複雑・ファジー小説

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わかりあうための闘い
日時: 2014/09/21 04:50
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=8269

超能力者が賞金10億円を手に入れるために闘うバトル小説です!感想ほしいです!

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Re: わかりあうための闘い ( No.79 )
日時: 2014/08/20 08:18
名前: siyaruden (ID: lkF9UhzL)

チーム戦で更に熱い戦いになりますね
それと前々からルナティクスの名前を間違ってますよ..........

※募集欄に技を追加しました

Re: わかりあうための闘い ( No.80 )
日時: 2014/08/20 08:23
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)

SHAKUSYAさんへ
コメントは多いければ多いほど、やる気の上昇と更新速度につながりますので、コメントは欲しいです。意見があれば遠慮なく言って下さい!私も読者のみなさんの意見を最大限取り入れられるようにしますので、応援よろしくお願いします。星野くんの性格は昔の状態ですね。
不動もジャドウも星野くんもフレンチも記憶はあるものの、スターと出会う前に性格がリセットされていますからね…対戦相手に情け容赦の欠片もありません。今後は会長であるスターと副会長(だった)カイザー、そして廉道さんの3人が物語のキーマンになっていきますので、彼らの行動や言動のひとつひとつに注目していただけるともっと物語が楽しめると思います!

Re: わかりあうための闘い ( No.81 )
日時: 2014/08/20 08:30
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)

siyarudenさんへ
ご指摘ありがとうございます。気づいたところは修正いたしました。
チーム戦でさらに熱くなる展開をお楽しみに!

Re: わかりあうための闘い ( No.82 )
日時: 2014/08/20 09:41
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)

廉道sid

僕は1回戦で星野くんと闘い重傷を負った、トリニティバードンという出場者もとい運営委員の容態が悪化したと言うので、急いで医務室へ向かった。すると彼は屈強な体中に包帯を巻き、息もだえだえになりながらも、僕を青い真剣な瞳で見て、言った。

「…廉道先生、あなたに…頼みがある…!」

「頼み?」

「用件を話す前に、ここはわたしと先生だけのふたりにしてくれないか」

僕は彼の言葉を遮ろうとしたが、彼の真剣かつ優しさにあふれた瞳を見て、他の医療班のメンバーを部屋から出して僕と彼のふたりきりになった。

「それで僕に頼みって何かな?」

すると彼の瞳から一筋の涙がこぼれ落ちた。

「先生、運営委員の暴走を…狂気を止めてほしい…!あなたなら、それができる…!」

彼が気になることを言った。

彼も同じ運営委員のはず、その彼がなぜ同じ仲間を貶めるようなことを言うのだろうか。

僕が疑問に思い訊ねると、彼は彼自身が知っていることを話した。

それは驚くべき内容だった。

まさか、この大会の本当の目的はそんな残虐非道なものだっただなんて……そして彼はそれを止めようと奮戦したが、彼らには敵わず最終的に粛清対象にされ、先ほどの試合に出されたというのだ。

信じがたい話だったけど、彼の瞳は嘘を言っているようには見えなかった。

「先生、あなたは心の優しい人だ…それは普段の態度で見抜くことができる。
現にあなたは、第1回戦では葵に対し能力を発動せず、あくまでプロレス技だけで闘い、第2回戦では愁二相手に直接能力を発動せず、不発と見せかけ、棄権した。一連のあなたの行動は、若い彼らの無限の可能性を切り開くために行ったものだ…!」

不思議だ。なぜ彼はこうも僕の真意をスバッと言い当ててしまうのだろうか。それに彼はベッドの上にいたはずで、試合は観戦していないはず…テレビで試合の中継はしていたが、それだけで僕の考えが見抜けるとはとても思えない。

すると、彼が再び口を開いた。

「わたしは人の心や考えを見抜く眼力の能力を持っている。能力を使えば、それぐらいはわかる」

そして彼は一呼吸おいて、震える手で傍にかけてあった鞘に入った剣を僕に差し出した。

「コレは…」

「私の愛剣ブレイブレード。私の魂とも言えるこの剣をあなたに捧げよう…勇敢に闘い…勝利を……地球に平和をもたらしてほしい…偉大なるわが友、カイザーと共に……!」

その瞬間、彼の腕から力が抜け、だらりと垂れ下がった。

もしやと思い聴診器で心音を確認してみると、心音が完全に停止していた。

脈もなく、瞳孔の反射もない。つまり……彼は亡くなった。

僕は彼の形見を握りしめ、彼の最後の願いを叶えることを、固く誓った。

Re: わかりあうための闘い ( No.83 )
日時: 2014/08/20 21:05
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)

儀仗sid

俺たちチームウェポンは、現在フレンチと交戦している。

たった今放ったラグとの同時攻撃が奴にヒットしたと実感したが、奴は俺たちの拳を楽々と受け止めていた。

すげぇ反応速度だ。

とてもじゃないけど、格闘では反応が早すぎて俺では相手にならない。

そう判断した俺は、取りあえずヒット&アウェイ戦法で様子を見ようと、一旦奴と間合いを取る。

「ここは僕にお任せください、儀仗様!」

ラグは両手を飛ばしてロケットパンチで奴を吹き飛ばし、再び腕を装着すると、今度は緑の瞳から破壊光線を発射し、フレンチを怯ませる。

続いて両肩のハッチを開いて超小型ミサイルで奴を追撃する。

そのほとんどは避けられたりしているが、意外と追い詰めているような感じがしなくもない。

「そんな攻撃がこの僕に通用すると思っているのですか?」

あくまでもフレンチは笑みを浮かべて対応する。

どうやら敵はまだまだ余裕らしい。

「あなた様はご主人様が№1の実力を持つと認めたお弟子様ですから、それぐらいの攻撃が通用しないことは初めから僕のコンピューターが計算していましたよ」

「だったらなぜ無駄な攻撃をするんですか。装備の無駄遣いですよ」

お前にはそう思えるかもしれねぇが、俺はそうは思わないぜ!

「いまだ、ラグ!」

「しまったっ!」

ジャンプで飛び上がったため、奴の動きが制限されたところを、ラグが身を翻してバックに回って腰のあたりを掴み、上空でジャーマンの体勢に捕えながら高速で回転し、地面へ思い切り叩き付けた。

これはラグの説明によると、運営委員のひとりであるおっかない顔の不動の必殺技らしい。

あの高度から固いアスファルトの地面に叩き付けられたらさずがの奴も生きてはいられないだろう。

だが、その考えは甘かった。

奴はこの技を知り尽くして巧みに受け身を取り、ダメージを軽減させていたため、すぐさま立ち上がり、俺のどてっ腹に鋭いつま先蹴りを撃ちこんできた。

まるで槍が貫通したかのような激しい痛みが襲い、うめき声をあげる。

フレンチはそんな俺にお構いなく、今度はラグに蹴りを見舞うが、素早い反応速度でそれを華麗に避け、逆に奴の足を取り、片手だけでジャイアントスィングを敢行し、コーナーポストの代わりの大木まで放り投げる。

しかし、敵は木を蹴って反動で跳ね返り、ココナッツクラッシュを放つ。

けれどラグはノーダメージで立ち上がり、レッグラリアートを決めるも、体をのけ反らすことによって無効化されてしまう。

奴は足を揃えて立ち、この場に似合わない可憐な笑みを浮かべる。

その笑みが俺を何より恐怖させたのは言うまでもないだろう。

けど、俺たちは負けねぇ!

ぜってえ勝ってコイツをギャフンと言わせてやる!


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