二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ポケ×イナ×エヴァ カオスな(非)日常 クトゥルフ第二章開幕
- 日時: 2017/05/03 20:24
- 名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)
どうも、3回生になったゴリラ作者の竜です。
最近この小説にも日常系の小説が多くなってきましたので思いきって作ってみました。
そして僕のお気に入りの作品でやってみました。
注意書き
・日常系ですが学生なので不定期更新です。
・カオス間違い無いです。
・稚拙な文なので温かい目で
・リクエストは広い心で受け止めて実施出来る物は実施します
・お気に入りのキャラがカオスになるかもしれませんのでご注意下さい。
・住人は図鑑所有者だけではありません。
・悪役も登場します。
・登場キャラはカロスまでです。
・小説の感想・コラボなどの申請はいつまでも大歓迎です。ただし誹謗中傷などは書かないで下さい。
・イナズマイレブンは今のところGO陣営のみです。
・エヴァ組はチルドレンのみの登場です。今のところは
・マイナー組もいます。
カオスになるか分かりませんが頑張って書きます!!
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- Re: ポケ×イナ カオスな(非)日常 クトゥルフ進行中 ( No.43 )
- 日時: 2016/09/18 15:18
- 名前: ゆっくり2 (ID: nEqByxTs)
どうも。ゆっくり2さんです。
見させてもらいましたが面白いですね!
キャラをちゃんと皆さん演じていますし。
シナリオのつながりもちゃんとありますから分かりやすいです!
それでは、互いに投稿を頑張りましょう!
- コメント返信 ( No.44 )
- 日時: 2016/09/18 16:19
- 名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)
ゆっくり2様
コメントありがとうございます!
キャラはその人の特徴に合わせてます。まあキャラ崩壊はしてますけどねwwwwww
お互いに頑張りましょう!
- 2人パート 署内会話 ( No.45 )
- 日時: 2016/09/18 17:01
- 名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)
続き
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マツブサ・S「・・・おい、マジで知らねぇのか?」
青桐「初耳です。その被験者の名前は?処刑が行われた場所などは?」
マツブサ・S「名前はわからねぇよ。被験者の詳しいプライバシーにかかわることが研究論文に乗ってるわけねぇだろ。」
疾風「同じ理由で場所なども全く・・・ただ、小児殺害はアイルランド人かフランス人、朱毛男性殺害は日本人2名が行っていたそうです。複数人が考えられます。」
マツブサ・S「処刑隠蔽されたのは日本人二人の方だ。世間では自殺と報道されたらしいぜ?調べれば出てくるんじゃね?」
雅「そ、そうか・・・。しかし、それが今回の誘拐と何の関係が?」
青桐「そういえば・・・その人たちは処刑されているのですよね?だったら犯人ではないのでは?」
マツブサ・S「誰がこいつらが犯人っつった?このスカタン。俺が言いてぇのは、こいつらが珍しい症状を保持してたってことだよ。論文には『男児・女児依存症』と『父親・母親依存症』ってそれぞれ一つずつ命名されてたけど・・・この論文以外に同じケースはなかった。こんなもんこじらせそうな奴なんて世界中探してもそういねぇんじゃねぇか?今回の犯人はこじらせてるくせぇけどな。」
疾風「病院などでその手の患者がいなかったかどうか・・・その辺を調べれば何か出てくるのでは?」
雅「病院か・・・確かに、そのような珍しい症状ならば通院記録があってもおかしくなさそうだな。その辺も視野に入れてみよう。」
マツブサ・S「あと、突拍子もない推測になるが・・・この処刑された連中が、実は処刑されず生存されたままってのもありかもな。」
青桐「処刑事実の隠蔽が処刑していないことを隠すため・・・十分あり得ることですね。そうなると警察関係者も胡散臭いですね・・・ちょっと探らせてもらいますか。」
雅「あまり手荒にするなよ?お前の担当事件は面倒なんだ。私に余計な手間をかけさせるな。」
青桐「わかっていますよ。それで、情報はそれだけですか?」
マツブサ・S「これだけでもありがたいと思えっての。面倒だったんだぜ?コレ調べるの。」
疾風「まぁ、論文が長すぎて私たちも斜め読み程度しかしていませんので・・・気になるならばお確かめになってみては?」
青桐「そうですね・・・では、私は明日にでもその論文とやらを調べさせていただきましょうか。」
雅「ふむ・・・事件と関係あるかはともかく、不正を暴くことはできそうだな。情報の提供、感謝する。」
マツブサ・S「お役に立てて何よりで。んじゃ、暗くなってきたし帰るわ。」
雅「では、送り迎えに警官を一人つけよう。あなたの特徴を考えるとよ道は危険だ。」
マツブサ・S「あぁ、いらねぇわ。こっちにはそんじょそこらのSPより頼りになるのがいるからな・・なぁ?」
疾風「もったいないお言葉です。」
雅「そうか・・・では道中、お気をつけて。」
青桐「誘拐されたら連絡くださいね?」
マツブサ・S「お前がされろ海坊主!!」
そんな会話をしてから、マツブサと疾風は警察署を後にし、自宅へと向かった。
ーーーーーーーーーー
マツブサ「ふー・・・とりあえず一つは終わったな。」
アオギリ「情報収集という割にはあまり突っ込んで聞いてきませんでしたね。論文の内容も全部開示しなかったでしょう。」
マツブサ「こんな怪しさ満点の警察署で突っ込んで聞けるか!!」
グリーン「青桐は隠し事、雅は怪しいと思われる棗の姉、警察署内で処刑事実の隠蔽・・・何処に何が潜んでいるか分かったものじゃないな。」
マツブサ「まったくだぜ・・・イニシャルの詳細については、また別のところで調べるしかねぇな。」
グリーン「あぁ・・・とりあえずここで分かったのは、現場から何も出ないこと、その現場が目撃証言をもとに算出されていることか。」
マツブサ「それと、誘拐場所がバラバラってところな。最初の複数犯人説は限りなく濃厚になったわけだ。その辺も含めて纏めようぜ。あとKP、帰り道で疾風にだけ青桐の心理学結果伝えるわ。そうすりゃ、疾風も青桐を警戒できるはずだ。主人の言うことだし、信頼のダイスはいらねぇよな?」
パール「うぃす!それじゃ、帰りにそのことを伝えたってことにしときます。・・・で、合流ですね。」
ラクツ「ふぅ・・・ようやく終わりか。少し出ただけでも疲れるな。よくPLなどやれるものだな。」
マツブサ「安心しろ。お前らはまたどっかで巻き込ませてもらうんだぜ!!」
アオギリ「もうあきらめたんで・・勝手にしてください。」
ラクツ「・・・・ほどほどにしてくれ。」
パール「ではでは!いったん休憩という名のトイレタイム+レポートタイムに入りまーす!」
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たぶん今日はここまで。そしてまたダイスあらぶり。ラクツが女体化しました 笑
それではまた
- 5人パート マツブサの家の中 ( No.46 )
- 日時: 2016/09/20 18:53
- 名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)
そろそろ二日目に突入します。二日目までくっそなげぇわ・・・。流石クトゥルフ。
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パール「ふぃー・・・。」
マツブサ「なんでお前が疲れてんだよ・・。」
パール「いや・・・オーナーのためにちょっと奔走してたから・・資料など。」
グリーン「一人でやれよオーナーも・・・。」
パール「まぁ回復はしてるんでセッション行きますよ!昼飯も食べたことだし!全員マツブサの家で合流したところですが・・・。」
ダイヤ「リアルは別として、PLに開示する情報の内容と宣言してもらっていいですか〜?」
ゴールド「俺らの方は隠すことなんてねぇよな?」
イエロー「はい、僕たちが経験したことはすべて話しておくことにしましょう。」
マツブサ「俺らの方は・・・青桐の心理学結果と棗の怪しさについてと雅の名前の3つを伏せさせてもらうわ。」
ブラック「え?どうしてですか?」
グリーン「この3人は今のところ、お前たちと実際に接触してないからな。初対面から警戒させないために言わない。」
マツブサ「初対面からいきなり警戒したらおかしいだろ?ナツメやアオギリの不振点についてはあってから話すことにしてぇ。」
イエロー「確かに・・・本当に怪しいと仮定した場合、出会った当初から警戒して変に悟られたら厄介ですね。」
マツブサ「そゆこと。雅の名前については棗の名前を知った時にポロッと反応・・・ってことを避けるために言わねぇ。」
ブラック「なるほど・・・知ってることを隠すとなると心理学で読み取られることもあるかもしれませんね!」
ゴールド「あぁ!そっち防止のためか!相変わらず考えてんなぁ、大人組!」
マツブサ「てめぇはもう少し頭働かせてくんね?・・・つーわけで、俺らが話すのは警察が突き止めてるところだけだ。」
パール「ういうい了解!では、その辺を全部説明したところから始めましょうか!」
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色々あったにもかかわらず5人は何事もなくマツブサの屋敷に集合することができた。しかし、色々あったせいで合流が遅くなり情報交換や夕食などを済ませたころには夜の21時になっていた。
寝室
ゴールド・S「『いろいろあったの』ってことがあったわ。あの片目ツンツン頭・・・次会ったらただじゃおかないんだから!!」
疾風「こちらは『一部だけ話した』という感じだ。まぁ、警察はこちらの推察通りほとんど何もつかめていないらしい。」
黒樹「ゴールドを連れ去ろうとしたそのツンツン頭の人・・誘拐犯の可能性があるよな?頭以外の特徴はなかったのか?性別とか。」
ーーーーーーーーーー
イエロー「そういえば・・・白竜のキャラだけ性別描写がありませんでしたね・・・。何か意味が?」
パール「ふむ、気付きましたか。性別については見ただけは女性か男性かわからなかった。」
ゴールド「なるほど・・・それで性別描写がなかったのか。了解なんだぜ。」
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イエロー「性別ですか・・・頭を除く見かけから考えるとどちらでもあり得ますね。」
ゴールド・S「うぅん・・戦ってたけど、全部受け流されたりかわされたから、どっちかはわからなかったかな。」
マツブサ・S「ま、言動から考えて警戒すべきだろ。そんなでかい怪我してるんならあっただけでわかるだろうしな。ただ・・・そのツンツン頭が今回の誘拐事件の誘拐犯ってのは絶対ねぇから訂正しておくぜ?」
黒樹「え・・・違うんですか?」
疾風「そいつは姿も見えているうえにゴールドの誘拐にしくじっている。俺たちが聞いた犯人は目撃情報どころか足跡すら残さない。特徴と全く当てはまらないだろう?」
黒樹「た、確かにそうですね・・・じゃあ、そのツンツン頭は誘拐事件とは別件で何かしようとしてる人ってことですか?」
マツブサ・S「だろーな。俺らが警戒すべき敵は世間を騒がせてる誘拐犯だけじゃなさそうだな。」
ゴールド・S「やだー!めんどくさーい!」
疾風「面倒でも存在するのだからあきらめろ。」
黒樹「どうしてみんな、自分より弱いものを傷つけるんだろう・・本当に許せない!」
イエロー・S「全くもってその通りです。必ず、しかるべき報いを受けてもらいましょう。」
マツブサ・S「勢いづくの良いが、行動は慎重にな?それで・・・さっき話に出てきたもう二人の高校生のことなんだが・・・そいつは携帯電話しか所持していないのに『下校途中』だと言った・・・間違いねぇんだな?」
イエロー・S「はい。僕は先ほど話した予想通り、怪しいのではないかと考えているのですが・・先生と疾風さんはどう考えますか?」
疾風「下校中と言いながらかばんを持たない高校生たち・・か。俺はお前の言う通り怪しいと考えている。かばんを持たずに下校など不自然だ。もし何か理由があったとしても、通行人に嘘を吐いたのには何か理由があるはず。」
マツブサ・S「なにより、誰もいない住宅街でそいつらだけが助けに来たってのは妙だ・・・次会った時は警戒したほうがいいと思うぜ?」
イエロー・S「やはりそうですか。では、あの高校生たちの特徴も全員にお伝えしておきますね。」
黒樹「お願いするよ!」
ゴールド・S「それじゃ、今日はもう寝ましょ!中学生も就寝の時間でーす!」
マツブサ・S「今どきの中学生ってそんなにはぇえか・・見た目小学生なのに・・・ふっしぎ〜。」
ゴールド・S「失礼な!この美少女ロリッこな私を捕まえて中学生に見えないとはこれいかに!?」
イエロー・S「中学生は普通・・・大人に容赦なくマーシャルアーツキックをかましたりしないのではないですか?」
ゴールド・S「・・・それでも、私は中学生。それが現実であり真実なのよ!」
疾風「俺は今、世の中の真実を信じたくない・・・心底。」
黒樹「ま、まぁまぁ・・・遅いのは確かだし、明日の方針を決めたら寝ることにしませんか?」
イエロー・S「そうですね。明日は今日いけなかった高遠家に行くことになるんですか?」
疾風「しかし、高遠の者とはだれも面識がない。俺たちは警察関係者でもないし、そう簡単には調べさせてもらえんだろう。」
マツブサ・S「そうなんだよなぁ・・・唯一の接点はゴールドが同じ中学校で同じクラスってことだが・・・。」
黒樹「仲は良くなかったって言うし・・どうやって話を聞いたらいいんだろう。」
ゴールド・S「それなんだけど・・・私にいい考えがある!」
イエロー・S「え?本当ですか?」
マツブサ・S「とてつもなく嫌な予感しかしねぇんだが・・・今日話したみたいな突拍子もねぇもんじゃねぇだろうな?」
ゴールド・S「大丈夫よ!今回は力ではなく口八丁で行くつもりだから!」
疾風「・・・不安はあるが、今のところ足掛かりになりそうなのはお前だけだからな。・・・無茶はするなよ?」
ゴールド・S「えぇ!まっかせなさい!」
マツブサ・S「切実に頼むぜ?んじゃ、順番に風呂入って寝るとするか。」
疾風「部屋は大事を考えて全員一緒の部屋だ。ここは客用で高価なものもおいていない。騒いでもいいが・・・過剰な粗相はするなよ?」
ゴールド・S「うわーい!大勢でお泊りとか・・・修学旅行みたいな体験ね!まっくら投げ〜!!」
イエロー・S「何故早速粗相をしでかそうとしているのですか!?宣言通りすぐに就寝しなさい!!」
ゴールド・S「はーい!」
マツブサ・S「相変わらず反省の色がねぇ・・マジでいい度胸してるわ、こいつ。・・・・・というわけだ疾風。その辺にあるクッションもってこい!」
疾風「了解。」
イエロー・S「先生!?疾風さんまで・・なんでやる気なんですか!?」
黒樹「え?やる感じなのか?えーとじゃあ・・・えい!!」
投擲 黒樹 25%→74% ×
黒樹のだれを狙ったかわからない枕は手をすっぽ抜けて華麗に宙を飛び・・・無防備なイエローの顔面に直撃した。
ゴスっ
イエロー・S「わぷっ!!」
バタリ
黒樹「あ・・・」
マツブサ・S「あ。」
疾風「あ。」
ゴールド・S「おぉ!ナイスコントロールお兄ちゃん!」
イエロー・S「・・・・ふっ。」
ゴールド・S「・・・んえ?」
イエロー・S「ふふふ・・・皆さん仕方ないですねぇ・・。そんなにやりたいのならお望み通り枕で沈めて差し上げましょう!強制就寝です!!」
マツブサ・S「や、ヤベ・・!全員撤退ー!」
疾風「主はお先に!後ろは俺がお守りします!!」
黒樹「あわわわ!ごめん!イエロー!」
ゴールド・S「にゃああああああああごめんなさーーーい!!」
怒りのイエローに恐れをなした4人はなだれるように廊下を出てイエローから逃げ出した。その後、数時間の鬼ごっこの末、5人は風呂に入って就寝した。
ーーーーーーーーーー
パール「・・って、流れるように処理しちゃったけどなんなのこれ!!」
マツブサ「その場の勢いとノリにきまってんだろ。」
グリーン「この俺が・・・つられただと?」
ゴールド「これぞゴールドクオリティ!ギャグに走れば巻き込まれずにはいられない!!」
イエロー「よ、よくわかんなかったですが・・・威力は絶大でした・・。」
最後の何だこれwwwwww 続く
- 5人パート マツブサの家の中 深夜行動 ( No.47 )
- 日時: 2016/09/23 01:50
- 名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)
日が開きましたが続きです。
ーーーーーーーーーー
ブラック「無意識に乗せられました・・・なんだかすごい気がします・・。」
マツブサ「のっといてなんだが・・・こいつ・・このままのさぼらせるとセルフ発狂しそうで嫌なんだけど・・・。」
グリーン「あの戦闘力でか?・・・冗談抜きでシャレにならんからやめてくれ・・・。」
パール「(ほ、本格的にペース持ってかれた・・・いっそう心してかからないと・・・!)では、そのまま朝を待ちますか?」
グリーン「いや、俺は寝たふりをする。全員が寝静まったら・・・棗の部屋に向かう。今日の話で怪しいと分かっているからな。主人のためを思うPLなら、早々に行動を起こしてもおかしくないんじゃないか?」
ブラック「さすが迅速な行動ですね・・・。」
イエロー「でも、もしこの行動がバレて警戒されたら危険なのでは?」
マツブサ「警戒したなら、そいつにやましいことがあるってことは確定できるぜ?情報自体は手に入るだろ。」
グリーン「それに、失敗したなら失敗したで、別方向からアプローチすればいいだけだ。苦労は覚悟の上だからな。」
ゴールド「あぁ〜!そういう考え方もあるのか!」
ブラック「こういう冷静な姿勢はポケモンバトルでも重要ですからね!見習わないと!!」
パール「(うわぁ・・・まさかこの場面をやることになるなんてなぁ・・普通はみんなスルーするのに!!気を付けて進行しないと!)ふむ・・・じゃあ、グリーンさんは棗の部屋へ行くってことですね。他の皆さんはどうしますか?」
マツブサ「その前に明日は平日か?」
パール「平日ですな。イエロー、黒樹は授業あり。ゴールドも学校あり、マツブサは講義、疾風はいつも通り執務かな。」
ブラック「全員何かあるんですね・・・どうします?」
マツブサ「全員休むにきまってんだろ。俺は大学に電話して講義を休講。イエローは俺の呼び出し・・・最初と同じ理由だ。ゴールドも同じ理由でイエローが中学校に連絡。黒樹は一回目だしさぼっとけ。疾風は俺が付き添いを命じて執務免除だ。連絡はすべて朝早くに行う。起床は全員7時に統一し、起きたと同時に連絡する旨を伝える・・以上。」
パール「どうしてそうポンポンと方針決めてくるかな・・・ハメる隙が全然見当たらないんですけど。」
グリーン「・・・・お前の性格も大概だと思う。」
パール「その辺がKPの醍醐味なんで!連絡に関しては了解しました。後は何かあります?」
マツブサ「ほかはねぇかな。グリーンに任せて寝るわ。」
ゴールド「中学生は欲望のままに生きるんだぜ!というわけで寝る!」
ブラック「俺も寝るしか思い浮かびませんね・・。」
イエロー「僕も同じく・・・申し訳ないです・・。」
パール「了解!それじゃ、疾風さんだけいきまーす!!」
ーーーーーーーーーー
棗の部屋の前
全員が寝静まった夜中の1時ごろ・・・疾風は暗い廊下を歩き、棗の部屋に向かっていた。現在、疾風は棗の部屋の扉から少し距離を取った場所まで来ている。扉からは少し明かりが漏れている。
ーーーーーーーーーー
グリーン「まだ起きているか・・・できれば奴に気付かれずに中の様子を確認したいが・・。」
パール「それなら『忍び歩き』で近づいて『隠れる』をし、さらに『聞き耳』と『目星』で成功する必要がありますね。」
グリーン「『忍び歩き』と『隠れる』が初期値だが・・・まぁ、失敗したら失敗したで何とかするか。振るぞ。」
パール「まぁ、初心者ですし失敗してもある程度は譲歩しますよ。・・・ある程度は。」
グリーン「(何だこの静かな死刑宣告は・・・)4ついっぺんに振るぞ。」
忍び歩き+隠れる+聞き耳+目星
グリーン 忍 25%→17 ○
隠 25%→22 ○
聞 65%→54 ○
目 40%→66 ×
パール「女神がリアルに空気読んどる・・・。初期値全部成功ってどういうことなの!?」
ダイヤ「実は一番女神さまに愛されてますよね〜。グリーンさんて。」
グリーン「目星は失敗だがこの成果はまあ上出来だな。結果はどうなる?」
ーーーーーーーーーー
疾風は足音を立てずに扉までたどり着き、棗の見えない場所に身をしのばせることに成功した。隠れる位置の関係で棗の表情は見えなかったが、声だけはしっかり聴くことができた。どうやら誰かと電話しているようだ。聞こえるのは棗の声だけだが内容はこんな感じだ。
棗「えぇ・・・中学生の女の子が。マツブサ様の研究協力で・・・身内と一緒に来てるわ。見た目は普通の女の子だったわ。けど、容姿がいいから見ればすぐ・・・・・」
疾風「(電話・・しているのか?誰かはわからんが、会話の内容は聞こえるな。中学生の女の子・・・というのはゴールドしか当てはまらんな。誰かにゴールドのことを話しているのか?)」
棗「え?そうなの?そう・・・なら、顔見ればわかるわね・・。・・・・・それは難しいと思うわ。あの子、マツブサ様と行動してるし、私じゃ執事長にはかなわないもの。他にも大学生が二人ついてるし・・・彼ら全員退けるのは私にはとても・・・。え?・・・・あ、ご、ごめんなさい。けど・・・・・・・・えぇ、わかったわ。・・・そうね、了解よ。こっちでわかる範囲で連絡するわ。そちらも・・・無理だけはしないでね。それじゃあ・・・・・」
棗はそう言って電話を切り、疲れを吐き出すように溜息を吐いた。
疾風「(ふん・・・聞く限り、不穏な会話だな。マツブサ様の予想は当たったと考えていいな。先の会話では断定的な解釈は難しいが・・・ゴールドを狙っているのは間違いないだろう。何においてもゴールドの一人行動は阻止しなければならないな・・・。)」
ーーーーーーーーーー
グリーン「・・・というわけで気づかれないうちに部屋に帰る。」
パール「おや?棗に会わなくていいんですか?」
グリーン「今は一人、仕掛けるのは危険すぎる。うさん臭いことが濃厚になった事と、狙いがゴールドであることが分かっただけで十分だ。」
ナツメ「うさん臭いをさっきから連呼するな!!」
グリーン「お前んとこの忍者野郎とエスパー少女は現代社会ではうさん臭さはどっこいどっこいだろう。」
ナツメ「正論すぎて言い返せない分腹が立つ・・。」
パール「喧嘩するほど・・・いえ、なんでもないっす!それじゃあ、疾風はこれで部屋に帰って寝るってことでいいんで?」
グリーン「あぁ・・明日、朝一でこの話を伝える。マツブサにだけな。」
パール「了解!それじゃ、時間を飛ばして朝に参りましょー!」
ーーーーーーーーーー
翌朝、7時に起床した5人は行動を開始する。
ーーーーーーーーーー
ゴールド「朝の話題はどうする?」
グリーン「俺は昨日の棗のことを話す。・・・マツブサにだけな。」
ブラック「え?マツブサだけですか?」
グリーン「前にも言ったが、お前たちはまだ棗を知らん。棗がゴールドを狙っているなどと伝えたら警戒するだろう。」
マツブサ「ゴールドを一人にしないことに関しては俺とグリーンがうまく立ち回るから安心しろ。」
ゴールド「ま、狙われてるってわかってんのに一人になるとか絶対ないけどな!」
マツブサ「一時発狂して逃亡とかなったらアウトだけどな。」
ゴールド「あり得そうな予想すんのヤメテ!!」
マツブサ「現実だ諦めな兄ちゃん(棒)。それじゃ、俺は起床と同時に昨日言った連絡行動を指示するぜ。」
イエロー「中学校は少し早いと予想して・・・僕は8時くらいに連絡を入れることにします。」
マツブサ「俺の方は大学の講義手前くらいでいいか。緊急の用事ってことで。」
ゴールド「俺が言った高遠家のアプローチ方法は現地についてからのお楽しみなんだぜ!!」
マツブサ「(行き当たりばったり感満載だと感じるのは俺だけ?)」
グリーン「(不安しかない・・・)」
パール「了解!では、ロールどぞ!」
ーーーーーーーーーー
続きます
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