二次創作小説(新・総合)

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ナンバーカラーズ
日時: 2025/04/13 22:40
名前: いくちゃん (ID: 57sibd8B)

こんにちはいくちゃんです!
この作品は、ナンバーズとカラーズヒロインズの世界に異世界の世界を入れたお話です。

時系列は同じですが、内容が所々違ってきます。
なので、また別の世界と捉えてくれたら幸いです。
後、自分が投稿したもので、企画物以外はいつか本にしたいと考えているため、内容が急過ぎたり、メモ感覚や脚本のようになってることをご了承下さい。

それではお話の始まり始まり



ここはとある異世界
みんな仲良く暮らし、多少揉め事はあったが、平和な町であった

ある日、突然悪の魔法使いがやってきた。
すると、悪の魔法使いは自らの魔法を使って
人々の感情を奪い、不思議な石に閉じ込めてしまった。
しかし、突然何の因果か、1人の少女が現れ、1つ石を手に取ると、なんと言うことだろう彼女は日曜に出てくるようなヒロインに
変わったではないか!
しかし、彼女1人ではどうにもならず、石は悪の手に渡ると思いきや、石は散り散りに飛んで行きどこかへ行ってしまった。
悪の魔法使いも少女もそれを見ることしか出来なかった。

Re: ナンバーカラーズ ( No.84 )
日時: 2022/12/03 21:49
名前: いくちゃん (ID: DTH1JhWe)

美鈴「今日はねあの子の誕生日なのよ」

笑知「えっ?ええ!」

第81話・クリスマス・イブの衝撃!愛を込めて!レッドラバー誕生!

回想
優斗「お婆ちゃん、クリスマスの飾り付けして良いかな?」

美鈴「ああ!明日はクリスマス・イブだったわね!1年が経つのは本当に早いわね!自分で片付けるのであれば居間で飾って良いわよ!」

優斗「ありがとう」

居間
愛美「お兄様、一体何をしているのですか?」

優斗「明日はクリスマス・イブだからクリスマスツリーを飾ってるんだよ!」

愛美「・・・」

優斗「愛美も飾るか?」

愛美「お断りします!」トコトコ

優斗「なんだよ、少しは手伝ってくれたって良いじゃん・・・、ちょっとトイレ行って来よう」

数分後
優斗「あれ?クリスマスツリーがない!」

美鈴「どうしたの?」

優斗「お婆ちゃん、クリスマスツリー知らない?」

美鈴「知りませんよ」

ピンポーン!

大好「お婆ちゃんいる?」

美鈴「大好、ちょっと待っててね」

大好「さっきそこのごみ捨て場でクリスマスツリー見付けたけど、いらないなら貰って良い?切奈の部屋に飾るから!」

美鈴「えっ?クリスマスツリーが捨てられてたの?」

優斗「愛美、クリスマスツリー知らない?」

愛美「ああ!捨てました」

優斗「はあ?捨てた?何でだよ!」

愛美「邪魔だったからです!」

優斗「邪魔ってちょっとどければいいだけだろ!」

愛美「存在が邪魔だったんです」

優斗「どういう意味だよ!」

大好「ねー、このクリスマスツリー貰ってっての良い?」

優斗「いや、ダメだよ!家で飾るのに・・・」

愛美「持って行って構いません!むしろ捨てて下さい!目障りなので!」

美鈴「愛美!そんなこと言うとサンタさん来ないわよ!」

愛美「別に構いません!」

優斗・大好「えー?!」

愛美「サンタクロースもクリスマスも要りません!むしろ邪魔です!私クリスマス大嫌いなので!」

優斗「クリスマスの何が嫌なんだよ!」

愛美「存在!」

大好「存在?」

愛美「クリスマスがあるので、私は大切な物を2つも失ったんですから!そんなものなんて失くなればいいんですよ!フン!」

美鈴「愛美!」

大好「ええっと、これ貰って行くね!」

美鈴「ええ、いらない人の場所よりも求めてる人の場所に置けばツリーも喜ぶはずだし・・・」

夕方
ガチャン

美鈴「愛美、入りますよ!」

愛美←ふて腐れてる

美鈴「クリスマスに何を奪われたの?」

愛美「言っても誰も信じてくれませんもん!だから言いません!」

美鈴「お婆ちゃんは、ちゃんとあなたの話を聞きますよ!」

愛美「本当ですか?」

美鈴「ええ、何が合ったのか話して下さい」

愛美「今日は私の生まれた日なんです」

美鈴「そうなの!凄いじゃない!」

愛美「凄くありません!クリスマス・イブと被るため、誰もまともに祝ってくれないんですよ!」

美鈴「そうなの?」

愛美「はい、パーティーに何回か参加したことがあります。勿論他の友達の誕生日パーティーにプレゼントを渡しに行くなどちゃんと祝ってあげてたんです。でも、私の時だけ、誰もまともなプレゼントを渡さないどころかプレゼント交換用のプレゼントを私に持ってこいというのです!なぜ主役である私が持って来ないと行けないのですか?クリスマスなんてあるからこんなことになるんです!だから嫌いなんです!」

美鈴「ごめんなさい、ちょっとケーキ屋さんに行ってくるわ!」

数十分後
美鈴「ただいま」

優斗「お帰り、お婆ちゃん!おっ、ケーキじゃん!ツリーは持って行かれたけど、ケーキさえあればクリスマスパーティーは出来るよな」

美鈴「愛美!リビングに来なさい!」

愛美「分かりました」

リビング
晩御飯終わり
美鈴「さあ、いよいよ・・・」

優斗「ケーキのお披露目だな!」

美鈴「はい、どうぞ!」

優斗「おお!ん?」

愛美「えっ?お婆様?これは」

『愛美ちゃんお誕生日おめでとう!』

優斗「えっ?クリスマスケーキじゃないじゃん!」

美鈴「今日は愛美の誕生日!愛美、プレゼントはまた別の日になるけど・・・」

愛美「いいえ、バースデーケーキで十分です!お婆様ありがとうございます!」

美鈴「これからはお婆ちゃんが毎年あなたの誕生日を祝ってあげるから安心しなさい」

回想終わり
笑「そんなことが・・・」

美鈴「やっぱり、友達に祝ってもらえる人に憧れていたんじゃなかったのかしら?」

知「そうですよね」

真依「ほら、愛美ちゃん!」

愛美「ご迷惑をおかけしすみませんでした」

知「あなたの過去を知ったら仕方無いと思えたので、いいですよ!」

笑「ねえ、でも愛美ちゃんが失ったもう1つの物って何?」

愛美「姉です!」

全員「お姉ちゃん?」

愛美「姉も同じく、いや、正確に言うと私の次の日が誕生日、つまり明日の12月25日が私の姉の誕生日なんです!」

笑「へー、凄いね」

知「でも、それでお姉さんをどう失ったのです?」

愛美「家出です!姉は友達にも、家族にも誰にも祝ってもらえなかったので、そもそもクリスマスはメインがイブになることも多く、私と姉は1日違いの誕生日だったもので、いつもまとめて祝われていた、いえ、ほぼついででしたね、掛け声もメリークリスマスでしたから・・・」

笑「そうだったんだ・・・」

知「お姉さんの居場所は?」
愛美「分かりません!ただこの町をさ迷っているのは分かります!」

一方
助奈「今度こそ!」

ビュン!

フォゲット「助奈、クリスマスの感情を壊しに行くのですか?」

助奈「勿論よ!クリスマスなんか潰して、あたしの主張を通す!そうすればみんな幸せよ!」

フォゲット「なるほど、ではこのリングをあなたに渡します!」

助奈「気が利くわね!よし!フィーリングリング!我に力を!絶対クリスマスなんて壊してやるんだから!」

一方
笑「そう言えば5年前から出ているクリスマス荒らしって・・・」

愛美「私じゃありません!私が荒らしとして出陣したのは今日限りです」

知「では、クリスマス荒らしって誰なんでしょう?」

愛美「それは・・・」

ムカンシーン!

笑の母「美鈴さん、こっちです!」

美鈴「あなた達も逃げるわよ!」

3人「はい!」


笑「あっ、あれは!」

援「助奈!」

知「皆さん!」

友子「みんな、変身よ!」

カラーズチェンジ!

どんなときでも笑顔が1番!ピンクスマイル!

冷静沈着な支え柱!ホワイトサポート!

頼りになるムードメーカー!アクアパートナー!

純粋無垢な自然な姿!グリーンナチュラル!

燃える心!魂の情熱!ベルミリオンパッション!

温かい抱擁!助けたい想い!レインボーヘルプ!

目の前にある幸せの塊!クリムソンハピネス!

培ってきた知性の輝き!ブルーインタレスト!

重ねて知った多くの経験!パープルエクスプレス!

絆が繋ぐ友情の証!インディゴフレンド!

信じ合える仲間への信頼!イエロービリーブ!

輝け!11色のカラー!カラーズヒロインズ!

ムカンシーン!

カラーズ「ああ!」

ナチュラル「なんか、これまでと威力が違う!」

フォゲット「来ましたね!カラーズ!」

エクスプレス「フォゲット!」

ヘルプ「助奈に何したの?」

フォゲット「別に助奈自身で自分を取り込んだんですから!」

ムカンシーン!

助奈(私の大切な物を奪ったクリスマス!そんなもの失くなれ!)

スマイル「助奈の怒りが強い分、怒りの度合いでムカンシーンも強くなるんだ!」

インタレスト「確かに、この怒りは尋常ではありませんね」

フレンド「この穴の深さがそれを物語ってるわね」

フォゲット「フフフフ・・・」

エクスプレス「何を笑ってるの?」

フォゲット「実はこの世界の住人達のことをある人物に調べさせていたんですよ!そこにいる赤平愛美さん!」

愛美「なんですか?」

フォゲット「たしか、あなたは前回クリスマス荒らしとして助奈と協力していましたね!」

愛美「それがなんですか?」

フォゲット「あなたは助奈と同じ感情を持っている!私共としてもあなたみたいな人材が欲しい!」

スマイル「愛美ちゃんは渡さない!」

フォゲット「そしてあなたにはお姉さんがいるんですよね?」

愛美「そうですが何か?」

フォゲット「私共の調べではあなたのお姉さんこそ、そのクリスマス荒らしということが分かってるんですよ!」

全員「え、ええ?!」

パッション「愛美の・・・」

サポート「お姉さんが・・・」

パートナー「クリスマス荒らし?」

フォゲット「これが世に知れ渡ればあなたは住みにくくなるでしょ!しかしその感情を失くせば、あなたがクリスマス荒らしの妹だとしても誰も責めることはありません。
さあ、私達と行きましょう!」

エクスプレス「その話乗ったらダメよ!」

フォゲット「感情さえ失くなればあなたもあなたのお姉さんも何にも責められることなく過ごせます」

愛美「お断りします!」

フォゲット「なぜ?」

愛美「たとえ、姉がどんな姿になろうが、どんなことをしてようが、私にとっては優しい自慢の姉です!」

フォゲット「クリスマス荒らしだとしても?」

愛美「確かに姉のやったことは世間からみたら良いことではない、でも、私の前での姉は妹想いで何か合ったら助けに来てくれる自慢の姉です!なぜならどんな姿だろうと、私は姉のことを愛してます!家族だから、姉だから、クリスマス荒らしだろうと私は姉を愛してるのだから!」

キラーン!

全員「ああ!」

フォゲット「嘘だろ!」

スマイル「あれは!」

サポート「赤い!」

パッション「薄くもなく・・・」

ハピネス「濃くもなく・・・」

インタレスト「正真正銘の・・・」

全員「赤!」

赤い指輪とコンパクト

愛美「愛する姉を救うため私は戦います!」

カラーズチェンジ!

思いを込めた熱い愛情!レッドラバー!

ラバー「フッ!」

ムカンシーン!

ラバー「たあ!」

フォゲット「まさか、こんなことになるなんて・・・」

エクスプレス「あなたの相手は私達がするわ!」

フレンド「OK!」

スマイル「まずは助奈を止めよう!パートナー!」

パートナー「合点承知!」

フォームチェンジ!

ピンクスマイル!ピンクアクアバージョン!

アクアパートナー!アクアピンクバージョン!

2つの力を1つの力に!

スマイル「ピンクタクト!」

アクア「アクアタクト!」

スマイルチェーン!

パートナーチェーン!

ヘルプ「助奈!落ち着いて!」

ギシギシ・・・

ラバー「私がいきます!」

愛は宇宙を救う!メニーギブラバー!

ムカンシーン「ホワワワワ・・・」

ヘルプ「助奈!」

助奈「あんた・・・」

ヘルプ「今度こそディファレントから離れて私達の所へ!」

助奈「嫌よ!」

パシン!

助奈「何すんのよ!」

ラバー「いつまで意地を張る気ですか?素直になりなさい!」

助奈「うるさいわね!あんたには関係無いでしょう!」

ラバー「言いましたよね!私はあなたの気持ちが分かると!」

全員「えっ?」

助奈「はあ?何がよ!言ってみなさいよ!」

ラバー「クリスマスが嫌い!私も嫌いです壊したいです!でも、壊しても意味がないそんなことは本当は分かってるですよね!」

助奈「何が言いたいのよ!」

ラバー「あなた私が分からないのですか?」

助奈「はあ?あんたなんて知らないわよ!まあ強いて言うなら海の時に会った時ね」

ラバー「私はずっと、ずっと、ずっとあなたを探してたというのに分からないなんて・・・」

助奈「何、あんたあたしに恨みでもあんの?」

ラバー「違います!あなたの事を愛してるからです!」

全員「ええ?!」

助奈「はあ?何バカ言ってるのよ!」

ラバー「ねえ!どうしてこうなったの!
    なんで思い出せないの!
    思い出してよ!
    なんか言ってよ!
    ねえ!
    お姉ちゃん!」←肩を揺らす

お姉ちゃん!

お姉ちゃん・・・

お姉ちゃん・・・

お姉ちゃん・・・

全員「えっ、ええ!お、お姉ちゃん?!!!!!!!!!!!!!」

プツン!

助奈「あ、あんた・・・、ま、ま、愛美?」

ラバー「うん!」

次回予告!
助奈の正体は愛美の実の姉!
しかし直後背後から絆の力で助奈の記憶に飛ばされるカラーズ!
助奈がなぜクリスマスが嫌いなのか?
なぜクリスマス荒らしとなったのか?
その事実を知った時、カラーズのある感情が消えることとなる!
次回ナンバーカラーズ!
手をさしのべてくれる人達の為に!ブラックアシスト誕生!

Re: ナンバーカラーズ ( No.85 )
日時: 2021/05/07 17:22
名前: いくちゃん (ID: uqFYpi30)

助奈「ま、ま、・・・、愛美?」

ラバー「うん!」

ピカー!

カラーズ「うわあ!」

数分後

フォゲット「何だ?」

絆「私です!」

フォゲット「絆か!何をしたんだ?」

絆「カラーズを飛ばしました!」

フォゲット「どこへだ?」

絆「知りません!適当の為、どこへ飛ばされたかは私にも分かりません!」

フォゲット「ということは戻り方も?」

絆「分かりません!そもそもそんなもの考えてもいません!」

第82話・手をさしのべてくれる人達の為に!ブラックアシスト誕生!

全員「うわあ!」

ドン!

笑「痛た・・・」

支「ここはどこ?」

相「私は誰?」

情子「記憶喪失か!」

友子「色んな意味で相、頭大丈夫?」

相「どういう意味ですか!」

信「そういう意味よ!バカらしい・・・」

相「何よ!」

植「本当にここはどこ?どこか知らない遠くの場所とかじゃないよね?」

援「ねえ周りに水晶みたいな物が浮いてて、小さい子どもが映ってるよ!」

知「でも、どこかで見たような・・・」

愛美「助奈です!」

全員「えっ?」

援「あっ、そうそう助奈って、ええ!」

愛美「恐らくここは助奈の記憶の中ではないでしょうか?」

笑「助奈の記憶の中か・・・」

情子「何普通に感心してるのよ!早くここから抜けないと!」

愛美「良いのですか?」

情子「何よ!」

愛美「彼女の過去を知りたくないのですか?」

笑「助奈の過去?」

信「その前にあんた、自分の姉のこと呼び捨てにしてるけど・・・」

経子「そうね、さっきまで姉とかお姉ちゃんって呼んでたのに・・・」

愛美「あのときは私と助奈が姉妹であることを伝えておいた方が良かったと思って姉と説明しただけです。ただ、小さい頃はお姉ちゃんと呼んでましたが・・・」

援「助奈の過去を詳しく知りたい!何でクリスマスが嫌いなのか?何でクリスマス荒らしに成ったのか?」

笑「援の言う通りだね!」

支「もしかしたら、解決できることだってあるだろうし・・・」

愛美「解決も何も、皆さんがクリスマスさへやらないと宣言してくれた方が早い話なんですけどね!」

情子「それはダメでしょ!」

愛美「何がダメなんですか?そもそもクリスマスだって、いつ、誰が作ったか分からない、お遊びみたいな物ですし、別に強制してやるような命令もありませんし・・・」

笑「もしかして、愛美ちゃん本当にクリスマスが・・・」

愛美「ええ、勿論大嫌いです!壊したいくらい、と言うかそれで姉まで失っているんですから!」

知「全部本気だったんですね・・・」

相「なんだろうこれ、えい!」

全員「あっ!」

笑「相、勝手に行かないでよ!」

全員入って

回想
助奈(3歳)「うーん!ん?」

両親「ハッピーバースデー!」

助奈「何?」

母「ほーら、助奈!可愛い妹よ!」

助奈「えっ?妹?」

父「昨日生まれたんだ!助奈はお姉ちゃんに成ったんだぞ!」

助奈「お、お姉ちゃん?やったー!」

母「ハハハ、あなた今度のプレゼントに妹が欲しいって言ってたでしょ!」

父「そうなのか!ならこれが誕生日プレゼントだな!名前は助奈が決めていいぞ!」

助奈「うーんっと、愛は簡単だし、美しい・・・」

母「愛に美しいって書いて愛美ってどうかしら?」

助奈「まなみ?うん!それにする!愛美!お姉ちゃんだよ!」

回想終わり

笑「こんな感じだったんだ!」

知「誕生日に妹が欲しいって・・・」

植「叶うものだね・・・」

愛美「ただ、これ以降、うちに誕生日は来てませんけどね」

笑「そうなんだ・・・」

愛美「あっ、これは!えい!」

笑「待って!」

回想
愛美(4歳)「お母さん!」

母「なーに?」

愛美「何やってるの?」

母「今日はクリスマスパーティーよ!」

愛美「ふーん・・・」

助奈(7歳)「ま・な・み!」

愛美「?」

子ども部屋
助奈「はい、これ!」

愛美「ケーキだ!お姉ちゃんありがとう!」

助奈「パパとママには内緒よ!」

愛美「でも、何で?」

助奈「今日は何の日か分かる?」

愛美「クリスマス」

助奈「それもそうだけど、今日は愛美の誕生日なの!」

愛美「たんじょうび?」

助奈「愛美が生まれてきた日なの!」

愛美「そうなんだ!」

助奈「ハッピーバースデードゥーユー
   ハッピーバースデードゥーユー
   ハッピーバースデーディア愛美!
   ハッピーバースデードゥーユー!
   愛美お誕生日おめでとう!
   さあ、このように蝋燭を消して!」

愛美「ふー!」

助奈「上手、上手!」

愛美「はい!」

助奈「お姉ちゃんはいいのよ!」

愛美「お姉ちゃんも一緒に食べようよ!」

助奈「もう、ありがとう」

回想終わり
笑「ンー!」

援「なんて優しいの・・・」

支「物凄く健気・・・」

友子「姉の鑑だわ!」

愛美「お姉ちゃんはこうやって、私の誕生日を祝ってくれました、少ないお小遣いで買った小さなケーキで・・・」

植「なんて優しい子なの!あれがあの時の助奈さん?」

愛美「そして、事件が起こるのです!」

トウ!

笑「待って!」

とある友達の家
友子「ここは!」

愛美「知っているのですか?」

友子「知ってるも何も家だもん!」

笑「ってことはあれが望ちゃん?」

回想
女子A「望、ありがとうね!」

女子B「お招き頂きありがとうございます!」

女子C「楽しいパーティーにしようね!」

女子D「まさか、2日続けてパーティー出来るなんて・・・」

望「うん!そうだね」

助奈「そんなことより私は早くケーキが食べたいわ!」

女子A「助奈食い意地張りすぎ!」

望「待って!その前にプレゼントを・・・」

助奈「なるほど!待ってたわよこの時を!」

望「みんな、それぞれプレゼント持ってきた?」

女子達「勿論!」

望「あれ、助奈は?」

助奈「はあ?持って来るわけないじゃん!」

助奈以外「ええっ!」

助奈「だって、そのプレゼントは全部私の物なんだから!」

助奈以外「はあ?」

女子A「これはみんなで交換するためのプレゼントよ!」

女子B「1人1つずつ持ってくるように言ったじゃん!」

助奈「はあ?何で交換するのよ!みんな私のためのプレゼントでしょ!それよりケーキまだ?」

望「プレゼントは後で買ってきてもらって、先にケーキ食べようか?」

助奈「絶対買わないから!」

望「もう!ダメだよ、そんなこと言っちゃ・・・」

パカッ

女子C「うわあ!」

女子D「美味しそう・・・」

助奈「何よこのケーキ!」

望「どうしたの?嫌いなフルーツでも合った?」

助奈「プレート!」

望「プレートがどうかしたの?」

助奈「何で私の名が書いてないのよ!」

助奈以外「えっ?」

女子A「だって・・・」

女子B「今日は・・・」

女子C「クリスマスじゃん!」

女子D「クリスマスなんだから、メリークリスマスって書いてあるのが普通・・・」

バン!

望「助奈!何するの!」

助奈「あんたらの誕生日いつも祝ってあげたじゃん!その恩を忘れたって言うの?」

女子A「何ケーキを・・・」

女子B「助奈誕生日はまた別の日に・・・」

助奈「今日じゃないと意味ないのよ!」

パッ!

助奈「このプレゼントは全部私の物よ!あんたらには渡さない!あと、クリスマスケーキなんか食べたくない!捨てて!」

パン!

望「ひ・ろ・な・・・」

黒川家
母「あら、お帰りなさい助奈!どうだったお友達とのパーティーは?」

助奈「ママ、今日の予定は?」

母「特に無いわね」

助奈「私の誕生日会は?」

母「昨日やったじゃない!愛美と一緒に!クリスマスケーキと誕生日ケーキを合わせて3つも買ったら、糖尿になるし、それにケーキも安くないのよ!」

助奈(昨日の愛美の誕生日会、でもほぼついでだった、クリスマスがあるから、クリスマスなんてあるから・・・、ならもう・・・)

子ども部屋
助奈(よし、これで!)

商店街
店員「コラ!君!何をやってるんだ!」

助奈「うるせー!こんなもん売ってんじゃねーよ!」

客「キャアアア!」

助奈「ツリーもケーキもサンタも、みんないらない!いるのはバースデープレゼントだけだ!うわー!」

警察署
母「バカ!何をやってるの!」

助奈「・・・」

母「人様に迷惑をかけて・・・」

助奈「ふん!」

警察「一応、人に傷をつけると言った傷害とかはありませんが・・・、器物損壊と言うことで・・・」

母「構いません、少年院でもどこでも入れて下さい」

警察「いえ、彼女はまだ少年法にも入らない子どもですので・・・、児童施設になると思います」

母「それで構いません」

しかし・・・

助奈(8歳)「クリスマスなんか・・・」

助奈(9歳)「クリスマスなんか・・・」

助奈(10才)「失くなれ!」

助奈(11才)「失くなれ!失くなれ!」

そして・・・
警察A「どうしますか?」

警察B「親の方も見捨てるつもりだと・・・、それに家出をしていますし・・・」

署長「こうなったら最終手段だ!」

次の日
市長「私がですか!」

署長「すまないが、市民を守るためには君の交渉に掛かってる!頼む!市民を守るために交渉してくれ!」

とある部屋
市長「君はなぜクリスマスを壊すんだい?」

助奈「邪魔だから」

市長「どうしたら、辞めてくれる?」

助奈「12月24日と12月25日にクリスマスをしないって言うなら何もしない!クリスマス関連の物も置かなかったら何もしない!」

市長「なぜ2日共にダメなの?」

助奈「25日は私の誕生日、24日は妹の誕生日」

市長「分かった、君の望み通りにしよう!」

回想終わり
愛美「これがこの街で、12月24日と25日にクリスマス関連の物を出せない理由です」

全員「ふええーーーん、ウウッ・・・」

笑「そんな、そんな・・・」

支「なんて悲しい話なんですか!」

相「ウウッ、何も言えない・・・」

植「妹さんのことまで考えていて・・・」

情子「本当に健気だわ!」

援「気付いてあげられなくてごめんね!」

幸「それでディファレントに身を売ったのね!」

知「私達は今日なんてことを言ってしまったのでしょう!」

経子「これは私も耐えられない!」

友子「相手の気持ちを知れば知るほど・・・」

信「そもそもクリスマスって・・・」

全員「何?(なの?)」

ポチャン!

笑「えっ?」

ビュー!

笑「えっ?うわー!」

知「笑?」

全員「ああ!」


フォゲット「ん?何だ?」

パッ!

笑「元に・・・」

知「戻れた?」

情子「よ、良かった!」

助奈「ん?愛美?」

愛美「お姉ちゃん!」

全員「助奈!」

フォゲット「(これはまずい・・・)ムカンシーン!」

ムカンシーン!

助奈「何?あれ!」

経子「もう1体作ってたのね!」

友子「って言うかあれ!」

信「さっきの市長じゃない!」

愛美「お姉ちゃんは私が守る!」

笑「みんな!」

カラーズチェンジ!

どんなときでも笑顔が1番!ピンクスマイル!

冷静沈着な支え柱!ホワイトサポート!

頼りになるムードメーカー!アクアパートナー!

純粋無垢な自然な姿!グリーンナチュラル!

燃える心!魂の情熱!ベルミリオンパッション!

暖かい抱擁!助けたい想い!レインボーヘルプ!

目の前にある幸せの塊!クリムソンハピネス!

培ってきた知性の輝き!ブルーインタレスト!

重ねて知った多くの経験!パープルエクスプレス!

絆が繋ぐ友情の証!インディゴフレンド!

信じ合える仲間への信頼!イエロービリーブ!

想いを込めた熱い愛情!レッドラバー!

輝け!12色のカラー!カラーズヒロインズ!

市長(私の判断は良かったのか?みんなの命を守るべく、みんなの楽しみを奪ってしまった・・・・)

インタレスト「いいえ!あなたは最善の判断をしました!」

フォゲット「どこが最善なんだ?あいつ1人の主張など聞いて?」

スマイル「あれは助奈1人の主張なんかじゃない!」

助奈「えっ?」

ヘルプ「助奈は自分と同じ気持ちを持つ人のことも考えて言ったんです!」

パッション「この世に同じ誕生日の人なんて五万といるもんね!」

フレンド「その人達のことを考えろ!気を遣え!助奈が言いたかったのはこの台詞よ!正しいかどうかは分からないけど・・・」

サポート「クリスマスは1年に一度かもしれません、しかし誕生日も同じく1年に一度!」

ビリーブ「唯一、自分が主役になれる日!」

ナチュラル「助奈さんはその人達に憧れていた、しかし誰も答えてくれなかった」

スマイル「だったら、それを知った私達が助奈の気持ちに答える!」

全員「助奈(さん)の誕生日を祝う!」

助奈「あんた達・・・」

ムカンシーン!

全員「うわー!」

フォゲット「お前らそれでも正義の味方か?たく、情けない・・・」

ラバー「何ですか?」

フォゲット「こっちにくればいいものを・・・」

ビュン!

全員「ラバー!」

カン!

ラバー「えっ?」

助奈「あたしの・・・、可愛い妹に・・・、何をする!」

ラバー「お姉ちゃん・・・」

フォゲット「何をやってるのですか?」

助奈「それはこっちの台詞よ!」

フォゲット「カラーズは我らの敵、だから攻撃するのは当たり前です!あなたもそうでしょ?」

助奈「そんなのどうでもいいわ!いや、むしろこいつらは私を理解しようとした」

フォゲット「その言葉を信じるのですか?」

助奈「私には妹がいる!同じ想いで苦しんだね!それに妹に手を出したあんたは絶対許さない!あたしは妹も誕生日を祝うと言ったこいつらを助けたい!いや、助けてみせる!」

キラーン!

フォゲット「まさか!」

黒い指輪とコンパクト

全員「黒!」

助奈「助けることに色なんか関係無い!」

キラーン!

助奈「行くわよ!」

カラーズチェンジ!

理由の無い!無限の助け!ブラックアシスト!

サポート「ブラック?」

パッション「アシスト?」

アシスト「フッ!」

ムカンシーン!

フォゲット「フッ!それでヒーロー気取りか?」

スマイル「黙らっしゃい!黒だって色の仲間よ!」

ヘルプ「色の仲間は私達の仲間!」

アシスト「それ!」

シャキーン!

ムカンシーン!

パッション「ヤバい!」

インタレスト「容赦が無いわね・・・」

アシスト「よし!」

ピカーン!

助けることに理由はいらない!コンシダレットアシスト!

ムカンシーン「ホワワワワ・・・」

フォゲット「これは・・・」

ビュン!

笑「助奈、昼間はごめん!」

知「私達、あなたの根本の気持ちを理解出来てなかった」

支「むしろ今日分かったよ!そうだよねみんな?」

全員「うん」

笑「クリスマスなんて意味ない!やる目的が分からない!」

助奈「えっ?」

知「私達、クリスマスの感情・・・、どこか行っちゃった!」

情子「なーんか、クリスマスなんてどうでもいい!」

経子「やる意味無いわよね!」

助奈「ねえ、あたしに気を使ってとか・・・」

援「私達を心配してくれるんだ!やっぱり助奈は優しい子だよ!でも私達はクリスマスよりも大切な物が出来たから!」

友子「仲間の誕生日、友達の誕生日!祝わないと友達じゃないもんね!」

笑「さあ、帰って今日は愛美ちゃんの誕生日!明日は助奈の誕生日だよ!」

全員「イェーイ!」

助奈「みんな、ありがとう!」

援「涙は明日に残しとかないと!」

助奈「うん!」

次回予告!
クリスマスパーティーが予定変更で、2日ともバースデーパーティーに!
しかし、クリスマスパーティーを楽しみにしていた生徒達はこれに反発!
しかし、助奈の件でクリスマスの感情を失ったカラーズ達は助奈を守ることに必死!
果たして助奈のバースデーパーティーを開くことは出来るのか?
次回ナンバーカラーズ!
みんなを説得!祝うぞ!ハッピーバースデー助奈!

Re: ナンバーカラーズ ( No.86 )
日時: 2021/08/14 22:57
名前: いくちゃん (ID: uWCnjyP1)

会場
笑「本日のクリスマスパーティーは予定を変更し・・・」

吹奏楽

ドドレドソファ!

ドドレドファミ ドドレドソファ

ドドラファファミレド ドドレドソファ

ハッピーバースデードゥユー!

ハッピーバースデードゥユー!

ハッピーバースデーディア愛美ちゃん!

ハッピーバースデードゥユー!

全員「愛美ちゃんお誕生日おめでとう!」

愛美「ありがとうございます!」

第83話・みんなを説得!祝うぞ!ハッピーバースデー助奈!

助奈「愛美お誕生日おめでとう!今年は何も無いけど・・・」

愛美「ううん、大丈夫!」

助奈「えっ?」

愛美「だって、お姉ちゃんが帰って来ただけでも私にとっては最高のプレゼントだもん!」

助奈「ありがとう‼️ああーん!うわーん!」

笑「助奈、泣きすぎ!」

美鈴「ちょっとお尋ねします」

助奈「えっ?」

愛美「お婆様!」

愛「あい!」

愛美「愛まで!」

美鈴「話は孫とその友達から聞いているわ!あなたが私の孫のお姉さんかしら?」

助奈「まあ、あたしが愛美のお姉ちゃんってことは事実です」

情子「ちょっと助奈!言葉遣い、言葉遣い!」

美鈴「なら、あなた私の孫になりません?」

助奈「えっ?」

美鈴「あなたは愛美の姉、そして私は愛美の祖母、それなら私にとってあなたも孫みたいなものよ!それに帰る家無いでしょ!家に来て良いのよ!あなたの可愛い妹達もいる、あなたは1人じゃないの!」

助奈「1人じゃない・・・?」

愛美「来てよ!お姉ちゃん!」

助奈「分かりました。お願いします」

笑「助奈!良かったね!」

援「良かった、良かった!」

助奈「援、笑、ありがとう!あっ、明日のパーティー絶対忘れないでよね!」

美鈴「明日もパーティーをするの?」

愛美「明日は姉の誕生日で・・・」

美鈴「そうなの!なら心からお祝いしないとね!新しい孫のために!」

次の日
真依「お姉ちゃん!今日もパーティーなんだよね?」

笑「うん、そうだよ!絶対来てよね!」

真依「勿論!昨日は愛美ちゃんのお誕生日会に変更になったから今度こそクリスマスパーティーだね!」

笑「あっ、ごめん真依!いい忘れてた」

真依「何?」

笑「今日もクリスマスパーティーしないの」

真依「ふーん、ええっ!クリスマスパーティーしないの?」

笑「しないよ!」

真依「何で?昨日まであんな楽しみにしてたのに熱でもあるんじゃないの?」

笑「大丈夫だよ!」

一方
支の母「えっ?もう一度言って!」

支「だから、大きな誕生日ケーキを作ってって言ってるの!」

支の母「クリスマスケーキじゃなくて?」

支「そう、言ってるじゃん!クリスマスはもうしないの!」

一方
奏介「嘘っだろう!」

信「クリスマスパーティーは中止!パーティーに参加したいなら何かしらプレゼント持って行きなさいよ!」

一方
美子「ねえ、聞いてよ経子!相ったらクリスマスなんて邪魔物だ!無くても損しない!なんて言うのよ!だから今日はクリスマスしないって!」

経子「ええ、しないわよ!」

美子「へー、しないんだ、ってええ!」

一方
望「お姉ちゃん、どうして突然?」

友子「気が代わっというか、クリスマスなんてどうでもいいって気持ちになった」

望「ねえ、それって助奈の話?」

友子「違うよ!愛美じゃなくてその姉の・・・、えっ?今助奈って言った?」

ダークside
ディファレント「なんだと、グレー、アンハビ、フランドに続き、助奈まで・・・」

フォゲット「申し訳ございません」

ルビー「あっ、ごめん絆からの無線が来てるわ」

絆「私から現在の報告を致します!」

フォゲット「どうした?」

絆「カラーズの感情に異変が起きています」

ブロック「どういうことだ?」

絆「前回、私が助奈の記憶に送り込んだことが原因で全員の感情からクリスマスというものが消えている、正確に言うと自らクリスマスというものを全く意味の無いものと置き換えていると考えて良いでしょう」

ブロック「あのカラーズの連中が?」

フォゲット「助奈の件は残念ですが、ある意味では奴らの感情を奪えましたね!」

絆「喜ぶのは早いかと、それに奪ったとしてどうなるのでしょうか?」

ディファレント「奴らが感情を消すような行動を取れば好都合!我々はそれ以外の感情を取ればよい!それに奴らの言うことを他の連中は逆らえんからな!」

ところ変わって
笑「何、やってるの?」

男子A「今日こそクリスマスパーティーするんだろ?」

男子B「クリスマス荒らしのことを気にせずクリスマスが出来る!」

男子C「何か合っても、またあのヒーロー達が助けてくれるし!」

男子D「それに5年ぶりのクリスマスパーティーだもんな!」

笑「クリスマスパーティーなんてしないよ!」

全員「ええっ?!」

知「クリスマスパーティーは2度と行いません!」

全員「はあ?」

援「クリスマスよりももっと大切なものがあるから!今日もバースデーパーティーです!だからクリスマスパーティーは中止!」

男子達「ふざけんな!」

男子A「俺らは今年こそクリスマスパーティーが出来ると思ってどんなことがあろうと準備してきたんだ!」

男子B「それが今になって中止!お前がやろうって言ったんだろう!クリスマス荒らしが出ようとなんだろうと!」

男子C「それに昨日バースデーパーティーやったじゃないか!何で2日続けてなんだよ!」

男子D「こんなのやってられるか!みんな帰ろうぜ!」

ほとんどが体育館から出ていった後

支「あれ?みんなは?」

幸「出て行ったそうよ」

情子「そうよね、元々クリスマスパーティーをするためのパーティーで、mainが2つも潰れたら、出ていくわよね」

笑「やろうよ!身内だけでも!」

知「そうね!」

援「心から祝って貰えない誕生日会なんて助奈も喜ばない、むしろ私達だけでも人数稼いで、楽しく祝ってあげよう!」

キャーーー!

情子「何?ムカンシーン?」

声のする方へ駆けつける

男子A「お前のせいでクリスマスパーティーが台無しだ!」

愛美「何なんですか!いきなり!」

男子B「こっちはお前のせいで楽しみを奪われたんだぞ!」

シャキーン!

助奈「私の可愛い妹にそれ以上近づくな!」

男子C「何だ?お前クリスマス荒らしの味方か?」

助奈「はあ?クリスマス荒らし?」

男子D「はあ、姉なのに知らねえのかよ!お前の妹は5年前からクリスマスを荒らすクリスマス荒らしなんだよ!守っても意味ないぜ!」

シャキーン!

助奈「フッ!」

パッと!

男子達←パンツ一丁

女子達「キャー!」←目を隠す

男子A「お前!」

男子B「なんてことすんだよ!」

助奈「よーく、聞け!5年前からクリスマスを荒らすクリスマス荒らしはあたしだ!妹をいじめる奴はどんなにか奴だろうと許さない!」

女子達「クリスマス荒らし?」

男子C「畜生!ヘックション!」

男子D「覚えてろよ!」

女子A「クリスマス荒らしが出たわ!」

女子B「みんなの逃げて!」

経子「待ちなさい!」

女子C「紫雨先輩!」

経子「あなた達は彼女がなぜクリスマス荒らしになったか分かる?」

女子達「えっ?」

経子「彼女だって、本当は人を傷つけてまでこんなことしたくないのよ!」

女子D「で、でも、でも!」

笑「助奈はクリスマスにトラウマがある、でもそのトラウマを植え付けたのは私達なの!」

女子A「そんなはずない!」

女子B「そうよ!」

うわー!

情子「今度は何?」

ムカンシーン!

ルビー「ハッハーん、いい気味ね!」

知「ルビー!」

女子A「そこ退いて下さい!」

経子「みんな一旦離れるわよ!」

望「皆さん!こっちです!」

笑「よし!」

カラーズチェンジ!

どんなときでも笑顔が1番!ピンクスマイル!

冷静沈着な支え柱!ホワイトサポート!

頼りになるムードメーカー!アクアパートナー!

純粋無垢な自然な姿!グリーンナチュラル!

燃える心!魂の情熱!ベルミリオンパッション!

温かい抱擁!助けたい想い!レインボーヘルプ!

目の前にある幸せの塊!クリムソンハピネス!

培ってきた知性の輝き!ブルーインタレスト!

重ねて知った多くの経験!パープルエクスプレス!

絆が繋ぐ友情の証!インディゴフレンド!

信じ合える仲間への信頼!イエロービリーブ!

想いを込めた熱い愛情!レッドラバー!

理由の無い!無限の助け!ブラックアシスト!

輝け!13色のカラー!カラーズヒロインズ!

ビリーブ「素体はさっきの男子達よ!」

男子A(やっと、やっと・・・)

男子B(5年越しのクリスマスだったのに・・・)

男子C(それが何で中止になるんだよ!)

その声が逃げてる女子達にも聞こえる

女子A「そうよ!私達も5年ぶりのクリスマスを楽しみにしてたのよ!」

女子B「クリスマス荒らしが来てもあなた達が守ってくれると聞いて・・・」

スマイル「みんなクリスマスよりも大切な物を分かって無い!」

サポート「そうよ!クリスマスは世間一般から聞けば楽しい行事ですが・・・」

パッション「それを嫌だと思う人もいるのよ!」

ヘルプ「私達はそういう人の気持ちを知ったからクリスマスなんてやらない!そう決めたの!」

ルビー「ハッハッハ!やるじゃない!」

インタレスト「何がおかしいのですか?」

ルビー「あんたら自らクリスマスの感情を失くし、そして消し去ろうとさせる姿!私達からしたら好都合よ!」

スマイル「あんた達の手伝いなんてした覚えはない!」

望「そうよ!違うわ!」

フレンド「望?」

望「みんなは、心から仲良くなった友達の誕生日を祝いたいだけ!」

女子達「えっ?」

望「それに、元はと言えばあんたらのせいでしょ!」

全員「ええっ?」

望「クリスマスの日助奈の誕生日知っておきながら、めんどくさいからって、助奈の誕生日をなかったことにして・・・」

女子A「私達はそんなつもりじゃ・・・」

望「プレゼント交換するために、助奈にもプレゼント買って貰おうって言ってたじゃん!2つも買うの嫌だからって!」

女子B「だってそうじゃん!1人無しなんて不公平じゃん!」

望「助奈だけで良かったじゃん!プレゼント交換なんて殺らなくて良かったじゃん!」

女子C「でも、あの日はクリスマスだし・・・」

望「自分たちも助奈に祝って貰って何言ってんの?バカなの?」

女子達「あっ!」

望「カラーズ達は大事な友達の誕生日を祝いたい、そしてその存在を消してしまうクリスマスを取っ払う、今日はクリスマスだけじゃないってことを伝えたいのよね?」

スマイル「そうだよ!」

ヘルプ「クリスマスは楽しい行事ですが、大切な友達がこの日誕生日なら、心からお祝いしたいです!」

ピカーン!

スマイル「ヘルプ!」

ヘルプ「OK、スマイル!」

フォームチェンジ!

ピンクスマイル!ピンクレインボーバージョン!

レインボーヘルプ!レインボーピンクバージョン!

2つの力を1つの力に!

ピンクタクト!

レインボーリボン!

2つの色を混ぜ合わせて!

みんなに笑顔を届けたい!
レインボーピンクドロップ!

ムカンシーン「ホワワワワ・・・」

ルビー「まあ、いいわ!」ビュン!

吹奏楽
ドドレドソファ!

ドドレドファミ ドドレドソファ

ドドラファファミレド ドドレドソファ

ハッピーバースデードゥユー!

ハッピーバースデードゥユー!

ハッピーバースデーディア助奈!

ハッピーバースデードゥユー!

全員「助奈お誕生日おめでとう!」

パン!パン!パン!パン!パン!パン!

愛美「おめでとう!お姉ちゃん!」

援「おめでとう!良かったね!」

助奈「援、愛美!みんな!ありがとう!ああーん!うわーん!やっと、やっとだよ!ああーん!あーん!」

その後カラーズを中心に写真を撮りまくった一同

笑「助奈?どうだった?」

助奈「最高!ありがとう、笑!」

笑「助奈が喜んでくれてこっちも嬉しいよ!」

助奈「また来年も・・・」

笑「うん、勿論!クリスマス抜きでね!」

助奈「大好き!」

援「ちょっと!」

情子「離れなさいよ!」

支「ああ!」

全員「ハッハッハ」

次回予告!
助奈、久しぶりの学校!かつての友人を初め、望とまた学校生活を過ごす。
そんななか、妹が大好きな助奈はことあるごとに愛美にくっつきまくり、遂には妹に呆れられ、妹に嫌われたのではないか?と助奈は気を落とす!
しかし愛美にはある理由が合った!
果たしてその理由とは!
次回ナンバーカラーズ!
姉妹技登場!シスコン姉と離れたい妹!

Re: ナンバーカラーズ ( No.87 )
日時: 2021/05/16 14:40
名前: いくちゃん (ID: uqFYpi30)

赤平家
台所
美鈴「あら、助奈、おはよう!」

助奈「おはよう、お婆ちゃん!」

美鈴「朝からお弁当作りなんて!」

助奈「うち、親が全然家事やっていくなかったから、いつも愛美の為にあたしが代わりをつとめてた!」

美鈴「へー、偉いわね!助かるわ!」

玄関
愛美・助奈「行ってきます!」

美鈴「行ってらっしゃい!」

第84話・姉妹技登場!シスコン姉と離れたい妹

笑「おはよう助奈、愛美ちゃん!」

助奈「お、おはよう!」

愛美「おはようございます」

愛「あーい!」

助奈「あっ、愛!おはよう!」

愛美「また、親不在ですか?」

笑「昼間はたまに家を空けるんだよね、一応食事処だし・・・」

愛「あーん、あーん!」

真依「あっ、泣き出した!」

笑「どうしたの?ほらほら」ゆさゆさ

助奈「もう、貸しなさいよ!ほーら愛、高い高ーい!」

愛「キャハハハ!」

助奈「高い高ーい!」

愛「キャハハハ!」

真依「泣き止んだ!」

笑「助奈凄いね!」

助奈「そりゃ、愛の姉だもの!」

笑「あっ、忘れてた!」

愛美「・・・」

助奈「どうしたの?愛美?もしかして高い高ーいしたかった?」

愛美「別に大丈夫です!」

助奈「もう、遠慮なんかしなくたって言えば良いのに・・・、そーれ高い高ーい!」

愛美「なぜ私を持ち上げるんですか?」

助奈「えっ?違うの?」

愛美「愛を高い高ーい、したかったんです!そもそも私そんな年じゃありません!」

助奈「ええ!昔は喜んでたのに・・・」

愛美「赤ちゃんの時でしょ!」

信「うわ、何?愛美、お姉ちゃんに甘えてるの!」

相「助奈に抱っこされて、まだまだお子ちゃまね!」

美子「この年で熊さんパンツ履いてる相が言うな!」

相「美姉!って何でばらすのよ!」

2年生「フフフ、熊さんパンツ・・・」

愛美「みんなが見てるじゃないですか!下ろしてください!」

助奈「ああ、思い出すな!小さかった頃の愛美、一生このままで、いや時間止まって欲しいな・・・」

情子「無理だから!どんな力持ちでも無理だから!」

廊下
愛美「どこまで付いてくるつもりですか?」

助奈「教室までの見送りよ!」

帰り
女子A「愛美ちゃん一緒に帰ろう!」

助奈「愛美!迎えに来たよ!」

ある休みの日
ピンーポーン!

笑「は~い!」

ガチャン

助奈「え~み~!」

笑「どうしたの助奈?」

助奈「愛美に嫌われた!反抗期だぁ!あーん!!うわーん!」

笑「1回中入って!みんなも居るから相談乗るよ!」

笑の部屋
知「それで愛美さんになんて?」

助奈「もう近寄らないで!何もかも別々でお願いします!って閉め出された!」

情子「何をやったらそんな怒られるのよ!」

助奈「わかんない!
昨日もお昼ごはん作ったり、
手を繋いで登校したり、
図書室で勉強教えたり、
ごはんを食べさせてあげたり、
怪我したから傷を舐めたり、
額にキスしたり、
手を繋いで帰ったり、
駄菓子奢ったり、
一緒にお使いしたり、
お風呂一緒に入ったり、
頭洗ってあげたり、
背中流しっこしたり、
体拭いてあげたり、
ドライヤーしてあげたり、
晩御飯作ったり、
あーん!で食べさせてあげたり、
寝る前に絵本読んであげたり、
一緒に寝てあげたり、
どこに嫌われる要素がある?」

笑知「確かに・・・、無いわね!」

情子「あるわ!やり過ぎよ!」

相「ええ!普通だよ!うちもあーん!以外はやってるし!」

援「私だって好に・・・」

情子「異常よ!普通の姉妹はそんなベタベタしないのよ!姉弟も!」

支「助奈さんいいなあ、私もそんなことできる可愛い妹が欲しいよ!」

情子「そのうち妹が疲れるわ!」

真依「お姉ちゃん達が異常なのよ!本当にさあ、愛妻弁当みたいなお弁当食べにくいというか見せづらいんだけど!」

笑「ええ、お姉ちゃんの愛のこもったお弁当なんだよ!あと愛妻弁当じゃなくて愛妹弁当だよ!」

情子「ネーミング!あいまいって何よ!あいまいって!」

真依「味は美味しいんだけどさあ、食べにくいのよ!愛美ちゃんが嫌がる気持ち分かるよ!」

笑・助奈「ガーン!」

真依「ちょっと、愛美ちゃんとこ行ってくる!」

植「助奈さん、私は沢山の弟妹がいてみんな可愛いと思うけど、愛美さんのこと何歳として見てる?」

助奈「えっ?」

植「きっと、愛美さんは幼い子のような接し方をされて恥ずかしいんだと思うわ!助奈さんも赤ちゃんみたいな接され方嫌じゃない?お姉さんなのに・・・」

助奈「確かに・・・」

植「私だって、お母さんとかに子供扱いされると少し嫌な気分になるし、弟たちも弟扱いとか妹扱いするな!って文句言ってくるし・・・、愛美ちゃんもそういう感じじゃないかしら?」

笑知「なるほど!」

情子「何であんたらが納得してるのよ!」

一方
公園
望「どうしたの?」

愛美「あっ、お久しぶりです!」

望「私でしょ良ければ話聞くよ!」

真依「あっ、愛美ちゃん!」

愛美「真依!」

望「助奈と何が合ったの?」

愛美「なぜ、助奈だと・・・」

望「だって、助奈いつも愛美ちゃんのこと可愛いって自慢するんだもん!それが学校中にも広がってるし・・・」

愛美「ハハハ、そうなんですが、ちょっときつく当たってしまって・・・」

真依「愛美ちゃん、お姉さんの愛が重いのが恥ずかしいんだよね?」

愛美「なぜ、分かったんです?」

真依「うちのお姉ちゃんも同じだから!」

愛美「そうなんですか!」

望「2人のお姉ちゃんがどういう感じか分からないけど、うちのお姉ちゃんも私に対して過保護かな!」

愛美・真依「ええ!」

望「お姉ちゃん達にとって私達妹は自分の命よりも大事、ちょっと言い過ぎかな?」

愛美「それくらいあるかと思います」

真依「うん、そうだと思う」

愛美「ただ、私は心配なんです!」

真依「お姉さんが?」

愛美「はい、もしこの先私がいない世界になったら助奈は生きていけないと思うんです!」

望「あり得るかも・・・」

愛美「逆もあります!もし助奈がいなくなって何も出来なかったら・・・」

真依「そうだよね!ずっと頼りにしてた物が失くなるようなものだもんね!」

愛美「それです!せめて、1人で出来るものは1人でやり、出来ないことは手伝ってくれる、そういう関係でありたいのですが・・・」

望「全部やるんだね助奈が・・・」

愛美「はい、まるで私が何も出来ない赤ん坊のように見られてるような気がして・・・」

真依「分かるよ!私も同じ経験あるもん!」

愛美「ご飯をあーん!で食べさせてくる、
私の教室まで付いてくる
お風呂の時に頭や体を洗ってくる、
寝る前に絵本を読む、
お昼ご飯が愛妻弁当になってる、
あの人は私を何歳と思っているのですか?」

望「それくらい幼く見えるんだね」

愛美「私9歳ですよ!ご飯もお風呂も1人でできますし、教室だって迷わず行けます!」

望「それ、怪しい人に狙われないかのボディーガードだって言ってた!」

愛美「学校をなんだと思っているのですか!」

真依「あれ?夜一緒に寝るのはいいの?」

愛美「も、も、勿論、夜暗い場所・・・、
な、な、なんて、こ、こ、こ、怖くありませんし・・・」

望・真依(めちゃくちゃ動揺してる怖いんだ!)

望「じゃあその気持ちをありのまま伝えれば良いじゃん!過保護は治らないと思うけど・・・、考えてはくれるよ!助奈あれで妹思いだし!」

愛美「ありがとうございます」

一方
男子「たく、姉のやろう、うざいんだよ!くっつき過ぎだって!どこにイチャイチャする姉弟がいるんだよ!恥ずかしいわ!過保護なんだよ!」

ニヤリ

ルビー「その感情よ!石となれ!フィーリングブロック!」

男子「嗚呼!」

ムカンシーン!

望「あれは!2人共こっちだよ!」

愛美・真依「はい!」

晴人「望ちゃん!」

望「晴人先輩!愛美ちゃん頼みます!」

晴人「OK!愛美ちゃんこっちだよ!」

愛美「はい!」

笑「あっ!晴人君!」

助奈「愛美!」

愛美「行きましょう!」

カラーズチェンジ!

どんなときでも笑顔が1番!ピンクスマイル!

冷静沈着な支え柱!ホワイトサポート!

頼りになるムードメーカー!アクアパートナー!

純粋無垢な自然な姿!グリーンナチュラル!

燃える心!魂の情熱!ベルミリオンパッション!

温かい抱擁!助けたい想い!レインボーヘルプ!

目の前にある幸せの塊!クリムソンハピネス!

培ってきた知性の輝き!ブルーインタレスト!

重ねて知った多くの経験!パープルエクスプレス!

絆が繋ぐ友情の証!インディゴフレンド!

信じ合える仲間への信頼!イエロービリーブ!

想いを込めた熱い愛情!レッドラバー!

理由のない無限の助け!ブラックアシスト!

輝け!13色のカラー!カラーズヒロインズ!

ムカンシーン!

たあ!

アシスト「とりゃ!」

パッション「あの槍って自前なんだ・・・」

ムカンシーン!

アシスト「ああ!」

ラバー「アシスト!」

タン!

アシスト「アシストじゃない、お姉ちゃんでしょ!」

パッション「正直今どうでもいい!」

男子(姉がうざい!いつもくっついては、一緒に風呂入って来たり、ご飯をあーん!で食べさせてきたり、出掛けるときなんて恋人繋ぎだし、恥ずかしいったらありゃしない!)

ヘルプ「普通じゃん!」

ムカンシーン!

ヘルプ「ああ!」

アシスト「大丈夫ヘルプ?」

ヘルプ「ありがとうアシスト!」

ラバー「確かに、姉の行動はやめて欲しいと思ったりします。しかし、それはお姉さんがあなたのことを心から愛してる証拠です!」

姉達「うんうん!」

ラバー「ただ、行き過ぎですが・・・」

姉達「ガーン!」

ラバー「あなたの気持ち、私には分かります!まるで自分を幼く見て、代わりにやってあげようとする姿、むしろお節介ですよね!自分も出来るようになりたい!お姉ちゃんのような、何でも出来るような存在になりたい、いえ、お姉ちゃんに頼らずとも1人で出来るんだよ!そういう成長を見せたいんですよね!」

ムカンシーン・・・

ナチュラル「そのはずよ!兄姉は弟妹が可愛いと思えば、弟妹は兄姉に憧れを持つ!その思いをお姉さんにぶつけなさい!そして分からないことはお姉さんは聞けばいいわ!きっと答えてくれるから!」

ラバー「アシスト、いえお姉ちゃん!私はあなたを尊敬しています!しかし、だからといってあなたばかりに甘えてられません!なので、時に厳しく時に優しくでお願いします!私はあなたを越えたいという目標でもあるので!」

アシスト「ラバー!ごめん!そうだよね、もう赤ちゃんみたいに小さくないもんね!むしろあたしを目標にしてくれてありがとう!」

ピカーン!

ラバー「これは!」

スマイル「2人の!」

インタレスト「新しいペン!」

ラバー「お姉ちゃん!」

アシスト「勿論よ!ラバー!」

フォームチェンジ!

レッドラバー!レッドブラックバージョン!

ブラックアシスト!ブラックレッドバージョン!

姉妹の力を1つの力に!

レッドハート!

ブラックハート!

ラバー・アシスト「私達の姉妹愛!受けてみなさい!」

アシストラバーシスターズダイナマイト!

ムカンシーン「ホワワワワ・・・」

ルビー「畜生!」ビュン!

スマイル「凄い!」

インタレスト「姉妹技?」

エクスプレス「私も初めて見たわ!」

フレンド「2人の愛が・・・」

ラバー「先程言ったように、愛情も程々に!私に出来ることはやらせて下さい!私だって、お姉ちゃんなんですから!愛の!」

アシスト「そうだったわね!ちょっと自粛する・・・」

ヘルプ「良かった!良かった!」

ナチュラル「本当に仲の良い姉妹ね!」

ところが
ガチャン

助奈「どうしたの?」

愛美「ええっと・・・、こ、こ、こ、怖い夢を見たので一緒に寝てくれませんか?」

助奈「勿論!毎日だって寝てあげる!」

次回予告!
来年度に向け、愛の通う保育園を探すことになった助奈と愛美!
しかし、通う予定の保育園では人手が足りずカラーズのメンバーで手伝うことに!
やはり妹や年下に対して面倒見の良いメンバーもいれば、知と絆の変顔で子供を笑わせるバトルも勃発!
そのあやし方に対して嫉妬する新人の先生が!
さらに、子供の声がうるさい!とクレームをつける住民も!
果たしてカラーズは解決出来るか?
次回ナンバーカラーズ!
ドキドキハラハラ!保育園の先生体験!

Re: ナンバーカラーズ ( No.88 )
日時: 2021/06/01 21:58
名前: いくちゃん (ID: CjSVzq4t)

ある日
ピンポーン!

笑「は~い、あっ!助奈に愛美ちゃん!どうしたの?」

助奈「愛を返して!」

笑「貸してじゃなく?」

助奈「誰の妹と思ってんのよ!」

愛美「そろそろ愛を保育園に通わせたいので、一時保育体験のある保育園に預けようと・・・」

笑「分かった!ちょっと待ってて!」

第85話・ドキドキハラハラ!保育園の先生体験!

園長「今日はスリーシスターズ学園系列保育所の一時保育に来ていただきありがとうございます!」

愛美「まあ、保育園に入れるのは姉としての義務ですしね!」

情子「いや、普通親でしょ!」

ギャー!ギャー!・・・

先生A「は~い、みんな静かに!シー!」

植「大変そうですね・・・」

園長「ちょっと、保育士の数が少なくて・・・、人手が足りないのよ!」

笑「はい!なら私達が手伝います!20人くらい居るので!」

園長「えっ、悪いですよ!」

知「やらせて下さい!それに小さい子供のあやし方や躾の仕方とか学べそうですし」

助奈「そうね、今日ここで学んだことを家でもいかせそうだもんね!」

園長「では、お願いします!」

2才未満の教室
愛美「さあ、愛!お友達と遊んで来て良いですよ!」

愛「あい!」

先生B「こらこらしょうくんとじゅんくん!喧嘩しないの!」

ギャー!ギャー!

植「ほーら、しょうくんとじゅんくん!」

2人「?、キャハハハハ!」

先生B「凄い!」

植「うちにも同じ年の弟妹いるのでこれくらい慣れてます」

ああーん!

先生C「どうしたの?めいちゃん?」

助奈「オムツじゃないかしら!替え頂戴!」

愛美「すみません、新しいオムツは?」

先生C「これです!」

助奈「は~い、今替えてあげるわよ!」

知「助奈さんオムツ替え上手いですね!」

助奈「小さい時の愛美のオムツ替え、あたしがやってたんだから!って言っても、ママの見て真似しただけなんだけどね!」

情子「いや、その時あんた4歳でしょうが!飲み込み早い!」

笑「見て!愛ちゃんが行列作ってる!」

望「なんだか応援したくなるね!」

ああーん!

絆「いないいない、ばあ!?」

キャハハハハ!

知「いないいない、ばあ!」

キャハハハハ!

絆「やりますね!」

知「そちらこそ!」

その後・・・

ハハハハハ!

情子「変顔大会をするな!」

ああーん!

笑「うわ、この子何で泣いてるんだろ?いないいないばあ!」

ああーん!

笑「ダメだ・・・」

知「お腹が空いてるんじゃない?」

笑「じゃあミルク作るね!」

助奈「私もやるわ!」

先生B「では私が教えます!」

数分後
先生B「お二人共飲み込みが早いですね」

笑「そりゃ妹のミルクやりしてましたから!」

助奈「右に同じく」

笑「みんな、ミルク持ってきたよ!」

信「初めてのミルクやりが動物の赤ちゃんじゃなくて人間の赤ちゃんとはね・・・」

友子「人間だって生物学状は動物よ」

ポンポン、ゲプ!

経子「友子、あなたケップ出させるの上手いわね!」

友子「そういう経子はミルクやり上手ね」

情子「男共はぎこちないわね」

好「やったことねーんだよ!」

晴人「ミルクやりを甘く見てました」

先生B「そろそろお昼寝の時間なので・・・」

支「布団出すの手伝います!」

知「みんな、そーっとね!そして静かに!」

助奈「ゆっくり休むのよ」ポンポン・・・

笑「癒される」

望「助奈、赤ちゃんあやすの上手い」

愛美「一緒に寝ないで下さいね!」

助奈「そんなへましないわよ!」

支「あれ?」

援「支、どうしたの?」

支「赤ちゃんの数多くなってないかな?」

援「嘘!」

笑「座敷わらしとかいるのかな?」

情子「やめてよ!」

相・グー!ガー!

全員「相!」←呆れてる

経子「すみません、ちょっと大きな園児を起こしますね!」

廊下
ゴン!

相「グへ!」

友子「たく、一緒になって寝て・・・」

相「だって・・・」

知「次は3歳以上の園児達ですよ!」

教室
援「ヒエー!」

幸「やんちゃな子が多いわね・・・」

相「あんたに言われたくわないでしょ!」

幸「どういう意味よ!」

支「ああ!もう!」

望「引っ張らないで!」

笑「もう!静かに!」

情子「どうすれば?」

助奈「言うこと聞かない奴は・・・」

望「乱暴はダメだよ!」

ピー!

知「全員注目!」

経子「みんな!お話は人の目を見て聞くものよ!」

植「静かにしないと何にも聞こえない」

経子「それに人の髪や服は引っ張らない!自分がされて嫌なことは人にしてはダメよ!」

植「人が嫌がってることもしたらダメよ!」

知「先生達はみんなのことを思って注意するの!まずは背の順に整列!トントンまーえ!トントンまーえ!」

経子「みんなも一緒に!トントンまーえ!トントンまーえ!」

先生C「凄いですね、私達でも苦労するのに」

友子「あの3人はよく年下をまとめてたので、それで上手いんだと思います」

その後も園庭
相「お姉さんが鬼ね!さあみんな逃げろ!」

園児達「うわー!」

笑「泥団子か!」

知「小さい頃あなたも作ってたものね!」

園児「はい!お姉さんあげる!」

植「お花の首飾りじゃない!」

幸「ありがとう」

槍が置いてある場所

園児「?」

助奈「ああ!これは私のだから触るな!」

園児「うわーん!」

愛美「助奈!頭ごなしに叱っちゃダメですよ!」

助奈「いや、だって・・・」

愛美「これは私のお姉さんの私物なんですが、てっぺんが切れるようになっているから危ないんですよ!」

信「なら、持って来なきゃいいのに・・・」

先生C「園児達と仲良く出来てる」

回想
園児A「先生嫌い!」

園児B「来ないで!」

園児C「うわーん!」

回想終わり
園児C「私も園児達と仲良く出来たらな・・・」

ドンドンドン!

園長「はい!何の御用でしょうか?」

住人「ちょっと!子供の声がうるさいわよ!」

園長「すみません・・・」

住人「うるさくて仕事も出来ないわ!何とかしなさい!」

園長「検討します」

住人「もう、何回も何回も言ってんのよ!いい加減にして頂戴!」

経子「ほー、子供の声がうるさいと!」

知「あなたは自分が子供だった頃はないのですか?」

住人「何あんた達?」

植「子供は元気よく遊ぶのが仕事みたいなものよ!何?あなた子供に家で引きこもってろ!とでも?」

住人「だから、あんな大声で騒がれたら近所迷惑なの!分かる?」

経子「そう言うのなら、なぜここに住むと決めたのですか?」

住人「保育園は後に出来たのよ!」

植「何ですか?子供の遊び場を失くせと言うのですか?」

住人「そこまでは・・・」

知「あなたそう言ってます!」

住人「だから、子供の声がうるさくて仕事に集中できない・・・」

経子「ならば引っ越せばいいのでは?保育園から離れた場所に・・・」

住人「そんなお金無いもの!」

知「それよりもあなただって子供時代がありますよね?」

住人「今、関係無いでしょ!」

経子「大有りです!あなたが保育園や幼稚園に通ってた頃、周りの住人達は困ってたかもしれませんが、子供は元気が1番などと目を瞑っていたはずよ!あなたは子供の声が可愛いとは思えませんか?」

住人「思えないわね!うるさいだけよ!」

知「なら、あなたのその怒号こそうるさいですね!赤ちゃん達が起きてしまうくらい」

住人「何ですって!」

経子「取り敢えずお引き取り下さい!そんなに子供の声がうるさいのであれば引っ越しをお勧めします!」

住人「キー!覚えてなさい!」

園長「すみません、あの人はよく来るクレーマーで・・・、何人もの先生が苦労していて・・・」

知「もしかして先生が足りない原因って?」

園長「はい!あの人がたびたび文句を言いに来てその対応が難しく・・・」

絆(これは好機!)

絆「その感情よ石となれ!フィーリングブロック!」

切奈「あっお姉さん達だ!」

笑「あっ!せっちゃん!ここの保育園に通ってたんだ!」

ムカンシーン!

切奈「何?」

笑「えっ?ムカンシーン?」

園長「皆さん!外に怪物が!兎に角子供達を1人残らず安全な場所へ!」

切奈「笑お姉さん!こっちに大きな乳母車があるの!いつも先生がお散歩の時使ってるんだ!」

笑「ありがとう!すぐ行こう!」

倉庫
切奈「ここだよ!」

笑「分かった!」

保育士A「何をやってるの!あなた達も早く安全な場所へ!」

笑「せっちゃんが先生が使う乳母車のことを教えてくれたんです!これなら大勢の子供達を運べますよね?私達も手伝います!」

保育士A「ごめんなさい、ありがとう!」

知「笑、何をやってるの?」

笑「まずは子供達を1人残らず安全な場所に運ばないと!」

知「分かったわ!バケツリレーで運ぶわよ!」

経子「私が指示を取るわ!」

幸「切奈は私が連れていくわ!」

切奈「ああ!私もお姉さんだから何か手伝いたい!」

情子「そんなこと言ってる場合じゃないわよ!あんたに何か合ったら、あたしらがあんたのお姉さんに怒られるんだから!」

数分後
保育士A「これで全員出てきたかしら?」

保育士B「子供達は全員無事です!ただ中にまだ園長が!」

切奈「あれ?お姉さん達も居ない!」

カラーズチェンジ!

どんな時でも笑顔が1番!ピンクスマイル!

冷静沈着な支え柱!ホワイトサポート!

頼りになるムードメーカー!アクアパートナー!

純粋無垢な自然な姿!グリーンナチュラル!

燃える心!魂の情熱!ベルミリオンパッション!

温かい抱擁!助けたい想い!レインボーヘルプ!

目の前にある幸せの塊!クリムソンハピネス!

培ってきた知性の輝き!ブルーインタレスト!

重ねて知った多くの経験!パープルエクスプレス!

絆が繋ぐ友情の証!インディゴフレンド!

信じ合える仲間への信頼!イエロービリーブ!

想いを込めた熱い愛情!レッドラバー!

理由の無い無限の助け!ブラックアシスト!

輝け!13色のカラー!カラーズヒロインズ!

園の中
園長「もう、誰も居ない?居たら返事して!」

サポート「園長さんがまだ中に居るそうです!」

フレンド「私が行ってくる!」

パッション「近くに幹部は居なさそうね」

ハピネス「おかしい?なぜなのかしら?」

別の場所
絆「さあ、ここでカラーズの分析をしましょう」

切奈「あっ!あれはカラーズ!がんばれ!」

園児達「頑張れ!」

保育士A「みんな!今はそういう状況じゃあ・・・」

ストン!

エクスプレス「構いません!むしろ応援してくれた方が私達の力にもなり、負けたくない想いも強くなります!」

切奈「エクスプレスだ!」

エクスプレス「みんな、私はみんなを守るためにここで待機しているわ!でも、ここで突っ立ってるのもアレだから一緒に応援しましょう!みんなが応援すれば応援するほど私達の力になるわ!」

園児達「頑張れ!!!!」

愛「が、ん、ば、れ!」

アシスト「聞こえた?」

ラバー「勿論!妹の声ですもの!」

スマイル「あなたの不満は?」

インタレスト「この人は先程文句を言いに来た人よ!」

住人(私は売れない漫画家、やっと売れそうな漫画が描けて、締め切り間近だから静かな場所で集中して描きたいのに、お金も無いから引っ越しも防音壁すら買えない・・・、昔から子供は苦手、どう接すればいいのか分からないし、やんちゃだし・・・)

スマイル「漫画家辞めたら!」

全員「はあ?」

スマイル「漫画家じゃなくて絵本作家になれば良いじゃん!本も絵もお話もやることはそんなに変わらないし、それに子供達に読んでもらいたいって気持ちで書けば子供達への意識も変わるし、子供達からも好かれる可能性だってあるし!」

インタレスト「そうね!本を出版することは変わりありませんし、子供の人気を獲得してから元に戻すも良しですね!」

ナチュラル「ええ!子供が苦手なら、子供達を見て何が好きなのかとか、反対にどんな危ないことをするとか、知育本にして教える方向に変えれば子供のことを分かって執筆できるわ!」

住人(絵本作家?私は漫画家に成りたいのよ!)

ナチュラル「絵本作家も1つの選択と言うことです!本を出版して生きて行くには売れる物を作れないと生きて行けませんからね!一択だけでは売れる可能性は低いですよ!」

フォームチェンジ!

ピンクスマイル!ピンクグリーンブルーバージョン!

グリーンナチュラル!グリーンピンクブルーバージョン!

ブルーインタレスト!ブルーピンクグリーンバージョン!

3つの力を1つの力に!

ナチュラルパワー!

ドキドキスマイルナチュラルハートシュート!

ライトインタレストナチュラルビューティーアロー!

ムカンシーン「ホワワワワ・・・」

住人「私は?」

植「私、小説家を目指しています!しかし親は猛反対、でも姉は応援してくれています。」

住人「それで?」

植「私は今、スクールアイドルのメンバーで作詞担当です!今の状況では何もアイデアは浮かびませんが、仲間がいると自然と沢山のアイデアが湧いてくるんです!あなたも子供の声でアイデアが湧くお話を作るのはどうでしょうか?」

住人「こんな子供に指摘を受けるなんて、私もまだまだ未熟者ね、ありがとう!子供を題材にした話ね、考えとくわ!」

その後この人が売れっ子絵本作家になるのはまた別の話

次回予告!
望と助奈、実は2人は保育園時代からの幼馴染みだった!
望は他のクラスメートと違い、クリスマス荒らしだった助奈のことを気にかけていた。
しかし、ディファレントに拐われ戻ってきた助奈と録な会話が出来ておらず、2人の溝は埋まっていない!
果たして元の関係に戻れるのか?
次回ナンバーカラーズ!
姉と妹の心配、助奈と望の仲直り大作戦!


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