二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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ポケ×イナ×エヴァ カオスな(非)日常 クトゥルフ第二章開幕
日時: 2017/05/03 20:24
名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)

どうも、3回生になったゴリラ作者の竜です。

最近この小説にも日常系の小説が多くなってきましたので思いきって作ってみました。

そして僕のお気に入りの作品でやってみました。


注意書き
・日常系ですが学生なので不定期更新です。
・カオス間違い無いです。
・稚拙な文なので温かい目で
・リクエストは広い心で受け止めて実施出来る物は実施します
・お気に入りのキャラがカオスになるかもしれませんのでご注意下さい。
・住人は図鑑所有者だけではありません。
・悪役も登場します。
・登場キャラはカロスまでです。
・小説の感想・コラボなどの申請はいつまでも大歓迎です。ただし誹謗中傷などは書かないで下さい。
・イナズマイレブンは今のところGO陣営のみです。
・エヴァ組はチルドレンのみの登場です。今のところは
・マイナー組もいます。

カオスになるか分かりませんが頑張って書きます!!

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5人パート 大学からマツブサ邸への帰宅途中 ( No.128 )
日時: 2016/12/16 13:54
名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: jFJOmttq)

そろそろ参照2000超えそうだな。嬉しい限りです
ーーーーーーーーー

ブラック「・・・どこまでしゃべっていいんでしょうか・・。」

イエロー「僕が何とか頑張ってみます。すべてを話すわけではないので後に続いてください。」

ブラック「わかりました。」

ーーーーーーーーー

イエロー・S「それは全然かまいません。けど、本当に小さなことなので・・・期待に添えるかもわからないのですが・・・。」

賢木「小さなことでもいいんだ。何も見つからない現状ではそれだけでもありがたい・・・。」

イエロー・S「わかりました。高遠さんは、小児誘拐と同時に起きている成人男性誘拐事件をご存知ですか?」

賢木「成人男性の・・・あぁ、それは知っている。よく小児誘拐事件と一緒くたで報道されているからな。」

イエロー・S「・・実は、その成人男性誘拐犯が、小児誘拐の犯人と共犯者であることがわかったんです。」

マチス・K「そ、そうなんですか!?俺ずっと同一犯だと思ってましたよ。」

黒樹「最初は俺たちもそう思ってたんですけど・・・集めた情報がそれを事実だと示しているんです。」

賢木「その二つの関わりについては俺も考えていた。誘拐のされ方が妙に酷似しているし・・・それが確実にそうだと分かったのか?」

イエロー・S「えぇ・・そして、その成人男性誘拐の犯人の名前もわかりました。その者が・・・・『綾波紅蓮』という男と『眞砂刹那』という女でした。」

賢木「あ、綾波に眞砂だと!?それは息子の言っていた・・・友達の2人!?彼らは高校生のはずだぞ!?」

イエロー・S「いいえ、間違いありません。なぜならその二人に・・・僕や黒樹さん、先生たちが襲われたのですから。」

黒樹「あの日、喫茶店で高遠さんと別れた後、商店街の外れを歩いているときに襲われたんです。」

ルナ・A「ちょっと待ちなさいよ!!それ・・・かなりの大事じゃないの!!大丈夫だったの!?」

イエロー・S「どうにか逃げおおせたので・・・無事でした。ターゲットとされている先生も全くの無傷です。」

賢木「ストライフ氏が!?・・・そうか、あの方は成人男性誘拐事件のターゲット範疇だったな。よく・・・無事でいてくれたものだ。これ以上、知り合いが消えるのは勘弁してほしいからな。」

イエロー・S「ギリギリではありましたけどね。で、話を戻しますが・・・その綾波と眞砂・・・ずいぶんと自信家でして。会話の中で小児誘拐犯についてのことをちらっと口にしたのです。その話から考えて・・・前にお話ししてくださったもう二人がその誘拐犯ではないか?・・・と、推測しています。」

賢木「もう2人・・・『クルセイド』と『エストレ』の方か。そいつが・・小児誘拐事件の犯人・・・あの子を・・・・銀二を!!」

黒樹「落ち着いてください!その男については、こちらでもまだ情報が集まっていないんです。」

イエロー・S「なので、改めて聞きたいのです。高遠さん・・・息子さんがいたときにクルセイドとエストレについて何か聞きませんでしたか?ちょっとした会話の中の小さなことでもいいんです!何か手がかりになりそうなことはありませんか?」

賢木「銀二の話・・・か。友達ができた日の・・・会話に・・・何か・・・・!」

アイディア 賢木 ??→56 ○

賢木「・・・そうだ、一つだけ思い出した!だが・・・とてつもなくくだらないことだな。言って参考になるかどうか・・・。」

イエロー・S「いいえ・・・どんな情報でも、何につながるかわかりません。言ってみてください。」

賢木「わかった・・・本当にくだらないのだが・・・銀二がクルセイドやエストレと将棋をして遊んだことを話しに出した時に聞いた話でな・・・。」

黒樹「将棋・・・ですか?」

賢木「あぁ、その時にちらっと言っていたのだ・・・『クルセイドやエストレの手は大きくて、肉刺がたくさんあってかっこよかった。』と。」

イエロー・S「手に肉刺・・・ですか?」

賢木「あぁ・・・くだらないことだろう?」

黒樹「いえ、くだらなくないですよ。これで相手の特徴の一端がわかりました。」

賢木「そ、そうなのか?」

黒樹「手に肉刺ができるってことは何か手に使うスポーツをやっているってことです。鉄棒、テニス、野球など・・・そういうことをしているこの町の人って結構絞られてくると思いますよ?」

ルナ・A「確かにそうよね。しかも、子供が見てわかるくらいって相当なんじゃないの?」

イエロー・S「えぇ・・・連続誘拐を行っているなら、この町にいることは確かですし・・・今後はそのあたりに絞って探してみましょうか。」

黒樹「あぁ、先生たちにも提案してみよう!高遠さん、情報ありがとうございます!」

賢木「それは私が言わせてもらいたいことだ。だが、あまり無理はしないでくれよ?君たちに何かあっては元も子もないからな。」

マチス・K「俺たちもそういう人を探してみますよ。わかったら高遠さんの方に回すんで聞いてください。」

黒樹「ありがとうございます!」

賢木「こちらこそ・・・お互い気を付けてかかろう。・・・と、そろそろ帰らないといけないか。すまないが、私はここで。」

ルナ・A「あら、私たちもそろそろしたくしないと・・・。」

マチス・K「おっと!そうだな・・。すみませんが、俺たちもこれで!」

イエロー・S「いえ、お忙しい中長々とすみませんでした。お気をつけて・・・。」

会話を終えたマチスとルナと賢木は二人に挨拶をしてそれぞれの帰路に向かって歩き出した。
ーーーーーーーーー

パール「んじゃ、ここでいったんお二人は終了しましょうか。」

ブラック「さすがです!イエローさん!うまく情報を引き出せましたね。」

イエロー「内心びくびくしてましたけどね・・・でも上手くいってよかったです!!」

ブラック「クルセイドとエストレの情報を引き出させたのは大きな収穫ですよ!!」

イエロー「そこはブラックの手柄ですよ。『手の肉刺』というキーワードから・・連想されましたね?『剣道』のことを。」

ブラック「はい、俺自身がとってるからなんとなく思っただけですが・・・よくよく考えたら、さっきの研究室にも関係あるんですよね。グリーンさんが見つけた『大きい刀傷』・・・今の話から察すると、あの研究室をやったのは間違いなくクルセイドですよね?」

イエロー「妥当な考えですね。もう一つの傷はエストレのものだと仮定して、幽霊屋敷の資料を持ち出したのもあの二人だと仮定するならば・・・・幽霊屋敷は確実に敵の本拠地であるということです。」

ブラック「そしてもう一つ・・・クルセイドが『大きな剣の使い手』だということですね。もう一人のものも気になるけど・・・一撃で壁を両断するほどの剛腕の持ち主・・・・戦闘の時は気をつけないといけませんね。」

イエロー「そこも含めてほかの皆さんが戻ってきた時に話して意見を聞いてみましょう!」

パール「おいっす!ではいったん失礼して・・・3人の方を処理してきまーす。」

裏路地組は次回へ

5人パート 大学からマツブサ邸への帰宅途中 路地裏 ( No.129 )
日時: 2017/04/24 01:35
名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)

路地裏組の会話から始めます
ーーーーーーーーーーー

パール「へーい!おまた〜。路地裏組やっていきまーす!」

ゴールド「おう!待ちかねたぜ。あっちはどうなったんすかねー。」

グリーン「イエローもうかなりうまくなってきてるし、かわすことに関しては心配ないだろ。それより自分の心配しろ。」

マツブサ「青桐は一回、心理学で怪しさ浮上してっからな。気を引き締めてかかろうぜ?つーわけで・・KP、まずは背景描写。」

ーーーーーーーーーーー
青桐の声を聞いた疾風は、ゴールドとマツブサを連れて路地裏へと進んでいった。その丁度右角に来た時だった・・・少し遠くに誰かと話し込んでいる青桐の姿を見ることができた。
ーーーーーーーーーーー

マツブサ「誰か・・・とねぇ。こりゃ確認した方がいいな。そいつの姿は見えねぇのか?」

パール「目星すれば確認できます。会話内容は・・・せっかくなんでもう一回ダイス振ってもらいましょうか。」

グリーン「どちらかしか振れないのか?」

パール「いえ、ここは両方振れます。」

マツブサ「なら全員で目星と聞き耳だな。連続で行くぜ。」

目星 ゴールド 25%→01 ○ クリティカル
   疾風   40%→36 ○
   マツブサ 60%→80 ×

聞き耳 ゴールド 55%→11 ○
    疾風   65%→64 ○
    マツブサ 25%→03 ○ クリティカル

パール「なにこれ本当馬鹿じゃないの!?」

ゴールド「ぎゃははははwwwwwwもうこれ笑うしかねぇだろwwwwww!!!」

マツブサ「女神、KPで遊びすぎwwwww」

ダイヤ「ダイス振ってたオーナーも大声で笑ってしまいました。カフェオレを吹きかけたそうです〜。」

パール「あ!そういえばあの人の占い最近調子よくなってきたんだよな・・・こんなところでその効果を使うなよ・・。」

グリーン「こっちとしては使い切ってもらいたいな。さて・・・クリティカルでどれだけの所がわかったか・・・ありのままを吐いてもらうぞ?」

パール「はーい・・・処理します。」
ーーーーーーーーーー
青桐と話しているのが誰か気になった3人は、まずその相手を建物の影から見つからないように確認した。その結果・・・ゴールドと疾風はその相手が白狼・ドラゴニクであることを確認できた。
ーーーーーーーーーー

ゴールド「ふぁ!?また白狼かよ!しかも今度は青桐と!?どういうことだよ・・・。」

グリーン「まさか・・・青桐と白狼は仲間だったのか?だとすれば、青桐は警察でありながら犯罪者の仲間だということか?」

マツブサ「わー・・・セッション内までリアルと行動一緒。救えないわー。サファイアでないだけマシだわー。」

白竜「・・・サファイアさんでなくても救いが欲しかったな。」

アオギリ「えぇい!やぁかましい!とっとと続きの処理聞きなさい!」
ーーーーーーーーーー
姿確認の折・・・ゴールドは偶然、白狼の首元に十字架のペンダントがついているのを見た。そのペンダントは青桐のしている物と同じ形のペンダントであった。
ーーーーーーーーーー

ゴールド「・・・・え?十字架のペンダント?まさか白狼も教徒ってこと?」

マツブサ「いや、これ多分・・・白狼が青桐と同じオルディン捜査官の構成員だってことじゃねぇか?」

グリーン「だとすると・・・青桐個人が犯罪者に加担しているというのではなく、奴らの所属している機関全体が犯罪組織なのか?」

ゴールド「けど・・・青桐は警察に信頼されてるじゃないっすか。雅も昔から世話になってるような言い方してなかったっすか?」

マツブサ「その雅がパイプなのかもしれねぇ・・・。あいつ、赴任したの最近だっつってたし。もしかしたらアイツも構成員かもな・・・まぁ、そっちは確証ねぇから後回し。KP、聞き耳の成果の方頼むぜ?」

パール「はい!では、ロールお願いします。聞き耳の結果は間に挟みますんで!」

グリーン「わかった。バレないほどの小声で話すことを前提にロールする。」
ーーーーーーーーーー

疾風「青桐殿と話しているのは・・・あの喫茶店に来た不躾野郎ではないか、なぜあの男が?」

マツブサ・S「喫茶店の不躾野郎って・・・白狼・ドラゴニクか?あいつ、喫茶店襲撃事件の犯人だろ・・・。犯罪者の前でも仕事しねぇの?あの怠惰牧師・・・。」

ゴールド・S「ねぇねぇ・・・あの青桐ってやつ、白狼の仲間なんじゃない?同じペンダントしてたわよ?十字架の。」

疾風「同じ十字架のペンダント?だとすると・・・主人、あの不躾野郎は・・・。」

マツブサ・S「オルディンの関係者、か・・・。ちょっとどころじゃなくキナ臭くなってきたな。会話、盗み聞きしてみようぜ?」

3人は言い合いながら建物の影から会話を聞いた。ゴールドと疾風は位置的に風の音があって青桐の声しか聞こえなかった。しかし、風の音もあまり聞こえない位置にいたマツブサは相手の白狼の声もしっかり聴くことができた。


白狼「・・・と、いうわけだ。報告は以上だ。」

青桐「ようやく接触できましたか・・・。まったく、前回も前々回も今回も・・・・。どうしてあなたは仕事が遅いのですか。しかも、あんな大事をターゲットの目の前でやらかして・・・もみ消すこともできなくなったじゃないですか。」

白狼「仕方ないだろ!あれもこれも今回も・・・予定外のことが起きすぎて対処しきれなかったんだ!」

青桐「想定外くらい何とかしなさい。臨機応変に対応できなくてはこの先でも困りますよ?」

白狼「あんたの報告不足もあるだろう!?ターゲットが私と同じ実力持った中学生なんて誰が察せると思うか!?」

青桐「・・・え?中学生の方に止められたんですか?私、てっきり大学生のほうかと思ったんですけど。・・・・・やはり只者じゃなかったか、あの子。」

白狼「それとあの時も・・・なんであっちのターゲット野放しにしとくんだ?動き回ってたら位置把握できねぇよ!!おかげで嫌なタイミングで偶然にも思い切り接触したじゃねぇか!!」

青桐「あぁー・・・あの人に関しては諦めてください。私が規制できるような人じゃないんです。というか、人の言うことなんか聞きません。・・・まぁ、今後は野放しにできませんし、報道機関や警察に動いてもらって、規制を強めるように頼んでおきますよ。まぁでも、あちらは絞り込めたようですし・・・そちらは・・明日辺りに仕掛けましょう。人数もそろったので。」

白狼「あぁ、もうそっちは準備できてんだな。それなら、最後のリスト渡しとくぜ。参考にしな。」ピラリ

青桐「・・・ほう?これに関してはやり切りましたか。ご苦労様です。では、明日に現地で合流しましょう。」

白狼「了解。時刻はどうするんだ?調べでは・・・夜ごろには全員纏まっているようだが・・・・一気に行くか?」

青桐「えぇ、そうしましょう。やるなら逃がしたくも残したくもありませんしね。」

白狼「はいよ、じゃあ明日に現地で。篠原隊長?」

青桐「何でそこ疑問形なんですか!全く・・・では今日はこれで解散。自由行動してください。」

白狼「了解。」

白狼と青桐はその会話の後、各々で行動を始めるためにその場から去って行った。

疾風「・・・主人、会話の方は聞こえておりましたか?俺は青桐殿の声しか聞こえなかったのですが・・・。」

マツブサ・S「安心しろ、白狼の声もしっかり聴いたぜ?まぁ〜・・・何とも不穏としか言いようがねぇ会話してやがったわ。青桐の野郎・・・白狼がゴールドとイエローを襲ったことも、喫茶店襲撃事件もしっかり知ってやがった。しかも『篠原隊長』だとよ・・・。こりゃ白狼は確実に構成員、青桐の組織自体が確実にやましいわ。」

ゴールド・S「やだ・・・マジで?あいつには結構情報渡しちゃったわよね?ヤバくない?」

マツブサ・S「いや、あいつにも全部は話してねぇしその辺は平気だろ。だが・・・もうもたもたしてられねぇ。」

疾風「そういえば、あいつ・・・『規制を強化する』とか『明日辺りに仕掛ける』とか言っていましたな。何をするかはわかりませんが・・・俺たちに関わることならば、明日にはもう行動を起こさねばなりますまい。」

マツブサ・S「正確には明日の夜らしいがな。もう情報も大分集まったし、相談次第で幽霊屋敷への襲撃時刻早めるか。

ゴールド・S「お!?とうとう敵地突入!?わくわくが止まらねぇぜ!!」

疾風「お前はもう少し緊張感持て・・・。」

マツブサ・S「まぁ、落ち着いてるって意味ではいい傾向なんじゃねぇの?んじゃ、二人のほうと合流しようぜ。」

3人は情報整理を終えてから、黒樹とイエローがいるであろう表通りの方へと歩き出した。
ーーーーーーーーーー

パール「はい、パート終了!これであっちと合流ですな。」

グリーン「・・・今回の情報から考えると、もうかなり時間が差し迫っている気がするな。」

ゴールド「時間的にはまだ3日目だろ?情報がすんなり手に入ってるからいいものの・・・手に入れてなかったら厳しすぎじゃないっすか?」

マツブサ「まだ何の規制や襲撃かはわかってねぇがな。ただ・・・内容の解釈によっちゃ、期限は明日の夜までと考えていいかもな。そこはあっちの成果も聞いてみて、今後の行動も決めようぜ。」

パール「はい!では、全員が合流するところから次回やっていきましょう!」

やっぱ寝る

5人パート 決意表明後、敵の本拠地突入へ ( No.130 )
日時: 2016/12/18 01:46
名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)

さぁ、終盤に参ります
ーーーーーーーーーー

パール「わははぁい!ではでは続きやりましょう!」

イエロー「今回は合流から始めるんですね。どんな話が聞けたのでしょうか・・。」

マツブサ「合流はそれでいいんだが・・・KP、合流して内容を話しあったら時間はどんくらいになる?あと、ここから幽霊屋敷に行く時間と自宅から幽霊屋敷までの時間も教えてくれ。場合によっちゃ行くかもしれねぇから。」

パール「ふむ・・・報告会話を入れると午後17時半ですなぁ。幽霊屋敷はここから1時間半で、マツブサの自宅からは2時間です。」

グリーン「幽霊屋敷に行くとどっちにしろ19時過ぎるか・・・この時期なら完全に暗くなる。そう考えると今から行くのは少し危険か?」

ゴールド「でも、さっきからの話からして時間なさそうっすよ?だったもう行った方がよくないっすか?」

ブラック「俺もそう思います。ヘタな動きされてしまうと困るし・・・この辺りには店もあるから必要なものを調達していった方がいいと思います。」

イエロー「僕も賛成です。準備も武器や救急道具に関しては消費してません。照明と夕飯以外は問題ないと思います。」

マツブサ「そうだな・・・夜の方が侵入も楽だろうし。んじゃ、その辺ロールしてから照明と夕飯調達して幽霊屋敷に直行しますか!」

パール「はーい!それでは、まずロールお願いします。」
ーーーーーーーーーー
時間的に17時に差し掛かったころ・・・5人は元の場所に合流してから、それぞれの会話を話し合った。

イエロー・S「『前回を見てね』・・・ということで、ほんの一端ですが、クルセイドとエストレについての情報を得ることができました。」

疾風「ほう?やるじゃないか。情報の掲示も重要な所はうまく隠しているようだし・・・。」

イエロー・S「いえ、僕など先生に比べればまだまだです。それで、そちらはどうでしたか?」

マツブサ・S「こっちは『以下省略』って会話を聞いてな。ちょっと急がねぇとヤバ目な感じってことが分かったぜ。」

黒樹「まさか篠原刑事があの白狼と・・・警察も信用ならないって・・・本人がそれってことだったんでしょうか。」

ゴールド・S「もう超不穏な会話だったわよ。何かわかんないけど動き始めるっぽいし・・・邪魔されたらたまったもんじゃないわ。」

イエロー・S「確かに・・・会話から考えると悠長に構えられる状況ではありませんね。先生、少々危険かもしれませんが・・・これから幽霊屋敷に向かって根源を叩いてしまうべきではないでしょうか?」

マツブサ・S「そうだな・・・もう必要そうな情報は全部集められたと思うし、今なら邪魔もねぇだろ・・・。この辺りでランタンと懐中電灯と夕飯買って、幽霊屋敷に忍び込むか。・・・ってことで、ここで一回確認しとく。」

シーン・・・


マツブサ・S「ここから先は・・確実に戦闘になる。あのクソガキ共だけじゃなく、クルセイドとエストレ、下手すりゃ高遠銀二も控えてると考えていいだろ。正直、命は賭けなきゃならねぇ。そのことを分かった上で・・・お前らはいく覚悟はあるか?」

ゴールド・S「はー?今更ね。私は普段からそんなの日常茶飯事だわ。だって・・・私はマフィアの娘だもの。この程度の修羅場をくぐれないなら、この先だって生きて行けるわけがないわ。」

疾風「・・・そうか。なら好きにしろ。だが、今回も俺も主人以外、守っている余裕は多分ないぞ?」

ゴールド・S「守られるほど弱くないわよ。お宅は自分の主人と自分だけ心配してなさい!」

黒樹「そうしてください。あの綾波・眞砂相手では大勢を守るのは無理です。ゴールドは・・・俺が守ります。」

マツブサ・S「いいのか?お前には家族も幼馴染もいるんだろ?そんな簡単に・・・命かけられんのか?」

黒樹「心配がないわけじゃないですよ?京子なんかあんなことがあった後だし、正直いろいろ聞きたいです・・・。でも俺は・・・そのためにこの件を捨てられるほど、器用な人間でもないんです。ここで抜けたら・・・俺は俺が許せなくなる。そんな思いを一生しながら生きていくなんて死ぬより耐えられない!!なので行きます。あ!けど、死ぬつもりも毛頭ないのでそこはよろしくお願いします。」

マツブサ・S「・・・はは!お前、マジサイコーだわ!で?最後はやっぱりお前だが・・・どうする?」

イエロー・S「降りるわけないじゃないですか。前にも言いましたが・・僕はこの件に関して放っておくなんて選択肢は取りません。僕の力の全てをもって・・・この戦いに挑みましょう。皆さんの安全は僕が補償いたします。・・・そういう先生と疾風さんはどうなんですか?お二人だって大事な人はいるんじゃないですか?」

マツブサ・S「いるっちゃいるが・・・相棒はついてきてるし、他はそんな気にかけてねぇからなぁ。全員生きていける連中だし問題ねぇだろ。俺は俺のやりたいことをやる。だから、今回の野郎みたいな邪魔者は容赦なくぶっ飛ばす!」

疾風「そして、そのために俺がいる・・・。俺にはそもそも、マツブサ様以外に大事な人などいないしな。」

イエロー・S「お二人らしいですね!では・・・買い物を済ませて敵地に参りましょう!」

黒樹「これで最後にする・・・みんな頑張ろう!!」

ゴールド・S「おーーー!!!」

そうして一同は覚悟を決めてから、最後の戦いのための準備を始めた。
ーーーーーーーーーー

パール「それじゃ、例のごとく買い物できたか幸運で振ってもらってから幽霊屋敷に移動します。」

マツブサ「そんじゃちゃちゃっといくぜー。」

幸運 マツブサ 85%→72 ○

パール「成功なんでランタンも懐中電灯も軽い食べ物もあることにします。でも、荷物いっぱいですけど?」

ブラック「あ・・・そういえば持ちものって全員いっぱいなんですっけ・・・どうしましょう?」

グリーン「照明は買い物袋に入れてもらっているのだからしまわなくていい。夕飯は歩き食いするぞ。」

マツブサ「この場面でそういうひっかけはやめたれ・・・。」

パール「ちぇ・・バレたか。では、移動しまーす。」


移動中・・・・



幽霊屋敷前

パール「はぁい!幽霊屋敷前にやってきました!時刻は買い物時間含めて19時半でござりますの。」

イエロー「そうなると、辺りは暗いですよね・・・。電気をつけた方がいいですか?」

パール「月ありがあるんで外観は見えますけど・・・ライトありなら近くはっきり見えるっていうメリットがありますな。」

ブラック「それじゃ、全員ライトをつけた状態ってことで描写をお願いします。」
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路地から幽霊屋敷に移動した5人は、まず屋敷の外観を見渡した。雑木林の奥に隠れるように立つその屋敷は、それでも周りの気より高く、見上げるとかなりの高さがあった。横幅もかなり長く、今いる門の前からでは全てを見渡すことができない。その門自体もかなり大きく、さび付いていること除けば立派な造りをしたものであることがわかる。門から見えるのは庭だろうが・・・草木荒れ放題で石造りの道以外は目も当てられない。ちなみに・・・屋敷の一部は所々崩れていて完全に埋まっているだろうなと思われる部屋もちらほら見える。
ーーーーーーーーーー

マツブサ「廃墟って言ってたから予想はついてたけどな・・・これ、下手な戦闘すると生き埋めとか普通になりそうで恐ぇ。」

ゴールド「ここまで来ていやなこと言うなよ〜。行きたくなくなるじゃん!」

グリーン「流石にそこまでは・・・と言えない所も嫌だな。とりあえず、まずは門が開いているかどうかを確かめるぞ。」

パール「へい!門には鍵がありますが、完全に錆びてぶっ壊れてます。普通に入れますね。」

ブラック「これ・・敵が誘ってますかね?」

マツブサ「どっちにしろ突入するしいいだろ。んじゃ、ロールしながら突入。」

ここからはまた次回 寝ます

5人パート 敵の本拠地突入 ( No.131 )
日時: 2016/12/18 12:53
名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)

敵の本拠地突入します
ーーーーーーーーーー

黒樹「ここが・・・幽霊屋敷かぁ。噂では聞いてたけど、実際に来るのは初めてだな。」

ゴールド・S「思ったより雰囲気あるわね・・・。クラスの馬鹿男子共が肝試しに選ぶ気持ちわかる気がするわ。」

イエロー・S「門は・・開いているようですね。敵の誘いかもしれません・・・。他の入り口を探してみますか?」

疾風「いや、何処から入っても同じだろう。侵入が簡単なことは幸いとして、地図を確認して堂々と行ってやろうではないか。」

マツブサ・S「だな!それじゃ、まずは地図だ。黒樹、柊の奴に書いてもらったの見せてくんね?」

黒樹「はい!これです。」

黒樹は地図を出してペンライトで照らしながら全員に見せた。
ーーーーーーーーーー

パール「中身はこちらです。」ピラリ(地図製作の画力が欲しい)

ゴールド「オーナーの書いた地図、相変わらず下手だなぁ・・。」

パール「例のごとく説明しますんで・・。地図の黒に塗りつぶされている所は瓦礫が崩れていて通れません。青色に塗られている所は柊でも詳細が分からない場所です。」

ゴールド「左下の地下への入り口はいけないから、右下の食堂にある暖炉から入るしかないと。」

マツブサ「そういうことだろうな。まぁ、ここまで来て調べるものもねぇし、まっすぐ食堂行っちまっていいんじゃねぇか?」

グリーン「その方がいい、余計なトラブルは避けたいからな。中に入るぞ。」

パール「はーい・・・それでは。」
ーーーーーーーーーー
5人は古びた門をくぐり、屋敷の中へと足を踏み入れた。

幽霊屋敷内

屋敷の中に入ると、大きなエントランスが全員を出迎えた。ここは全体的にあまり崩れていないようだ。真ん中には階段があり、サイドには入り口がある。窓はあるのだが外が暗くなってきているため、中は薄暗く不気味な雰囲気に包まれている。
ーーーーーーーーーー
イエロー「まさに敵地という感じですね・・・まずは聞き耳をしてみましょうか。」

パール「はーい、ではダイスどうぞ。」

聞き耳 黒樹   25%→87 ×
    ゴールド 55%→47 ○
    イエロー 65%→29 ○
    疾風   65%→37 ○
    マツブサ 25%→45 ×

ゴールド「初期値以外は成功だな。いい感じだぜ!」

グリーン「むしろこれが当たり前だ。今までがおかしかったんだ、今までが・・・。」

ホワイト「この先どうなるかわからないのが正直なところですが。」

ゴールド「だからフラグ立てないで!」

パール「まぁ、そこは神のみぞ知るところですな。処理の後、ロールお願いします。」
ーーーーーーーーーー
中に入って耳を済ませた5人・・黒樹とマツブサには特に気になる音は聞こえなかった。一方、ゴールド、イエロー、疾風の3人は真ん中辺りの天井で何かがギギィと音を立てているのを聞いた。

マツブサ・S「んー・・・何もねぇな。何かいる気配あるか?」

イエロー・S「天井の方で何かが揺れている音がします。暗くてよくは見えませんが・・・シャンデリアか何かがあるのでは?」

疾風「そうだとしたら、このまま正面に行くと落下してきたとき危険ですな。真ん中は避けて通りましょう。」

ゴールド・S「地図だと、食堂は右側でしょ?ふちを通っていきましょ?」

黒樹「OK!わかった。」

5人は真ん中を通らず壁を伝っていく感じで暖炉がある食堂の入り口に通じる廊下へと入った。同時に・・・背後ですさまじい音ともに何かが落ちた音を聞いた。

ドンガラガッシャーン!!!

黒樹「うわ!な、なんだ!?」

マツブサ・S「エントランスの方からだ・・。こりゃイエローと疾風の予想が当たったか。マジ助かったぜ・・・。」

ゴールド・S「これって敵の罠かしら?だとしたらいい度胸ね・・・殺す気満々ってことじゃない。」

疾風「こんな姑息な手を使ってくるとは・・・いけ好かない連中だな。会ったら嬲り殺しにしてやる・・・。」

黒樹「これからも何か来るかもしれないな・・・油断せずに行こう!」

ゴールド・S「お兄ちゃんお兄ちゃん!それキャラ違うわよ?テイクツーテイクツー!」

イエロー・S「それ・・・必要なんですか?」

マツブサ・S「あーもー!敵地まで来て馬鹿やらかそうとすんな!!とっとと行くぞ!」

そんなこんなで、一同は何事もなく食堂に来ることができた。
ーーーーーーーーーー

ゴールド「初っ端からこれかよ!聞き耳しなかったら下手すりゃ死んでんじゃん!」

パール「夜の敵地ですぜ?これくらいはあって当然でございますよ。」

ブラック「これ夜に来たの失敗だったかもしれませんね。この先も何を起こしてくるかわからないよ・・・。」

マツブサ「まぁ、その辺はもう今更だろ。目星や聞き耳をしっかりやって、慎重に進んでいこうぜ。」

パール「そうしてくださいな。では、食堂場面チェーンジ!」
ーーーーーーーーーー
食堂

廊下から食堂に入った5人。そこには汚い壁や窓、そして大きなテーブルと椅子がある。しかし部屋は暗くなかった・・・何故なら、その部屋にある暖炉と机の燭台が部屋を淡く照らしているからだ。

ゴールド・S「ちょっとー!なんで誰もいないはずの廃墟の暖炉がついてんのよー!」

疾風「そんなもの連中が付けたからに決まっているだろう。まったく・・こいつら隠れる気あるのか?」

マツブサ・S「見つかっても問題ねぇ自身の表れじゃねぇの?とにかく・・・さっきのエントランスのこともあるし周りはきっちり警戒しようぜ?
ーーーーーーーーーー

マツブサ「KP、さっきの3人は聞き耳で初期値の俺と黒樹は目星頼む。」

パール「あ、すみません。ここは警戒する前に全員で幸運です。」

ゴールド「ぎゃああぁああもうキタァア!!」

幸運 黒樹   50%→71 ×
   ゴールド 60%→73 ×
   イエロー 55%→15 ○
   疾風   30%→20 ○
   マツブサ 85%→57 ○

ブラック「あ・・・」

ゴールド「おひゃあぁあああああ!!俺と先輩がアウトおおぉぉ!!」

パール「そしてまた一番低数値が成功しているという・・・。おたく本当は不運じゃねーだろ!」

グリーン「知らん!それよち一体何が起きるんだ!?」
ーーーーーーーーーー
5人は食堂に入ってあらかた構造と物を確認した。そして周りを警戒しようとしたのだが・・・それと全く同時だった・・突然、目の前の椅子が宙を舞い、5人に向かって飛んできた!!位置的にイエロー、疾風、マツブサは当たらない場所にいたのだが・・・黒樹とゴールドにはモロ目の前に迫ってくる。

黒樹「う、うわああぁぁあ!!」

ゴールド・S「おぎょわあああぁあ!!」

イエロー・S「ぁあ!!ゴールド!黒樹さん!!」

疾風「お前ら!こちら側に躱せ!!」

黒樹「はい!!」

回避 黒樹 72%→53 ○
   ゴールド 75%→27 ○

サッ ドゴーン!

2人は目の前に来た椅子に反応して素早く疾風の言った方へ跳んで逃げた。椅子は勢いよく二人がいた場所に突き刺さる・2人に怪我はなかったものの・・・いきなり椅子が勝手に浮いて襲ってくるというあり得ない体験に5人は戦慄した。
ーーーーーーーーーー

パール「・・・というわけで、久しぶりのSANチェック〜。」

ダイヤ「成功で1、失敗で1D5の喪失になります〜。」

ゴールド「シャンデリアの時はなかったのにここではありなのかよ!」

パール「シャンデリアは実際に見てませんし、揺れていたから偶然落ちたで済みますが・・・こっちは明らかに浮いてますんで。」

マツブサ「間髪入れずに来やがるわ・・・まぁ、敵地でこれがねぇはずもねぇし、ダイス振るぜ!」

SAN値 黒樹   45→29 ○ 45→44
   ゴールド 35→32 ○ 35→34
   イエロー 52→77 × 1D5→1 52→51
   疾風   26→23 ○ 26→25
   マツブサ 78→27 ○ 78→77

パール「あーもー!SANチェックはクトゥルフの楽しみに一つなのに相変わらず全然減らねぇい!!」

ブラック「そういえば・・・グリーンさんは20台ですね・・・。今後どんどん厳しくなりそうです。」

グリーン「持ってくれることを望む・・・。」

パール「(いや、そもそも初期値30でここまで来て20台のままってこと自体が奇跡なんですけど・・・。)」

イエロー「(グリーンさんは絶対持ちそうな気がします・・・。)」

マツブサ「まぁ、まずはここの被害は最小限ってことで喜んでおこうぜ?続き行くぞ。」

続きは昼飯後の予定 久々のSANチェックで焦りましたwwww

5人パート 本拠地探索 地下へ ( No.132 )
日時: 2017/04/24 01:40
名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)

地下へ参ります 
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5人はその摩訶不思議で恐ろしい体験を目にしたものの、今までのこともあってそんなに恐怖することはなかった。

ゴールド・S「うほ〜・・ビビったわぁ・・・。入った瞬間に椅子が飛んでくるとか何なのよ。」

イエロー・S「お二人とも!けがはありませんか!?」

黒樹「うん、ギリギリだけど避けられたよ。これ当たってたら死んでたかなぁ・・・。」

疾風「壁にめり込むほどだから相当の勢いで飛んできたのは間違いないな。まったく・・・どうなっているのだこの屋敷は!」

マツブサ・S「もしかしたら、この屋敷全体がすでにおかしくなっちまってんのかもな。こりゃ寄り道しなくて正解だったわ。」

イエロー・S「そうですね。では、椅子に気を配りつつ暖炉の方に行きましょうか。」

5人は椅子の方に警戒しながら、目的の暖炉の方にやってくる。暖炉はまだ淡く火を焚いている状態だ。暖炉はかなりの大きさだ。が、誰かが最近動かしたようで、右側に擦ったような跡がある。

マツブサ・S「ここが柊の野郎が言ってた暖炉だな・・・この様子だと右にずらすのか?」

疾風「主人、ここは俺がやります。お前たちも離れていろ。」

疾風はそう言いながら、暖炉の左側に行って暖炉を思いきり押した。
ゴゴゴゴゴゴゴ

すると、動いた暖炉の後ろから入口が現れ、下に向かう螺旋階段が現れた。階段の燭台はついている状態なので奥の方もかなり明るい。奥は深いが・・・音もよく聞こえていた。

イエロー・S「ここも燭台に火が・・・確か柊先生も燭台があると言っていましたね。」

マツブサ・S「となると、柊がいたときもついてたってことか。音も聞こえるし、今の所は誰かがいることもなさそうだな。」

疾風「それでも先程のようなことがあるかもしれません。俺が先に参りましょう。」

黒樹「俺は後ろを固めます。ゆっくり降りて行きましょう。」

5人はその通りに、警戒しながらゆっくりと螺旋階段を降りて行く。階段は丈夫な造りなので足音が響く程度だ。そうして最奥に辿り着いた5人・・・最下層に来た5人は階段の奥に古臭い木でできた扉を見つけた。
ーーーーーーーーーー

パール「扉の前ですが・・・何かしますか?」

イエロー「聞き耳をします。木扉なら何か聞こえると思いますので。」

パール「では、聞き耳ダイスGO〜!」

聞き耳 黒樹   25%→11 ○
    ゴールド 55%→84 ×
    イエロー 65%→56 ○
    疾風   65%→07 ○ スペシャル
    マツブサ 25%→89 ×

パール「初っ端からこれかい・・。イケメンいい加減にしてください。」

ゴールド「スペシャルもクリティカルも低数値成功もどんだけ出すんすか・・・。」

グリーン「だから俺に言われても知るか!ダイスに聞けダイスに!!」

ブラック「この後確実に戦闘ですよね?ここで運使いきったら後半まずくないですか?」

マツブサ「そう思っちまう気持ちはわかるが、不吉なフラグは自重しようぜ・・・。グリーンの戦闘失敗はシャレにならねぇ・・・。」

イエロー「まぁまぁ・・・。それで、成果の方はどうですか?」
ーーーーーーーーーー
5人は柊の話を聞いたこともあって、扉の向こうに何かいないか警戒し耳を澄まして音を聞いた。結果、ゴールドとマツブサは何も聞こえず、黒樹とイエローは風の音だけを聞くことができた。その一瞬・・・疾風はその風の音の中にキーンという微かな音を聞いた。その音は規則正しく奥から聞こえてくる。

黒樹「風の音しか聞こえませんね・・・。一応、誰かがいる様子はなさそうですけど・・・。」

イエロー・S「しかし、地下で風というのは不自然ではありませんか?どこかに通路でもあるのでしょうか・・・。」

疾風「・・・お前たち、その情報は鵜のみにしない方がいいかもしれんぞ?・・・風に交じって変な音がする。」

マツブサ・S「変な音?どんな音だ?」

疾風「・・・『キーン』という少し高い音ですな。規則正しく鳴っています。本当に聞き取りづらいですが・・・。」

ゴールド・S「もしかして、その音があの柊を狂わせたのかしら?・・・一体何がいるのかしら。」

マツブサ・S「ん〜・・・気になるが、行かねぇ選択肢はねぇし、開けて見ねぇと何とも言えねぇな。そっと開けて中に入るぜ。警戒は怠るな。」
ーーーーーーーーーー

マツブサ「つーわけで、扉開けて全員一緒に中に入るぜ。」

パール「うい!」

ーーーーーーーーーー
5人は疾風の言葉を念頭に警戒しつつ、マツブサが開けた扉の奥に同時に足を踏み入れた。同時に、5人の視界が一斉に歪み、一瞬だけ真っ暗になった。


しかし、それはすぐに正常に戻った。目を開けると・・・そこは広い部屋の真ん中だった。部屋自体は真っ暗で何も見えない状態だが、正面にある扉だけは燭台の炎によって照らされて淡く見えている。いつの間にか明かりを落として無くしてしまった5人だが、その目の前の扉の明かりのおかげで互いの無事を確認することができた。それを確かめた後・・・5人は気づいてしまった。先ほど入ってきた場所・・・自分たちの後ろにあるはずの扉がないことに。扉は一体どこに消えたのか・・・この部屋は一体どこなのか・・?戻れない事実と不思議な体験に5人は混乱した。
ーーーーーーーーーー

パール「では、二度目のSANチェックです!」

ダイヤ「成功で0、失敗で1D3の喪失になります〜。」

ブラック「椅子よりは・・・少ないんですね。」

パール「身の危険があったわけじゃないですからね。その分弱いってことです。でも、失敗したら減りますんで!」

イエロー「この先のことを考えると・・成功したいです!行きます!」

SAN値 黒樹   45→46 × 1D3→3 45→42
   ゴールド 35→64 × 1D3→1 35→34
   イエロー 52→80 × 1D3→2 52→50
   疾風   26→15 ○ 変動なし
   マツブサ 78→16 ○ 変動なし

パール「もうやだ・・この大人たち・・。」

グリーン「減ることを覚悟していたから少し安心した・・。ブラックが最大値を持ってかれたか・・。」

ブラック「うぅぅ・・・また不定の狂気ギリギリとか嫌だなぁ・・・。」

マツブサ「まーここまで来たら女神に祈れ。KP、処理頼むぜ。」
ーーーーーーーーーー
この不可思議な体験に疾風とマツブサは一瞬驚いたものの警戒心が勝ったためすぐに冷静になった。ゴールドも一瞬ヒヤッとした程度だったが、黒樹とイエローは混乱する頭を整理するのに少し時間がかかってしまった。

黒樹「え!?何だ?今の・・・景色が歪んで真っ暗で・・・・突然移動した!?」

イエロー・S「う、後ろの扉も消えています!これは一体・・・!?」

マツブサ・S「うろたえるな!人外の連中のやることなんだ・・・このくらい想定内のことだろうが!」

疾風「ここにいる連中の起こしたことならば、奴らを倒せば済むことだ。そう慌てることではない・・・。」

ゴールド・S「そ、そうよね・・。とりあえず、正面にある扉に行ってみましょ?それ以外は真っ暗で行くのも危険そうだし・・・。」

そんな会話をしながら、5人は燭台の炎で唯一見えている正面の扉へと歩いていく。
ーーーーーーーーーー

パール「はい!ここで目星お願いします!」

ゴールド「またかあぁあ!!ラッシュにもほどがあんだろおおぉぉお!!」

グリーン「なんというか・・・今までなかった分を一気に発散している気がする。強制ならやるしかない、行くぞ!」

目星 黒樹   64%→32 ○
   ゴールド 25%→43 ×
   イエロー 90%→86 ○
   マツブサ 60%→51 ○
   疾風   40%→26 ○

ゴールド「俺以外皆成功だな・・・。この成功って結構ヤバいんじゃないか?」

パール「まぁ、それなりにまずいっすね。では、処理行きます!」

処理は次回に回します 今までのより超冒涜です


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