二次創作小説(紙ほか)

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ポケットモンスターXY 命と破壊の遺産
日時: 2015/07/13 03:02
名前: タク ◆K8cyYJxmSM (ID: oLjmDXls)

”読者の皆様へ”

 はい、どうも読者の皆様、自分はタクと申します。どこかで、見かけた事があるかもしれませんね。二次で、ポケモンとか、デュエマの小説を書いていました。
 今作は、ポケットモンスターXYのストーリーをモデルとしたものです。
また、オリジナル要素が多々あります。そして、今作から後書きを付けることにしました。まあ、書く事がないときは、何も書いてないかもしれませんけど。応援、よろしくお願いします!

ポケモン第六世代を最初に飾るゲームソフト、XYのノベライズ化!! 最後まで是非、ご覧あれ!!

登場人物紹介>>12
 
プロローグ
>>01

アサメタウン編
>>09 >>10 >>11

ハクダンシティ編
>>21 >>22 >>23 >>40 >>41 >>42 >>45 >>47

ミアレシティ編
>>50 >>51 >>52 >>53 >>56 >>57 >>61

コボクタウン・パルファム宮殿編
>>62 >>68 >>69 >>71 >>76 >>77 >>79 >>80

コウジンタウン編
>>83 >>86 >>87 >>90 >>95 >>96 >>99 >>102 >>103 >>104 >>110 >>111 >>112 >>113

ショウヨウシティ編
>>114 >>115 >>119 >>120 >>121 >>124 >>125 >>126

シャラシティ編
>>127 >>131 >>132 >>133 >>134 >>135 >>138 >>139 >>140 >>141 >>142 >>145 >>146 >>147 >>149 >>152 >>153 >>154 >>155 >>156 >>158 >>161

ヒヨクシティ編
>>164 >>165 >>166 >>169 >>170 >>171 >>172 >>173 >>174 >>175 >>176 >>179 >>182 >>183 >>184

ミアレシティ編2
>>185


ss・短編置き場

1.木登り騒動 >>148

飽き性な作者ですが、応援よろしくお願いします。また、読者の皆様の意見を聞きたいので、コメントには感想を添えてくださると幸いです。

第三十五話:交錯 ( No.103 )
日時: 2014/01/12 17:57
名前: タク ◆K8cyYJxmSM (ID: 0.DI8Vns)

「・・・・・・とは言ったものの・・・・・・。」

 翌日。セレナに連れられて、モノズのケージの前に来たものの、やはり自分に出来そうなことは無いように思えた。

「完全に心を閉ざしてしまってる。これはなかなか難しそうだぞ。」
「どうするのよ。」
「分からないよ。プロにでも難しいさ。だけど-------------------」

 カルムは少し笑みを浮かべて続けた。自信に満ちた、そしてポケモンをまっすぐ見据えた瞳だった。

「認めさせる!僕達が味方だってことを分からせる!僕らが、オペラのような奴じゃないって分かれば、こいつだってきっと-----------------」

「お前が思っているほど上手くいくとは、俺は思わないがな。」

 どこか、棘のあるような声。低く、少しくぐもった声だった。声の主は分かっている。

「テイル-----------------------!!」

 怒りがふつふつとわいた。まるで冷めたような声に、カルムのアタマは余計に煮え立った。

「そいつをこっちに引き渡せ。センターで手に負えねえポケモンは、こっちで対応することになっている。言っとくがヤバいね。まず、その状態があと何日続こうなモノならば----------------------」

 テイルの口から告げられた言葉は、あまりにもカルムには辛すぎた。だが、辛辣すぎる。少し、いつもの彼とは違うように感じた。

「--------------死ぬよ?そいつ。それでも、やるのか?」

 カルムの瞳を見据えた。真っ直ぐだ。だけど今は、怒りで歪んでいるようにすら見えた。

「やるに決まって------------------!!」
「お前は憧れで突っ走るところがあるようだが、お前の”ソレ”は俺に言わせりゃただの幻想だ。散々傷つけられたそいつの心が簡単に治ると思うな。結局お前は自分の中にある”理想のトレーナー像”に憧れて、出来もしねえことをやろうとしてるだけだろ。そりゃ、ちょっと違うんじゃないのか?そーゆーのを、世間は”無責任”って言うんだよ!!」

 最後だけ、少し語調が強くなった。半端な気持ちで、このモノズの気持ちが背負えるものじゃないとは分かっている。だけど、だけど、彼の--------------テイルの発言は、カルムの怒りと同時に闘争心を掻き立てた。
 セレナが急いで、テイルをたしなめる。

「ちょ、ちょっとテイルさん!それは酷いんじゃ・・・・・・」
「すっこんでろ、女子供は。これは俺らの問題だ。」

「アンタはいっつもそうやって----------------------!!」

 カルムの瞳孔が開いた。しかし、思った以上にテイルの反応は冷めたものだった。まるで、何も感じていないような。オペラと同じものすら感じられる。


「納得いかねぇならポケモンバトルでケリをつけろ。トレーナーならな。」


 これが決めてだった。一層、カルムの気持ちを突き上げた。

「勝負しろ、テイル!!この”俺”と!!」

 テイルはそれを聞くと、表へ出て行った。少し息を漏らしながら。セレナは急いで駆けていく。テイルの後を追って。去り際にテイルはこうつぶやいた。

「ミュライユ海岸で1時だ。良いな?」

 そういい遺すと、テイルはつかつかと出て行った。



 
 カセキ研究所の周辺でセレナはテイルを呼び止める。

「ちょっとテイルさん!何であんなことを!」

 セレナが膨れっ面でテイルにたずねてくる。テイルの表情に、いつもの軽い調子は無い。しかし、振り返って一度微笑んで見せた。申し訳なさそうな、そういった印象の。

「カルムには悪いことしたって思ってるさ。ただ1つ、確かめたかっただけだ。」
「確かめたかった事?」
「あいつの”能力”---------------------だ。」

 能力。そう、先日カルムが見せた能力だった。彼曰く、「呪い」だというあの。

「あれの報告を昨日、博士にしてみた。すると、ちょいと意外な答えが返ってきてな。っと、その前に・・・・・・ま、その能力のこともあるんだけどよ。アレだ。あいつが本当にマジかどうか、確かめたかったんだ。」
「そうなんですか?じゃあ、さっきのはワザとですか?」
「に決まってるだろ。」
「・・・・・・カルムは絶対に途中でモノズを諦めたりなんかしませんよ。だって、ティエルノから聞いたんですけど、トロバがドードーに襲われたときも自分が真っ先に向かっていったって。」
「だからこそだ。」

 テイルは言い切って見せた。他に思惑があるかのように。

「”だからこそ”、見てみたかった。そして、確信した。ああまでして、仲間やポケモンを想える”ワケ”がな。それが、あいつの能力と関係があるのさ。ただ、それは俺の口から言うべきことじゃない。」

 つまり、カルムの性格と能力は関連性があるということになる。
 「じゃあな。」、そういうとテイルは再びミュライユ海岸へ歩を進め始めた。その後ろ姿を見て、セレナは唇をかみ締めた。

(カルムが・・・・・・何かで悩んでいるんだったら、私が力になってあげたい。彼の支えに私がなってあげたい!)

 だが、何も出来ない自分に蟠りを感じていた。今聞いたことをカルムに話すことは出来る。だけど、それでは全部ダメになってしまう気がした。

(私には・・・・・・何も出来ないのかな。)

 後に残るのは、”諦め”だった。




 モノズのケージの前で、一人、カルムは考え事をしていた。湧き上がるのは、嫌な記憶。自分の能力にまつわる事には嫌な記憶しかない。忌み嫌われて、差別される。それがどんなに苦しいことか。友人との付き合いなんて-------------思ってみれば、上辺だけのはずだった。なのに-------------------自分は表向きだけ爽やかな嫌な奴のはずなのに・・・・・・。

(何故俺は情けを掛ける?)

 気付けば、芽生えたのは「信頼」だった。だけど---------------それを肯定したくない自分が居る。”それ”が、自分を蝕む能力の副産物だと分かっているから。
 だからこそ、モノズを助けてやりたかった。信じられるのはポケモンだけ、そう思い込んでいる自分の必死な叫びだった。忌み嫌われ、虐げられる。自分と同じ境遇の---------------いや、自分そのものに重ね合わせられた。

「俺はお前を絶対助けてやる。お前がどう思おうが、俺はお前を地獄から引き上げてやる自信がある。」

 そういえば、モノズが出てきそうな気がした。こいつも俺と同じだな、と思った。どんなに情けの言葉を掛けられても、相手の心の奥底にあるものが見えてしまうから。

「だけど今は違うんだ。」

 例え、幻想でも良い。しがみ付いているだけの自分でも良い。自分は今の仲間を大切にしたいから。

「俺のところに来ないか?」

 疑問形にこそなったが、これは確認の問いかけだった。





「逃げずに来たか。」

 いつもの不敵な笑みを浮かべて、先輩がそこに居た。ひりひりと熱さが頬を焼いた。歯をかみ締めて、何とか耐える。それでも、太陽のように全く存在感が薄れない彼を感じ、カルムの肌はあわ立った。

「さっき・・・・・・僕に激を飛ばすために、わざとあんなことを言ったんですよね?」

 テイルは答えなかった。カルムは人差し指を目前に居る先輩----------------テイルに突き立てる。できないかもしれない。だが、それでも此処で彼を超えて見せたかった。

「分かってるじゃねえか。だけど、”それだけじゃない”ことも分かっているんだろ?」

 カルムは頷いた。「ええ、ですからバトルが終わった後、教えてくれませんか?」と続ける。

「構わんな。」
「そうですか・・・・・・なら。」

 「宣言します。」とカルムは言った。そして、次に来る言葉を出したとたん、もうそこに「僕」としての、表向きとしての彼は居なかった。

「”俺”は今日、此処でアンタを倒すと!!」


後書き:更新が久しぶりになってしまいました。どうも、タクです。ヤフー・モバゲのデジモンフォーチュンに嵌ってしまい・・・・・・とうのは言い訳ですね。ポケモンのスレで、デジモンの事を持ち出すのもおかしな話ですが。さて今回、カルムの能力を探ろうとするテイルと、苦悩するカルム、そして何も出来ない自分に蟠りを感じるセレナ。この3人の心理描写に苦労しました。自分は大体、行き当たりばったりで書いているのでちょっとおかしいところがあるかも、と思いましたが、それは置いておいて。まぁ次回、久々のカルムVSテイルです。お楽しみに。

第三十六話:VSテイル2 再戦、そして圧倒 ( No.104 )
日時: 2014/01/18 10:31
名前: タク ◆K8cyYJxmSM (ID: 0.DI8Vns)

「でかく出たなぁー、俺を倒すとは。まぁ、自分から仕掛けてきてなんだが、此処で再起不能になるまでぶっ潰してやるよ!!」

 再三、不敵な笑みを浮かべるテイル。振りかぶってモンスターボールを投げた。ひょいと風を切って飛び出したボールは途中で爆ぜる。中からは、シビルドンが現れた。

「でけぇ・・・・・・!」

 はっきり言って、カルムは気押しされていた。ポケモンから感じられるオーラが、全く違う。大胆不敵に、無機質な目をこちらに向けて、”天敵”として痺れ魚ポケモンは目前にたたずんでいたのだった。
 彼に勝負を挑んだのは、間違いじゃないか、と。だが、ソレをすぐさま振り払う。
 手持ちのレベルも桁違いなはずなのに。ただただ、負ける気がしなかった。理屈も根拠も無い。
 だが、1ついえるのは、「勝てる」、「勝てない」に惑わされない自分の本心から言えるのは、「勝ちたい」だった。
 それに、彼(テイル)のことだ、何か考えがあってのことだろう。それを分かるためにも、全力でぶつかって、砕けたかった。

「今更だが、勝負は3対3のシングル。良いな?」
「お好きにどーぞ、ですよ。テイルさん。話を変えますけど、”俺”はさっきアンタの言った言葉の意味が、今なら分かる気がする。」
「そうか。」

 素っ気無く返した。だが、無駄な事したな、とテイルは思った。何より、彼を怒らせることが重要なのであって。彼の怒りは沈んでいるかのように見えた。だけど、既に彼の能力は発動されているように見える。
--------------あいつの能力の発生条件は何なんだ?全く一定しねえぞ?
 だが、関係ないかのように水面が揺れ始める。椰子の木が音を立てて、揺れ始めた。そして、まるでテイルには、カルムの周りから空気がよどんでいるように見えたのだった。

「じゃあ、行くぞッ・・・・・・ニャスパー!!」

 カルムが繰り出したのは、ニャスパーだった。シビルドンに不利ではないものをと言えば、こいつしかいない。念力でシビルドンの動きをとめることができる上、小柄なので物理攻撃も避けやすい。

「1つ言っておく、カルム。てめぇは弱い。何故ならば、頼り、縋ってしまうからだ。」
「んなことは分かってますよ。だけど、だけど、そんなことは関係ねえ!!弱いって事を知って、その分強くなれば良いだけなんだ!ニャスパー、サイコショック!!」

 念じ球が浮かび上がって、シビルドンへ爆音を立ててぶつかり、爆ぜた。が---------------------煙が晴れても何とも無いかのようにシビルドンはそこにたたずんでいた。ただただ、そこに居たのだ。
 けらけらと笑ってテイルは言った。

「お前、喧嘩を売る相手をちーと間違えたみたいだな。シビルドンは、電気魚ポケモン・シビシラス系の最終進化系。しかも、特性:浮遊のせいで実質弱点はゼロ。しかも---------------」

 シビルドンが腕を振り回し始めた。そして、こちらへ向かって中を泳ぐように迫ってくる。

「シビルドン、10ッ万、ボルト!!」

 腕を振り回す際、発電されるかのように電撃がシビルドンの体を走り回り、そして再び腕に集中する。そして、腕からは何百本もの束になった紫電だった。それは全て、対象-------------ニャスパーのほうを向く。

「灰にッ・・・・・・なっちまいなァー!!!」

 次の瞬間、紫電が一気にほとばしった。物凄い音を立てて砂浜を切り裂いていく。撒き散らされた砂は、巻き起こる旋風と共に踊り、砂嵐となって吹き上げられた。

「------------このとおり最終進化ということは、強い。ただ単純に、能力が高い。これほど、シンプルな強弱の差・・・・・・ただ強いか弱いか、それだけだ。」

 さっきの言葉をつなげるかのようにテイルは言った。ただただ、強いのだ。実力、経験、格、その全てがニャスパーを上回っている。進化前と進化後、どっちのポケモンが強いのかは最早分かりきった話である。
 さーて、あの猫は今頃黒焦げになっていることだろう。何しろ、”10万ボルト”はその名のとおり10万ボルトの電撃をどんな形であれ撃ち出す大技。それを食らったのだ、耐えられるわけが・・・・・・って、これじゃあ奴の能力の検証が出来ねえな、と今更ながら後悔するテイル君であった。
 ------------あれ?
 砂嵐は確かに吹き去った。だが、見当たらない。さっきまで此処にいたはずのニャスパーの姿が見当たらないのである。まさかとは思うが、今の一撃で本当に灰になってしまったのか。そんなことは無いとは思うが。

「ニャスパー、連ッ続でサイコショック!!」

 念じ球が上から降ってきた。テイルは突然の出来事に一気に肌をあわ立たせる。直後、上空から無数の念じ玉が降ってきた。紫色のその名の通り、紫電となって。降り注ぎ、地面をえぐり、次から次へと爆ぜていく。まるでシャワーのように。

「随分と小細工という割にはでっけぇ小細工だな。」

 そうつぶやく。見れば、上空に確かにニャスパーはいた。察するに、自分の念力で浮かんでいたのだろうか。

「でっけぇ時点でとっくに小細工にはなってないですよ、テイルさん。これが僕達の旅の成果だ。」
「抜かしてんじゃねえ!!」
「・・・・・・ッ!」
「旅の成果だ?実力はどっちの方が高ェと思ってやがる?お前より、俺の方が長くポケモンたちと触れてきたんだ!長く多くの修羅場を乗り越えてきたんだ!!それも分からねえくせに、何が旅の成果だ、あぁ!?」

 これでも、北の地方では名をはせたトレーナーだ。多くの大会を、ジムを制してきたのだ。それが、こんな青二才を前にして負けてたまるものか、と。そんなプライドがテイルにそう言わせたのだった。一通り言い終えると、テイルは一息置いてから言った。

「分からなかったのか?今までのは、単なる--------------------ウォーミングアップだ!!」

 次の瞬間、煙が突っ切られた。今まで、念じ球の雨にさらされて、砂煙が舞い、全く何も分からなかったのが、全て変わった。シビルドンだ。シビルドンが、煙を突っ切ってニャスパーへ突っ込んでいくのである。

「お前のニャスパーの超能力による”擬似浮遊”と違って、シビルドンの浮遊は、飛行タイプと同等の動きが期待できる。つまりはお前のニャスパーはこいつにいつか、追いつかれる!!」
「そ、そんな・・・・・・!!」
「シビルドン、アクロバット!!」

 シビルドンは、拳を握り締めた。握り拳からは電流が迸る。そして地面を蹴らずに空を泳ぐようにして滝を登るコイキングの如く突っ込んでいく。

「てめぇは俺のシビルドンには勝てない!!今も、そしてこれからもだ!!」

 電撃が弾けた。そして、紫電が何本にも連なって、シビルドンの体を包み込む。まるで、電気をまとった化身のようだった。神々しく、それが太陽にまで向かっていった。だが、それはニャスパーへ。自身が電撃のように速く、速く突っ込んでいくため、避ける暇が無いのだ。その光景に見入ってしまっているカルムは、喉から言葉が出ない。そして、シビルドンを包み込む電撃が、一層強くなったときだった。


「連結ッ、ワイルドボルト!!」

 
 電撃は、太陽の光がくらむほどに、輝き、そして迸っていた。


後書き:久々の更新です。テイルとカルムのバトル。今のところ、テイルが優勢って所ですかね。最近、ライトノベルの書き方を参考にして気をつけて書くようになりました。ポイントは、心情を事細かく表したり、その人物の状態をとにかく細かく表すことですかね。読者に、まるでその場に居るかのような感覚でいられるように、頑張っています。それでは、次回の更新もお楽しみください。それでは、また。

フレア団メンバーファイル2:バーミリオン ( No.105 )
日時: 2014/01/15 20:29
名前: タク ◆K8cyYJxmSM (ID: 0.DI8Vns)

「邪魔をするな、即・斬るぞ。この私、バーミリオンの愛刀に斬られるか、それともポケモンバトルで徹底的に叩きのめされるか、さぁどちらか選べ!!」

バーミリオン 女 27歳

容姿:日本人形のように黒い長髪を、ポニーテールにしており、刀キズが頬に見られる。フレア団のスーツに、男物の和服を取り入れたかのようなデザインをした服を着ており、また肌は雪のように白い。
性格:冷静沈着、かつ冷徹に任務をこなす徹底主義。ただし、目の前に立ちふさがろうものならば、自らの刀・”聖剣エクスカリバーZ”で切り伏せるか、自慢のポケモンで叩きのめしに掛かる。しかし、単騎で望んできた相手にはあくまでも単騎で、というように勝負において卑怯な真似は絶対にしない。
解説:フレア団幹部七炎魔将の中でも上級二位に位置する。主にオペラか、他の中級炎魔と組んで仕事をこなす。手持ちは、刃をモチーフにしたものを好んで選んでいるが、どれも相当な実力を持ち、並みのトレーナーでは歯が立たないだろう。あと、刀につける名前が間違っている。
序列:上級2位
一人称:私、拙者
二人称:貴様

手持ち

エアームド:♀
技:?、?、?、?
特性:?
解説:バーミリオンの移動要因として起用されている。曰く、ガブリアスの滑空よりも速いらしいが果たして。耐久戦法が強みのエアームドだが、小細工を嫌うバーミリオンは敢えて物理速攻特化にしているらしい。今後の活躍に期待だ。

キリキザン:♂
技:辻斬り、?、?、?
特性:負けん気
解説:能力を下げる技など、小細工を嫌うバーミリオンにとってぴったりな一匹。何故ならば、特性の負けん気は威嚇などの能力を下げる技を貰った際に、攻撃が二段階上がるというもの。まさに、負けん気の強い彼女にぴったりだ。何よりの強みは、侍のごとき居合い戦法で、真っ向勝負にはとことんまで強く、一騎打ちに最も向いていると言えよう。

ガブリアス:♂
技:ドラゴンクロー、?、?、?
特性:砂隠れ(メガシンカ後は砂の力)
解説:言わずと知れた、最強クラスのポケモン。とにかく素早い動きで相手を圧倒し、速攻で蹴りをつけるスタイル。メガシンカ後は、攻撃が大幅に強化される代わりに素早さが下がってしまう。しかし、相手へ攻撃する直前にメガシンカすることによって、素早さを保ちつつ一撃必殺の攻撃技を繰り出すことが可能なのだ。

プラターヌポケモン研究所名簿No.1:テイル ( No.106 )
日時: 2014/01/18 10:56
名前: タク ◆K8cyYJxmSM (ID: 0.DI8Vns)

「俺達は、いくつもの修羅場を潜り抜けてきたんだ。この程度でくたばるほど、ヤワじゃねえぜ!!」


テイル 男 18歳

容姿:ストレートな茶髪に、黄色い珍しい瞳を持つ。黒い薄手のチョーカーを首につけている。また、パーカーを好んで着用するが、ころころ変わる。
性格:真っ直ぐな熱血漢で何よりも曲がったことが嫌いな体育会系。人に、そして自分自身にも厳しく、責任を一向に抱えてしまうような傾向あり。普段は、軽口を叩いてケラケラ笑う軟派なお兄さんに見えるが、うちに秘めた熱い(蒸し暑いとも言う)はとても大きく、いざというときもそうでないときも頼りになる。ただ、カルムに対し、意味深な行動をとることが多く、それは彼の”能力”を探るためだとか。結構、恋愛面では積極的らしいが、果たして。
解説:プラターヌポケモン研究所のバイト兼凄腕ポケモントレーナー。昨年まで、北の地方で修行を続けていたが、今年ようやく戻ってきた。「同じポケモンでも、地方が違えば能力は変わるか?」といった趣のテーマを研究しており、また、その勉強をするために研究所でバイトを続けている。現在は、フレア団に奪われたメガストーンを取り返すため、後輩のマロンと共に旅を続ける。いつも、相棒のエモンガを肩に乗せている。主に使うのは電気タイプの中でもテクニカルなポケモン。電気タイプのジムリーダーを目指しており、ミアレジムジムリーダーの座を狙っているんだとか・・・・・・。
一人称:俺
二人称:お前、てめぇ


手持ち(常に6対持ち歩いているわけではなく、ポケモンセンターで今まで捕まえたポケモンを入れ替えたりしている。)

エモンガ:♂
技:?、?、?、?
特性:電気エンジン
性格:臆病、物音に敏感
経緯:いつも連れている相棒。
解説:いつもテイルの肩に乗っている。素早さと妨害を重視したスタイルをとるらしいが、果たして。

エモンガ:♀
技:エレキボール、?、?、?
特性:静電気
性格:生意気、逃げ足が速い
経緯:カロスに来てから捕まえた。いつも肩に乗っている固体とは別固体。
解説:まだ、捕まえてから日は浅いが、素早さはなかなか、といったところ。

シビルドン:♂
技:瓦割り、アクロバット、10万ボルト、ワイルドボルト
特性:浮遊
性格:勇敢、喧嘩好き
経緯:前の旅から連れている旧知の仲。
解説:その見た目に違わず、パワー重視のスタイルをとる。多種多様な技で、多くのタイプを攻略することが可能。

Re: ポケットモンスターXY 命と破壊の遺産 ( No.107 )
日時: 2014/01/18 14:11
名前: 白黒 ◆QpSaO9ekaY (ID: SMalQrAD)

 どもども、実力診断テスト、英検に漢検と、試験が立て続けにやって来る白黒です。

 なにやらフレア団幹部がまたぞろ集まっていますが、やはりオペラのキャラが際立っていますね。というか、オペラが幹部を仕切っているんですかね?
 とりあえず白黒はですます調の僕っ娘だと知って驚いた『炎魔導士(アストー・ウィザード)』に注目しています。わりと普通な少年だと思ったら女だったのかこいつ……!
 最後にキーワードとして出て来た“命と破壊の遺産”という能力も気になりますね。恐らくカルムのことだと思いますが、果たしてどういう意味なのか。プラターヌ博士もなにか知っているみたいですが……

 そしてまたもテイル戦ですか。ふと思ったのですが、テイルは他人を突き放したり冷たくして煽ったりする振りが上手いですね。逆にカルムは乗せられやすいように思えます。今回はただ煽られただけでなく、テイルの意図に感づいているようですが。
 順当に考えればここでまたカルムの呪いとやらが発動するんでしょうが、流れを見る限りそういうわけでもなさそうですね。ただそのせい(と言うとカルムに悪いですが)で今度はテイルが勝つ予感しかしない……

 本編の話ではないのですが、>>104の回は白黒も、タクさんの書き方とは少し違うな、と思いました。カルムが感情的になりやすく、テイルもそれを煽る立場だというのもあるとは思いますが、二人の心情が強く伝わってくるように感じられます。
 白黒も昔はラノベを手本に書いていたのですが、最近は多忙ゆえにあまり読めなくなってしまい、文章の質の低下に繋がってきているので……そのくせ文章量だけは無駄に多くなるので、結構厄介なことに。
 なんにせよ、三十六話は少し初心に立ち直ってみようかな、と思う回でした。

 いつもよりも短くまとめられたところで、今回はこれにて。次の時までには、初心を思い出したいところです。
 それでは。


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