二次創作小説(新・総合)

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ナンバーカラーズ
日時: 2025/04/13 22:40
名前: いくちゃん (ID: 57sibd8B)

こんにちはいくちゃんです!
この作品は、ナンバーズとカラーズヒロインズの世界に異世界の世界を入れたお話です。

時系列は同じですが、内容が所々違ってきます。
なので、また別の世界と捉えてくれたら幸いです。
後、自分が投稿したもので、企画物以外はいつか本にしたいと考えているため、内容が急過ぎたり、メモ感覚や脚本のようになってることをご了承下さい。

それではお話の始まり始まり



ここはとある異世界
みんな仲良く暮らし、多少揉め事はあったが、平和な町であった

ある日、突然悪の魔法使いがやってきた。
すると、悪の魔法使いは自らの魔法を使って
人々の感情を奪い、不思議な石に閉じ込めてしまった。
しかし、突然何の因果か、1人の少女が現れ、1つ石を手に取ると、なんと言うことだろう彼女は日曜に出てくるようなヒロインに
変わったではないか!
しかし、彼女1人ではどうにもならず、石は悪の手に渡ると思いきや、石は散り散りに飛んで行きどこかへ行ってしまった。
悪の魔法使いも少女もそれを見ることしか出来なかった。

Re: ナンバーカラーズ ( No.169 )
日時: 2024/09/28 21:54
名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)

前回のあらすじ
救子・友子・夢の3人がイタリアへ逃亡!
理由は救子の継母による救子に対しての強制的お見合いだった!
笑達の活躍もあり、救子は元の家族杏田家に迎えられた。

部室
輝「よーし!これで全員揃ったね?」

笑「当日の流れだけど、1曲だと寂しいかつ伝わりにくいので、最低4曲はやるつもりです!」

全員「4曲?」

笑「内2曲は既存の曲だから安心して!」

忠加「安心できるか!」

繋「私と忠加ちゃんはトレードしたんだよ?」

輝「あれ?でも、忠加ちゃんも一時期やってた曲だから、見たら思い出すんじゃないかな?」

友子「繋ちゃんは、経子と練習ね!忠加の反対側は経子だったから!」

笑「よ~し、学校仲直り大作戦決行!」

全員「オオッ!」

第160話・協力の統廃合!(後編)雨の中のライブ!

廊下

生徒A「生徒会長!」

笑「何?」

生徒A「私達、あっちの学校の生徒達と一緒に劇をやりたいんですけど・・・」

笑「いいじゃん!私達だけだと伝わるかどうか不安だったの!それに、やっぱり私達だけが仲良くなって皆が仲良くなるって難しいと思ってたんだ!」

生徒B「生徒会長!私達軽音楽部も一緒にライブを!」

生徒C「生徒会長!私達吹奏楽部も!」

生徒D「演劇部も!」

支「なんだか、私達の行動を見て他の生徒達も仲良くしようって誘ってるね!」

知「そして笑はそれを否定せず、皆でやろうとしている!笑が生徒会長で良かったわ!これが風上さんだと意地はって、『1つの部活で十分です』なんて言うだろうし!」

情子「本人聞いたら泣くぞ!」

正美『悪かったですね!』・イメージ

晴人「生徒会長大変です!」

笑「どうしたの?晴人君?」

晴人「他の部活もGWにエブリデイ学園の生徒達と合同で部活動を披露したいと言う要望が多数出てきて、体育館や講堂などの使用時間を制限しないといけなくなりました!」

笑「ええっ!そうしたらうちのライブは?」

晴人「GWをフルに使えば4曲はなんとか出来ますが、場所と時間は限られるかと・・・」

笑「でも、生徒会長が贔屓して自分の部活動を優遇なんてやったらダメだもんね!よし!」

と言うわけで・・・

笑「これより、講堂及び体育館の使用制限をくじ引きで決めたいと思います!各部の部長は多目的室に集まって下さい!」

友子「と言うわけで相!頼んだわよ!」

相「絶対講堂か体育館引いてやるんだからね!」

助奈「変なとこ当てたら承知しないわよ!」

相「そんなこといわれても・・・」

援『大丈夫かしら?』

恋「続きまして、アイドル研究部の部長さん!前に来て下さい!」

相「はい!」

ギュッ!←取っ手を掴む

ぐるぐる

カラカラ

コロッ!

恋「あっ、アイドル研究部のライブ会場は・・・」

部室
全員「屋上!?」

助奈「なんてとこ引き当ててるのよ!」

相「知らないわよ!」

望「まあまあ・・・」

ガラガラ

朝子「輝!」

夕「聞いたよ!」

月「屋上でやるんだってね!」

輝「朝子ちゃん達!」

朝子「屋上のステージは私達が作るから、輝達は練習に集中して!」

輝「ありがとう!」

植「今のは?」

羽加「私達のライブを支えてくれた裏方3人組!」

任「あの3人のお陰で私達のライブがあると言っても良いですわ!」

ガラガラ

一希「助奈!」

富美「私達も手伝いに来たよ!」

直美「私達もカラーズの皆と同じ気持ちだから!」

助奈「あんた達!」

笑「手伝ってくれる友達の為にも絶対頑張ろう!」

カラーズ「オオッ!」

PM8時

笑「ただいま!」

桃子「お帰りなさい!」

真依「こんな時間も練習してるの?やりすぎは良くないよ!」

笑「だって、皆頑張ってるのに、私達が失敗したら申し訳ないじゃん!」

演劇部の練習風景

羽加「あっ!うちの生徒達も居るよ!」

支「内容は、敵対する国同士が仲良くするお話なんですって!」

笑「ピッタリじゃん!私達も負けてられないね!」

校舎内
植「この学校のの代表として笑さん張り切ってるわね!」

知「そうね」

光美「知の目に狂いは無かったんだよ!」

知「でも、今は心配だわ!」

植「どうして?」

知「幼馴染みだから分かるの!あの子、張り切り過ぎたり誰かの為った気持ちが強くなりすぎると、自分の事が疎かに成るの!」

光美「それって学力?」

知「私が教えてるのに低いと思う?」

光美「違うんだ」

植「そうね、どこかの誰かさんみたいに無理して倒れないかしら?」

知「それは誰の事?」

植「さあね!自分の胸に聞いてみたら?」

部室
全員「ええっ!!!!」

笑「この振り付けの方が楽しいと思うよ!」

楽子「でも土壇場で振り付けを変えるのは・・・」

輝「サビの部分ならなんとか成るんじゃない?」

夢「その根拠は?」

輝「成るように成るよ!」

忠加「相変わらず、その根拠の無い自信はどこから来るんだよ?」

支「まだ一週間あるし、頑張ってみよ!」

屋上
助奈「フヘー!」

夢「もう歩けないわ!」

笑「まだまだもう1回!」

知「笑!あなたは1回休んだら?」

笑「えっ?」

知「生徒会の仕事もしつつ、オーバーワークじゃいつか倒れるわよ!」

笑「大丈夫!自分の体は自分が分かってるから!」

情子「それは分かってない人が言う台詞よ!」

笑「でも、私達が頑張らないとエブリデイ学園の生徒達と仲良く・・・」

任「あなたが深くか考える話ではありませんわ!」

元「そうだよ!元々これは高等部の話!そもそも中等部は関係無いの!」

その日の夜

笑「皆!今日は私達カラーズと・・・」

輝「シグマのライブを見に来てくれてありがとう!」

ライブ中

ドン!

笑・輝「あっ!」

元「輝!」

知「笑!」

笑「輝ちゃん、ごめんね!」

輝「ううん、こっちこそ・・・」

知「今のはわざとじゃないんですか?」

元「何?それはどういう事?」

知「輝さんが足を引っ掻けたからうちの笑が・・・」

元「はあ?むしろ笑がもっと離れてたらぶつかることもなかったんじゃないの?」

笑「知ちゃん!」

輝「元ちゃんも抑えて!」

朝子「あんたらなんかとやってられるか!」

一希「それはこっちの台詞よ!」

回想終わり

笑「ダメー!えっ?夢?」

AM5時

ガチャン!

真依「お姉ちゃん?」

笑「ちょっと朝練!」

真依「えっ?外雨だよ!」

笑「大丈夫!カッパ着ていくから!」

真依「そういう問題じゃ・・・」

一方その頃
知『笑、あれは確実に体調を崩してるわ!早くしないと手遅れに・・・』

ゴホッゴホッ!

知「えっ?」

パタリ

次の日(ライブ当日)

桃子「笑!今日はライブなんでしょ!分校阻止するための!」

笑「あっ!お母さん!えっ?今何時?」

桃子「もう9時よ!早く支度しなさい!」

笑「ヤバッ!」

ズキッ!

笑「えっ?(頭痛い)」

クラクラ・・・

笑『あっ・・・、あ・・・』

屋上

ザーザーザーザー・・・

心美「あ~あ、雨降ってるにゃ!」

祈留「そのせいでお客さん集まってないね!」

経子「そのせいで、グラウンドの軽音楽部のライブも中止になったわ!」

輝「ええっ!!!!可愛そうに・・・」

経子「なんとか無理言って、体育館でやることにしたわ!」

羽加「良かった!」

夕「機材はビニール袋を被せばなんとか使えるよ!」

楽子「ありがとう!」

情子「ねえ?誰か笑見てない?本番前だって言うのに、まだ来てないのよ!」

相「おかしいわね、笑はライブが大好きだから絶対忘れない筈なのに・・・」

植「あの、知も見当たらないんだけど・・・」

憧子「お姉ちゃんも?」

ガラガラ

笑「ごめん、遅れた!」

夢「遅い!」

助奈「早く着替えなさい!」

支「ねえ?笑ちゃん、声ちょっと変じゃない?」

笑「歌の練習のし過ぎかな?のど飴舐めとくよ!」

廊下
朝子「シグマとカラーズの合同ライブは間も無くです!」

一希「新しくなった2組のグループの新たな1歩をこの目に焼き付けて下さい!」

4人「宜しくお願いします!」

部室

ザーザーザーザー!

忠加「ねえ?なんかもっと酷くなってない?」

心美「てるてる坊主付けたのに!」

忠加「役に立ってないじゃない!」

祈留「流石に自然現象には勝てないよ!」

忠加「じゃあコイツを付けた理由は何?」

経子「直前じゃ無理よ!前もって前日の夜から付けとけば・・・」

輝「そこに10体も吊るしてたんですけど?」

忠加「全然役に立ってないじゃない!」

知「ごめん、お待たせ!」

光美「知が時間ギリギリなんて珍しいね!」

元「早く着替えて!」

知「もう着てます!」

夢「あっ、そう!」

大好「それよりこの雨だと・・・」

笑「やるよ!」

全員「えっ?」

笑「雨が降ろうが槍が降ろうが、足がもつれようが、腕がちぎれようがやるよ!」

助奈「そこまでしたくない!」

愛美「私も同意です!」

笑「私達だけじゃなく、演劇部や吹奏楽部、軽音楽部など色んな部活動が協力してくれたんだよ!私達がやらないなんてこれじゃ何のための時間だったのか分からないよ!」

知「そうよ!皆!どうなっても良いからやりきるわよ!」

全員「はい!」

ステージ
笑「皆さん!こんにちは!私達アイドル研究部の・・・」

全員「新星カラーズです!」

笑「最初は5人から始まり、6人、8人、11人、13人、15人、18人、21人と増えていき、今年新たなメンバー9人が加わり、30人となりました!」

輝「どうも、初めまして私達がカラーズと合同でやることに成った」

9人「シグマです!」

輝「私達はエブリデイ学園からやってきて、統廃合と言う形でこちらの学校に通うことに成りました!ですが、エブリデイ学園の生徒達からはこちらの学校を良く無いと思っている生徒達が沢山居ます!だからこそその生徒達に伝えたい!私達はカラーズと組んで一緒にスクールアイドルを頑張っていくと!
  協力して盛り上げていく、そして栄冠を掴みにいくと!だから、私達30人のライブを聞いてください!」

ライブ開始

ライブ後

輝「皆!ありがとう!」

パタリ!

全員「えっ?」

支「笑ちゃん!」

知「笑!笑!しっかりして!」

任「すみません!メンバーにアクシデントがありましたので、一旦ライブを中断します!」

知「ヤバッ!凄い熱!」

情子「こんな状態でライブやってたの?」

知「兎に角、私が笑を運んでおくから、皆は笑抜きでライブの続きを!」

元「わかった!」

夢「このライブは終わらせないわよ!」

ズドン!

全員「えっ?」

知「ああ・・・、ううっ・・・」

光美「知!」

植「あなたまで倒れてどうするのよ!この意地っ張り!」

助奈「もうめちゃくちゃじゃない!」

ピー!

全員「えっ?」

大好「ここからは私が指示を出すから、皆私の指示に従って!」

切奈「お姉ちゃん?」

大好「皆?今1番大事なことは何?」

忠加「シグマとカラーズの協力!」

大好「笑ちゃんと知ちゃんがライブ出来ないなら、もうカラーズはできない!でも、シグマなら出来るよね?」

輝「うん!」

大好「だったら、新星・シグマのライブをお願い!」

輝「分かりました!」

大好「経子と友子、救子と光美で笑ちゃんと知を運んで!」

経子「分かったわ!」

朝子「すみません、アクシデントがありましたが、ライブは予定を一部変更して続行致します!」

輝「改めまして、皆さん!私達・・・」

9人「シグマです!」

輝「この歌は、新しい学校に入るのに不安や不満がある生徒達に送る歌です!」

元「新しい学校の生徒達と仲良く過ごそうと言う気持ちを込めて・・・」

忠加「歌います!」

輝「是非私達の歌を聞いて下さい!」

次回予告!
大好の気転でライブは大成功!分校を阻止した!
しかし、渦中の2人は責められ、笑に至っては自信を無くしてしまった。
笑顔を忘れた笑は変身不可に!
そんな笑を守るためシグマが立ち向かう!
次回ナンバーカラーズ!
久しぶりの変身!輝け!29色のカラー!

Re: ナンバーカラーズ ( No.170 )
日時: 2024/10/05 23:46
名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)

合同ライブの次の日

桃原家

任「この度は本当に申し訳ございませんでした」

輝「すみませんでした!」

桃子「顔を上げて!」

任「はい」

桃子「私は気にしてないわ!多分、あの子が張り切りすぎだ、いや自分から責任を負いすぎたのよ!」

葵「うちの子もそんな感じね!」

輝「えっと・・・」

元「失礼ですが、あなたは?」

葵「青梅知の母よ!」

輝「本当にすみません!」

葵「良いのよ!うちの子は周りに弱味とか見せないタイプだから!」

桃子「本当、姉さんに似てね!」

葵「インフルで学校来てたあんたに言われたくないわね!」

夢「どういう関係?」

忠加「幼馴染みで学校の先輩後輩!笑と知を成長させた姿みたいなもの」

輝「それで笑ちゃんは?」

葵「大丈夫、大丈夫!ただの風邪よ!1週間安静にしてたら元気になるから、安心して!」

心美「何で分かるにゃ?」

桃子「葵姉さんはお医者さんだから!」

シグマ「成る程!」

桃子「相ちゃんや情子ちゃん達も落ち込んでないで、会いに行ってあげて!きっと喜ぶと思うから!」

第161話・久し振りの変身!輝け!29色のカラー!

笑の部屋

支「笑ちゃん!」

笑「なっちゃん!」

支「良かった!元気そうで!」

情子「全く倒れた時は焦ったわよ!」

笑「ごめん!」

知「もう?何?うるさいわね!こっちは頭痛が酷いっていうのに?」

憧子「お姉ちゃん?」

光美「何で笑の部屋に?」

笑「知ちゃんのお母さんが、行ったり来たりするのが効率悪いからって、泊まってるの!」

助奈「あんたの部屋は入院室か!」

輝「笑ちゃん!ごめんね!こんなことになって!」

笑「輝ちゃん!そんな、なんで土下座までして・・・」

任「私からも改めて謝罪と感謝を申し上げます!」

笑「いやいや、謝罪なんて、ん?感謝?」

輝「笑ちゃん達のお陰で分校の話は無くなったの!」

忠加「まあ、大好に感謝するのね!あんたが運ばれた後、大好が的確な指示で皆を纏めてライブを成功させたんだから!」

羽加「それに、演劇部や吹奏楽部の皆も『一緒に出来て良かった』って、それが切っ掛けで他の部活動の子達も見習わなきゃって気持ちになって・・・」

笑「そうなんだ・・・」

輝「それもこれも、演劇部や吹奏楽部の協力を快く承認した笑ちゃんのお陰だよ!改めてありがとう!」

笑「う、うん・・・、どういたしまして・・・」

夢「ただ、良いことばかりじゃないわ!」

全員「えっ?」

任「理事長から2週間は活動中止する事を言い渡されましたわ!」

心美「そんな?なんでにゃ?」

元「ライブ中に倒れると言うことは、客観的に見ると、スパルタな練習やオーバーワークをさせてたのではないかって疑いが掛かるの!」

救子「どんなことも1番大事なのは命よ!部員やグループの仲間のね!」

祈留「じゃあ、私達の活動は・・・」

経子「しばらくお休みね」

笑「そっか・・・、私のせいで・・・」

植「笑さんだけのせいじゃない!知だって周りに迷惑掛けたくないって理由で結局倒れた!」

知「・・・」

植「そして、私はそんな知を見捨てしまった!私も悪い!
  でも、他にも何人かおかしいと思った人も居ると思う!
  でも、皆気づけなかった!だから連帯責任だよ!」

情子「そうよね、幼馴染みなのに・・・」

支「笑ちゃんが張り切りすぎて自分が疎かになること気づけなかった!」

助奈「私も、知から聞いてたけど、あの時体を張ってでも止めとけば良かったと思うわ」

ダークSide

フォゲット「ん?こやつらは?」

ブロック「何見てるんだ?フォゲット!」

フォゲット「怪しい9人の姿が!」

?「怪しい9人だと?」

?「なんか見慣れた奴も居るな!」

ブロック「誰?」

?「俺の名はフリーズ!かつてカラーズと戦ってた者だ!」

?「良く言うぜ、散々カラーズの人数増やしてたくせに!」

フリーズ「何だと?!」

?「僕はハード、何度もカラーズを寸でのところまで追い詰めた事がある天才さ!」

フリーズ「それは勝ってから言えよ!」

ハード「何だと?!」

ブロック「つまり、お前らが出動するのか?」

フリーズ「何を言う?俺1人で大丈夫!」

ハード「バカ!お前が行くとまたカラーズが増える!僕が行こう!」

フリーズ「何だと?」

ハード「コイツらはお前が・・・」

フリーズ「1人目はダークだよ!ってか、そのダークが居るのは気のせいか?」

ハード「どこに?」

フリーズ「コイツ!藤井忠加って名乗ってただろう?」

ハード「本当だ!」

ブロック「ああ、ソイツもカラーズだぞ!」

フリーズ「アイツめ!」

ハード「結局裏切りやがったか!」

ブロック「知り合いか?」

フリーズ「そうだが・・・」

ハード「元同僚とでも言っておこう」

次の日
笑の部屋

知「謹慎期間か・・・」

笑「ごめんね、私のせいで・・・」

知「私も倒れたからお互い様よ!」

笑「皆仲良く過ごせるために頑張ったのに・・・、結局周りに迷惑掛けて・・・、私ってやっぱり変わってないな・・・」

知「・・・」

笑「生徒会長なんかやらなかったら良かった・・・」

知「笑?」

笑「アイドル活動も・・・」

知「ん?」←携帯を覗き込む

動画サイトのコメント欄を見てる

知『こんなに沢山の批評中傷!しかも私のも!』

とある場所

女子A「あんたのせいで負けたじゃない!」

女子B「あんたなんかとやってられるか!」

女子C「もう、来ないで!」

女子D「そんな!待ってよ!」

置いていかれた

女子D「私ってそんなに下手なのかな?皆の足を引っ張ってるのかな?もう辞めた方が良いのかな?」

ニヤリ!

フリーズ「その感情よ!石となれ!フィーリングブロック!」

女子D「嗚呼!」

スーパームカンシーン!

ガラッ!

相「大変!」

幸「ムカンシーンが出てきたわよ!」

笑「私のせいで・・・」

知「私こそ何をやって・・・」

幸「落ち込んでないで!」

相「早く行くわよ!」

現場

スーパームカンシーン!

輝「どうしよう?」

元「私達変身出来ないよ!」

楽子「だから、逃げるしかないのよね・・・」

フリーズ「よう!久し振りだなカラーズ諸君!」

羽加「あんたは!?」

心美「誰だったにゃ?」

ガクン!

祈留「ハードだよ!」

フリーズ「フリーズだ!」

ハード「僕はこっちだ!」

繋「あまりにも久し振りだから違いが分からない!」

フリーズ「全然違うわ!」

ハード「それよりも久し振りな顔がもう1人!」

フリーズ「そうだな」

ハード「久し振りだな!ダーク?」

忠加「その名で呼ぶな!」

ハード「お前、俺らを裏切ったそうだな?」

忠加「こっちの方が楽しいんだ!」

ハード「まあ、良い!フリーズ、カラーズじゃないコイツらは生身の人間!怖くない!」

フリーズ「そうだな、フォゲット博士にもらったこの力で全員石にしてやるぜ!」

任「何ですって?」

フリーズ「フィーリングブロック!」

ハード「フィーリングブロック!」

輝「皆、逃げて!」

ドン!ドン!ドン!ドン!

羽加「ヒエー!」

楽子「怖いよ!」

望「シグマの皆さん!」

祈留「望ちゃん?」

フリーズ「おっ、なんか来た!フィーリングブロック!」

ドン!

フリーズ「ヨッシャー!まともに当たった!」

望「フッ!」

パリン!

全員「ええっ!!!!?」

望「私にそんなものは効きません!」

ハード「畜生!」

フリーズ「乱れ撃ちだ!」

ドン!パリン!ドン!パリン!ドン!パリン!ドン!パリン!・・・

輝「望ちゃんヤバすぎるって!」

羽加「全部直に当たって、全部砕いてる!」

元「完全に無効にしてる」

祈留「きっちゃん危ない!」

心美「えっ?」

ドン!

祈留・カチン!

心美「祈るん!」

繋「石になっちゃった!」

楽子「羽加ちゃん危ない!」

羽加「えっ?」

ドン!

羽加・カチン!

輝「羽加ちゃん!」

繋「あ~ん!」

任「繋、危ない!」

ドン!

任・カチン

繋「お姉ちゃん!」

輝「繋ちゃん!」

繋「えっ?」

ドン!

繋・カチン

輝「きっちゃん後ろ!」

心美「えっ?」

ドン!

心美・カチン

元「このままじゃ、皆石になっちゃう!」

輝「元ちゃん!」

元「嘘!」

ドン!

元・カチン

輝「元ちゃん!」

忠加「輝!」

輝「えっ?」

ドン!

輝・カチン!

夢「そんな・・・」

フリーズ「残りはお前だけだぞ!」

夢「来れるものなら来てみなさいよ!」

望「ダメです!この石化はよっぽどメンタルの強い人でないと回避できません!」

夢「上等じゃない!掛かってきなさい!」

望「止めて!」

ハード「お望通り行くぞ!」

ドン!パリン!

夢「あれ?えっ?」

望「えっ?」

忠加「嘘だろ?」

ハード「なぜだ?」

ドン!パリン!ドン!パリン!ドン!パリン!ドン!パリン!・・・

ハード「なぜ効かない?」

夢「フッ、自慢じゃないけど、私は1回大きな絶望を味わってるのよ!」

忠加「自慢じゃないな!」

望「夢さん、下がって下さい!ここからは私達が・・・」

相「笑達連れてきたよ!」

ハード「また何人か来てるじゃないか!」

フリーズ「それやれ!」

望「皆さん、当たると石化します!避けて!」

相「伏せろ!」

笑「フッ!」

とう!

知「笑!今のあなたでは・・・」

フリーズ「自分から行きやがった!」

ドン!

笑「フッ!」

パリン!

2人「何だって?」

笑「私にそんなものは効かない!」

幸「落ち込んでも鋼メンタルは健在なのね」

笑「皆、行くよ!」

カラーズチェンジ!

どんな時でも笑顔が1番!ピンクスマイル!

冷静沈着な支え柱!ホワイトサポート!

頼りになるムードメーカー!アクアパートナー!

純粋無垢な自然な姿!グリーンナチュラル!

燃える心!魂の情熱!ベルミリオンパッション!

温かい抱擁!助けたい想い!レインボーヘルプ!

目の前にある幸せの塊!クリムソンハピネス!

培ってきた知性の輝き!ブルーインタレスト!

重ねて知った多くの経験!パープルエクスプレス!

絆が繋ぐ友情の証!インディゴフレンド!

信じ合える仲間への信頼!イエロービリーブ!

想いを込めた熱い愛情!レッドラバー!

理由の無い無限の助け!ブラックアシスト!

上を追った夢への憧れ!ルビーアドミレイション!

望みを捨てない夢への想い!ネイビーホープ!

誰かを助ける正しい力!ウィステリアフィディリティ!

ミスを補うフォロー役!チェリーセーブ!

太陽の様に輝く!希望の光!ゴールドライト!

悲しませない存在意義!スカーレットバリュアブル!

愛が繋げる大好きな想い!マッダーラブリー!

輝け!20色のカラー!カラーズヒロインズ!

カラーズバラエティー!

好きだからこそのやりたい心!

カラーズスキャン!

皆から教わった人との繋がり!バイオレットボンズ!

スーパームカンシーン!

ホープ「皆、シグマの皆が石にされて・・・」

セーブ「お姉ちゃん!何でこんな姿に・・・」

夢「成ってないわよ!誰と間違えてるのよ?」

エクスプレス「夢!あなたは?」

夢「伊達に大きく絶望してないのよ!」

フリーズ「スーパーマックーラ!アイツらを壊せ!」

ナチュラル「そうはさせません!」

ラブリー「皆、シグマの皆を守ろう!」

バリュアブル「石化を解く方法とかないの?」

インタレスト「たしか・・・、スマイル!あなたの力よ!」

ドキドキスマイル!

夢「ヒビ1つ入ってないじゃない!」

スマイル「嘘!そんな・・・」

インタレスト「スマイル!」

セーブ「輝!あなたは何のためにここに来たのよ?」

フレンド「元!目を覚まして!」

エクスプレス「任!あなたの力はそんなものですか?」

フィディリティ「祈留!私だ!忠加だ!目を覚ましてくれ!」

ハード「無駄だ!聞こえる筈がない!」

夢「あんた達!何私だけ独りぼっちにしてくれてるのよ!私が独りぼっちが嫌いなの皆知ってるでしょ?」

フリーズ「だからなんだよ?!」

エクスプレス「夢!あなた達もカラーズやってたわよね?」

夢「そうよ!あんたも知ってるでしょ!」

フレンド「だったら、カラーズに成ることを前提に声を掛けて!」

夢「はあ?」

セーブ「カラーズに戻る、カラーズに成って守りたい感情を思い出せば何歳でもカラーズにカムバック出来ます!」

夢「それ本当なの?」

セーブ「リアリー!なぜなら私達がそれですから!」

夢「分かったわ!あんた達!生きる希望を持ちなさい!コイツらに立ち向かう事を願いなさい!」

フリーズ「言っても無駄だ!」

夢「カラーズをやってた時に守りたかったものを思い出して!私は、シグマのメンバー及び救子や笑達が居るカラーズで新たな夢に向かって頑張りたい!
  新たな夢を追いかけていきたい!その為には皆が居てくれないと困るのよ!お願い!私と一緒にもう一度夢を・・・!」

ポロリ、ピチャン!

キラーん!

夢「えっ?」

ピキピキ・・・

パリン!

キラーん!

フリーズ「何だ?何だ?」

ハード「眩しい!」

輝「私達の新たな輝きを!」

元「元気な心を!」

楽子「楽しい音楽を!」

羽加「前向きな気持ちを!」

心美「前向きな心を!」

祈留「信じる祈りを!」

任「皆で背負う責任を!」

繋「皆で繋ぐ絆を!」

シグマ「守っていきたい!」

ピカーン!

輝「ハード!フリーズ!仕返しだよ!」

カラーズチェンジ!

目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!

皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!

皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!

前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!

皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!

仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!

誰もが持つ夢の輝き!アクリクトドリーム!

チームを纏める司令塔!ウルトラマリンリスポンスィブル!

仲を良くする橋渡し!トパーズリンク!

輝け!9色のカラー!カラーズヒロインズ!

女子D『私ってお荷物なのかな?チームの足手まといなのかな?皆負けたのは私のせいだって言ってくる・・・』

ドリーム「何を夢を諦めてるのよ!本当に好きなら自分を高められる筈よ!」

女子D『でも、何が良くてダメなのか、分からないよ!』

シャイン「勝ちにこだわりすぎてるからだよ!」

女子D『えっ?』

シャイン「まずは、勝つことより自分達が楽しむことを優先に考えれば良いよ!」

フイディリティ「嫌なら辞める手もある!新たな新天地で勝負すれば良い!」

リスポンスィブル「人は失敗から学ぶ生き物なんですから!」

ドリーム「スマイル!」

スマイル「ドリーム!」

ドリーム「あんな失敗、ちっぽけな話よ!よくあったらダメだけど、1人1回くらいは経験してるのよ!」

スマイル「ドリーム!」

ドリーム「別に私達はあんたを責めるつもりはない!むしろ、あんたに感謝して、助けて上げるわよ!仲間でしょ?」

スマイル「ドリーム!ありがとう!」

キラーん!

ビューン!

ドリーム「これは?」

スマイル「アナザーカラーペン!」

ドリーム「女王様!私に期待してくれるんですね?」

フィーリングポット

ドリーム「よし!久し振りに行くわよ!フィーリングポット!ピンク!明るい結晶カムバック!」

ポンポン、ビューン!ポッ!

ドリーム「スマイル!行くわよ!」

スマイル「はい!」

フォームチェンジ!

ピンクスマイル!ピンクアクリクトバージョン!

アクリクトドリーム!アクリクトピンクバージョン!

2つの力を1つの力に!

笑顔のハート!

夢の花!

私達の想いを込めて!

スマイルドリームシューティングアタック!

スーパーマックーラ「ホワワワワ・・・」

フリーズ「お前のせいで負けたじゃないか!」

ハード「お前のせいでまたカラーズが増えたじゃねーか!」

フリーズ「何!?」

ハード「何だと?」

ビュン!×2

夢「笑、私達はあんたが倒れたことは誰も気にしてない!」

笑「本当に?」

夢「むしろ、私達シグマだけでなく、吹奏楽部や演劇部にも協力してくれたお陰で、エブリデイもスリーしスターズも仲良くなろうって気持ちに成れた!それは、生徒会長として学校の為、生徒達の為に奮闘した笑!
  あんたのお陰であり、あんたの功績なのよ!」

笑「夢さん・・・」

夢「風邪で倒れるくらい誰かが一度は通る道よ!むしろ、2週間くらいどうってことないって!謹慎明けたら、一緒に頑張るわよ!」

笑「ありがとう!」

グータッチ!

次回予告!
ある日忠加は迷子の犬を拾う!
しかし、アパートでは飼えないので、偶然居合わせた楽子が飼うことに!
最初は犬嫌いで戸惑っていた楽子だったが、次第に成れていき名前をつける程愛着が沸く!
しかし、それに危機感を覚えた忠加は自分の考えた名前を付けようと楽子に懇願!
ただ、その最中に飼い主が見付かり返すことに!
しかし、諦めきれない忠加は犬を自らの物にするために盗もうと計画する!
楽子は止められるのか?
次回ナンバーカラーズ!
忠加と楽子!犬との思い出!

Re: ナンバーカラーズ ( No.171 )
日時: 2024/10/12 21:45
名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)

相「いや、まだ治ってなかったの?」

笑「昨日病み上がりで動いちゃったから・・・」

知「ごめん・・・」

憧子「別の理由とかじゃないよね?」

知「あなたが思ってることではないから!」

忠加「まあ、どっちにしろまだ10日以上は部活動出来ないんでしょ!」

祈留「遠回しに『謹慎明けまでに治しなさいよ』って言ってます!」

忠加「ちょっと!」

桃子「祈留ちゃん、忠加ちゃん外雨降ってるし、近くまで送ってあげようか?」

祈留「良いんですか?」

相「じゃあ私も!」

憧子「あんたは笑の家の隣でしょ!」

忠加「車使う意味なし!」

ブルルルル!

アパートがある団地

桃子「ここで良いかしら?」

忠加「ええっ・・・」

祈留「もう、ちゃんとお礼を言わないと!」

忠加「あ、ありがとう・・・、ございます!」

桃子「どういたしまして、気を付けて帰るのよ!」

祈留「忠ちゃんまたね!」

忠加「うん、また明日!」

ブルルルル!

忠加「フリーズとハード・・・、まさかあの2人が再び・・・」

ビューン!

忠加「あっ、姉御から貰った傘が!」

カタン

忠加「なんとか追い付いたわ!ん?えっ!」

第162話・楽子と忠加!犬との思い出!

ダークSide

ブロック「情けない奴らだな!」

アノワーク「カラーズに負けただけでなく、更に増やしてくるなんて・・・」

ステイ「お前ら、本当にカラーズと戦ってたのか?」

ルーク「くそ弱いなあ!」

ウィーク「俺らが行った方がマシだろ!」

フリーズ「こいつのせいで負けたんだ!」

ハード「コイツがカラーズを増やしたんだ!」

フリーズ「なんだって?!」

ハード「おまえこそ!」

2人「ジャンケンポン!」

ハード「よし、今度こそ僕が仕留めてやる!」

次の日(放課後)

銅山家
楽子「えっ?今から届けに?」

楽子の母「ええっ、紫雨さんったら携帯忘れちゃって・・・」

楽子「お母さん、いつの間に忠加ちゃんのお母さんと仲良くなったの?」

楽子の母「この間のあなた達のライブを見に行った時に、笑ちゃんのお母さんと輝ちゃんのお母さん達が親睦会を開いてくれてね」

楽子「そう言えば、ライブ後家に居なかったね!まあ、あの後私達も打ち上げとか笑ちゃんと知ちゃんの容態見に行ってたし・・・」

楽子の母「その時に聞いたわよ!忠加ちゃんの秘密!」

楽子「えっ?聞いたの?」

楽子の母「まあ、ここだけの話だから、カラーズのメンバーの母親達しか知らないわ!」

楽子「良かった・・・」

楽子の母「だからって私は差別する気は無いわ」

楽子「私も!」

楽子の母「じゃあ、お願いね!」

楽子「分かった」

アパートがある団地

楽子「確か・・・、この辺だよね?あれは公園!ん?あの箱は何かしら?」

パッ!←口を塞がれる

楽子『まさか、誘拐犯か変質者?』

忠加「静かにしなさい!」

楽子「えっ?忠加ちゃん?!」

忠加「なんで楽子がこんなところに居るの?」

楽子「えっと、忘れ物を届けに・・・」

閑話休題

忠加「はい、ご飯よ!たく、慌てて食べなくたって誰も取らないわよ!」

楽子「あら、可愛い・・・」

忠加「何顔引きずってるの?」

楽子「いや・・・」

忠加「ただの犬よ!」

楽子「それはわかってる」

忠加「行け!」

楽子「うわっ!わあああ!」

ワンワン!

楽子「もう!何するのよ!」

忠加「たかが犬ごときでなんで逃げるのよ?」

楽子「世の中には動物が苦手な人も居るんです!」

忠加「ふーん」

楽子「それでこの子は?」

忠加「そこで拾った!」

楽子「拾った?!」

忠加「雨の中震えてたから、家に連れて帰ろうとしたら、家のアパートペット禁止で・・・」

楽子「まあ、大体のアパートやマンションは禁止だよね?」

忠加「お願いがあるんだけど?」

楽子「聞かないよ!」

忠加「まだ何も言ってないわよ!」

楽子「言ったよね?私が犬嫌いなこと!」

忠加「ほんの少しの間だけで良いの!この子の里親は私が見付けるから!」

楽子「保健所は?」

忠加「保健所だと殺処分されるって姉御が言ってた!だから、しばらくの間・・・」

楽子「他の人には?」

忠加「元敵でコミュ障の私が頼めると思う?」

楽子「シグマのメンバーは?」

忠加「夢はマンションだから無理だと思うし、
   輝は自分の飼ってる犬で手一杯だからって、
   祈留は入院動物が増えて見てられないって言われ、
   心美はお父さんが犬アレルギーって言われて、
   繋は犬って言った瞬間切られた!」

楽子「他の人は?」

忠加「電話番号知りませんが?」

楽子「あっ、成る程・・・」

忠加「だから、お願い!」

楽子「いや、私も犬嫌いなんだって!」

忠加「そんなに嫌なの?」

楽子「嫌って言うか・・・」

犬「クーン!」

銅山家

楽子の部屋

楽子「はあ・・・、ここまで運んできたけどどうしよう?」

犬「クーン」

楽子「静かにして、まだお母さんにも言ってないの!」

犬「クーン」

楽子「お腹空いてるのかな?忠加ちゃんはこれが好物って言ってたけど・・・」

取っ手に紐を結んで・・・

楽子「良いい?絶対私に近付かないでね!ご飯食べさせるだけだからね!」

パカッ!

パクパクパクパク・・・

犬「クーン!」

楽子「えっ?」

ガチャン!

楽子「フー!」

ガチャ

楽子「?」

犬「?」

楽子『意外と可愛いかも!』

次の日

部室
任「何をやっているのですか?」

夢「体を動かせないなら・・・」

救子「曲や衣裳だけを先に考えれば良いと!」

任「何ですか!そのトンチは!」

経子「体は確かに動かしてないけど・・・」

友子「そう言う頭使ってる時点で活動じゃないの?」

心美「でも、これなら大丈夫って!」

元「誰が言ったの?まさか輝?」

祈留「この部活の部長です!」

相「よし、出来たわ!謹慎明けまでに完成させるわよ!」

任「ブッブーですわ!」←取り上げる

相「わあ!任さん?なんで?」

羽加「そうやって考えてる作業こそ場合によってはオーバーワーク取られる可能性あるよね?」

大好「そうそう、徹夜で考えて寝不足とか!」

心美「成る程にゃ~!」

任「兎に角、来週まで私達は謹慎中なんですから今やってる作業は今すぐ止めなさい!」

全員「は~い・・・」

輝「あれ?よっちゃんは?」

羽加「学校終わって真っ直ぐに家帰ったよ」

忠加「えっ?」

銅山家

楽子の部屋

楽子「ただいま!良い子にしてた?今日はお土産があるのよ!」

パカッ!

シャンシャンシャン・・・

楽子「フフフ、どう?面白い?」

ガチャン

楽子の母「楽子!お友達よ!」

忠加「お邪魔します」

楽子の母「あら、まだそのワンちゃん居たの?」

楽子「あっ、うん!里親が見つかるまでだから・・・」

忠加「でも、楽子ちゃんは犬嫌いだからやっぱり私の家で預かろうかしら?」

楽子「いやいや、忠加ちゃんの家はペット禁止アパートでしょ!お家の方に迷惑よ!それにダメって言われたから私が預かることになったんでしょ?」

忠加「でも・・・」

楽子「さあさあ、そろそろご飯にしようか、シング!」

忠加「シング?ちょっと、シングって何よ?」

楽子「この子の名前よ!いつまでもワンちゃんじゃ可哀想でしょ!」

忠加「この子は私が拾ったのよ!名前もシリウスって付けたんだから!」

楽子「何よ!その名前!シングの方がシンプルで分かりやすいじゃない!」

忠加「シリウスの方がカッコいいって!」

楽子の母「ねえ、2人とも?」

2人「なに?えっ?あっ!」

閑話休題

女児「ラッキー!また会えて良かったよ!」

忠加「よ、良かったですね」

母親「本当にありがとうございました!ラッキーもお礼を言いなさい!」

ラッキー「ワン!」

楽子「もう迷子に成ったらダメだよ!」

母親「さようなら」

女児「バイバイ!」

楽子「さようなら・・・」

忠加「バイバイ・・・」

親子が去った後

忠加「ああ!シリウス!」

楽子「こればっかりは仕方無いよ!それに里親が見付かって良かったじゃん!」

忠加「う、うん・・・」

次の日

笑「おはよう!」

輝「おはよう笑ちゃん、治ったんだね?」

知「本当にお騒がせしてすみません!」←笑の頭を下げる

植「それは、知もでしょ!」←知の頭を下げる

元「ハハハ、まるで私と輝みたい!」

植「お姉ちゃんも同じ経験してたりするの?」

元「昔夏休みにベランダで星を見てたら寝落ちして一緒に風邪引いたんだよね!」

輝「ああ!それで隣で寝たよね!」

知「ちょっと、待って!」

笑「お姉ちゃん?」

植「ああ!言ってなかったっけ?この人私の実のお姉ちゃん!」

元「あっ、緑山植の実姉の青緑元です!」

全員「ええっ!!!!名字違うじゃん!」

元「親の離婚で父親に引き取られたの!」

羽加「輝ちゃん!大変だよ!」

輝「まさか?」

笑「ムカンシーン?」

羽加「そっちじゃなくて、楽子ちゃんと忠加ちゃんが、情緒不安定!」

校庭

楽子・忠加「はあ・・・」

楽子「シング・・・」

忠加「シリウス・・・」

楽子・忠加「取ってこい!」

救子「シンクロ?」

助奈「何があったの?」

経子「そう言えば捨て犬を拾ってきてたわね!」

祈留「昨日、飼い主が見付かったそうですよ!」

輝「そっかお別れが悲しいんだね」

楽子「忠加ちゃん、シングいえラッキーちゃんは飼い主の元に帰れたんだから!これで良かったんだよ!それに元々里親を見付けるまで預かる約束だったし・・・」

忠加「そうね、シリウス、いえラッキーも家に戻れて良かった!私の使命はそこまでってことね!」

閑話休題

忠加「ってなるわけあるか!あのまま私が飼いたかったわよ!」

楽子「アパートはペット禁止なんでしょ?」

忠加「いや、待てよ!別にあの犬があの人が飼ってたと言う証拠は無いし、仮に飼ってたとしても他犬のそら似って可能性だってある!
   よし、取り戻しにいくわよ!」

楽子「ダメだよ!人の犬だよ!」

忠加「そうとは限らないじゃない!人間はともかく、犬や猫なら見た目そっくりなものなんてたくさん居るわ!きっと別の犬よ!」

楽子「いや、勝手に連れていくのは泥棒と同じだからね!」

忠加「だったら1人で行くわ!」

住宅街

忠加「たしか家はここら辺ね!この壁の向こうからシリウスの気配が・・・」

楽子「いや、その家じゃなくてお隣の方だよ!」

忠加「えっ?」

楽子「それでどうするの?普通に盗ってきたら泥棒と一緒なんだよ!」

忠加「そんなもん分かってるわよ!」

楽子「もう、足洗って私達と同じカラーズに成ったって言うのに・・・」

忠加「分かった!私が念を送って、私にの元に駆け付けたらシリウス、知らんぷりして来なかったらラッキーってことにして!」

楽子「変な能力だけは使わないでよね?」

忠加「そんな力とっくの昔に失くなってるわよ!」

楽子「前は合ったんだ・・・」

母親「あら、この前はどうも!」

忠加「あー、その・・・、あの・・・」

楽子「失礼しました」

物陰
楽子「何やってるの?」

忠加「ここで待つ!」

楽子「私達完全に不審者だよ!」

忠加「だったら帰ったら?」

楽子「帰らない!」

忠加「なんで?」

楽子「友達が犯罪を犯すかもしれない状況を無視できると思う?」

忠加「無視する人間なんて沢山居るわよ!私は何人もそんな奴見てきた!」

楽子「本当に友達の事を大事だと思ってるなら、悪いことは止める逃最高の友達なの!」

忠加「えっ?」

楽子「私は忠加ちゃんの保護者として見守ります!」

ガチャン

女児「ラッキー、お散歩行こか!」

ラッキー「ワン!」

女児「あっ、袋忘れてきた!取ってくるから待ってて!」

忠加「チャンスよ!」

楽子「来なかったら諦めてね!」

忠加「分かってるわ!さあ、シリウス!私よ!私の元へ来なさい!私とあなたは運命で結ばれて・・・」

ラッキー「クーン?」

女児「ラッキー、行こか!」

ラッキー「ワン!」

トコトコトコトコ・・・

忠加「シリウス!」

楽子「約束だよ!」

忠加「分かったわ、ありがとう!楽子が居なかったら、私本当にあの犬を盗んでたかもしれないわ!」

楽子「忠加ちゃんは頑張った!頑張ったよ!」

ハード「ほうほう!面白い!」

女児・ルンルンルンルン

ストン!

女児「誰?」

ラッキー・ガルルル!

ハード「出てこい!スーパーマックーラ!アイツの心を真っ暗に染めてしまえ!」

女児「キャー!」

ラッキー「ワン!」

スーパーマックーラ!

忠加「ねえ?」

楽子「さっきの女の子だわ!」

閑話休題

女児「ああ・・・、ラッキー・・・」

スーパーマックーラ!

忠加「待ちなさい!」

ハード「おう、来たな裏切り者!」

忠加「うるさい!」

楽子「大丈夫?」

女児「でも、ラッキーが・・・、私を守るために・・・」

輝「よっちゃん!忠加!」

笑「これは・・・」

夢「マックーラの方ね!」

シャキーン!

笑「助奈!」

助奈「全員連れてきたわよ!」

輝「皆、行こう!」

カラーズチェンジ!

どんな時でも笑顔が1番!ピンクスマイル!

冷静沈着な支え柱!ホワイトサポート!

頼りになるムードメーカー!アクアパートナー!

純粋無垢な自然な姿!グリーンナチュラル!

燃える心!魂の情熱!ベルミリオンパッション!

温かい抱擁!助けたい想い!レインボーヘルプ!

目の前にある幸せの塊!クリムソンハピネス!

培ってきた知性の輝き!ブルーインタレスト!

重ねて知った多くの経験!パープルエクスプレス!

絆が繋ぐ友情の証!インディゴフレンド!

信じ合える仲間への信頼!イエロービリーブ!

想いを込めた熱い愛情!レッドラバー!

理由の無い無限の助け!ブラックアシスト!

上を追った夢への憧れ!ルビーアドミレイション!

望みを捨てない夢への想い!ネイビーホープ!

誰かを助ける正しい力!ウィステリアフィディリティ!

ミスを補うフォロー役!チェリーセーブ!

太陽の様に輝く!希望の光!ゴールドライト!

悲しませない存在意義!スカーレットバリュアブル!

愛が繋げる大好きな想い!マッダーラブリー!

目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!

皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!

皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!

前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!

皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!

仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!

誰もが持つ夢の輝き!アクリクトドリーム!

チームを纏める司令塔!ウルトラマリンリスポンスィブル!

仲を良くする橋渡し!トパーズリンク!

輝け!29色のカラー!カラーズヒロインズ!

カラーズバラエティー!

好きだからこそのやりたい心!

カラーズスキャン!

皆から教わった人との繋がり!バイオレットボンズ!

Re: ナンバーカラーズ ( No.172 )
日時: 2024/10/12 22:34
名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)

スーパーマックーラ!

ミュージック「ナチュラル!この子を!」

ナチュラル「分かった!」

スーパーマックーラ!

ドシン!

スマイル「アワアワアワワワ・・・」

シャイン「地面が揺れる・・・」

ドーン!

プレアー「ああ!」

ムード「どんどん家を壊していくにゃ!」

フィディリティ「ラッキー!止まれ!」

スーパーマックーラ!

フィディリティ「止まりなさいって言ってるでしょ!」

ハード「ハハハ、お前だって3年前はやってたことじゃないか!」

フィディリティ「私は変わったのよ!ほっといてよ!」

ハード「何を言う?さっきまで人の犬を盗もうとして癖に!」

全員「えっ?!」

シャイン「フィディリティ?本当なの?」

フィディリティ「・・・」

スマイル「嘘だよね?だってフイディリティは・・・」

ハピネス「足を洗って私達とカラーズを・・・」

アシスト「心を入れ替えたんじゃないの?」

フイディリティ「・・・」

プレアー「ねえ!答えてよ!フィディリティ!」

スーパーマックーラ!

ドシーん!

カラーズ「わあ!」

サポート「皆!」

エクスプレス「フィディリティ!何か言って?たとえそれが間違った行為だとしても・・・」

フィディリティ「・・・、私は・・・、私は・・・」

ミュージック「フィディリティは確かに犬を盗もうとした!でも、盗んではいない!」

全員「えっ?」

ミュージック「確かに、犬に情が沸いて、自分の物にしようとした!でも、それはしてはいけないことだと思って踏みとどまったわ!」

ハード「それがどうした?」

ミュージック「フィディリティは何も悪いことはしてないわ!私が彼女の証人よ!」

フィディリティ「ミュージック!」

ハード「コイツは拾った犬を屁理屈で自分の物に・・・」

ミュージック「ええっ確かにフィディリティはそうやって犬を盗もうと計画した、でもフィディリティの気持ちは私にも分かる!」

カラーズ「ええっ!!!!」

ミュージック「だって仲良くしていた友達が突然の転校が決まって離れてしまう感じ、それと一緒よ!」

フィディリティ「ミュージック!そう言えばあんたは転校生だったわね」

ミュージック「お別れはどうにもなら無い!でも、フィディリティが諦めたのは、自分のやってることが悪いことであり、それをしたその後どうなるか分かってるから踏みとどまったのよ!それを悪く言うなんて私が許さない!」

フィディリティ「ミュージック!」

キラーん!

ミュージック「これは!」

フィディリティ「アナザーカラーペン!」

エクスプレス「フィディリティ!援護するわ!」

エクスプレスフォルテウェーブ!

スーパーマックーラ!

フイディリティ「私が行くわよ!フィーリングポット!銅!戻れ!明るい結晶!」

ポンポン、ビューン、ポッ!

ミュージック「フィディリティ!」

フィディリティ「ミュージック!」

フォームチェンジ!

ウィステリアフィディリティ!ウィステリアブロンズバージョン!

ブロンズミュージック!ブロンズウィステリアバージョン!

2つの力を1つの力に!

フイディリティリボン!

ミュージックリボン!

私達の自由を求めて!

フイディリティミュージックロール!

スーパーマックーラ・キラキラキラキラ・・・

ハード「畜生、精神攻撃で倒せると思ったのに!」ビュン!

忠加「シリウス!じゃなくて、ラッキー!」

ラッキー「ワンワン!」

ペロペロ

忠加「くすぐったいわよ!」

楽子「ありがとうって言ってるみたいね!」

女児「ラッキー!」

ラッキー「ワンワン!」

女児「良かった!元に戻って!お姉さん達ありがとう!」

忠加「ちゃんと最後まで面倒見るのよ!でないと、お姉さんの犬になるかもよ?」

女児「分かった!絶対あげないよ!」

楽子「ラッキー!元気でね!」

祈留「良かったね!」

全員「うん!」

次の日
楽子「じゃーん!見て!」

輝「楽子ちゃんそれって?」

楽子「私も犬を飼ってみたの!」

忠加「ズルいわ!」

楽子「どっから入ってきたのよ?!」

忠加「名前はシリウスで・・・」

楽子「私が買って貰った犬だからシングよ!絶対シング!」

忠加「犬嫌いを克服させたのは誰よ?」

楽子「それとこれとは話が別よ!」

祈留「ムー!」

心美「祈るんどうしたにゃ?」

祈留「別に!」

こうして楽子と忠加は仲良くなったが、祈留はなんか面白くなかった。

次回予告!
ある日笑達の前に現れた1人の幼い少年!
それはなんと日本滞在中に逃げてきたとある国の王子だった!
しかも、王子は両親と喧嘩した挙げ句、王家の宝まで持ち出して逃げてきたと言う。
両親は自分なんか嫌いと主張する王子に対し幸が説教する。
そんな中、王子の命を狙う輩も出てくるわ!ムカンシーンも出てくるわ!の三つ巴に発展!
果たして王子は無事に両親と仲直り出来るのか?
次回ナンバーカラーズ!
幸と王子!家族との仲を取り戻せ!

Re: ナンバーカラーズ ( No.173 )
日時: 2024/10/26 19:54
名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)

女スパイ「久し振りね!誠!」

第163話・幸と王子!家族との仲を取り戻せ!

観覧車

女スパイ「今回の以来はこれよ!」

誠「この子は某英国のアラン王子じゃないか!どうしたんだ?」

女スパイ「王の話だと喧嘩して、家宝を握って逃げたらしいのよ!おまけにこの周辺にはその宝を狙う盗賊団まで居るの!」

誠『この国の治安は大丈夫なのか?』

一方その頃

輝「ああ、体が鈍る!」

元「同感!」

笑「なんかごめん!」

知「私も心が痛いわ!」

植「もう、お姉ちゃん達!特に笑さんと知は動きすぎなのよ!たまにはこういった休息も大事だよ!」

情子「そうよ!そうよ!止めに行く私達の立場に成って欲しいくらいだわ!」

支「ねえ、あの子!」

羽加「小学生くらいの子みたいだね!」

光美「もしかして、迷子かな?」

元「見た感じ、外国人っぽいね!」

笑「ハーイ、ハーワーイユー!」

アレン「何?」

輝「えっ?日本語喋れたの?」

アレン「まあ、多少は・・・」

幸「笑より日本語上手いんじゃない?」

笑「どういう意味さ!」

知「あなたはどこから来たの?」

支「お名前は?」

アレン・プイッ!

笑「ねえ、お腹空いた?」

アレン「Yes、I'm hungry .」

幸「そこは返事するんだ」

一方
ホテル

国王「おい、シャーロット!エメラルドのダイヤとアレンはまだ見付からないのか?」

シャーロット「すみません、国王陛下!只今、全力を挙げて・・・」

国王「全くあのバカ息子は!昔からイタズラばかりで嫌に成るな!」

アレックス「国王様、アレン様はあなたと遊べなくて寂しかっただけです!もう少し優しく、もしくは子供との時間を・・・」

国王「うるさい!今はそんな話をしてるんじゃない!兎に角、一刻でも早く家宝を取り戻してくれ!」

誠「ベッドで寝ていたらどうだ?」

国王「何だと?」

誠「日本の諺に『果報は寝て待て』って言葉があるんだ!」

シャーロット「こら!誠!国王様の前だぞ!」

誠「家宝、家宝、って所詮ただの石だろ!」

国王「馬鹿者!あれは我が国が誇る、人々を幸せにすると言う伝説の下、先祖代々守られてきた歴史を持つ・・・」

誠「それがなんだ?!
  俺も一人息子を持つ父親として言ってやりたいんだ!子供ってのはな、お前らの所有物じゃない!
  親にとっては金に変えられない宝物、子宝なんだよ!子供にはな、未来と言う名の宝が一杯詰まってる!お前らがその宝を粗末にしたからああ成ったんじゃないのか?」

国王「どういう意味だ?」

誠「宝と言うものはキチンと手入れや掃除をしておけば輝き、全く手入れをしないとホコリまみれとなり、輝きを失う!アレンが逃げたしたのはお前らがアレンの気持ちを無視したからこうなったんじゃないのか?!お前らは自分達が作った宝より、先祖代々守られてきた宝さへ戻れば良いのか?だったら国なんか捨ててしまえ!」

国王・王妃「・・・・・・・」

一方その頃

笑「はい!」

支「お口に合えば良いけど・・・」

情子「もしかして食べ方が分からないんじゃ?」

知「手で持って食べて大丈夫だからね!」

アレン・パクッ!

アレン「美味しい」

全員「か、可愛い!」

笑「何この笑顔!」

輝「こんな弟欲しい!」

光美「むしろ婿に来て!」

知「皆、変なこと言ってるわよ!」

情子「よだれ垂らしてるあんたが言うな!」

支「そういう情子ちゃんだって!」

幸「か、可愛い・・・」

その後は色んな食べ物を堪能する一同

笑「それよりお父さんとお母さんは?」

輝「送っていくよ!」

アレン「あっ、次はあれがしたい!」

光美「なんだか先延ばしにしてる感じ、帰りたくないのかな?」

知「とりあえず様子見よ!」

アレン「この町って本当に素敵な所なんだね?」

笑「ありがとう」

知「それってどういうこと?」

アレン「ああ、昔先生に聞いたんだ!」

光美「学校の先生とか?」

アレン「違う!昔庭園で遊んでた時によく話した人!名前は知らないけど色んな事を教えてくれたから先生って呼んでる!」

植「そうなんだ」

大型テレビ
キャスター「続いてのニュースです!今日未明、某英国国王の一人息子のアレン王子が家宝の宝石を持ち出したまま、行方が分からなく成っています!」

全員「えっ?」

元「顔が・・・」

輝「そっくり!」

アレン←逃げる

笑「どこ行くの?」

フリーズ「面白そうだ!」

とある公園

光美「ねえ?どうして逃げるの?」

輝「なんで帰らないの?」

アレン「だって、僕は両親から嫌われてるから!」

笑「どう言うこと?」

アレン「乗馬が上手く出来ないと父に怒られ、
    勉強が出来ないと母に怒られ、
    こんな毎日にが嫌なんだよ!」

輝『分かるな・・・』

アレン「どうせ父さんも母さんも、欲しいのは立派な国王の後継ぎだけなんだよ!僕だってやりたくてやってるんじゃないんだ!もう少し自由が欲しい!」

光美「典型的だね?」

知「笑も昔こんなんだったわ!」

幸「ねえ、その宝石は?」

アレン「僕の国の幸せの象徴らしい、でも父さんは僕なんかよりこの宝石の方が大事なんだ!」

幸「それでどうするつもり?」

アレン「どこかに捨ててやる!」

幸「あなたは間違ってるわ!」

アレン「えっ?」

輝「幸ちゃん?」

幸「それを捨てて、何に成るの?あなたはお父さんを悲しませることが目的なの?」

元「その言い方は・・・」

笑「待って!」

知「ここは幸に任せてください!」

輝・元「えっ?」

笑「ここは幸にしか分からない事だから!」

幸「世の中を甘えないで!」

光美「だから、キツいよ!」

幸「必要とされない人間なんて居ない!あなたが勝手にそう思ってるだけ!」

情子「幸、言い過ぎ!」

笑「ダメだよ、情子ちゃん!」

情子「なんで?」

幸「あなたは今の自分のやったことをどう思ってる?」

アレン「えっ?」

ズラッ!

元「何?」

知「この人達は?」

笑「アレン君のSPとか?」

幸「ではなさそうよ!アレンが怯えてる!」

ゴン!

倉庫

笑「ここはどこ?」

知「私達、気絶させられたのね!」

輝「ダメだ!手足縛られてる!」

幸「それよりアレンは?」

全員「えっ?」

倉庫の外

アレックス「誠じゃないか!」

誠「アレンは居るか?」

アレックス「ああ、無事だよ!」

誠「あと20分で応援が来る」

アレックス「なぜ私にそんなことを?」

誠「お前は国王達と違って、アレンを心配してたからな!」

アレックス「それを聞いて安心した」

誠「はっ、まさか?」

バチバチ!

誠「ううっ!アレックス・・・」

アレックス「よし、お前ら!出てこい!」

部下達「はっ!」

アレックス「コイツを人質に逃げるぞ!長年の計画を無駄にしないために行くぞ!」

部下達「はっ!」

フリーズ「フフフ!」

アレックス「お前は誰だ?」

フリーズ「そんなことよりもっと面白い方法があるぜ!」

アレックス「何だと?」

フリーズ「その感情よ石となれ!フィーリングブロック!」

アレックス「あっと!」←避ける

アレン「嗚呼!」

スーパームカンシーン!

一方その頃

光美「うーん!うーん!」

情子「ハサミか何か無いの?」

シャキーン!

笑「えっ?」

憧子「お姉ちゃん!」

知「憧子!」

助奈「皆!応援に来たよ!」

笑「助奈!」

輝「でもなんでここが?」

護「俺だよ!」

輝「護!」

護「父さんが、国王の護衛を頼まれててな!」

光美「それより早くこの縄を!」

助奈「皆後ろ向いてそのまま静止して!」

縄を結ばれたメンバー「うん!」

助奈「それ!」

シャキーン!

バラバラ!

笑「おう!」

知「助奈さん、ありがとうございます!」

元「あんた器用ね!」

助奈「これくらい朝飯前よ!」

情子「ちょっと!私は?」

助奈「あっ、遠かったから足りなかった!」

支がほどき・・・

ドーン!

スーパームカンシーン!

笑「大変!ムカンシーン!が暴れてるようだよ!」

護「俺も援護するぜ!」

輝「皆!行くよ!」

カラーズチェンジ!

どんな時でも笑顔が1番!ピンクスマイル!

冷静沈着な支え柱!ホワイトサポート!

頼りになるムードメーカー!アクアパートナー!

純粋無垢な自然な姿!グリーンナチュラル!

燃える心!魂の情熱!ベルミリオンパッション!

温かい抱擁!助けたい想い!レインボーヘルプ!

目の前にある幸せの塊!クリムソンハピネス!

培ってきた知性の輝き!ブルーインタレスト!

重ねて知った多くの経験!パープルエクスプレス!

絆が繋ぐ友情の証!インディゴフレンド!

信じ合える仲間への信頼!イエロービリーブ!

想いを込めた熱い愛情!レッドラバー!

理由の無い無限の助け!ブラックアシスト!

上を追った夢への憧れ!ルビーアドミレイション!

望みを捨てない夢への想い!ネイビーホープ!

誰かを助ける正しい力!ウィステリアフィディリティ!

ミスを補うフォロー役!チェリーセーブ!

太陽の様に輝く!希望の光!ゴールドライト!

悲しませない存在意義!スカーレットバリュアブル!

愛が繋げる大好きな想い!マッダーラブリー!

目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!

皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!

皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!

前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!

皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!

仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!

誰もが持つ夢の輝き!アクリクトドリーム!

チームを纏める司令塔!ウルトラマリンリスポンスィブル!

仲を良くする橋渡し!トパーズリンク!

輝け!29色のカラー!カラーズヒロインズ!

カラーズバラエティー!

好きだからこそのやりたい心!グレーライク!

護りたいものを守るために!イエローディフェンダー!

カラーズスキャン!

皆から教わった人との繋がり!バイオレットボンズ!

スーパームカンシーン!

アレン『父さんなんか嫌いだ!』

ドシン!

部下達「うわあ!」

アレン『母さんなんか嫌いだ!』

部下達「うわあ!」

アレン『アレックスも嫌いだ!』

アレックス「く、来るな!」

ドーン!

ハピネス「あれはアレン!」

ディフェンダー「怒りが度を越えてるな!」

誠「護!皆!」

ディフェンダー「父さん!」

護「済まないね、こんないざこざに巻き込んでしまって・・・」

チアフル「いつもの事ですよ!」

アレン「皆、この宝石が悪いんだ!」

ハピネス「アレン!」

アレン『皆、僕の事なんか、僕の事なんか・・・』

ディフェンダー「アレックスの裏切りが止めを刺したな!」

ハピネス「アシスト!私をアレンの所まで飛ばして!」

アシスト「分かったわ!」

ヒョイ!←槍に乗る

アシスト「行くわよ!」

ハピネス「準備は良いわ!」

アシスト「そーれ!」

ヒョイ!

ハピネス「アレン!落ち着いて!」

アレン『うるさい!僕を好きな奴なんか、大切にしようと思ってる奴なんか居ないんだ!僕なんかよりこの宝石の方が皆大事なんだ!アアーン!こんなもの!』

全員『あっ!』

ボチャン!←海にダイヤが落ちる

アレックス「何てことを!このバカ息子は!」

アドミレイション「うるさい!あんたが言うな!」

ドン!

アレックス「うわあ!なんだ?」

アシスト「皆、コイツら全員捕まえるわよ!」

カラーズ「おおっ!」

ハピネス「ほら、アレン見なよ」

アレン『えっ?』

ハピネス「なぜあの子達はあんなことするか分かる?」

アレン『分からない』

ハピネス「私達はあなたを大切にしたいとも思ってる!あなたの笑顔が皆を明るくさせてくれるってことも分かってるから!あなたを助けるために今ああやって戦ってるのよ!」

スマイル「ハピネス?」

ハピネス「今日、逃げてみて、どうだった?」

アレン『ううっ、僕は未熟だった・・・、何も出来なかった・・・』

ハピネス「あなたのお父さんもお母さんも、何もあなたが嫌いだから怒ってるんじゃない!好きだからこそ、大切だから怒るのよ!それはあなたが必要だから!あなたが将来役に立つ人間に成るために!」

アレン『僕、成れるかな?』

ハピネス「あなたは悪いことをしたと認める勇気を持ってる!だったら、あなたにはそれ以上に良いことをする勇気も持ってる筈よ!」

アレン『悪いことをしたと認める勇気?良いことをする勇気?』

ハピネス「間違えたことはどうにも成らない!でも、いくらでもやり直せるわ!」

アレン『本当に?』

ハピネス「ええっ、だって私もかつては悪いことばっかやってた不良だったもの!」

シグマ「へー!そうだったんだ・・・」

ハピネス「フィディリティ!」

フィディリティ「OK!ヒューマンライトポット!紅!戻れ!明るい結晶!」

ポンポン、ビューン、ポッ!

ハピネス「光堕ちの皆!久し振りに行くわよ!」

光堕ち「OK!」

クリムソンハピネス!

インディゴフレンド!

ブラックアシスト!

ルビィアドミレイション!

グレーライク!

ウィステリアフィディリティ!

6色のペンに想いを込めて!

私達は決して屈しない!頼れる仲間がいる限り!

ヘア・ザ・ダークネスシャイニング!

スーパームカンシーン「ホワワワワ・・・」

幸「アレン!」

アレン「幸?」

幸「良かった!本当に良かった!」

パタン!

国王「アレン!」

王妃「アレン!」

アレン「父さん!母さん!あっ!」

幸「頑張って!正直に・・・」

アレン「国の宝石を持っていってごめんなさい、あと宝石は海の中に投げ入れちゃった・・・」

国王「何を言ってるんだ?」

王妃「あなたが生きてるいるのであれば、宝石なんか安いものよ!」

国王「それにあの宝石で争いが起きるくらいなら無い方が良いんだ!」

王妃「私達も後継ぎを意識しすぎて厳しくし過ぎてごめんなさい!」

アレン「僕のためなんだよね?分かってるよ・・・」

国王「誠よ!今回は本当にありがとう!」

王妃「あなたのお陰で私達家族も笑顔に成れたわ!」

誠「礼には及ばないよ!」

アレン「幸!」

幸「何?」

アレン「ありがとう!大好き!」

幸「私もよ!アレン!」

アレン「Good buy!」

幸「Seey you!」

次の日
信「ちょっと大変よ!」

笑「あっちゃんどうしたの?」

アレン「幸!」

幸「アレン!何でここに?」

アレン「転校してきた!」

全員「ええっ!?」

アレンは幸の事が忘れられず転校してきた。

次回予告!
ある日笑のクラスにアメリカからの転校生の男の子・スティーブがやってくる!
その子はヒーローが大好きなヒーローマニア!
そんな子のお世話をすることに成った情子!
実は英語が苦手!片言の日本語混じりの英語でコミュニケーションをはかろうとするも、
逆に日本語を話させる程気を遣わせてしまう。
そんな中、スティーブが同級生にいじめられてる所を発見した情子!
しかし、自身もオタク趣味の男は嫌だったので、首を突っ込めない!
情子はスティーブを救えるのか?
次回ナンバーカラーズ!
アメリカからの転校生!情子の三度目の正直!


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