BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 【BL】現妄実想(げんじつともうそう)
- 日時: 2014/09/13 21:13
- 名前: aki 秋元 aki (ID: jusjvnjl)
こんにちわ〜。初めての方がほとんどだと思いますが、どうぞ、見ていってください!アドバイスろかリクエストとかいただけたら感謝感激です!
No1⇒>>1からみてくださいね^^(できるだけww(BL)現妄実想((げんじつともうそうBL
では、すたーと!
1、始まりの・・・
学校のヤツ等はどうも気にくわねぇ!
学校が家です〜ッみたいな顔して毎日学校にかよいやがって!!
そんなに学校に毎日行ってたら、脳みそ増加して、頭でっかちになっちゃうだろ!!
・・・・・・・・・とか、偉そうなこと言う自分!俺は大嫌いだ!!
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう))【キャラクター投票 ( No.111 )
- 日時: 2011/07/13 19:17
- 名前: aki 秋元 aki (ID: jusjvnjl)
- プロフ: 「食べちゃいたいw」←ぇ!?マジで?
うっわぁ!未遊さん☆前回のコメにコメ返しするの忘れてました!!((マジスイマセン(_@_)
キスごちそうさまってww←(どういたしましてww
あの人誰か気になりますよねww〜〜ME TOOww
何かノリで書いちゃっただけなんですよね・・・↓(ぉぃ
今、新キャラの設定今考え中^^
デハデハwコメ感謝でしたー!
——————スタート——————
オレが自分の部屋に入った瞬間、机の上の携帯電話がなった。
ちなみに、オレはいつも携帯を持ち歩かない。落として大変な目にあった経験があるからだ。
いつも、部屋の机の上においておくのが日常だ。
オレは足早に机に近づき、携帯をとった。
「・・・はい、もしもし。」
相手は誰かわかっている。悠斗だ。
オレは悠斗にしか携帯の番号を教えていない。メールは別なのだが。
『ぉぅ、水都?やっと帰ってきたかぁ。』
電話の向こうで悠斗が安堵のため息をつく。
「・・・やっと、ってどういう意味だよ。別にどこにも寄り道して無いし!」
『ぇ!?マジで?』
何故だろう。
オレの言葉に悠斗は酷く驚いた声をだした。
『だって、オレのほうが学校から家遠いだろ?でも、オレが家に帰ってきて50分くらい時間たつぜ?何で学校から家が近い水都が来てないんだよ?』
おかしいだろう。と小さく笑う悠斗にオレはそういえば、と問うた。
「悠斗ってさぁ、そういえば〜サッカー部が教室に来たときに学校にいた?」
『は?サッカー部?』
あぁ、そういうことか・・・。
オレは放課後悠斗の姿をみていない原因がわかってほっとした。
——悠斗を危ない目に合わせたくなかったし・・・。よかったぁ。
『・・・水都?サッカー部って、何しに来たんだ?』
興味があるのだろう。悠斗はいつもよりも声を高くして聞いてくる。
しかし、オレはそれについて答えはしなかった。
「いや、別にたいしたことじゃないよ!・・・それより、何か用?」
急な話題転換に動じることもなく、悠斗は思い出したように言った。
『あぁ、そうだった・・・。あのさぁ、明日って何か用事あるか?』
——ぃゃ、それ以前に用事も何も・・・・・・
「え、学校あるじゃん?」
電話の向こうで悠斗が笑う。
『明日学校ねぇーよ!休みだって。土曜日だろぅ?』
・・・あぁ、そうなんだ。
オレはしまった、と頭を抱えつつ彼に返す。
「ハハハ、そうだよな。明日土曜日だよなぁ。うん、分かってるたし。・・・・で、用事ないけど?」
『おう、じゃぁ!明日ゲームのソフト買うの手伝ってくんねぇ?一人じゃ買いにくくてさぁ〜』
——一人じゃ買いにくいって・・・・・・もしかしてエロゲー?
オレはゲームの内容には触れず、了承した。
『じゃ、明日なぁ!』
プツゥ・・・・・・
「・・・・・・」
電話を切った後も、オレはしばらくの間携帯電話を耳につけていた。
何故か突然淋しさと同時に『悠斗と別れたときの記憶』が脳裏によみがえってきたからだ。
「・・・案外、普通に話せた、な。」
はぁ〜。オレは大きく息をはきだした。
あの時、なぜ彼があんな顔をしたのか、と考えるが思いつかない。
そして直接本人に聞けるほど、悠斗に度胸はない。
次の日。。
悠斗は待ち合わせ時間の3分前に来た。
何故分かったのかというと、オレは5分前にきていたからだ。
「でさでさぁ〜俺もうそのゲームでるの楽しみにしてたんだぜぇ!」
一方的にゲームについて語る悠斗にオレは苦笑しつつ、学校の近くにある店のたまり場を歩く。
ここでは以前、黒澤達と一緒にゲーセンに行った思い出がある。
すれ違う人がまったくしらない人だけではなかったが、止まって話すほどの仲のやつもいない。
オレと悠斗は順調にゲームソフト屋へたどり着いた。
「あ、じゃぁ、オレ買ってくるから!水都はここにいろよ!」
何故か悠斗はゲーム屋につくなり、オレを店の前で引き止めて中へ姿を消してしまった。
「・・・そうとうなエロゲームか。まぁ、高校性ってほぼ、大人みないなもんだもんなぁ〜。」
呆れ笑いを浮かべつつオレは店の前に張られていた広告に目を移した。
———————
オレは店の前で悠斗に置き去りにされている。
彼に内緒で中にはいるのも悪い。でも暇だ。
という事でオレは一部店の壁がガラスになっている部分に張られているポスターを見ていた。
「ぇ〜と、『勇者、『ブルー黒王子』と魔物の最後の対決!!』・・・なんでブルーなのに黒って名前の中に入ってるんだ?これってギャグゲームか?」
オレはあまりにも退屈すぎたのだろう。
ポスターに書かれている文字を声に出して読むんだ。
周囲が異物を見るような目を向けてくるが気にしない。
ポスターとポスターの間には隙間がある。そして、ポスターが貼られている壁はガラスだ。店内が見える。
オレは何気なく、ポスターとポスターの間を見た。
すると、ナイスなタイミングで向かい側の誰かと目が合う。
おそらく、店の中からもポスターがはられているのだろう。
他人に笑いかけられるほどオレは愛想が良くない。
普通に目をそらそうとしたオレの視界に、誰かの瞳が大きく見開かれる瞬間が移る。
まるで知り合いを見つけたときのように・・・。
——え?別にオレ、コイツ知らないし、見たことないんだけど・・・
よく見ると、誰かさんは目が大きく、目の周りの肌も若々しいことから学生だ、と予測できた。
学生は目を見開いたかと思えば、今度は瞳に怒りをともらせる。
「!?」
オレはなにもしていない!
そう意味をこめて首をふるが、遅かった。
学生はスタスタとその場を離れ、店の出口からでてきたのだ。
怒りしか読み取れない瞳がオレをとらえる。
何だ小さい。年下か。
若干安堵しかけたオレに青年は勢い欲近づいてきた。
「てめぇー!中学生!!調子にのるのも体外にしろよ!!」
——は?中学生?
そうか。今日はいつもより髪をたててなかったな・・・。ぃゃ、そうじゃなくて!
オレはカッと頭に血が上るのを感じた。
——確かにオレ身長小さいけどさぁ!コイツのほうが低いじゃん!蟻じゃん!!
オレへさらに文句をかさねようとする学生よりも早くオレは言った。
「オレ中学生じゃない!オレは君と違って高校性なんだよ!覚えとけ!中学生!!」
ざまぁみろ!と無敵な笑みを浮かべるオレになおも青年は噛み付くような目を向けてくる。
——ったく、最近子供は生意気だ!
「それはこっちのセリフだかんなぁ!?こんな小さい高校性がいるかよぉ!行っとくけど、俺高校性!!」
「君の顔なんか学校で見たことないね!嘘はやめっ!」
「転校してきたんだ!最近ね!」
——あぁ、そういえば転校生が1年生に来るって話してたなぁ・・・先生が。
「じゃぁ、名前言ってみてよ!」
「1年D組の夕音寺清野(ユウオンジ セイヤ)だ!フン、びっくりしただろ、中学生!!」
——やっぱり年下の転校生か!
ハハハーと勝ち誇った笑いをする年下にオレはニヤヶつつ言い返した。
「おぉ、本当に中学生だったんだな。オレは2年の青樹。」
・・・・・・
沈黙する青年。
勝利のゲップをこらえるオレ。
二人の間を風が通り抜ける。感じ方はそれぞれだろう。
清野が額に汗をにじませつつ口を開いた。
「・・・ハハ、ハハハ・・・・・・ぇっと、まぁオレ実は流年したから?と、年はお前等と同じ・・・デス。」
——絶対に嘘だろ。敬語使ってるし。
内心そう確信しつつ、オレはあえてそれを口には出さなかった。
オレの勝ちだ!!
久しぶりの勝利の風にオレは微笑んだ。
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう))【キャラクター投票 ( No.113 )
- 日時: 2011/07/06 22:36
- 名前: 厘 ◆A4jsQTgi.Q (ID: yL5wamFf)
すご!!
格好いい!!
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう))【キャラクター投票 ( No.114 )
- 日時: 2011/07/08 23:07
- 名前: 咲良 ◆Qo/TyHLlNE (ID: ESsyLOLv)
はじめましてッ!
咲良(さくら)です。
頑張って読みました〜。
ちょっと目が痛くなっちゃいました((笑))
すごいッ!!水都、可愛いッッッ
黒澤・・・S。
でもそこがイイ・・・。
aki 秋元 akiさん、更新楽しみにしてますッ
頑張ってください〜
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう))【キャラクター投票 ( No.115 )
- 日時: 2011/07/08 23:10
- 名前: aki 秋元 aki (ID: jusjvnjl)
: 厘 様
感想ありがとうございますww
ビックリマーク4つですね^^
では、コメ感謝でしたww
—————————
「お、待たせたなぁ!」
白いミニ袋を手に悠斗が店から出てきたのは、オレと清野が少し打ち解けた頃だった。
正直言って、彼とは気が合うとは言い切れないが、一対一で話すことくらいは出来るようになった(気がした)
しかし、実際清野に会って10分もしないうちに悠斗が来たのが現実だ。
10分以上話せるかは自信がない
悠斗はチラリと清野に目を移した後、ニコヤカに口を開いた。
「あれ、水都の友達か?オレ、山梨悠斗。よろしくな。」
手を差し出してくる悠斗をみて、飛び上がった清野も慌てつつあいさつをする。
「お、俺は2年の夕音寺清野です。」
一瞬ためらった後、清野は悠斗の手を握る。
——今時手を握って挨拶って・・・オレTVでしか見たことなかった・・・。
二人の様子を珍しそうに眺めていると、突然清野がこちら側を向いた。
「じゃぁ、青樹先輩。俺はこれで!」
もうダッシュで街中に姿を消した清野を感心しつつ眺めたあと、悠斗が笑いかけてきた。
「・・・俺等も行くか。」
歩き出す悠斗。
そんな彼の姿にオレはつい首を傾げてしまった。
「行くって、どこへ?」
「ゲーセン」
——ハハ。変わんないなぁ〜。
オレは内心呆れつつため息をついた。
昔から悠斗と遊ぶときはこうなのだ。
彼がいつもフラ〜っと行き先を決めてしまう。
・・・まぁ、別にいいけど。
オレ達は歩き出した。
——夜——
「ふぅ〜・・・」
悠斗と久しぶりに遊べて楽しかった。
そんな事を考えつつ、オレは風呂上りで濡れた髪をタオルでこすった。
現在、オレは自分の部屋にいる。
時刻は10時23分。
寝巻き姿で椅子に座り、首からタオルをかけている状態だ。
オレは机の上においてある『ウ〜ロン・ポン・茶』をジュゥ——とストローを通して吸った。
——相変わらずこのお茶は苦いなぁ・・・。
今日は楽しかた。明日も学校は休み。
そんなオレの平凡を打ち壊すメロディーが突然流れ出した。
「っ!?」
ビクリと体を震わせた後、オレは音がした方向へ目を向ける。
——あぁ、携帯のメール音か・・・・・・。
メールアドレスは4,5人の友人にしか教えていない。一体誰だろう?
画面にはメール一件と大きく書かれている。
「・・・見たことないメールアドレスだなぁ・・・・・・。」
メールを開く。
『 久しぶり。黒澤だ(笑 』
とかかれた一文が最初に目に入った。
「っぎょえぇぇぇ——!!!」
ヤツに携帯のメアドを教えた記憶はない。
オレは無意識にこの世のものとは思えない悲鳴を発し、飛び上がった。
「『黒澤だ(笑い』、ってなんだよ!?笑ってないだろ!絶対に!!」
よくメールで人格が変わる人はいる。
しかし、黒澤が『笑い』をつけてくるといやに寒気がするのはオレだけだろうか。
オレはメールの続きを読む。
『突然だけど、水都の携帯の電話番号、教えて。
誰も知らないらしくてさ。
じゃ、メール待ってる☆ 』
・・・・・・
これは、キャラクターのイメージが崩れて仕方がない。
だって、アイツが『☆』って!ありえないだろ。
プッと笑った後、オレは顔面蒼白になった。
「携帯の番号って・・・悠斗にしか言ってないのに・・・・・・」
でも言わなきゃ殺されそうだ。
オレは意を決して文字を打った。
家の電話番号を・・・。
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう))【キャラクター投票 ( No.117 )
- 日時: 2011/07/09 19:20
- 名前: aki 秋元 aki (ID: jusjvnjl)
咲良様w
コメ感謝します!
このスレ、すごい頑張って読んだ感じが伝わってきました^^((自分も全部読むのツライw
目が痛くなるまで読んでくださってありがとうございますた(_@_)/
キャラのイメージ(水都と黒澤)が自分のと合っていてよかったです^^
何かアドバイスがあれば、ドシドシお願いします!
はいw人便頑張ってみますッ!
————————
指に一筋の汗がつたう。
心臓が止まりそうなほどの緊張感。
外からは激しい雨の音がする。
そんな重たい空気の中、オレは送信ボタンを押した。
まるで後ろに黒澤の怨霊がいるようだ。
オレは恐怖のあまり携帯を床に投げ捨て、毛布に包まった。
メールでの黒澤の変わりようも恐ろしかったが、返信メールの内容のほうがもっと恐ろしい。
連絡網をみれば、その番号が家のだという事はすぐに分かられてしまう。
それでも、どうしても携帯の電話番号だけは教えたくなかったのだ。
昔、番号を人に教えすぎて大変な事になった経験があるからだ。
こう見えて俺はけっこう携帯でのトラブルが多い。
ピーリィリリー—、ぽりろ、ロリロリロォ———・・・・・・
着信音が奇妙な音楽に聞こえる。
その瞬間、オレは頭を抱えた。
——どうしよう?・・・ヤツが来た—!!
メールを見たら絶対に心臓が止まること間違いなし。
絶対に見るもんか、とどうでもいい決意をしたときだ。
パッ!
音がした、と思った瞬間部屋の電気が消えた。
オレの部屋は暗闇状態になる。
外の光すら見えない。
「・・・え?」
現状を理解するまでに数秒かかった。
——どうやら、停電中らしい。
外から人家の明かりすら見えないから・・・。
ゴロゴロゴロォォォオオォォ——!!!
ピィカァァアァ!!!!!!
物音一つしない部屋を雷が不気味な色に染め上げる。
「ひぃぃぃいぃぃいいい———!!!!」
オレは恐怖と恐怖が重なり合い、顔を上げていられなかった。
実はオレは世に言う『チキン』だ。
「水都ぉ—?水都ぉ—!」
一階から母の声がする。
しかし、今のオレの耳には届かない。
ピーリィリリー—、ぽりろ、ロリロリロォ———・・・・・・
再び、奇妙なメロディーが流れ出す。
——あぁ、なんで着メロをこの曲にしたんだろ・・・・・・
後悔先に立たず、だ。
オレは恐る恐る床に落ちている携帯を手に取った。
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