コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- FeliceStoria〜幸せを見つける物語〜【感想募集中】
- 日時: 2015/04/29 11:22
- 名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)
どうも、駄文グダグダで有名なみにょです。
え?むしろ知る人なんていないくそ作者?
……自覚はしてます。
今回は、LINEでリア友と
友「小説リレーしよー。みにょからね」
み「おけ」
しばらく小説リレー
友「この小説、カキコに書けば?いけるかもよ」
私「いけるね」
っていうノリで書きました笑
リア友の文も混ざるんでなんか文の書き方ちがうとか思うかもしれません。
駄文だなと思ったほうが私の文です、はいww
それではどうぞ!
八月十一日
お客様
モンブラン博士様
桜音 琴香様
彼方様
かみゅかみゅ様
月影 ほたる様
ヨモツカミ様
しふぉん様
菜の花様
甘楽様
メルト様
沙良様
てるてる522様
はるた様
アヤノ様
参照2000ありがとうございます!!!
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- Re: FeliceStoria〜幸せを見つける物語〜(魔法もの!) ( No.178 )
- 日時: 2015/03/14 10:12
- 名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)
参照2000ありがとうございます!!!
ずっと小説書いてて、こんなにも皆さんに見てもらえるなんて思ってもいなかったです!!
部活、学校、その他もろもろでノロノロ更新なのに、気にかけてくださってありがとうございます……!
これからも暖かい小説を目指して頑張ります!
ありがとうございました!
……じゃあ更新しろってね☆
ごめんなさい(ーー;)
- Re: FeliceStoria〜幸せを見つける物語〜(魔法もの!) ( No.179 )
- 日時: 2015/03/14 15:04
- 名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)
坂木さんとこの奥さん、亡くなったらしいわよ。
あぁ、ずっと病気を患っていたからな。
それに、旦那さんも自殺したそうなの。
子供はどうするんだ?涼太君は。
なんか、涼太君が魔法で二人を殺したんだって。
魔法で?そりゃ恐ろしいなぁ。まだ子供なのに、人を殺すなんて。
それに親を殺したのよ。きっと疫病神なんだわ。
そうか、疫病神か。
えぇ、疫病神よ。
あの子は疫病神だ。
「う……」
意識がふわふわしている。とても眠い。こんなに暖かい布団で寝るのはとても久しぶりだ。ずっと床で寝ていたし、森ではずっと眠らなかった……って、あれ?
なんで、寝てるんだっけ?
「おはよう」
「え?」
白い天井をバックに、女性の顔が覗き込む。バンダナはを外しているが、あの時助けてくれた女性と同じ声だ。
僕はお礼を言おうと起きあがった。父さんにつけられた痣が痛み顔を歪めると、女性は起きあがるのを手伝ってくれる。見ず知らずの子供を助けてくれたくらいだから、この女性はとても優しいのだろう。
「あ、えっと、ありがとうございます。助けてくれて……」
上半身だけ起こし、僕はそう言って頭を下げた。
「いいよ。それより、腹減ったろ?なんか作ってくるから、そんとき話聞かせてな」
女性は男らしい口調だった。わしゃわしゃと頭を撫でる手が暖かい。どこか、優しかった頃の父さんを思い出させる人柄。
僕はぐっと涙を堪え、頷いた。声を出したら、涙が溢れてしまいそうだった。
「お前、名前はなんて言うんだ?」
女性が作ってくれたシチューを二人で食べながら、女性はそう聞いてきた。ついさきほど気づいたが、どうやら今はお昼の2時頃らしい。久々の昼食だ。
天気は快晴。女性の家だというこのログハウスは決して大きくはないが、日差しを浴びて丁度いい温度に保たれていた。
「坂木涼太です」
俺が答えると、女性はいい名前だなぁと笑った。僕にとっては、この名前が唯一の両親が残したもの。それを褒められるのは、とても嬉しいことだった。
「あたしは福間 千歳(ふくま ちとせ)。千歳って呼んでいいよ。どうしてそんなフラフラな状態であそこにいたのか、教えてくれないか?」
女性……千歳は、そんな風に優しく聞いた。僕は全てを隠さずに話した。千歳は文句を言うこともなく、ただ静かに、黙って聞いてくれた。居心地が良かった。
- Re: FeliceStoria〜幸せを見つける物語〜(魔法もの!) ( No.180 )
- 日時: 2015/03/19 19:47
- 名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)
千歳に全てを話し終えた頃、僕も千歳もシチューを食べ終わっていた。千歳がまた優しく、「大変だったんだね」と言う。僕はこくりと頷いた。
「すごく大変だった」
素直な気持ちだ。あそこで千歳に会わなかったら死んでいたかもしれない。空腹に耐えきれず、倒れて死んだかもしれない。
大変だったよ。どうしようかと思ったよ。助けてほしかったよ。怖かったよ。
泣くこともせず、僕は淡々と伝えた。感じた気持ち全てを、とりあえずといった形で。
「そっか……。町に戻る気はあるの?」
「ない。あんなとこ、本当は大嫌いだ」
言ってしまった。大嫌いだと、本音を。
ぽたり。後悔が零れ落ちる。
しかし千歳は、そりゃそうだよね、と笑った。。僕はまた頷いた。
「じゃあさ。あたしんとこで、魔法の勉強しない?」
「え……?」
魔法の、勉強?泣いて腫れた僕の目が見開かれる。広がった視界で、世界で、彼女はにっと笑った。太陽みたいな笑顔。それはどこか元気だった母さんを連想させるものだ。
「……や、やりたい」
今度は後悔しなかった。いや、する暇もなく、彼女が言ったのだ。
「うん。そうこなくっちゃ!」
あっさりと、僕は彼女に弟子入りをした。
それからはあっという間だった。
彼女はどうやらこの森に住み始めて数年は経っているようで、森の名前を知っていた。森の名は、「舞田の森」。みんなは舞田と呼んでいるらしい(みんなが誰だかはよくわからないけれど)。
舞田には、たくさんの魔獣がいた。小さなもの、大きなもの、水の中で暮らすもの、陸で暮らすもの、空で暮らすもの。
僕の世界は広がった。正確に言うと、広かった世界がよく見えるようになったのだと思う。森の魔獣はとても優しく、千歳……これからは姉ちゃんと呼ぼう(千歳の希望であって、僕の希望ではない)。魔獣は姉ちゃんに懐いていた。懐いていたというか、従っていた。
畑でとれる野菜や隣町から盗んだ肉、森で取れる水やフルーツ……。それらを採るべく、僕は歩き回った。体力も上がり、森で迷うことも徐々に減っていった。魔法の勉強も進み、基礎魔法の応用もできるようになった。
自分の成長が、手に取るようにわかる。
それが、それだけが、とても嬉しかった。
しかし、それから数年が経ったある日。
「姉ちゃん……!?」
姉ちゃんが、倒れた。
- Re: FeliceStoria〜幸せを見つける物語〜(魔法もの!) ( No.181 )
- 日時: 2015/03/26 21:46
- 名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)
姉ちゃんは昔から体が弱い。
しかしその話は何度か聞いていたし、今日は体調が良くないから修行は休み……なんて日もないわけでは無かった。
なのに、どうして今日だけ修行をし、無理したのだろうか。
倒れた姉ちゃんをベッドに寝かせ、額の汗を拭いてやりながら、僕はそんなことを考える。
いつもなら体調が悪ければ「ごっめーん!今日無理だわ!てへぺろ☆」と可愛くもないポーズをするのに。どうして、今日だけ?
「涼、太……」
「姉ちゃん……!」
姉ちゃんが目を覚ましたのは、そのすぐ後だった。数回瞬きをしてから、姉ちゃんは状況を把握したようだ。上半身を起こし、ため息をつく。
「ごめん、涼太。心配させたね」
「ううん。でも、姉ちゃんなんで体調悪いのに無理して修行したの?」
いつもと違うよね?と僕が問いかけると、姉ちゃんはあははと困ったように苦笑した。自分が本当にまいってしまった時に見せる、姉ちゃんの癖。今、姉ちゃんは何かに困っているんだ。
「……人ってさ」
しばらくの沈黙の後、姉ちゃんが重たい唇を開いた。急な人についての話題に、僕は?を浮かべる。しかし姉ちゃんはそんなことを気にせず、ベッドの上から浮遊魔法を使って一冊の本を棚から取り出した。
その本はまるで糸で操られているかのように姉ちゃんの手元に引き寄せられ、パラパラとページがめくられていく。本の厚さは約5cm。古いのか、硬い表紙に描かれた絵は所々剥がれ、何が書いてあるかわからない。
黄ばんだページに、絵と文字。どうやら絵本のようだ。
「人って、死期が近づくと、自分でもそれわかるんだよね」
ただひたすらページをめくり続けていた姉ちゃんの手が、ある一ページで止まる。そのページには一人の幼い女の子と若い男性の絵が書かれていて、二人とも幸せそうな表情で手をつなぎ、町を背景に立っていた。
「あぁ、もうちょっとで死ぬんだなぁって、わかっちゃう」
ポロリと、そのページを優しく撫でる姉ちゃんの手に雫が落ちる。それは少しずつ数を増やし、涙なのだとわかった。勿論、姉ちゃんが何故泣いているのかはわからない。僕は慌ててその小さな背中を撫でる。
「この本は、あたしの大切な本なんだ。
魔法を、人殺しの道具なんかにしたくない。
魔法はきっと、人を幸せにできる。
それを教えてくれた本なの」
それから姉ちゃんは、涙を隠そうともせず僕を見上げてこう言った。
「……あたしらは、誰にに何と言われようがそれを貫かなきゃいけないんだよ。だって、魔法使いだから。仮にも、こうして魔法を使う、魔法使いだから」
姉ちゃんに残された時間は、あとわずかなのだと。
なんとなく、僕はそれを理解した。
- Re: FeliceStoria〜幸せを ( No.182 )
- 日時: 2015/03/26 22:35
- 名前: *あげは(恋登P) (ID: cBiB9/nf)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=39467
久しぶりに来ました〜
と言ってもコメは初かな
故に言う隠れ読者w
コメライや雑談にいるあげはと言う奴です
ふぇ、ふぇりーちぇすとーりあぁ?
英語力無き僕には意味の見当がww
で、でもっ!物語は大好きです!
一つ一つの出来事を大切にしてるようで
愛着が沢山伝わってきます〜
ちなみに僕は『Love◎Painter』てのを書いてます
英語力ないのにこのタイトル
そう、見栄ですww
暇なときにURLからどーぞー
更新頑張ってください!
駄作者ですが陰ながら応援してます!
あげは(恋登P)
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