コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- FeliceStoria〜幸せを見つける物語〜【感想募集中】
- 日時: 2015/04/29 11:22
- 名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)
どうも、駄文グダグダで有名なみにょです。
え?むしろ知る人なんていないくそ作者?
……自覚はしてます。
今回は、LINEでリア友と
友「小説リレーしよー。みにょからね」
み「おけ」
しばらく小説リレー
友「この小説、カキコに書けば?いけるかもよ」
私「いけるね」
っていうノリで書きました笑
リア友の文も混ざるんでなんか文の書き方ちがうとか思うかもしれません。
駄文だなと思ったほうが私の文です、はいww
それではどうぞ!
八月十一日
お客様
モンブラン博士様
桜音 琴香様
彼方様
かみゅかみゅ様
月影 ほたる様
ヨモツカミ様
しふぉん様
菜の花様
甘楽様
メルト様
沙良様
てるてる522様
はるた様
アヤノ様
参照2000ありがとうございます!!!
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- Re: FeliceStoria〜幸せを見つける物語〜 ( No.133 )
- 日時: 2014/12/14 11:01
- 名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)
翡翠胡蝶さん
こんにちは^_^
コメントありがとうございますm(_ _)m
本当、春飛のお母さん最低!なんなんだよ!って感じです!
じゃあこんなキャラ作るなって話ですね、はい((
子供のことを愛するなら、ちゃんと大好きって言わなきゃですよね。そうじゃなきゃ、子供は何もわかりませんし。
私自身が母子家庭の子供なんで、母に言われた大好きと父に言われた大好きの量の違いとか重さの違いとかはわかってるつもりです。父は一度も言ってなかったような気もしますし、ね。
…………おっと?なんだかテンションが下がってきてる?((黙
とにかく、春飛と和たち子供には幸せになってもらいたいものです笑
これからも頑張ります!!
- Re: FeliceStoria〜幸せを見つける物語〜 ( No.134 )
- 日時: 2014/12/20 21:01
- 名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)
どうも、完結した作品なんてないのに新作を練っているみにょです。
忍の生き残りの主人公の話なんですが、どうしましょう(^^;;
ミニコーナー
キャラたちからみなさんに、年末のコメントを!あ、2行以内で収めてね☆
宮野渚→駄作だけど、来年もよろしくお願いします。これからの私のすんばらしい活躍をお楽しみに^_−☆
坂木涼太→渚のキャラが最近不安定(作者もそう思います)だけど、まあ、来年頑張ってもらうよ。来年こそ、目指せ165cm!!
日代結→え、えぇ〜、2行?(汗)こ、これからもよろしくお願いします!って、これじゃあ少なすぎ……って、もう2行入ってる?!よ、良いお年を!!
田辺春飛→結が慌ててたけど大丈夫かな?笑2行じゃ読者さんに感謝しきれないし。今俺すごい修羅場だけど(ストーリー的に)、来年もよろしくな!
良いお年を!!来年もよろしくお願いします!!
一月に、年明けのコメントもカキコしようと思います^ ^
- Re: FeliceStoria〜幸せを見つける物語〜 ( No.135 )
- 日時: 2014/12/26 18:18
- 名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)
人はパニックになると、思いもよらない行動をとってしまう。
その時私はそれを痛感した。
「……誰かいるの?」
兄弟のうちの誰かが部屋の前にいると、お母様はわかったらしい。流石、一流の殺し屋だけはある。
心臓がバクバク言って、口から飛び出そうなくらいに緊張した。バレればきっと殺される。それも大好きなお兄ちゃんに。大嫌いなお母様の命令で。
私は悲鳴を押し殺して動けなかった。逃げればよかったかもしれないけど、逃げたら足音でバレてしまう。
「入りなさい。親の話の盗み聞きなど、許されるものではありません」
お母様が立ち上がり、ドアへ向かっているのがわかった。気配が近づき、ドアノブに手が添えられる。
もうおしまいだ……。
そう思った時だった。
「お母様、お待ちください」
あの日……お兄ちゃんの部屋で私が殺されかけた時と同じような、冷静な声がした。まだドアは開けられていない。
「どうしたのかしら、春飛」
「お母様は俺に和を殺せと命じました。もしドアの向こうにいる者が和なら、それは俺がやるべきでしょう」
お兄ちゃんは嘘が上手い。この環境で生きていくには、どうしても嘘は必要になるため、私たち兄弟は皆、嘘をつき続けるのだ。
それがどんなに悲しいことか。
しかし、今のはいつもの人を殺すためとか自分を守るための嘘ではなかった。お兄ちゃんは私を助けるために、嘘をついているのだ。
単純に、嬉しく思った。
「……そうね。頼むわ」
お兄ちゃんに絶対的信頼を寄せているお母様は、お兄ちゃんを疑うことは無かったのだろう。あっさりと、お母様の気配がドアから離れる。
代わりにお兄ちゃんが近づいてくるのがわかった。ここで開けられたら、お兄ちゃんは私を殺せない。私を殺せないお兄ちゃんを見て、お母様はお兄ちゃんが嘘をついていたとわかる。
それはお兄ちゃんの命も危ない。
私の次に取るべき行動は明らかだった。
「逃げたわ!追いなさい!」
「はいお母様!!」
わざと足音をたてて、私は全力で玄関へ走る。後ろには私に追いつかない程度に走ってくるお兄ちゃんがいた。
玄関ドアを乱暴に開けて外に出ると、外は夜の暗闇に染まっていた。
- Re: FeliceStoria〜幸せを見つける物語〜 ( No.136 )
- 日時: 2014/12/28 12:12
- 名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)
足が痛い。息ができない。苦しい。苦しい。苦しい。
「おにぃ……ちゃ……!」
走る速度が落ちてくる。お兄ちゃんはもう後ろにはいないようで、恐らく、見失ってしまったとでもお母様に報告するのだろう。そうすると多分、お母様はお兄ちゃんをしかる。
私のせいだ。私があの時、自分の命なんか優先せずにお兄ちゃんのことを優先していたら。素直にお母様に殺されていたら。
そしたらお兄ちゃんは、お母様に叱られたり、嘘をついたりせずに済んだのに。
「お兄ちゃ……!お兄ちゃんっ……!お兄ちゃん!お兄ちゃん、ごめんなさい……!ごめんなさいっ……!ごめんなさいっ!!」
溢れ出る謝罪の言葉、心を満たす罪悪感と自己嫌悪。
許して、許して。こんな愚かな私を、どうか許して。
こんな時までも、私は自分のことを優先してしまうの
苦しさに耐えられず、私はたどり着いた森で眠りについた。
そうだ、ここで暮らそう。ここなら誰もいない。週間にさえなった何かを殺すこともせず、死にたい時は誰にも知られずに死ねる。
お兄ちゃんも、きっとここには来ない。ここは家から遠いから、お母様は遠出を許さないだろう。
そんな私の耳に、お兄ちゃんがある町に住んでいるという噂が届いて、私があの家にいる頃から狙っていた坂木涼太が同じ町にいることを知るのはすぐ後のこと。
坂木涼太を殺せば、お兄ちゃんに許してもらえる。
そしたら、お兄ちゃんとまた暮らしたいな。
お兄ちゃんはこの愛を、大好きを、受け止めてくれるかなぁ。
ねぇ、お兄ちゃん?
- Re: FeliceStoria〜幸せを見つける物語〜 ( No.137 )
- 日時: 2015/01/17 18:35
- 名前: みにょ (ID: N.hBywMC)
七章 自分らしさ
なんだろう、この音は。
和は真っ暗な空間でそんな事を思った。ここが空間なのかもわからないけれど、
意識はある。
自分は確か、宮野渚に変な魔法使われて、音が何も聞こえなくて、怖くて……。
なのにどうして、この音が聞こえるのだろう。自分は聴覚を失ったはずでは?
和の中で、疑問が膨らむ。
それにしても、この音はなんだろう。話し声かな。三人くらいで、何かを話しているみたいだ。
たったの三人。でもどこか、楽しそうな……。
その声の中に、和は大好きな彼の声を見つけた。
「……お兄、ちゃん?」
目の前が明るく広がっていく。まず見えたのは封じの魔法で作られたシールドだったから、思わず飛び起きた。
「あ、起きた」
久しぶり、渚です。うずくまったと思ったら気を失った和を見張って数十分。ようやく師匠も帰ってきて、三人で昼食を食べていたときだ。
和が目を覚ました。
見張っていたのは春飛だったが、まるで動物園の動物が起きたんだけどみんな見る?みたいな、軽い反応である。
「ど、どうするの?」
軽い反応に、私はそう返す。やはり、どこまでものんびりマイペースな私たちだ。呆れてくる。
「……宮野、渚……」
「はいっ?!」
まさか和に名前を呼ばれるとは思っていなかったため、私は思わずお茶をこぼしかけた。師匠がその慌てっぷりに吹き出したのが見えたので後でしばく。
「なんで、私を殺さなかったの?」
空気が一気に冷めるのがわかった。同じ風に感じたのか、春飛がほんの少しだけ警戒を強めて、師匠が睨みをきかせる。
起き上がった和を見て、数秒の間、私は悩んだ。
殺さなかった、理由……。
眠ってしまった相手を前に、私が殺さなかった理由。
「そんなの、あんたを殺したら、多分一生後悔すると思ったからだよ」
今度は、ふっと空気がゆるんだ。キョトンとした和の表情が見えて、やっぱりこの子もただの人間なのだと感じる。
驚いたらキョトンとして、悲しかったら泣いて、嬉しかったら笑う。そんな、私たちと何ら変わりがない一人の人間。
あの子の過去には多分、春飛以外に一人の人間として見てくれた人はいなかったのだろう。だからこんなにも春飛にばかり執着してしまう。
それはきっと、とても悲しいことなんだ。
「そりゃぁ、僕らは殺してもいいっていう町にに反対する側の人間だからね」
師匠が和に歩み寄り、座り込む和に目線を合わせるようにしゃがんで言った。優しい声だ。
「あぁでも……」
ピシリ。師匠の周りの空気だけが固まる。これは多分、本気で怒っていらっしゃるときだ……。
「もしも春飛や渚、結に何かしたら……
死ぬつもりで、覚悟しとけよ……?」
怖い!!怖いからっっ!!!
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