コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- FeliceStoria〜幸せを見つける物語〜【感想募集中】
- 日時: 2015/04/29 11:22
- 名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)
どうも、駄文グダグダで有名なみにょです。
え?むしろ知る人なんていないくそ作者?
……自覚はしてます。
今回は、LINEでリア友と
友「小説リレーしよー。みにょからね」
み「おけ」
しばらく小説リレー
友「この小説、カキコに書けば?いけるかもよ」
私「いけるね」
っていうノリで書きました笑
リア友の文も混ざるんでなんか文の書き方ちがうとか思うかもしれません。
駄文だなと思ったほうが私の文です、はいww
それではどうぞ!
八月十一日
お客様
モンブラン博士様
桜音 琴香様
彼方様
かみゅかみゅ様
月影 ほたる様
ヨモツカミ様
しふぉん様
菜の花様
甘楽様
メルト様
沙良様
てるてる522様
はるた様
アヤノ様
参照2000ありがとうございます!!!
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- Re: 無題(思いつかない←)魔法物! ( No.37 )
- 日時: 2014/08/08 13:32
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
みにょさんへ
今のままでも面白いですが、文章をもう少し長くして行間を取ったほうが読みやすく読みごたえがあると思いますが、どうでしょうか?
- Re: 無題(思いつかない←)魔法物! ( No.38 )
- 日時: 2014/08/08 20:50
- 名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)
モンブラン博士さん
ありがとうございますm(__)m
次回からそうしてみます!リア友も同意見らしいですし!
本当にわざわざありがとうございました>_<
- Re: 無題(思いつかない←)魔法物! ( No.39 )
- 日時: 2014/08/10 18:34
- 名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)
まるで、全てに置いていかれたような、静かな空間。晴れているけれど、風は冷たくて。
ぎゅって胸が苦しくなる。
「……降りてきちゃダメって……言ったじゃん……。」
今回はそう言って、威嚇する魔獣を少しだけ苦しそうに睨みつける私のたった一人の家族の話をしよう。
彼は彼自身のことについて、「自分でもよくわからない」と言った。
いつだったかは忘れたけど、私は親のいないことがおかしなことだと気づいてふさぎこんだ時期があった。部屋にこもり、珍しく師匠にご飯を作ってもらう。修行も嫌になって、本を読み漁る日々。
「渚、入るよ。」
「……。」
返事をしないのは、入っていいという合図。師匠はきっとそれを知っていたからその日部屋に入ったんだ。
ご飯を持ってくるか、留守番を頼むか。そのどちらかでなければ部屋に来ない師匠がやって来て、私は少しばかり考えた。
まさか、説得にきたとかではないだろうか。そこまで考えてすぐに、
……めんどくさがりの師匠にとってそれはないか。と、なんとも失礼な考えにたどり着いたため、本当に少しだったが。
「別に、説得ってわけじゃないんだけどね?」
そんな風に前置きをして、師匠は話し始めた。
「渚には、僕の親について話しておこうと思ったんだ。」
師匠の親。正直、今まで幾度となく気になっては聞けずにやってきたことだ。
私は抱えていた膝を緩め、話を聞くことにした。
簡潔に言えば、師匠の母親は数年前に病死、父親は後を追うように自殺したことによってすでに亡くなっているらしい。
この八木沢町から遠く離れた西の町に、師匠は産まれた。その頃からあまり裕福な家庭ではなかった坂木家は、それでも幸せだったそうだ。また、その町は魔法使いが少なく、魔法使いだった師匠の両親は町民に尊敬されていた。師匠はそれを、とても誇りに思った。
しかし。
師匠が10歳の誕生日を迎えた次の日、異変はおき始める。
母親が病に倒れたのだ。理由は不明で、治療もできない。家族も町も、母親の死を待つしかなかった。
「……母さん、死んじゃうの……?」
魔法は、万能ではない。師匠は、それゆえにもどかしく苦しい気持ちを抑えきれなかった。
「魔法は人を助けるためにあるのに……なんで……僕はっ……」
- Re: 無題(思いつかない←)魔法物! ( No.40 )
- 日時: 2015/03/28 17:00
- 名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)
一年間。師匠は苦しむ母親の世話と仕事で疲れて帰ってくる父親の手伝いを必死になってやり続けた。厳しい生活だった。
父親は日に日に追い詰められていき、まだ幼い師匠に厳しくあたった。暴力を振るうこともあったそうだ。
「お前が悪い。俺たちの子供なら基礎魔法くらいできるようになれ。俺たちを助けろ。少しくらい親孝行しろよ、ダメ息子。」
コップを割ってしまった日。その破片を投げつけ守備魔法でどうにかしろなどと言われながら、師匠はその言葉だけを耳にした。
助ける。
子供なら。
基礎魔法くらい。
親孝行。
ダメ息子。
「……親孝行って、なんですかっ……?」
小さくもれたのは、ずっと溜めていた本心。
「あぁ?」
ふらりと立ち上がり、師匠は冷たい瞳で父親を睨みつける。
「……お前みたいなやつが親だなんて、この頃思ったことねえな。」
「ひっ……!」
気づけばそこは瓦礫の山で、両親は息子の無意識の魔法により大怪我。
母親は翌日に病死。
父親はそのさらに次の日に自殺。
師匠はたまらず町を飛び出した。
- Re: 無題(思いつかない←)魔法物! ( No.41 )
- 日時: 2014/08/11 12:37
- 名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)
そこまで話して、師匠は小さく息をついた。いつものバカみたいな表情は消え、寂しげに笑う師匠に、当時の私は何かを理解した。
それがなにかは、今でもよくわからないけれど。多分それは師匠の強さだったり痛みだったり……私との小さな共通点だったりするのだろう。
「まあ、今日はここまでにしておくよ。」
師匠が立ち上がる。私は止めることもなくぼーっと考えた。
師匠の両親の話しは、いい話ではなかった。そして、したい話しでもなかったはず。しかしそれを今話したのは、私を心配してのことだろう。お人好しの師匠のことだからそれは確実だ。
「師匠。」
あぁ、考えるのもやめにしよう。
「なんだい?」
私は何をしていたんだ。
「あの、えっと……」
迷惑かけてばかりだ。
「今まで、自分だけがどうして親がいなくてみんなと違うのかって考えていました。」
師匠はそのとき、何を考えていたのだろう。私はうつむいたままでその表情は見れなかったから、わからないままだ。
「師匠は、そう思ったことありますか?」
殻を破って、外へ出る。そうすれば私はそのとき……
「さあね?でも、今は……」
自由になれる
「思わない、かな。」
ーーーーーーーーーーーーーーーパリッ……
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