コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- FeliceStoria〜幸せを見つける物語〜【感想募集中】
- 日時: 2015/04/29 11:22
- 名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)
どうも、駄文グダグダで有名なみにょです。
え?むしろ知る人なんていないくそ作者?
……自覚はしてます。
今回は、LINEでリア友と
友「小説リレーしよー。みにょからね」
み「おけ」
しばらく小説リレー
友「この小説、カキコに書けば?いけるかもよ」
私「いけるね」
っていうノリで書きました笑
リア友の文も混ざるんでなんか文の書き方ちがうとか思うかもしれません。
駄文だなと思ったほうが私の文です、はいww
それではどうぞ!
八月十一日
お客様
モンブラン博士様
桜音 琴香様
彼方様
かみゅかみゅ様
月影 ほたる様
ヨモツカミ様
しふぉん様
菜の花様
甘楽様
メルト様
沙良様
てるてる522様
はるた様
アヤノ様
参照2000ありがとうございます!!!
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- Re: 無題(思いつかない←)魔法物! ( No.32 )
- 日時: 2014/08/04 18:07
- 名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)
時は進み、今日午前七時半。息は切れ始め、冬の朝の冷たい風が頬を切るように痛めつけていく。手袋もマフラーもコートも着ずに来たため、長袖シャツに長ズボンだけだ。無防備にも程があるだろうと、数分前の自分に呆れる。
結局、私はこうして二丁目へ走っていた。師匠に言われたからか、自分の意思か。恥ずかしいので秘密だ。町の雪は溶け始めており水たまりが所々で朝の光に反射して光る。それさえも鬱陶しく苛立ちは増すが、私はきっと足を止めることはできないだろう。
話した通り、私は当時、結は優しい両親に恵まれたからこんなにも優しいのだと勘違いしていた。しかし、実のところ結の両親は優しいなんてもんではない。むしろ恐ろしいほどに厳しく、身勝手で、自己中心的な考えを持つ人間だったのだ。結曰く、怖いけど親だから本心から嫌うことはできないとのこと。家族を結ばなければならない。そんな彼女の幼いながらの想いは、彼女の両親に届いているんだろうか。……いや、きっと届くことはない。親なんてそんなもので、本当に子供を思う親なんて珍しいのだ。私も結も、おかしくなんてないんだ。
「渚ー。」
「うわぁっ?!」
頭上からいつもうるさい声がした。置いてきたはずなのに、なぜかそこにいる彼は呆れたようにため息をつく。
「何でいるんですか師匠!」
坂木涼太。私のうるさく厄介で邪魔な師匠だ。
「一人で突っ走るの禁止って何度いえばわかんのさ!僕も行くからね!」
あと、心の中で悪口言ってんのバレバレだから!なんてギャーギャーと騒ぐ師匠が、浮遊魔法をうまく操り私に接近してくる。バレバレ……それはそれでいいかもしれない。
「下から見るとアン○ンマンみたいです。」
「最高の侮辱だね?どこまで僕を落とすつもりかな?ねえ!」
「そーだっ♪恐れないーでーみーんなのためにっ♪私とっ私だけしかとーもだちさー♪」
「あながち間違いではないのが悔しいっ!」
切りが無い。そう思ったのは私だけじゃないはずだ。
「先を急ぎますよ。」
嫌な予感がする……。
- Re: 無題(思いつかない←)魔法物! ( No.33 )
- 日時: 2014/08/03 23:18
- 名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)
かみゅちゃん
みにょでいーよっ?!汗
コメントしてくれるだけでかみゅちゃんが神だよ……>_<
友達が「みにょ様ってww」って爆笑してるよ……w
え?紙文だよ?←
私なんかのアドバイスならいつでもいいよっ!いらないと思うけどね〜( ´ ▽ ` )
町のマドンナ…w
かもしれないね笑
話変わっちゃうけど、香月日輪さんっていう小説家がいて、私がその人の作品が大好きで……笑
そこから学んでるから、文がその人に似てるって言われるんだ笑
だから、紙一重の文もそこからきたのかも……笑
読んでくれてるってことがわかって、すごい勇気もらいました!
本当にありがとう!
これからも頑張るね!
- Re: 無題(思いつかない←)魔法物! ( No.34 )
- 日時: 2014/08/04 22:50
- 名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)
そんなこんなでやってきた二丁目は、驚きを隠せない程に崩壊していた。まるで、あの時のように。人々は逃げ惑い、泣き叫び、助けを求める声をやめない。「酷い……こんなの……」
前と何も変わっていない。町はあの時、対策を練ったんじゃなかったのだろうか。もう町民が傷つかないようにと、本来ならば対策をとるべきだったはずだ。
「やっぱりおかしい。結の言った通りだ……。」
この町は、狂ってる。
足を進めていくたび、けが人は増えた。さらに、助け出していく前までは助けてくださいだのお願いしますだの言うくせして、助け出した後は態度が急変。触るなだのあっちいけだのギャーギャーうるさいのだ。いちいち師匠が怒り出すため抑えるのも一苦労である。
「渚はなーんも悪くないよ!あいつらがおかしいんだ!」
「あーもうわかりましたから黙って手伝ってくださいよ耳障りだ。」
「泣くよっ?!」
そんな馬鹿な会話の最中。
「きゃぁぁぁぁぁ!!」
耳をつんざくような悲鳴が聞こえた。ハッとして顔を上げる。冬なのに汗が頬を伝うのがくすぐったい。どうしよう。また人がけがして、最悪死んで……。
「渚!行くよ!」
師匠が声を張り上げる。思わず肩を跳ねさせる私の頭を師匠は優しく撫で、そっと手を差し出した。私は迷うことなくその手を取り立ち上がり息をつく。
大丈夫。師匠がいるし、結もきっと助かるはずだ。この先にどんな魔獣がいたって、私は……。
「逃げないっ……!私だけでも、逃げてたまるかぁっ!!」
魔力を惜しんでなんていられない。もう慣れてしまった、フワッと体が浮く感覚と共に私は全速力で浮遊魔法を使い、悲鳴の聞こえた方へ向かう。
「……できんじゃん。」
小さく笑った師匠も、後ろから見守るようについていてくれるのがわかった。
- Re: 無題(思いつかない←)魔法物! ( No.35 )
- 日時: 2014/08/06 22:19
- 名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)
上の文があり得ないくらいにおかしいですね、すいません……
- Re: 無題(思いつかない←)魔法物! ( No.36 )
- 日時: 2014/08/08 12:17
- 名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)
風を切る。やっぱり頬は痛くて、けれどやっぱり止まらなくて。私が誰かを助けるためにこんなに必死になるのは中々ない。昔から嫌な意味で大人びいていた私は、周りの子より冷めた性格だった。師匠から聞いた話、もうじき死ぬだろう小鳥を見て私は「死ぬのは当たり前。だから悲しくない。苦しんでいたんだから、死ねてよかったと思う……。」と、そう言ったうだ。今でもあまり良い性格はしていない。そう自覚していた。
「あそこだ!」
師匠がある一点を指差す。そこには見覚えのある少女とこれまた見覚えのある「魔獣」が対立していた。
「結っっ!!」
悲鳴に似た声もどうでもいい。私は結と魔獣の間に入り込んだ。師匠も真剣な顔つきでそこに降りる。
見覚えのある魔獣。どこかでみた5mくらいの……
「あっ……」
思わず声を漏らした。この魔獣は、あの日に結と私を襲って師匠に山へ返されたあの魔獣だ。結と出会った日に、町を荒らした……。
「渚。」
「……はい。」
師匠に呼ばれ、冷静を取り戻す。師匠は冷静だ。私もしっかりしていなくてはならない。
「お姉ちゃん……。」
結が不安そうに私の服の裾を掴んだ。まだ9歳。自分よりもはるかにおおきな生物が怖くないわけないだろう。結の瞳はすでに涙で揺れていた。
「大丈夫。お姉ちゃんも師匠も強いもん。」
結の手を握り、安心させるように声をかけてやると、結はちいさく頷いた。師匠はというとやはり背を向けている状態であり表情はわからない。しかしどこか悲しんでいるように見える。
「……渚は結を連れて離れていて。」
「……なんでですか?」
……邪魔だから。そんなことは理解していたが。しかし師匠は少しだけ後ろを振り返って、小さく笑った。
「僕はこいつを、殺さなければならないからね。」
あぁ、師匠は強いなぁ。ぼーっと、そんなことを思う。前にこの魔獣を山へ返すとき、師匠は「家族や友達が待っているから。もう二度と町に降りてきてはいけないよ。その場合……僕は、君を殺さなければならないからね。」
そう言っていたから……
私は何も言わずに結とまだ原型が残っている家の屋根に座った。
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