複雑・ファジー小説

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自分の時代 人の時代 『参照4000!ありがとうございます』
日時: 2015/06/07 13:17
名前: 夜幽 (ID: S2FF2tv.)

初めて小説を投稿します。
お手やわらかにお願いします。

人はいつの時代にも憎しみを抱え、傷つけあって生きてきた。
しかし……そんな時代の中にも絆は確かにあったはずだ。

この物語はありもしない時代の中、人との絆、仲間との絆を確かめていく物語である

★万屋紹介★

★キュウセッキ→>>118 >>127 >>141
★ジョウモン→>>111 >>112 >>249
★ヤヨイ
★コフン→>>71
★アスカ→>>71
★ナラ→>>89
★ヘイアン→>>71
★カマクラ
★ムロマチ→>>15
★ケンムノシンセイ
★ナンボクチョウ
★センゴク→>>3 >>21
★アヅチモモヤマ→>>38 >>72 >>97 >>102 >>105
★真・アヅチモモヤマ→>>217
★エド(ゼンキ)→>>9 >>217
★エド(チュウキ)→>>217
★エド(コウキ)
★バクマツ→>>131 >>133 >>228
★メイジ→>>40 >>57
★タイショウ→>>226 >>227 >>231 >>235 >>240 >>241 >>245 >>246
★ショウワ→>>71
★レンゴウ?(二代目万屋ヤマタイコク)→>>208
★ヘイセイ→>>136
★シンセングミ→>>194 >>210 >>211 >>213 >>214
★セブンシン
★5大剣王
★日本政府→>>71
★軍→>>121 >>147 >>181 >>200
★ジュウユウシ→>>208
★その他→>>126 >>136 >>137 >>217

質問募集中です

オリキャラも募集中です→>>10

あらすじ&概要
>>1

今の日本&万屋&万屋ヤマタイコク
>>5

ヤマタイコク奥義
>>16
>>58

用語説明&バトル
>>17

万屋メンバーの設定
センゴク→>>30
ムロマチ→>>30
メイジ→>>77
アヅチモモヤマ→>>139
シンセングミ→>>218

センゴクの男性陣と女性陣の関係
>>47

髪とか私服
>>51

真田修哉の歴史
>>82

夜幽(駄作者)プロフィール
>>96

万屋ヤマタイコク
>>104

四大勢力
>>106

万屋セブンシン
>>108

自分の時代 人の時代のイメージ声優
>>114
>>129

万屋を開く上でのルール
>>121

五大剣王
>>122

万屋がある場所&センゴクメンバーの生まれ故郷(県)
>>123

刑務所
>>126

五つの星
>>135

参照1000突破記念!
>>137

現状報告
>>140

バレンタイン
>>143

万屋の作り方
>>168

自分の時代 人の時代
1周年!記念!(ネタバレ)
>>170

たまには何かを話そう!(ネタバレ)
>>175

髪型
>>182

万屋タイショウ本部
>>185

黄金期
>>237

第1部

万屋センゴク始動編

万屋センゴク奮闘編

万屋キュウセッキ編

万屋タイショウ編

プロローグ
>>2

第1話
「俺達は万屋だ!」→>>4 

第2話
「本多くん。来襲!」→>>7

第3話
「万屋エドのリーダーと対面!」→>>8 

第4話
「圧倒的男!徳川!」→>>11

第5話
「修哉の能力?」→>>12

第6話
「依頼成功!」→>>13

第7話
「万屋ムロマチ!」→>>14

第8話
「万屋ムロマチのメンバー!」→>>15

第9話
「万屋ムロマチの面接?」→>>16

第10話
「バトル!」→>>17

第11話
「室町VS戦国!」→>>18

第12話
「伊達理夏VS山名有志!」→>>19

第13話
「引き分け!」→>>20

第14話
「織田和美VS赤橋涼子!」→>>23

第15話
「赤橋涼子の秘めたる想い!」→>>24

第16話
「毛利屡琉VS細川麗江!」→>>27

第17話
「策士!屡琉!」→>>28

第18話
「上杉出雲VS畠山美衣!」→>>31

第19話
「フラグを立ててしまった男、出雲!」→>>32

第20話
「真田修哉VS足利育斗!」→>>36

第21話
「鏡花水月!」→>>37

第22話
「二人目!」→>>40

第23話
「仲間でもあり敵……」→>>48

第24話
「万屋ヤマタイコクの巫女!」→>>53

第25話
「仕事の依頼と万屋メイジの実力!」→>>56

第26話
「万屋メイジのメンバー!」→>>57

第27話
「結婚式は海外!」→>>58

第28話
「メイジと対戦!?」→>>59

第29話
「定例会議!」→>>71

第30話
「明智と浅井と?」→>>72

第31話
「戦国VS明治!」→>>73

第32話
「武田來未VS福沢直樹!」→>>74

第33話
「泥まみれの王子!」→>>75

第34話
「宇佐美椿VS与謝野花蓮!」→>>80

第35話
「糸!」→>>81

第36話
「本多紫陽花VS樋口奏!」→>>94

第37話
「ガチ!」→>>95

第38話
「織田和美VS木田真莉子!」→>>97

第39話
「和美の技!七夕!」→>>98

第40話
「真田修哉VS伊藤焔!」→>>102

第41話
「跼天蹐地!」→>>103

第42話
「三人目!」→>>105

第43話
「バカばっか……」→>>107

第44話
「紅葉桜登場!……誰!?」→>>111

第45話
「万屋ジョウモン!」→>>112

第46話
「キス……えっ?」→>>113

第47話
「新たな敵?」→>>115

第48話
「豊臣圭一の強さ……そして闇」→>>116

第49話
「戦国VS安土桃山!」→>>119

第50話
「敗北」→>>122

第51話
「修業と修行と四人目!」→>>126

第52話
「万屋キュウセッキ登場!」→>>127

第53話
「真田家の長兄!」→>>128

第54話
「CM祭り!」→>>131

第55話
「様々な想い!(殺意)」→>>132

第56話
「多重人格!」→>>133

第57話
「真田修哉VS坂本鈴太朗!?」→>>134

第58話
「魅惑の万屋!ヘイセイ登場!」→>>136

第59話
「王妃の考え!」→>>138

第60話
「万屋キュウセッキが牙を剥く!」→>>141

第61話
「国民の不安」→>>142

第62話
「サーペルトの強さ!」→>>144

第63話
「玄武!」→>>147

第64話
「救世主は……」→>>149

第65話
「万屋キュウセッキの歴史!」→>>152

第66話
「明かされる過去!」→>>153

第67話
「万屋キュウセッキVS万屋ヘイセイ!」→>>154

第68話
「夜叉と裏切り!」→>>155

第69話
「公開処刑!」→>>157

第70話
「万屋センゴク登場!」→>>158

第71話
「白馬に乗った助っ人!」→>>160

第72話
「宣戦布告!」→>>161

第73話
「戦!」→>>162

第74話
「成長!」→>>163

第75話
「軍の人……」→>>164

第76話
「合体技のオンパレード!」→>>165

第77話
「喧嘩上等!」→>>166

第78話
「一切の隙なし!」→>>167

第79話
「一触即発!」→>>169

第80話
「意地VS意地!」→>>171

第81話
「金色に染まれ!?」→>>172

第82話
「メタル・ケールの秘密!」→>>173

第83話
「メタルインファイト!」→>>174

第84話
「侍VS亀!」→>>176

第85話
「真の天才(リアルジーニアス)!」→>>177

第86話
「來未と紫陽花の修業の成果!」→>>178

第87話
「万屋ヤマタイコクの真骨頂!」→>>179

第88話
「サーペルト玄武、降臨!」→>>180

第89話
「如月准将!」→>>181

第90話
「多重人格の戦車!」→>>183

第91話
「圧倒的!変態騎士!」→>>184

第92話
「執念に満ちた僧侶」→>>190

第93話
「殺し屋の女王」→>>191

第94話
「守り抜く!」→>>192

第95話
「謎の訪問者、現る?」→>>193

第96話
「万屋シンセングミ!」→>>194

第97話
「ゴッドチャイルド」→>>195

第98話
「ラッキースケベ」→>>196

第99話
「次から次へと!」→>>197

第100話
「敵は身内にあり」→>>198

第101話
「泥棒猫」→>>199

第102話
「軍の師走と葉月」→>>200

第103話
「馬と邪馬台国」→>>201

第104話
「レンゴウの一人目」→>>208

第105話
「新たな展開」→>>209

第106話
「隊長」→>>210

第107話
「近藤!」→>>211

第108話
「万屋ヤマタイコクと嫁達」→>>212

第109話
「五人目!」→>>213

第110話
「松井十六夜」→>>214

第111話
「嫁達の秘密!」→>>215

第112話
「錬金術!」→>>216

第113話
「織田 豊臣 徳川」→>>217

第114話
「入れ替わり!?」→>>219

第115話
「呪いにひれ伏す!」→>>220

第116話
「好みのタイプ」→>>221

第117話
「ホムえもん」→>>222

第118話
「念仏!」→>>223

第119話
「伝説の仲間達」→>>224

第120話
「潜入!」→>>225

第121話
「瀑!」→>>226

第122話
「支部長達!」→>>227

第123話
「バクマツメンバー」→>>228

第124話
「フラグを立ててしまった男!上杉出雲!」→>>229

第125話
「タイショウの秘密」→>>230

第126話
「音楽と隼」→>>231

第127話
「支部長の実力」→>>232

第128話
「撃破!」→>>233

第129話
「第五支部長」→>>234

第130話
「甲介と智次」→>>235

第131話
「甲介と言う男」→>>236

第132話
「第一次!」→>>238

第133話
「間!」→>>239

第134話
「ヤンヤンデレデレ」→>>240

第135話
「第七支部長」→>>241

第136話
「勝者と敗者」→>>242

第137話
「第六支部!」→>>244

第138話
「驚きの科学&化学!?」→>>245

第139話
「第二支部!」→>>246

第140話
「嫁と旦那の口論」→>>252

第141話
「支部の猛威!」→>>253

第142話
「読心と痛み」→>>254

第143話
「接戦」→>>255

第144話
「苦戦」→>>256

第145話
「崩れ去る勇姿」→>>257

第146話
「反撃」→>>258

宇佐美椿と上杉出雲の出会い
>>60 >>63 >>68

夏の思い出編(番外編)
>>85->>86 >>89->>91 

夏の思い出編(番外編)パート2
>>186->>189 >>202->>206

夏の思い出編(番外編)パート3
>>247->>251

「第20回万屋最強決定戦開幕!」

「五人目!」

「入れ替わり!?」

「暴かれた裏政府の正体!?」

「なんとみごとな平城京!」

「二軍!」

「第21回万屋最強決定戦開幕!?」

「波乱の戦い!」

「呪われた目を持つ男!」

「自惚れ。」

「新技?」

「次兄VS末弟!」

「銀色の龍!」

「狂気!」

「七つの大罪!」

「嫁の命!」

「猿VS申!」

「化け猫VS坂本の男!」

「最悪のシナリオ!」

「侍……死す」

「暴かれた真田修哉の過去!」

「あの人との約束!」

「長兄VS末弟!」

「宿命を背負った兄弟!」

「レンゴウ……!」

「過去VS未来!」

第2部

「遂に動き出した裏政府!」

「忌まわしき過去!」

「破壊神!」

「吸収!」

「タッグトーナメント開催!?」

Re: 自分の時代 人の時代 『万屋タイショウ編』 ( No.242 )
日時: 2014/09/04 21:27
名前: 夜幽 (ID: nQqcPBd1)

第136話
「勝者と敗者」

忠則「……。」

理夏「朽ち果てる?……やれるもんならやってみろ!」

理夏が礼作に蹴りかかる!

忠則「……。」

忠則が立ち塞がる

理夏「!そこどけ!」

理夏が忠則の顔面に蹴りを入れる!

理夏「よし!……!」

忠則「……。」

蹴られた忠則はピンピンしている

理夏「か、硬い。」

恭輔「!伊達の蹴りを食らって無傷だと!?」

忠則「我ら第七支部は心技体の中でも特に体を鍛え抜いている。」

理夏「(あの智次って言う支部長より硬い……かも。)」

直樹「!伊達さん。」

忠則「!」

直樹「……。」

直樹が加勢に入る!

忠則「……。」

忠則が直樹の攻撃を全て避ける

直樹「!うぉー!」

忠則「……。」

やっぱり、全部避ける

美衣「!」

美衣が忠則に斬りかかる!

忠則「!」

忠則が攻撃をジャンプでかわす

美衣「!何て身のこなしだ。」

忠則「……。」

忠則が構える

忠則「脚力!」

理夏「!」

忠則が理夏を吹き飛ばす!

理夏「!?」

屡琉「!理夏!」

忠則「……たわいもない」

聡「(スゲー。たった一人でこれだけの人数を……。)」

直樹「(力も凄い。)」

喜代美「くっ。」

喜代美がクナイを取り出そうとする

礼作「!させませんよ!」

礼作が喜代美を攻撃する!

礼作「残!」

喜代美「!?」

礼作「連覇!」

礼作が殴る!

喜代美「!?」

礼作が喜代美の骨を折る!

聡「(!?今の攻撃だけで腕をへし折った!?)」

恭輔「!喜代美!?」

礼作「おやおや……これがあの有名な暗殺者ですか?拍子抜けです。」

喜代美「っ。」

理夏「(っー。強い)」

忠則「次は……!」

忠則が狙いを賢也に定める

賢也「!」

賢也と忠則の拳がぶつかり合う!

忠則「……。」

忠則が身体を反転させる

賢也「!」

忠則「山岸。」

後ろ回し蹴り!

賢也「!」

クリティカルヒットする!

忠則「……。」

忠則が賢也の顔を持ち上げる

賢也「くっ。」

忠則「それにしても……足利といい、ムロマチと言い歯ごたえのない。」

賢也「!」

一方その頃

刹姫「っ!」

刹姫が槍で菊の槍を弾く!

菊「ハッ!」

しかし、菊が押し切る!

刹姫「!?」

刹姫を吹き飛ばす!

菊「ハァー、ハァー。」

菊の息が荒い

菊「……!」

刹姫「……。」

刹姫が立ち上がる

菊「……っ!」

菊は戦慄した

刹姫「……。」

刹姫が鋭い眼差しで菊を見る

菊「(この人、強い)」

そして確信した
自分はこの鬼に絶対に勝てないと

菊「!?」

菊の手が震えている

恐怖。
絶対的強さを持つ者
刹姫に恐怖していた
がその反面、菊は敬意を表した
槍使いとして究極に近い域にいた
この刹姫を純粋に凄いと思った

菊「(でも、ここで負けるわけには!)ウォー!」

菊が構える

刹姫「……。」

菊「(刺し違えてでも!)」

菊が突撃する!

菊「玄!」

菊が突く!

菊「(取った!)」

しかし、突いたのは刹姫ではなく
刹姫の服の切れ端だった

菊「!」

刹姫「……。」

刹姫が体を曲げ、槍を構える

菊「(死……。)」

菊は死を覚悟した!

甲介「(!長宗我部さん。)」

智次「!?(何だと……。)」

刹姫「……。」

菊「!」

刹姫が自分の槍で菊の槍を破壊する

刹姫「はい。終わり。」

刹姫が槍をしまう

菊「!」

刹姫「悪いけど先に行かせて貰うよ。」

菊「!っ……」

菊は何も言えなかった

刹姫「イテテ。腕、痛い。」

長宗我部刹姫VS菊

勝者、長宗我部刹姫

智次「ふぅー(あの菊が手も足も出せないとは……。)」

甲介「……。」

智次「……。」

智次が血を舐める

智次「甲介ー!」

甲介「!」

智次が先程の借りを返すように甲介に頭突きを食らわせる!

甲介「!?……私はここで倒れるわけにはいけないんです!」

甲介が高く飛ぶ!

智次「!」

智次も高く飛ぶ!

甲介「京極流!」

甲介が智次の体を掴む!

智次「!?」

甲介「羅苦!」

そのまま抱え込んで
上空から智次を地面に叩きつける!

智次「ガハ!?……っ!」

甲介「!?」

智次が何事もなかったように立ち上がる

智次「効かぬ。」

智次が甲介の腕を掴む!

甲介「!」

智次「拉致!」

智次が甲介を関節技に押さえ込む!

甲介「!くっ!」

甲介が何とか関節技から脱出する!

智次「ふん。」

智次の膝蹴り!

また、甲介が口から血を吐く

智次がまた、構える

智次「流派。∞!」

智次が腕をクロスさせる

智次「血流!」

智次が甲介の腕を殴る!

甲介「グハ。……あー!」

甲介が構える!

甲介「京極流!新技!」

智次「!?」

甲介が智次の足を掴む

甲介「堅木!」

そのまま投げ飛ばす!

智次「っあー!……くーっ!ハァー、ハァー。」

智次も構える!

甲介「ハァー、ハァー」

甲介が構える!

智次「流派!」

智次が仕掛ける!

甲介「!」

智次が殴りかかる!

甲介「ハァー!」

智次の攻撃をギリギリの所で避ける!

智次「!?」

甲介「っ!」

甲介が回りだす!

甲介「ハァー!京極流!奥義!」

甲介が智次を蹴り上げる!

智次「!京極ー!」

甲介「ハァー!」

甲介が拳を振りかぶる!

甲介「皇ー!」

智次を天井に叩きつける!

甲介「極みー!」

そのまま連続で殴る!

智次「!?」

甲介「ウォー!」

殴り飛ばす!

智次「!……甲介ー!」

甲介「……。」

智次が倒れる!

京極甲介VS智次

勝者、京極甲介

Re: 自分の時代 人の時代 『万屋タイショウ編』 ( No.243 )
日時: 2014/09/04 21:31
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)

夜幽さんへ
以前小説を読みに来てくださったことがありましたので、読みにきましたが、随分長い期間連載されているんですね。私にはとてもまねできないことなので、尊敬しちゃいます!あと参照3000突破おめでとうございます!これからもちょくちょく読みに来ますね!

Re: 自分の時代 人の時代 『万屋タイショウ編』 ( No.244 )
日時: 2014/09/16 20:28
名前: 夜幽 (ID: nQqcPBd1)

第137話
「第六支部!」

一方の透

透「!」

透が懐からサバイバルナイフを取り出す

梅桃「そんな小さな刀で私の攻撃は受け止めきれない!」

梅桃がチェンソーのスイッチを入れる!

透「!」

チェンソーを使い透を攻撃する!

透「!?がっ!」

衝撃で透が吹き飛ぶ!

梅桃「そろそろ切断しちゃおう。」

梅桃が構える

透「チッチッチッ。」

透が指を振る

梅桃「?」

透「切断?残念ながらそれは出来ません。」

透が新たな刀を取り出す

透「貴方の戦い方は大体、分かりました。」

梅桃「?」

透「断言しましょう!貴方は僕には勝てない!」

梅桃「!バラバラ!」

梅桃が叫ぶ!

透「!」

梅桃が執念で透を捕まえ、技を決めようとする!

梅桃「バラバラ……!」

透「調子に乗るなよ!」

透が刀で梅桃のチェンソーを破壊する!

梅桃「!?」

透「よし。」

そして透が回転する

透「……!頭!」

透が梅桃に頭突きを食らわせる!

梅桃「!?」

透「どうだ!?」

梅桃「っー!」

梅桃が包丁を取り出す

透「!?」

梅桃「……。」

頭突きの痛さに耐え、透の肩に包丁を突き刺す

透「!(痛い!)」

梅桃「ハァー!」

梅桃が包丁を更に突き刺す!

梅桃「突き突き!」

透「グハ!?」

透の体から血が吹き出す!

梅桃「苦!」

更に梅桃が包丁で透を刺そうとする!

透「っー!何度も言わせるな!同じ手を食うか!……前田版。豊臣!」

透が構える

透「うぉー!」

透がサバイバルナイフで梅桃を攻撃する!

梅桃「!?(包丁が)」

透が梅桃の包丁を破壊する!

透「吹き飛べ!」

梅桃「!」

透が梅桃を吹き飛ばす!

梅桃「!(じ、仁……さま。)」

そのまま、倒れる梅桃

透「ハァ、ハァ……お、終わった。」

透が片膝をつく

前田透VS梅桃
勝者、前田透

透「ハァ、ハァ。……うっ。まさか、これ程、タイショウが力を付けていたなんて……。」

透が血を止める

透「す、少し休んだら……早く後を追わないと……!」

休もうと座り込む透
その時、透が何かを感じ取る

透「!」

透の前にある人物が現れる

仁「(へー。梅桃、負けたんだ)あんた……強そうだね。今度は俺と戦ってよ。」

透「(誤算だった。まさか、第三支部長が出てくるなんて……第三支部と言えば自由気まま。それが……。)」

仁「……。」

透「第三支部長。仁!」

仁「!」

透「くっ……。」

透が一歩下がって様子を見ようとする

仁「行くよ。」

しかし、すぐに間合いを詰められる

透「!」

仁が早技で透を斬る!

透「!(速い!この速さは畏怖と互角……。)」

仁「ふっ。」

速さだけでなく攻撃力も高い!

透「(!?マズイな。傷が思った以上に深い。)ハァ、ハァ。」

透が傷口を押さえる

仁「何だ、よく見たらボロボロじゃん。……つまんないな。」

透「!」

仁がトドメをさそうとする!

ところが!

仁と透「!」

仁の剣を何かが止める!

仁「!あんたも……強そうだね。」

仁が剣の持ち主を見る

透「!誰だ?」

貴廣「……間に合いましたか。」

そこにいたのは万屋メイジの1人。夏目貴廣だった

仁「ヤロー。」

仁が構えを変える

透「貴方は……どうして?」

貴廣「心配になって来てみたんですけど……来て正解でしたね」

透「!悔しいけどその様です。まさか、支部長がこんなに強いなんて」

仁「アンタは俺の心を満たしてくれる?」

仁が貴廣を見つめる

貴廣「……。」

一方のサルさんチーム

出雲「なぁー、樋口。」

奏「ん?ダーリン。何?」

出雲「……貴廣、大丈夫かな。」

奏「うーん……大丈夫でしょう。あれで結構、頑固だからね。リーダーに似て。」

出雲「そうか……。」

回想

貴廣「……。」

奏「?どうしたの?タカちゃん?」

貴廣「いえ……ただ、前田さんの事が気になって……。」

出雲「!確かにアイツが強いとは言え……少し、心配だな。」

貴廣が足を止める

貴廣「……僕、少し、様子を見てきます」

出雲「!それは構わねぇけど……気をつけろよ」

貴廣「!はい。」

貴廣が体の向きを変え
元の場所に戻る

オータム部屋

タイショウ兵「!報告します!」

オータム「!どうした?」

タイショウ兵「第六支部!準備が整ったようです!」

オータム「!やっとか……。」

義丹「……不忍。」

オータム「ちなみに第六支部……『タッグの間』に向かった奴らの情報は?」

タイショウ兵「ハッ!」

タイショウ兵が資料を取り出す

タイショウ兵「第六支部に向かっている侵入者は万屋ムロマチ、山名有志。万屋メイジ、樋口奏。夏目貴廣。万屋アヅチモモヤマ、石川五良。万屋バクマツ、佐柳李杏。陸奥詩織。そして万屋センゴク、上杉出雲。計七名です!」

オータム「そうか……。」

義丹「……果たしてアイツ等は不忍と悌蔵のコンビに勝つことが出来るのか……。」

オータム「不可能だろうな。……アイツ等のコンビネーションは万屋タ
イショウの中でも最強だからな」

戻ってサルさんチーム

五良「!灯が!」

通路の先に灯が見える

奏「出口だー!」

詩織「!」

出雲達が広いところに出る

有志「!これは……。」

そこで出雲達が目にしたのは……

李杏「……リング。」

中央にはリングが!

出雲「!?」

リング!?

Re: 自分の時代 人の時代 『万屋タイショウ編』 ( No.245 )
日時: 2014/09/28 21:00
名前: 夜幽 (ID: VyyaVRE4)

第138話
「驚きの科学&化学!?」

出雲「リング……。」

不忍「よく来たな。」

謎の男「……。」

出雲「!」

リングの後ろに
椅子に座った男が2人

出雲「(早速、現れたな)てめーらが支部長か?何番目だ?」

不忍「答える必要はねぇな。」

不忍が椅子から立ち上がり
高く飛ぶ!

出雲「!」

不忍「ここでお前は終わるんだからな!」

上空からの蹴り!

出雲「くっ!」

出雲が槍で攻撃をガードする

不忍「ほぉー。中々、いい槍持ってんな。」

五良「!上杉!」

五良が不忍に切りかかる!

謎の男「……。」

五良「!」

謎の男が石川を止める

謎の男「ダメですよ。そんな急いじゃ。」

五良「……。」

出雲「石川。」

謎の男「石川五良さん……ですね?なる程。聞いて通り、強そうだ。」

五良「(出来る!)」

謎の男「行きますよ?」

謎の男が蹴る!

五良「!」

五良はよけることなく受け止める!

謎の男「!何故、よけなかったのですか?」

五良「よけるほどの威力ではなかった。」

謎の男「!」

五良「手加減したかどうかは知らんが……そんな生半可な蹴りならやめておけ。」

謎の男「……。」

有志「そうそう。せいぜい、どっかのツッコミさん以上じゃないと。」

五良「!確かにその方が某も燃えられる。」

ツッコミさん「へっくしゅん」

出雲「名前、呼べよ。」

謎の男「そうですか……なら!」

今度は飛膝蹴り!

五良「!」

五良はそれをうまくよける!

謎の男「よけましたね……どうです?伊達より痛そうでしょう?」

五良「あぁ。だが、伊達には及ばぬ。」

有志「同意。」

出雲「うん。」

謎の男「……いいでしょう。分からせてあげますよ。」

謎の男が飛ぶ!

五良「!」

謎の男「僕が得意なのは蹴りだけじゃない!」

上空からのメガトンパンチ!

謎の男「紅の拳骨!」

五良「!」

五良は紙一重でかわす!

謎の男「ちょこまかとよく動きますね。」

五良「……お主、名は?」

謎の男「万屋タイショウが幹部。第六支部副長、悌蔵」

★万屋タイショウ★

悌蔵(ていぞう)
年齢【10代後半】
性別【男】
武器【プロレス系(たまに剣を使う)】
身長【177cm】
髪の色【緑】
目の色【金】
ナラでの役割【第六支部、副支部長】
性格【クール。だが、礼儀はある】
補足【タッグランキングベスト10に入ったことがある】

詩織「第六!?」

不忍「そして俺様は第六支部支部長。不忍。」

奏「!第六支部だってー!?」

奏がわざとらしく驚く

出雲「!?何だよ。急に大声あげて」

奏「第六支部といえばタッグの天才が集まる支部だよ」

出雲「へー。」

五良「……。」

五良が間合いを取る

悌蔵「……。」

不忍「中々、強そうな奴らが来てくれたな。よし。この中で一番強いのはどいつだ!?」

奏「え?それはダーリンでしょ」

有志「上杉」

五良「上杉。」

李杏「お兄ちゃん」

詩織「以下略」 

出雲「おい!満場一致!?」

不忍「そうか。」

不忍が指をならす

不忍「だったら上杉。俺達と勝負しろ」

出雲「あっ!問題無用で俺!?」

悌蔵「上杉家の次期当主と戦えるなんてラッキーだ」

悌蔵も指をならす

出雲「え?俺、一人で相手すんのか?」

不忍「いや、俺達の信条はあくまでタッグで勝利すること。……上杉。相方を選べ。」

出雲「相方を選べって……選ぶにしても誰にするか」

奏「ダーリン!」

奏が出雲に抱きつく

出雲「!何だよ?樋口」

奏「迷っているならアタシの道具で最高の相手を選んであげようか!?」

出雲「いや、いい。」

奏「はい!喜んで!」

奏が帽子を出す

出雲「人の話を聞け」

奏「フォーリング!アイカター!」

奏が帽子からひみつ道具を取り出す
その道具は小さくてコンパクトなまるでポケベルみたいな道具だった

出雲「また、変な道具を……。」

奏「この道具を使えば誰と誰が最高のタッグか分かるのだ!」

詩織「……。」

出雲「さぁー!誰と誰が最高のタッグかなー!?」

ポケベルっぽい道具が回りだす

出雲「(なんで回るんだ!?)」

奏「むむむー!」

ポケベルっぽい道具が止まる

出雲「!」

ポケベルっぽい道具に名前が表示される
表示された名前は樋口奏

奏「樋口奏とー!」

また、ポケベルっぽい道具が回りだす

出雲「(どういう構造なんだ?)」

ポケベルっぽい道具が止まる

全員「!」

ポケベルっぽい道具に名前が表示される
……もう一人は!?

奏「山名有志……ってえ?」

表示されたのはおっさんこと万屋ムロマチ
山名有志!

有志「へっ。」

危険な科学&化学反応の誕生!?

出雲「……。」

奏「あれ?」

有志「……。」

出雲「という訳だ。第六支部。お前らの相手はこのおっさんとガールだ。」

出雲が有志と奏を指差す

有志「いや、ちょっと待て……。」

奏「待ってよ。ダーリン。」

出雲「だってお前の発明品で『最高のタッグ』って出たんだから仕方ねぇだろ。」

奏「くっ。」

奏が悔しがる

有志「いや、相手方さんの気持ちも考えないと」

悌蔵「僕らは一向に構いませんが?」

不忍「あぁ。むしろ、タッグで最高ならそいつらと戦いたい」

不忍と悌蔵が構える

出雲「相手さんはやる気みたいだ」

有志「……恨むぞ。樋口。」

奏「私もダーリンと組みたかった」

次回、タッグ!

Re: 自分の時代 人の時代 『万屋タイショウ編』 ( No.246 )
日時: 2014/10/16 19:35
名前: 夜幽 (ID: 8fZYMRgY)

第139話
「第二支部!」

オータム部屋

タイショウ兵「お、オータム様!!き、緊急事態です!」

タイショウ兵が慌ただしく部屋に入ってくる

オータム「!どうした?」

タイショウ兵「第五支部!全滅です!」

オータムと義丹「!?」

オータム「!馬鹿な……菊はともかく智次まで敗れ去るとは……。」

義丹「……。」

タイショウ兵「更に第三支部の副支部長、梅桃様も敗北……。」

義丹「!仁はどうした?」

タイショウ兵「!仁様はただいま、戦闘中です!」

義丹「相手は?」

タイショウ兵「!万屋メイジ、夏目貴廣です。」

タイショウ隊長「報告します!」

タイショウ隊長が部屋に入ってくる

オータム「今度は何だ?」

タイショウ隊長「第六支部、第七支部。戦闘を開始しました!」

オータム「……!ちょっと待て。第二支部長はどうした?」

義丹「!……考男。」

タイショウ隊長「!……い、今、準備が整ったそうです!」

オータム「……相変わらず、準備が遅い奴だ。」

義丹「……。」

オータム「一応、第二支部……『魔法の間』に向かった奴らの情報をくれ。」

タイショウ兵「ハッ!」

タイショウ兵が資料を取り出す

タイショウ兵「第二支部に向かっている侵入者は万屋ムロマチ、細川麗江。万屋メイジ、正岡和眞。与謝野花蓮。万屋バクマツ、沢村雅光。武市甫影。そして万屋センゴク、武田來未。本多紫陽花。計七名です!」

オータム「そうか……。」

義丹「……第二支部を選んだ奴らも不幸だな……。」

オータム「あぁ。あそこを選んだからには生きては帰れない。」

イヌさんチーム

雅光「!」

通路の先に灯が少しだけ見える

甫影「!やっと出口が見えた!」

紫陽花「つ、疲れたー。」

來未「!」

來未達が広いところに出る
だが!

來未「!これは……。」

來未達が入った部屋は……

紫陽花「暗いね。」

ほとんど真っ暗だった

和眞「……。」

花蓮「灯は小さなロウソクだけ。」

甫影「……。」

謎の男「レディース&ジェントルメン!」

全員「!?」

突如として何処からか声が聞こえる!

雅光「!」

明かりが一斉に点く!

雅光「な、何だ。ここは!?」

來未「凄いイルミネーションだ。」

來未達が入った部屋はシャンデリアやイルミネーションが凄く豪華な部屋だった
部屋の中心には1人の男が

雅光「誰だ、あいつ?」

考男「!俺は第二支部長、考男。」

來未「!第二支部。」

考男「よくぞ、我ら、第二支部、魔法の間の選んでくれた。」

謎の女性「はい!はい!」

謎の女性が玉に乗って登場する

紫陽花「!(面白そう。)」

謎の女性「歓迎するわ。ようこそ。第二支部の魔法部屋へ。私は第二支部、副支部長。竹園。」

★万屋タイショウ★

竹園(ちくえん)
年齢【10代半ば】
性別【女】
武器【玉】
身長【160cm】
髪の色【黄緑】
目の色【黒】
万屋タイショウでの役割【第六支部、副支部長】
性格【考男以上にテンションが高く、いたずらっ子】
補足【自宅でも激しい】

雅光「あん?魔法部屋?」

竹園「そう!魔法!」

竹園のテンションが上がる

考男「俺達の魔法を見てくれ!」

考男のテンションも上がる

甫影「……。」

竹園「皆ー、最後まで楽しんでいってね!」

全員「……。」

來未「悪いけどゆっくりと魔法を見ている暇はないんだ!この!」

來未が殴りかかる!

考男「危ない!」

殴られる寸前、考男が消える

來未「何!?」

考男「こっちだよ!」

考男が急に來未の後ろに現れる

來未「!?」

考男「エイ!」

考男が來未を蹴り飛ばす!

紫陽花「!來未!」

花蓮「っ!」

花蓮が輪刀を竹園に投げる!

竹園「!危ない。」

竹園が攻撃を綺麗に避ける

花蓮「!?(動きが読まれてる?)」

竹園「お返し。」

竹園が花蓮を吹き飛ばす!

紫陽花「!?」

竹園「オマケ。」

ついでに紫陽花も吹き飛ばそうとする!

甫影「!?」

和眞「!」

和眞が助けに入る

和眞「大丈夫か!?」

紫陽花「あっ。ありがとー。」

竹園「っ。」

和眞「……お前ら俺達の動きが読めるのか?」

和眞が2人を見る

考男「!……んー。まぁ、そんなとこ。」

來未「!何!」

考男「悪いな。俺達、長年、こういう仕事をやってるから……。」

竹園「大体の考えとかが分かってくるんだよねー。」

2人がポーズを決める

一方の第七支部

理夏「(礼作と忠則。シャレになんねぇよ。こいつらの強さ)」

忠則「弱い。弱すぎる。」

礼作「全くです。こんな弱い人達に負けた信楽と畏怖は万屋タイショウの恥です」

忠則「……。」

礼作「この人達のリーダーである万屋ヤマタイコクの実力もたかが知れていますね。」

賢也「っ!」

賢也が拳を振りかぶる!

忠則「!」

賢也「ライ!」

賢也が忠則に強烈な一撃を叩き込む!

忠則「!?」

忠則が吹き飛ぶ!

美衣「!賢也!」

礼作「!忠則!」

賢也「リーダーの悪口は許さない。」

賢也が忠則を見つめる

忠則「……貴様。名前は?」

賢也「斯波賢也。」

忠則「覚えておこう。」

礼作「……。」

恭輔「たかが知れているだと?」

礼作「!」

恭輔「お前らはあの人の恐ろしさを知らないからそんな事が言えるんだ。」

恭輔が太刀を抜く

恭輔「その身に教えてやるよ。あの人の作った万屋の恐ろしさを……豊臣圭一の怖さを!」

恭輔が礼作を睨む!

礼作「……是非、お願いします。」

次回、予想外の対決!


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