複雑・ファジー小説
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- あなたを失う理由。 完結
- 日時: 2013/03/09 15:09
- 名前: 朝倉疾風 (ID: kWFjr3rQ)
- 参照: http://ameblo.jp/asakura-3-hayate/
どうも 朝倉疾風です。
性描写などが出てきます。
嫌悪感を覚える方はお控えになってください。
主要登場人物>>1
episode1 character>>4
episode2 character>>58
episode3 character>>100
episode4 character>>158
小説イメソン(仮) ☆⇒p
《episode1》
・まきちゃんぐ / 煙
htt☆://www.youtube.com/watch?v=kOdsPrqt1f4
《episode2》
・RURUTIA / 玲々テノヒラ
htt☆://www.youtube.com/watch?v=wpu9oJHg2tg
《episode3》
・kokia / 大事なものは目蓋の裏
htt☆://www.youtube.com/watch?v=LQrWe5_q6-A
《episode4》
・Lyu:Lyu / アノニマス
htt☆://www.youtube.com/watch?v=lSFYtyxojsI
執筆開始◎ 6月8日〜
- Re: あなたを失う理由。 ( No.87 )
- 日時: 2012/08/24 12:27
- 名前: 朝倉疾風 (ID: FZws4pft)
- 参照: http://ameblo.jp/asakura-3-hayate/
05
実は生きてました、ていうオチの説明はいらないのかもしれない。 だってそういうお約束だし。
どこかに悪役がかつ物語はあるのか。 ヒーローが負けて、悪役が勝って、バッドエンドで終わるというお話が。 もしそんなのがあれば、そのヒーローはそのお話の中では悪役の立場になるのかもしれない。 正義が必ず勝つんじゃない、勝った者が正義だ。 そういう言葉遊びも面白いのかもしれないけれど、わたしはやっぱりヒーローは強いと思うし、皆の味方だと思ってる。
でも、ヒーローだって人の心を持っているから、そんな時給も入らないボランティア精神で地球を救っているわけじゃあないだろう。
某魔法少女だって、某仮面戦士だって、お人好しなわけじゃない。 地球を守っているのは、地球に自分や自分たちが大切だと思う人たちがいるからで。
そうやって護りたい人、救いたい人がいるから時給がなくても頑張っているわけだけど、それはそれで正しいと思う。 むしろ人間らしい理由だと思う。
でも、わたしにはそれがない。
興味と好奇心。 わたしの内に異常なほど湧き上がってくる衝動。 そこに義理や同情や人情なんてものはない。
ただその終わりを見たいから。
それだけで動いているわたしは、きっとヒーローなんかじゃない。
「流鏑馬さん、面会時間ですよー」
「………………………」
教育テレビに出てきそうなニコニコ笑顔をした看護婦と一緒に現れたのは、兄さんと……………………母さん、だった。 一瞬、誰かわからなかった。
フルーツゼリーの入ったビニール袋を乱暴に布団の上に置いて、兄さんが無言で部屋を出て行く。 気を利かせてくれたわけじゃない。 あの人はこういう空気が耐えられないだけだろう。
出て行く兄さんに見向きもせずに、母さんがわたしへのものだと思われるフルーツゼリーを一つ、袋から取り出した。 この野郎、食べるつもりか。 わたしのゼリーを。
「── 警察から、聞いたよ」
黒く塗られた爪でゼリーの蓋を開けながら、重々しく母さんが口を開いた。 どうやら本気で食べるらしい。 わたしの、ゼリーを。 まあいいんだけど。
「あんたも大変だったねぇ。 腕、切られたんだって」
「もう痛くないよ。 明後日には退院できるって言われた」
「ふーん。 まあ、頭も強く打ってたみたいだから、検査とか色々あるもんね。 しゃあないわ」
言いながらプラスチックのスプーンでゼリーを掬う。 スプーンから落ちそうなゼリーをなんとか口に運び、年代を感じさせない綺麗な顔をしかめた。
どうやらあまり好きじゃない味だったらしい。 ゼリーをわたしのほうへ差し出して、「あげる」 くれた。 もらっておく。
「警察の人には話したのー?」
「一通りはね」
そう、一通り。
潮音にミチルさんのことを相談され、迷った上で助けなきゃと重い、十八公の家に行き、そこでミチルさんに暴力を振るわれた。 そう警察には話した。
潮音は自分がわたしに相談をしていないと言い張るだろうけど、ただでさえ記憶が曖昧な彼女の言葉を、警察もあまり信用しないだろう。
シズのことは一切、触れていない。
どうするのか、どうしたいのかは、彼が決めることだから。
「あんたって本当に……変なところアイツに似てるよね」
「止めてよ、気持ち悪い」
「はははー。 アタシみたいなんと似なくてよかったー」
ふらりと細い手が伸びてきて、わたしの頭を撫でる。 撫でる、というよりは触れる。 微かに煙草の匂いがした。
ブリーチされて白か黄色かわからなくなっている母さんの髪が光って、暗さしか映していなかったわたしの瞳孔を刺激する。 この人、こんなに小さかったっけ。
「んじゃーもう行くね。 今週中はたぶん戻らないから。 あー忘れてた。 これ、9月分ねぇ」
「── 相手の人と上手くやってるの?」
「んー。 んーんーんー。 ボチボチってところかなぁ」
気だるい口調。 渡された封筒の中にはお札が入っている。 母さんは母さん失格なのかもしれないけれど、女性としてはまだ輝いてると思った。 なんか見た目若いし。
「んじゃー帰る。 バイバイ、笑日」
「ばいばい」
煙草の残り香を漂わせて、母さんが病室から出て行く。 残された封筒とゼリーをパイプ椅子の上に置いて、退院してから後のことを考える。
どうしようか、と考える暇はない。 まだ終わってないのだから、終わらせなきゃいけない。 片付けだ。 小さい頃から片付けまでが遊び、と教わってきたし。
夏期講習、最後の2日行けてない。 麻央にも会えてないし。 …… 彼にも。
気づけば夏休みが終わるまであと一週間もなかった。
「夏休み……休めてないじゃん」
はい、回想しゅーりょー。
もう細かいことは忘れました。 終わり、終わり。失敗は次に活かせってねコーチも言ってたでしょう、みたいな熱血な先輩みたいなことは言えない。 だってわたし、美術部の幽霊部員だし。
まあとにかく何が言いたかったのかと言うと、腕は無事治りましたってこと。 治ったっていっても、縫った傷跡は痛々しいしグログロしいし、病院で消毒しなきゃいけないし、包帯も取れていない。 お風呂に入ったら染みるし、そのあと包帯を巻くのは面倒くさい。 でも動かすことはできる。 それだけで充分だ。
「十八公潮音さんと面会の約束をした、流鏑馬です」
外見はさほど保育所とあまり変わらない児童相談なんちゃらセンターの受付に話しかけると、ひどく怪訝そうな顔をされて困ってしまった。
少々お待ちください、と小さい声で言われ、電話をかけはじめる。 内線だろう。 お待ちくださいもなにも、ここまで来るのにバスまで使ったんだぞわたしは。 お金かかるのに。
でもここまで来る途中で見た海はなかなかよかったな。 大瀬良くんとのデートスポットにしよう。
もうすぐ来ますのでそちらでお待ちください、と受付のすぐ傍にある朱色のソファを指された。 そこに腰掛け、待つ。
…………………………………………遅っ……………………………………………あ、来た。
ピンクのスリッパを履いて、青いカーディガンを羽織っている潮音が、おばさんに付き添われて歩いてくる。
「笑日ちゃん……」
「5日ぶりだね、潮音」
腰以上まであった髪の毛がバッサリ切られていることに少し驚いた。
潮音の表情からは柔らかな雰囲気は消えていて、喜怒哀楽のすべてが放棄されたように無表情だった。
「話がしたいの。 気分転換にもなるし、外に行こう」
潮音の隣にいるおばさんが心配そうに彼女の顔を覗き込む。
おばさんを無視して、スリッパの音をたてながら潮音が無言でわたしに近づいてきた。 前髪も切ったせいか、目は普段よりもっと大きく見える。
わたしが嫌いな、目に吸い込まれるような感覚に皮膚が粟立った。
「行こう。 ここの庭、広いよ」
掠れた声。
言われたのと同時に、怪我をしているほうの腕を優しく掴まれる。
歩くペースは決して遅くはないけれど、なんだかスローモーションを体験しているみたいで目眩がした。
- Re: あなたを失う理由。 ( No.88 )
- 日時: 2012/08/24 15:14
- 名前: 紫 ◆EcQhESR1RM (ID: NtGSvE4l)
テトってテトリスからきてるのかぁw
それは知らなんだw
あれやね、なんかはよー完結がみたい感じやね。
結構、このお話終わってちゃんちゃん、かなぁーって思ってたのに。
この後の展開、ものごっつう気になる。
頑張れやっしー。
- Re: あなたを失う理由。 ( No.89 )
- 日時: 2012/08/25 02:17
- 名前: 朝倉疾風 (ID: FZws4pft)
- 参照: http://ameblo.jp/asakura-3-hayate/
海さん>>
テトリスにハマりにハマって、けっこうやれる自信があります (`・ω・´)
基本的に朝倉は、主人公なりに事件解決☆→キャラの心の裏側まで探る、みたいな感じ…。
その一連の出来事のなかにある、登場人物たちの想いを最後にバババってカミングアウトさせます。
主人公は、その核心を突く役割で。
ありがとうございます。
- Re: あなたを失う理由。 ( No.90 )
- 日時: 2012/08/25 15:31
- 名前: 朝倉疾風 (ID: FZws4pft)
- 参照: http://ameblo.jp/asakura-3-hayate/
山に囲まれているせいか、夏だというのに対して暑さを感じられなかった。 逆に涼しいくらい。
センターの入口を出てすぐそこは、芝生が敷き詰められている大きな庭みたいなもので、数人の小学生くらいの男子たちがボールを蹴って遊んでいる。
案内されたのは、どこかのお洒落なカフェテラスのようなところだった。 丸いテーブルの中央には楕円形の穴があり、そこから日差しを遮る黄色いパラソルが挿さっている。 贅沢だ、とは思わない。 ここにいる子どもたちは全員、訳あって両親の元から離れて暮らしている。 育児放棄、離婚、死別。 色々と理由はある。 どんなに豪華なものを彼らに与えても、欠けた愛情は決して満たされるものじゃない。
センター内の購買で買ってきたジュースを潮音が左手で開け、紙コップに注ぐ。
「…………………………」
男子たちのボール遊びを眺めながら、わたしはぼんやりと口を開いた。
「いいところだね。 ここに来る途中で海を見たけど、すごく綺麗だった。 建物も大きいし。 ああでも、潮音は集団行動が苦手だったから、少し慣れないかな」
高校に通わない道を選んだ潮音にとっては、久しぶりの集団生活に戸惑っているかもしれない。 まあ、高校に通わないのはミチルさんに言われたせいかもしれないけれど。
それにしてもさっきから何も言ってくれないな。 じっと遠くを見ているだけだ。
このままじゃ時間の無駄だ。 ポケットからついこの前もらった紙切れを取り出す。 今から後片付けをするんだけど……さて、どう反応するかな。
「── 芹沢礼子、23歳。 早朝の仕事帰り、何者かに暴行され現在療養中。 武内美香、19歳。 夜勤バイトの帰り、何者かに暴行され現在意識不明の重体。 深田桜、20歳。 クラブムラサキの接客の帰り、何者かに暴行され現在療養中。 小島悠里、20歳。 大学のコンパの帰り、何者かに暴行されその精神的ショックで自殺未遂。 一名は取り留めている。 ……そして」
そして最後の一人。
「飯島皐月、24歳。 彼女だけが何故か、まだ明るい夕方に暴行されている。 彼女も現在療養中。 ……今言った人たち、なんだと思う?」
「── この夏休みに起こった、連続暴行事件」
「あたり。 実はこれ、ちょっとした知り合いに頼んで色んなものと交換して手に入れた情報なんだよねぇ」
相変わらず悪趣味前回だ。 わたしも、千隼くんも。
父親が警視庁に勤めている千隼くんなら、こういうこともできるんじゃないかと思って試しに連絡を取ってみたけど。
「それが……なに……」
「警察の調べで被害者女性たちは全員、とある性癖を持っていたのよ。 まあ他人にその性癖をとやかく言われる筋合いは無いんだろうけど、このなかには……少女の売春に手を染めてる者もいる。 これについては誤解を生むから言っておくけれど、彼女たちが売春しているわけじゃない。 彼女たちが少女を売春していたわけ」
表情が崩れる。 保っていた冷静さが音もたてずに壊れていった。
わたしより感情を隠すのが下手だな。
「同性愛者がいけないとか、そんなことは微塵も思っていない。 ただ、彼女たちは少し異常だった。 マニア、といった方がいいかもしれない。 そんな彼女たちがこの夏に一斉に何者かに暴行された。 けれど、最後まで犯された形跡はどこにもなかった。 犯人の趣味か、それとも……できなかったのか」
できない状況ではなかった。 悪趣味に文房具を突っ込むほうがおかしい。
そういう趣味だったのかとも考えたけれど、こうも女性たちの性癖が固まっているとなると、無差別に手をかけたとは考えにくい。 殺害してしまえば、口封じにもなるのに。 それに、手足をロープで縛ったり、文房具を挿入したりと準備を事前にしているから、考えられることは、
「彼女たちに恨みのある人物の犯行だ!と、わたしは名探偵ふうに言ってみるんだけど、どうだと思う?」
「そ……れがなんの、なんだっていう……」
「彼女たちは全員、十八公ミチルと繋がりがあった」
これも千隼くんが教えてくれた。
十八公ミチルの携帯に、イニシャルがいくつか登録されてあり、それが被害者女性のものと一致したらしい。
「十八公ミチルは彼女たちを使って、妹である十八公潮音に性的虐待をしていた。 ……いや、ミチルさんの言葉を使うのなら、“愛して”いた。 潮音を男で汚したくない、失いたくない、快楽で縛り付ければいい、同じ女性でなら汚れたことにはならない。 汚すものが彼女たちには無いからね。 ……で、どうなのよ」
いい加減、なんとか言ったらどうなの。 気色悪い女口調使いやがってオオラァ! ……巻き舌って意外に難しい。
「シズ、あなたが暴行事件の犯人でしょ」
決め付ける。 いや、でもきっとそう。
ジュースの入った紙コップの表面をへこませながら、シズが顔をあげる。
潮音の顔。 ここで再会したときから気づいていた。 これはシズだと確信したのは、潮音がジュースを開けたとき。
右利きのはずの潮音が左手でジュースのキャップを開けるのを見て、これはシズだと気がついた。
シズもシズだ。 潮音を演じるのならそこらをちゃんと気をつけていないと。
「── なんで俺なんだよ。 知らねえよ」
「やっぱりシズだったんだ」
「左手でジュース開けたあと、俺自身も失敗に気づいてた。 ……で、なんで俺がそいつらを殺さなきゃなんねえの」
「ふふん、そんなこと自分がよくわかってるくせに。 復讐だよ、復讐」
復讐。
潮音にとっても、シズにとっても。
「あいつらはド変態の美少女マニアだ。 俺が潮音の姿でンなことしたら、余計にヨガっちまうんじゃねえの?」
「その言い方、彼女たちを知ってるみたいな言い方だね」
墓穴を掘っちゃあいけないよ。
「でも考えてみてよ。 一人で深夜、あるいは明け方に歩いていて、いきなり襲われてみなさいって。 しかも、シズは男性なわけだから、力だって女性の比じゃない。 手足を縛られて裸にされて……。 どうせ服だって男物のを着ていたんでしょう。 絶対に怖いと思うのよね」
よっぽど虐められて悦ぶ神経を持っていたなら別だけど。
殺さなかったのは、殺したら潮音とフェアにならないから。 その恐怖を背負って死ぬまで苦しめーみたいな感じかな。 人の恨みは本当に恐ろしい。
シズはジュースを一気に飲み干すと、初めてニヤリと笑った。 そして両手をあげて、わたしを見て薄ら笑う。
「こーさん。 俺が、やった」
分かっていたとはいえ、わたしの背筋に悪寒が走った。
目の前にいるのは少女の姿をした暴行犯だ。 いくら彼の人格に面識があるとしても、警戒心を全くなくして話すことは躊躇われる。
「まあ、お前が言ったとおりだよ。 あいつらが潮音を壊した。 まあ、来る女によって性格はだいぶ違ってたけどな。 糞だ、あんなの。 中にはミチルと潮音の両方が好きーとか言う奴もいて、潮音の前でミチルとヤってた女もいた。 潮音は泣いていた」
「シズ、犯行はあなたがやったことだけど、その手は潮音のものだってこと忘れてないよね」
「当たり前だろ! 俺だってそんくらい考えてた! ……俺だって、外に出たとき飯島が他の男と嬉しげに歩いていなかったら……ッ」
唇を噛み締め、拳を握り締める。 薄ら笑いは消えて、今は殺気だけで人を殺せますと言える表情。
「どうして……飯島だけを夕方の人の多いところでやったの。 しかも潮音を……潮音を第一発見者なんかにさせて……」
「お前、ここまでわかってんのになんでわかんねえんだよ」
なんか呆れられた。 心外だな。
千隼くんの情報だけでここまでやってこれたわたしを褒めてほしいんだけど。
「お前にミチルを殺させるためだよ」
は?
あー、は? あ?
- Re: あなたを失う理由。 ( No.91 )
- 日時: 2012/08/25 20:33
- 名前: 紫 ◆EcQhESR1RM (ID: DVcR0E4k)
うーむ…素晴らしい展開になってきましたねーw
なんかねー、こういう展開は何度だってドキッとする。
いろんな作家さんとかもやるからねー、こんな感じなの。
でも、いくらそれに対して抗体が出来ているからといって、やっぱり何度だって慣れない。そんな存在ですね、私のなかのそれの存在は。
だから、テトがこんな話を書いても、何も違和感ないんだけど、テトが書いたらしてやられた感バリバリだから、本当に構成がうまいなぁと思う。
…やっぱり、うまくなったなぁ。
天使と悪魔の物語、本当に覚えてない?
そうだなぁー、私がまだ電脳探偵部の初期だった頃でーテトっていうキャラもいたような気がするんだけど。
テトがテトっていう名前じゃなくて、心っていう名前だった時。
まぁそんな昔話は置いといて。
うーん。
なんかねー、本当にうまくなったなぁw
私、褒めるねそんなにうまくないんだw
許してw それにテトなら尚更w
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