コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- FeliceStoria〜幸せを見つける物語〜【感想募集中】
- 日時: 2015/04/29 11:22
- 名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)
どうも、駄文グダグダで有名なみにょです。
え?むしろ知る人なんていないくそ作者?
……自覚はしてます。
今回は、LINEでリア友と
友「小説リレーしよー。みにょからね」
み「おけ」
しばらく小説リレー
友「この小説、カキコに書けば?いけるかもよ」
私「いけるね」
っていうノリで書きました笑
リア友の文も混ざるんでなんか文の書き方ちがうとか思うかもしれません。
駄文だなと思ったほうが私の文です、はいww
それではどうぞ!
八月十一日
お客様
モンブラン博士様
桜音 琴香様
彼方様
かみゅかみゅ様
月影 ほたる様
ヨモツカミ様
しふぉん様
菜の花様
甘楽様
メルト様
沙良様
てるてる522様
はるた様
アヤノ様
参照2000ありがとうございます!!!
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- Re: FeliceStoria〜幸せを見つける物語〜 ( No.123 )
- 日時: 2015/02/13 00:01
- 名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)
「あれ……?」
春飛が生きていたのはいいものの、いつも生意気な春飛の瞳が少し揺れてるような……そんな気がするのは、気のせいだろうか。
「な、なんだよ?」
不思議そうにきいてきて、瞬きを数度繰り返す春飛。やはり、黒色の瞳は涙を貯めているようだ。
何か、嫌な夢でも見たのだろう。
春飛はよく嫌な夢を見て涙を流す。昔はしょっちゅうあったことだが、最近は減っていた。とても久しぶりな感覚。
「嫌な夢見たの?」
なんでわかったんだとでも言いたげに、彼は目を見開く。同時に安心したのか、ボロボロと涙がこぼれた。
「随分久しぶりだねぇ?嫌な夢見て泣くの」
「知るかよ。勝手に出てくるんだ」
「ふぅん」
もう慣れたことで、春飛は涙を拭おうともしない。悲しいわけでもなく、苦しいわけでもない。もちろん、どこかが痛かったりするわけでもなかった。
それなのに、どうしてか涙はこぼれる。まるで夏の夕立のように。
「じゃあさっさと泣き止んでよね。封じの魔法は制限は無いけど、いつまでもこのままにしているわけにもいかないから」
「おう」
春飛のこの現象も、数分で終わるだろう。弱音を吐かずに、助けを求める方法を知らない彼の、唯一の助けを求める方法。それがこの現象だと、私は思っていた。
でも、何度もこの現象を見てきたのに、春飛は一度だって「嫌な夢の内容」を教えてはくれない。そして今日も、夕立の理由はきけないのだろう。
「ただいまー」
「あ、牛乳を追加で頼むの忘れてた……」
帰ってきた師匠が荒れた部屋と陣の中で座り込んだ和を見て絶句したのは、言うまでもない。
- Re: FeliceStoria〜幸せを見つける物語〜 ( No.124 )
- 日時: 2014/12/13 10:17
- 名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)
六章 和の平和
昔からそうだった。
私のことなんか誰も見てくれないし、本当は殺しなんてしたくなかったんだ。それが本心だった。
これは確か、数年前……まだあの家にお兄ちゃんが住んでいた頃のことだ。
「和。あの場合は一発で仕留めた方が良かったでしょう。殺しに、時間はいりません」
「......はい、お母様」
厳しい母親と、人を殺していく私たち家族を見て、徐々に怯えていく父親。そんなに怯えるなら、最初から母親と結婚しなければいいのにと、私は何度も思った。
そうすれば、自分だって産まれなかったのではないのか、と。
「春飛、今日は調子良かったわね。今後もこの調子でね。あなたは次期当主なのだから、それを意識してちょうだい」
「はい。お母様」
あぁ、また兄は褒められてる。いいなぁ、お母様に見てもらえて。羨ましい。でも、なんでそんなにつまらなさそうな顔をしているのだろう。褒められてるなら、喜べばいい。褒められない私の気持ちも知らずに、褒められて当たり前みたいな顔しないでよ。
「……イラつく」
「お兄様、どうしてそんな顔するのですか?」
ある日、私は兄の部屋へ押しかけてそう問うた。褒められてるのに喜ばない兄が、私は大嫌いだった。
「お兄様じゃなくていいよ、お兄ちゃんとか、春飛とかでいい」
お兄ちゃんは相変わらずの無表情で言う。まったく笑わない人だったお兄ちゃんは、いつでも無表情だ。
「いえ、殺し屋の家の子として生まれてきたのですから、常に警戒していなければいけません」
睨むようにして私が言うと、お兄ちゃんはため息をついてからそっか、とだけ言った。
「そんな顔って、どんな顔?」
「……お母様に何を言われても、何故無表情なのですかと聞いているのです」
お兄ちゃんの黒い瞳が揺らいだのを、家族でありながらも私はその時初めて見た。
- Re: FeliceStoria〜幸せを見つける物語〜 ( No.125 )
- 日時: 2014/11/29 09:12
- 名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)
どうも、テスト寸前のみにょです。
最近寒いですねー。みなさんもお身体には気をつけて下さいね!
私はとりあえずこたつが欲しいです。まだこたつ布団が押入れの中に……泣
みかんはこんなにあるというのに!!(猫はいないけど)
そういうわけで、来れなくなりそうです(テストなので)
テスト終わったらまた戻ってきますので、よろしくお願いしますm(_ _)m
- Re: FeliceStoria〜幸せを見つける物語〜 ( No.126 )
- 日時: 2014/12/02 22:44
- 名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)
金曜にテスト終わるんで見捨てないで…泣((←勉強飽きたテスト3日前の馬鹿
土曜日にできたら更新させてもらいます!
- Re: FeliceStoria〜幸せを見つける物語〜 ( No.127 )
- 日時: 2014/12/05 17:40
- 名前: みにょ (ID: 3HjnwYLE)
「……褒められて、嬉しいわけないだろう?」
お兄ちゃんはそういった。少し悲しそうな顔だった。
でも、私はそれさえもイラついたのだ。
「何よそれ!私はお母様に見てもらえないし、褒められもしない!」
バンッと大きな音をさせて、机を叩く。それと、負けないくらいの大きな声。お兄ちゃんは驚きを隠せない様子で、目を見開いた。
そうか、そんなに私が褒められていないことがおかしかったか。自分が褒められてるから、褒められてない私が異常だとでも思ったか。
私の心は、嵐のように荒れていたのだろう。
「それなのに、贅沢言わないでよ!!」
私だって、本当は……本当は……
「殺しなんてしたくないっっ!!!」
人生で、こんなにも大きな声で叫んだのはもしかしたら初めてかもしれない。そう思うくらいに、私は叫び散らした。そして後からとても後悔した。
ガチャ。
閉めてあった部屋のドアがあいて、いつも以上に怒った顔をしたお母様がそこにいたから。
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