二次創作小説(紙ほか)
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- 遊戯王 七つの輝きと光の守り手
- 日時: 2015/03/20 00:00
- 名前: 緋兎雫 ◆cW98CwF.kQ (ID: 0ZLVN9hQ)
!
リアルの事情でロックします。
追記
いきなりロックしてすみません。オリキャラも募集していたのに、このような形になって頭を下げるしかありません。
リアルで色々あり、現在名前を変えています。
調子がよすぎるとは思いますが、お知らせを。
何やかんや言って、遊戯王からは離れられず、カキコで新しい遊戯王作品を書いています。諸事情でタイトルは書けませんが御興味のある方は、お探し下さい。版は映像版の方です。
最後に小説をご愛読頂いていた皆様、本当にありがとうございました。
- Re: 遊戯王 七つの輝きと光の守り手【オリキャラ募集】 ( No.149 )
- 日時: 2014/08/26 13:28
- 名前: 緋兎雫 ◆UaO7kZlnMA (ID: V2/o1KYD)
>レティナさん
修正にご協力頂き、ありがとうございます。蛇足ですが以前お気に入りのサイトが、オリカをパクったパクられたで炎上していたのを見たことがあるので、オリカに関してはかなり用心しているんです。(私自身もオリカwikiから、効果を一部分だけ拝借するのはよくやってますが)
この効果なら大丈夫です。採用になります^^
- Re: 遊戯王 七つの輝きと光の守り手【オリキャラ募集】 ( No.150 )
- 日時: 2014/08/27 02:00
- 名前: レティナ (ID: x1YwoWnh)
緋兎雫さん
オリカの件採用いただきありがとうござます、再三申しておりますがお手間をおかけしてしまいすみません><募集用紙のほうに修正を加えておきますね
- Re: 遊戯王 七つの輝きと光の守り手【オリキャラ募集】 ( No.151 )
- 日時: 2014/08/27 21:35
- 名前: sm666 (ID: zRrBF4EL)
名前/読み:レイジ
性別 :男
年齢 :不明(見た目は20歳ぐらい)
所属:リサルダの一族
容姿 :やせ細っていて、背が高い。Dゲイザーは真っ黒。Dパッドも真っ黒)
使用デッキ:墓守
戦術 :ネクロバレーで墓地利用を封じる。
性格 :暗い。目的のためなら手段は選ばない。
切り札 :墓守の審神者(はかもりのさにわ)
召喚時の台詞
「○○○(カード名)を召喚・・・」
備考:一人称は私(わたくし)
サンプルボイス
「主のために神罰を与える・・・」
「これで終わりだ・・・」
オリカ
名前「墓守の交霊師」
種類「効果モンスター」
レベル「レベル4」
種族「魔法使い族」
属性「闇」
効果「このカードをリリースする事で、自分の墓地のレベル4以下の「墓守」と名の付いたモンスターを1体特殊召喚する。このカードの効果は「王家の眠る谷ーネクロバレー」の効果を受けない。」
攻撃力1200守備力800
- Re: 遊戯王 七つの輝きと光の守り手【オリキャラ募集】 ( No.152 )
- 日時: 2014/08/27 23:34
- 名前: 緋兎雫 ◆UaO7kZlnMA (ID: lrJDaE6x)
>レティナさん
いえいえ、私こそ注文があれこれ多くてお手数をおかけしてしまい、本当にすみません。ご協力感謝です!なるべく速く出せるように心がけますので、気長にお待ち頂けると嬉しいです。
>sm666さん
初めまして、素敵なオリキャラの投稿をありがとうございます。
投稿して頂いて申し訳ありませんが、何点か気になる点があるので修正をお願いします。
まずレイジさんの使用デッキの『墓守』ですが、既に同じデッキを使うキャラが存在するため別のデッキでお願い致します。使用デッキがこれから登場するキャラと被る場合、修正をまたお願いするかもしれませんが……気になる場合、質問して頂ければ幸いです。
そして、容姿の情報がもう少し欲しいですね。最低でも目と髪の色、余力があれば服装の情報も欲しいところです。
後、性格の欄も容姿と同じでもう少し詳しい情報が欲しいです。暗い、と一口に言ってもネガティブ思考のうじうじキャラなのか、はたまた人嫌いな気難しいキャラなのか。パターンはいくつも考えられ、キャラが見えてきません。どのように暗いのか、もう少し詳しく書いて頂けると幸いです。
- Re: 遊戯王 七つの輝きと光の守り手【オリキャラ募集】 ( No.153 )
- 日時: 2014/08/29 11:19
- 名前: 緋兎雫 ◆snOmi.Vpfo (ID: 9kyB.qC3)
- プロフ: 二話①
デュエルが終わり、すべてが消える。フィールドにいたモンスターが、オレイカルコスの魔法陣が。これらは元々実体化しているものではなく、決闘の間だけデュエルディスクによって作られたもの。決闘が終われば機械は自動的に停止し、映像は消えていく。
モンスターたちが消える光景を見ながら、水葵はほっと溜息をついた。勝てるとは思っていなかっただけに、勝利の喜びよりも助かったという安どの気持ちが強い。だが、いつまでもその気持ちに浸っている場合ではなかった。映像が消えるのに呼応し、水葵のD・パッドとD・ゲイザーが光り始めた。何、と思う間に二つは光の粒子へと姿を変え、空中に飛び去る。存在するべき場所を失ったカードは、地面にばらまかれてしまった。
「あ、あたしのカード!」
水葵は慌てて、地面に落ちたカードを回収する。その時、デスサイスの元から一枚の光るカードが飛んで来た。それは迷うことなく水葵の元に向かい、地面に散らばるカードの上に静かに乗る。輝きは消えた。
ちょうど背後のカードを拾っていた水葵は光っていたカードのことなど気付かずに、そのカードを他のカードと一緒に回収した。
「うん、これで大丈夫ね」
辺りを見渡せば、カードはもう落ちていない。それを確認すると、水葵はカードを元々入っていた箱に入れ、再び鞄に閉まった。
「……情けないぞ、デスサイス」
呆れたような、失望したようなそんな声が水葵の耳に届く。
明らかにデスサイスの声ではなかった。野太い、男の声だった。驚いて水葵は振り向くが、そこには棒立ちになったままこちらを見つめるデスサイスの姿。額にはオオカミの頭部を模したような光が浮かぶ。
「宝玉獣使いを見つける前に、ルビーを捕えろといったはずだ」
声はデスサイスからする。自分で自分を叱る、奇妙な独り言を呟いていると水葵は感じた。
「で、デスサイスが男口調で自分を叱ってる? オレイカルコスの力でおかしくなったの?」
水葵の独り言を聞いたデスサイスは、くすと笑い声を漏らす。
「おっと失礼。話しているのは、デスサイスではない。『印(いん)』の力で私が、デスサイスを通して話している」
「あなた、誰なの?」
どくん、と緊張のあまり心臓の鼓動が早まる。表面上は冷静に対処しているが、水葵は怖くてたまらない。
デスサイスは命令、と言う単語を何度か口にしていたから、声の主が操り主だと言うことは察しがついた。何らかの理由でルビーを追いかけていた。何をしてくるのか、分かったものではない。
「私はリサルダの一族の神官が一人、テラ」
一族に神官。RPGやファンタジーに出てくるような名乗りに、水葵は思わず吹きかける。
「リサルダの一族に神官って……中二病でも拗らせてる?」
「私は、少々キミと話がしたくてね。わざわざコンタクトをとった訳だ」
気付くと、決闘時には消えていた鎌がデスサイスの手に握られていた。それを構えながら、デスサイスはゆっくりと水葵に近付く。後ろにあるのは住宅。行き止まり、つまり水葵に逃げ場はない。
「要件はキミが持つ宝玉獣たちだ。ルビー・カーバンクルと、アメジスト・キャットを渡してもらおう」
ジリジリとデスサイスに寄られる水葵。とうとう追い詰められた。家の外壁に背中がぶつかる。前はデスサイス、後ろは行き止まり。逃げようがない。
デスサイスは、水葵の首筋に鎌の先端を付けた。金属の冷たい感覚が、じんわりと首筋に伝わる。少しでも鎌が動けば、怪我は免れない。 ——宝玉獣を渡してしまおうか、と悪魔が囁く。
「何。彼らを渡してもらえば、お前には何の危害も加えない。宝玉獣を持っていたところで、お前には何の得もないだろう? 出来れば、穏便に済ましたいからな」
「危害を加えない、って言うなら鎌を首から離して貰えない?どこが穏便なのよ」
水葵は悪魔の囁きを否定し、精一杯強がる。
助けてよ、と言うルビーの悲痛な声が耳に蘇り、良心が悪魔を追い出した。助けを求めてきたルビーを、見捨てたりなどできるはずがない。
「そんなに宝玉獣が欲しいなら、力強くで奪ってみなさい!」
威勢はいいが、水葵の足は震えていて迫力にかける。その様子をデスサイスを通じて見ているのか、テラ——正確にはデスサイスだがは笑いながら、一度水葵から一歩離れた。
「答えはノーか。なら、望み通り、力づくで奪ってやろう。こい、岩の精霊タイタンたちよ!」
男の声で、アスファルトの地面が水面のように揺れる。そして、次々にモンスターが浮かび上がって来た。立派な兜を被り、鎧に身を包んだ、戦士のような風貌を持つ男だ。それが四体、デスサイスの横に並ぶ。
岩の精霊 タイタン
効果モンスター
星4/地属性/岩石族/攻1700/守1000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地に存在する地属性モンスター1体をゲームから除外した場合に特殊召喚する事ができる。
このカードの攻撃力は相手のバトルフェイズ中のみ300ポイントアップする。
「我が自慢の兵を前にした感想はどうだ?」
(通常召喚不可能なのばかり召喚して……!)
テラの力はモンスターを実体化させるものらしいが、決闘時と違い、モンスターの召喚条件は無視できるようだ。全く、インチキ効果もいい加減にしろとはこのことだ、と水葵はため息をついた。
だが、状況は変わるわけでもなく。デュエルモンスターズ五体に対し、こちらは人間一人。
人間一人の能力など、遊戯王の攻撃力、守備力に変換すればゼロだろう。能力はなし。自分は攻守ゼロのバニラだ、水葵は思った。
怖い。モンスターたちの放つ異様な圧迫感、やられるかもしれないと言う恐怖が身体を震わせる。決闘時にフィールドでたった一体だけ立たされるモンスターの気持ちが、分かるような気がした。この前の、友人との決闘を思い出す。相手フィールドに上級モンスターが五体いる時、ライコウを一匹だけ攻撃表示にした。ライコウは怖かっただろう。ごめん、とライコウに謝った。
ちなみに当時の水葵の手札には光属性御用達、『オネスト』があったため、相手は見事に返り討ちにされた訳だが。
(誰か助けて……)
辺りには誰もいないのに、水葵は心の中で助けを呼ぶ。タイタンとデスサイスに囲まれ、なすすべがない水葵にはそれしか出来なかった。
眦から涙が溢れ、鞄を濡らした。その時、鞄が脈打つのをはっきりと水葵は感じた。まるで、何かを訴えるように鞄から伝わる鼓動は速くなる。
(助けてくれるの?)
タイタンたちとデスサイスが一斉に襲いかかってくる。迷っている暇はなかった。水葵は鞄の蓋を開け、鼓動を感じる物を両手で天に捧げる。
それはたまたま買った、カードのパックの一つ。水葵は、ストラクチャー・デッキ以外にも欲しかった中古のカードや、新しいパックを小遣いを全て使い切るまで買っていた。その目映い金色に塗られたそれは、そのうちの一つだった。
「よく分からないけど、モンスターを倒して!」
〜つづく〜
トリップするからには、持ち込むカードやりたい放題に。
ちなみにそのカードは効果を少しいじります。
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