コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

FeliceStoria〜幸せを見つける物語〜【感想募集中】
日時: 2015/04/29 11:22
名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)

どうも、駄文グダグダで有名なみにょです。
え?むしろ知る人なんていないくそ作者?
……自覚はしてます。
今回は、LINEでリア友と
友「小説リレーしよー。みにょからね」
み「おけ」
しばらく小説リレー
友「この小説、カキコに書けば?いけるかもよ」
私「いけるね」

っていうノリで書きました笑
リア友の文も混ざるんでなんか文の書き方ちがうとか思うかもしれません。
駄文だなと思ったほうが私の文です、はいww

それではどうぞ!
八月十一日

お客様
モンブラン博士様
桜音 琴香様
彼方様
かみゅかみゅ様
月影 ほたる様
ヨモツカミ様
しふぉん様
菜の花様
甘楽様
メルト様
沙良様
てるてる522様
はるた様
アヤノ様

参照2000ありがとうございます!!!

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40



Re: 無題(思いつかない←) ( No.2 )
日時: 2014/07/13 08:12
名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)

「もうちょっと、女の子らしくできないかなぁ?」
「ブツブツ言わないでください。吐き気がします。」
「そこまで言っちゃうの?ねえ、理不尽じゃない?」
師匠は涙ながらに朝ごはんを口に運ぶ。そんなに美味しいのか、なら今後も作りがいがある。
師匠は女の子らしくとか言っていたが、私はこれでも前よりは女の子らしくなったはずだった。何しろ、ついこの間まで一人称が僕だったのだ。私になったのはある女の子に、私って言ったほうが、お姉ちゃんかわいいよと言われたためである。最初は適当にあしらっていたが、毎日言ってくるため、仕方なく私に変更したばかり。師匠は何が不満なのだろうか。
「それより、早く食べ終わってくださいよ。今日は私、大会あるんですからね。」
「あー……もうそんな時間か。よし、行こうか。」
師匠が立ち上がり、私も皿を片付けてコートを羽織る。外は、まだ雪が降っているようだ。
「悪天候の大会なんて、何年ぶりかな……。」
師匠が小さくつぶやく。吐く息が白い。彼も黙っていれば顔は整っているし、多分モテるはずなのに。私は師匠の少し寂しげな横顔を眺めながら、マフラーを巻いた。
「前にも、あったんですか?悪天候の大会。」
興味本位で聞いてみる。すると、師匠は私を見て苦く笑う。
「あったよ。もう、随分と前の話だけどね。こんな、雪の日だったよ。」
師匠は私の頭をぽんぽんと撫でた。師匠といえど、私にとっては兄、または父親のようなものだ。その手のひらが暖かく、心地いいのはよく知っている。よく知っているからこそ、今日の手のひらは寒いと感じた。気のせいかもしれないが、確かに、師匠は悲しんでいるように思えた。

Re: 無題(思いつかない←) ( No.3 )
日時: 2014/07/13 09:29
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)

みにょさんへ
おおお!新連載ですね。私も複雑ファジーで新連載始めました。
お互いがんばりましょう!題名が思いつかなければ、リク依頼掲示板で募集してみるのも手ですよ。

Re: 無題(思いつかない←) ( No.4 )
日時: 2014/07/13 12:44
名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)

大会とは、年に一度開催される、街の魔法使いのトップを決めるイベントだ。毎年、町中の魔法使いが街の中心に集まり、トーナメント制で優勝を目指す。優勝した魔法使いは街一番の魔法使いとして認められる。優勝者が魔法学校に通っている場合は成績が斜め上に跳ね上がるし、学費も半額になる。とにかくデメリットはないのだ。あるのはほんの少しのメリット。しかし、私たち魔法使いは死ぬ気で挑む。毎年、毎年……。
勝ったときの、喜びや達成感を信じて。

「いつ見てもすごいなぁ……。」
私たちが会場に着いた頃には、もうたくさんの観客や選手で溢れかえっていた。会場の中心にある、選手が戦う場。スポットライトに照らされたそこに、私は過去に三度、立ってきた。最初は10歳で挑戦し、六回戦中二回戦目で敗退。次は11歳で挑戦し、同じく二回戦で敗退。12歳の去年は、三回戦まで行った後、何故か風邪をひいてしまい幕は閉じた。
ちなみに、最年少優勝者は私の隣で欠伸をするこの師匠だ。確か15歳くらいで優勝したんだっけか。
私の目標は、師匠を超えることだ。
今年優勝して、最年少優勝者になってやる。
「おーい!渚ー!」
「あ、春飛。」
選手待合室で、奥の方にいた少年が駆け寄ってきた。昔から一緒の……つまり、幼馴染の田辺春飛たなべはるひだ。
「やっぱ、今年も出るんだな。もう噂立ってるぜ?」
春飛の言うとおり、周りは私をチラチラと伺ってくる。しかし、もう慣れていた。あの最年少優勝者、つまり師匠が私を弟子にした時からこれだ。
師匠が、最年少で優勝したとき。師匠の元には弟子にしてほしいという魔法使いが多く訪れた。しかし、師匠はその誰もに言った。
「いつか、僕が強くしたいと心から思った奴が出てくると思うんだ。根拠は無いけど、なんか、わかるんだよ。」
そして、それから9が経った夏のある日。なんとなく散歩に出かけた師匠が、なんとなく立ち寄った公園で、まだ3歳の私を見つけたのだ。その時の私はひどく衰弱していて、3歳だから歩けたり話したりできるはずが、まったくできなかったという。
「君、大丈夫?!早く病院に……!」
ゴミ回収ボックスの後ろに、見えないよう布やゴミをかぶせられた状態の私は、きっと師匠に見つけられなければ死んでいただろう。
「…お……かぁ…さ…」

Re: 無題(思いつかない←) ( No.5 )
日時: 2014/07/13 09:58
名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)

モンブラン博士

来てくれてありがとうございます!
そうですね……!お互い頑張りましょう!
アドバイスありがとうございます^ ^
考えておきます!ありがとうございましたm(__)m

Re: 無題(思いつかない←) ( No.6 )
日時: 2014/07/13 13:07
名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)

「さあさあ!今年もやってまいりました!年に一度きりの一大イベント!町の魔法使いナンバー1を決める大会!街の魔法使いナンバー1決定戦ー!」
熱い実況をする老人に、会場のボルテージもぐんと上がる。しかし、大会名がそのまんますぎて私は小さくあくびをした。
最初を飾る、一試合目。

私の名前が、呼ばれた。

「それじゃあ、僕は観客として見てるよ。」
「はい。」
「……死なないって、約束できるね?」
「当たり前じゃないですか。死んだら来年もないし、あなたのご飯作る人いなくなりますよ?」
「それも、そうだね……。うん。頑張っておいで。」
「……行ってきます。」

ステージには雪が積もっており、キラキラ輝いていた。


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40



この掲示板は過去ログ化されています。