BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 【BL】現妄実想(げんじつともうそう)
- 日時: 2014/09/13 21:13
- 名前: aki 秋元 aki (ID: jusjvnjl)
こんにちわ〜。初めての方がほとんどだと思いますが、どうぞ、見ていってください!アドバイスろかリクエストとかいただけたら感謝感激です!
No1⇒>>1からみてくださいね^^(できるだけww(BL)現妄実想((げんじつともうそうBL
では、すたーと!
1、始まりの・・・
学校のヤツ等はどうも気にくわねぇ!
学校が家です〜ッみたいな顔して毎日学校にかよいやがって!!
そんなに学校に毎日行ってたら、脳みそ増加して、頭でっかちになっちゃうだろ!!
・・・・・・・・・とか、偉そうなこと言う自分!俺は大嫌いだ!!
- Re: 現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.19 )
- 日時: 2011/03/19 15:14
- 名前: aki 秋元 aki (ID: jusjvnjl)
・・・どうして、彼がここにいるんだ!!
オレと悠斗は二人、同じくらい大きく目を見開いていた。
ダルマさんの用に動かない二人。
悠斗は、オレの泣き顔を意外そうに、珍しそうにガン見していた。
まぁ、確かにオレは人の前で泣いたことはあまり無かったけどさぁ、
そんな顔でガン見することないんじゃないかな?
とゆうか、どうしてヤツがここにいるんだ!?
教室に帰ったんじゃないのかよ!!
どうやら困惑しているのはお互い様らしい。
オレ等はしばらくの間、無言でいた。
何分間、尻を床につけていただろうか?
オレはやっとの思いで立ち上がった。
「わりぃ、・・・・・・ど、どいて。」
オレは悠斗を押しのけて屋上に入った。
そして彼の背中を押して、屋上から追い出す。
「ぅお、おい。水都!・・・そろそろ授業始まるぜ?教室にm——」
バタンッ!!
オレは悠斗がしゃべり終わらないうちに屋上のドアを閉めた。
・・・たのむ。今は一人にしてくれよ!
何も言わずに教室に、かえってくれ!!ダルマの様に、もうなにもしゃべらないでくれ!!
オレは祈るような気持ちで思った。
彼がドアを開けてこないようにドアに背中をつけてよっかかりつつ開くのをおさえる体制になる。
でも、ヤツはオレの心情などおかまい無しにドアをたたいてきた。
「あ、あけろ!ってか、何でお前泣いてんの!? 何?もしかして、オレが悪いのか?オレ何かしたのか?」
ちっ。鈍感なヤツめ!
オレは怒りとも憎しみともいえない、何か苦しいものが腹の底からわきあがってくるのを感じた。
「ゆ、悠斗のセイジャナイ。た、ただ、ぇと・・・昨日見た感動系の映画を思い出しちゃっただけだよ!」
オレは声の振るえをおさえて叫ぶ。
「な、なんだそれ!?お前って泣きやすいのか?・・・ぃや、そうじゃなくて!!だったら、何で逃げたんだ?さっき。」
悠斗のドアをたたく音がなくなった。
・・・ってか、こんな言い訳信じるなんて。やっぱり悠斗はお人好しだな。プライド高いけど。
オレは内心そう思いつつ、言い訳を考えた。
ん〜何で逃げたって言われてもな・・・。
うん○したかったから・・・ってそれはちょっと下品か。
じゃぁ、家のペットが学校を歩いてたの見えたから、とか?ン!何気にいいせん行ってるぞ!
オレは、一番よく考えられたと思った一つの言い訳をした。
「・・・と、友達と待ち合わせしてたの思い出したからだよ。逃げたんじゃなくて!」
オレの言葉に悠斗は一瞬沈黙する。
タブンいつもの3倍は目を見開いているだろう。
さ、はたしてヤツはこの言い訳(?)を信じるかな・・・。
オレは内心ドキドキしながら、彼の答えをまった。
しばらくして、彼の笑い声が聞こえてきた。
「ハハハハー!そうかそうか!!」
「・・・何?どうかした?」
怪訝そうな声を出すオレ。
そんなオレに悠斗はわらいながら答えた。
「ぃや、わりぃ、わりぃ!ってか、だったら、ちゃんと言ってから走り出せよな?オレはてっきり、自分のせいだって思ってたんだぜ?」
まぁ、そうなんだけど。
オレは内心あきれつつ、言った。
「言わなくてごめん。ってかもうすぐ授業始まるよ?行けよ!教室に!!」
・・・よかった。ってか、さすが悠斗だ!信じてくれたよ〜!!
オレは少しだけ、嬉しくなった。
「お前は?行かねぇの?」
不思議そうにたずねてくる悠斗。
「・・・ぉ、オレは、涙がかわいてから行くよ。昨日見たやつが・・かん、感動しすぎて・・・さぁ」
「そっか。分かった!じゃぁ、まぁ速めに来いよ!あ、あとそんなに面白い映画なら今度教えてくれよな!」
悠斗はそう明るく言うとかけていった。
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.20 )
- 日時: 2011/03/19 17:36
- 名前: タロウ (ID: rR8PsEnv)
お久しぶりです!!
ちょっといろいろあってPCいじれませんでした
やっぱりこれ面白いです!!!
更新がんばってください!!!
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.22 )
- 日時: 2011/03/22 15:02
- 名前: タロウ (ID: oQS7Tn9Y)
心配させてすみません!
地震の被害は全く無いところに住んでいたのですが・・・
学校の準備に追われていまして。
これからも更新がんばってください!!!
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.23 )
- 日時: 2011/06/17 19:31
- 名前: aki 秋元 aki (ID: jusjvnjl)
<<タロウさん>>
お久しぶりです!!
心配していたのですが、無事(そう)でよかったです!!
お返事ありがとうございました!!
これからもできるだけ面白くなるようにがんばります!!(興奮気味)
新便もできるだけ早くできるようにします!!^w^
————では、スタート!————
オレはしばらくその場を動かなかった。
何回も、ベンチの上のほうが泣きやすいだろう、と思った。
そう思って何回も、体に力を入れかけた。
・・・でも、動けなかった。
もう何十分も前に教室に向かった友達。
それが、まだドアの向こう側にいるような、また、すぐにオレのために戻ってきてくれるような・・・そんな感覚や妄想が頭からはなれない。
「・・・オレ、って・・ばかだな。」
オレは泣いた。
目から痛いほどにあふれ出てくるものを強制的に戻そう、とも思わない。
むしろ、全部だして、出し切ってこの想いを封印しようとさえ思っていた。
・・・・・オレは・・弱い。こんな事で・・泣いて、授業さぼって・・・・・
悔しさと切なさと悲しみ。
・・・もう二度と、こんな思いはしたくない!
もう二度と、誰かに泣き顔を見せたくない。
もう二度と、・・・オレは泣かない!!!
オレは拳を握り締めた。
「もう・・に、二度と・・・ぉ、オレは、泣か、なぃ・・!!!」
そして空を睨み付ける。
心に一つの決心と
それを努力する努力があれば
願いは一つ(以上)叶うはず!!
オレはそんな歌を脳内で作り出しつつ無理やり笑った。
「よし!今日からオレは生まれ変わるぞぉ!!」
(涙はもう出てこないので、)オレは立ち上がる。
よし!!教室に行くか!!
屋上のドアに手をかけた瞬間、誰かの声がした。
「・・・そんな顔して教室に行くん?やめた方が良いとおもうゼェ〜オレは!!」
誰かの声を聞いて、オレは固まる。
・・・あぁ、最悪だよ。
この言い方は間違いなく最初からオレ達のやりとりを見てました!って言い方だよ!
おいおい、どうするんだ?どう反応すればいいんだよ?
「・・・・」
オレは無言で声の主を探す。
・・・が見つからない。
この声は神の声ってパターンじゃないよな?空から声が降ってきた、的な?
ま、オレはそういうの信じないから?
声の主がそういったとしても最後まで否定してやるし!!
オカシな事を考えつつ、オレは小さく深呼吸をした。
ここの場合の返答として正しいのは とぼける事 だろう。タブン
「・・・ぇと、なんの事かな?」
オレはTVの悪役のように問いかけた。
「・・・!?ッダハハハーー!!!バカかお前はぁ!!!!」
オレの言葉を聞いた瞬間、そいつはいきなり笑い出した。
ドダン!!
オレの近くに何かが落ちてきた。
何か、堅い大きな固体のような何かが。
・・・宇宙からやってきたエーリアンだったりして・・・・・・
オレは半信半疑のまま、恐る恐るそちらへ目をむける。
もちろん、逃げる準備のため、ドアを少し開けつつだ。
「・・・っ!痛てぇ・・!!」
謎の固体からそういえば聞いたことあったなと思い出すような声がした。
・・・ぇと、コイツは・・・・・・・
オレは固体を確認すると同時に叫ぶ。
「遠藤徹平!!何で空から??」
遠藤徹平はよっこいしょ、と立ち上がると得意げにこちらを見てきた。
「空からってゆうか、・・お前の上にある屋根から、だな☆」
遠藤徹平はドアの上の屋根を指差しつつさわやかに笑った。
- Re: (BL)現妄実想((げんじつともうそう)) ( No.25 )
- 日時: 2011/07/03 12:30
- 名前: aki 秋元 aki (ID: jusjvnjl)
<<タロウさん>>
そうだったんですかww学校の準備、がんばってください!!
いつも応援してくれてありがとうございます!!
こっちもこれから忙しくなりそうですが・・・
全力で新便がんばります!!
何かアドバイスとかあったらどんどん、
お願いします!!
———————スタート———————
「ゴホンッ!ところで、本題に入るけどさぁ?」
遠藤徹平はキョトンとした目を向けてくる。
「何で、教室に行かないほうがいいんだよ?」
オレは眉をひそめてみせた。
オレ、早く教室にいって授業受けてきたいんだけど!
この前のテストまじでやばかったんだよ。もう赤点ぎりぎりだし!!
心の中でそうあせりつつ、遠藤徹平に問いかけたのは、彼に口止めをするためだ。
・・・このまま口止めをしないままだと、絶対に学校でうわさになるぞ!こりゃぁ!!
ってか、もしそうなったら、クラスでイジメターゲットロックオンはまぬがれないし!!
そんなの冗談じゃないぞ!!!
「何でって、君がそれでいいならいいゼェ?でも、そんなに鼻赤くして行ったらクラスのヤツ心配するゾ?」
「あぁ、そういう事か!・・・確かに、それはいやだ。
オレそんなに鼻赤い?」
オレは納得しつつ、首をかしげる。
「あぁ、赤い!リンゴみたいだゼ!!」
ニカッと笑う遠藤徹平。
・・・なに?もしかして、オレのことバカにしてるのか?
なんかむかむかしてきた!!
「遠藤君の顔は茶色すぎだよね。それにはかなわないよ。」
オレは笑顔で皮肉を言ってやった。
しかし、彼はまったく嫌そうな顔をしはしなかった。
・・・むしろ、嬉しそうにほほえんだ。
「そんなことないゼ!!お前は白っぽい顔に真っ赤なリンゴが付いてる感じだから!目立つゾ、それ!!」
はぁ!?ふざけんな!!なんだその変な例えは!!!
これは完全にオレへの侮辱とみなしたぞ!!!
もういい!帰るし!!
「・・・あっそ!!」
短気なオレはプンスカとほほを膨らませて屋上を出ようとした。
「わりぃわりぃ!ただの例えダゼ!!そんなに怒んなって!!」
遠藤徹平がオレの腕を掴んで引き止める。
オレはその手を振り払おうとするが・・・
くっ!コイツ、すごい力じゃないか!?
握力何だよ!ってか、日焼けするほどスポーツ好きなんだから当たり前か。
オレも無部とかじゃなくて何か部活やればよかったよ!!
後悔しつつオレは遠藤の顔をとっさに冷たい目を作ってみた。
「・・・離しせよ。オレ授業に行きたいんだけど。」
「もうちょっと話そうゼェ?いいからこっち戻れ!!」
遠藤徹平は笑顔のままオレを思いっきり自分の方へ引っ張った。
「ぅわ!ちょっ、離せッつってんだろぉが!!!!このヤロウ!!!」
オレはつい本音を口からこぼしつつ暴れまわる。
「そんな顔して教室入ったら、お前今夜にでも襲われるゾォ?」
「うるっせぇな!!」
オレは意味のない抵抗を続けた。
昔から、力でねじ伏せられるのは嫌いだった。
だからかもしれない。
こんなに抵抗することは無い、と自分でもわかっていつつ、つい抵抗してしまうのだ。
でも、次の遠藤徹平の言葉を聞いた瞬間、オレは抵抗をやめた。
「悩みがあるなら話せ☆!オレが聞いてやるゼェ!!」
・・・・悩みがあるなら話せ☆・・・・
同じ言葉がオレの脳内で繰り返し再生をする。
・・・・・・な、なんだろう。聞いて欲しいような、でも———
オレはブンブン首をふりつつ再び体に力を入れた。
「悩みなんかねぇーよ!あるとしたら、遠藤君がうざ—・・ゴホン!悩みなんて無い!!」
言葉遣いが荒れていることに気づきなおすよう心がける。
さすがに遠藤君がうざ——の続きは言えないよな。
マジで殴られそうだし。
オレは熱くなって爆発しそうな頭を冷やそうと深呼吸をした。
「スーハースーハー」
「・・・そ、そうか?なら、別に無理に聞かないゼ。」
遠藤徹平は子供がすねたようにそっぽを向いた。
よく考えればオレ、心配してくれたヤツにひどいことしちゃったな。
ったく、オレのばか!!後先考えろよな!!
どんどんと自分への怒りがこみ上げてくる。
オレは意を決すると思いっきり遠藤徹平に土下座をした。
「すいませんでした!!」
「!?っど、どうしたん?」
ひどく驚いた顔をする遠藤徹平にオレは続ける。
「せ、せっかくオレのこと心配してくれたのに。本当にすいませんでした!オレ、反抗とか、悪い言葉つかいまっくちゃって・・・」
「・・・・」
オレの予想外の行動に、遠藤徹平は言葉が出ないようすだった。
「オレを、殴ってください!思いっきり、何発でもいい!遠藤君の気が晴れるまで、殴ってください!!!」
オレは思いっきり地面に頭をたたきつけた。
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