コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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FeliceStoria〜幸せを見つける物語〜【感想募集中】
日時: 2015/04/29 11:22
名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)

どうも、駄文グダグダで有名なみにょです。
え?むしろ知る人なんていないくそ作者?
……自覚はしてます。
今回は、LINEでリア友と
友「小説リレーしよー。みにょからね」
み「おけ」
しばらく小説リレー
友「この小説、カキコに書けば?いけるかもよ」
私「いけるね」

っていうノリで書きました笑
リア友の文も混ざるんでなんか文の書き方ちがうとか思うかもしれません。
駄文だなと思ったほうが私の文です、はいww

それではどうぞ!
八月十一日

お客様
モンブラン博士様
桜音 琴香様
彼方様
かみゅかみゅ様
月影 ほたる様
ヨモツカミ様
しふぉん様
菜の花様
甘楽様
メルト様
沙良様
てるてる522様
はるた様
アヤノ様

参照2000ありがとうございます!!!

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Re: 無題(思いつかない←) ( No.1 )
日時: 2014/08/11 14:32
名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)

一章 とある寒い冬の日に

風が強く吹き、肌寒い今日。こんな日には、外になんて出たくない。
しかし、私は分厚いコートと手袋、マフラーをした完全装備である場所に足を運んだ。私が向かった所は、街のはずれにある小さな家だった。小さな赤い屋根が可愛らしい。それに、来たからにはもちろん目的というものがある。目的なしにこんな寒い中わざわざ街のはずれになんかやってこない。
だんだんと雪も降ってきた。朝の光に雪の白。なんだか幻想的な景色だ。
「師匠ー!いるんですよねー?出てきてくださいよー!」
声を張り上げ、遠慮なしにドンドンとドアを叩く。もう日常茶飯事だ。しかしドアを叩いても誰も出てくる気配がない。師匠がいると思われる二階の部屋の窓からは、ピピピピピと鳴り続ける目覚まし時計の音が聞こえるばかりだった。
私は顔を引きつらせ、ドアから少し距離をとる。
これも、師匠のためなのだ。うん。……多分。
私は心の中で迷いつつも、ドアに向かって走り出す。
「起きろやァァ!」
盛大な音とともにドアが吹っ飛び、背後からは積もった雪が落ちる音が聞こえた。

「ふぅ、これで起きてくれるといいんだけど…」
だが、あの寝起きの悪い師匠がこんな事で起きるわけないか…
と思ったのもつかの間
二階と一階をつなぐ階段から、もの凄いスピードでドドドドという大きな足音が聞こえた。
あぁ、今日は珍しいな。あの師匠が朝っぱらから走ってくるなんて。
「ちょっ……!これでも僕は師匠なんだからもう少し遠慮を……!」
「嫌です。」
「きっぱり言うのは時に君の短所になると思うよ、うん。」
出てきて早速ツッコミをし始めたこの男性こそ、私の師匠、坂木涼太さかきりょうたである。
「自称若者だが実年齢は25歳。年齢=恋人いない歴で独身。寝起きが悪く口うるさい性格で好かれない。現に毎朝私が起こしにこないといけないし、それはもしや毎朝私のような美少女を見なければ気がおさまらないということじゃ……?この変態めー。そして無職。つまりニートである。
こんな残念な人はいるかと思うほど残念な……」
「いい加減泣くよ僕!」
「どうぞ。」
「……」
私は小さくため息をついた。
師匠は黙ってからしばらくすると「僕これでも君の師匠なんだからさー」とブツブツいい始める。
私はまた、ため息をして師匠の方を向いた。
「で、今日はどうしたんですか?いつも私が師匠をゴミ箱に投げ入れないと起きないのに、珍しいですね」
そう言うと、師匠はゆっくりと居間に向かい歩き出す。私もそれについていく。彼の朝ごはんを作っているのはこの私だ。
「あのねぇ、君が僕をゴミ箱に投げ入れるのは仕方ないと思うよ?」
「仕方ないで片付くんですね。」
私のツッコミをスルーし、師匠は続ける。
「けど、君だって女の子なんだから。ちゃんと、宮野渚みやのなぎさって可愛い名前があるでしょう?」
師匠はいつもの席にあぐらをかいて言う。
そうだ。私は列記とした女の子で、渚というちょっと珍しいような、可愛いのかわからない名前がある。
しかし、その名前をつけたのは私の親ではない。
さらに言えば、私は自分の親を知らない。
師匠は、昔、公園で捨てられていた私を自分が見かけて拾った、と言っている。
本当なのか知らないけど、別に嘘でも構わない。
別に知った所で、親が誰なのか、今どこにいるのか、とか気にならない。
だって、私を捨てた親なんてどうでもいいじゃないか。
今生きられるなら、この人に感謝を伝えられるなら、私はなんだってするんだ。


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