいた。

「まずは…。C—5はルーチェが9歳の少尉昇格したその一週間後に作られた。」




———なんで…なんでだよおッ!お前は…そんなことしねえだろっ!?——

 ギアスは少女の言葉を思い出していた。


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