二次創作小説(新・総合)
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- ナンバーカラーズ
- 日時: 2025/04/13 22:40
- 名前: いくちゃん (ID: 57sibd8B)
こんにちはいくちゃんです!
この作品は、ナンバーズとカラーズヒロインズの世界に異世界の世界を入れたお話です。
時系列は同じですが、内容が所々違ってきます。
なので、また別の世界と捉えてくれたら幸いです。
後、自分が投稿したもので、企画物以外はいつか本にしたいと考えているため、内容が急過ぎたり、メモ感覚や脚本のようになってることをご了承下さい。
それではお話の始まり始まり
ここはとある異世界
みんな仲良く暮らし、多少揉め事はあったが、平和な町であった
ある日、突然悪の魔法使いがやってきた。
すると、悪の魔法使いは自らの魔法を使って
人々の感情を奪い、不思議な石に閉じ込めてしまった。
しかし、突然何の因果か、1人の少女が現れ、1つ石を手に取ると、なんと言うことだろう彼女は日曜に出てくるようなヒロインに
変わったではないか!
しかし、彼女1人ではどうにもならず、石は悪の手に渡ると思いきや、石は散り散りに飛んで行きどこかへ行ってしまった。
悪の魔法使いも少女もそれを見ることしか出来なかった。
- Re: ナンバーカラーズ ( No.32 )
- 日時: 2020/04/04 12:07
- 名前: いくちゃん (ID: 2Elm7N8p)
知「また、成れなかった・・・」
第31話・励ましの歌とダンス!狙われたオーディションとアンハピの正体!
ダークside
アンハピ「後2枚・・・、絶対、絶対、倒す!」
次の休みの日
経子「1,2,3,4!5,6,7,8!
はい、一旦休憩よ!」
全員「はーい!」
笑「知ちゃん、今日も来てないね!」
情子「そりゃ、2回目だもの・・・」
援「そういえば好の姿も見えないわね・・・、部屋を訪ねたら調べたいことがあるって書き置きがあったんだけど、まさか!」
笑「流石に大丈夫じゃないかな?調べたいこと何でしょ!きっと大丈夫だよ!」
援「また、あっちに寝返るなんてお姉ちゃんは許さないからね!」
笑「そんときはまた説得すればいいんだよ!」
相「楽観的過ぎよ!今度は一筋縄ではいかないかもしれないじゃない!」
一方好
好(僕の記憶と目が正しければ幸の正体は・・・、早くしっぽを掴んでみんなに知らせないと!)
夕方
ピンポーン
知の母「はい」
笑「ごめんください!笑です!」
知の母「あっ、笑ちゃん!ありがとう、今開けるからね!」
知の家に上がり・・・
トントントン
笑「知ちゃん!笑だよ!開けて!」
知「部屋自体は開いてるから勝手に入って!」
ガチャ
笑「失礼します(わー、物凄くやつれてる・・・)」
知「ねえ、笑?私には何が足りないの?」
笑「えっ?」
知「私は何でヒーローに成れないの?何が足りなかったの?ねえ教えてよ!」
笑「そんなこと言われても・・・」
知「あんたが言うには1回変身に失敗した子がいた、でもその子は次の回で成功してる、でも私はもう2回失敗してるのよ!前例ないんでしょ!私はもう成れないのよ!」
笑「だったら、知ちゃんが新しい歴史を作ればいいんじゃないかな?」
知「どういうこと?」
笑「知ちゃんの言う通り、2回変身を失敗した子の前例はない!でももし知ちゃんがそれをも乗り越えて変身したら、変身ヒロインに新たな1ページが刻まれるんじゃないかな?知ちゃんが新たな1ページを刻むんだよ!」
知「新たな、歴史・・・」
笑「うん、3度目の正直って言うじゃない!」
知「でも、2度あることは3度あるとも言うわ・・・」
笑「それは、3回目の変身のチャンスだよ!そしてそのチャンスを物にすればきっと!」
知「まさか、あなたに励まされる日が来るとはね・・・、昔は勉強が出来なくて泣いて私に頼みに来たあなたが・・・」
笑「私だって成長してるんだよ!でも、これも全部知ちゃんのおかげだけどね!」
知「それはその通りね!」
笑「もう!」
えみちか「ハハハ・・・!」
笑「それより、近いオーディションだよ!入賞しなくてもやれるだけのことをやらないと!」
知「その通りね!後悔だけはしないように、それにあなたの左隣は私がいないと!」
笑「うん!そうだよ!」
知「否定はしないのね」
笑「だって知ちゃんがいないとタイミングが合わないから・・・」
知「しょうがないわね」
えみちか「ハハハ・・・!」
次の日
知「さあ、今日が本番ね!」
植「このオーディションは知を励ますためでもあるんだけど・・・」
情子「もう、十分じゃない?」
全員「ハハハ・・・!」
その後ろ
幸「絶対、倒す!」
会場の中
好「じゃあ、僕は向こうで着替えてくるから!」
笑「うん、じゃあ順番まで結構あるから席で待ち合わせね!」
好「おう!」
援「ああん、好!お姉ちゃんと一緒に着替えようよ!」
情子「何言ってるの?このバカ姉は?」
着替えが終わり・・・
笑「よし!みんな!今日は自分たちがやって良かったと思えるパフォーマンス、そして審査員ではなく、お客さんを楽しませるように頑張ろう!」
全員「おー!」
一方
好「ええっと、席は・・・、ん?」←咄嗟に壁に身を潜める
幸「後2枚、何使おうか・・・」
好(あれは紅林幸!あのカード!もしかして!)
女子「ああ、本番怖いなあ、緊張する!早く楽になりたいよ!」
幸「ニヤリ」
好(笑った?)
幸「ブラックオン!」
好(あれは!アンハピ!)
アンハピ「その感情よ石にしてしまえ!フィーリングブロック!」
女子「ああ!」
好(やっぱり、どこかで見たと思っていたが、まさか紅林幸がアンハピだったなんて!みんなに知らせないと!)
更衣室前
人々「キャアアア!」
笑「どうしたの?」
フィール「大変や!ムカンシーンが出た!」
経子「ええ、知、望!私達は他の人達を誘導よ!」
知・望「はい!」
現場に駆けつけたカラーズ
アンハピ「来たわね!」
笑「みんなが楽しみにしていたオーディションをぶち壊すなんて!」
カラーズ「絶対、許さない!」
カラーズチェンジ!
どんなときでも笑顔が1番!ピンクスマイル!
冷静沈着な支え柱!ホワイトサポート!
頼りになるムードメーカー!アクアパートナー!
純粋無垢な自然な姿!グリーンナチュラル!
燃える心!魂の情熱!ベルミリオンパッション!
温かい抱擁!助けたい想い!レインボーヘルプ!
輝け!6色のカラー!カラーズヒロインズ!
ムカンシーン!
全員「たあ!」
ムカンシーン!
スマイル「よっと!(あれ?)」
サポート「スマイル、どうかした?」
スマイル「あっ、今日のいや前からムカンシーンが少しおかしいなって思ってて・・・」
パートナー「気のせいじゃないの?」
ヘルプ「それは私も感じてた!」
スマイル「ん?わかった!」
パッション「何?」
スマイル「見て!アンハピを!」
パートナー「いつもと変わらないと思うけど・・・」
スマイル「あの子苦しんでるように見える、まるで切羽詰まってるような・・・」
ムカンシーン!
ナチュラル「皆さん!よそ見は危険ですよ!」
スマイル「ちょっと、あたし行ってくる!」
パッション「スマイル!」
サポート「パッション、スマイルを信じて!」
スマイル「ちょっと、あなた!」
アンハピ「なんだ?」
スマイル「あなたは何が不満なの?」
アンハピ「不満?そうだな、お前らを倒せないことだ!」←スマイルに殴りかかる
スマイル「おっと!それだけじゃないはずよね?」←寸でのところで交わす
アンハピ「何が言いたい?」
スマイル「あのムカンシーンの感情はあなた自身の感情も含まれているんじゃないの?」
アンハピ「知らん、知らん、知らん!」
ムカンシーン!
スマイル「ほら、やっぱり!あなたの気持ちからムカンシーンが動いてるじゃない!あなたの不満は何?」
パッ!
好「みんな!アンハピの正体がわかった!」
カラーズ「えっ?」
援「好!」
好「アンハピの正体は紅林幸だ!」
スマイル「えっ?幸?」
アンハピ「バレたら仕方ない・・・、ブラックオフ!」
全員「嘘!」
幸「ええ、そうよ!私がアンハピこと紅林幸よ!」
好「まさか、お前の変装だったとはな・・・」
幸「まさか、元同僚に見破られるとは・・・、まあいい、これでわかったでしょうお間抜けさん!私はあんたらが嫌いなのよ!」
スマイル「なるほど、やることは1つだね!サポート!」
サポート「スマイル、落ち着いて!」
パッション「アンハピ倒しても意味ないよ!」
スマイル「誰が幸を倒すって言った?フォームチェンジ!」
サポート「ええっと、フォームチェンジ!」
ピンクスマイル!ピンクホワイトバージョン!
ホワイトサポート!ピンクホワイトバージョン!
2つの力を1つの力に!
ピンクホワイトスクリュー!
幸「ふっ!」
ムカンシーン!
ムカンシーン「ホワワワワ・・・・」
幸「何?」
スマイル「知ちゃんから聞いた赤平先輩の妹の話で、わかったよ!幸、あなたお兄さんがいるでしょ!」
全員「ええっ!」
スマイル「そして、お兄さんの名前は優斗だよね?私はあなたに施設でいじめられた話を聞いた!知ちゃんからも先輩の妹が施設でいじめられて脱走したとも聞いた!これを偶然とは思えない!幸、あなたが赤平先輩の妹だと話の辻褄が合うの!あなたは何が不満なの?教えて!」
幸「そんなこと、教えん!」
次回予告!
アンハピの正体が幸と知ったカラーズ!
メンバーは騙されたと疲弊不満を言うなか、笑1人だけは幸は幸せを知らないだけと、幸を説得するべく幸に会いに行こうとする!
一方後がなくなったアンハピも笑とタイマンバトルを持ちかける!
果たして笑の気持ちは届くのか?
次回ナンバーカラーズ!
スマイルVSアンハピ!届け幸せの気持ち!
- Re: ナンバーカラーズ ( No.33 )
- 日時: 2020/04/05 12:47
- 名前: いくちゃん (ID: 2Elm7N8p)
回想
スマイル「あなたは何が不満なの?」
幸「そんなこと教えん!」
回想終わり
笑「幸・・・」
一方
幸「もう、あとがない!これで決める!」
第32話・スマイルVSアンハピ!届け!幸せの気持ち!
バン!
情子「邪魔するわよ!」
笑「邪魔するなら帰って!」
情子「うん、わかった!って違う!ってコラ!支!帰るんじゃない!」
支「だって、帰ってって言われたから」
情子「真に受けるな!で、笑!いい加減目を覚ましなさい!幸は悪の下部だったの!私達は騙されてたの!分かる?」
相「そうよ!その通りよ!あんたの優しさに漬け込んであいつは私達を探ってたのよ!私達の弱手とかね」
笑「何言ってるの?情子ちゃん!相?」
相「あんた、まだあいつのことを信じるつもり?」
情子「はっきり言うわ!あの子は敵!幸なんて子はいなかったのよ!」
笑「そんなことないもん!」
バン!
支「あっ、笑ちゃん!」
情子「待ちなさい!」
好「それはこっちの台詞だ!」
支「好君?」
援「私もいるわよ!」
一方
笑「(幸は前に言ってた、あの子は幸せという感情がわからない子なんだ!だから幸せを知らなかったのよ!知らない子には幸せを教えないと!でも・・・)どう教えたらいいんだろう?」
その頃
援「幸が存在しない、じゃあうちの弟も存在していないってこと?」
その場のメンバー「あっ!」
情子「ごめん・・・」
好「僕も知らんが、何人かはこっちの世界からディファレントに漬け込まれた人物ってところだろう、現に僕や幸もその1人だしな!」
一方
二「あっ!笑ちゃんじゃん!」
早「どうしたの?」
笑「あっ、先輩方・・・、実はある友達がなんて言うのかな、悪いこと、うーん・・・」
二「人に迷惑をかけてるって捉え方でいいかな?」
笑「は、はい!それでお願いします!」
早「そういうときは、本当に友達だと思うのなら、まず見捨てないことね!」
笑「でも、その友達はいじめられていたトラウマがあるんです!多分それが原因かと・・・」
二「俺も経験あるよ!いじめられていたね!」
笑「そうなんですか?」
二「ああ!」
笑「どうやって乗り越えたんですか?」
二「お姉ちゃんの存在かな、お姉ちゃんがいつも俺の気持ちになってくれて、いじめっ子達をフルボッコにして、怒られてたときもあったけど、俺はそんなお姉ちゃんが好きで頼りになる存在だったな、自分のことをわかってくれる・・・」
笑「優しいお姉さんだったんですね!」
早「二、小さい頃からねえねえって甘えてたもんね!しかも泣くときはいつもおねえさんの胸だし!」
二「小さい頃の話だろう!それにお姉ちゃんがそういうんだよ、『泣くんならお姉ちゃんの胸で泣きなさい!』って!」
笑「(相手の気持ちになるか・・・)先輩!ありがとうございました!私ちょっと行ってきます!」
二「おう!頑張れよ!」
早「幸ちゃんを元に戻しなさい!」
笑「はい、って気付いてたんですか?」
二「予想だよ!話は経子さんを通じて鶴ちゃんから聞いてる!」
早「頑張ってきなさい!」
笑「はい!もちろん!いえ、もちのろんで!(私は幸に真の幸せを伝えにいく!私が思う幸せを!幸に伝えるんだ!でもその前に・・・)」
知「大変!」
支「どうしたんですか?」
知「笑が幸を取り戻すべく1人で乗り込みにいくつもりよ!しかもわざわざ優斗を呼んで!赤平家のポストに手紙を入れてたって植が・・・」
全員「ええ!」
とある森
幸「自ら私の前に来るとは探す手間が省けた」
笑「会えて嬉しいよ、幸!私はあなたを元に戻しに来た!」
幸「どういうことだ?」
笑「あなたを幸せにするために、元の居場所に戻す!」
幸「そんなことさせるか!フィーリングブロック!」
笑「カラーズチェンジ!どんなときでも笑顔が1番!ピンクスマイル!」
アンハピ「私は今影と同化している!この私をお前1人で倒せるか?」
スマイル「倒しに来たんじゃない!説得しに来た!それに今日は不本意だけどあなたに会いたい人も呼んでいる!」
一方その頃
知「優斗!」
優斗「青梅!」
知「今、あなたどこに向かおうと?」
優斗「笑ちゃんがポストに妹が見つかったから、森の方へ来て下さいっていう手紙をもらったんだ、だから今この森に・・・」
知「この中は危険よ!」
優斗「でも、危険を省みても妹を助けるのが兄の努めだ!何が何でも行く!」
植「分かりました、しかし私達がいざというときに護衛になるという許可をおろさない限り行ってはなりません!」
優斗「なぜだ?」
植「妹さんを助けたいんでしょ?私達が護衛となります!」
優斗「君たちが護衛なんて・・・」
相「あたしらをなめんじゃないわよ!」
情子「そうよ、そうよ!女の子だって時には暴れたいし、頼りになる時だってあるんだから!」
支「童話でいうライオンとネズミですよ!」
優斗「分かった、だが本当に無理だと思ったらすぐに警察を呼ぶからな!」
知「ええ、万が一の場合はね!」
相「みんな、行くよ!」
全員「おー!」
情子「ってあんたが号令かけるんかい!」
一方その頃
スマイル「ドキドキスマイルハート!」
ムカンシーン「ホワワワワ・・・」
アンハピ「畜生!だが、まだだ!」
スマイル「もう一度聞くよ!幸の不満は何?」
一方
優斗「本当にこっちで合ってるのか?」
知「ええ、この足跡を追って行けば着くはずです!」
相「あっ、あれじゃない?」
スマイル「たあ!」
アンハピ「とう!」
優斗「あれは?」
支「スマイル、今私達も加勢を!」
スマイル「来ないで!これは私と幸の戦いだから!大丈夫、私に任せて!」
優斗「あれが、幸?なのか?」
アンハピ「いじめられ、施設を脱走、そのあと見た光景はなんだったと思う?」
スマイル「温かい家庭の風景?」
アンハピ「ああ、その通りだ!私は失望した!私はあんな体験した覚えがない!だからディファレント様に声をかけられた時、その感情を失くそうと考えた!自分が味わった苦しみをも失くそうと・・・」
スマイル「嘘だよね!」
アンハピ「嘘ではない!」
スマイル「嘘よ、確かに失望もあったかもしれない、でもそこには別の心があったはずだよね?自分に嘘を付かないで本心を吐いたらどうなの!」
アンハピ「ああ、そうだよ!私は本当はお前らみたいに家族で過ごすことが羨ましかった!いや、羨ましいとおもったのよ!」
ドン!×2
地面に仰向けで倒れる2人
アンハピ「羨ましいと思ったのよ!」
スマイル「そうだよね!」
アンハピ→幸に戻る
優斗「幸!お前本当に幸だってんだな!今までどこ行ってたんだ、心配したんだぞ!」
幸「お兄様?」
優斗「良かった、良かった!」
ドン!
優斗「どうしたんだ、幸?僕だよ!お兄ちゃんだよ!」
幸「ごめんなさい!私お兄様に合わせる顔がありません!」
スマイル「幸!待って!あっ!」←転ける
スマイル「幸!」
ダークside
ダーク「これは、ちょっとヤバいな、私が行くとするか・・・」
次回予告!
最愛の兄を前にして、顔を合わせられない幸はまたどこかへ行方を眩ます!
幸せの感情のない幸は、町をさ迷うことに!
笑達は幸を見つけ幸せを教えることが出来るのか?
次回ナンバーカラーズ!
真の幸せ!クリムソンハピネス誕生!
- Re: ナンバーカラーズ ( No.34 )
- 日時: 2020/04/11 14:08
- 名前: いくちゃん (ID: DTH1JhWe)
とある場所
幸「私は一体どうすれば?」
第33話・真の幸せ!クリムソンハピネス誕生!
回想
幸「私、お兄様に合わせる顔がありません!」
回想終わり
優斗「幸!やっと会えたと思ったのに・・・、どこへ行ったんだ?」
知「相当、落ち込んでるわね・・・」
支「そりゃ、そうだよ、たった1人の妹さんが行方不明になって、やっとの思いで会えたと思ったら拒絶されて・・・」
笑「でも、幸の気持ちも分かるかな・・・」
植「そうですよね!」
援「あんだけ人に危害加えて、そのまま兄の元へ戻る、むしろそれで良かった気もするわ!」
相「それもそうのよね!」
情子「そうね」
笑「それを言っちゃダメだよ!」
好「姉ちゃんはそういうこと言ってるんじゃない!あのまま俺達のところに来たとしても、印象としては自分の罪を分かってない人って思ってしまうが、今回のようだと、自分のやった過ちをわかったからこそ、身を引いたと言うなら、説得の余地は十分ある!まずは幸を見つけにいこう!嫌な予感もするしな!」
笑「うん、そうだよ!私まだ幸に幸せの感情教えてないもん!」
知「では、私達は先に赤平家で準備をしときます!」
笑「知ちゃんありがとう!みんな行くよ!」
カラーズ「うん!」
知「あっ、好君は念のため私と一緒に手伝ってください!」
好「ええ?」
援「そうね、お姉ちゃん心配だもん!それに男手が必要なこともあるかもしれないし!」
好「わかった!」
笑「じゃあ、行ってくる!」
相「手分けして行くわよ!」
しかし誰も見つけることができず、夕方になりかけた
支「あっ、笑ちゃん!」
笑「居た?」
相「どこにもいない!」
情子「もう、ここにはいないんじゃないの?」
植「でも、どこに行くのですか?」
援「そうよ!あの子行く宛は愚か帰る場も無いのよ!」
一方・・・
幸(私は幸せを感じたことがない!親に虐待を受け、施設でも苛められ、やっとのようだと思いで生きてきた・・・、周りを見ると親と一緒に歩く私と同じ子供・・・、私はそんな子達が羨ましかった・・・、それを見ると腹ただしくなり、そんな光景を壊したいと思った、そんなときあの人が声をかけてくれた・・・、しかしそのディファレント様からも見捨てられる始末、かといってこの街の人たちを苦しめていた私がお兄様に合わせる顔なんてない!きっと迷惑をかけるだけ・・・、あれ?ここはどこだっけ?あっ、何か私を導いてくれる光が見えてきたような・・・)
笑「あっ!幸!」
赤平家
パン、パンパンパン!
カラーズ「ようこそ幸!」
笑「幸!歓迎するよ!」
幸「えっ?何?」
好「気にしたら負けだ!自分が幸せになる資格がないって言うなら僕はどうなる?お互い様だろ!」
援「そうよ!楽しまないと、幸せなんて感じ取れないわよ!」
幸「ええ!」
知「幸さん、今あなた戸惑ってますね?」
幸「は、はい・・・」
知「笑は笑なりにあなたを励まそう、あなたに幸せを教えようとしてるんです!」
幸「はあ、でもどうして?」
知「あなたの話を聞いたから、あなたの過去を知ったから、確かにあなたは人を困らせた、でも人は誰だって間違いを起こすものなのです!」
幸「そうなのですか?」
知「はい、私も!みんなも!」
幸「でも・・・」
知「どう幸せを汲み取って行くのかはあなたの自由よ!幸せを感じ取ってはいけない人なんてどこにもいないんだから!少しずつ、少しずつでいいのよ!」
笑「幸!これどう?食べてみて!」
幸「えっ?」アム
幸「美味しい・・・」
笑「良かった!よーし、これからビンゴ大会だ!」
全員「イイェーイ!」
幸「ビンゴ?」
笑「ビンゴカード渡すね!真ん中のフリーマスを先に開けて、75個の数字の中から1つずつ、ボールを先に出して、カードに載っていたら、その数字を開くの!そして数字が5つ、縦横斜めのどれか1列並べばビンゴだよ!」
幸「分かったわ!」
笑「4つ並んだらリーチだよ!リーチの時はリーチって言ってね!」
幸「ええ、分かったわ」
ビンゴは進んでいき・・・
幸「ああ、ビンゴ!ビンゴ!」
美鈴「はいはい、確認するわね、ええ!」
愛美「どうしたのですか、お婆様?」
美鈴「幸ちゃん凄いじゃない、ダブルビンゴよ!」
全員「ええ!凄い!」
幸「ダブルビンゴ?」
美鈴「ほら、縦に5つ、横に5つ数字が空いてるでしょ!」
笑「本当だ、幸運がいいね!」
美鈴「そんな幸ちゃんには特別賞ね!」
幸「あ、ありがとうございます(た、楽しい!)」
優斗「幸!」
幸「お兄様!」
優斗「話は笑ちゃんから聞いた!辛くて寂しい思いをさせてしまったな、でもこれからは大丈夫!お前は幸せになっていいんだ!過去は過去だ!お前が何をやってたかは知らんが、お前が無事で兄ちゃんはそれが嬉しい!」
幸「お兄様!アーン、アーン!」
笑「幸、良かったね!」
知「ですが、優斗に皆さんのことバレてしまいましたが・・・」
笑「いいんだよ!幸が自分の幸せを見つけれたら・・・」
ダーク「楽しいパーティーはそこまでだ!」
優斗「誰だ!」
経子「ダーク!」
情子「一体何のようなのよ!」
ダーク「アンハピ、ディファレント様から見捨てられたものが、生きて帰れるわけないだろう!」
優斗「妹には指1本触れさせない!」
経子「美鈴さん、愛美ちゃん!こっちです!」
ダーク「そうはさせるか!」
ムカンシーン!
経子「ええ!」
美鈴「私の家が!」
笑「経子さんはそのまま美鈴さん達をお願いします!」
経子「分かったわ!後はお願いね!」
美鈴「でも、あなた達は?」
経子「彼女達は大丈夫です!早く逃げましょう!」
美鈴さんと愛美を逃がした後
笑「みんな行くよ!」
カラーズチェンジ!
どんなときでも笑顔が1番!ピンクスマイル!
冷静沈着な支え柱!ホワイトサポート!
頼りになるムードメーカー!アクアパートナー!
純粋無垢な自然な姿!グリーンナチュラル!
燃える心!魂の情熱!ベルミリオンパッション!
温かい抱擁!助けたい想い!レインボーヘルプ!
輝け!6色のカラー!カラーズヒロインズ!
スマイル「たあ!」
パートナー「とお!」
ムカンシーン!
ドーン!
ダーン!
人々「キャアアア!逃げろ!」
ダーク「どうした?アンハピ?これはお前がしてたことだぞ!なんだ?その顔は?」
スマイル「幸を煽るな!」
優斗「幸、僕が絶対守るからな!敵の思うツボになるなよ!」
ダーク「邪魔だどけ!」←優斗を蹴ろうとする
幸「あっ!」←兄を庇う
優斗「幸!」
ダーク「なんだ?その目は?お前も同じことをやってきたじゃないか!」
幸「ええ、そうよ!でも今の私には自分のことを分かってくれる友達がいる!」
ダーク「それがどうした?」
幸「私、初めてだった、みんなと一緒にご飯を食べたり、ゲームをしたり、友達とワイワイ遊んだり・・・」
ダーク「そんなの当たり前、普通のことじゃないか!人間達はいつもそうしてる!」
幸「その当たり前のことこそ、私にとっては幸せの1つなのよ!たとえどんな小さな幸せだろうと、当たり前だろうと、幸せを壊す理由は1つもない!」
キラーン!
全員「えっ!」
パーン!
紅色の指輪
スマイル「幸!」
幸「分かったわ!私はみんなの幸せを絶対守る!」
カラーズチェンジ!
目の前にある幸せの塊!クリムソンハピネス!
スマイル「クリムソンハピネス!」
ダーク「なぜだ?!」
優斗「幸!お前?」
ハピネス「私が?私が!」
ムカンシーン!
ハピネス「はっ!お兄様は私が絶対守る!」
優斗「幸!」
ハピネス「たあ!」
フィール「おお!また新しいのが!」
キラーン!
ハピネス「これは?」
フィール「今や!浄化のチャンスや!」
私が見つけた沢山の幸せ!メニーハピネス!
ムカンシーン「ホワワワワ・・・」
ダーク「どう言うことだ?」
ビュン!
優斗「幸!お前スゲーな!ありがとう!」
ハピネス「わ、私が?ヒーロー?えっ?ええ!」
スマイル「いわゆる光堕ちだね!これからもよろしくね!幸!いえハピネス!」
ハピネス「ええ!ありがとうスマイル!」
パッション「ということは、兄ちゃん、女の子がヒーローも悪くないんじゃないの?」
優斗「そうだな、助けられた身だし、文句は言えない!」
カラーズ「ハハハ!」
ハピネス「お兄様!ただいま!」
優斗「お帰り!幸!」
物陰
知「・・・」
次回予告
遂に7人目のカラーズクリムソンハピネス、幸が加わり、喜ぶメンバー、しかし、知だけ、表情が浮かない!その悩みに植と望が気付くがそのせいで望にピンチが訪れる!
次回ナンバーカラーズ!
知の悩み、幸との差は何?
- Re: ナンバーカラーズ ( No.35 )
- 日時: 2020/04/19 18:38
- 名前: いくちゃん (ID: CA3ig4y.)
幸「よし!新しい生活の始まりね!」
知「ハアー・・・、なぜあの子が?」
第34話・知の悩み、幸との差は何?
ダークside
ダーク「おのれ、グレーだけでなく、アンハピも裏切るなんて!しかもカラーズ?許さない!」
朝の登校
笑「おはよう!」
知「おはようございます!」
支「おはよう!」
植「おはよう知!笑さん!」
幸「え〜と、おはよう!」
笑「あっ!幸おはよう!幸にとって今日から初めての学校生活だね!」
相「おはよう!私も思い出すな、転校初日の挨拶!」
望「おはようございます!笑さん、あなたは?」
笑「望ちゃん、おはよう!この子は紅林幸!別の学校から来た!転校生で、たまにアイドル活動には顔を出してたの!」
望「ああ、あのときの!本格的にこっちに来たんですね!」
幸「ええ、そうよ!これからもよろしくね!」
望「はい!」
知←やや幸を睨む
望←そんな知の様子がおかしいと感じる。
教室
先生「はい、皆さん!今日からまた新しいお友達が転校してきました!」
生徒「うちのクラス転校生多いな!」
全員「ハハハ!」
先生「それじゃあ、入っ来て!」
幸「初めまして、紅林幸です!よろしくお願いします!」
お昼休み
笑「幸!」
支「一緒に食べましょう!」
情子「ご飯はみんなで食べると美味しいって言うしね!」
相「あれ?援と好は?」
笑「2人っきりで食べたいって援が言ってた!」
支「好さんは苦い顔をしていましたが・・・」
相「絶対、強制連行で、アーンとかで食べさせてるんだわ!」
情子「ハハハ、そんないちゃつくカップルじゃあるまいし・・・」
現実!
屋上
援「はい、好!アーン!」
好「アーン、って普通に食えるわ!なんだ?この茶番は!」
援「ふえーん、好はお姉ちゃんの作ったお弁当食べてくれないひどい弟なんだ!」
好「違う!食べることは食べる!美味しいんだから!だが、そのアーンをやめろって言ってるんだ!恥ずかしい!みんな見てるじゃねえか!」
一方・・・
知「うーん・・・」
植「知、どうかした?」
知「別に何でもないわよ!」
植「そう!(絶対何かあるわね!)」
知(植に見破られたかも・・・!)
屋上
経子「という訳でまた新しい子が入りました!」
幸「どうも、紅林幸です!皆様には大変ご迷惑をおかけしました!オーディションを初めとする、皆さんへ対しての行い、許してもらえないかもしれませんが、私はそれを償う気持ちで、全力で皆さんのサポートと協力をしたいと思います!」
笑「幸、そんな思い詰めないで!」
相「そうよ!重い、重い、重すぎる!」
支「幸さんが生まれ変わったことは私達が一番分かっています!」
援「私達はあなたを理解してるから!いくらでも頼って!私達が絶対にあなたのことを守るから!」
情子「幸、もうあんたは私らの仲間よ!」
望「あなたの過去は皆さんから聞きました、でも生まれつき変わったというのなら、私も信じて、あなたを全力でサポートします!」
幸「みんな、ありがとう!」
経子「もう、あなたは私達の仲間、あなたの居場所はここよ!大丈夫、オーディションは延期になったから!」
笑「じゃあ、1回幸も入れてやってみようよ!ねえ、知ちゃん!」
知「えっ?あっ、そうね・・・」
望(やっぱり、おかしい!)
練習後
植「知は凄いね、まだ初めて組む子と息が合うなんて・・・」
知「そんなことないわよ、初めてにしてはって話であって、出来栄えとしてはまだまだよ!」
植「それより、幸さんに対して何か不満でもある?」
知「いいえ、不満って訳ではないの!」
望「本当ですか?ずっと彼女のことを睨んでましたよね?」
知「ち、違うの!ただ・・・」
植・望「ただ?」
知「私とあの子の違いって何かなって思って・・・」
フィール「自分は2回変身失敗したのに、幸は元敵でありながら、変身出来たことか?」
知「そう!ってフィールさん!」
フィール「その答えは簡単や!知!お前は知性について考えたことあるか?」
知「えっ?それはどういうことですか?」
フィール「青の感情は知性や!でも、お前は真の知性を見つけられてない!あんたには誰かを助けたい想いは確かにある、でもその気持ちだけではヒーローには絶対に成れへん!そんな考えやったら誰だってなっとるやん!」
植「確かに・・・」
フィール「幸は自分の思う幸せを見つけたからカラーズに成れた、あんたがカラーズに成るには真の知性を見つけない限り、一生無理や!」
知「真の知性・・・、それは?」
フィール「自分で見つけな意味ないやろ!それにみんな自分の力で見つけてるしな!」
知「そうよね・・・」
ダーク「ふん、良い鴨がいるじゃない!」
植「ダーク!」
ダーク「その感情よ石となれ!フィーリングブロック!」
望「はっ!」
知「望ちゃん!」
望「ああ!」
ムカンシーン!
知「望ちゃん!」
ダーク「分野まあいい、哀れな奴め!自分から犠牲になるとは・・・」
笑「えっ、望ちゃん!」
知「笑、ごめんなさい!望ちゃんが私の身代わりに・・・」
笑「謝ることじゃないよ!みんな、幸!行くよ!」
他「うん!」
幸「OK!」
カラーズチェンジ!
どんな時でも笑顔が1番!ピンクスマイル!
冷静沈着な支え柱!ホワイトサポート!
頼りになるムードメーカー!アクアパートナー!
純粋無垢な自然な姿!グリーンナチュラル!
燃える心!魂の情熱!ベルミリオンパッション!
温かい抱擁!助けたい想い!レインボーヘルプ!
目の前にある幸せの塊!クリムソンハピネス!
輝け!7色のカラー!カラーズヒロインズ!
ムカンシーン!
全員「たあ!」
スマイル「望ちゃん!あなたの悩みは何?」
望(私も知さんと同じ気持ち!みんなが戦ってる姿に憧れてる!私だってみんなの力強いになりたい!)
サポート「望さん、縁の下の力持ちということわざを知っていますか?」
パッション「あんたのサポートがあるから、私達はこうやって、安心して戦える!」
ヘルプ「あなたが良い誘導をしてくれるお陰で、私達が戦闘しやすく、かつ周りの人の安全を確保出来る!」
スマイル「これだけでも、望ちゃんは町の人のヒーローなんだよ!」
ハピネス「ええっ、あなたは良いサポートをする人、それは私も知ってるわ!そんなサポーターを石に変えるなんて絶対許さない!今私が助けるわ!」
私が見つけた沢山の幸せ!メニーハピネス!
ムカンシーン「ホワワワ・・・・」
ダーク「畜生!」
ビュン!
知「望ちゃん!」
望「あっ!知先輩、無事だったんですね!」
知「それはこっちの台詞よ!自分から犠牲になろうとするなんて・・・」
情子「そうだよ!あたしらでも、あれ引っ掛かるんだから!」
笑「そうだよ、あれ効かないのあたしだけなんだから!望ちゃんがやることじゃないよ!」
全員「あっ!そうだった!」
好「改めて、考えるとすごいよな!」
幸「確かに!」
植「それより知!」
知「皆さん、実は私幸さを羨んでいました、なぜ自分が成れなくて、幸さんが成れたのか・・・」
支「言われてみれば・・・」
情子「た、確かに・・・」
相「何でだろう?」
笑「知ちゃん、前にも言ったけど大丈夫だよ!二度あることは三度ある!3回目のチャンスがきっと来るよ!そして三度目の正直、絶対成れる!私は信じてるよ!」
知「笑、ありがとう!」
次回予告!
幸もメンバーに入り、本格的なセンタートリオの練習!笑と深い知と笑と浅い幸!
笑を入れれば相性はいいのに、笑がいないと合わない2人!
そこで笑は2人だけで過ごすことを提案する!
果たして上手くいくのか?
次回ナンバーカラーズ!
ハピネスの新しい力!先輩から学んだ人との関係!
- Re: ナンバーカラーズ ( No.36 )
- 日時: 2020/05/24 12:51
- 名前: いくちゃん (ID: 74mf9YND)
鶴「1,2,3,4,5,6,7,8!・・・」
幸「あれ?」
知「あっ!」
植「2人共!立ち位置が違うよ!」
その後もミスする2人
知「なぜでしょう?」
幸「何で間違えるんだろ?」
第35話・ハピネスの新しい力!先輩から学んだ人との関係
経子「うーん・・・」
支「2人共笑ちゃんがいると息が合うのに・・・」
情子「笑と離れると分からなくなるのね!」
植「謎だね?幸さん笑ちゃんと知と関係浅いのに、何で3人揃うと良い感じになるのかしら?」
幸「私はとにかく笑と一緒に練習してるだけんです!」
知「私が2人に合わしてるの!笑を基本に見れば、どう動けばいいのか、大方検討着くし!」
笑「それって、逆に言うと私に合わせて、幸に合わせてないってこと?」
相「今の言い方ならそう聞こえるわね!」
植「知、あなた笑さんしか見てないのでは?」
知「は、はい・・・、そうです・・・」
情子「そりゃ合うものも合わないわ!」
支「それはともかく、笑ちゃんが2人の架け橋になっているということにはならない?」
援「まあ、確かに・・・」
好「でも、笑と分かれるポジションもないと、見てる人は飽きてくるだろう!それに全員があちこちに動いてこそ、ダンスに面白さがあるし・・・」
経子「それもそうよね!笑だけを頼りにするというのは、今後の2人にとっても良くないわ!」
笑「じゃあ、明日2人だけで出掛けてみるってどう?」
みゆちか「ええ?!」
支「確かに、2人だって関係は浅いし、親睦を深めて、お互いのことを分かち合うことの方が良いよね!」
経子「それもそうね、親睦を深めるためには一緒に出掛けることが1番よ!」
みゆちか「ええ?!」
その日の夜
赤平家
愛美「何をやってるのですか、お姉様?」
幸「明日、先輩とお出掛けすることになったの!(顔見知りとはいえ、先輩とお出掛けって、しかも相手は文武両道の生徒会長だって言うし・・・)」
優斗「そんな緊張しなくて良いぞ、幸!」
幸「お兄様!」
優斗「あいつが誰にでも優しいのはこの僕が保証する!まっ、ちょっと頭が固いところもあるが、根は優しいのは確かだから、変に意識しなくていい、ただ、失礼のないように!」
幸「はい!」
一方
知「もしもし笑?」
笑「何?知ちゃん?」
知「確かに親睦を深めることは大事だけど、いきなりお出かけなんて・・・、ましてや二人っきりって・・・」
笑「本当は私も行きたかったよ!でも、なっちゃんの言う通り、私がいるとただの橋渡しになるから親睦を深めないじゃん、それに知ちゃんもある程度、幸の過去とか気持ちとか分かるでしょ、そういうことの相談とかどうかな?あっ、幸が聞いてきた時の話だよ!」
知「分かってるわよ!」
当日
待ち合わせ場所
知「あっ!幸おはよう!待った?」
幸「いいえ、今来たばかりです!」
知「じゃあ、行きましょうか!」
幸「はい」
物陰
笑「2人共大丈夫かな?」
支「ある意味ギクシャクな2人だしな・・・」
望「はい、2回変身を失敗した人と、元敵で覚醒した人とのコンビですからね・・・」
相「あんたらはなにやってるの!」
笑「見張りだよ!見張り!」
情子「そんなことしても意味ないわよ!」
植「それに、知気付かれる可能性高いし・・・」
笑「それは、そうだけど・・・」
知「ねえ?どこか行きたいところある?」
幸「私この町のことをよく知らないので・・・、ちか、さんのおすすめで・・・」
知「わかったわ!」
幸「あっ!」
知「どうかした?」
幸「あれ!」
知「ああ、遊園地ね!行ってみる?」
幸「はい!」
入園し・・・
知「まずはどれに乗る?」
幸「あっ、あれがいいです!」
知「えっ?」
ジェットコースター
知「キャアアア!」
幸「うわああ!」
降りた後
幸「物凄く楽しかったです!」
知「そう、あなたが楽しそうで良かったわ・・・」
その後ろで・・・
情子「何であたしらも乗ることになるのよ!もう絶対乗らないからね!」
支「まあまあ、情子ちゃん!」
笑「本当に高いところ苦手なんだから・・・」
相「だったら、拒否すれば良かったのに・・・」
情子「変装もしてないのに、居たらバレるでしょ!」
幸「知さんってジェットコースター苦手何ですか?」
知「そうね、高いところが苦手じゃなくて、空中に浮かんぶことが嫌いかな・・・、落ちるの嫌だし・・・、さあ次は?」
その後も2、3個楽しんだ2人
知「次は?」
幸「知さんの好きなもので!」
知「えっ?」
幸「さっきから私ばかり楽しんでて、知さん、あまり楽しめてないなあ、っと思って・・・」
知「そんなこといわよ!」
幸「それに、これは私と知さんの親睦を深めるお出掛けてすよね?知さんも行きたい場所言って下さい!」
知「ありがとう、じゃあここよ!」
メリーゴーランド
知「私、小さい頃、これに初めて乗った時、童話のシンデレラの気分だったわ!」
幸「そうなんですか・・・」
順番が来て・・・
知「後ろ乗る?」
幸「いいんですか?」
知「ええ!よく笑とも乗ってね、笑ったら私が乗った馬の後ろに乗って来てね、他にも乗る場所あるのに何で私の後ろなの?って聞いたの!そしたらあの子、知ちゃんは私の王子様だもん!って言ったの!」
幸「へえ、私には理解できません」
知「王子のように頼もしいってことかしら?まああの子が5歳位の時だけど・・・」
支「そんなこと言ってたんだ!」
笑「小さい頃の話だよ!」
お昼
知「はい、どうぞ!」
幸「ありがとうございます!何ですかこれは?」
知「クレープよ!笑はいつも口にクリームつけまくって、それを私がハンカチでいつも拭いてたな・・・、まあ今も時々だけどね!」
幸「フフフ・・・」
知「本当に笑ってまだまだ子供よね!」
幸「違いますよ、知ってそんなに笑のことが好きなんだなって!」
知「まあね!私はあの子を可愛い妹のように見てるから、って今知って呼び捨てにした?」
幸「あっ!」
知「別に良いわよ!親睦を深めるのなら、互いに呼び捨てでないとね!」
幸「すみません、で、知は笑と幼馴染みなんですよね?どう仲良くなったの?」
知「親同士が長い付き合いでね、小さい頃からいつも一緒が当たり前って感じだったわ!」
幸「羨ましい、私は全く見ず知らずで知り合ったから・・・」
知「あの子は元々人見知りよ!」
幸「そうだったの?!意外!」
知「小さい頃は大人相手に恥ずかしがって、逃げてたの、それを私が話しかけて仲良くなったの!あの子が人と多く接するようになったのは私のおかげでもあるの!あの子よく私の真似をしてきたしね!」
幸「へえ・・・」
知「なんだろう、幸ってどことなく昔の笑に似てるのよね・・・」
幸「どういうところが?」
知「可愛い妹のように!」
幸「妹ですよ!」
知「そうだったわね!」
笑「2人共段々打ち解けてきたね!」
情子「というより、笑の話で盛り上がってるようにしか見えないけど・・・」
支「いいじゃん、笑ちゃんの可愛い過去を聞けたんだし!」
笑「いやいや、恥ずかしいよ!」
女子(あの子何?生徒会長に対して馴れ馴れしい・・・、それよりも私だって生徒会長とお出掛けしたい!)
ダーク「その感情よ石となれ!フィーリングブロック!」
女子「うわああ!」
ムカンシーン!
女性客「キャアアア!」
男性客「逃げろ!」
スタッフ「皆さん!落ち着いて!焦らずゆっくり避難してください!」
知「あれは!」
幸「知、私行ってくる!」
知「ええ、頑張って!みんなと一緒に!」
幸「えっ?」
知「そこにいるんでしょ?茂みの中に・・・」
ガサッ
笑「何で分かるの?」
情子「いつから気付いてたんですか?」
知「昨日から予想はしてたわ!」
幸「私も、そんな予感はしてたけどまさかね!」
植「バレバレだったか・・・」
幸「とにかく、みんな行くわよ!」
望「知さん、私達は避難誘導を!」
知「ええ!頼んだよ!」
幸「分かりました!」
カラーズチェンジ!
どんなときでも笑顔が1番!ピンクスマイル!
冷静沈着な支え柱!ホワイトサポート!
頼りになるムードメーカー!アクアパートナー!
純粋無垢な自然な姿!グリーンナチュラル!
燃える心魂の情熱!ベルミリオンパッション!
温かい抱擁!助けたい想い!レインボーヘルプ!
目の前にある幸せの塊!クリムソンハピネス!
輝け!7色のカラー!カラーズヒロインズ!
ムカンシーン!
ドーン!
6人「うわああ!」
ハピネス「みんな!」
ムカンシーン!
ハピネス「あなたの不満は何?」
女子(あんたいいわね、みんなの憧れの生徒会長とお出掛けできて、私達でも近寄りがたくて、おそれ多いというのに・・・、羨ましいわよ!)
ハピネス「私にはあなたの気持ちはわからない、でもさっきまでの私はあなたと同じ気持ちだった」
ダーク「なんのことだ?」
ハピネス「私、知に対して妬いてた、というより羨ましかった、笑と長い間一緒の関係だから・・・」
スマイル「ハピネス・・・」
ハピネス「笑とずっと仲が良かった知が羨ましかった、でも今日一緒にいてわかった、私ずっと笑の方が知を頼ってたと思った、でも本当は知の方が笑をサポートしてた!だから今の笑がある!」
スマイル「うん!そうだよ!今の私があるのは知ちゃんのおかげなんだ!そして私も知ちゃんのことを本当のお姉ちゃんのように思ってる!だってそれくらい頼りになる年上の幼馴染みだから!」
ハピネス「ええ、優しいお姉さんだったわ!まるで血の繋がった姉妹のような・・・、知はそうやって人との距離を縮めてくれた、だから私も知のことが好きよ!」
キラーン!
スマイル「ハピネス!」
ハピネス「えっ?」
サポート「あれは?」
パッション「マジで?」
ナチュラル「嘘でしょ!」
青いペン
スマイル「ハピネス今だよ!」
ハピネス「うん!」
フォームチェンジ!クリムソンハピネス!クリムソンブルーバージョン!
私が見つけた沢山の幸せ!メニーハピネスハリケーン!
ムカンシーン「ホワワワワ・・・」
その後
鶴「1,2,3,4,5,6,7,8!」
二「おお!合ってきてる!」
一「昨日何か合った?」
幸「はい、知のことをお姉さんのように考えて目で追ってみて、周りを確認したら大体の位置取りを覚えることが出来ました!」
知「私も、幸のことを妹のように見たら・・・」
鶴「フフフ、姉妹っていいわね!」
全員「ハハハ!」
次回予告!
知が生徒会長をやろうとした理由、それはある人物への憧れだった!
その知の憧れの人物にまたもや恋心を持ってしまった笑!しかしその人物にはある秘密が!さらにそれが原因で危機が陥る!
次回ナンバーカラーズ!
知の憧れの人と笑の恋心!押し殺した自分の気持ち!
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