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【BL】現妄実想(げんじつともうそう)
日時: 2014/09/13 21:13
名前: aki 秋元 aki (ID: jusjvnjl)

こんにちわ〜。初めての方がほとんどだと思いますが、どうぞ、見ていってください!アドバイスろかリクエストとかいただけたら感謝感激です!

 No1⇒>>1からみてくださいね^^(できるだけww(BL)現妄実想((げんじつともうそうBL


  では、すたーと!
 


  1、始まりの・・・

 学校のヤツ等はどうも気にくわねぇ!
  学校が家です〜ッみたいな顔して毎日学校にかよいやがって!!
 そんなに学校に毎日行ってたら、脳みそ増加して、頭でっかちになっちゃうだろ!!


   ・・・・・・・・・とか、偉そうなこと言う自分!俺は大嫌いだ!!

Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう))【キャラクター投票 ( No.173 )
日時: 2011/09/09 21:26
名前: 未遊 (ID: C2X31cwX)


aki秋元akiちゃーん!!?

何、このめっちゃ気になる終わり方!!

チョー気になるよ><

悠斗が好きなのは普通に水都だったと思ったんだけど・・・
違うみたいだし・・・

悠斗の好きな人も気になる感じなんだよねぇ〜


だから、このあとの話も期待してるZE☆

Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう))【キャラクター投票 ( No.174 )
日時: 2011/09/10 18:36
名前: aki 秋元 aki ◆nOYt2SrT96 (ID: jusjvnjl)

 学校に着いたのは、ちょうど一時間目が始まる一分前だった。
 シーンと静まり返った教室内。静かに歩き、席につく。
 それと同時に、目の前に座るウザ王子の春がクルリとこちらを振り向いた。

 「・・・ミズー、風邪はもう治ったの?」
 心配気に聞いてくる。しかし今、オレは春よりも悠斗の事で頭がいっぱいだったため、丁寧な受け答えができなかった。
 「うん」
 オレはアッサリ言う。

 すると、春がオレのおでこに手のひらを当ててきた。
 「っ・・・なに?」
 思わぬ行動に一瞬ビクリ、となたがオレはあえて驚きを声に出さずに問う。
 そんなオレに春はなおも心配そうな目を向けた。


 「まだ、少し熱いよ?保健室行く?俺〜ミズの事おんぶしてくから!」
 「・・・いあ、いい。オレけっこう体温高い方だから!」
 そういったときだ。背中に視線を感じた。
 無意識に振り返ればすぐに誰だか分かる。

——・・・黒澤・・・
 何やら不機嫌そうだ。おそらく本人は自分が感情を顔に出していることなど気づいていないだろうが・・・目が怖い・・・。
 オレは一瞬で前に向き直るが、すぐ目の前に春の顔があった。
 「・・・顔、近くね?・・・・・・気持ち悪いんだけど・・・?」

 オレは言うが、春はそれを無視していきなりオデコとオデコをくっ付けてきた。
 「っ!!?」
——ホラ、さすがにビックリするだろ?
 オレは容赦なくヤツの頬にビンタを食らわす。

 教室中に大きなビンタ音が鳴り響く。
 大勢の生徒達がこちらを見る中、オレはヤツを睨みつけた。
 しかし、当のヤツは一瞬顔をしかめただけでうめき声一つあげない。

 悔しいがオレはそれ以上何もすることなく、机の上にあるノートをみた。

 —何の音だ?
 —ッバカ!青樹が中沢にビンタしたんだろ。いつも、殴ってるジャン、中沢のこと
 —青樹こえぇ〜!あんなに可愛い顔してんのに・・・躊躇なく人をぶつなんて
 —でも、いつもは拳だよな?そう考えると優しくなったな
 —タッツァンは昔、水都と話してたよな?殴られたことある?
 —ね、ねぇーよ!ってか、オレアイツの嫌がることしたことないもん!
 —ヒャヒャヒャ・・・

 周囲はオレが机に向き治ると同時にざわめき始めるが、それも一分は続かなかった。
 すぐに沈黙を取り戻した教室。
 さすがの春も前をいただろう、と顔を上げてみればまだこちらを見ていた。

 「・・・・・・」
 気まずげに沈黙するオレを見て、彼はニコリと笑みを浮かべた。
 そして、オレの頭をポンポンすると同時に前を向く。
——ウザ王子の行動の意味が読めない・・・

 オレは背中に痛いほどの視線を感じつつ、シブシブとノートに向き直る。


 キーンコーンカーンコー・・・・・・
 一時間目が終わった休み時間。

 いつものように悠斗の席へ行こうとするオレの前に田辺祐介が立ちはだかった。
 「・・・?」
 首を傾げれば、祐介は視線をそらしつつ言う。

 「・・何か、リーダーが呼んでる。」
 「え」

 オレは口を開く前に彼はスタスタと黒澤を取り囲んでいる『黒澤組』の中へ姿をくらませてしまう。
 残されたオレはしぶしぶそちらへ向かう。
——・・・今の祐介の言い方は黒澤が不機嫌なときか、嫌がらせがまっているときのしぐさだな・・・。

 「・・なんでしょうか・・」
 黒澤組をかきわけて、ヤツの所へ行くと、黒澤の座る椅子と向かいあうようにして椅子が置かれてあった。
 「座って」

 ヤツの指示に従う。
 すると黒澤はポケットから携帯を取り出し、少しの間ピコピコイジッタ後、オレに画面を差し出してきた。
 「・・・水都、この顔できる?」

 そこには、妹の桃香の爽やかな笑顔が写っていた。
 「は?」
——オレは女ではないのですが・・

 頭が真っ白になるオレに黒澤は坦々と言った。
 「・・・今度『美少女コンテスト』がある。出ない?」
 「ふざけんな」
 椅子から立ち上がりかけるオレの腕を掴み黒澤はギラギラと目をぎらつかせた。

 「賞金は100万円。」
 「ふざけんな!ってか、桃香の写真どうやって入手したんだよ!」
 怒りと疑問を入り混じらせる。
 だいたい、黒澤はオレをなめていると最近思うのは気のせいだろうか?

 「写真とらせてって言ったらすぐにOKもらった。水都、笑え。」
 携帯を向けてくる。
——あぁ、ここで笑顔を作ったらタブン『美少女コンテスト』出場決定だ。
 おそらく黒澤は今とった写真をコンテストに送るつもりなのだろう!
 だが、オレも立派な脳を持った動物!そうはさせない!!

 写真を撮られまい、と本能的にオレは黒澤の携帯電話を奪いにかかる。
 パシャパシャパシャパシャパシャ!!!
 連続でシャッター音がした。


——いつか心配になる。オレが殺人という罪を犯してしまうのではないのか、と!!
 思考と同時にオレはヤツに飛び掛る。
 「ぐどだだだぁぁぁああぁぁ———!!!!!(黒澤ぁぁー!)」

 すると、ヤツの口元は静かに動いた。『バカ』と。
 飛び掛る途中、右手を引っ張られオレは右側からヤツにツッコムカタチになる。
 そして、それを上手く利用してやつはオレを背中から抱くようにして受け止める。

 背中はヤツの体温で温かい。
 「はっ!しまっ———!!」
 オレは必死にヤツの手から逃れようと暴れる。

———すると
 
 
 「フゥ——ッ」


 突然、ヤツがオレの耳に息を吹きかけてきた。
 「ひっ!?」
 当然、ビクリと体を震わせオレは真っ赤になる。
 心臓の音が高鳴っているのは言うまでもない。

 黒澤はその一瞬の隙をついて、携帯電話のカメラを俺たちに向け、カシャリとシャッター音を鳴らす。
 しまったと思ってももう遅い。

 携帯画面を確認する黒澤。
 画面には、顔を真っ赤にしたオレと、(何故か)決め顔をした黒澤が移っていた。
 黒澤は携帯をオレが奪うよりも早く、ポケットにしまってしまう。

 そして言うのだ。
 「お疲れさん」
      ・・・・と。

 オレは耳元でするそれに少しモジモジしつつ、力いっぱいヤツの腕の中から離れた。
 そしてスタスタと自分の席へ歩いていく。
——・・・何か、今日の黒澤がオレを見る目はいつもと違う気がするのは気のせいだろうか?

 目もそうだが、オレを背中から受け止めたときも、いつものハグならギュッと力が入っているのに・・・今日は何だか嫌らしい手つきだったなぁ・・・・・・

 気のせいか、そう思うことにして座るオレの頭の中に次の授業の始まりを知らせる学校の鐘が鳴り響いた。 
 

Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう))【キャラクター投票 ( No.175 )
日時: 2011/09/10 18:37
名前: aki 秋元 aki ◆nOYt2SrT96 (ID: jusjvnjl)

 ジャック様
 コメ感謝します!
 おぉwまた来てくれましたか!(´< `@)/ドモw
 現実と妄想((黒澤からみたら))←読んでもらえてうれしいです。
 ここじゃぁ宣伝してないんで、タブンみてる読者少ないんですよね^^;
 はいw新便しまっす!((←忘れてた=w=
 全然わがままじゃないですよwむしろ思い出したから感謝ww

 デハデハ、これからも頑張ってみます!

 未遊様
 コメ感謝です!
 メッチャ気になりますよね〜この終わり方w実は自分も(殴
 いあw悠斗が好きな人はまだ(作者の中で)決まってないんですけど
 一応水都の事は恋愛感情抜きでの、大切な親友って目で見てる予定ですw
 ってかw小説って難しいですね〜。裏設定とかどこで出せばいいか分かんないしww

 デハデハ、こんな感じでこれからもやっていきます!
 何かアドバイスあったらくださいね!^^屋夜

Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう))【キャラクター投票 ( No.176 )
日時: 2011/09/10 21:25
名前: 霧屋 朋乃 (ID: E7FOBmeo)

わぁぁぁ!お久です!!

気になります!続き!
っていうか、黒澤ぁぁ!まったくもうぅ…気になるっ!

水都も!

っていうか、春どうしたっ!?気になることだらけだよぉ!

楽しみにしてます!次の更新!

Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう))【キャラクター投票 ( No.177 )
日時: 2011/09/12 15:00
名前: aki 秋元 aki ◆nOYt2SrT96 (ID: jusjvnjl)

 3、4時限目の授業は体育だ。
 授業開始の鐘が学校中に響き渡るなか、オレはひたすら走り続けていた。
 理由はこうだ。数学の先生に授業後質問をしていたため、次の体育の時間に遅れてしまったのだ。

 それにしてもヤバイ。授業が開始しているというのに、オレはまだ体育着にも着替えていないのだから。
 オレは急いで更衣室に駆け込む。

 ちなみに、悠斗はオレは質問をしに行く前に「先に言っててくれ」と言っておいたため、今頃はもう授業に参加しているだろう。
——言っておいてよかった〜。

 安堵しつつ、オレは急いで着替えを開始する。
 ズボンを履き替え、Yシャツのボタンを一個ずつ外していく。

 そして、オレがボタンを全て外し、脱ごうとしたその時だ。

 いきなり後ろから誰かがオレを抱いた。
 「へ?」
 思わぬ出来事に一瞬頭が真っ白になる。
——だって、更衣室には誰も・・・・・・

 すぐ耳元で面白がるような声がする。
 「こんなところに一人でいると、危ないよ」
 ハッと我に返ったオレはとっさに口を開く。

 「って!何すん——」
 しかし、それも全て言い終わらないうちに口を手のひらでふさがれてしまう。
 おそらく、背後にいる人物はこういう事をするのに慣れているのだろう。そういう手つきだ。

 しかし、今のオレはそれどころではない。
 口を手でふさがれたことで、ものすごい恐怖が押し寄せてきたのだ。

 昔、小さい頃にオレは一度誘拐されたことがある。
 友達と遊んでいて、たまたま一人になったときに突然口を手でふさがれたのだ。
 ・・・そして・・・

 その先におきたことは、今も映像として残っている。
 あまりの恐怖体験に、オレは犯人から開放されて数日たっても口が利けずにいた。
 そして、今現在でも口をふさがれるたびにゾッとあの時の恐怖がよみがえって来るのだ。

 オレの体は知らずのうちに震えていた。

 背後で青年が笑った。
 「クク、可愛い〜ぃ、震えてるよ?」
—ーコイツ、誰?ってか、何をするために・・・・・・

 オレの疑問心が通じたのか青年が言った。
 「俺はね〜、お前に忠告しに来たんだよ。」
——・・・・・・?
 恐怖と戦いつつ、オレは首をかしげる。
——大丈夫だ。ここで誘拐されるわけがない!!

 「お前、昨日放課後に山梨だっけ?ソイツと黒澤が教室で話してたのわかる?」
 首を振れば、背後の青年がニタリと笑ったのが気配で分かった。

 「そっかそっか。じゃぁ、教えてやるよ!あのね、山梨が黒澤に『水都に恋愛感情あるか』みたいな感じの事を質問したんだよ。・・・そしたら、黒澤なんていったと思う?」
——は?何それ・・・どんな状況?

 オレは今朝、悠斗が言いかけていたことがこれに関係あるのではないか、と自然と憶測ができた。
——で、でも、なんでそんな事聞いてんだよ・・・・・・。

 オレの混乱をよそに青年は楽しそうに口を開く。
 「黒澤はね、お前に『恋愛感情はない。ただの奴隷だ』って言ったんだぜ?もうビックリだ。」

——・・・・・・
 胸中に痛みが走る。
 「お前、黒澤の事好きなんだろ?」

 ・・・ドキンッ・・・

——え?
 オレは青年の言葉にドキリとした自分の心臓に驚く。
——も、もしかして、お前・・・オレの心臓は黒澤が好きなのか!?

 驚くが、なんとなく分かっていたことだ。
 素直にコクリとうなずけば、背後の青年が息がかかるくらい耳の近くに口を近づけてきた。

 「やっぱりな。・・・お前可愛そうだよ。ただアイツに、黒澤にもてあそばれていただけだったんだな。あんなにハグとかされて愛されてるように見えたのにな〜」

——あれ、確かに・・・ぇ、何で?何で黒澤はオレのこと・・・・・・・・・
 そう考えたときだ。どっと心の奥からたくさんの不安定な感情たちがざわめき始めた。

 怒り、憎しみ、悲しみ、痛み・・・そして、好きだったと言う今さらの感情。
 胸がイッパイだ。

 「可愛そうに。お前、こんなに可愛い顔してるのにな?」
 言葉と同時に青年が、オレの開いたYシャツの下に来ているTシャツの中に手を入れてきた。
 でも、今のオレにはそんな事、どうでもよかった。

 Tシャツの中に入った手は、オレの腹を一撫ですると上へゆっくりと上ってく。
 「っん・・・」
 ビクリと反応してしまう。
 「・・何?誘ってんの?」
 青年は耳元でエロい声を出す。
——ってかそんな訳ねぇーだろ!クソ!

 青年の手はTシャツの下から入り、前襟首から出てくる。
 そして、オレの顎を掴んだ。
 自然に上を向くような形になる。

 「淋しいなら俺のところに来てもいいだぜ?優しくするし・・クスクス」
 笑う青年に多少の悪意をこめつつ、オレは黒澤へ向く怒りを感じていた。
 このままでは、オレは何をするか分からない。

————————
 霧乃さん、コメ次回にします!すいません。


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