複雑・ファジー小説
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- 自分の時代 人の時代 『参照4000!ありがとうございます』
- 日時: 2015/06/07 13:17
- 名前: 夜幽 (ID: S2FF2tv.)
初めて小説を投稿します。
お手やわらかにお願いします。
人はいつの時代にも憎しみを抱え、傷つけあって生きてきた。
しかし……そんな時代の中にも絆は確かにあったはずだ。
この物語はありもしない時代の中、人との絆、仲間との絆を確かめていく物語である
★万屋紹介★
★キュウセッキ→>>118 >>127 >>141
★ジョウモン→>>111 >>112 >>249
★ヤヨイ
★コフン→>>71
★アスカ→>>71
★ナラ→>>89
★ヘイアン→>>71
★カマクラ
★ムロマチ→>>15
★ケンムノシンセイ
★ナンボクチョウ
★センゴク→>>3 >>21
★アヅチモモヤマ→>>38 >>72 >>97 >>102 >>105
★真・アヅチモモヤマ→>>217
★エド(ゼンキ)→>>9 >>217
★エド(チュウキ)→>>217
★エド(コウキ)
★バクマツ→>>131 >>133 >>228
★メイジ→>>40 >>57
★タイショウ→>>226 >>227 >>231 >>235 >>240 >>241 >>245 >>246
★ショウワ→>>71
★レンゴウ?(二代目万屋ヤマタイコク)→>>208
★ヘイセイ→>>136
★シンセングミ→>>194 >>210 >>211 >>213 >>214
★セブンシン
★5大剣王
★日本政府→>>71
★軍→>>121 >>147 >>181 >>200
★ジュウユウシ→>>208
★その他→>>126 >>136 >>137 >>217
質問募集中です
オリキャラも募集中です→>>10
あらすじ&概要
>>1
今の日本&万屋&万屋ヤマタイコク
>>5
ヤマタイコク奥義
>>16
>>58
用語説明&バトル
>>17
万屋メンバーの設定
センゴク→>>30
ムロマチ→>>30
メイジ→>>77
アヅチモモヤマ→>>139
シンセングミ→>>218
センゴクの男性陣と女性陣の関係
>>47
髪とか私服
>>51
真田修哉の歴史
>>82
夜幽(駄作者)プロフィール
>>96
万屋ヤマタイコク
>>104
四大勢力
>>106
万屋セブンシン
>>108
自分の時代 人の時代のイメージ声優
>>114
>>129
万屋を開く上でのルール
>>121
五大剣王
>>122
万屋がある場所&センゴクメンバーの生まれ故郷(県)
>>123
刑務所
>>126
五つの星
>>135
参照1000突破記念!
>>137
現状報告
>>140
バレンタイン
>>143
万屋の作り方
>>168
自分の時代 人の時代
1周年!記念!(ネタバレ)
>>170
たまには何かを話そう!(ネタバレ)
>>175
髪型
>>182
万屋タイショウ本部
>>185
黄金期
>>237
第1部
万屋センゴク始動編
万屋センゴク奮闘編
万屋キュウセッキ編
万屋タイショウ編
プロローグ
>>2
第1話
「俺達は万屋だ!」→>>4
第2話
「本多くん。来襲!」→>>7
第3話
「万屋エドのリーダーと対面!」→>>8
第4話
「圧倒的男!徳川!」→>>11
第5話
「修哉の能力?」→>>12
第6話
「依頼成功!」→>>13
第7話
「万屋ムロマチ!」→>>14
第8話
「万屋ムロマチのメンバー!」→>>15
第9話
「万屋ムロマチの面接?」→>>16
第10話
「バトル!」→>>17
第11話
「室町VS戦国!」→>>18
第12話
「伊達理夏VS山名有志!」→>>19
第13話
「引き分け!」→>>20
第14話
「織田和美VS赤橋涼子!」→>>23
第15話
「赤橋涼子の秘めたる想い!」→>>24
第16話
「毛利屡琉VS細川麗江!」→>>27
第17話
「策士!屡琉!」→>>28
第18話
「上杉出雲VS畠山美衣!」→>>31
第19話
「フラグを立ててしまった男、出雲!」→>>32
第20話
「真田修哉VS足利育斗!」→>>36
第21話
「鏡花水月!」→>>37
第22話
「二人目!」→>>40
第23話
「仲間でもあり敵……」→>>48
第24話
「万屋ヤマタイコクの巫女!」→>>53
第25話
「仕事の依頼と万屋メイジの実力!」→>>56
第26話
「万屋メイジのメンバー!」→>>57
第27話
「結婚式は海外!」→>>58
第28話
「メイジと対戦!?」→>>59
第29話
「定例会議!」→>>71
第30話
「明智と浅井と?」→>>72
第31話
「戦国VS明治!」→>>73
第32話
「武田來未VS福沢直樹!」→>>74
第33話
「泥まみれの王子!」→>>75
第34話
「宇佐美椿VS与謝野花蓮!」→>>80
第35話
「糸!」→>>81
第36話
「本多紫陽花VS樋口奏!」→>>94
第37話
「ガチ!」→>>95
第38話
「織田和美VS木田真莉子!」→>>97
第39話
「和美の技!七夕!」→>>98
第40話
「真田修哉VS伊藤焔!」→>>102
第41話
「跼天蹐地!」→>>103
第42話
「三人目!」→>>105
第43話
「バカばっか……」→>>107
第44話
「紅葉桜登場!……誰!?」→>>111
第45話
「万屋ジョウモン!」→>>112
第46話
「キス……えっ?」→>>113
第47話
「新たな敵?」→>>115
第48話
「豊臣圭一の強さ……そして闇」→>>116
第49話
「戦国VS安土桃山!」→>>119
第50話
「敗北」→>>122
第51話
「修業と修行と四人目!」→>>126
第52話
「万屋キュウセッキ登場!」→>>127
第53話
「真田家の長兄!」→>>128
第54話
「CM祭り!」→>>131
第55話
「様々な想い!(殺意)」→>>132
第56話
「多重人格!」→>>133
第57話
「真田修哉VS坂本鈴太朗!?」→>>134
第58話
「魅惑の万屋!ヘイセイ登場!」→>>136
第59話
「王妃の考え!」→>>138
第60話
「万屋キュウセッキが牙を剥く!」→>>141
第61話
「国民の不安」→>>142
第62話
「サーペルトの強さ!」→>>144
第63話
「玄武!」→>>147
第64話
「救世主は……」→>>149
第65話
「万屋キュウセッキの歴史!」→>>152
第66話
「明かされる過去!」→>>153
第67話
「万屋キュウセッキVS万屋ヘイセイ!」→>>154
第68話
「夜叉と裏切り!」→>>155
第69話
「公開処刑!」→>>157
第70話
「万屋センゴク登場!」→>>158
第71話
「白馬に乗った助っ人!」→>>160
第72話
「宣戦布告!」→>>161
第73話
「戦!」→>>162
第74話
「成長!」→>>163
第75話
「軍の人……」→>>164
第76話
「合体技のオンパレード!」→>>165
第77話
「喧嘩上等!」→>>166
第78話
「一切の隙なし!」→>>167
第79話
「一触即発!」→>>169
第80話
「意地VS意地!」→>>171
第81話
「金色に染まれ!?」→>>172
第82話
「メタル・ケールの秘密!」→>>173
第83話
「メタルインファイト!」→>>174
第84話
「侍VS亀!」→>>176
第85話
「真の天才(リアルジーニアス)!」→>>177
第86話
「來未と紫陽花の修業の成果!」→>>178
第87話
「万屋ヤマタイコクの真骨頂!」→>>179
第88話
「サーペルト玄武、降臨!」→>>180
第89話
「如月准将!」→>>181
第90話
「多重人格の戦車!」→>>183
第91話
「圧倒的!変態騎士!」→>>184
第92話
「執念に満ちた僧侶」→>>190
第93話
「殺し屋の女王」→>>191
第94話
「守り抜く!」→>>192
第95話
「謎の訪問者、現る?」→>>193
第96話
「万屋シンセングミ!」→>>194
第97話
「ゴッドチャイルド」→>>195
第98話
「ラッキースケベ」→>>196
第99話
「次から次へと!」→>>197
第100話
「敵は身内にあり」→>>198
第101話
「泥棒猫」→>>199
第102話
「軍の師走と葉月」→>>200
第103話
「馬と邪馬台国」→>>201
第104話
「レンゴウの一人目」→>>208
第105話
「新たな展開」→>>209
第106話
「隊長」→>>210
第107話
「近藤!」→>>211
第108話
「万屋ヤマタイコクと嫁達」→>>212
第109話
「五人目!」→>>213
第110話
「松井十六夜」→>>214
第111話
「嫁達の秘密!」→>>215
第112話
「錬金術!」→>>216
第113話
「織田 豊臣 徳川」→>>217
第114話
「入れ替わり!?」→>>219
第115話
「呪いにひれ伏す!」→>>220
第116話
「好みのタイプ」→>>221
第117話
「ホムえもん」→>>222
第118話
「念仏!」→>>223
第119話
「伝説の仲間達」→>>224
第120話
「潜入!」→>>225
第121話
「瀑!」→>>226
第122話
「支部長達!」→>>227
第123話
「バクマツメンバー」→>>228
第124話
「フラグを立ててしまった男!上杉出雲!」→>>229
第125話
「タイショウの秘密」→>>230
第126話
「音楽と隼」→>>231
第127話
「支部長の実力」→>>232
第128話
「撃破!」→>>233
第129話
「第五支部長」→>>234
第130話
「甲介と智次」→>>235
第131話
「甲介と言う男」→>>236
第132話
「第一次!」→>>238
第133話
「間!」→>>239
第134話
「ヤンヤンデレデレ」→>>240
第135話
「第七支部長」→>>241
第136話
「勝者と敗者」→>>242
第137話
「第六支部!」→>>244
第138話
「驚きの科学&化学!?」→>>245
第139話
「第二支部!」→>>246
第140話
「嫁と旦那の口論」→>>252
第141話
「支部の猛威!」→>>253
第142話
「読心と痛み」→>>254
第143話
「接戦」→>>255
第144話
「苦戦」→>>256
第145話
「崩れ去る勇姿」→>>257
第146話
「反撃」→>>258
宇佐美椿と上杉出雲の出会い
>>60 >>63 >>68
夏の思い出編(番外編)
>>85->>86 >>89->>91
夏の思い出編(番外編)パート2
>>186->>189 >>202->>206
夏の思い出編(番外編)パート3
>>247->>251
「第20回万屋最強決定戦開幕!」
「五人目!」
「入れ替わり!?」
「暴かれた裏政府の正体!?」
「なんとみごとな平城京!」
「二軍!」
「第21回万屋最強決定戦開幕!?」
「波乱の戦い!」
「呪われた目を持つ男!」
「自惚れ。」
「新技?」
「次兄VS末弟!」
「銀色の龍!」
「狂気!」
「七つの大罪!」
「嫁の命!」
「猿VS申!」
「化け猫VS坂本の男!」
「最悪のシナリオ!」
「侍……死す」
「暴かれた真田修哉の過去!」
「あの人との約束!」
「長兄VS末弟!」
「宿命を背負った兄弟!」
「レンゴウ……!」
「過去VS未来!」
第2部
「遂に動き出した裏政府!」
「忌まわしき過去!」
「破壊神!」
「吸収!」
「タッグトーナメント開催!?」
- Re: 自分の時代 人の時代『参照、200突破!ありがとう』 ( No.71 )
- 日時: 2013/09/30 13:41
- 名前: 夜幽 (ID: x/gr.YmB)
夜幽「今日は万屋たくさんでるー!」
焔「(また、俺が霞む。)」
修哉「始まります。」
第29話
「定例会議!」
国会議事堂前
修哉「……。」
★用語説明★
★定例集会
★日本政府の呼び掛けにより、その万屋のリーダー達と政治家達で集会を行う
★話す内容は色々
★ただし、全員、揃うことはない(宝くじが当たるより難しい)せいぜい半分
★必ず、参加というわけでもない
修哉「(正直、メンドクサイ。)」
育斗「!修哉ー!」
遠くから修哉の名前を呼ぶ声が聞こえた
その男は修哉もよく知る男だった
修哉「!なんだ、お前も今か?(何でまた、こいつと会わなきゃいけねぇんだ!)」
育斗「そう。(黒いオーラが若干見える。)早く入るよ。」
修哉「……ヘイヘイ。」
政治家A「!万屋センゴクから真田修哉様。次いで万屋ムロマチから足利育斗様がお見えになりました。」
修哉「ご苦労さん。」
育斗「お疲れ様です。」
政治家(女性)「(いつ見ても素敵……。)」
政治家A「!……万屋ショウワからアーサー・マスカット様。次いで万屋コフンから大仙ヤマト様がお見えになりました。」
修哉と育斗「!」
マスカット「……。」
★万屋ショウワメンバー★
アーサー・マスカット(あーさー・ますかっと)
年齢【42歳】
性別【男】
武器【不明】
身長【190cm】
髪の色【黒】【くせっ毛】
目の色【白】
ショウワでの役割【リーダー】
性格【力こそ最強、勝利が全て】
補足【この世界で5本の指に入るほど危険な男。】
ヤマト「……。」
★万屋コフンメンバー★
大仙ヤマト(ダイセンヤマト)
年齢【45歳】
性別【男】
武器【格闘系】
身長【236cm】
髪の色【黄色】
目の色【メガネ】
コフンでの役割【リーダー】
性格【あまり喋らない】
補足【いつも数種類のメガネを持ち歩いている。】
マスカット「……全く。日本政府も身勝手なもんだ。」
ヤマト「……。」
国会議事堂 集会室
謎の女「全く!なんですの!この部屋は!狭苦してたまりませんわ!」
1人の美女が文句を言っていた
政治家B「でも……そんな事、言われても……。」
謎の女「お黙りなさい!」
政治家B「!」
謎の女「この高貴な藤原玲央奈に逆らう気ですの?」
★万屋ヘイアンメンバー★
藤原玲央奈(ふじわられおな)
年齢【27歳】
性別【女】
武器【鎌】
身長【165cm】
髪の色【金髪】【縦ロール】
目の色【黒】
ヘイアンでの役割【リーダー】
性格【高飛車でわがまま】
補足【ある男に惚れている?】
焔「……。」
玲央奈「聖徳!伊藤!あなた達からも何か言いなさい!」
泰史「落ち着いて。」
★万屋アスカメンバー★
聖徳泰史(しょうとくやすし)
年齢【48歳】
性別【男】
武器【不明】
身長【181cm】
髪の色【黒】
目の色【黒】
アスカでの役割【リーダー】
性格【穏やかで人当たりがいい】
補足【全ての人の声を聞きわける事ができる】
焔「(うるさい。)」
残りのメンバーも入ってくる
マスカット「おうおう、盛り上がってんな。」
玲央奈「!アサー。大仙。真田に足利……。」
ヤマト「……。」
育斗「どうも。」
修哉「!」
焔「!」
修哉「お久しぶり。」
焔「ん。」
マスカット「相変わらず、騒がしいな。藤原様。」
玲央奈「それは嫌味のつもりですの?」
マスカット「いや、ただの悪口さ。」
玲央奈「!潰しますわ!」
謎の男「止めろ!」
全員「!」
謎の男「……静まれ。おとなしくしろ。貴様ら、戦うためにここに来たのか?」
★総理大臣★
小泉(こいずみ)
年齢【60歳】
性別【男】
武器【不明】
身長【195cm】
髪の色【黒】
目の色【黒】
役職【現総理大臣】
性格【冷静かつ謹厳】
補足【真田一族と因縁あり】
玲央奈「……。」
小泉「全く……よく来てくれたな。化け物たちよ。」
マスカット「ひでー、言われようだ。」
玲央奈「後で覚えておきなさい。」
ヤマト「……。」
小泉「始めようか。これ以上待ってもどうせ誰も来ないだろう。数人が来ればいいところだ。」
全員が椅子に座る
マスカット「だろうな。」
ヤマト「……。」
育斗「で、議題内容は何?」
小泉「それなんだが……。」
政治家A「!もう一人お見えです!」
小泉「何!?」
竜児「……俺は来る場所を間違えたか?それとも政府のせいか?」
全員「!」
そこにはエドの長がいた
マスカット「!これはこれは意外な男が。」
修哉「徳川……。」
小泉「!まさか……お前さんが……。」
竜児「さっさと始めろ。」
竜児が席に座る
小泉「(予想以上だ……。)今回の議題は他の万屋についてだ。」
全員「!」
小泉「問題なのは『キュウセッキ』『カマクラ』そして『タイショウ』。」
修哉「……。」
小泉「キュウセッキはチェス風バトルの王者。キュウセッキはヘイセイを潰そうと企んでいる。」
修哉「(!姉さん。)なんで?」
小泉「「時代の導きだ」とキュウセッキは言っている。」
ヤマト「……ヘイセイもチェス強い。」
焔「それでタイショウは?」
小泉「未だに尻尾をださん。」
修哉「……他には?」
小泉「後は……元万屋ヤマタイコクのメンバーの事だが……。」
焔「!」
育斗「!?」
修哉「何?」
小泉「お前さんら以外、2人はちゃんと活動しているが残りの2人は音信不通。これはどういうことだ?」
育斗「(ゲッ。相変わらず、あの2人は……。)」
焔「(あいつらー!)」
修哉「(……納得。)」
小泉「いずれにせよ、元万屋ヤマタイコクのメンバーの諸君。」
3人「……。」
小泉「君達は危険な存在というのを忘れるな。それと……!」
小泉が何かに気づく
謎の男「!鋭いねー。……ちょいとお兄さん方、俺達もその集会に混ぜてくんねぇかな?」
謎の女「……。」
全員「!?」
全員が構える
玲央奈「なんですの!?」
泰史「……。」
招かざる客!
ちなみに混乱するといけないので来た万屋と来てない万屋を教えます
★キュウセッキ 来てない
★ジョウモン 来てない
★ヤヨイ 来てない
★コフン 来た
★アスカ 来た
★ナラ 来てない
★ヘイアン 来た
★カマクラ 来てない
★ナンボクチョウ 来てない
★ムロマチ 来た
★センゴク 来た
★アヅチモモヤマ 来てない
★エド 来た
★メイジ 来た
★タイショウ 来てない
★ショウワ 来た
★ヘイセイ 来てない
夜幽「皆さん、集会にはちゃんと行きましょう。」
修哉「こいつ、朝起きるのが苦手です。」
朝は眠い!
- Re: 自分の時代 人の時代『参照、300!ありがとう!』 ( No.72 )
- 日時: 2013/09/30 13:43
- 名前: 夜幽 (ID: x/gr.YmB)
第30話
「明智と浅井と?」
小泉「おい。警備は何をしている!?」
謎の男「ふっ。俺達の手にかかればどうってことない。」
謎の女「あんた、何もしてないだろう。」
謎の男「ちょ……それ言ったら……。」
小泉「まずは名を名乗れ!」
謎の男「!よくぞ、聞いてくれた!俺の名前は明智恭輔!アヅチモモヤマの男だ!」
全員「!」
★万屋アヅチモモヤマメンバー★
明智恭輔(あけちきょうすけ)
年齢【24歳】
性別【男】
武器【太刀】
身長【180cm】
髪の色【青】
目の色【赤】
センゴクでの役割【変態2号】
性格【生粋の変態、女たらし】
補足【裏切り者のレッテルを貼られている】
謎の女「アタイの名前は浅井喜代美。」
★万屋アヅチモモヤマメンバー★
浅井喜代美(あざいきよみ)
年齢【19歳】
性別【女】
武器【クナイ】【?】
身長【166cm】
髪の色【水色】
目の色【茶】
センゴクでの役割【暗殺者】
性格【常識人、情にもろい】
補足【アヅチモモヤマのリーダーに忠誠を誓っている。普段はツッコミだがひと度、戦いになるとその力を発揮する】
玲央奈「!噂には聞いていますわ。浅井喜代美。」
恭輔「あれー?俺は?」
マスカット「裏社会じゃちょっとした有名人だもんな。」
恭輔「おーい。」
ヤマト「……強い。」
恭輔「もしもーし。」
小泉「そのアヅチモモヤマの女がなんの用だ?」
喜代美「実は……。」
恭輔「無視しないでー!」
喜代美「……うるさい。」
喜代美につっこまれる(クナイで)
恭輔「あー!腰がー!」
全員「(なんだ、こいつら?)」
喜代美「それで話に戻るが……。」
玲央奈「話す必要なんてありませんわ。」
全員「!」
玲央奈が自分の武器を構える
小泉「藤原!何をする気だ!?」
玲央奈「こんな侵入者、私の手にかかればイチコロですわ。」
小泉「そういう問題ではない!お前らも何か言え!」
修哉「どっちが勝つと思う?」
育斗「アヅチモモヤマに1万円。」
焔「アヅチモモヤマに5万。」
マスカット「アヅチモモヤマに10万!」
ヤマト「……アヅチモモヤマに100円。」
竜児「……アヅチモモヤマに1000万……。」
泰史「皆さん。同じ方に賭けたら意味がありませんよ?」
小泉「止めんか!」
玲央奈「少しは私に賭けなさい!」
恭輔「ヒー!怖いよー!」
喜代美「相手はヘイアンの貴族か……。」
修哉「……さすがに相手が悪すぎるだろう。高飛車でわがままでも仮にもヘイアンのリーダー。」
玲央奈「そのとおりですわ。くらいなさい!」
玲央奈が鎌を振る!
喜代美と恭輔「!」
間一髪かわす
玲央奈「!」
壁に大きく穴があく……
小泉「おいー!お前らー!」
修哉「あーぁー。」
玲央奈「覚悟なさい!」
玲央奈の鎌が恭輔を狙う
恭輔「なんで俺ー!?(助けてー!石川マーン!)」
喜代美「!」
玲央奈「!」
その瞬間!
謎の男「!」
フードを被った謎の男が現れた
謎の男「樽俎の宴!」
玲央奈「!?」
男の刀が玲央奈を切り裂く
全員「!」
戦慄がはしる
謎の男「……峰打ちだ……。」
男が刀を鞘に収める
修哉「っ!?」
育斗「い、今の剣……まさか!?」
焔「……いや、違う。正直、あいつの方が上だ……。」
謎の男「……。」
恭輔「あれ?兄さん。今日、出勤日でしたけっけ?」
修哉「(兄さん?)」
謎の男「……リーダーの伝達だ。早く事を済ませろ。」
恭輔「……ハァ。」
喜代美「分かったよ。」
謎の男「……。」
男は暗闇の中に消えていった
修哉「……おい。明智。」
恭輔「!なんスっか?」
修哉「あいつは何者だ?ただ者じゃなかったぞ。」
恭輔「!さすが……あの人はリーダーと刹姫さんに並ぶ、3強の1人。」
全員「!?」
小泉「くっ(あいつ、長宗我部に続いて……!)」
喜代美「藤原さん。席、借りるよ。」
玲央奈「(っ……屈辱ですわ!)」
恭輔「俺も失礼しまーす。あ。アイスコーヒー。1つ。」
小泉「ここは喫茶店じゃない!」
喜代美「こら。」
恭輔「イテ。」
喜代美が恭輔を叩く
喜代美「すまないね。……今日はこれを持ってきた。」
小泉「?」
喜代美が手紙を取り出す
喜代美「これをセンゴクのリーダーへ渡せと……。」
修哉「ん?」
中身を見てみると……
真田修哉様へ
勝負しろ!
以上!
三人目より
P.S 早く出番よこせ!
育斗「(かわいそう。)」
焔「(どれだけ横暴なんだよ。)」
修哉「……。」
小泉「!……真田。」
修哉「何?」
小泉「勝負、受けるのか?」
修哉「うーん。明智。浅井。」
恭輔「はい?」
修哉「勝負受けたいのは山々だが……ちょっと予約が入っててな……。」
恭輔「え?どこスっか?」
焔「我々、万屋メイジだ。」
恭輔「!あちゃー。どうする?」
喜代美「そうだね……。」
修哉「別に焔の後ならいいぞ。」
焔「おい。待て。なんだ、その簡単に済ませますみたいな言い方は。」
修哉「別に。」
玲央奈「お待ちなさい!」
玲央奈が修哉に近づく
修哉「何?」
玲央奈「そのアヅチモモヤマとの勝負!私、ヘイアンがお受けいたしますわ!」
修哉「急展開!」
玲央奈「そして勝った方が戦う。どうです?」
恭輔「いや……どうですって急に言われても……。」
喜代美「……。」
恭輔「ちょっとリーダー達にTELしてきます。」
修哉「(無理だろう。)」
10分後
恭輔「OK出ましたー!」
修哉「マジでか!?」
玲央奈「なら、いいわ。……場所は神宮闘技場。時間は明日、よろしくて?」
恭輔「了解っス!」
焔「……修哉。」
修哉「ん?」
焔「負けんぞ。」
修哉「!おうよ!」
次回! 遂に開幕!
メイジVSセンゴク!
オマケでアヅチモモヤマVSヘイアン
- Re: 自分の時代 人の時代『参照、300!ありがとう!』 ( No.73 )
- 日時: 2013/09/30 13:44
- 名前: 夜幽 (ID: x/gr.YmB)
第31話
「戦国VS明治!」
翌日
今回の対戦場所は……
維新闘技場
男性A「……今日の対戦は2つ。メイジとセンゴク。」
男性B「もう1つはアヅチモモヤマとヘイアン。」
男性C「どっちが勝つか……。」
維新闘技場前
和美「……相手はメイジ。多分、キツイ戦いになると思う。」
センゴクメンバー「……。」
和美「それを踏まえて今日の戦い頑張るわよ!」
センゴクメンバー「了解!」
修哉「待て!」
修哉が呼び止める
和美「!何?」
修哉「俺、結局、勝ったら何を貰ったらいいかな?」
屡琉「……潰しますよ?その頭。」
屡琉の静かなる怒り
修哉「すいません。」
観客席
女性A「!見てみて!あの人達、万屋ムロマチじゃない?」
女性B「えーっ?嘘ー?」
育斗「……思った以上に人、多いな。」
涼子「ホントね。」
有志「(何で俺がこの2人の面倒を……。)」
育斗「あっ!姫さん。あそこ、空いてるよ!座ろう!」
涼子「!そうね。」
育斗「ほら、行くよ!有志!」
有志「(人の気も知らないで……。)」
万屋メイジ
控え室
各々が武器の整備をしていた
焔「……お前ら、ちょっといいか?」
メイジメンバー「!」
焔がメンバーを呼ぶ
焔「今回の戦いは勝てない相手じゃない。各々が全力を尽くせ!」
メイジメンバー「……。」
メイジメンバーが頷く
万屋センゴク
控え室
修哉「(焔……。)決めた!」
理夏「!決めったって何を?」
修哉「俺、勝ったら新しい彼女、貰うわ!」
和美と紫陽花と屡流「!?」
3人が驚く
修哉「冗談ですよ。」
和美と紫陽花と屡流「……。」
3人が凄い形相で修哉を見る
修哉「……えええ?嘘、嘘、嘘。冗……アーッ!?」
一瞬で血の海になった
出雲「あっ。茶柱。」
來未「ハァー。」
理夏「……。」
一方その頃
神宮闘技場
万屋ヘイアン
控え室
玲央奈「皆さん。今宵の対戦相手はアヅチモモヤマ。油断しないように。」
玲央奈がヘイアンメンバーに問いかける
ヘイアンメンバー「……。」
万屋アヅチモモヤマ
控え室
1人の男が控え室に入ってくる
謎の男A「おはようございます。……あれ?リーダーと輝さんは?」
恭輔「おう。おはよう。……リーダーはちょっと風邪気味らしいぞ。……輝はリーダーの面倒。」
喜代美「……違うわ。どうせ、また、仮病よ。」
謎の男B「……刹姫も来ていない。」
謎の男A「えーっ!?もう、バトル始まるよ!?もー!あの人達はー!」
戻って
維新闘技場
バトル会場
ミスターT「さー、遂にやってまいりました!万屋センゴクVS万屋メイジの対決!中継&解説は私、ミスターTがお送りいたします!まずは戦士の入場です!青コーナー!2連勝なるか!?万屋センゴク!」
センゴクメンバー「……(テンション無駄に高い。)」
ミスターT「対するは赤コーナー!頭脳明晰!ただしお堅い!万屋メイジ!」
メイジメンバー「……。」
ミスターT「バトル内容はシングルマッチの変則フィールド&戦う相手はランダム!」
全員「!」
修哉「ちっ。運任せかよ。(やべー。最近、俺、ついてねぇー!)」
ミスターT「まずは万屋メイジの戦う人を決めて……。」
直樹「その必要はありません。」
ミスターT「!」
直樹がフィールドに立つ
女性A「キャー!直樹様よー!」
女性B「王子様ー!」
修哉「(あいつ、苦手。)」
直樹「最初は僕、福沢直樹がお相手いたします。」
奏「……やる気満々だねー。直ちゃん。」
真莉子「いいのか?旦那。」
焔「問題はない。後、旦那ではない。」
直樹「僕の相手は誰ですか?」
ミスターT「お待ちください!」
ミスターTが呼び止める
ミスターT「福沢直樹さんの対戦相手はこれで決めさせてもらいます。」
そこにはセンゴクメンバーの名前と当たり目がかかれたサイコロが……
センゴクメンバー「……。」
ミスターT「あれー?センゴクの皆さん、テンション低いですね。大丈夫ですよ。当たり目が出たら、消臭剤プレゼントしますから。」
修哉「(何で?)」
ミスターT「それでは直樹さん。サイコロを転がしてください。」
直樹「はい。」
直樹がサイコロを転がす
ミスターT「誰が出るかな!?誰が出るかな!?」
修哉「(どうせなら当たり目。)」
サイコロが転がる……そして出た目は……
ミスターT「!出ました!福沢直樹さんの相手は……ミスター、クミー!タケダー!」
センゴクメンバー「!」
來未「!」
修哉「來未か……。」
修哉が來未を見つめる
來未「リーダー?」
修哉「……任せた。」
來未「!分かった。」
ミスターT「次はフィールドの設定です!」
今度はでっかいルーレット出てきた
ミスターT「ルーレットスタート!」
ボールが回りだす
ミスターT「どこになるかな!?どこになるかな!?」
……ボールが入る
ミスターT「フィールドは……!」
氷の絵が表示される
ミスターT「氷!」
修哉「氷のフィールドか……。滑るな。」
出雲「そこじゃねぇだろう。」
來未「……。」
修哉「來未。」
再度、來未を呼ぶ、修哉
來未「!大丈夫。期待にはこたえるよ。」
修哉「!おうよ!」
審判「第1試合!」
ミスターT「王子様!福沢直樹!」
直樹「……。」
ミスターT「対するは紳士!武田來未!」
來未「……。」
王子VS紳士!
- Re: 自分の時代 人の時代『参照、300!ありがとう!』 ( No.74 )
- 日時: 2013/09/30 13:45
- 名前: 夜幽 (ID: x/gr.YmB)
第32話
「武田來未VS福沢直樹!」
審判「バトル開始!」
直樹「まずは……。」
直樹が細剣を氷に指した
來未「!」
直樹「氷塊!」
氷のつぶてが來未に飛んでくる!
來未「火!」
それを全部、殴る來未
直樹「!……アイアン!」
今度は真正面から攻めてくる
來未「っ!」
紙一重でかわす
直樹「へー。」
直樹が珍しい目で見てくる
來未「何?」
直樹「あなたは偉才だ。」
來未「……?」
直樹「……騎。」
來未「!」
直樹がジャンプする
直樹「桜乱れ!」
斬撃が飛ぶ!
來未「!」
その斬撃が來未に命中する!
來未「!?」
センゴクサイド
理夏「來未!」
修哉「ハムハム。ピンチだな。」
和美「修……あんた、何、食べてるの?」
修哉「ん?……氷のフィールドだからかき氷作ってみましたー。味はみぞれ。」
夏はやっぱり、これ!
理夏「お前!こんな時に!」
出雲「ハム。んー。難しいなー。(グレープ。)」
屡流「美味しい。(マンゴー。)」
紫陽花「ん。(ヒミツ)」
こちらも美味しく頂いてます
理夏「おいー!」
メイジサイド
焔「計算通りの戦いだ。」
花蓮「はい。」
真莉子「んん。ホント。(メロン。)」
奏「んー!頭にキター!(レモン。)」
和眞「うまい!(ブルーハワイ。)」
焔「お前らもかー!」
貴廣「……応援してください。」
フィールド
直樹「……お互い苦労しますね。」
來未「うん……。」
苦笑いする、2人
來未「……今度は僕の番だ。」
直樹「!どうぞ。」
來未が走ってくる
來未「風林……!」
來未がパンチを決めようとするが……
來未「!っあ!」
足が滑ってうまく攻撃ができない
観客席
有志「あらーら。」
涼子「……かき氷、食べたい。」
育斗「後でね。」
フィールド
來未「くっ。」
直樹「どうします?」
來未「……慣れてるね。」
直樹「はい……如!」
直樹が切りかかる!
來未「っ!」
何とかかわす!
來未「(これじゃこっちが不利だ。)」
直樹「霜!」
さらに切りかかる!
來未「林!」
負けじと來未がパンチを繰り出すが……
來未「!」
思うように殴れない
直樹「院!」
直樹に右肩を切られる
來未「!?」
センゴクサイド
修哉「來未ー!」
紫陽花「來未!」
メイジサイド
焔「この勝負、時間の問題だな。」
貴廣「そうですね。」
フィールド
來未「ハァ、ハァ。」
直樹「……羅刹!」
直樹の攻撃の手が緩むことはない
來未「くっ!」
何とか直樹の攻撃を防御する、來未
観客席
育斗「これじゃ、防戦一方だ。」
有志「……。」
フィールド
來未「スクリュー!」
直樹「月間!」
來未の拳は直樹の細剣に止められる
來未「そんな……。」
直樹「月氏!」
直樹の細剣が來未の体を斬る
來未「っ!」
直樹「……。」
來未「!(どうすればいい……。)」
直樹「放課!」
直樹が來未の足を狙う!
來未「!(賭けだ!)態様!」
來未がフィールドを殴る!
全員「!?」
すると、來未の周りの氷が砕ける
來未「よし!」
直樹「!」
センゴクサイド
修哉「!これなら滑らないな。」
屡流「……。」
観客席
育斗「なる程。」
有志「これなら思いっきり殴れるな。」
フィールド
直樹「……面白い。」
來未「……!」
直樹が無防備で來未に近づく
來未「どういうつもり?」
直樹「君の力がどれくらいか試させてもらうよ。」
來未「分かった……防御、一応しておいたほうがいいよ。」
直樹「?」
來未「風神!……雷神ー!」
直樹「!?」
來未の渾身の右ストレートが直樹に命中する!
全員「!?」
直樹が吹っ飛ぶ!
來未「……ごめんね。僕、やる時にはやるんだよ。」
センゴクサイド
紫陽花「さすが、うちのお兄さん!」
屡流「ふっ。」
メイジサイド
和眞「おいおい……。」
奏「へーホー。」
フィールド
來未「……。」
直樹「……(意識が飛びそうだよ。これは危ない。こんなパンチ、何回もくらったら……。)」
來未「!」
來未がジャンプする
直樹「な!」
來未「本納!」
今度は左ストレート!
直樹「っ!」
細剣で何とか受け止める
直樹「(お、折れそうだ!)」
來未「反撃させてもらうよ。」
直樹「!」
センゴクサイド
出雲「あいつ、判断を誤ったな。まさか、來未の拳があれほどとは予想もつかなかっただろう。」
修哉「……理夏が蹴りなら來未は拳だ。」
理夏「やっぱり、來未はスゲー。」
メイジサイド
焔「……あれが甲斐の拳。」
真莉子「聞いてた、以上だ。」
フィールド
直樹「ハァ、ハァ。」
來未「……。」
直樹「獅子!」
直樹が斬撃を飛ばす
來未「……。」
それを全部かわす來未
直樹「(!ダメだ。今、流れは相手側にある。)」
來未「覇道!」
直樹「!」
來未のアッパーカットが決まる
直樹「っ!」
來未「……。」
直樹が一歩下がる
來未「逃げてばっかりじゃ勝てないよ。早岐!」
直樹「っ!」
ギリギリかわす
直樹「高波!」
直樹も負けじと切りかかる!
來未「!(さすがだよ。)鉄斎!」
直樹「っ!」
重たい拳
直樹「!……(こうなったら!)」
來未「!」
直樹が高くジャンプする
直樹「くら……。」
直樹が剣を構え、技を繰り出そうとしたが……
直樹「何!?」
來未「……。」
直樹は驚いた
何故なら、直樹が飛んだ以上に來未が高く飛んだからだ
來未「もう、逃がさないよ。……空中戦は得意なんだ!」
來未が拳を構える
來未「いくよ!楓林ー!」
直樹「!?」
次回、決着!?
- Re: 自分の時代 人の時代『参照、300!ありがとう!』 ( No.75 )
- 日時: 2013/09/30 13:46
- 名前: 夜幽 (ID: x/gr.YmB)
第33話
「泥まみれの王子!」
來未「斑!」
來未の渾身の拳が直樹に命中する
直樹「カハ!」
フィールドに叩きつけられる直樹
來未「ハァ、ハァ。勝負……ありだよ。」
直樹「……ま、待て。」
直樹が血だらけになりながらも立ちがった
來未「!」
直樹「ハァ、ハァ。この勝負、ここで引くわけにはいかないんだ。」
直樹はいつもと違う、王子様ではなく
まるで泥まみれの雑巾のようだった
でも、どんなに外見が汚れてても心は輝いていた
來未「……覚悟はあるんだね。……分かった。」
來未もそれに答える
來未「風神!」
來未が踏み込む!
來未「雷……!?」
しかし、そこで來未の拳が止まる
センゴクサイド
修哉「どうした!?來未!」
出雲「!(手が痙攣している……まさか!?)」
メイジサイド
真莉子「ん!?旦那よ。武田の手の動きがおかしいぞ。」
焔「旦那ではない。あれは……凍傷だ。」
貴廣「!凍傷?」
花蓮「0℃を下回る程度の温度や……。」
奏「長時間さらされるとなる。あれだね。」
和眞「さすがにあれだけのダメージを受けて凍傷にならない方がおかしい。」
フィールド
來未「くっ。ここにきて……。」
直樹「ハァ、ハァ。(この瞬間に賭けるしかない!)国情!」
直樹が隙をついて切りかかる!
來未「!雷影!」
來未も拳を繰り出す!
全員「!」
直樹の細剣と來未の拳がぶつかり合う!
センゴクサイド
修哉「來未!」
出雲「どっちだ!?」
フィールド
來未「……。」
立っていたのは來未……だが
直樹「……。」
同じように直樹も立っていた
バタッ
先に倒れたのは……來未
審判「!……武田來未!戦闘不能!勝者!福沢直樹!」
観客席
育斗「あーっ!惜しい!」
涼子「えーっ!?」
有志「……。」
センゴクサイド
修哉「相手の方が一枚だけ上手だったか。……でも、メチャクチャ悔しい!」
理夏「(最初のダメージか蓄積されたか……。)」
和美「……。」
メイジサイド
直樹が重い足取りでメイジサイドに戻る
直樹「……ハァ、ハァ。」
奏「直ちゃん。お疲れちゃーん!」
真莉子「よくやった!」
焔「……直樹。」
直樹「!」
焔が直樹を呼び止める
焔「その細剣、ちょっと貸してみろ。」
直樹「!はい。」
焔が直樹の細剣を見る
焔「……!」
その瞬間……刀身が折れた
メイジメンバー「!?」
焔「思ったとおりだ……。」
直樹「……。」
焔「お前も気づいていたんだろう?」
直樹「はい……。」
焔「……帰ったら修業だ。」
直樹「分かりました。」
センゴクサイド
來未「ハァ、ハァ。……ごめん。後、一歩だったんだけど……。」
修哉「そんなもん、関係ねぇよ。次、勝てばいいんだ。」
センゴクメンバー「……。」
フィールド
ミスターT「最初から激しい戦い!ありがとう!次もこの調子で行きましょう!」
修哉「(それはいやだ。)で、次の相手は誰だ?」
メイジサイド
焔「……花蓮。」
花蓮「!はい。」
焔「行けるか?」
花蓮「!……もちろんです!」
焔「頼む。」
フィールド
花蓮「次は私が相手です!」
花蓮がフィールドに立つ
ミスターT「!万屋メイジからは与謝野花蓮!」
修哉「!(ここでまともな奴か……。)で、俺達はどうやって決めるんだ?」
ミスターT「これです!」
修哉「!」
観客席
椿「急いでよー。うーちゃん。」
空許「そんな急がんでも試合は逃げへんって。」
椿「でも、早くしないと上杉様のバトルが!」
空許「(ホンマ、物好きやな。)」
フィールド
センゴクメンバー「……ダーツ?」
ミスターT「その通……ギャー!?」
出雲が槍を投げる
修哉「おい!お前、何してんだ!?」
出雲「……あっ、ダーツと違う!」
理夏「どういう間違いだよ!?」
ミスターT「し、死ぬかと思いました。」
ミスターTは冷や汗をかいていた
修哉「悪いな。ミスターT。」
ミスターT「あ。」
修哉「どうした?」
ミスターT「腰、抜けた。」
修哉「え!?」
ミスターT「すいません。センゴクのリーダー。変わりに投げてください。」
ミスターTがダーツを差し出す
修哉「しょうがないな。」
ミスターT「的出して。」
的が出てきた
修哉「よし!パジェロを狙うぜ!」
出雲「ちゃんと狙え。」
修哉「(ジョークなのに。)ヘイヘイ。」
ミスターT「回して!パジェロ!パジェロ!」
全員「パジェロ、パジェロ!」
修哉「えい!」
修哉が投げたダーツは的とは反対方向に飛んだ
出雲「……どこ投げてんだ!?」
修哉「あ……。」
修哉の投げたダーツが観客席に飛ぶ
紫陽花「ホームラン!」
屡流「……ホームランじゃダメ。」
観客席
育斗「……結構、飛んだな。」
涼子「飛びすぎよ。」
有志「まだ、上空だ。」
全員「……。」
そしてやっとダーツが落ちてくる
全員「……。」
椿「うーちゃん!」
空許「ヘイヘイ。ん?(なんや、あれ?)」
空を見上げるとダーツらしきものがこちらに迫っていた
空許「(危ないな。)嬢ちゃん。」
椿「ん!?」
空許「上、危な……。」
グサッ
何かが椿の頭に刺さった……ダーツだった
空許「……遅かったか……。」
全員「……。」
フィールド
ミスターT「……!決まりました!続いての対戦は与謝野花蓮VS宇佐美椿!」
椿「イタタ?……えっ?」
花蓮「……。」
センゴクメンバー「!?」
え!?
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