BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 【BL】現妄実想(げんじつともうそう)
- 日時: 2014/09/13 21:13
- 名前: aki 秋元 aki (ID: jusjvnjl)
こんにちわ〜。初めての方がほとんどだと思いますが、どうぞ、見ていってください!アドバイスろかリクエストとかいただけたら感謝感激です!
No1⇒>>1からみてくださいね^^(できるだけww(BL)現妄実想((げんじつともうそうBL
では、すたーと!
1、始まりの・・・
学校のヤツ等はどうも気にくわねぇ!
学校が家です〜ッみたいな顔して毎日学校にかよいやがって!!
そんなに学校に毎日行ってたら、脳みそ増加して、頭でっかちになっちゃうだろ!!
・・・・・・・・・とか、偉そうなこと言う自分!俺は大嫌いだ!!
- Re: (BL)現妄実想(げんじつともうそう)参照1000超えたぁ! ( No.258 )
- 日時: 2011/12/11 16:42
- 名前: aki 秋元 aki (ID: jusjvnjl)
ジャック様ー
コメ感謝です。
あぁ。。PC使えないてけっこう辛いですよねーw
実は私も先週くらいまで使えなくて苦しんでました↓↓
うん、最近書き始めましたって感じです((笑
はい、意味分からないトコロあてもスルーでお願いしますw(〇w〇)
デハデハ、コメ感謝でした!
—————
「元気だしなよ。もう俺のもんだし?」
深泉が陽気に笑った。
今、俺は暗い倉庫の中にいる。
おそらく、今の時刻は昼の12時くらいだろう。
昼間なのに、倉庫の中が暗いのは、その倉庫には扉が一つしかなく、今は扉に鍵をかけて閉めているからだ。
つまり、出入り口は倉庫に一つしかない。大きな扉だけ、という事になる。
そして、俺の周囲には10人の青年達がいる。
彼らは倉庫の中で、それぞれ仲良し(?)グループを作り、楽しそうにしゃべっている。
俺はここから逃げられないのだ。
確かに、そこらじゅうに鉄パイプが転がっており、それを使えば逃げることができる可能性はゼロではないだろう。
しかし、今の俺にそんな事ができる勇気と力は残ってはいない。
倉庫の隅っこに立ちすくむ俺の隣に深泉は腰掛けた。
——・・・黒澤、今なにしてるのかな・・・・・・。
今の俺は深泉など眼中に無い。
むしろ、黒澤を早く助けなければという思いしか頭にないほどだ。
・・しかし、腹をナイフで刺された黒澤を思い出すたびに、体の力が抜け、上手く動くことがデきそうにない。
「笑えよ。もう俺のもんだろ?」
「・・・・・・」
黒澤の事しか、考えていなかった俺は深泉がいたことすら分からなかった。
ボォーっとしていたとき、ふいに手を掴まれた感覚がして顔をあげる。
目の前には、黒澤に怪我を負わせた青年、深泉が立っていた。
少しいらだたしそうな青をしている。
でももう恨みしかわかない。
感情のまま、睨みつけると深泉は陽気な笑みを浮かべつつ、オレの顎を掴んできた。
「・・・アイツの事はもう忘れていいんだよ?早く俺のになれよ。」
——・・・早く俺のに?・・っふざけんなぁ!!誰がお前のになるかよ!!!
そう思った瞬間、ものすごい怒りが体中を駆け巡った。
コイツがいなければ、黒澤が死ぬことは無かった。
コイツをかばわなければ、オレが今ここにいる必要も無かった。
オレがいなければ、こんな決闘は始まらなかった。
・・・そう、全部、最終的には俺が悪かったのだ。
オレさえいなければ・・・!
自然と深泉への怒りが自分に向いてゆくのを感じた。
深泉がオレを真剣なまなざしで見る中、俺が拳を振り上げた。
バシンッ!
大きな音が倉庫じゅうに響き渡る。
そのとたん、深泉意外の青年10人がこちらを驚いたように見た。
オレは、もう一度自分の頬を思いっきり殴りつけた。
痛みで涙めになる。
——・・・こんなオレ、いなければ良かったんだ!そうすれば、黒澤は死なずにすんだ!!
ただ、自分に八つ当たりをすることしかできない。
正直、黒澤が生きているか死んでいるかは不明だ。
しかし、あの傷では健全な方が異常だろう。
生きていることを願いつつ、脳内では最悪の状況を思い浮かべる。
「・・やめろ。お前だけの体じゃない。」
深泉が、もう一度頬を殴ろうとした俺の腕を掴んでとめた。
「うっせぇ!同罪だ!お前も同罪だぁ!!お前も人殺しだぁぁ!!!」
彼の手を振り払いつつ、オレは深泉に背を向けた。
ちなみに、オレの後ろにはコンクリートでできた壁がある。
迷わず俺はその壁に自分の頭を思いっきりぶつけた。何度も、何度も・・・
壁は赤く染まろうが関係ない。
これはオレの罪へのつぐないだ。
つぐなえるわけもないが。
ドンドンドンッドドンドドン
—なんだなんだ?
−いかれてやがる・・・
−ってか、アイツ深泉のなんだ?
—知らネェーよ。さっき、いきなりオレたちのアジトに連れてこられたんだろ?
ヒソヒソと話す青年達。
そのザワザワしたメロディーをかき消すほど、尖った声で深泉が行った。
「やめろ」
黒澤と戦ったときに出していた冷たい声だ。
そして、言葉と同時に壁に叩き続けているオレの頭を抱き寄せた。
その瞬間、猛烈にオデコの上の部分が痛くなる。
血が流れているのだ。当たり前だ。
「お前、自分の価値も分からなねぇくせに・・変なことするな。」
「・・オレに価値なんてあるわけないだろ・・・!どうせ、お前はそこらへんにいるやつと同じで体目当てなんだろぉ!!?」
頭を深泉の胸元からはがそうとする。
しかし、無理だ。力が強すぎる。
「・・・桜田、もしかして自分の価値がわからない?女装してたのにか?」
—え!?アイツ女装趣味なの!??
—可愛い顔してるから、似合わないわけじゃないだろうけど・・・
—女装好きな男って気持ち悪りぃ〜・・
深泉の言葉に周囲がざわめく。
「オレは女装好きじゃねぇー!!ただ、やらされてただけだ!!」
「・・・本当に可愛いねぇ」
「は?」
言葉と同時に深泉がオレを押し倒してきた。
- Re: (BL)現妄実想(げんじつともうそう)参照1000超えたぁ! ( No.259 )
- 日時: 2011/12/25 00:11
- 名前: aki 秋元 aki (ID: jusjvnjl)
言葉と同時に深泉はオレを冷たいコンクリートの上に押し倒してきた。
「・・・っ!」
押し倒された衝撃で、体のあちこちが痛い。
・・・特にオデコが・・・
オレは必死に迫り来る深泉から逃れようと暴れた。
「っ!離しやがれ!!同罪者!!犯罪者!!!」
ヤツの顔面を殴りつけるが、逃げられない。
そうこうしているうちに、強く抱きしめられた。
ヤツの体は黒澤のとは違って冷たくて・・・
「いい加減、大人しくなり菜よ。・・・落ち着いて。」
深泉の冷たい声がする。
「・・・くろさ、わ」
呟いたときだ。
突然、倉庫の大きな扉が開かれた。
あの、重そうで一人では到底開けられないような扉が、一瞬のうちに全開になったのだ。
当然、倉庫中の青年達は驚いてそちらを向く。
深泉もその中の一人だった。
オレは動きの止まった深泉を全力で引き剥がした。
倉庫の外からの光で、倉庫に入ってきたやつの顔は分からない。
ただ、これだけはいえる。
・・・倉庫に入ってきたヤツは一人ではないという事だ・・・
一人の人物を戦闘にして、後ろに20人前後の男たちがいる。
ちなみに、男だと分かったのは、体系がゴッツかったからだ。
白い光を背景にして現れた影達はズカズカと倉庫に入ってきた。
—だ、だだ誰だぁ!?テメェー等!!
—おらぁ!!勝手に入ってくるとはいい度胸じゃねーか!!
—20人はずるいぜぇ!?せめてタイマンだ!ゴラァアアァアア!!!
興奮して立ち上がる倉庫にいた青年達。
しかし、倉庫に入ってきた光の戦士たちは躊躇なく、彼らに飛び掛っ
「・・・うぜぇ・・・」
深泉がツバを吐くように呟いた。
油断せず、深泉から距離をとっていれば、こっちらに、光の戦士のリーダーらしき影が駆けつけてきたのが分かった。
——コイツは、周囲の男に比べて特にマッチョというわけではない。
「大丈夫か!?」
まるで、家族の身を案じるかのような声音。
あぁ、ヒーローは地球の人みんな愛してるって本当だったのか・・・
つい関心していれば、そのヒーローに肩を掴まれ揺さぶられた。
「おいっ!何ボォーっとしてんだ?しっかりしろ!」
どこかで聞いたことがある声・・
——え、・・・もしかして?
オレはある一つの可能性を思い浮かべた。
・・・でも、おかしい。そんなはずはない。
だって、そういう子じゃないだろ?アイツは・・・
「・・・もしかして・・・
悠斗・・・?」
疑問だらけの問い。
それに、ヒーローはいつもの陽気な笑みを浮かべたようだ。
「あたりまえだろ!助けに来たんだ。」
「え・・・なんで?族と・・ってか、黒澤は!!?・・・誰からこのこと聞いたんだよ?」
疑問が次々にあふれ出す。
だって、今まで普通に付き合って聞いた親友が・・・こんなことって・・・
混乱する俺に悠斗はいつもどうり陽気に行った。
「・・・まぁ、話はあとな。」
そして深泉の方を向く。
「・・・水都が、お世話になったみたいだなぁ・・・?」
悠斗の言葉に対して冷たい口調で深泉は返す。
「・・・どういたしまして・・・・・・」
その瞬間、二つの影がぶつかった。
深泉の攻撃を素早く悠斗がかわし、ストレートにパンチを食らわせ・・・
オレはその光景が、数分前の黒澤を連想させた。
つい、思わず目を伏せてしまった。
——・・・なんで、オレはいつもこんな・・・・最悪の事とでくわすんだよ!?
・・・え?オレって疫病神なの?
一瞬、頭の中に自虐的な妄想が浮かんだ。
しかし、オレはそれをすぐに打ち消す。
だって、オレは神ではなく人間なのだから・・・
しばらくして、どちらかが、地面に力なく倒れる音がした。
目をつぶっていたオレはどっちがどっちがよく分からない。
タッタッタッタッ・・・・・・
勝者がこちらに近づいてくる。
悠斗か深泉か・・・
「・・・水都、帰ろう。」
声の主は悠斗。
どうやらこの戦い。悠斗が勝ったらしい。
オレは即座に目を開け、彼に飛びついた。
- Re: (BL)現妄実想(げんじつともうそう)参照1000超えたぁ! ( No.260 )
- 日時: 2011/12/25 00:34
- 名前: aki 秋元 aki (ID: jusjvnjl)
オレは倉庫を出て、悠斗の部下(?)らしき男が所有する車に乗り込んだ。
20人中の15人はこの近くに住んでるらしく、青年達を倒した後あいさつをすませ、さっさと帰ってしまった。
そして、悠斗とオレとその残りの5人がこの大きなバンに乗っている。
オレは車に乗り込むなり、さっそく悠斗に質問のシャワーをあびせた。
「・・・なぁ、何で悠斗がリーダーなの!?ってか、いつから??・・あ!そうだ、黒澤は?死んでないよな・・・・・・。とゆうか、誰からこの情報聞いたの!?何で今まで族の事オレに黙って・・・」
そこまで叫んだところで口をふさがれた。
「・・いいか、水都。まず〜・・・一つづつ答えていくからな?」
しかたなくオレはコクコクというなずいた。
その様に悠斗は満足げな笑みを浮かべる。
「・・えーとマズ、オレが何でこの族のリーダーなの?、だっけか?」
一呼吸おいて、悠斗が再び口を開いた。
「・・・その・・なんてゆうか・・・。オレが喧嘩強くて、いつの間にか部下ができてったって感じかな。ハハハ・・・」
——なんだそりゃ!?
眉をひそめて見せれば、さらに悠斗が説明を付け加えた。
「中学校の時から、お前けっこう狙われてて・・・オレがよく周囲の男子から喧嘩売られてたんだ。・・・それで、喧嘩毎日してるうちに・・自然と?強くなってた。ハハハ、なれってスゲェーよな?」
——狙われるって誰に!?・・・ってか、何で男子が喧嘩うってくるんだよ?・・・・毎日ってスゲェー!!
いろいろな感情が交じり合うなか、悠斗はペラペラと次の質問に移った。
「えっと・・で、まぁ黒澤はオレの仲間が病院に運んだぜ。けっこう血でてたからなぁ。よく分からんけど。」
「・・今、病院に向かってるのか?」
——見たことがない道を進んでることから、オレはそう問うた。
悠斗はうなずく。
「で、まぁオレの仲間がお前と黒澤が栗倉高校の前で喧嘩してるって教えてくれたんだ。・・・あと、他に聞くことあるか?」
陽気に笑いかけてくる悠斗をオレは思わず睨みつけた。
「な、・・・なんで今まで・・・黙ってたんだ、よ?」
黒澤を心配する気持ちと悔しさが混ざり合い、オレは何ともいえぬほど苦しくなった。
すると、悠斗は苦笑いを浮かべて、オレの頭に手を置いた。
「・・・悪かったな。心配させたくなくて・・」
「・・・今さらだよ。別にいいし。」
自分から言っておいて、オレは思わずその話題を終わらせた。
その時、白い大きな建物の前で車が止まった。
—病院だ—
- Re: (BL)現妄実想(げんじつともうそう)参照1000超えたぁ! ( No.261 )
- 日時: 2011/12/26 14:07
- 名前: 霧屋 朋乃 (ID: 0nUmcAK1)
お久です!!!
ダイブ面白いことになってますね!!!
ってか、ゆうとのほうが黒澤より強いってこと???
なんかすごいっ!
めちゃくちゃ面白くなってるし、文才ありまくりだし…
見習わないとね…
これからもがんばって!暇があったら見に来ます!
- Re: (BL)現妄実想(げんじつともうそう)参照1000超えたぁ! ( No.262 )
- 日時: 2011/12/27 11:35
- 名前: aki 秋元 aki (ID: jusjvnjl)
霧乃様〜
お久です!!!
最近やっとかける上体になってきましたwwよかたぁー(〇wー)☆
んー、どうなんだろうね。。
悠斗vs黒澤・・・考えたことなかったw((笑
ww文才は無いですよwさすがにww(^・w・^)
むしろ欲しいくらい。。。クレ!
デハデハ、私も霧乃さんみならって頑張ります(´<_` )/
———————
オレは車が止まると同時に飛び出した。
——黒澤!!
入り口の自動ドアに肩がぶつかるが、気にせず走り続ける。
——黒澤、黒澤はどこだ!?
病院のカウンターの前でうろうろしていれば、あとからやってきた悠斗がカウンターのお姉さんに尋ねた。
う。
「あの、黒澤洸はどこですか?」
そして、オレたちはカウンターのお姉さんの指示した場所へむかう。
ちなみに、悠斗の仲間らしき男たちは病院に入ってはこなかった。
——え、ここって・・・
オレの目の前にあったのは、『集中治療室』だった。
とたんにオレの頭は真っ白になる。
だって、集中治療室って・・・確か危険な状態の患者さんがよく運ばれる場所で・・・・・・。
確かに、黒澤はけっこう血を流していた。
——でも、ここまで酷いって考えてなかった。
「っ黒澤!」
オレは治療室の外から、中が見えるガラスかにへばりついた。
目が痛くなるほど真っ白な布団の上で彼は動かない。
オレは、後ろにいる悠斗に聞いてみた。
「・・・寝てるだけ、だよね?・・・生きてるよ、な?」
悠斗にわかるはずない、と知りつつも、疑問がなだれのようにオレの中に押し寄せてくる。
——なんで、なんでなんでなんでなんで・・・黒澤がこんな事に・・・・・・なんで、なんでなんでなんでどうしてなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
気づいたとき、オレは病院の外にいた。
病院から逃げるように走り出していた。
どこかも分からない小さな路地。白い雪。
オレは力なく座り込んだ。
もう、何がなんだか分からない・・・
「・・・悠斗・・・」
どうやらオレの後を追ってきたのだろう。
多少息切れしている悠斗を感覚だけで感じた。
「悠斗、なんでだろう・・・涙が、出ない・・・・・・」
地面に積もった薄い雪を手ですくってみる。
——あれ、おかしいな・・・冷たくない。
というか、感覚がない。
「水都・・・本当に悲しいときって泣けねぇーじゃん。」
——・・・そうか、オレは今本当に悲しんでるのか・・・
正直よく分からない。
ただ、考えようとすれはするほど頭がボォーっとして・・・
オレはそのまま悠斗に引っ張られるようにして、黒澤の家に帰った。
オレの話を聞いた清野の顔は覚えていない。
いや、見ていなかったのかもしれない。
ただただ、頭がボォーっとして気持ち悪い。
・・・黒澤なんて最初から知らなければ良かった・・・
TVを見ているとき、無意識に思った。
でも、オレはすぐにその考えを打ち消した。
そうしないと、後で黒澤に殴られるような気がしたから。
午後8時頃だろうか。
清野と一緒に意識がないままTVを見ていたとき、突然玄関のチャイムが鳴った。
ピーンポ——ン・・・・・・・ピーンポ——ン・・・・・・
清野は相変わらずボォーっとしていたので、しぶしぶオレは玄関に向かった。
鍵を開けてドアを開く。
すると底には・・・
オレの妹、桃香と母さんが立っていた。
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