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【BL】現妄実想(げんじつともうそう)
日時: 2014/09/13 21:13
名前: aki 秋元 aki (ID: jusjvnjl)

こんにちわ〜。初めての方がほとんどだと思いますが、どうぞ、見ていってください!アドバイスろかリクエストとかいただけたら感謝感激です!

 No1⇒>>1からみてくださいね^^(できるだけww(BL)現妄実想((げんじつともうそうBL


  では、すたーと!
 


  1、始まりの・・・

 学校のヤツ等はどうも気にくわねぇ!
  学校が家です〜ッみたいな顔して毎日学校にかよいやがって!!
 そんなに学校に毎日行ってたら、脳みそ増加して、頭でっかちになっちゃうだろ!!


   ・・・・・・・・・とか、偉そうなこと言う自分!俺は大嫌いだ!!

Re: (BL)現妄実想(げんじつともうそう)参照1000超えたぁ! ( No.253 )
日時: 2011/12/07 19:11
名前: aki 秋元 aki (ID: jusjvnjl)

 「で?今日は何の用かな?」
 黒澤とオレを交互に見つつ、深泉は笑った。
——黒澤のダークなオーラにひるまないなんて・・・
 きっと、不良というものは何度もこのような状況に遭遇したことがあるのだろう。
 ちょっと関心だ。

 陽気な深泉に黒澤は普段どおりの低い声でかえした。
 「決闘、タイマンだ」

 黒澤が楽しむような笑みを浮かべた。
——・・・もしかして黒澤って・・・不良高校出身か?
 初めてヤツの高校の事を考えた。
 まぁ、今度聞いてみるとでもしよう。


 「・・・でも俺、強いよ?」
 深泉がポケットに手を突っ込んだまま、笑う。
 しかし、その『目は刃よりも鋭くて・・・

 「く、黒澤!・・・別に戦わなくていいじゃん。帰ろう!マイホームに!!」
 背筋がゾッとする。
 というか、よく考えれば何故、下を触られたくらいで喧嘩になるのかが分からない。
 別にへるもんでもねぇーし?

 オレはそのまま黒澤の腕を掴んで引っ張った。
 しかし、当の彼は一向に動く気配がない。
 むしろ力の方向を利用して、オレを一回点させると片手で抱きかかえた。


 「昨日、水都がせわになったみたいだし。もうコイツに手ぇ出すな」
 「ふぅん、俺が無理っていう事を想定して、決闘しようって言ってきたのか?なるほどぉ〜」

 黒澤はジャンバーのポケットに入ってオタらしきグンテを手にはめた。
 きっと寒いくて手袋なしでは、戦えないのだろう。かといって手袋をすると拳が柔らかくなり、相手への攻撃が弱くなってしまう。。
 だからあえて中立のグンテ、か。


 このことを考えていれば、深泉がポケットから手をだし、ジャンバーをぬいだ。
 後ろにいる青年達のほうへそれを投げつけ、
   「面白い。それのった!・・・ただ・・・・・俺が負けたら、もうこの子には手をださないけど」

 そこで、深泉は目を閉じた。
 試合前の選手のように集中力が高まったのが、不思議と手に盗るように分かる。


 そして、俺は気づいた。

 深泉が喧嘩慣れしており、弱くは無いということに。
 たとえ、オレが傷をおってでも黒澤をここに連れてくるべきではなかったのだ。
 どちらかが、大怪我をするかもしれない。


 深い後悔がおそってくる。
 しかし、もう変えようもない事実なのでこれは心にしまっておこう。
 

 そんなオレをチラみしつつ、深泉が口を開いた。
 ふざけんな、と叫びたくなるような一言を・・

 「もし、お前が負けたら・・・そいつ俺が貰うよ・・・」
 さっきまでの彼とは想像も付かないほどの鋭い声。
 思わず黒澤をみれば、

 ヤツは今までに無いほど楽しそうな笑みを浮かべていた。
 

Re: (BL)現妄実想(げんじつともうそう)参照1000超えたぁ! ( No.254 )
日時: 2011/12/08 21:44
名前: 霧屋 朋乃 (ID: 3Ae2Cr1s)

お久しぶりです!

決闘!!!!!!!!???


深泉、好きだったのか!!

ってか、水都もてまくり!!!
黒澤に勝ってほしい!!!


ガンバ、黒澤!

それじゃあまた

Re: (BL)現妄実想(げんじつともうそう)参照1000超えたぁ! ( No.255 )
日時: 2011/12/09 20:39
名前: 秋元 (ID: jusjvnjl)

 「く、黒澤・・やめ」
 俺が言う前に黒澤は深泉目指して駆け出していた。
 こうなればもう、簡単にはとめられない。
——いあ、こうなる前から簡単じゃないけど・・

 彼を掴もうと伸ばした手が宙をかく。

 その瞬間、二つの影がぶつかった。
 黒澤のストレートパンチの連続技を鮮やかに深泉がよける。
 よけてばっかで攻撃しないのか、と思っていれば黒澤の隙をついて深泉が力強いキックをしかけてきた。
 しかし、それを難なくかわす黒澤。


 まるで世界ランクの試合をみているような気分になる。

 オレは一瞬感動した自分の頭を殴りつけた。
 今は、この二人の喧嘩をとめるのが優先だ。
 そうは思うのだが、・・

——この二人の動き、早すぎる!
 なかなか二人の間に入るタイミングがつかめない。


 「なぁ、アイツ水都って言ってなかったか?」
 「・・確かに・・・」
 「え、水都ってあの・・・」


 深泉の背後にいた青年達のうち3人がヒソヒソと話ているのがかすかに聞こえてきた。
——・・? 
 『あの水都』ってなんだ?
 オレってそんなに有名だっけ?と疑問に思うが、彼らにそれを聞きにいく勇気はない。

 その間も、息を切らせることなく深泉と黒澤の戦いは継続中だ。


 「もし、あれが水都だったら・・・一応連絡しておいたほうが・・」
 「そうだな。・・でも、リーダーはあんまり携帯でねぇーじゃん」
 「メールでよくね?」
 「そだな」


 そして、青年達は携帯電話を取り出す。
——リーダーって・・も、もももしかして!仲間を大勢呼び出すつもりじゃ・・!
 これは一刻も早くここから黒澤と一緒に逃げなくては、とオレは戦い中の彼らに目をやった。


 —そのとき—

 ちょうど、黒澤の攻撃をよけ、バランスを崩した深泉が地面に倒れるところだった。
 そして、黒澤が拳を振り上げ——・・・


 オレはトッサに駆け出した。


 そして、深泉の上に覆いかぶさり、黒澤がするであろう攻撃に無意識に体を堅くする。
 黒澤が次の一撃で深泉を殺してしまうような気がしたのだ。
 ここまでが、ほんの一瞬の出来事だった。
 頭で考えて起こした行動ではない。
 ただ、黒澤のパンチで深泉が死ねば黒澤が殺人者になってしまうと思い・・


 目をつぶったオレはある違和感を覚えた。
 いつまでたっても黒澤のパンチが来ないのだ。

 「・・・あれ?」
 そっと目を開けて振り返る。

 そこには、真顔の黒澤が立っていた。
 そして、オレの目の前には大きな拳がある。
 どうやらギリギリのところで抑えたらしい。


 「・・・そこで、なにしてる?」
 黒澤が真顔のまま聞いてくる。
——よかった。俺はとめられたのか。黒澤が殺人鬼になるのを・・

 「黒澤・・もう」
 —帰ろう、と続けようとしたとき耳元で声がした。

 「・・桜田、ありがとう」
 「え?」

 声と同時に抱き寄せられる。
 —そして—


 ドスッ!!

 深泉がそのまま立ち上がったと同時に、鈍い音がした。





 「ぅっ・・」




 そして、黒澤のうめき声がする。

 「・・・くろさ、わ?」
 深泉の腕を振りほどくと同時に、黒澤を振り返る。

 —そこには—


 腹を抱えてうずくまっている黒澤がいた。

 ポタポタ、と地面に赤い雫が落ちる。
 雫の正体を知ったとき、オレの背筋は凍りついた。




 「っ黒澤!?黒澤!大丈夫か!!?黒澤ぁ!!」
 声が震える。
 すぐにでも、彼のところへ駆け寄りたかった。しかし、できなかった。

 深泉がオレの手を掴んだまま話さなかったから。


 「ッ離せぇ!このままじゃ、黒澤が死んじゃ・・・ッ!!!!早く、病院に!」
 すでに、黒澤の周囲には小さな赤い水溜りが出来ていた。
 オレは全力で、深泉の手を振りほどこうとする。しかし、体の力が抜け強い力だ出せない。
 振りほどけない。むしろ、握る力が強くなっているような気が・・・



 「俺が勝ったんだ。付いて来い。」
 冷たい声が耳に響く。



——で、でも・・黒澤が!!


 「黒澤ぁ!!」

 俺はもう一度叫んだ。


 すると、うずくまったままだった黒澤がかすかに顔を上げる。
 そして、腹に刺さっていたナイフを抜いた。
 そのとたん、ボタボタと液体がこぼれる。


 「や、やめろ!黒澤!・・・刺しとけ!大量出血で死んじゃうぞ!!?」
 気づけば頬に涙が流れていた。



 「いいじゃん、そんなやつ。行くよ?」
 深泉が言った。

 そして、ものすごい力で抱き寄せられる。
——あぁ、こんなやつかばうんじゃなかった・・・
 後悔は今さらだ。


 深い泉は、オレの肩に腕を回し力づくで黒澤とは反対の方向へ引っ張る。
 オレは顔面蒼白になり、ガクガク震えることしかできなかった。
 黒澤が死ぬ、そう思った瞬間体の力が抜けた。

 そんまま、抵抗することができず、オレはただただ深泉の行く方向へ歩いていった。

Re: (BL)現妄実想(げんじつともうそう)参照1000超えたぁ! ( No.256 )
日時: 2011/12/09 20:46
名前: 秋元 (ID: jusjvnjl)

 霧乃様
 コメ感謝!

 何かwうん、気づけばこんな展開に・・・って感じです。。
 まぁ、wがんばります(=w=)

 あぁーwこの小説気づけば、もう200返信超えてますね・・スゲェー。。
 何かwやって欲しいシチュエーションあれば言ってくださいねww

 この話終わったら、書いてみようかなって思います。
 デハデハ、コメント感謝でしたw!

Re: (BL)現妄実想(げんじつともうそう)参照1000超えたぁ! ( No.257 )
日時: 2011/12/10 11:28
名前: ジャック (ID: HKLnqVHP)

く、黒澤ぁあぁぁぁぁ!!??

ど、どうも、ジャックです!
PCぶっ壊れてこれませんした←

きづいたら・・・・
更新凄いされてて一人で「イエーイ!」って叫んでたw

水都どうなるんだろうw
というか黒澤は深泉たちの学校出身なのか!?
リーダーってw

面白い展開になってきたねw
更新頑張れっ!


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