二次創作小説(映像)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

ポケ×イナ×エヴァ カオスな(非)日常 クトゥルフ第二章開幕
日時: 2017/05/03 20:24
名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)

どうも、3回生になったゴリラ作者の竜です。

最近この小説にも日常系の小説が多くなってきましたので思いきって作ってみました。

そして僕のお気に入りの作品でやってみました。


注意書き
・日常系ですが学生なので不定期更新です。
・カオス間違い無いです。
・稚拙な文なので温かい目で
・リクエストは広い心で受け止めて実施出来る物は実施します
・お気に入りのキャラがカオスになるかもしれませんのでご注意下さい。
・住人は図鑑所有者だけではありません。
・悪役も登場します。
・登場キャラはカロスまでです。
・小説の感想・コラボなどの申請はいつまでも大歓迎です。ただし誹謗中傷などは書かないで下さい。
・イナズマイレブンは今のところGO陣営のみです。
・エヴァ組はチルドレンのみの登場です。今のところは
・マイナー組もいます。

カオスになるか分かりませんが頑張って書きます!!

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36



5人パート 青桐との会話 ( No.105 )
日時: 2016/12/28 23:18
名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: zedJPmcI)

終盤に差し掛かってまいりましたぞ

ーーーーーーーーーー

マツブサ「まぁ、トチ狂い野郎についても一部は隠して話すことになるがな。その辺は新たな情報だし大丈夫だろ。」

ゴールド「なぁるほどね!理解しました!それじゃ、朝飯食ったら現場の刑務所に行くぜ!」

ブラック「雅か青桐に会えるかどうかは賭けですが行ってみる価値はありますね、何時にでますか?」

マツブサ「飯食ってからだし9時くらいに出るかな。KP、そうなると刑務所までは?」

パール「刑務所までは25分です。警察署と近い場所ってことにしてるんで。」

マツブサ「んじゃ、そこに行ったとこまで時間飛ばしてくれや。それまで大してやることねぇし。」

ブラック「あ!それなんですけど・・・ちょっと提案したいことがあるんです。」

パール「なんでしょう?」

ブラック「昨夜闘ってた時に思ったんですが・・・木刀での剣術って、敵がアレだとちょっと攻撃力が不安なんです。この先、戦闘で時間制限があるかもしれない。だから、許可が出るなら何か武器を変えるか追加したいんですけど・・・。」

パール「ほむ・・・武器ねぇ・・・替えられることは替えられますけど、何に替えるかにもよりますね。追加も同じです。」

ブラック「えーと・・・できれば武器表で見かけた『仕込み刀』っていうのがいいです。追加の方はできれば・・武器表の小さく隅っこで見かけた『夜刀神』がいいんですけど・・。」

パール「おおう・・・見つかるまいと思って超隅っこに書いてたんですけどまさか見つけるとは・・・。」

マツブサ「なんつーもん隠してんだよ・・つかそれ、ファイアーエムブレムの武器じゃねぇか・・・。」

グリーン「なぜ持ってきた・・・。」

パール「まあ見つけたら特例で渡すことにしてたんでいいですよ!仕込み刀は・・・見かけが木刀だし、真剣は黒樹の家にあるってことになってるし・・・けど、ここマツブサの自宅だからなぁ・・・。」

マツブサ「疾風が槍持ってるくらいなんだから、武器くらいあっても不思議なんじゃねぇんじゃね?むしろ黒樹の家よりありそうな気がする。」

パール「あー、確かにそーですねぇ・・・うん、それじゃあ、黒樹とマツブサの2人が幸運に成功したらあるってことにしましょうか。」

ゴールド「マツブサはともかく、ブラックも成功しなきゃなんねぇのか・・・。ブラックは半々だし厳しいな。」

ブラック「いえ、この場合は降らせていただくだけでもありがたいです。正直、許可をもらえないことを覚悟してましたから。」

パール「元々武器とか最初から自由対応になってるんで、理由さえくっつけてくれればこっちも対応しますよ。では、ダイスどぞ。」

幸運 黒樹   50→24 ○
   マツブサ 85→68 ○

ブラック「よし!成功だ!」

パール「うぃす!それじゃ、黒樹の木刀を木刀(仕込み刀)と武器追加で夜刀神と・・・。あ、バトルのときは木刀をそのまま使って二刀流にするのも可能ですので。完了です。」

ダイヤ「夜刀神は使用制限があります〜。1バトルにつき1回までですが、ダメージは2D10です〜。二刀流として使用する場合はダメージは仕込み刀のみ2D6になりますので〜。夜刀神を使用する場合は宣言お願いしますね〜。」

ゴールド「ダメージぱねぇ!これでブラックも銃刀法違反者の仲間入りだな!」

グリーン「戦闘はより頼もしくなるが、武器宣言には気をつけろよ?真剣も見つかれば大変なことになるからな。」

ブラック「わかっています。宣言もそうですが、人間相手には基本一本しか使いませんので。」

マツブサ「提案しといてなんだが・・・PLが犯罪者集団化してきてんな。常識が明後日の方向に行っちまってるし。これSANチェックしづらくねぇ?」

パール「そこは頑張って、それなりに判断していきます!では、刑務所まで飛ばしまーす。」


ーーーーーーーーーー
刑務所前

各々の用意を追えて午前9時25分、5人は事件があったとされる現場の刑務所前に来ていた。遠目から見ても刑務所前には何人もの警官があわただしく動き回り、人目も気づかないほど忙しそうにしている。他にも人がいるが、それは一般の野次馬ではなくカメラやマイクを持った報道陣系の人・・・・聞こえる会話からするとマスゴミが多そうだ。
ーーーーーーーーーー

ゴールド「マスゴミて・・・喫茶店の時もそうだけど、ところどころ表現酷くない?なんかその辺に恨みでもあんの?」

パール「いや、別にないっすよ。言葉通り、前にいる連中の会話が警察の失態についてどう思うかしか聞いてない感じなんでそういう表現ですわ。」

マツブサ「確かにそりゃひでぇわ・・・。そんなことより捜査経過とかの質問しろって言いたくなる。」

グリーン「マスコミまでこのレベル化・・・・もうこの町は終わっているということで納得しておこうか・・・。」

イエロー「とりあえず、周囲の人からの情報は当てにならないということですね。なら、知り合いを探してみましょうか・・・。」

パール「んじゃ、また全員で目星してもらいます。ドーゾ。」

目星 黒樹   64%→77 ×
   ゴールド 25%→54 ×
   イエロー 90%→58 ○
   マツブサ 60%→18 ○
   疾風   40%→64 ×

パール「毎回思うんですけど・・・戦闘員たちの目星失敗率半端じゃないですよね。」

ブラック「俺とグリーンさんはちゃんと取ってるはずなのに、成功した試しあんまりないですよね・・・。」

グリーン「ダイス結果なのだから仕方ない。早くイエローとマツブサが見えた結果とロール行け。」

パール「うい!」
ーーーーーーーーーー
そんな辺りを見回した結果、黒樹、ゴールド、疾風は目の前のマスゴミと警官のやり取りに目が行ってしまった。

黒樹「うわ・・・入口含めて凄いことになってる。警察の人止めるの大変そうだなぁ・・・。」

ゴールド・S「つーか、現場まで来て警察の責任云々って問う必要あんの?民衆としては事件概要が知りたいと思うんだけど。」

疾風「人の不幸でも食うのに必要であればいいんじゃないか?主人に危害がなければどうでもいい。」

ゴールド・S「もしそうなったら・・・やらかした連中全員確実に命ないわね。そうならない事態を願うわ。」

と、各々で感想を漏らす中、イエローとマツブサは警察に交じって動く新譜を発見した。

イエロー・S「先生、あそこに警察に指示を出している神父さんがいらっしゃいますが・・・あの人が前に話されていた篠原さんですか?」

マツブサ・S「あぁ、あれが青桐だよ。やっぱこっちに来てたか丁度良かったや。」
ーーーーーーーーーー

マツブサ「・・・とは行ったものの、マスゴミと他の警察が動いてる中に飛び込みたかねぇな。何とか遠くから呼ぶ術ねぇかね。」

グリーン「ここから電話をかけてみたらどうだ?出たら会話の冒頭で場所を一気に指示すれば大抵はそちらを見るだろう。」

マツブサ「お?それいいな。出なかったらその勢いでその辺の石投げてくれ。」

グリーン「わかった。」

パール「これ出なかったら悲惨だ・・。」
ーーーーーーーーーー
マツブサは目の前の青桐を見ながら青桐の携帯に電話を掛けた。


続きは多分夕食後

着メロは先に言っておきます。ひどいです(笑)

5人パート 青桐との会話 ( No.106 )
日時: 2016/11/20 14:24
名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: VNx.OVCe)

寝る前に書きます。初っ端からカオスwwwwwwwww

ーーーーーーーーーー

アオギリの着信音・・・『干物妹!うまるちゃん』の主題歌である「かくしん的☆めたまるふぉーぜっ!」が流れているwwwwwwwwwww


グリーン「・・・おい、この曲が・・・・お前の着信音か?アオギリ・・・・。」

ゴールド「ぎゃはははは割と懐かしいーーーーー!!!つか髭のおっさんがこれはないわぁ!!やばいマジで笑い死ぬwwwwwwwwwwwwww!!」

マツブサ「お前・・・どーゆう着信音してんの?つーか、こういう趣味だったわけ?超引くわー・・・。」

アオギリ「誰ですかぁ!!私の着信音勝手に変えたのは!!待機室の誰かでしょう!?素直に名乗り出なさい今すぐに!!」

ブラック「待機室も待機室側でいろいろやらかしてるんだなぁ・・・うわ、イナGOのギャグカオス組の笑い声がこっちまで聞こえる・・。」

パール「ま、まままままぁまぁ!ノリのいい曲でいいじゃないですか!続き行きましょ!」
ーーーーーーーーーー
着信音はマツブサたちのいる場所にもかすかに聞こえるほど大きいものだったが、忙しい青桐は気づいてもとるか迷ってしまう。
ーーーーーーーーーー

マツブサ「この着信音で迷うとかないわー。しかも大音量でこれとか趣味(笑)だわー。」

アオギリ「好きで取らないわけじゃない!というか、本当に犯人でてきなさい!海に沈めてやるーーーー!!!」

パール「あのー・・・待機室が笑い死にそうだから早いとこダイスお願いしまーす・・・。」

アオギリ「おのれえぇ・・・本気で覚えてなさい!!」

幸運 青桐 ??%→12 ○

イエロー「幸運で振るんですね・・・。」

ブラック「いや、さっきの相談を考えるとこれで正しい気がします。」
ーーーーーーー
そうして迷っていた青桐だが、時間が惜しいので渋い顔をしながら部下に指示を出した後に、名前も確認せず電話に出た。
ピッ

青桐「ちょっと誰ですか!?今すごく忙しいんで話は後で・・・。」

マツブサ・S「お前の正面、反対側の道路見ろ。見なかったら石投げる。」

青桐「は!?何を言って・・・って、はああぁ!?」

青桐は電話で指示された場所にいる5人を見つけて素っ頓狂な声を上げた。そして足早に道路を渡り5人のもとにやってくる。

疾風「ようやく来たか。主人をあまり待たせないでください。青桐殿。」

青桐「いや、見てわかる通り忙しいんですよ!というか、なんであなた方がいるんですか?今朝のニュース見たでしょう!」

マツブサ・S「見たからここに来たんだろ。いるであろうお前をからかいに。」

青桐「いくら何でもぶっ飛ばしますよ!?」

マツブサ・S「・・・ってのが半分で、この事件のニュース見て思い当たるところがあったから、早々に伝えにきてやったんだよ。」

青桐「半分は本音ですか!ホント性格の悪い・・・!いや、それよりも・・・情報があるですって?それは誘拐事件のですか?」

疾風「それにも関係しています。まぁ、ここの事件を詳しく話していただかないとこちらと関連があるかはわかりませんが。」

青桐「・・・・・つまり、ここで起きた事件の内容を話せと?あの・・・協力するとは言いましたけど、私、これでも捜査官なんですよ?そんなホイホイ捜査情報を話せるわけないじゃないですか。こっちだと私自身、立場低いですし・・・・。」

疾風「ふぅ・・・昨夜、ここにいる私たち全員が成人男性及び女性誘拐犯本人に出くわしました。・・・・と言っても話せませんか?」

青桐「んなっ!?直接接触したということですか!?けがとかしてないでしょうね!!」

疾風「全員で協力して撃退しましたので何の問題もありません・・・・おかげで特徴も大分掴めました。」

マツブサ・S「この情報と交換でこの刑務所事件の詳しい概要吐け。等価交換・・・ってヤツだ。色んな捜査が難航してるテメェらにとっては喉から手が出るほど欲しいんじゃねぇの?俺を失えねぇお前の仕事としてもよ。」

青桐「・・・・・・・わかりました。そういうことならすぐに話の場を設けましょう。天野刑事も呼びます。・・・と、そちらの中学生の女の子と大学生2人も一緒なんですよね?」

マツブサ・S「当然だろ。こいつらも目撃者だぜ?俺らと一緒だったからな。」

青桐「なるほど・・・わかりました。申し訳ありませんが落ち着いたところに移動してから、自己紹介ということでよろしいですか?」

イエロー・S「構いません。お忙しいところ、時間を作っていただいてありがとうございます。」

青桐「こちらこそ、情報提供感謝します。では、いったん失礼。」

青桐はそう言って早々に電話をかけ、雅と会話をし始めた。・・・そして、しばらくしてから電話を切る。

青桐「お待たせしました。現場検証に区切りをつけて、すぐに待ち合わせ場所に来るそうです。」

マツブサ・S「それ時間かかるんじゃねぇの?」

青桐「いいえ、そんなにはかからないと思います。この刑務所で起きた事件、不可解な点がかなり多いんですよ。休憩入れないで調べてたら、いくらあの人でも過労で倒れます。」

マツブサ・S「不可解な点・・・ねぇ。じゃあ、ニュースに出てねぇ部分は結構あるんだな?」

青桐「『出ない』というより『出せない』と言った方が正しいですかね・・・・。私でもいささか口にしづらいくらいですから。」

マツブサ・S「お前が口にしづらいってどんだけ!?・・まぁ、いいわ。すれ違わねぇうちに移動しようぜ。」

青桐「えぇ、そうですね。では、皆さんついてきてください。」

青桐はそう言って刑務所の方を一瞥してから歩き出した。5人はそれに合わせてついていく。
ーーーーーーーーーー

マツブサ「意外とあっさり進んだな。最悪、言いくるめや説得やら使おうとも思ってたんだが・・・。」

パール「交換条件で出した情報が彼にとって、それだけ重要だったということですよ。」

グリーン「なるほど・・・提示する情報によって相手の反応が変わるのは当然だな。この情報にしたのは正解ということか。」

イエロー「そういえば、青桐さんは元々マツブサさんを守るようにイギリスから派遣されていたんでしたね。なら、この情報は目的に最適ですね。」

マツブサ「小児誘拐犯よりも食いつきがいいのは当然だな。ま、本当の勝負はここからだ・・・・気合い入れて進むぜ!」

パール「うぇい!それじゃ、次回は場所移動したところから始めていきます!」

続く 着信音は最近見てるやつを選びましたが思ったよりカオスになりましたwwwwwwwwww

5人パート 青桐との会話 中華店にて ( No.107 )
日時: 2016/11/21 01:35
名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)

着信事件の正体はまた後程。今回も色んな意味でカオス
※後半すごい冒涜的な表現がされています。
ーーーーーーーーーー

パール「うぇいうぇい!それじゃパパッと続きやりましょう!」

イエロー「前回は刑務所前でアオギリさんと合流、雅さんと合流に向かっているところでしたね。」

グリーン「そういえば、その合流先は青桐が決めていたな。」

アオギリ「ヘタな場所は選んでいませんよ。KPと相談していますし、話の内容が内容ですからね。」

ゴールド「う〜ん・・・けど、今回のNPLって全員して怪しい部分があるんだよな。誰を信用していいのかわからねぇ。」

マツブサ「もう二人も紅蓮達みてぇにしっぽを出すような奴らならいいが、そうでないなら突き止めるのも課題だな。」

ブラック「でも、時間的にはそろそろ厳しいですね。今日はPLの行動規制もかかり始めたし・・・どんどん行動自体も厳しくなってます。」

グリーン「お前の言うことは最もだが、成果を求めすぎて焦るのも危険だぞ?その辺の時期も上手く見て行かなきゃな・・・。」

イエロー「そこを慎重かつ素早い行動をするために、目の前の情報を確実に獲得しましょう!では、続きのロールお願いします。」

パール「それじゃあ場所移動してから話を続けていきます。」



ーーーーーーーーーー
中華料理店


青桐が案内した場所は刑務所から少し離れた場所にある中華料理店だった。時刻もまだ10時半に差し掛かったころなので、客も一人か二人しかいない。

マツブサ・S「おい・・・なんでこんな時間から中華料理店なんだよ。」

青桐「すみませんね。私が朝食まだなんで・・・あと、ここは行きつけの店なので話し合いに最適だと思いまして。」

ゴールド・S「ふんふん・・・この香り、マジたまんないわ!私、醤油ラーメン食べたい!」

イエロー・S「さっき朝食食べたじゃないですか・・・。」

ゴールド・S「あれじゃ私のお腹は満たされないわ!というわけで、早く座って注文〜!」

黒樹「うん、そうしようか。すみませーん!醤油ラーメンと味噌ラーメンお願いしまーす!」

青桐「私はいつもの四川風麻婆豆腐定食一つを激辛でお願いします。」

疾風「・・・・・聞いているだけで胸焼けがする。」

マツブサ・S「激しく同意。あ、俺は杏仁豆腐一つ。」

イエロー・S「先生も・・・頼むんですね・・・。」

店員は一同の注文を聞き、水を用意して離れて行った。

青桐「さて…まずは自己紹介をしましょう。私は篠原青桐、牧師の正装をしていますが、今は一警察官として活動しています。」

黒樹「俺は蒼乃黒樹です。遠月学園大学の学生で、今はマツブサ先生の手伝いで一緒にいさせてもらってます。」

イエロー・S「僕はイエロー・シュルクです。マツブサ先生にはゼミをはじめとして、様々な場面でお世話になっています。」

ゴールド・S「ゴールド・シヴァンよ!今はイエローのくっつき虫してるわ。」

青桐「シヴァン・・・?どこかで聞いたことありますねぇ。えーと、確か・・・・。」

アイディア 青桐 ??→37 ○

青桐「あ〜、思い出しました。イタリアでも5本の指に入るマフィアグループですか。」

イエロー・S「え・・・え!?えぇええええええええ!?!!?」

黒樹「え?マフィア?ゴールドの家の自営業って・・・。」

疾風「マフィアだったのか・・・。」

マツブサ・S「なんとなーく察していたが・・・。だからいろいろぶっ飛んでんのね、お前。」

ゴールド・S「ち、違うわよー!たまたま同じ苗字なだけ!あいつらのせいで私も迷惑してんのー!だ、大体あれよ!そんなマフィアの関係者がこんな国に来るわけないじゃない?そもそも私、か弱い中学生よ!?万が一1%の確率でそうだったとしても何もできやしないわよ!」
ーーーーーーーーーー

ゴールド「速攻魔法『言いくるめ』発動ーーーーー!!!」

言いくるめ ゴールド 53%→32 ○

ーーーーーーーーーー

青桐「おや?そうなんですか?それはまた妙な偶然ですねぇ・・・。」

ーーーーーーーーーー

アオギリ「KP、心理学お願いします。」

ダイヤ「はいころえい〜。」

心理学 青桐 ??%→??

ゴールドはとても慌てている様子だが、青桐はその焦りに違和感がないと感じた。

アオギリ「ふむ・・・そうですか。では、ロール行きます。」
ーーーーーーーーーー

青桐「・・・ふふ、そうですね。貴女の言うことにも筋は通っていますし、納得いたしましょう。」

マツブサ・S「おい、こいつの家系なんざ今はどうでもいいだろ?さっさと話に入れよ、退屈で仕方ねぇ。」

青桐「自己紹介くらいゆっくりさせてくださいよ。本当に我儘なんですから・・・・。」

ーーーーーーーーーー

マツブサ「どっかでやらかすとは思ってたけどな・・・・!こんの大馬鹿野郎!!」

グリーン「こいつが外国勤務の警官だということは事前にお前も知っていただろう!!軽々しく名乗んな!!」

ゴールド「マジですんませんでしたあああぁ!!」

ブラック「でも、不意打ちでしたよね・・・。まさかこんなところでダイス来るなんて。」

イエロー「いえ、よく考えれば当然です。母親とはいえ職業がマフィアなら、警察が知っていてもおかしくないです。」

パール「青桐は国を渡り歩いている捜査官ですし・・・・知ってて当然ですしね。」

ダイヤ「選べる職業が自由な分、それ相応の危険もあるってことですね〜。」

パール「まぁ、それは逆もしかりですよ?マフィアであるからこそ、できることもあるわけですし。ま、こういうこともあるってことで今後は常識を考慮しつつ、ロールしてくだされぃ。」

イエロー「僕は何とか助かりました・・・なんか危険な雰囲気を感じたのでとっさに偽名を名乗ったのですが・・。今後も名乗らないようにした方がいいですよね?」

マツブサ「お前のアレはナイスファインプレーだったわ。今後も名乗らないようにしてくれ。」

グリーン「KPも言っていたが、青桐は外国勤務の警官だ。偽名を名乗ってもバレないなら大丈夫だろう・・・。青桐はむしろ特殊だったかもしれないな。」

マツブサ「まぁ、たまたま兄貴ということだけを知らなかっただけかもだがな。とりあえずこの先は外人くせぇ奴には苗字名乗るのも控えとけ。」

グリーン「ゴールドだけは警察関係者にも気をつけろ。こういう時こそ、そのお得意のノリで何とか切り抜けろ。」

ゴールド「うぃーす(半泣き)」

パール「まぁ、今回は何事もなくよかったってことで!ロールの方戻りましょう。」
ーーーーーーーーーー

青桐「まぁ、あなたの今の立場から考えると当然の反応ですかね。では、本題に入りましょうか。まず、天野刑事が来る前に刑務所での事件を話しておきます。その方が効率がいい。」

マツブサ・S「ニュースでは刑務所内で5人あの世、狂気が拳銃及び鋭利な刃物ってことは報道してたな。これお前らが隠蔽やってんのか?」

青桐「隠蔽って人聞きの悪い・・・。今回に限っては報道すること自体規制がかかりそうな惨状だったんですよ。」

イエロー・S「報道できないような・・・・猟奇殺人のような感じだったのですか?」

青桐「えぇ・・・正直、中学生がいる前で話すことを憚れるくらいには残酷な殺し方でしたよ。」

ゴールド・S「構やしないわよ。想像程度で泣き出すほど、やわな育て方されていないもん。」

疾風「こいつの性格は中学生に換算してはいけません。遠慮なくお話しください。」

ゴールド・S「おんどりゃー!」

黒樹「お、落ち着いて・・・それで、どんな現場だったんですか?」

青桐「単刀直入に言いますね。・・・・ミンチでした。」

マツブサ・S「・・・は?」

青桐「だから、ミンチでした。人の原型とか全くなくなってました。天井やら壁やらも肉片だらけでしたよ。」

ゴールド・S「おっひゃあああああ!!!それ第一発見者トラウマもんでしょおおおおお!!!」

黒樹「確かに・・・それはニュースで報道できませんね。必死になってマスコミ止めるわけだ・・・。」

マツブサ・S「俺はその話をここでしようと思った、お前の神経の方が信じらんねー。この後麻婆食うくせによく話せるな。」

青桐「お腹と想像は別物にしてるんです。それにこんなもの何処で話そうが同じですよ。どっちにしろ気色悪い。」

疾風「そうでしょうな・・・。しかし、その惨状でよく死んだ人間の人数が割り出せましたな。」

青桐「5人だと分かったのは、そのパーツを集めたときのパーツの数で割りだしたからですよ。足りないものもありましたが、まず間違いない。それと、現場の地下収容所にいたのは8人・・・・残っていた数は3人、いなくなったのは囚人の数とも一致します。」

イエロー・S「3人は無事なのですか?では、目撃されているのでは?」

続きは次回へ

はい、前半カオスで後半ショッキングでした。

5人パート 青桐との会話 中華店にて 雅合流 ( No.108 )
日時: 2016/11/22 14:11
名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)

ショッキングがほんの少し続きます。

ーーーーーーーーーー

青桐「それが・・・その3人、全員精神に異常をきたして会話すらまともにできなくなっていたのですよ。」

疾風「精神異常?3人共ですか・・・?」

青桐「えぇ・・・奇声を発したり笑い続けたり、もう一人は自殺まで決行し始めたので、鎮静剤まで打つ羽目になりましたよ。」

黒樹「そ、そんな風になっちゃうって・・・・やっぱり、原因はその惨状のせいですか?」

青桐「それが・・・その3人のうち一人は連続殺人事件の死刑囚なんですよ。いくら悲惨でもあれを見ただけでは・・・・。」

マツブサ・S「ってことは・・・・死刑囚まで狂わせるような何かがそこにいたか、あったってことか・・・。」
ーーーーーーーーーー

ブラック「これ・・・確実に神話生物来てませんか?」

マツブサ「まぁ、見て狂ったって線はありだな。それか・・・あの野郎の弾丸か毒牙にやられて精神汚染されちまったか。」

グリーン「神話生物が使う毒はSAN値が減る。その弾丸や毒牙に当たってSAN値が削られて・・・0になってしまった結果ということもあり得るな。」

ゴールド「だとしたら、その被害者3人も撃たれたり斬られてるはずっすよね?そこんとこ聞いてみようぜ。」

ーーーーーーーーーー

マツブサ・S「なぁ、その3人は精神異常になったとしても目撃者には変わりねぇだろ?良く殺されなかったな。」

青桐「たぶん・・・抵抗したか隠れたのでしょうね。3人とも・・・致命傷ではないもの撃たれたり斬られたりしていましたから。」

イエロー・S「撃たれたと斬られた・・・なるほど。それで凶器は拳銃と鋭利な刃物だと判断されたのですね?」

青桐「正確に言えば・・・斬られたというより引きちぎられた感じでしたね。斬られた損傷もありますので刃物はまず間違いないです。他にも弾痕があったりして、凶器の拳銃が大型のものであることもわかりました。」

黒樹「あの、牢屋って・・・隠れる場所があるんですか?普通牢屋って、脱走防止のためにそういう場所を作らないように設計してるものだと思うんですけど・・・。」

青桐「その通りです。隠れられる場所と言ったら、布団の中くらいでしょうね。」

黒樹「だったら隠れるのは無理なんじゃないですか?その犯人、話だと他の5人のいた場所には思いっきり侵入できてるんですよね?抵抗したとしても・・・相手は大型拳銃持ってるわけだし、逃げ場はないに等しいですよね・・・・・ってことは、犯人自身が3人のことをそもそも殺す気がなかったってことになりませんか?」

青桐「その通りです。状況から考えて、この犯人は3人に対してはとどめを刺す気がなかったと考えられます。実はそこも手を焼いているところでしてね・・・。牢屋の中に入る術はあったのに、なんでとどめを刺さなかったのか・・・・。あの3人はそれぞれ何の関係もないですし、そのせいで犯人が何を意図して事件を起こしたのかもわからないのですよ。」

イエロー・S「あの・・・1ついいですか?犯人は拳銃を使っていたのですよね?銃声はしなかったのですか?連続殺人の死刑囚まで収容していたのなら、そこの警備はそこそこ厳重のはずでしょう?監視カメラなどはついていなかったのですか?」

青桐「そこもおかしな話なんですよ。表に見張りもいたし監視カメラもあったのに、銃声どころか映像もないんです。映像など瞬きした瞬間に悲惨な事件現場が映し出されるという奇天烈ぶりですし・・・・もう何が何だか。」





黒樹「・・・先生、どう思います?」

マツブサ・S「映像はともかく、大型の拳銃に銃声無しって時点で、もうあのトチ狂い野郎どもドンピシャだなヤダー。」

疾風「あいつら・・主人を襲った後に刑務所に行ったのか、その労力と気力はどこから来るのだ全く・・・。」

青桐「その言い方からすると・・・この事件の犯人はあなたたちが見たという誘拐犯に当てはまるのですか?」

マツブサ・S「まぁ、もう1つの特徴聞いてみて当たってたらそいつらで決まりだな。」

青桐「ほう?だとすると・・・これは天野刑事も気になる件かもしれませんね。これで捜査が進展すればいいのですが・・・。」

青桐がそういうのと同時に、丁度注文した品が運ばれてきた。

ゴールド・S「あ!醤油来た!いったん休憩〜。」

黒樹「あ、おいしそう!いただきます!」

疾風「あの話などなかったように・・・切り替えが早すぎる。」

マツブサ・S「ある意味頼もしいけどな。俺ぁもうちょっと後で食うわ・・・。」

青桐「そうしなさい。その話の続きは天野刑事も加えて話していただきたいですしね。」

黒樹、ゴールド、青桐はそう言ってそれぞれ注文したものを食べ始めた。
ーーーーーーーーーー

ゴールド「えーと、もうこれ、紅蓮&刹那決定でいいのか?」

マツブサ「もうほぼ間違いねぇだろ。まだ聞いてねぇけど、多分その囚人の中に朱毛の成人男女がいたんじゃね?」

グリーン「先ほど、青桐は死体についても『パーツが足りない』と言っていた。・・・・一部置いてさらったのではないだろうか?」

ゴールド「ほげぇぇええ生々しいいぃぃ!!ここにきて一気にホラー要素出てんじゃん!!」

パール「一応、クトゥルフなんでここばっかりはしょうがないっすわ。というわけで、雅登場からいっきまーす。」
ーーーーーーーーーー
一時、間を置くため食べ始めた飯が大分食べ終わり始めた頃、ようやく雅が急ぎ足で店に入ってきた。

雅「すまん!時間がかかった。この私が時間に遅れるとは・・・何たる不覚!」

青桐「構いませんよ。別に時間を指定していたわけではないですし、彼らにも事情は話してありますから。」

マツブサ・S「俺らの方も突撃訪問みてぇなもんだしな。とりあえず生き整えて座れ。」

雅「あぁ、申し訳ない。店員!餃子定食一つと単品でチャーハン大盛りを頼む!」

疾風「あなたもですか・・・。警察は皆、こんな大食らいの割り切り魔なのですか?」

青桐「大食らいは彼女だけですよ。というか、そっちの彼女だってすさまじい食欲じゃないですか・・・。」

ゴールド・S「すみませーん!それにレバニラ定食追加でー!」

イエロー・S「ま、またうちのエンゲル係数がー・・・・。」

マツブサ・S「おごってやるから泣くなって。注文終わったなら話の続き行くぞ。」

雅「そうだな。だがまずは自己紹介だ。私は天野雅、冬木警察署の刑事だ。」

黒樹「俺は蒼乃黒樹です。遠月学園大学の生徒で、今はマツブサ先生の研究の手伝い中です。」

イエロー・S「イエロー・シュルクと申します。遠月学園大学の留学生で、先生のゼミのゼミ生です。」

ゴールド・S「今にきらめく美少女中学生、ゴールドよ!よろしゅう!」

雅「ゴールド?ゴールド・・・どこかで聞いた名前だな。何処だったか?えー・・・・確か・・・・。」

マツブサ・S「アート・・・もしかして、悪戯の被害者から聞いた名前じゃね?今事情でウチに来てんだが・・・女とは思えねぇほど無茶苦茶やるからよ。やらかしてても不思議じゃねぇだろ?イエロー。」

イエロー・S「あぁ!ま、また何かしでかしていましたか?この子ものすごくやんちゃなものでいろいろ悪戯するものですから・・・。」

雅「そうなのか?」

疾風「あー・・・こいつならやりかねませんな。自己紹介からわかると思いますが、礼儀などとはほぼ無縁ですし。」

イエロー・S「もぉ〜本当にすみません!実質の保護者だというのに・・・僕の監督の不行き届きでご迷惑を!!」

雅「ふっ・・・そんなに気にしなくてもいい。すぐに思い出せないということはそう大したことでもないだろうしな。それに、子供は元気が一番だろう?悪いことをしたのなら、反省して次やらなければいい。」

マツブサ・S「寛大な見解でありがたいわ。つーわけで、時間もねぇだろうしとっとと本題行こうぜ。」

雅「そうだな、では食べながら話をするか。」

雅がそう言って注文を待つ。そして、雅が注文した料理が運ばれてきてから雅は話に入る。
ーーーーーーーーーー

ゴールド「またかよぉぉおお!苗字言ってねぇのにこれとかもう怖くて自己紹介できないんですけどおおぉ!!」

パール「でも、苗字名乗らなかったんで大分猶予あったでしょ?もし苗字名名乗ってたら会話問わず問答無用でダイスでしたからねぇ・・・。今回はうまくやりましたね。」

ゴールド「さすがに二度目はやりません!」

グリーン「だが、「猶予」表現したところからしてダイスには行きかけてただろ?」

パール「えぇ、何かしなきゃダイスでしたね。マツブサさんが機転で切り抜けてましたけど。」

マツブサ「流れ的に胡散臭かったからな・・・変な所でヒヤヒヤさせんなよ・・ったく。」

ブラック「神話生物じゃないのに・・気が抜けないですね。」

パール「まぁ今回みたいにロールで切り抜ければダイジョブっすよ。続きは・・尺が足りなさそうなんで次回に回します。」

次回へ

5人パート 青桐と雅との会話 中華店にて ( No.110 )
日時: 2016/11/23 17:06
名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)

もちっとだけ書く

ーーーーーーーーーー

パール「はいからぼんさい!続きやっていきましょい!」

マツブサ「『はいからぼんさい』ってなんだよ!そんなスタイリッシュな盆栽を掛け声にして始めるな!」

パール「だぁって、『はい』も『うぇい』も『うい』も使っちゃんたんですもん。ささ!気にしないで前回を簡潔に!」

マツブサ「前回見ろ!はい終わり!」

イエロー「雅さんはさっきまで刑務所の事件をしれべていたはずなので、新しい情報が聞けるかもしれませんね!」

グリーン「それと、雅からは爆破事件のことと論文について調べられたことも聞いておいた方がいい。」

ブラック「論文はともかく、爆破事件の方はダイスいるかもしれませんね・・・できればロールで何とかしたいですけど・・・。」

パール「そこはロール次第ですな。では、続きどぞ!」

マツブサ「さぁ〜搾り取ってやるぜ〜?」

ラクツ「・・・リアルに胃痛がしてきた。お手柔らかに頼む。」
ーーーーーーーーーー

雅「・・・ふぅ、では話に入ろうか。それで?今回の刑務所事件についてはもうあらかた話してあるのか?篠原。」

青桐「えぇ・・・話してあります。どうやらその犯人、心当たりがあるようですよ?」

雅「本当か!?その犯人とはいったい誰なんだ!」

マツブサ「切羽詰まってんのは知ってるが、まず落ち着け。んで、一つだけ確認させろ。その殺された5人の囚人の中に、『朱毛の成人男女』はいなかったか?」

雅「な・・・なぜ、そのことを?」

青桐「え?ちょっと待ってください・・・まさか、いたんですか?」

雅「あぁ、いた・・・・。分かったのはつい先ほどだったが、5人のうちの1人が朱毛の成人男性だった。女性はいなかったが。」

青桐「これは・・・あなたの読み通り刑務所を襲った犯人が朱毛成人男女の誘拐事件の犯人と同一人物ってことですか?」

マツブサ・S「間違いねぇと思うぜ?そいつの持ってた武器も、大型の拳銃だったしな。話じゃ『足りないパーツ』もあったんだろ?それ・・・そいつが誘拐されてたから数が合わなかったんじゃねぇの?」

雅「そうかもしれない・・・足りないパーツは結構あったからな。犯人はその誘拐犯とみていいか・・・。篠原の話では・・・あなた方は昨日、その人物に襲われていたのだったな。犯人の顔は覚えているか?」

疾風「特徴的な帽子をかぶった青年とクルクル頭の少女です。見かけからして・・・高校生でした。制服も着ていましたしね。」

雅「こ、高校生だと!?」

青桐「高校生が大型拳銃持ってたんですか?そんなアホな・・・。」

黒樹「いえ、俺たちを襲ったのは・・・間違いなく大型拳銃を持った高校生でした。拳銃の使い方も素人じゃなかったです。また、少女の方は鋭利な刃がついた具足をつけていました。武術も素人ではなかったですね。」

マツブサ・S「的確に狙いつけて撃ってきたり斬りつけたりしてきたしな。あー・・・襲ってきた人数はそいつら2人じゃねぇよ?手下の連中も何人か引き連れてきたぜ。」

疾風「昨日通っていた場所も人気のない場所で、誘拐するにはもってこいだったと思います。あの人数なら時間もかからない。」

青桐「そ、そうですか・・・。しかし、高校生が今回の刑務所事件に関わっているとは考えにくいのでは?刑務所は警備も厳重ですし、さすがに高校生なんかはいったらすぐにわかります。牢屋だってどうやって・・・。」

雅「・・・いや、できるかもしれない。」

青桐「は?あなたまで・・・本気ですか・・・?」

雅「今日お前にも言おうと思っていたのだが・・・高校生でもそういうことができる奴らがいた。・・・前例があった。」

マツブサ・S「前例・・・何か調べたのか?」

雅「あぁ、覚えているか?あなた方が話した論文の4人・・・研究材料にされた日本人二人とフランス人とアイルランド人。」

マツブサ・S「あぁ、前に提供した情報な。あれ結局調べられたのか?爆破事件起きてたけどよ。」

青桐「見る前に燃えカスにされましたよ。なので、日本人の方は天野刑事、アイルランド人とフランス人は私が別方向から調べました。」

雅「それを調べた結果・・・その日本人二人が17歳と16歳の高校生だったことが分かった。罪状は、両者ともに連続殺人・・・。その高校生達は連続殺人に青年は拳銃を、少女の方は鋭利な刃物を使っていたそうだ。腕も相当だったらしい。」

ゴールド・S「相当って・・・拳銃って持つだけでも大変じゃない?どうやってかなりの腕になるの?女の方もだけど・・・。」

雅「青年の方は射撃の大会で優勝した経歴が数回、少女の方は武術の大
会での優勝した経歴があって主にテコンドーが多かったな。拳銃・武術の腕はそこで磨いたのだろう。拳銃及び特殊具足の入手ルートについては詳しくは書いていなかったが、大方どこかの裏ルートだろうよ。さらにこいつ等は逮捕された後に刑務所内で牢屋を抜け出して殺人をしていた。・・・共謀かどうかはわからないが、頭も相当良かったのだろうな。」

青桐「『牢屋を抜け出して刑務官を殺した』・・・確かにそれができるなら今回のこともできるでしょうけど・・・そんなトンデモ野郎が世の中に4人もいるとは考えられないんですけど?」

マツブサ・S「現にいるだろうが馬鹿。」

イエロー・S「日本には『二度あることは三度ある』という諺があるくらいですし・・・今回のことはそれに該当したのでしょうね。」

疾風「それとも・・・俺たちの情報は貴方の信用に値しませんか?青桐殿。」

青桐「・・・いいえ、信じますよ。あなたたちの立場を考えても、こんなところで嘘を吐くわけがありませんし。ただ、ねぇ・・・世の中も末だなと思わざるを得ないというか・・・ちょっとうんざりしてました。」

黒樹「俺も初めて見たときはそう思いました。高校生とか子供も怖いなぁって・・・・。」

青桐「ですよねぇ・・・はぁ、これ応援呼んだ方がいいですかね・・・。」

雅「お前の部署の連中は面倒だからやめろ!・・・とも言ってられんか、できるなら早々に頼む。」

青桐「申請には時間かかると思いますよ?まぁ、通る努力はしましょう。・・と、この話は置いといて。そうなると、今回の刑務所事件もその高校生がやったとして・・・目的は、やはり朱毛の男性ですか。」

マツブサ・S「だろーな。俺の方で失敗したからそっちに行ったんじゃね?」

疾風「俺たちが奴らに会った時間は大雑把ですが・・・19時30分ごろです。刑務所事件はその後ではないですか?」

雅「あぁ、刑務所の方は死体の状態から考えて午前2時・・・夜中だ。監視カメラの時間とも一致する。」

黒樹「俺たちがいた場所は商店街近くですから、そこから向かったとしても時間的に余裕ですね。」

青桐「そうですね。問題はどうやって刑務所に侵入したかですか・・・。」

マツブサ・S「刑務所に予め誰かが入ってたとかじゃね?あの高校生共にはさっき言ったように仲間が何人かいるからな。」

疾風「大人が予め入っておくことで誘拐の手引きをしておく・・・監視カメラの映像もそいつが消したと考えれば・・・。」

雅「姿を消すからくり整えられる・・・できないことではないな。」

イエロー・S「しかしこの仮説ですと、刑務所の刑務官の中に内通者がいるのは確実ですよね・・・。」

雅「そうなるな。信じたくはないが・・・警察は刑務官が犯罪者になることもないわけではない。」

青桐「むしろあふれてますけどね。」
ゴスっ

雅「殴るぞ篠原!!」

青桐「もう殴ってるじゃないですか!!あなた結構怪力なんですから本気で殴らないでくださいよ!」

マツブサ・S「コント始めるな、馬鹿共!!とりあえず、その高校生共の詳しい特徴話しとくぞ?さっきもチラッと言ったが、高校生で男女、帽子かぶってるのとクルクル頭。服は制服。それと青年の方はケープ、女の方はストールみたいなの羽織ってたな。普段の言動はそうでもねぇが・・・朱毛の奴を見たときの反応は超キモイ。朱毛の写真ちらつかせて調べたらいいんじゃね?ちなみに誘拐の証拠を消す方法は、失敗させたこと及び逃がしたせいでさっぱりわからなかったから自力で調べろ。」

雅「そうか・・・これはかなり有力な情報だな。早速絞り込んで探してみよう。誘拐方法についても何とかして見せる。」

疾風「切実にお願いします。それと、もういくつか聞いてよろしいかな?」

雅「なんだ?」

疾風「さっき調べたと言っていた高校生達、名前の方はわかったのですか?もう二人のアイルランド人とフランス人については?」

続きは次回


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36



この掲示板は過去ログ化されています。