二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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ポケ×イナ×エヴァ カオスな(非)日常 クトゥルフ第二章開幕
日時: 2017/05/03 20:24
名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)

どうも、3回生になったゴリラ作者の竜です。

最近この小説にも日常系の小説が多くなってきましたので思いきって作ってみました。

そして僕のお気に入りの作品でやってみました。


注意書き
・日常系ですが学生なので不定期更新です。
・カオス間違い無いです。
・稚拙な文なので温かい目で
・リクエストは広い心で受け止めて実施出来る物は実施します
・お気に入りのキャラがカオスになるかもしれませんのでご注意下さい。
・住人は図鑑所有者だけではありません。
・悪役も登場します。
・登場キャラはカロスまでです。
・小説の感想・コラボなどの申請はいつまでも大歓迎です。ただし誹謗中傷などは書かないで下さい。
・イナズマイレブンは今のところGO陣営のみです。
・エヴァ組はチルドレンのみの登場です。今のところは
・マイナー組もいます。

カオスになるか分かりませんが頑張って書きます!!

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5人パート 喫茶店での情報交換 ( No.84 )
日時: 2016/10/25 11:56
名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)

眠いけど書く

ーーーーーーーーーー

パール「おーいててて・・・お待たせして納めてきました!ほんでは、続きやってまいりましょうか。」

ブラック「ご苦労様です。・・・と言っても、こっちはゴールドさんが食べて帰るだけなんですが。」

ゴールド「なぁ、そのことなんだけど夜の時間帯の調査はしないのか?前に地下が危ないのはわかったけどさ、暗い所でもあいつらが活動してるかってそろそろ確かめた方がよくねぇ?」

マツブサ「あー・・・それなぁ。確かにそろそろ見ておきてぇところだわな。大元の時間を考えると。」

ブラック「大元って・・・どういう意味だ?」

グリーン「このシナリオは時が進むにつれて、周りもきちんと変化が生じている。シナリオ自体にも制限時間があるかもしれん。」

イエロー「もしそうだとしたら、時間をかけすぎてクリは不可能、ということにもなりかねません。それを考えると、できる行動は切り詰めてやってしまいたいところ・・・そういうことです。」

ブラック「なるほど・・・確かに時間をかけすぎてしまうとダメなシナリオがあるって社長から聞いた気がする・・。」

マツブサ「ん〜・・・良し!今日はその辺考えて、ちょっと遅くまで時間つぶして帰るか!」

ゴールド「おぉ!とうとう夜行動か・・・なんだかすっげぇワクワクしてきた!」

グリーン「危険承知でいくのだから面倒なことはするなよ?KP、この喫茶店の閉店時間は?」

パール「この喫茶店は夜19時からバーになるんで、ゴールドがいる状態なら7時に帰宅することになりますな。」

グリーン「今の時期ならちょうどいいな。じゃあ、その時間までここで時間をつぶすぞ。」

パール「了解です。では、ロールどぞ。」
ーーーーーーーーーー
5人は情報交換と方針を決めた後、ゴールドのデザートの注文をして他愛ない話を進めた。

ゴールド・S「うんま〜!超うま〜!!これならあと5つくらいは食べちゃえるわ!!」

イエロー・S「そんなに食べていいわけないでしょう!?健康のためにもご自重なさい!」

マツブサ・S「たまにはいいんじゃねぇ?お前らも追加でなんか頼んでいいぜ?おごってやるよ。」

黒樹「そんな・・・悪いですよ!自分の分は自分で払います。」

マツブサ・S「バーカ。年下は黙っておごられとけ。疾風、払った分の金は時間があるときに引き出しといてくれ。」

疾風「かしこまりました。」

・・・こんな感じで飲食、話し込みを続けて時間は16時ごろに差し掛かる。
ーーーーーーーーーー

パール「では、全員聞き耳。」

ブラック「うぅえ!?」

ゴールド「ハー!?ここでもなんかあるの!?こんな白昼堂々人だらけでの場所で神話生物とかないよな!?」

パール「振ってからのお楽しみです。ではどうぞ!」

聞き耳 黒樹   25%→77 ×
    ゴールド 55%→68 ×
    イエロー 65%→22 ○
    疾風   65%→88 ×
    マツブサ 25%→92 ×

ゴールド「おぉう・・まーた失敗だらけかよ・・・俺らどうしてこんなに危険察知へたくそなの!?」

グリーン「知らん・・・ダイスに聞け。」

ブラック「イエローさんが成功してくれて助かりましたね。結果はどうなりますか?」

パール「ふむ・・・イエローさんか。なら、アイディアも振ってくだされ。」

イエロー「アイディア・・ですか?わかりました。」

アイディア 65→22% ○

イエロー「成功しましたけど・・・何かあるんですか?」

パール「処理しますね。」
ーーーーーーーーーー
黒樹、ゴールド、疾風、マツブサの4人は自分たちの会話で盛り上がっていたため、周りのことなど気にも留めていなかった。しかし、第3者の位置で微笑ましげに聞いていたイエローは・・・喫茶店に新しい客が入ってきたことに気付いた。そしてなんとなく気にかけてみると・・・入ってきた者が誰かと話し始めた。声も大きく、その声はしっかりと耳に入ってくる。

イエロー・S「(おや?誰か来たようですね。先ほどの客入りからもうかがえますが、結構人気スポットなのでしょうか?・・・と、内容が聞こえるくらいの声ですね。店の迷惑を考えてほしいものです・・・。一体何を話して・・・。)」

?「ようやく見つけたぜ・・こんなところで白昼堂々とブレイクタイムだなんていい度胸だなぁ。」

?「!お、お前は・・・・どうしてここに!?一体何の用だ!!」

この時点で、イエローは最初に聞いた声に最近会ったことがあることを思い出した。

イエロー・S「え?この声は最近・・・そんな・・・まさか!!」
ーーーーーーーーーー

ゴールド「いや、まさか・・・っていうか、話し方でバレバレだと思うんだけどよ。」

ブラック「こんな場所であの人と接触って・・これ、まずいんじゃないですか?主にゴールドさんが・・・。」

ゴールド「超まずいんだよ・・・あの人結構強いし、見つかる前に先手かけちまった方がいいぜ?」

マツブサ「待て!行動を起こす前に‥・そいつと言い争ってんのがだれか気になる。その内容もな・・・。」

グリーン「描写から考えて、こちらの姿はまだ相手に見られていない・・・。見つかるまでは少し様子を見た方がいい。」

マツブサ「つー分けで・・・そいつらの姿を確認してぇ。目星はできるか?」

パール「できますよ?奥の席って言っても・・・喫茶店自体はそんなに広くないんで。」

イエロー「では、僕が状況を伝えてからゴールド以外の3人だけ目星をする・・・ということでお願いできませんか?相手に見つかっていないとはいえ・・・視線を向ければ相手も見てくる可能性がありますから・・・。」

ゴールド「確かに・・・先輩たちは会ってねぇけど、特徴は昨日話してあるもんな!みりゃ一発でわかるはずだぜ」

パール「はいっす!んじゃ、目星の後続けてロールお願いしまッス。」

目星 黒樹   64%→50 ○
   疾風   40%→39 ○
   マツブサ 60%→59 ○
ーーーーーーーーーー

イエロー・S「話の途中ですみません・・・黒樹さん、先生、疾風さん。ちょっと言い争ってる感じの2人を見ていただけますか?」

黒樹「言い争ってる感じの・・あ、あのカウンターの人たちか?」

?「白々しいな・・。俺がお前に会いに来る目的なんか、一つしかないことくらいわかってるだろ?」

黒樹「え?・・・あの人・・もしかして!?」

マツブサ・S「でけぇ火傷にツンツン頭・・・この特徴、最近聞いたことがあるが・・・どうだ?疾風。」

疾風「はい・・・ゴールドを狙っていたというツンツン頭の特徴とぴったりですな・・・。まさかここで誘拐公言者と出くわすとは。」

ゴールド・S「誘拐公言者って・・・まさかアイツが来てるの!?ここで会ったが百年目ね。今度こそぶっ飛ばしてやるんだから!」

黒樹「まって!・・・俺たちには気付いていないみたいだ。ちょっと様子を見よう。」

イエロー・S「会話は僕が復唱します。全員、いったん視線を外してこちらに集中してください・・・。」



?「・・・まだ、あのことを調べているのか!?前にも言ったように、私はあれについては本当に何も知らないんだ!」

?「とぼけるんじゃねぇ!あの場所はお前の管轄だろ・・お前が知っていないはずがねぇ。あれさえなければ・・・・あの人は苦しまずに済んだ・・・。あんな風にもならなかった!全部・・・お前のせい・・・お前のせいなんだよ!!高遠賢木(たかとおさかき)!!」

ーーーーーーーーーー

ゴールド「突然ここで高遠来るとか・・・・んで、予想できてたけど・・・やっぱりあんたが銀二の父親かよ。」

サカキ「まぁな・・・TRPG経験者ということで声をかけられてな。都合がついたので参加させてもらっている。」

白竜「あー・・・だからキャラシート作るのがスムーズだったんだな。」

グリーン「経験者なのか・・・。キョウから聞いたが、奴らでもやったことがないようだぞ・・?どこでそんな経験を?」

サカキ「あ!い、嫌・・・シルバーに聞いて・・・ネットで少しだけ・・・。」

グリーン「・・・・仕事中にネットするなよ。他人事だがそれでは部下がかわいそうだろ。」

マチス「そういえば最近書類がいや〜にたまってるって聞いたような・・・・・・サカキ様?」

サカキ「い、いや!ほんの暇つぶし程度だ。だから問題ない。」

ブラック「暇つぶしって範囲じゃすまないですよ・・・これ。」

サカキ「いや、暇というわけではないが・・・その・・えー・・・。」

マツブサ「どーせ、そのセッションに息子も参加してたんだろ?いい加減にしろ息子馬鹿。」

サカキ「返す言葉もない。」

パール「まーまー!いいじゃないっすか!続き行きましょうや!」

ーーーーーーーーーー

朝はここまで。サカキ様がログインしました。

5人パート 喫茶店で不審者 ( No.85 )
日時: 2016/10/26 10:01
名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: B81vSX2G)

朝の続き、日が過ぎちゃったけど気にしない。

ーーーーーーーーーー

イエロー・S「た・・・高・・・・遠・・・・!?」

黒樹「高遠って・・・父子家庭だったよな?息子がいないなら・・・今そう呼ばれるのって、一人だけ・・・だよな!?」

マツブサ・S「おいおい・・・ツンツン頭と争ってんのって高遠かよ・・・。つーか、知り合いだったのか。」

疾風「知り合いではあるでしょうが・・・ちょっと殺伐としているようですな・・・。仲がいいというわけではなさそうです。」

マツブサ・S「みてぇだな・・・とりあえず、高遠をもう一回確認してから続けて会話を聞いてみようぜ?」


賢木「だから・・・私のせいというのは誤解だ。確かにあそこは高遠の管轄だが・・・私自身もよく知らないんだ。アイツが君にとって大切だったことはよく聞いているが・・・私はあのことについては何も答えられない・・・何も知らない。」

?「自分の管轄を知らない・・・か。よくもそこまでとぼけられるものだな。こっちはお前の家についても調べがついてるんだよ・・。よくもまぁ、そんなことを平然と・・。」

賢木「その言い方・・・まさかお前!!」

?「この情報は同じ方面の確かな所からだ。確かなのはお前もわかるはずだ・・・潔くしゃべったらどうだ?」

賢木「・・・やはり、奴らと組んだのか!?馬鹿なことを・・・お前は大切なものを捨てたことを理解していないのか?そんなことをしてアイツが喜ぶとでも!?流石にそこまで行くと・・・同情もできんぞ!!愚かな男だな。・・・『白狼・ドラゴニク』!」

白狼「お前が・・・お前が言うか!高遠ぉぉ!!」


イエロー・S「・・・どうやら、あのツンツン頭は男性のようです。名前は『白狼・ドラゴニク』ですか・・・。」

ゴールド・S「変わった名前ね・・・ハーフなのかしら?」

マツブサ・S「んなことよりも、だ。まぁ〜・・・何とも怪しげ感満載な会話を大声でしてやがるなぁ・・・。」

疾風「最後の叫びなど俺たちにも聞こえましたな。あの白狼とやら・・・話で聞いていたよりも大分冷静さにかけていますね。」

マツブサ・S「それだけあの高遠に絶大な因縁か恨みがあるってことじゃねぇか?あーあー・・・殺伐として嫌だねぇ・・・。」

黒樹「高遠と敵対してるってことは・・・やっぱりあの人は誘拐に関係ないってことか?」

疾風「とりあえず、会話の続きを聞いてみよう。」


賢木「・・・なんと言われようと、私がお前に語れることはない。それ以前にお前に構っている暇はないんだ。」

その言葉と同時に・・・白狼はポケットから素早く何かを取り出して賢木に向かって突き付けた。突然出てきた拳銃に、周りは一気に騒然となる。
ーーーーーーーーーー

イエロー「えぇええええ!?こんな場所で拳銃ですか!?」

ゴールド「おいこらー!犯罪者と正義の味方が逆転してんぞー!!ファンから苦情来るぞー!!」

パール「しゃーないんですよ。決まったらこうなったんですもん。」

白竜「そうなんですよ。だから・・・実はロールが地味に難しったりするんだ・・・。こんな感じでいいのか・・・実は今も悩んでいる。」

サカキ「まぁ、それが当然だろうな。俺は拳銃突き付けられる程度なら日常でも何度かあるから、そう難しくはないが・・・。」

マチス「俺も結構頻繁っすよ。海だと海賊とかって結構出るし・・・まぁ、大半が立場逆なんすけどね。」

グリーン「突然バトルなら何回か仕掛けられたことはあるな・・・。ほとんど瞬殺だが。」

ゴールド「ギャー!生々しい体験談ヤメテ!!」

ブラック「こんな場所で現実の闇を赤裸々に明かさないでくださいよ・・・・。ポケモン界の夢が壊れちゃいますよ・・・。」

マツブサ「いや、俺から見てもこいつら酷いわ。俺ぁ人生の中でそんな目にあったことなんざ一回たりともねぇぞ・・・。」

ナツメ「は?そんな馬鹿な話があ(エスパー中)・・・・・・・・な!?嘘じゃない、だと!?」

アオギリ「なっ・・・そんな馬鹿な・・・!?その程度の経験もなしに私とあそこまで渡り合ったというのですか!?」

アカギ「悪人でその経験がないお前の方が怖い・・・。」

N「僕はないな・・・。」

ラクツ「俺は何度か任務であるな・・・。すぐに相手は消えるが。」

ルビー「だから聞こえるって!不吉な暴露もやめてくれよ・・・美しく無いったら・・・。」

神童「純粋組の耳ふさぎが間に合わない所だった・・・。」

天馬「?」耳ふさぎされてる

マツブサ「いやちょっと待って!俺のが異常なのかよ!?え?マジで!?!!?」





剣城「・・・・・いつの間にか・・・悪役共の体験暴露大会になってるな・・・。」

パール「はいはい!生々しい欲望の開放はここまで!セッションに戻りまッス。・・・の前に、強盗じみた場面に居合わせてしまったことによるSANチェックいきます!ゴールドとイエローだけ。」

ゴールド「は?俺とイエロー先輩だけ?何で先輩とマツブサとブラックはないんだよ。ばっちり目星までしてるってのに・・・。」

ダイヤ「3人は人間外の力、魔術が使えるからここのチェックは免除になります〜。」

パール「魔術は拳銃なんかと違って、周りに気付かれず、何の根拠もなく、確実に相手を仕留められる・・・使う気がなくても『それが使える』って事実が与える安心感と危機感度合ってのは普通の人と違うはずでしょ?そんなとんでもない力を手にしてる3人にとって、拳銃なんて人間の作ったものは・・・今更恐怖の対象にはならんということです。」

ブラック「確かに・・・相手が拳銃持ってても、魔術を使っちゃえば高確率で死なないわけだから、無意識でも恐怖なんて感じないかもしれませんね・・・。」

マツブサ「なるほどねぇ・・・。危険を冒して手に入れちまった分のメリットはあるってことか。」

グリーン「・・・SANチェックを免れたことに喜ぶべきか普通の感覚が薄れていることに悲しめばいいのか・・・・複雑ではあるが。」

パール「その辺は自己解釈で!では、成功で0、失敗で1D5のSANチェック〜。」

SAN値 ゴールド 35→12 ○  変動なし
    イエロー 52→14 ○ 変動なし

ゴールド「よっしゃー!減少なぁし!!」

ーーーーーーーーーー

ゴールドとイエローは他の客同様、白狼が拳銃出したことに恐怖したが、すぐに今の状況を冷静に理解した。残り3名も無意識のうちに、恐怖が湧き上がってこなかったので、そのまま冷静に会話を聞き続ける。

白狼「騒ぐんじゃねぇ!!うるさくしなければ無関係者には手は出さない・・・騒いだ場合は保証しかねるぜ。俺が用があるのは・・・お前だけだ。」

賢木「・・・・・・・・・・。」

マチス・K「やめろ!この人も客だ!役に手を出すことは許さねぇ!」

ルナ・A「乱暴は許さないわよ!!」

白狼「なら、この男の代金は置いて行く。・・・店の外に行かせてもらうとするか。素直についてきな。」

賢木「・・・わかった。素直についていくから、この店の者たちには手を出さないと約束しろ。」

白狼「それはこいつら次第だ。邪魔をするなら・・・殺す。」

賢木「・・・そういうことだ。すまないが、言う通り何もせずに動かないでくれ。これは代金だ・・・・迷惑をかけてすまなかった。ごちそうさま。」

マチス・K「・・・っ!!」

そういって賢木はゆっくりと立ち上がる。周りはみんな、何も言わずにその光景を見つめている。
ーーーーーーーーーー

ゴールド「おい、ここで連れ出されんのはまずくないか?このままだと確実に高遠のおっさん、殺されるぜ?」

ブラック「えぇと・・・こういう場合ってどうするんだ?俺としては・・・さすが見捨てるのは後味悪いから嫌なんだけど・・・。」

マツブサ「んー・・・怪しいのは確かだから、ここでこのまま見捨てんのも1つだと思うが・・・せっかくの情報元だから死なせんのは嫌だな。この状況、結構おいしいチャンスなんだよ。ここで恩を売っておけば知り合いになるから今後話が聞きやすくなる。」

イエロー「確かに見捨てるのは僕も反対です・・・話については聞き出せるかどうかですが・・・。いかにいい関係を築けても、元凶だとするならそう簡単にはいかないのでは?」

グリーン「何、もし聞き出せないことがあっても、連絡先などを入手してしまえば・・・あとはこっちの術に嵌る。」

マツブサ「情報をちらつかせてみるもよし、あらゆる取引材料持ち出して脅すもよし・・・やり方はいろいろあるから・・・・なぁ?」

マチス「うっへぇ・・・こわ・・・・お前らマジ外道だわ。」

ブラック「それは・・・人のこと言えませんよ。」

マツブサ「まぁまぁ気にすんなって!というわけで、作戦練って助けてやるぜ。ありがたく思えよ?」

サカキ「助けてもらえるはずなのに・・・・全くもってうれしくない。なぜだ・・・・?」

パール「むふふ!了解。それじゃ、作戦を考える時間を・・・。」

マツブサ「あ、もう考えたから許可が出るなら全員に伝えてロール行くわ。」

パール「早−−−−!!!」

ゴールド「おぉう!相変わらずキレますなぁ!どんなんどんなん?」

マツブサ「うし!全員耳かせ。・・・・ごにょごにょ。」

ーーーーーーーーーー

この続きは今日の昼の予定。

5人パート 喫茶店で不審者追い出し ( No.86 )
日時: 2016/10/26 14:35
名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: jFJOmttq)

続き、不審者追い出し

ーーーーーーーーー

作戦説明中・・・


パール「はぁ〜・・・よくもまぁ・・・この短時間でよく考え付くな、そんなの。」

ダイヤ「けど、面白いし許可していいと思うよ〜。」

パール「だん!それじゃ、ロールお願いします!」
ーーーーーーーーー

黒樹「ちょ・・・あれまずくないか!?あのままじゃあの人・・・絶対殺されるぞ!!」

イエロー・S「怪しいとは言いましたけど・・・さすがに黙っていることはできません!先生、何かいい方法はありませんか!?」

マツブサ・S「慌てんなって。俺だって死なせる気はねぇよ。だからいいか?・・・・・・ぼそぼそ。」




ゴールド・S「それいいわね!面白そうだし乗ったわ!」

疾風「ふむ・・・なるほど。チャンスは一度ですな・・・。厳しいですが、やって見せましょう。」

マツブサ・S「うし!それじゃ・・・すぐに始めるぜ?ゴールド!」

ゴールド・S「了解しました統領!!」

ゴールドは言いつつ机の下に潜り込み、持っていたブブゼラを取り出して構えた。

ゴールド・S「さぁいくわよ・・・・私の芸術的な笛の音、耳かっぽじってききやがれぇい!!」


その瞬間、ゴールドは何の躊躇もなくポケギアの曲を流した。流れてるのは映画「君の名は」で同じみのRADWIMPSの『前前前世』だったWWWWWWW
ーーーーーーーーーーー
ブラック「え!?なんかすごいの聞こえてくるんですけど!!」

グリーン「こいつ・・・ブブゼラ渡されたにもかかわらず、ポケギアから何の躊躇もなく音楽再生しやがった・・・。」

イエロー「でもいい曲ですよね・・・。」

マツブサ「いい曲なのは認めるが、つっこみ入れたら負けだ!!続き行け続き!!」
ーーーーーーーーーーー

突如鳴り響く涙が出てきそうになるようなブブゼラ?の音・・・・その音色は店全体に聞こえた。

白狼「は?な、なんだいきなり・・・これは管楽器?どこから??」

聞き耳 白狼 ??%→34 ×

白狼は音源を探したが、彼には音の場所が特定できていないようで、見当違いのところを見回してしまった。

疾風「ふっ・・・隙だらけだな!」
ーーーーーーーーーーーー

グリーン「KP、先ほどの通り・・・伝票を白狼に投げる。拳銃を持つ手に向かって投擲の部位狙いだ。投擲は普通ので頼む。」

パール「投擲の部位狙いは本来ならー20ですが・・・あらかじめ白狼の集中を削いでいるので、そのままの数値でダイスです!!GО!!」

投擲 疾風 60%→07 ○スペシャル

パール「おー!流石女神寵愛者、こういう場面では外さないですねぇ。」

ーーーーーーーーーーーー

疾風は傍にあった伝票を素早くとって、拳銃の持つ白狼の手を狙って投げた。それは見事に命中する。

ビシッ!

白狼「何・・・・っ!?」

白狼の手から転がった拳銃は運よくカウンターの奥のほうに飛んで行った。白狼の位置からはもう届かない。

疾風「白昼堂々と物騒な男だな・・・。拳銃などもって・・・・強盗か?」

白狼「い、今のはあんたか・・・・・?俺の話を聞いた上で邪魔をするとは・・・よっぽど腕に自信があるようだな。」

疾風「そんなことはどうでもいい。主人が食事をしているこの神聖な場所で・・・このような不快極まりない行為をしおって・・・貴様・・八つ裂きにされてぇのか?」

白狼「っやれるものなら・・・!!」

マツブサ・S「やめとけよ。今のこいつに向かったら、たとえテメェだってひとたまりもねぇぜ?」

黒樹「あなたは1人ですが、こちらは5人です・・・無駄な抵抗はやめてください。」

ゴールド・S「そうそう!私には勝てないことも、あんた知ってるでしょ?今度こそ降参しなさいよ。」

イエロー・S「はぁ、やれやれ・・・またあなたですか?・・・まったく、いくつ犯罪を重ねれば気が済むんですか。」

白狼「!お前らは・・・あの時の・・・なるほど、お前らの仲間か・・・なら俺のことも・・・!」

マツブサ・S「ぜ〜んぶ知ってるぜ?悪いが・・・俺の相棒とこっちのデカい兄ちゃんは下手すりゃもっと上の実力だ。拳銃もねぇ上に・・・俺ら5人とそこのガタイのいい二人の店員相手に抵抗すんのは・・・頭悪いじゃすまねぇんじゃねぇ?」

マチス・K「今、警察も呼んだぜ?これ以上の抵抗はよしな!」

ルナ・A「残るのならそれなりの落とし前はつけてもらうわよ!」

白狼「くっ・・・どうしてこう、いつもいつも邪魔が入るんだよ・・・・。まぁいいか・・・!次こそは・・お前を殺す!覚えていろ、高遠!」



ゴールド・S「ちょっと!?また逃げた・・・逃げ足だきゃあ褒められるわ・・・。」

疾風「わかっていると思うが・・・追うなよ?」

マツブサ・S「目的はあくまで危険回避だ。わざわざ危険に飛び込むようなことしたら本末転倒だからな?」

黒樹「それ以前に俺は追いつけないです・・・。」

イエロー・S「ふぅ・・・・とにもかくにも、誰も怪我がなくてよかったです。」

前のごとくものすごいスピードで逃げた白狼。が、5人は当初の目的のため、その場を動かずに危険を回避したことを良しとした。
ーーーーーーーーーーー

パール「イヤー、お見事!!あの場面に遭遇しながらうまい具合に回避しましたね。」

ブラック「けど、俺驚きました・・・まさかこんなところでブブゼラが役に立つなんて!」

ゴールド「ほんとだぜ!入れておいてなんだけど、絶対使わないまま終わると思ってたしよ。」

イエロー「『突拍子もない行動で注意をそらし、グリーンさんの投擲で伝票を投げて拳銃をはじく。』・・完ぺきでした!」

白竜「ふ〜ん・・・・そういう作戦だったんだな。あの短時間でようそんなこと思いつくな・・・。」

サカキ「確かにあの時間で考えたにしては十分すぎるな・・・。相変わらず見事なことだ。」

マツブサ「やー・・・実のところ、結構やっつけだったぞ?投擲の成功率とか、白狼に隙ができるかとかは運任せだったしなぁ・・・。」

パール「とーか言いつつ、最初の笛で部位狙い効果の打ち消し交渉とかしっかりしてくるあたりはもう初心者じゃないと思いますの。」

マチス「へぇ・・・そんなこともしてたのか。ちゃんとしてんなぁ・・・。」

霧野「人は見かけによらないとは・・・まさにこのことを言いますね。」

グリーン「それくらい考えないと生き残れないだろう。全く・・・毎回毎回とんでもないな、どうなってるんだこの町は・・・。」

ゴールド「冬木市なら仕方ない。」

マツブサ「それが通じんのはアーカムだけだ馬鹿!お前は某アニメファンに全力で土下座しろ・・・。」

パール「まぁいいじゃないですか!というわけで、続きの前に休憩と昼飯とらせていただきやす!」

ーーーーーーーーーーー

大学ではここまで 授業に行きやす。

5人パート 喫茶店で高遠賢木との会話 ( No.87 )
日時: 2016/12/09 16:27
名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: nPUiXc5e)

続きー

ーーーーーーーーーー

パール「はーい、お待たせしますた。続き行きましょう。」

ダイヤ「前回は白狼を退けて賢木を助けたところまでですね〜。」

ブラック「これは・・・自然に考えると、高遠に話しかけることになりますよね?」

イエロー「ではそのあたりからロールしましょうか!」

ーーーーーーーーーー

イエロー・S「さて・・・店員さんとそちらの方、あなた方のほうは怪我はありませんか?あるのなら見せてください。」

賢木「何ともありません。どなたか存じませんが、本当に助かりました。ありがとうございます。」

マチス・K「全くの無傷ですよ。やりますねぇ・・・美形の兄さん!」

ルナ・A「華麗な美技で惚れちゃいそう・・・。」

疾風「お礼を言われるようなことはしていません。私は主人の危険を退けたにすぎない・・・。至極当然の行動をしたまでです。」

ゴールド・S「謙遜しちゃって〜。ホントマツブサ以外にはツンデレなんだから!」

黒樹「そこが疾風さんの持ち味だと思うけどな!」

疾風「・・・・主人、申し訳ありませんが、話を進めてください。この空気は苦手です・・・・。」

マツブサ・S「クカカカ!相変わらずだなぁ・・・わぁったわぁった!実は、あんたを助けたことには慈善以外の理由があってな。あんた・・・高遠って呼ばれてたよな?もしかして・・・息子が誘拐被害にあった高遠さんかい?」

賢木「な・・・なぜそれを・・・?」

イエロー・S「近所の方から聞いたんです。苗字が同じだったので・・・もしやと思いまして。」

賢木「・・・あぁ・・・近所で。確かに私は最初の誘拐事件で息子を誘拐された者です。名は高遠賢木、と言います。」

マチス・K「あ・・・あなたの息子さんが犠牲者に!?それは・・・なんと言っていいか・・・・その・・・・。」

ルナ・A「言葉が浮かばないわね・・・。知らなかったわ・・・・。」

黒樹「気に障ったのなら・・・すみません。」

賢木「あぁ・・・・気を使わないでください。私は・・・・大丈夫ですから・・・・。」

疾風「大丈夫そうに見えませんが・・・こちらはちょっとそのことについて聞きたいことがあるのです。」

賢木「誘拐事件についてですか?失礼ですが・・・あなた方は一体?まさか警察ですか?」

賢木はそう言って5人から少し距離を取る。目に見えるくらい警戒しているようだ。心なしか視線も鋭い。
ーーーーーーーーーー

ブラック「警察に足してこの反応って・・・ここに来てもう露骨に怪しいですね。やっぱり何かやましいことがあるんでしょうか?」

グリーン「怪しいには怪しいが・・・どうだろうな・・・こういうリアクションの場合は、単に警察が嫌いという線もあるぞ?」

イエロー「どっちにしろ難しいですね・・・。情報を持っていそうなので、どうにか話を聞き出したいのですけれど・・・。」

マツブサ「まぁこの辺りは想定ないだろ。さて、どうすっかな・・・。」

ゴールド「なぁなぁ・・・ここは俺に任せてくれよ!こういう時こそ俺のアレが役に立つだろ?」

グリーン「・・・・あぁ、やり損ねたというあれか。確かにもってこいの場面だな。」

マツブサ「確かに、足掛かりはそれで行けそうだが・・・今後を考えるとちょっと足りねぇ。もうちょっと・・・・何か・・・・ん、じゃあ、この方針で行くか。全員耳かせ、KPも。」

マチス「また俺ら蚊帳の外かよ・・・。」

霧野「どんな作戦を考えているのか・・・楽しみなんですが、恐怖も沸いてきます・・・。」

サカキ「いや、NPL側としてはわからないほうが楽しい時もある。ここはお手並み拝見と行こうじゃないか。」

マチス「(マツブサの提案って時点で怖いと思うんですけど・・・・。)・・・・・・・・うす。」

マツブサ「・・・・ってわけでヨロシク!」

イエロー「なるほど!それなら十分ですね!」

ゴールド「これならその場しのぎ〜なんてせこい形で終わらねぇよな!」

ブラック「まさにチームワークって感じですね。」

パール「いや、もうこれ容赦ない部類に入るって。どんだけ?って感じ・・・・。」

グリーン「そうでもないと思うぞ?ただ、これで納得しないとなれば・・・もはやそいつは人間じゃないな。」

マチス「策士のお前にそう言わしめるって・・・一体どんな作戦だよ。」

霧野「ただ普通に怖くなってきたな・・・。」

サカキ「楽しいと言ったが・・・前言撤回してもいいか?」

パール「んー、まぁロールとしては面白いと思いますよ?では、ロールとダイス続けていきます!」
ーーーーーーーーーー

黒樹「俺たちは警察じゃありません。ただの大学生と中学生と社会人です。」

賢木「・・・ならば、話す義理はありません。助けてくれたことには感謝しますが、そのことについては触れないでください。」

ゴールド・S「そういうわけにはいかないわ!その犯人は・・・私の友達候補を奪った不届き者なんだから!!」

賢木「と、友達候補?」

ゴールド・S「そうよ。私も・・・アイツと一緒で親がいないの。あの子は母親だけど私は父親よ。だけど私と違って一人で・・・だから、ずっと声かけようか迷ってたのよ。でも、ずっと一人でいたから話しかけづらくて・・・遠くから見てるだけで過ごしてたら、声かける前に誘拐されたっていうじゃない!!私の友達候補を横からかっさらった・・・そんなの、絶対に許せるわけないじゃない!だから、みんなに頼み込んで犯人探してんのよ!!取り返すためにも情報が欲しいの!あいつと・・・今度こそ友達になりたいの!後悔したままなんて嫌なのよ!!だから、知ってることは話して!お願いだから、やり直させてよ!!」
ーーーーーーーーーー

ゴールド「って感じで、まずは『言いくるめ』!!」

マチス「『まず』なのかよ!?」

霧野「この後が怖い・・・。」

言いくるめ ゴールド 53%→49 ○

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賢木「君も・・・片方の親がいない家庭なのか?それにその子の特徴は・・・!君は、銀二のことをそこまで・・・?」

イエロー・S「僕はこの子の兄なのですが・・・最初は反対しました。彼女もターゲットの1人になりかねないと思いましたから・・・。しかし、このまま誘拐犯をのさぼらせては・・・いずれこの子も誘拐されてしまうかもしれません。彼女は僕のたった一人の妹なんです!彼女を失ったら僕は・・・あなたなら、わかるでしょう?僕は家族を守りたい。同じく、そんな思いをしてしまったあなたのためにもこの事件を解決したいのです!だからお願いします!あなたの知っていることを話してください!」
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イエロー「・・・という感じで『説得』します!」

説得 イエロー 59%→17 ○

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賢木「・・・うぅ、・・・っだが、私、は・・・・。」

マツブサ・S「・・・それでもまだ話したくねぇってんなら、いい情報教えてやるよ。さっきの・・・白狼とか言ったか?あいつ、昨日このガキのことを思いっきり誘拐しようとしやがったらしい。」

賢木「な!?それは本当か!?そんな・・・あいつ、そんなことまで・・・。」

マツブサ・S「アイツが誘拐犯かどうかはわからねぇが、そういうことがあっちゃぁ・・・知り合いくせぇあんたには話を聞いておきてぇ。一応、こっちにもいろいろ取引情報がある。あんたの出方次第ではストライフの名を使って、いろんな方面で援助もしてやってもいいぜ?」

賢木「スト、ライフ・・・。」

知識 賢木 ??→60 ○

マツブサ・S「知らねぇならネットででも調べてみな。すぐに出てくるはずだぜ?俺自身、本とか出してるしな。」

賢木「いえ、知っています。世界でも屈指の名門と聞いていますが・・・あなたがその・・・?」

マツブサ・S「俺にはいろんな方面に伝手がある。もちろん、警察にもなぁ・・・警察の動きも多少はどうにかなるかもしれねぇ。あんたが望むなら・・・交換条件で思う通りに動かしてやるが・・・どうだ?」
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マツブサ「へーい!とどめの『信用』行くぜー。」

信用 マツブサ 48%→35 ○


パール「どれか一つ成功すればよかった所を全部とか・・・いい話のはずなのに拷問に見えるんだけど!女神いい加減にしろ!!」

マチス「嘘丸出し『言いくるめ』してから、情に訴えるように『説得』して、権力を『信用』させて取引・・・・えげつねぇ。」

霧野「リアルで鳥肌立った・・・・。円堂監督でもこんなことはしないぞ・・・・。」

グリーン「だから言っただろう。これで断るなら人間ではないと。というか、断れたらある意味超人だな。」

サカキ「情にも権力にも訴えてくるとは・・・・。逃げ場も隠れることも何もないではないか・・・。お前ら鬼か・・・。」

もちっとだけ続く。

5人パート 喫茶店で高遠賢木との会話 ( No.88 )
日時: 2016/10/31 14:49
名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: iVrcVWnH)

凄い言いくるめからの続き

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ブラック「生き残るためには仕方ないんですよ!・・・ですよね?ゴールド先輩。」

ゴールド「YES。マイロード。」

パール「ゴールドさん・・・ブラックに変な入れ知恵しないでください・・・。シャレになりません。」

グリーン「これで一つ大人の世界を知ったな。さっさとロール行け。」

パール「ほへぇい・・・。」

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賢木「・・・そこまでして、あなた方はこの事件に取り組んでいるのですね・・・。しかも・・・私の息子のためとまで・・・。・・・わかりました。あなた方には・・・私の持っている情報をできる限り提供いたしましょう。」

黒樹「本当ですか!?」

賢木「えぇ・・・ここまでされては協力しないわけにはいきません。ただし、ここからの話は他言無用。警察には絶対に漏らさないようにお願いいたします。特に・・・私が先の男と関係があるという事実は絶対に伏せていただきたい。固く、約束していただきますよう・・・。」

マツブサ・S「いいぜ?あんたとアイツが知り合いだったってことは、警察には言わねぇよ。」

賢木「・・・では、場所を変えましょうか。ここではいささか話しづらいですから。」

マチス・K「これから来る警察に関しては俺たちに任せてください。適当に出まかせを言っておきます。」

ルナ・A「・・・見つからない奥の部屋を用意しておきますわ。いざとなったら・・いつもの裏口使ってください。会計の方は私たちで代わりに払っておきますから。」

賢木「いつもすまないな・・・。マスターにも迷惑がかかるだろうに。」

ルナ・A「水臭いことは言いっこなしですわ。」

マチス・K「あ、そちらの方々もお代はいりません。この人を助けていただいたお礼です。」

ゴールド・S「マジ!?ラッキー!やっぱ人助けはしておくものね!」

イエロー・S「何故でしょう・・・慈善よりも下心の方が、大きく見えてしまうんですけれど・・・。」

黒樹「事実なだけに胸が痛いよ・・・。」

疾風「お前たちはいつも慈善でこんな面倒なことをするのか?全く・・・おめでたいことだ。」

マツブサ・S「まぁまぁ!結果が良ければ、なんでもいいじゃねぇか!早いとこ話に入ろうぜ?高遠さんよ!」

賢木「えぇ、では参りましょう。」

賢木はそう言って、5人は慣れた様子で奥の部屋に案内し始めた。5人はその後について部屋に入る。
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ゴールド「よっしゃー!これでうまくいけば一気に情報入手できるな!」

ブラック「『息子の友達について』と『白狼の詳細』・・・うまくいけば『幽霊屋敷について』!この3つが聞けるところまで来れましたね!」

グリーン「全くだな。だが、賢木とは話す機会が設けられたし、ついでに聞くこともできるな。」

イエロー「そうですね。しかし、油断は禁物です・・・5人とはいえ、怪しいと予測される人と人気のない所での相対ですので十分に注意していきましょう。」

マツブサ「だな。まぁ、その辺は状況を見つつやっていかせてもらおうぜ?KP、続き頼む。」

パール「あいあいさぁー!」

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5人は賢木と共に洋風の廊下を抜け、奥まった場所の一部屋に辿り着いた。そこは先ほどの一般的なレトロの雰囲気と一変し、豪邸の一室のような造りの一室だ。見かけ高価そうなアンティークもある。
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マツブサ「なんか・・・ヤベェ関係の打ち合わせとかに使われてそうな部屋に案内されたな・・・おい。」

パール「人に言えない話はできると言っておきましょ!んじゃ、ロールしていただきましょうか。」

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賢木「さて・・・ここなら誰も来ないでしょう。何が聞きたいのですかな?」

マツブサ・S「そう固くなるなって。一応、お互い協力者になったんだから・・・堅苦しい敬語も必要ねぇだろ?」

賢木「いえ、それはできません!恩人に対してそのような態度を取るなど・・・高遠の家訓に反します。」

疾風「その家訓か何かはわかりませんが・・・それで相手に気を使わせては元の子もないのではありませんか?」

ゴールド・S「そーそー!私も使う気ないから、お相子ってことでいいじゃない!」

イエロー・S「あなたは敬語を使いなさい!!はぁ・・・申し訳ありません・・・。」

黒樹「あの・・・俺も気を使われると、逆に緊張しちゃうんでできればいつもの通りでお願いできませんか?」

賢木「・・・そうですか。では、失礼ながらいつも通りに戻させていただく。改めて・・・何が知りたいのかな?」

マツブサ・S「まずは誘拐事件関連、誘拐される前の息子の状況を聞かせてもらえねぇ?」

疾風「事件以前の変化というのは、意外に重要なものだと思われます。何か目新しい変化などはありませんでしたか?」

賢木「目新しい変化・・・か。・・・そういえば、友達ができたと私に報告してた。」

イエロー・S「友達・・・ですか?」

賢木「あぁ・・・・自分よりも年上だけど、話がとても合うのだと・・・とても楽しげに話していた。日は開いているのだが、確か・・・4人ほど急にできてたと思う。」

ゴールド・S「今まで一人だったのにいきなり二人もできたの?それってちょっとおかしくない?」

賢木「あぁ・・・当時はそう思わなかったが、今考えると怪しいと思う。・・・・そいつらが犯人だったのかもしれんな。」

黒樹「その人たちについて、高遠さんは息子さんから何か聞いてないんですか?」

賢木「特徴まで聞いていない。名前は『綾波』と『クルセイド』、『エストレ』と『眞砂』だと言っていたが・・・。いや・・・『綾波』は日本人の高校生、『クルセイド』は成人男性でアイルランド人、『エストレ』はフランス人の女性、『眞砂』は日本人の女性と聞いた気がする。」

マツブサ・S「日本人の高校生男女二人とアイルランド人の男性、フランス人の女性・・・か。」
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ブラック「これ・・・・確定ですね。」

ゴールド「これで少なくとも、4人の神話生物と戦うことになりました〜どうもありがとうございま〜す。」

グリーン「それと『高校生男女』・・・今まで出てきた高校生男女といえば、あいつらしかいない気がするのだが・・・。」

イエロー「・・・そういえば、論文にも17歳前後とありましたね。けど、そうなると白昼でも神話生物は行動可能ということになりませんか?」

ゴールド「けどっすよ・・・あいつは俺たちのこと襲ってこなかったし、むしろ助けてたじゃないっすか。賢木が嘘こいてんじゃねぇの?」

グリーン「いや、これは全部日記にあったことだ。論文ともぴったり一致している。・・・この男、嘘は言っていない。」

ブラック「じゃあ・・・あの高校生の男女は無関係なのですか?」

イエロー「・・・わからなくなってきちゃいました。一体どうしたら・・・。」

マツブサ「その辺の予想は保留だな。とりあえず、こいつからいい情報が出そうだ、いくつかまとめて聞いちまおう。」

疲れたので続きは今日の夜の予定


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