BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 【BL】現妄実想(げんじつともうそう)
- 日時: 2014/09/13 21:13
- 名前: aki 秋元 aki (ID: jusjvnjl)
こんにちわ〜。初めての方がほとんどだと思いますが、どうぞ、見ていってください!アドバイスろかリクエストとかいただけたら感謝感激です!
No1⇒>>1からみてくださいね^^(できるだけww(BL)現妄実想((げんじつともうそうBL
では、すたーと!
1、始まりの・・・
学校のヤツ等はどうも気にくわねぇ!
学校が家です〜ッみたいな顔して毎日学校にかよいやがって!!
そんなに学校に毎日行ってたら、脳みそ増加して、頭でっかちになっちゃうだろ!!
・・・・・・・・・とか、偉そうなこと言う自分!俺は大嫌いだ!!
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう))【キャラクター投票 ( No.158 )
- 日時: 2011/08/23 10:59
- 名前: aki 秋元 aki (ID: jusjvnjl)
夕音寺清野は携帯の画面をオレに突き出して一分もしないうちにそれをポケットに大事そうにしまった。
あと数秒しまうのが遅ければ、オレがメチャクチャにしていただろう。
そして、オレに対して挑戦的な笑みを向ける。
「俺は青樹先輩が、黒澤先輩と無関係なんて思ってません!だいたい、俺のほうが先に———」
「あー、はいはい分かった。マジでよく分かった。その気持ちだけで黒澤はきっと幸せだ。ウン、幸せ。」
清野があまりに大きな声で力説するものだから、オレはつい恥かしくなった。
とゆうか、さっきからオレ達を生徒達が影からコソコソと見ている。
——・・・いったいなんのつもりだ!
「黒澤先輩が幸せじゃぁ、ダメなんだよ!俺だって!!」
・・・コイツと話をしていると、恥かしくなるのはオレだけか?ってか!ココ学校なんだよ!!?
いっそオレの今の気持ちを叫びたい。
でも、やめたほうがいいだろう。もっと注目を集めるだけだ。
オレはため息交じりに清野に言ってみた。
「・・・なぁ、場所をかえないか?ここじゃぁ、生徒達にみられて恥かしいんだけど?」
すると清野は頑固者のように首をブンブンとふった。
「いやだ!ここで、黒澤先輩のことについて話し合う!ここで話し続けられたほうが先輩への気持ちが強いって事なんですよ!!」
——おい、どんな理屈だ!そんな訳ないだろぉー!!
別にオレとしては、黒澤を清野の方にポイッと投げてもいいのだが・・・
この後輩はどうにかしてでも、オレを自分のライバルにしたいらしい。
・・・・・・なんか疲れてきた・・・・・・
「・・・あのさ、清野。なんでオレをそこまでライバル視するんだ?オレ普通の高校生。」
オレの言葉に清野はヒドクイラついた顔をした。
ってか、オレ先輩なんですけど・・・・・・。
「本当に青樹先輩は鈍感すぎ!なんで分からないんですか?俺がさっき見せた写真、の様な事をすればもう・・・気づくでしょう!!」
「ってか!あれは黒澤から強制的にやってきた事だ!!勘違いするな!ってか、なんでソノ写真を持ってるんだよ!!」
質問することでいっきに、興奮状態になったオレは清野の携帯を奪おうと飛び掛りかける。
そして、それを後ろにいた(忘れていた)眼鏡が全力でオレの腕を掴んでやめさせる。
それでも、オレは掴まれていないほうの手を全力で伸ばし、Yシャツの上からヤツの携帯を握った。
—これが、一瞬でおこった出来事の全てだ—
「わっ!!何するんですか!!!」
オレの一瞬の行動に目を丸くし酷く驚いた顔の清野にオレは勝ち誇ったような笑みを浮かべた。
・・・これで、ヤツの携帯をメチャクチャにできる!!
しかし、そうするにはもう片方の腕も必要だ。
「おい、眼鏡男子!オレの手離せよ!!」
「・・・ぃ、いやです!!だぁって・・・離したら先輩は、清野君に飛びつくから・・・・・・!!」
「飛びつかねぇよ!!」
眼鏡男子を力づくでふっとばす事もできたのだが・・・・・・暴力は好きではない。
ましてや先輩が後輩に暴力とは・・・退学になっても可笑しくないのだ。
眼鏡男子と講義中のオレの携帯を掴む手を離させようと清野がオレの指を開こうとしている。
オレは今、両サイドを後輩二人に挟まれている。
——どんな状況だ!!!
このままでは、完璧に携帯を奪えない。だって2対1だぞ!!
「・・・なに3人でイチャついてるの?」
「イチャついてねぇー!!」
——はっ!
オレは、俺たち3人意外の人間がすぐ横でツッコミ(?)をしたことに気づく。
オレ同様、眼鏡男子と清野も驚いた顔をして、その第4者を見ていた。
清野に関しては顔が真っ青だ。
オレも2人につられて、声の主の顔をみれば——あぁ、納得だ・・・。
そこには、オレよりも10cm身長が高い人物が立っていた。
そして、オレ達を無表情で見ているではないか。
「・・・く、黒澤先輩・・・・・・」
清野の震える声を合図にヤツが眉をひそめる。48
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう))【キャラクター投票 ( No.159 )
- 日時: 2011/08/24 13:47
- 名前: 未遊 (ID: mjEftWS7)
どうも〜久々にきました☆
というか自分のコメは面白いのか疑問だ・・・
自分では普通に書いてるつもりなんだけどね;
あっ、違う違う!
ちゃんとコメをしましょうね(汗)
てかっ、水都鈍感すぎだから・・・
でも、そんな水都も好きだぞー(←キモっ
黒澤も苦労人だね;
でも、そんな水都を可愛いと思ってるんだろうね^^
まだ、ちゃんと付き合ってない二人だけど・・・
今の関係はちょっと好きかも(笑)
曖昧だけど・・・
キュン②するみたいな★
このあとの黒沢の行動も気になるし
楽しみにしてるよ!!
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう))【キャラクター投票 ( No.160 )
- 日時: 2011/08/26 19:56
- 名前: aki 秋元 aki (ID: jusjvnjl)
未遊さん久しぶり(?)ですw
はいw未遊さんのコメみてると、表情(??)が浮かんでくる(気がする)ので面白いですよ←意味不
ん〜やっぱり、自分的に曖昧な関係が長く続きすぎているような錯覚(?現実??)におちいるので・・・・・・そろそろ、二人の距離感を遠くするか、近くするか・・・・・・してみようかな、と思います!
いあ、でも変わらないかもしれません↓↓
やっぱり、小説書くのって難しいですね〜^・x・^((←?
デハデハ〜、これからも未遊さんのスレみにいくんでw!
———————————
「なにしてるの?」
黒澤は何か事情を理解したような口ぶりで言う。
——そういえば、黒澤と同居してるのは、確か清野だったよな・・・弁当持ってたし・・・・・・。
そこまで、考えてオレはハッとする。
この状況、ヤバクないか!?
だって、先輩のオレが清野の胸ポケットをガッシリと掴んでいる状態で、それを止めるかのように後輩2号の眼鏡男子がオレの片腕を掴んでいる。
第4者からみれば、先輩が後輩に掴みかかっている様子に見えなくもない光景なのだ。いや、実際半分はそうなのだが・・・・・・
——あまり人と話さない黒澤が一緒に同居するくらい、仲の良い後輩をオレが虐めて・・・いる・・・・・・
今の状況では、オレの命が危ない!!
オレはあわてて、清野のYシャツを離した。
しかし、眼鏡男子はオレを離さない。・・・何故だ?
離せ、の意味もこめて掴まれている腕を軽くふると、眼鏡男子はしぶしぶとオレの腕を離す。
「・・・く、黒澤・・・これには訳が・・・・・・」
後ずさりするオレに続き、何故か清野も顔面蒼白になりつつ後ずさりをする。
——恐るべし黒澤!!
幸い、黒澤の精神状態は普通そうで、怒りが微塵も滲んでいない低い声音で言った。
「・・・何してるの?清野。」
——え?何でオレに聞かないんだ?
疑問に思うオレ。一人キョトンとしている眼鏡男子をよそに、清野が口を開いた。
「・・・えぇっと・・・・・・洸先輩と、青樹先輩の仲を調べようかと・・・」
気まずげにうつむく清野に、黒澤が呆れたようにため息をついた。
「昨日も言ったじゃん。俺と水都の関係は『婿と花嫁』の関係だって。」
「おい!黒澤テメェェ—!!!」
婿と花嫁ってなんだ!?そんなの初耳だ。・・・確かに、この前奴隷よりは嫁が良いって言ったけどさ・・・・・・。
思わず、黒澤を殴ろうとした拳をヤツにやすやすと掴まれた。
「・・・水都、顔赤いよ?」
「はぁ!!?」
んな訳ないだろう、と顔を自由な方の片手で触ってみると、予想以上に熱かった。
・・・別に何の意味もねぇーよ!ねぇーかんな!!・・・
自分にいいきかせるように胸中で叫んでみる。
「ってか!そうじゃなくて、オレ男だし!花嫁とか女だし!!恥をかかせるのも対外にしろよぉぉ!!!」
オレが叫べば何故か黒澤がクスッと小さく笑った。
——清野が眉をひそめたのは誰も知らない事実である。
「・・・水都のその顔、好きだよ。」
「へっ!?」
耳元で告げられ、つい赤くなっているオレの拳を掴んだ状態の黒澤の手が何気なく手首へと移動する。
「授業始まる。・・・おいで。」
そして、そのまま引っ張られ、オレは特に拒む理由もなくそれに続いた。
オレ達の背中を食い入るように見つめる二つの視線を感じながら・・・67
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう))【キャラクター投票 ( No.161 )
- 日時: 2011/08/27 16:37
- 名前: 霧屋 朋乃 (ID: 4cJqE2ea)
お久しぶりです!!
最近久しぶりが多いですが、毎回読むたびに面白くなっていますっ!
いあー、やっぱいいですね!
面白いです!!
水都も鈍感すぎだよね。うん、でもかわいいよね(←えっ…
では、またみにきま〜す
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう))【キャラクター投票 ( No.162 )
- 日時: 2011/08/29 19:00
- 名前: aki 秋元 aki (ID: jusjvnjl)
霧乃様〜w
コメ感謝しまっす!
そうですね^^最近久しぶりが多いですね^^
自分も霧乃さんのところ見に行くんですけど、中々書き込みできなくて。。。↓↓
いえいえww霧乃さんの作品も面白いですよ^^
デハデハwこれからも頑張ってみまっス!
—————————
「・・・ねぇ、清野君と・・・その、青樹先輩って・・・・・・どういう関係、なの?」
黒澤洸が青樹水都を連れて教室に帰った後、清野と眼鏡も教室に向かおうと歩き出していた。
そんな中、無言の清野に眼鏡男子が聞いたのだ。
清野はムスッとした顔をする。
「関係もなにも、アイツと俺は被害者と加害者の関係だ!!」
「・・・被害者と加害者?」
疑問に思い首をかしげる眼鏡を清野はうっとうし気に眺めた後、すぐに目をそらす。
「・・・青樹先輩は、俺の大切な人を横取りしたんだよ。世間で言う『泥坊』だ!」
「・・・ふぅん。」
続きが気になるが、これ以上清野を怒らせまいと無言の目がねを気にせず清野はさらに口を開く。
「本当に、どうなってんだよ世の中は!俺が先に洸先輩と知り合って仲良くなったのに・・・・・・。」
「で、でも青樹先輩、人気あるからかならずしも洸先輩って人とくっつくとは限らないんじゃ——」
突然眼鏡が言葉を止めたのは、清野にものすごい形相で睨まれたからだ。
「お前、俺の携帯の写真みただろぉ!あれが証拠だよ!!」
清野が胸ポケットの携帯を取り出そうとするのをあわてて止め、眼鏡は弱弱しく苦笑いを浮かべた。
・・・あの写真は青樹先輩が洸先輩に無理やりやらされただけだって言ってたじゃん・・・
喉まででかかった言葉を胸中で止める。
でも、確かに『青樹水都』は人気がある。
現にクラスの中に青樹先輩を狙っているクラスメイトは5人以上はいるだろう。
入学式の時に、パンフレットを配る係りをしていたため、青樹先輩の顔を一度はかならず一年生全員が見ているのだ。
春なのに、気温が高めだったせいか、先輩の顔はやつれていた。
・・・修学旅行の『恋バナ』を夜にしたことがあるが、話の中にたびたび出てくるくらい印象が強いのだろう。
「お前、青樹先輩に告白しろ!」
突然近くで大声がした。清野だ。
・・・清野君と話をしてたのを忘れていた。
「ぇ、何で!?・・・・・・ぃ、いやだよ!!」
あわてて言う眼鏡に清野はなおも命令口調で言う。
目がキラキラと光っているのは心から名案と思っている証拠だろうか。
「いいことを思いついたんだ!青樹先輩が誰かと付き合ってれば、洸先輩は自然な流れで諦めて・・・俺のところに来る!」
「そ、それって清野君にとってのいいことでしょ!」
「いや、お前だって青樹先輩と付き合えるじゃん!!」
——そんなことをしたら毎日のスクールライフがイジメ満載の地獄になるだろう。
・・・いや、青樹先輩とつきあえるのならそれも悪くない。
そこまで考えて眼鏡はハッとする。
周囲の生徒から睨まれているではないか。
「だ、だめだって。清野君!だいたい、付き合えるって確証もないし!!」
「言ってみる価値はあるだろう!言えよ!!」
「い、いやだ!」
「言え!!」
「やだ!」
「い—・・・・・・」
その時だ。
突然清野の頭に拳骨と言う名の大きな拳が振り下ろされた。
思いっきり清野が顔をしかめたのは言うまでもない。
そして、拳の主の太い大きな声がする。
「うるせぇーぞ!夕音寺!!早く席につけ!!授業始まるぞー!」
この口調は笹部先生だ。
国語担当の先生でものすごく怖い顔をしている。
「「す、すいません!!」」
眼鏡と清野は同時に声をあげ、ダッシュで席についた。鉢②
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