二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ポケ×イナ×エヴァ カオスな(非)日常 クトゥルフ第二章開幕
- 日時: 2017/05/03 20:24
- 名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)
どうも、3回生になったゴリラ作者の竜です。
最近この小説にも日常系の小説が多くなってきましたので思いきって作ってみました。
そして僕のお気に入りの作品でやってみました。
注意書き
・日常系ですが学生なので不定期更新です。
・カオス間違い無いです。
・稚拙な文なので温かい目で
・リクエストは広い心で受け止めて実施出来る物は実施します
・お気に入りのキャラがカオスになるかもしれませんのでご注意下さい。
・住人は図鑑所有者だけではありません。
・悪役も登場します。
・登場キャラはカロスまでです。
・小説の感想・コラボなどの申請はいつまでも大歓迎です。ただし誹謗中傷などは書かないで下さい。
・イナズマイレブンは今のところGO陣営のみです。
・エヴァ組はチルドレンのみの登場です。今のところは
・マイナー組もいます。
カオスになるか分かりませんが頑張って書きます!!
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- 5人パート 神話生物とガチバトル ( No.100 )
- 日時: 2016/11/14 18:29
- 名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)
大会終わったので続きを書く
ーーーーーーーーーー
剣術 黒樹 95%→56 ○ 2D3→6
松風「攻撃の後はカウンターができないんですよね・・。回避します。」
回避 刹那 ??%→26 ×
ーーーーーーーーーー
刹那は黒樹の攻撃に対抗しようとしたが、反応が遅れてその一撃を喰らってしまう。
黒樹「成・敗!!」
その右肩に当たった一撃は強烈だった。しかし、刹那はそんな痛みもないかのように平然としている。
刹那「なかなかね。普通の人間なら・・・骨は砕けてるでしょうね。」
黒樹「嘘だろ・・・効いて、ない?」
マツブサ・S「化け物でさえ痛みはあったってのに・・・化け物以上にイかれてんな、テメェらは!」
刹那「これが生物と死者の違いって奴よ。さて・・・もう時間切れかな。今回は収穫なしか・・・残念。」
疾風「貴様、逃げられると思っているのか?」
紅蓮「逃げられるからそう言ってるんだよ。探すなんてことはしない方がいい・・・どうせ無駄だからね。」
刹那「それじゃ・・・主人さん、だったっけ?次に会った時は・・私たちと一緒に暮らしてね?バイバイ。」
そう言った途端、紅蓮と刹那の建っていた場所に黒い穴が現れ、二人はその穴に落ちてしまう。穴は追いかける間もなく消えてしまった。
疾風「な、なんだと!?」
黒樹「そんな・・・消えた?一体どこに!!」
黒樹と疾風が辺りを見回すが、紅蓮たちの姿は見つからない。そしてそれを示すかのように、周りに漂っていた黒い靄が徐々に晴れ始めた。
マツブサ・S「靄が晴れてきたな・・・ってヤベェ!全員急いで武器をしまえ!!」
疾風「承知!」
黒樹「え?あ、は、はい!!」
3人は武器をしまい終えるとのと同時に、黒い靄は完全に晴れた。
明るくなった視界と風景・・・それはあの紅蓮たちが来る前と全く同じ光景だった。気絶していた人々も今は普通に動き出している。
ーーーーーーーーーー
パール「ふい〜!終わった!戦闘、お疲れさまでした!」
ブラック「どっと疲れました・・・。皆さん今までこんなことしてたんですね・・。」
マツブサ「いや、今回の戦闘は長かったわ・・・。相手も多かったしな。」
ゴールド「俺は気絶しっぱなしだったのが悔やまれるぜ。戦闘くらいしか役に立たねぇのによー。」
イエロー「しかし、誰も怪我はしていませんし、敵も2体倒せました!成果としては上々ではないでしょうか?」
グリーン「あの紅蓮と刹那は間違いなく元凶だな。倒せないのは仕方ない。・・・・問題はこれからだな。」
マツブサ「あぁ・・・2人も気絶から回復してると思うが、その反応を見てさっきの靄の正体を暴かないといけねぇ。それと紅蓮と刹那の能力の処理と、わかったところの情報整理だ。・・・忙しくなるぜ?これから。」
イエロー「ここまででも重要な情報を多く入所できました。大元にも少なからず近づいてるでしょう・・。より一層気を引き締めてかからないとダメですね。」
ゴールド「んじゃ、ここのロール終わった後でまた自宅で情報整理と行きましょかい!」
パール「ではその辺のロールしてしまいましょ!」
ホワイト「あ、ゴールドさんとイエローさんはこれを踏まえてロールお願いします。」
ピラリ
ゴールド「え?これって・・・・!」
イエロー「そういうことだったんですね・・・。では、それなりのロールをしながら伝えましょう。」」
ーーーーーーーーーー
周りの人が動き出すのを確認した3人・・・同時に、後ろで気絶していたゴールドとイエローも動き出す。
ゴールド・S「ちょっと〜どうしたのよ〜。3人して急に止まっちゃって。早く進もうよ。」
イエロー・S「何かを見つけましたか?この辺りに変わった様子はなさそうなんですが・・・。」
黒樹「・・・・え!?」
疾風「ちょっと待て!お前たち・・・覚えてないのか?」
ゴールド・S「覚えてないって・・・何が?急に立ち止まったりするし・・・3人ともどっかおかしいんじゃないの?」
マツブサ・S「いや、そりゃこっちのセリフだっつの!お前らさっき眩暈起こして気絶してただろうが!黒い靄がかかったところもギリギリ見てただろ。」
イエロー・S「眩暈・・・ですか?そんな覚えはありませんけど・・・黒い靄というのも何のことですか?」
疾風「本当に・・・覚えていないのか?一体どういうことだ・・・?」
ーーーーーーーーーー
ブラック「眩暈のことも覚えていないなんて・・・これはもしかして、記憶が消えたってことですか?」
グリーン「そのようだな。これがあの黒い靄の効果ということだな。本当にチートだったか・・・・。」
マツブサ「それだけとも限らねぇがな。KP、今の時刻とさっきの戦闘で暴れた痕跡が残ってるか確認してぇ。あの鼠たちは地面に転がったり電柱にぶつかったりやり投げしてるし・・・普通なら何か痕跡は残ってるよな?」
パール「確かに結構激しい戦闘でしたし、結構傷は残ってるかな。お伝えします。」
ーーーーーーーーーー
マツブサは二人の話を聞いて、今の時刻と先ほど闘っていた場所に目を向けた。時間は先の戦闘がある前と同じ時刻で、19時半に差し掛かったところを示し、先の戦闘で暴れた痕は・・・全く見当たらない。全てが綺麗さっぱり消えていた。周りの人間に何の動揺もないことが、その事実を証明している。
マツブサ・S「時間もたってねぇし、あの連中がいた痕跡すら残ってねぇ・・・。こりゃ・・・あの黒い靄のせいか?」
黒樹「黒い靄・・・・もしかして、二人の周りの人の記憶がないのもあの靄のせいだったんでしょうか?」
疾風「確かに・・・二人の話と周りの状況から考えてもそれが正しいだろう。あの靄は、出ている間の時間、記憶、事象・・・その全てを無かったことにするものだったか・・。これなら証拠がなくて当然だな。」
マツブサ・S「これが連中の誘拐手口だったってわけか。こりゃ、警察に米粒くらいは謝らねぇとなぁ・・・こんなん有能でも人間じゃ絶対わからんわ。」
ゴールド・S「ぇえ?ホントに何の話?全然ついていけないんだけど・・・。」
イエロー・S「もしかして・・・僕たちの知らない所で何があったのですか?」
マツブサ・S「そういうこと!そのことも含めて話してぇから、とっとと俺んちに帰るぞ?もたもたしてたらまた何が来るかわからねぇ。」
疾風「えぇ、行きましょう。」
黒樹「そうですね。ごめん、説明は後でするから今は言うとおりにしてくれないか?」
イエロー・S「よくわかりませんが・・・皆さんがそう言うならそうしましょう。参ります。」
ゴールド・S「うぇええ!?本当に何があったのよ〜!!もったいぶらずに教えてってば〜!!気になるんだけど!ちょっとー!!」
そんなやり取りをしつつ、5人は夜の街を歩いてマツブサの自宅へと何事もなく帰って行った。
ーーーーーーーーーー
マツブサ「何事もなく・・・か、とりあえずこれ以上敵が出てくることはなかったな。」
ゴールド「いや、流石にあれの後でもう一発〜なんて鬼畜どころの騒ぎじゃねぇだろ。流石にやらないって・・・。」
グリーン「忘れたのか?こいつらはラスボスクラスの邪神ですら簡単に出してくるような連中だぞ?二回目の奇襲ぐらいは当然のようにやっても不思議ではないな。」
ゴールド「あー・・・確かにッス。」
パール「そんな鬼畜のつもりはなかったんだけどなー・・・反論の余地もありません!!では、休憩がてらここで切ります!」
いったんここまで、今日もう一つ書くかも
- 5人パート 神話生物とガチバトル後の会話 マツブサ邸にて ( No.101 )
- 日時: 2016/11/16 13:52
- 名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: jFJOmttq)
授業前に書くのじゃ
ーーーーーーーーーー
パール「ふぃー・・・紅茶うめぇ。戦闘キープ後のお茶は身に沁みるよな〜。」
ブラック「落ち着いてから思うんですが・・・なんで俺、あんなにテンション高かったんだろ。」
イエロー「グリーンさんもそうでしたけど、ちょっと性格変わっていましたね・・・。」
マツブサ「雰囲気にのまれるのはよくあることだろ。俺らの性質上、戦闘は気合入っちまうだろうし・・・そんなに気にしなくてもいいんじゃねぇ?」
グリーン「俺は少し演技をしたな。さすがにバトル中ではあんな正確はない。」
ゴールド「あれが普通だったらマジで怖いっす。敵もそうだけど、味方も物騒度合変わらねぇな〜。」
マツブサ「いや、何他人事みたいに言ってんだよ。お前が一番物騒だからな?そろそろ自覚しろ。」
パール「普段できないことができるのもTRPGの醍醐味ってことで!では、続き行きます。」
ーーーーーーーーーー
5人は商店街から自宅へ帰ってきた。時刻は現在、20時に差し掛かっている。自宅に入ると、玄関で一人の女性が待っていた。マツブサと疾風はその人物がメイドの棗であることに気付く。
マツブサ・S「んあ?棗か。」
棗「マツブサ様!疾風執事長!!ご無事でしたか・・・よかった・・・本当に・・・!!」
棗は安心したようにうつむいた。その目には涙が滲んでおり、目に見えるほどの取り乱しようだ。
疾風「おい、何をそんなに取り乱している?主人の前でみっともないぞ・・・少し落ち着け。」
棗「はっ!も、申し訳ありません・・・・はしたない姿をお見せしてしまいました・・・。」
マツブサ・S「んなきにすんなって!年相応でいいことじゃねぇか。で?その慌て様の理由は?俺らのことで何か問題でもあったか?」
棗「いえ・・・お帰りが遅かったものですから・・・。最近、この辺りは物騒ですし・・・皆さんに何かあったのかと・・・。」
イエロー・S「そういえば・・・もう20時でしたね。先生、お屋敷の人に連絡入れてましたっけ?」
マツブサ・S「あー・・・すっかり忘れてたわ。心配かけちまって悪かった。」
棗「そんな!ご無事と分かれば・・・私はそれで。」
ゴールド・S「ねーねー、この人メイドさん?私初めて見たんだけど!紹介とかないのー?」
疾風「こいつは俺の部下の天野棗だ。メイドの中でも古株で、なかなかよく働く。」
棗「三方様のことはすでに伺っておりますが、こうして挨拶するのは初めてですね。紹介にあずかりました天野棗です。何か御用がありましたら、遠慮なくお申し付けください。」
黒樹「ありがとうございます。俺は蒼乃黒樹です。」
イエロー・S「イエロー・シヴァンと申します。しばらくお世話になります。」
ゴールド・S「ゴールド・シヴァンよ!いずれ大物になるから覚えておいてね!」
イエロー・S「だから敬語を使いなさい!申し訳ありません・・・。」
棗「いいえ!元気なのは良いことだと思います。では、私は仕事に戻ります。」
マツブサ・S「あぁ、待て・・・・ちょっと聞きたいことがあるんだが。」
棗「はい、なんでしょうか。」
マツブサ・S「さっき俺らに何かあったのか心配してたっつってたけど・・・・・なんか連絡とかあったのか?」
疾風「普通の社会人ならば、この時間帯はまだ仕事をしているだろう。お前があそこまで取り乱すのもらしくない。」
棗「え!?あ・・・・そ、その・・・・すみません、本当に心配しただけなんです。私としたことが本当に・・・申し訳ありません。」
ーーーーーーーーー
マツブサ「K〜P〜。」
パール「イエッサー!心理学GO〜!」
心理学 マツブサ 95%→??
ーーーーーーーーー
棗の焦り方と言葉は一見すると問題ない。が、マツブサはその仕草にある他の意味にも感づいた。確かに心配はしているようだが、その心配したことには何か明確な根拠がある・・・・そして、彼女はそれを隠していると確信した。
マツブサ・S「(棗のやつ・・・なんか隠してやがるな。まさか俺らが危ない目にあってたってことがわかってんのか?警察から何か情報が来たとかか?・・・いや、それなら黙ってる必要はねぇ。言えねぇような筋からの情報、か。そういえば・・・疾風が昨日見たとき、棗は誰かと電話してたっつってたよな。そいつあたりか?そいつが何者か・・・知りてぇところだが、今は下手に動かれたくねぇし、もうしばらく泳がせておくとするか。)」
棗「あの・・・マツブサ様?」
マツブサ・S「ん?あぁ、悪い。確かに最近物騒だったと思ってよ、ちょっと真剣に反省しただけだ。」
疾風「俺がついていれば、主人に何か起きることはない。余計な心配は無用だ。仕事に戻れ。」
棗「はい、本当に申し訳ございませんでした。失礼します。」
棗は深く頭を下げてから少し早足で仕事に戻った。
ーーーーーーーーーー
ゴールド「なぁ・・関係ねぇけどさ・・・グリーン先輩ってメイドに厳しいよな。あれって棗だけっすか?」
グリーン「全員平等にあの態度だ。俺は後輩たちにもほぼああいう態度で接しているつもりだ。」
ゴールド「まぁこんな態度で来られたら困りもんっすけど・・・。」
マツブサ「さっさと部屋に戻って情報整理するぞ。」
パール「はいはい!さっきの出来事は全部話すってことでいいんですかい?」
ブラック「いえ、ムーンビーストについては『ゴーレムの仲間っぽいもの』って表現して詳しい特徴は言わないことにします。せっかくSANチェック免れたんですし・・・この言い方なら特徴言わなくても正確に伝わりますよね?」
グリーン「なるほど。ブラックもだいぶ慣れてきたようだな。」
マツブサ「みてぇだな。お前も早いところネタ要員から進化しろよ?」
ゴールド「切実に頑張りまーす。」
パール「それでは、部屋移動!」
ーーーーーーーーーーーー
5人は遅めの夕食と入浴を済ませ、ようやく部屋に戻ってきた。時刻はすでに21時を回っている。
マツブサ・S「さて、時間も押してるし話しちまうか。まず、俺らのほうでは『色々カオス染みた戦闘』・・・ってことがあったんだが。お前らは靄が出たことも含めて、その辺は全部覚えてねぇ・・・間違いねぇんだな?」
ゴールド・S「うん・・・全然覚えてない。けど、なんで気づかなかったかしら・・・話じゃ銃声までしてたっていうのに・・・。」
疾風「それがあの靄の効果なんだろうな。時間・事象・記憶まで全てなかったことにする・・・とんでもないことこの上ないな。」
イエロー・S「えぇ・・・しかし、それだけ便利な効果を持つ結界を敷きながら、なぜ気絶している僕たちを狙わなかったのでしょうか・・・。話を聞く限り気絶していた人間は大勢いたはず・・・その中でなぜ、動ける3人にだけ的を絞ってきたのでしょう・・・。」
疾風「おそらくだが・・・人に対しては記憶以外の事象はあの靄でなかったことにできないのではないか?人間が傷ついた事実が残ってしまえば、そこで何か起こったと疑われてしまう。完全犯罪が成り立たなくなるからな。いや、気絶しなかった俺達3人の記憶がしっかり残っていることを考えると・・・・人間に対する効果自体が曖昧なのかもしれん。」
黒樹「気絶している人間は狙われない、か・・・けどそれってターゲットでない人間に限られる話だよな。」
マツブサ・S「あぁ・・・またあの靄に見舞われるなんて御免だが、もしやられちまったら気力で吹っ飛ばすしかねーな。特に俺とゴールドは全員やられた瞬間に被害者入り決定だ。気ぃ引き締めとけよ?」
ゴールド・S「気力って言われても・・・あんなのどうにもならないわよ〜。」
マツブサ・S「やる前からあきらめんなよ。」
黒樹「熱くなれよ!!」
疾風「戦闘でもないのに修○化するな、馬鹿者・・・。」
黒樹「あ、ごめんなさい・・・つい。」
もちっとだけ続くのじゃ
- 5人パート マツブサ邸で今後の方針を決める ( No.102 )
- 日時: 2016/12/04 11:15
- 名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: ERCwuHMr)
授業前にもう少しだけ書く
ーーーーーーーーー
マツブサ・S「はいはいコントは早々に終了!次、犯人の内二人についてまとめるぞ。」
イエロー・S「今回は誘拐犯も自らお出ましだったのでしたね。しかもその犯人が、僕たちを助けてくれた高校生男女二人だったなんて・・・。」
疾風「お前はあの高校生男女を怪しいと言っていただろう?その直感は正しかったということだ。・・・そして、奴はおそらくもう人間ではない。」
黒樹「綾波紅蓮・・・論文で処刑されたG・A、眞砂刹那・・・こっちも論文で処刑されたM・Cと、特徴もイニシャルも一致してる。あの二人は・・・もう死んだ人間なんだ。」
ゴールド・S「処刑されたのに生きてるとか・・・じゃあ、今日聞いた死人を甦らせるってマジな話ってこと?」
マツブサ・S「そういうことだろうな。これまでの体験を総合しても・・・もう非現実は幻想じゃ済まされねぇってことだ。」
黒樹「冷静に考える恐ろしい話だけど・・・事実なんだよな。」
ゴールド・S「けど、怖くてもなんとかしなきゃ私の自由が危ないわ!死体ならもう一度成仏させてやるんだから!!」
マツブサ・S「お前のそういうところは頼もしいわ。・・・で、これを踏まえて今回の事件を考察してみてほしんだが?」
黒樹「えーと・・・うぅんと・・・死体が蘇るってことについては・・・確か高遠さんも話してたよな?」
イエロー・S「死体が動き。化け物が存在する・・・ならば高遠さんが話していたその宗教団体の儀式も本当に実行できるものと考えられます。」
疾風「それは間違いないだろうな。俺たちの覚えたあれらのような・・・そういう魔術はあっても不思議ではない。」
ゴールド・S「ってことは・・・その宗教団体がそいつらを召喚してこの辺りで誘拐事件を引き起こしてんのかしら・・・。」
マツブサ・S「いや、おそらくその宗教団体はこの誘拐事件には関わってねぇと思う。」
黒樹「え?どうしてですか?」
マツブサ・S「さっきの狂ったクソガキ共・・・仲間として連れてたのは人間じゃなく化け物だっただろ?もし宗教団体と協力関係にあるなら、わざわざあんなのつかわねぇと思うぜ?たとえば今回の俺らみたいに、気絶しなかったやつが出てきたりしたら取り返しつかねぇだろ。リスクデカすぎ。」
疾風「確かに、誘拐するならあんな化け物より人間を使ったほうが効率もいいでしょうな。あれだけ便利な靄があるなら尚更・・・。となると、今回の誘拐事件に高遠賢木の言っていた宗教団体は関わっていない・・・と。」
マツブサ・S「おう、死体を甦らせる方法は同じもんかもしれねぇがな。少なくとも、あいつらは化け物使うくらいには人手がねぇはずだ。」
イエロー・S「なるほど。では、先生は今回の犯行は死人を甦らせる術を使って高遠銀二が行っているモノだとお考えなのですね?」
マツブサ・S「そうだ。一応言っておくがここまで非常識が続いてんだ。ガキだからって常識は・・・もう意味ねぇぞ。」
ゴールド・S「そ・・・そうね。だとすると、あの高遠の親父はやっぱり怪しいの?」
マツブサ・S「いや、それもない。今日話してる時に注意深く見てみたが、野郎の言うことに嘘はなさそうだった。」
イエロー・S「つまり高遠銀二の単独犯行ということですか。確かにあの日記から考えると、動機も十分にありそうです。」
黒樹「じゃあ、犯人は高遠銀二、綾波紅蓮と眞砂刹那、そして今も不明のエストレとクルセイド・・・この5人で確定ってことでいいんだな?」
マツブサ・S「おう!それでいいと思うぜ?俺の中でも結構確信に近いからな。いまのところはそう考えとけ。」
疾風「残りの問題はその誘拐を行うことで奴らが何を得ているか・・・ですが、これについては今もわかりませんな。」
ゴールド・S「日記だと、お袋がほしいとかなんとか書いてなかった?親父のためとかほざいて・・・。」
黒樹「じゃあ・・・母親を甦らせるのが、高遠銀二の狙いなのかな?」
マツブサ・S「かもしれねぇな。だとすると・・・死体を甦らせるために必要なのが今回の誘拐行為ってことか。」
黒樹「・・・・あ!先生!思ったんですけど、その誘拐された人って・・・・あれを書くために使われてるんじゃないでしょうか?」
マツブサ・S「んぁ?アレ・・・・!そうか、アレか!!」
疾風「お二人とも、何か心当たりがあるのですか?」
マツブサ・S「まぁな。黒樹、あのメモに書いた絵見せられるか?」
黒樹の書いた絵は見づらいが見せることは可能だ。
黒樹「ちょっと線ガタガタで見えづらいとは思いますけど・・・これ見てくれますか?」
ゴールド・S「なぁに?この変な模様・・・奇天烈どころじゃないわね。オカルトまっしぐらなにおいがプンプンするわ。」
疾風「絵・・ということは、これが高遠家の地下で模写したという絵ですな・・・。また不気味な・・・。」
イエロー・S「大きさとしてはかなりのものですね。これはいったいなんですか?」
マツブサ・S「・・・これは素直に言ったほうがいいか。これな・・・全部何かの血で書かれていた。錆臭かったし間違いねぇ。」
イエロー・S「えぇえ!?血ですか!?」
ーーーーーーーーーー
マツブサ「・・・ってお前、何難しい顔で黙ってんだ?」
パール「やー・・・これって本来なら、模写した絵でもSANチェックものだろうなぁと思って用意はしたんですけど・・・。疾風は戦闘で自ら惨殺死体作ってたし、ゴールドはマフィアで拳銃所持してるし、イエローはその兄で医者志望でしょ?直接見たんならともかく・・・今更絵ごときでSAN値減るとは到底思えないんですよねー・・・。」
グリーン「そう思うなら無しでいいだろう。どうせこの後にも何か用意してるのだろ?その時までとっておけばいい。」
パール「うぬぅ・・・それもそうですね。じゃあ、チェックなしで続けてくだされ。」
ゴールド「(ちょ・・・リアルで言いくるめた!!腹筋死ぬ!!)」
ーーーーーーーーーーー
ゴールド・S「はー!?結構でかいんでしょ!?人の皮の本といいこれといいどういうことよ!一回家宅捜索したほうがいいんじゃないの!?」
疾風「予想できることではありましたが・・・ここまで来るとあきれてものが言えませんな。いっそ家ごと取り壊したほうがいいのでは?」
マツブサ・S「大いに同意するが、それは俺らには関係ねぇし気づくまでそっとしてやろうぜ。話戻すぞ。この模様に使われてるのは全部何かの血液。見てわかるだろうが・・量は相当。もし、この模様が死人を甦らせるために必要なもの・・・オカルト的によくいう『召喚陣』だったとしたら・・・・。」
イエロー・S「大量の血が必要となる・・・。人を大量に誘拐する目的として十分ですね。」
ゴールド・S「ちょ、ちょっと待ってよ・・・そうだとしたら、今まで誘拐された奴らは・・・もう全員この世には・・・・・いないって、こと?」
疾風「主人の予想が正しいなら・・・そうだろうな。最近誘拐された者はともかく、今までの被害者は・・・もう生きてないだろうな。」
マツブサ・S「あの気狂い野郎共の戯言もプラスして考えると、あいつらが『遊んだ後』に・・・サヨナラだな。はー・・・想像すらしたくねぇわ。」
黒樹「だとしたら、最初の二人の分も含めて・・・いったい何人が犠牲になったんだ!!ひどすぎる!!」
イエロー・S「どうして・・・こんなことを平然とできるのでしょうか。信じられない・・・!!」
マツブサ・S「そりゃ・・・あの気狂い野郎の言葉を借りるなら・・・『必要だから』だろうな。」
疾風「自らの目的のためならどんな手段を選ばない・・・そういう人間は世の中にごまんといる。そういう意味では化け物より恐ろしいな。」
ゴールド・S「それは・・・その通りだわ。でもあいつらには、そこまでするだけの目的と覚悟はあるのよね。そこに関しては・・・悔しいけど認める。」
イエロー・S「ゴ、ゴールド・・・・?」
ゴールド・S「だから全力だと思う・・・気持ちもわかる・・・。けど・・・そのために犠牲にされるなんて、私は絶対にごめんよ!!私は私の信念を持って生きてるの・・・・その邪魔をするなら何であろうとぶっ飛ばすわ!!身勝手加減なら負けてないんだから!」
黒樹「!ゴールド・・・・。」
マツブサ・S「そうだ、それでいい・・・。それでこそ人・・・それも、人間だけの特権だ。」
疾風「それが後ろ指を指されるものでも・・・自分だけはそれを信じてやれ。それができれば・・・後悔だけはしないはずだ。」「
イエロー・S「そうですね・・。僕たちは僕たちの目的と覚悟を持ってこの事件に挑んだのです。たとえ彼らに目的があったとしても・・・僕たちは自分の意志を貫くために、それを阻止しなくてはなりません!」
黒樹「あぁ・・・どんなことがあっても、絶対に奴らを止めて見せようぜ!」
ゴールド・S「よっしゃー!気合入ってきたー!そうと決まれば、さっそく次の考察に入りましょ!」
続きは帰宅後
- 5人パート マツブサ邸で今後の方針を決める ( No.103 )
- 日時: 2016/11/17 01:44
- 名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)
寝る前に少し書く
ーーーーーーーーーー
マツブサ・S「おう!次の考察は・・・敵の出現場所についてだ。これはもう俺が確信得てるから伝えとくぜ?」
ゴールド・S「もうわかってるの?さっすがぁ!!で、どこなの?」
マツブサ・S「敵の出現場所・・・これは間違いなく『地下』だ。夜も昼も関係なくな。今までの事件現場、化け物に会った場所、そして今回の気狂い野郎共とその手下が出た所は場所は違えど全部地下だった。現場自体は地上も含まれるが、あいつらが普段経由してる道は間違いなく地下で決定だろ。」
疾風「そういえば・・・あのクソガキ共は去るとき、地面に開けた穴に逃げ込んでいきましたな。」
黒樹「あそこには地下鉄がありましたね。あの穴の原理はわからないけれど・・・消えたんじゃなく地下に行っただけだったのか。」
イエロー・S「地下は要注意・・ということですか。しかし、そうなると事件現場に地下がない所はどうなるのでしょうか?」
ゴールド・S「図書館に得た情報では、銀二は表で遊んでた時に誘拐されたってことになってるわよね?けど、その場所には何もなかったんでしょ?」
マツブサ・S「それこそ、銀二が黒幕だっつー状況証拠だろ。高遠家の中はともかく、現場とされる外にはマンホールも地下への入り口もなかった。そこで誘拐されるのは不可能・・・高遠銀二が自ら遠出して地下のある場所にでも行かない限り、誘拐は成り立たねぇってことだ。大方、適当にアリバイ作って自分の部屋の地下から消えたってとこじゃねぇ?ここから考えてももう普通のガキじゃねぇやな。」
疾風「全くもって同感です。最近の中学生は物騒で困るな・・・将来が危ぶまれる。」
ゴールド・S「こっち見ながら言うなー!あとそれ、疾風にだけは言われたくない!」
黒樹「まぁまぁ・・・落ち着いて。じゃあ、今後は地下に入ったり地下入り口の近くに行くのは避けますか?」
マツブサ・S「あぁ、極力近づかねぇようにする。次にそこに行くのは・・・犯人の根城に突入するときだぜ。」
イエロー・S「敵の根城・・・そういえば、そこに関してはまだはっきりとした情報が手に入っていませんでしたね。」
黒樹「候補としては幽霊屋敷の地下だけど・・・よく考えると、あそこって学者が立ち入ってるんだよな。だとすると、あそこが根城っていうのはちょっと考えづらいかもな・・・。」
イエロー・S「それはどうでしょう・・・。あれだけの大きさの屋敷の地下、しかも整備されていないといいます。彼らには未知の術もあるのですし、学者たちですら近寄れない場所に何かあってもおかしくないのではないですか?」
マツブサ・S「その可能性は大だな。まぁ、その辺は明日来るだろう剣崎の連絡待って柊から聞き出してみようぜ?」
ゴールド・S「それ明日の方針にもあったわね!あとは・・・警察だっけ?高遠には会ったけど、一応聞いてみる?」
マツブサ・S「高遠はもういいが、『クルセイド』と『エストレ』についてと図書館の爆破事件については聞き出そうと思ってるぜ?」
疾風「いくら無能であろうとも、一日あればさすがに何かわかってるだろうしな。」
黒樹「あの・・・ずっと思ってたんですけど、疾風さんは警察に何か怨みがあるんですか?」
疾風「特に過去に何かあったわけではない。今回の事件に関しては主人が絡んでいるからな・・・無能であっては困るというのに・・・全く・・・。」
ゴールド・S「この人・・ホント頭の中マツブサしかないわね。ここまで依存度が高い執事ってどうなの?」
マツブサ・S「俺は満足してるぜ?つーか、疾風は従者っつーより相棒だからな。互いに認め合ってるし不満なんかねぇよ。」
ゴールド・S「この従者にしてこの主ってことね・・・・。ごちそうさま。」
黒樹「俺はいい関係だと思うよ。唯一の親友とか相棒とか・・・そういう関係ってすごく素敵だと思う。」
イエロー・S「ゴールドもいずれ大物になるのでしたら、そういう相棒は見つけておいた方がいいのではないですか?」
ゴールド・S「むむ!・・・それもそうね!考えときましょ!」
マツブサ・S「さぁて・・・今日はこの辺で話切り上げるか。・・・と、忘れてた。さっき紹介したメイドの棗なんだが・・・あいつ、『天野雅』っつー婦警の姉貴がいるらしいんだわ。」
黒樹「天野(あまや)?・・・確か、さっき棗さんのことは(あまの)って言ってましたよね?」
マツブサ・S「あぁ・・・そうなんだよ。これがどーも、やましい事情があるらしい。」
疾風「アイツは姉に内緒でここで働いていてな。婦警には話してあるんだが・・・棗には話さないでおいてくれ。気になることは気になるが、今の状況で別のことが荒立つと面倒くさくなるからな。」
イエロー・S「ふむ・・・内緒でというところからして、何か事情があるようですね。ですが、誘拐事件とは関係ない・・・と。」
マツブサ・S「関係ねぇかどうかもわからねぇが、今の所はっきりとした繋がりはねぇよ。だから保留ってことで。」
イエロー・S「なるほど・・・わかりました。棗さんに対しては知らないふりを装って接すればいいのですね?」
マツブサ・S「おう!気ィ使わせて悪いな。それじゃ、明日も7時起きってことで全員就寝!」
ゴールド・S「はーい!」
イエロー・S「・・・その顔は夜中に抜け出す気ですね?見張らせていただきます。」
ゴールド・S「おうっふ!バレた・・・。」
疾風「相変わらず歪みないなお前は・・・。」
黒樹「はは・・・それじゃみんな、おやすみなさい!」
ーーーーーーーーーー
マツブサ「・・・ってことだがKP、明日は何かあるか?学校は流石にねぇよな?」
パール「明日は休日なんで全員フリーですよ。」
ゴールド「中学校もなしか!連絡の手間が省けたぜ。」
ブラック「電話待ちは時間経過がわからないし、丁度良かったですね!」
グリーン「だが、油断するなよ?明日も何が起こるかわからん・・・何が出てきても対応できるようにしておけ。」
イエロー「わかりました!」
パール「うぇ〜い!ではでは、就寝するのでまた次回〜!」
続く
人狼所では出演キャラ選抜選挙をしていますのでどしどし投票してくださ〜い。このクトゥルフが終わり次第第3回を行いますので〜。
- 5人パート 3日目突入 ( No.104 )
- 日時: 2016/11/17 14:19
- 名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: jFJOmttq)
面倒な授業をさぼって続きを書く(笑)
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パール「ふぅ・・・ぐっすり眠って体力回復!ってことで始めましょうかい!!」
マツブサ「おう!前回は事件の全貌をあらかたまとめて寝たところだったな。」
パール「はい!なんで、朝起きだしたところからロールしていきます!」
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事件を調べ始めてから3日目の朝、5人は昨日の打ち合わせで決めた通り午前7時に起きだした。
ゴールド・S「むにゃむにゃ・・しゅぴー・・・もっともめえ〜・・・ぐー・・・。」
黒樹「え・・・今の寝言?どんな夢見てるのかな・・ゴールド・・・。」
イエロー・S「またこの子はお腹を出してだらしない・・・!ほら、起きなさい!時間ですよ!」
ゴールド・S「おあまーーーー!!」
イエロー・S「・・あ!布団ごと飛ばしちゃいました。」
マツブサ・S「お前らは何で毎回コントしながら起床なの?毎朝こんな感じなのか?おい!」
疾風「主人、放っておきましょう。こちらが今日のお召し物です。それとこちらが水になります。」
マツブサ・S「お?サンキュー!ついでにテレビつけといてくれ。ニュース見ねぇとな。」
疾風「かしこまりました。」
黒樹「わぁ・・・疾風さんもう着替えも終わってる。さすが執事・・・。」
疾風「余程のことがない限り、主人より早く起きて務めるのが普通だ。その程度できなくてどうする。」
マツブサ・S「おかげでむちゃくちゃ助かってんだよな。おれも基本的に朝弱ぇし。さて・・・ニュースはまだ始まってねぇのか?」
イエロー・S「休日なので遅いかもしれませんね。すぐに放送を始めるでしょう。」
ゴールド・S「そのあとは朝食よね?今日は何かしら!たーのーしーみ〜!というわけでそれまで寝る!」
マツブサ・S「おいコラ寝るなー!ニュース見ろ!あとです説明すんの面倒なんだよ!!」
黒樹「・・・もう寝てます。」
イエロー・S「もおおおおぉ!着替え用意した数分で寝ないでくださーい!」
疾風「はー・・・おい、今すぐ起きるか俺の槍の錆になるか・・・二択だ。5秒で選べ。」
ゴールド・S「すみません起きマース。」
そんなやり取りをしている間に、ニュースが始まった。
マツブサ・S「っと、始まったな。全員静かにして注目!」
ダイヤ(キャスター)「おはようございます。今朝は臨時ニュースからお伝えしていきます。まず1つめはこのニュースです。昨夜未明、刑務所の地下収容施設に収容中の囚人5名が何者かによって殺害されました。当時現場には何人もの看守が見張りについていましたが、夜にかけて中に入った人物は一人もいなかったとのこと。しかし、現場には拳銃や刃物のようなもので撃たれたり切られたような形跡があり、内部犯の可能性が大きく、現在も警戒中です。」
黒樹「ぇえ!?囚人5人が殺されるって・・・刑務所内でとんでもない事件起きちゃってないか!?」
ゴールド・S「刃物の音は聞こえないとしても・・・拳銃で撃たれたなら銃声とか聞こえるでしょうがフツー!どんな杜撰な警備してんのよ!!」
疾風「いや、いくら無能でも拳銃を撃てるような状況にするとは思えん。それに現場が地下というところを考えると・・・・。」
マツブサ・S「昨日のトチ狂い野郎どもの仕業だろ。ニュースには詳しく出てねぇけど、囚人内に行方不明者も出てんじゃねぇか?これ。」
イエロー・S「そうかもしれませんね。これは関係者に詳しく聞く必要がありますね。」
黒樹「そうだな。あ、次のニュースだ。」
ダイヤ(キャスター)「続いてのニュースは最近続いている誘拐事件についてです。昨日、新たな犠牲者が確認されました。今日の時点で小児6名の消息がいずれも不明とのことです。ここまで多数の犠牲者を出してきましたが、警察では未だ犯人の目星がついておらず、捜査は難色を示しています。このことを受け、各小・中学校は明後日の平日から学校を完全に休校することを決定しました。同時に、警察も小・中学生の外出はなるべく控えるように呼びかけています。」
ゴールド・S「はーーーーーー!?外出規制って何よ!!最悪なんだけどーーー!!」
マツブサ・S「まあ、妥当な処置だろ。けど、まじぃな・・・こうなるといずれは成人の方にも規制かかるんじゃね?」
疾風「大人に関しては早々行動規制できるものでもないでしょうが・・・・可能性はゼロとは言い切れませんな。」
マツブサ・S「仕事にならなくなるわ・・・。こりゃ規制かかる前に早く何とかしねぇと・・・・。」
イエロー・S「それもそうですが、今回も朱毛の男性は被害にあってないんですね。本当にもう先生だけなのでしょうか・・・・。」
マツブサ・S「昨日野郎共が誘拐し損ねたからいなかっただけかもしれねぇぜ?まぁ、その辺もちょっと聞いてみるかな。」
そうして話している間に、ニュースは爆破事件と喫茶店の強盗事件に移る。しかし、どちらも知っている情報しかなかった。
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イエロー「そんなさらっとなんですね・・・。」
マツブサ「情報だけじゃなく進展もねぇんだろ。爆破事件に関しては犠牲者がいねぇし、喫茶店には俺ら全員いたから情報いらねぇ。」
ブラック「なるほど・・・それじゃ、考えなきゃいけないのは今日出てきた部分ですね・・・。」
グリーン「新たに発生した事件・・・刑務所地下で起きた大量殺人か。本当にとんでもないことが簡単に起きるな。」
ゴールド「刑務所内の誰かの犯行になってたけど、実際は昨日会った綾波紅蓮と眞砂刹那の仕業なんだよな?」
マツブサ「だと思うってだけだが、これは濃厚だと思うぜ?となると、この場所に何があったかが問題だな。」
イエロー「朱毛の男性か・・・もしくは囚人の誰かが有力な情報を持っていたのかもしれませんね。そうなるともう手遅れでしょうか・・・。」
マツブサ「身内に警察がいればよかったかもな・・・。まぁ、それでも警察に聞くことで何とかできるかもしれねぇ。」
ブラック「なら、今日は先に警察から行きませんか?剣崎からの連絡も来てないみたいですし・・・。」
ゴールド「そういえば来てないよな。まだ朝早くだし休日だし・・・寝てんのかね。」
グリーン「それならそれで待てばいいだけだ。じゃあ、今日はまず警察署か?」
マツブサ「いや、刑務所の方へ行く。こんだけの事件なんだ・・・少なくとも雅の方はこっちに行ってると思う。」
イエロー「確か雅さんは『署長でありながら自ら現場に飛んでいく刑事』でしたね。ならば、その読みは当たっていますね。」
ゴールド「けど・・・図書館の方かも知れなくね?一応連絡して確認とか取った方が・・・。」
マツブサ「そうしたいのは山々なんだがな・・・この状況だと電話にも出れない可能性の方が高い気がすんだよな。」
グリーン「向こうからすれば、完全に組織の監督の不行き届き系大失態だからな。名誉のためにも暇はないだろうな。だったら直接出向いて、昨日会ったクソガキについての情報をちらつかせた方が話を聞きやすい。」
ブラック「昨日の話をするんですか?確か方針では白狼についての話をするはずでしたよね?」
マツブサ「あー・・・そっちは無しだ。これ話すと最悪、賢木に引っかかる可能性があるからな。」
ゴールド「そっか、白狼のことは賢木から口止めされてたよな。でも、それなら賢木についてだけ言わなきゃ大丈夫じゃね?」
グリーン「忘れたのか?昨日喫茶店には警察が来ているんだぞ?目撃者から何か聞いていないとも限らない。」
イエロー「そう考えると、話題に出すだけでも危険ですね。もし相手が心理学や言いくるめなどを持っていたりしたら隠し事もできません。あの人からはまだ情報を手に入れ切れていませんし、今の時点で信用を裏切るのも得策ではないです。」
字数制限来そうなので授業前はここまで
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