複雑・ファジー小説

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わかりあうための闘い
日時: 2014/09/21 04:50
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=8269

超能力者が賞金10億円を手に入れるために闘うバトル小説です!感想ほしいです!

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Re: わかりあうための闘い【感想大歓迎!】 ( No.184 )
日時: 2014/09/15 14:58
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)

完璧美食家プロフィール紹介
名前 ディナー
性別 男
年齢 10
容姿 フレンチを幼くしたような外見に茶色のチョッキに金色のベルが付いたスカーフが特徴。
性格 あどけなく無邪気で純粋無垢。
国籍 オランダ
武器 なし
能力 消化吸収
ブラックホールのように何でも吸い込んで強靱な胃袋で消化してしまう。
参考 元スターレスリングジムのメンバーのひとり。非常に強力な能力の持ち主であるがゆえに純粋無垢な性格を逆に利用され、何者かに操られていた模様。

Re: わかりあうための闘い【感想大歓迎!】 ( No.185 )
日時: 2014/09/15 20:04
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)

クロワッサンsid
ひしもちの形をしたリングの14階に、僕が対戦するべき相手が存在していました。

金髪碧眼のいかにも北欧系の顔立ちながら、名前は日本人というちょっと不思議な美少年—大形愛。

元スターレスリングジムのメンバーのひとりで、弓を扱わせたら誰も敵うものはいないと言われていますが、その実力は果たしてどれほどのものなのでしょうか。

僕は自分の降りるべき階で、ヘンリーさんたちにぺこりとお辞儀をして、エレベーターから降りました。

「ククククッ、きみが僕の対戦相手?女の子が相手なんて白けちゃうなあ」

彼は僕をいかにも弱虫と言わんばかりの表情で舐めきっています。

「か弱い女の子がこんなとこに現れなくてもいいのに」

彼はロープに持たれ、気持ちの悪い笑い声を出します。

そしてコバルトブルーの瞳をらんらんと輝かせ、僕にとんでもない一言を放ちました。

「ねぇクロワッサンちゃん。もし僕が勝ったら、きみと付き合ってもいいだろう?」

僕はもちろん首をブンブンと横に振りますが、彼はその顔をぐいぐいと近づけて、いまにもキスをしそうな顔で僕に付き合って欲しいというお願い(この場合は脅迫に近いと言ったほうがいいかもしれません)をしてきます。

僕は彼が嫌になって突き飛ばします。

彼はかなりのけ反りましたが、嫌になるどころか、ますます瞳を輝かせて、

「きみのその黒い瞳、ますます僕のものにしたくなったよ、可愛い仔猫ちゃん」

その刹那、カーン!と試合開始を告げるゴングが鳴りました。

素早く彼の背後に回り、彼の背中にある筋肉をパン生地を伸ばす要領で引き伸ばしてそのままジャーマンスープレックスで放り投げます。

彼は苦悶の表情を浮かべ、よほど痛かったのでしょうか、マットを何回もゴロゴロと転がり回り痛みを和らげようとします。

それから30秒ほど経過して、やっと彼が起き上がってきました。

額には心なしか冷や汗が浮かんでいるように見えるのは気のせいでしょうか。

「なかなかやるね。強い女の子は大好きだよ」

彼はまたしても僕を口説きにかかるので、今度はクルリと回転し、彼の顔面につま先蹴りを浴びせつつ、背後から膝カックンで体勢を崩させ、足を掴んでそのままジャイアントスィングでグルグルと回しはじめます。

そして回転のスピードを3倍に上昇させ遠心力で彼を上昇させて、飛び上がり彼の顎に両膝をセットし彼の足を掴んで開脚させ、そのまま思い切りマットへ串刺しにしました。

これは、星野くんが得意とする必殺技のひとつであるヘブン=ザ=ギロチンを僕が独自に改良を加えたヘブンザギロチン+αです。

今の一撃で彼の顎はグシャグシャに砕け、恐らく階下で闘っている廉道さんでなければ治すことは不可能でしょう。

しかし彼は見るも無残な顔になりながらも、僕と戦闘をしようと立ち上がってきます。

ですが、僕からしてみれば、彼に闘える力が残っていないのは明らかでしたので、せめてもの情けとして、背後から彼の首筋に手刀を超高速で4発食らわせ、失神させてあげました。

試合終了のゴングが鳴り響き、実況の人が告げた試合時間はわずか3分。

気が付いてみたら僕は完璧美食家と連合軍の試合が始まってからの最速タイムで敵を倒していました。

Re: わかりあうための闘い【感想大歓迎!】 ( No.186 )
日時: 2014/09/16 07:21
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)

星野sid

桁違い。規格外。

そう呼ぶにふさわしい敵が僕たちに向かって、ゆっくりと1歩1歩近づいてきます。

2メートル27センチという驚異の長身と、僕たちとは比べ物にならないほど人生経験を重ねている大ベテランの相手…彼の名前は怒雷氷。

あの負けず嫌いで喧嘩っ早い井吹くんを唯一心の底から恐怖させた相手だけあって、彼の放つ威圧感は凄まじいものがあり、彼の骸骨のように痩せて無表情な顔を見ていると、まるで心臓を握り潰されそうな感覚に陥ります。

「君たちと闘うのは、初めてだったな」

口から冷たい名前の通りのドライアイスを吐き出しながら、まるで奈落の底から聞こえてくるような、深く低く渋く響く声は他の階下の完璧美食家メンバーとは一線を画しており、彼がいかに強豪であるかがわかります。

身にまとった黒いローブに、茨のついたリストバンドがより一層彼の恐怖を引き立て、そして何より夜空の星のように眩しいほどに輝く瞳には、怪しい魔力のようなものがあり、彼の瞳を見ていますと、まるで吸い寄せられるような気がするのです。

「階下で敗れたピエールにクレープ、ディナー、大形は捨石だ。彼らの代わりの能力者など、いくらでも存在している。敗れた時点で彼らは解雇、つまり…クビなのだよ」

彼の冷酷冷徹無慈悲な発言に、僕たちはまるで心臓に氷の槍を受けたような気持ちになりました。

「敗者にはそれ相応の報いを与えてやらねばな…敗者の罰として、君たちの超人キャンディーをいただこう」

彼が指を鳴らしますと、彼らの口から次々に超人キャンディーが吐き出され、それらは一斉に彼の元へと集まりグルグルと宙に舞いつつ、円を描き始めました。

「では、いただくとしよう」

彼がその無表情な口をカパッと開けますと、青、ピンク、茶、銀の色をした4個のキャンディーはたちまち彼の口に吸い込まれてしまいました。

そして彼は口を閉じたかと思うと、口だけ開けて僕でもあまりの恐ろしさに震え上がりそうなほど怖い笑い声を発しました。

「これで彼らは、能力者からただの愚かな下等極まりない生物人間に成り下がった…それでは、星野天使にメープル=クラシックよ。今度は君たちを倒し、その体内にある超人キャンディーをいただくとするかな…フハハハハハハハハハハ!」

彼の瞳の輝きが以前より増したと思ったその刹那、彼は僕たちに向かって冷気を吐き出しました。

Re: わかりあうための闘い【感想大歓迎!】 ( No.187 )
日時: 2014/09/16 20:46
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)

星野sid

彼の吐き出した冷気に当たっては大変と僕たちはジャンプでそれを避け、彼の首筋にダブルフライングレッグラリアートを叩き込みます。

ですが、彼は僕たちの連携攻撃を受けてもよろめきもしません。

それならばと、今度は彼の顔面目がけて拳を放ちますが、彼は僕の拳を長い爪の生えた掌で受け止め、拳を掴み、そのままコーナーポストまで放り投げてしまいました。

僕はターンバックルを蹴って旋回し、彼の背中に人間魚雷を炸裂させようとしますが、その長身に似合わない素早い動きで背後に回ると、ハイキックを僕の頭に命中させました。

僕たちは正面衝突してマットへ倒れ伏します。

その様子を見た彼は、口をカパッと開けて例の不気味な笑い声を出しました。

「どうした?君たちの実力はこの程度のものだったのかね」

「僕たちのコンビプレーをバカにしないでください!」

僕は立ちあがり、メープルさんを振り回して上空に投げた後、超高速で彼に急接近します。

上と真正面からの強烈な拳の一撃をお見舞いさせるツープラトン技、その名も、

「「天使のダブルパンチ!」」

「ぐおおぉっ!」

スーププラトンをまともに受けた彼は少しだけよろめきます。

続いて左右からの飛び蹴りである、「ダブルドロップキック」で追い打ちをかけます。

「星野天使にメープル=クラシック。君たちタッグはどうやら打撃を得意としているようだが、私の攻撃を受けみて感想を聞かせてもらえないかね」

彼はその左右の細長い腕で僕たちをネッグハンギングに捉え、頭上まで持ち上げます。

僕たちはまだこどもなので大人に比べればずっと軽いのですが、それでも彼の握力はかなりのものがあります。彼は再び語りかけました。

「フハハハハハ…スター=アーナツメルツのお気に入りコンビと言うから、どんなものかと思えば他愛もない…君たちは井吹宗一郎よりずっと弱いな。彼は根性があったが、君たちはどうやら己の力を過信しぎているようだ…特に星野天使、君にはその傾向が顕著に表れている」

メープルさんを離し、彼女がマットへ倒れたところを片足で踏みつけ、続いて僕の首から手を離したかと思った瞬間、何かがおなかにめり込みました。

「どうだね、私のボディーブローの味は?」

とてつもなく重く—まるで鉄球のような威力のそれは、痛みを感じないはずの僕でさえも吐血させるのに十分な威力を持っていました。

「やはり、君たちのような少年少女がこの私とリングで一戦交えるのは、1億年早かったと言うわけだ」

Re: わかりあうための闘い【感想大歓迎!】 ( No.188 )
日時: 2014/09/16 21:09
名前: 愛深覚羅 ◆KQWBKjlV6o (ID: g8t52Hd5)

こんばんは!
なかなか進んでますね〜もう追いつけないぐらいです笑
ゆっくり拝見させてもらいます
ところで、能力対決がいつの間にかプロレスになっちゃいましたが超能力はもう出てこないのでしょうか?
格闘対決の中に多少でも能力を入れればもっと面白くなると思うんです!
でないとなんだか格闘向きで無いキャラクターが無念で仕方ないです
では続きも頑張ってくださいね!


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