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- 【BL】現妄実想(げんじつともうそう)
- 日時: 2014/09/13 21:13
- 名前: aki 秋元 aki (ID: jusjvnjl)
こんにちわ〜。初めての方がほとんどだと思いますが、どうぞ、見ていってください!アドバイスろかリクエストとかいただけたら感謝感激です!
No1⇒>>1からみてくださいね^^(できるだけww(BL)現妄実想((げんじつともうそうBL
では、すたーと!
1、始まりの・・・
学校のヤツ等はどうも気にくわねぇ!
学校が家です〜ッみたいな顔して毎日学校にかよいやがって!!
そんなに学校に毎日行ってたら、脳みそ増加して、頭でっかちになっちゃうだろ!!
・・・・・・・・・とか、偉そうなこと言う自分!俺は大嫌いだ!!
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.47 )
- 日時: 2011/04/08 20:11
- 名前: aki 秋元 aki (ID: jusjvnjl)
黒澤洸はある場所で足を止めた。
——学校の体育館裏だ——
(おいおい、黒澤のヤツ、こんなところにオレをつれてきて、何を離すつもりだ?)
悠斗は不安な気持ちを押し殺し、顔に笑顔を貼り付けた。
(ここで不安な顔をしたら、相手になめられて終わりだ!絶対にコイツに水都の名前は教えない!!)
悠斗は黒澤洸をにらみつけた。
「・・そんな怖い顔しなくたっていいじゃん。殴ったりしない。」
「じゃぁ、なんでオレをここにつれてきたんだよ?いくら話が長くなるって言ったって、ここに来ることないだろ?」
悠斗はつい、とげのある声を出してしまった。
「・・・俺は、ただ君の友達の名前とその他もろもろ、の情報が知りたくてここに来た。それだけ。」
肩をすくめる黒澤洸。
しかし、その瞳には明らかに殺気がこもっている。
悠斗は負けじと言い返した。
「どうして、アイツのことをそんなに知りたがるんだ?」
「・・・ただ単純に君の友達が気に入っただけ。お前に関係ないじゃん。」
「関係なくないだろ?だいたい気に入ったなら、自分から話しかけろよ。」
悠斗の言葉に黒澤洸は笑った。
「本人に聞いたらつまらない。君の友達の驚く顔がみたいから。」
黒澤の言葉に悠斗はなにか危ないものを感じた。
一歩あとずさる悠斗。
それを見た黒澤は3歩前に前進した。
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.48 )
- 日時: 2011/04/10 14:24
- 名前: aki 秋元 aki (ID: jusjvnjl)
「・・・・ねぇ、どうして君は君の友達の名前を教えてくれない?」
「・・・・黒澤に言ったら、何かいやな感じがするんだよ。」
「・・あららぁ?もしかして焼きもち?」
楽しそうに笑う黒澤を悠斗は不気味に思った。
(コイツ・・・普通じゃ。。ない・・・・)
「アイツの名前を聞いて、なにするつもりだよ?ただ驚く顔が見たいってだけじゃないだろ?」
悠斗の質問に黒澤はクスクスと小さく笑った。
「さぁ?どうだろう。君の友達の顔、分からないし・・・でも、俺不思議な行動をとるヤツ、けっこう好き。」
「・・・・・」
(・・・確かに水都は不思議な行動とるなぁ。ってか、何で俺に名前を聞くんだよ。)
「君の友達の顔と体格と性格しだい。俺がなにをするかはまだ分からない・・。」
「はぁ!?」
黒澤のおかしな言葉に悠斗は心から驚いてしまう。
「・・・お前、黒澤・・何言ってるんだよ?自分の行動だろ?」
悠斗の言葉に黒澤はなれたように答えた。
「・・俺は昔から自分でも予測不可能な行動をする。その時その時の心の変化で俺の行動は大きくかわる。だから、君の友達を見たときの自分が何をするか分からない。」
(意味が分からない・・・・・なんで自分の行動が分からないんだよ?予想はできるだろ、普通に?)
黙り込む悠斗に黒澤は楽しそうに語りかけた。
「ねぇ、君の友達はどんな顔?どんな性格?趣味は?」
「ふざけるな!そんな事を聞くためにここに来たのか?」
さけぶ悠斗に黒澤は言った。
「だから言ったじゃん。俺はその時その時で行動パターンが変わるって。だから何をしても大丈夫なように人目がないところに来た。」
「・・・・何をしてもいいよう・・に?」
悠斗はゾクリと心の中で何かが冷やされるような不安な気持ちになった。
(コイツは・・なんか・・・危ないな・・・・)
「フフッ・・・もしかしたら、俺が君を殴るかもしれないし殺すかもしれない・・自分って本当によく分からない。」
黒澤はポケットからナイフを取り出すと自分の首筋にあてて見せた。
「もしかしたら、俺が君の友達を気に入ったら、こうしちゃうかもしれない。本当に俺って不思議。」
つぅ—と一筋の血が流れる黒澤の首をみて悠斗は決心した。
(このまま、俺が水都の名前を教えなかったとしても、絶対に黒澤は水都に手を出す・・・・。だから—)
「黒澤・・。俺がお前のいう事を何でも聞く・・。だから、アイツには何もしないでくれないか?」
悠斗の突然の提案に黒澤は目を丸くした。
「アイツには何もしないでくれ・・・・昔から・・壊れやすいやつ・・だから・・・・さぁ・・・・・。」
「・・・君は君の友達と同等の価値がある?」
黒澤は目を細めつつ聞いてきた。
「・・あぁ。タブン・・ある!」
キーンコーンカーンコーン
学校のチャイムが二人を現実へ引き戻す。
「・・・俺が教室に帰る。」
歩き出す黒澤に悠斗はあわてて言った。
「おい、待てよ!話はまだ——」
「朝陽菜の店にある一日に限定300個のまんじゅうを買って来い。命令だ。」
黒澤の言った言葉に悠斗は立ち止まった。
(・・・これはつまり・・・・)
—————交渉成立だ—————
悠斗は水都に言った。
「・・・アイツは、危ないやつだよ・・。」
水都は悠斗の話を聞き終えたあと、しばらくの間黙り込んでいた。
とゆうか、言葉が出てこなかったのだ。
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.49 )
- 日時: 2011/04/17 22:33
- 名前: aki 秋元 aki (ID: jusjvnjl)
オレは言葉が出せずに混乱状態を整理しようと頑張っていた。
——悠斗がオレを黒澤から離そうとしていた?あいつが危ないと感じていたから。
——黒澤は最初のあのひからオレに目をつけていた?いや、ただ気になってただけか・・。
——何で?なにが何でだろう?黒澤が悠斗と約束を成立させて・・悠斗が仲間になって・・で?ぇ、え?何がどういう事?
オレは頭のどこかで理解しつつもどこかで理解しきれずに困惑していた。
そんなオレを横目でみつつ、悠斗は困惑ぎみに言った。
「信じなくてもいいぜ。水都がそんなに受け入れられないなら・・。」
なにそれ?どういう意味?オレが受け入れられない?そんなわけないじゃん!
オレは声をだそうとするが何故か声が出なかった。
多分ストレスや、困惑で声まで脳が回らないのだろう。
悠斗はうつむいた。
「本当はこのことは一生、言わないつもりだったんぜ。・・でも、破られたから・・約束が破られたから、・・・黒澤が危険だってお前に伝えたくて・・いったんだ。」
おそらくは悠斗自身も自分が何を言いたいのか整理できていないのだろう。
オレは腹の底から声をだそうと力を振り絞った。
「オレ・・も分かる気がする、よ。黒澤が変だってことは。」
オレの返答に悠斗は納得がいかない、というような目で訴える。
「じゃぁ、どうしてだよ?なんでアイツの奴隷になんかなってるんだ?」
「・・・ぃや、それは・・。」
オレは視線をさまよわせる。
だって、自分が黒澤とのバトルに負けた、なんて恥かしくていえないだろ?
「なんだよ?理由くらい教えろよ。別に自分から進んでやってるわけじゃないんだろ?」
悠斗はオレを横目で見つつ言った。
この言い方は理由を知るまで絶対に引かないいいかただと、感じたオレはシブシブ言った。
「黒澤と、バトルしたんだ。黒澤が勝ったら、オレが奴隷になるって条件で」
オレの言葉に悠斗は目を見開いた。
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.50 )
- 日時: 2011/04/19 22:09
- 名前: aki 秋元 aki (ID: jusjvnjl)
「黒澤とバトルだって?・・で、その結果お前は負けた、のか・・。」
「・・・・・うん・・・」
悔しいがうなずくしかない。
本当はすっごく認めたくない事実だよ。
でも、負けは負けだ。負けを認めないやつにはなりたくないんだよ・・。
オレが黙り込んでいると悠斗は話題を変えるように思い出したように言った。
「そういえば次は水都の番だな。」
「へ?」
オレは情けない声を出してしまう。
・・・次って?何が??
オレの言葉の意味を理解すると同時に悠斗は笑った。
「だから、オレが黒澤との約束を話したら、お前が屋上で泣いてた理由を教えるって約束だよ。」
「・・・ぁ・・あぁ、あぁ・・そういう事か。ぅん。思い出したよ・・。」
オレは顔面蒼白になった。
だって、そうだろ?オレがあの時屋上で泣いてた理由って・・・。
そんな、そんな、そんな・・・マジでいわなきゃいけない雰囲気だよ!?どうするんだよ!!
告白するようなもんだよ?コレは!!
嫌だぁー!!オレがヤツのことを思っていることなんて言えないだろ!絶対にどん引きされるって!!!
オレの中で言いたくない、という感情がどっとわきあがってきた。
おろおろするオレに悠斗はあきれたように笑顔をむけた。
「おいおい水都。やっぱりお前は面白いな!何がしたいのかさっぱりわかんねぇぜ!!」
・・・ちっ能天気な野郎だ!オレの気持ちわかんないだろ!?
オレは考えた。この状況を一発逆転する方法はないのか、と。
案はいろいろ出た。
例えば屋上から飛び降りて一生を終わらすか。
このままここを全力突破して町にさよならを告げるか。
・・・・・でも、やめた。
オレは逃げる方法を考えるのをやめた。
そうだよ。ここで約束を破ったら、オレは黒澤と同類になる。
そんなのいやだし、悠斗が二回も約束を・・信じて交わした約束を破られるのはいやだったから。
オレは深呼吸すると同時に真面目な顔つきになった。
それにつられてか悠斗も笑顔をフと消す。ひさしぶりに見る悠斗の真面目顔だ。
「オレが泣いてた理由・・はね・・・・・」
....ゴクリ....
つばを飲み込む音がやけに大きく聞こえる。
——風の音。鳥の声。
——オレの前にはアイツがいる。オレをじっと見つめている。
——オレが悠斗に思いをつげたら・・きっと今まで築き上げてきた友情は崩壊する。
——あの楽しかった日々が、思い出が・・・オレの一言で崩壊してしまう。
——それでもオレは、ヤツが二回も裏切られて傷つく姿は見たくないから・・・・だから・・・!!
——心臓の音が聞こえる。時を刻む時計のように・・・・
————オレは口を開いた。————
「オレ、お前に拒絶されたから、それが悲しかったから・・泣いたんだ。」
・・・・・あれ?何か無意識に遠まわしに言っちゃったよ。
オレは自分が発した言葉に自分でぎょうてんたまげた。
「拒絶って?」
オレの言葉に悠斗は即座に質問してきた。
「悠斗、黒澤にパシられてたじゃん?脅されて・・・。そんなヤツを友達って言うなんて、悠斗らしくないなって思って・・でも悠斗、アイツのこと友達って言ってて・・・その、拒絶された気持ちで。」
オレは自分の言っていることの意味を理解しなまま、言葉を次々に吐き出した。
「・・・・どういう意味?」
悠斗は眉をひそめた。
オレは意を決していった。
「だから・・・オレ、悠斗の事が好きだから!拒絶されて悲しかったの」
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.51 )
- 日時: 2011/04/20 02:18
- 名前: 真里 (ID: DZ8Tdyhx)
- プロフ: http://jbbs.livedoor.jp/comic/5913/
面白いですね!
その才能うちのサイトで生かしてくれませんか?
あとざつだんも一緒にしたいでう☆
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