複雑・ファジー小説

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わかりあうための闘い
日時: 2014/09/21 04:50
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=8269

超能力者が賞金10億円を手に入れるために闘うバトル小説です!感想ほしいです!

オリキャラ投稿用紙>>1 登場人物紹介>>7>>8>>14>>15>>17>>19>>22>>84>>85>>86>>95>>96>>100>>125
キャラ強さランキング>>103>>104>>105>>106
第1回戦対戦カードと試合結果>>24>>62(随時更新)夢の対戦カード>>161
読みに来てくださった大切なお客様
skotosさん 檜原武甲さん しふぉんさん
キコリさん 高坂 桜さん
嘉那さん SHAKUSYAさん
愛深覚羅さん 水咲さん
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第1話>>3 第22話>>49 第64話>>166
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Re: わかりあうための闘い【出場キャラ大募集!】 ( No.4 )
日時: 2014/09/20 20:51
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)

愁二sid

「……」
予選を何事もなく通過し、本選の一回戦へコマを進めようとしていたこの俺、雲仙愁二に訪れた最大の危機。それは、目の前を塞ぐひとりの男。
「お主が、拙者の対戦相手でござるか?」
サラサラとした黒髪を後ろで束ね、白い肌に猫のようにくりくりとした黒い瞳、小柄で華奢な体格に昔のサムライが着ていそうな服に身を包んだ少年は、男なのに結構可愛い顔で俺を見ると、口を開いた。俺は、ただ頷くことしかできない。
彼が腰にさげてある日本刀、それが今、俺を何より恐怖させていた。
すると彼は手をポンッ!と叩いて、恥ずかしそうに照れながら、
「そういえば、自己紹介がまだでござったな。拙者はこの大会の運営委員のひとり、川村猫衛門でござる。よろしく頼むでござるよ」
ニコニコ笑って手を差し伸べる彼を見て、俺は思案する。
この手は握るべきだろうか…仮に握ってその隙をつかれ攻撃されないだろうか…
そんな心配をしていると、彼は俺の手を掴み、優しく握手をした。
「怖がることはないでござるよ。拙者は他の皆の衆より、最終予選の鬼ではない自信があるでござる」
最終予選?一体なんの話だ?
最終予選ということなど、今はじめて聞くために俺は面食らってしまった。
俺の顔を覗き込んだ彼は少し不思議そうな顔をすると、急に何かを理解したかのような顔になり、丁寧に説明を始めた。
「拙者がお主の前に現れたのは、お主が本選の第1回戦に出場できる資格があるかどうか、試すためでござる。拙者を退け、無事本選会場までたどり着くことができれば、クリアでござるよ」
なるほど。彼の説明で大体の事は把握できた。少し怖いけど、俺には銃がある。これがあればどんな敵も怖くはねぇ。
そう確信した俺は、キッと彼を睨みつける。
「お主、どうやら、やる気になったようでござるな。拙者は嬉しいでござる。では、最終予選の開始でござる。お主、どこからでもかかってくるでござる」
彼は可愛らしい顔で微笑む。少し気の毒だと思ったが、俺は優勝して賞金10億円が欲しい。
それでゲームとか漫画とか、欲しいものを好きなだけ買いたい…悪いが俺の欲望の犠牲になってくれ、川村猫衛門…!
俺は腰のホルスターに手を伸ばし、銃を引き抜くと、引き金を引いた。けれど、彼は血を噴き出してもいなければ、倒れてもいない。
相変わらず飄々とした雰囲気で俺を見つめている。よく見てみると、俺の手はかすかに震えていた。恐らく初めて殺人を犯すという恐怖が、無意識のうちに狙いを外しているのだろう。
実は、この大会は殺人も認められている。だから、殺しても罪には問われない。そのため、殺人を犯す輩がいるという噂を聞いたときは驚きを隠せなかった。
だが、欲望が殺人衝動を引き起こすのだろう。今の俺には欲望にかられ、予選で殺人を犯したくなる人の気持ちがよく分かった。
「どうしたでござるか?撃ってきてもいいでござるよ」
俺は正直、欲望のためとはいえ、殺人を犯すことが耐えられなかった。だが、背に腹は代えられない。許せ、川村!
パン、パン、パン!
確実に命中したはずの、3発の銃弾。けれど、それは全て命中してはいなかった。
なぜだ、こんな至近距離で撃って命中しないはずが…
「普通の人間ならそうでござるよ。でも拙者はそうならないのでござる」
彼は胸を張り、所謂ドヤ顔をした。
クソッ…何がどうなってやがる。自分の体の耐久性を上げる能力か?
すると、彼は少しいたずらっぽい子猫のような笑みを浮かべ、俺に銃を撃つように催促した。
コイツ、アホじゃないのか?この時、俺はそう直感した。
この発言は、まるで自分から殺してくれと言っているようなものじゃないか。
しかし、こいつがどのように銃弾の攻撃を受けずにすんでいるのか気になって仕方がなかったので、俺は彼に言われた通り、弾を込め直して引き金を引いた。
だが、彼は先ほどと同じように、無事だ。
「拙者の足元を見るでござる」
彼の足元を見て、俺は息を飲んだ。なんと、彼の足元には、綺麗に真っ二つに切断された銃弾が彼に撃ちこんだ分だけ落ちていたのだ。
この光景を見て、導き出された答えはひとつ。
彼は全ての銃弾を、目に見えない速さで一刀両断にしていたのだ。

Re: わかりあうための闘い【出場キャラ大募集!】 ( No.5 )
日時: 2014/09/20 21:03
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)

雄介sid

「お前の力はその程度の軟弱なものだったという訳か。俺の足元にも及ばん」
俺は今、不動と名乗る男と交戦しているが、大苦戦を強いられている。
何しろ、能力が使えない。奴が俺の能力の源であるカードを、自身の能力で消滅させてしまったからだ。カードがない俺は丸腰。当然のことながら、戦闘能力も大幅に減少する。
「ガキは俺が殲滅する!」
剛腕を振るい、その拳の威力を持って地面に亀裂を発生させる、不動仁王。
ちなみにこれは能力ではなく、修行をすればこれぐらい簡単にできるようになるというが、俺からしてみればたとえ100年修行しても不可能な技に見える。
コイツは本当に人間なのかという疑問が俺の頭を掠めた。
勝てない、そう判断した俺は、力の限り走った。足がもげそうなほどの激痛に耐え、走り続ける。肺が破裂しそうなほど苦しくても、走るのをやめることはできない。
なぜなら、もし今ここで走るのをやめてしまえば、般若のような恐怖の顔を持つおっかない不動の拳の前に、俺は確実にハエのように叩き潰されてしまうだろうから。
走り続けるうちに息が乱れ、汗が噴き出し、俺の体は限界に達しそうだった。
だが、そんな俺とは正反対に、かなりの距離を走っているというにも関わらず、彼は息ひとつ乱していない。コイツは、化け物か。
「走るがいい、この俺に往生されたくなかったらな!」
国語の授業で習った、『走れメロス』の主人公メロスの境地が少しだけわりかけたとき、俺の目の前に、天国かとも思える光景—すなわち開会式が行われるスタジアムが見えた。
野生的に吠え、全身の力を振り絞り、試合会場に入った。床に手を突き、ふと後ろを振り返ると、奴の姿はなかった。これはあくまで俺の推測だが、たとえ運営委員であっても、1歩でもこのスタジアムに入ったら、出場選手に手を出すことは禁止されているのだろう。
九死に一生を得た俺が、他の運営委員の導きでホールに行くと、そこにはもう既に10人ほどの能力者たちが到着していた。
なるほど…こいつらがライバルってわけか…
さっきの疲れはどこに行ったのか、これから死闘を繰り広げるライバルたちの顔を見るうちにアッという間に吹き飛んでしまった。俺はライバルたちの気迫に飲まれてはならないと、闘志を燃やす。優勝して、世界一の能力者の称号と、賞金の10億を手に入れるのは、この俺、上条雄介だ!

Re: わかりあうための闘い【出場キャラ大募集!】 ( No.6 )
日時: 2014/09/20 22:36
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)

雄介sid

「それではこれより、第20回能力者バトルトーナメント本選を開催したいと思います!」
バトルトーナメントの本選に出場できたのは、俺を含めわずか12人。
だが、1000人いた予選を勝ち残った12人なのだから、みな強豪であることは間違いない。そして、何より嬉しかったことと言えば、あの不動やジャドウが選手として参加していないことだろう。あいつら2人が参加していたら、俺の勝率が間違いなく低下していたところだった。主催者による開会宣言が終わり、いよいよ待ちに待ったトーナメント表が発表された。
第1回戦Aブロック第1試合は、なんと俺とベリー=クラウンという少女との試合だった。
大勢の観客(軽く1万人は入っている)が見ている中で闘うという経験は初めてだったが、プレッシャーに飲み込まれてしまっては、もし仮にここで勝ち上がったとしても、これ以上勝ちあがることはできないだろう。
俺はステージに上がり、敵である、小学生かと思えるほど小柄で青い瞳、金髪を二つに結っており、黒のフリルドレスを着た少女と向き合った。
彼女は可愛いものが好きなのか、背中に大きなピンクのウサギのぬいぐるみを背負っている。
「あたし…ベリー…これ、うさぎちゃん」
「ああ、そうかよ。悪いが俺はぬいぐるみなんて興味はねぇからな。とっとと片をつけてやるぜ!」
すると彼女は少し黒い笑みを浮かべてつぶやいた。
「そう…あたしに勝てたらいいわね…」
そしてついに、俺と彼女の、試合開始を告げるゴングが会場に鳴り響いた。

Re: わかりあうための闘い【出場キャラ大募集!】 ( No.7 )
日時: 2014/08/12 20:50
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)

現在判明している出場者

skotosさん投稿>>
名前 巳鍵 非檻/みかぎ ひおり
年齢 16
性別 女
容姿 黒髪で所々跳ねている長い髪が特徴。目は暗めの青。少し不気味な笑みを常に浮かべている。伊達眼鏡を着用している。服装はYシャツ(左の袖を捲くっている)に黒いズボン、ストライプ柄(赤と紫)のネクタイ、そして両手に黒い革の手袋。左腕には腕時計をしている。
国籍 日本
能力 行動の制限をする。但し、相手の目を見る必要がある、そして、制限の内容を相手に聞かせる必要がある。因みに、見るのは直接である必要はなく、ガラス越しや鏡を利用して相手の目を見ても可能。
性格 自由奔放に生きたいと思っている。そして、利用するものは利用する人間。ただ、邪魔にならない限りは殺したりはしない。基本的には協力を求める。
武器 小型の刀剣類や拳銃。
主な戦闘方法 行動を制限してからの武器による攻撃、制限が出来ない場合は隠れたりかく乱などをしてからの攻撃。

キコリさん投稿>>
名前:上条雄介(かみじょうゆうすけ)
年齢:17
性別:男
容姿:黒いボサボサの髪に同色の鋭い目。筋肉はそこそこあるが、スリムで高身長。
国籍:日本
能力:ドローアンドコール
カードをドローし、様々な効果を発動させる。
攻撃、防御、支援、回復など、言い出したら限がないくらいのバリエーションがある。
実質やりたいことは何でもできるが、回数制限があり、最大60回までしか使えない。
無限に湧いて出てくるカードの思念体を使ってのドローアンドコールも出来なくはないが、威力や実用性は大幅に低下する。
性格:クールで無愛想。口数は多くないが、静かな情熱の炎を胸の内に燃やす。
武器:カード(消耗したカードは一定時間が回復するとホルダーに勝手に補充される)
主な戦闘方法:カードを好きなように展開した後、展開したカードから思念体を出現させて相手に飛ばす。
展開されたカードはそのまま残り、雄介の意思次第で自由に攻撃することが出来る。
カードは基本的に相手を強力に追尾する。追尾性能を犠牲にカードの飛行速度を高めることもできる。
追尾性能と飛行速度は反比例の関係にある。
参考:自分が窮地に陥ると、心の中に秘めるダガが外れて人並みはずれた身体能力と体力を得る。
状況判断能力や反射神経も大幅に上がるが、単にこれは脳が無意識にかけているリミッターが外れただけなので、この力が発動した後は暫く動けなくなる。
因みにリミッターが外れている間、彼は発狂を始める。極度の戦闘狂となるために意思精通もできなくなるので、リミッターが外れた雄介を止めるには力でねじ伏せるしかない。

Re: わかりあうための闘い【出場キャラ大募集!】 ( No.8 )
日時: 2014/08/12 20:51
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)

現在判明している出場者
嘉那さん投稿>>
名前 雲仙 愁二/うんぜん しゅうじ
年齢17
性別 男
容姿 黒髪。切れ長の目、黒い瞳の三白眼。目つきが鋭い(悪い)。色はやや白め、身長は標準。学生ゆえか、制服のズボンにカッターシャツの姿でいることが多い。
国籍 日本
能力 自分の周りにあるものを素材として、ゴーレム(人形)を作り上げる能力。自分の代わりに戦わせたりなど、使い方は色々。この能力の恐ろしい所は、一度に複数のゴーレムを作成できる事と、ゴーレムを無制限に作り出せる事である。
性格 ポーカーフェイスで寡黙(それをクールだと周りには思われている部分もあるよう)だが、実は超の付くヘタレ。ついでに言うと、寡黙なのはただ単に口下手だから。どう言い返せばいいか頭の中で整理を付けている間に、話が次に進んでしまって、結局タイミングを逃してしまうから。本人も「まぁ話も進んだし、今更話を掘り返すのも癪だ」という事で基本的に諦めている。
戦闘やイカつい人物と対面した時などは、基本的に心の中で悲鳴を上げているが、ポーカーフェイスのおかげで周囲にはそうは思われていない。度胸が据わっているように思われがちだが、そうではない。基本的に心の中でSOSを全力で求めているが、ポーカーフェイスゆえに周りに解ってもらえないのである。
覚悟を決めたらそれなりの漢気と意地を見せるが、まぁ基本は弱気
武器 銃、剣(接近戦とか怖すぎて無理、基本銃しか使わない by愁二)
主な戦闘方法 作ったゴーレムに指示を出して戦う。接近戦はゴーレムに丸投げ、自分は後方から援護射撃。単にヘタレているだけだが、周りには賢い戦い方だと思われていて内心複雑。
参考 周りからは孤高だと思われているため、周りに人が寄ってこない。本当の自分を分かってほしいと思う反面、自分の性格を知られて失望されるのも怖い。そんな葛藤をしながら戦っているが、本当の理解者が居てくれたらなと、せつに願っている。

愛深覚羅さん投稿>>
名前 ベリー・クラウン
年齢 19
性別 女
容姿 背は小さい(小学生ぐらい)。金髪を二つに括っていて、黒のフリルドレスを着ている。色白で青目。背中には大きなピンクのウサギの人形を背負ってる(たまに動く)。
国籍 イギリス
能力 「マリオネット」
性格 無口で残酷。ピンチになると泣きだす。
武器 大鎌、大きな濃いピンクのウサギの人形(刃物持ってる)、その他周りのもの
主な戦闘方法 自分の持っている人形を、気で作りだした糸で操り攻撃する。他にも糸をつなげれば何でも動かせる(人間でも可)。糸は自分の周りに張り巡らせ自身を守っている。
テリトリー内に入れば大鎌で斬りかかってくる。


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