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嫁観察日記〜今日も嫁と婿は元気です〜
日時: 2015/01/04 19:24
名前: 琴葉姫 ◆KXLt9XXgaQ (ID: nRjTVwL1)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=26198

※注意!※

こちらの小説は他作品のキャラ同士の恋愛描写等、所謂「混合カップリング」要素を含みます。
嫌悪感を抱く方は戻るボタンを押してくださいまし。

嫁観察日記とは書いてありますが、嫁と同じ作品の嫁ではないキャラ、又オリジナルキャラも出ます。
そして琴葉姫の嫁達は殆どがマイナージャンル(ギャルゲー、マニアックな作品)のキャラばかりです。
「知ってるキャラいねーぞふざけんな!」等思われて気を害されるかもしれません。
「私の○○といちゃいちゃすんなこいつ!」と思う方もいるかもしれません。そういう方もこの小説を見ないことをおすすめします。

・・・まぁ、あれです。
茶ヴァン(茶番)です。お付き合いできる方は、作品をお楽しみください。
嫁の設定はURLに。

アーサー「逃走中終わってないのによくやるな」

琴葉姫「言うな」

・追記
荒らしや誹謗中傷、他人を不快にする書き込みは一切ご遠慮します。

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Re: 嫁観察日記〜今日も嫁と婿は元気です〜 ( No.716 )
日時: 2015/12/31 11:04
名前: 琴葉姫 ◆KXLt9XXgaQ (ID: y2j3Fkfw)

島風「おっそーい!」

不知火「くっ、ちょこまかと・・・!」

未だに白熱している不知火と島風の演習。流石に二人の疲労もピークに達しているはずだ。

ゼクシオン「・・・ザルディン」

ザルディン「・・・ああ、今回はこれでいいだろう」

島風「∑うえええっ!?」

不知火「し、司令、何故・・・!」

ゼクシオン「不知火、貴方はこの戦いでかなり疲れたはずですよ。それにこれ以上やってもキリがありません」

不知火「そ、そんな・・・司令、不知火に落ち度でも」

ゼクシオン「ありませんよ。ただ、貴方を心配してのことですが」

不知火「!?」

ゼクシオン「貴方は僕の大切な秘書艦です。演習で轟沈はありませんが、何かあったら嫌なので」

不知火「!(し、司令が・・・不知火を心配・・・!?司令にご心配をかける等・・・!でも、それ以上に、司令が不知火を心配してくださってることを喜ばしく思っている不知火をお許しください・・・!)」

ガンガンガンガンッ!!!

ゼクシオン「って不知火!?何柱に頭をぶつけてるんですか!?やめなさい!頭がおかしくなりますよ!?」

ジブリール「ゼクシオン君どうしました∑って不知火ちゃん!?何やってるんですか!?」

神通「∑不知火ちゃん!自分を大切にして!」



その頃ザルディンと島風は・・・。

島風「いーやーだー!私はまだやるのー!」

ザルディン「島風!・・・はぁ、そこまでお前を駆り立てるのはなんだ?」

島風「・・・だってさ」

ザルディン「ああ」

島風「頑張って、提督に頭ナd「ザルー!」「提督!暴れないでください!危ないですよ!」・・・(怒)」

ザルディン「∑マリィ!?来てたのか!?」

マリーラテス「ザルー!ここですごいせんとうしてたのってザルだよね!?」

大鳳「提督!そんなに暴れると、っ、きゃっ!?」

マリーラテス「∑ふえっ?」

マリーラテスを肩車していた大鳳は石につまづき、何故か後ろにひっくり返ってしまう。当然、肩車されてるマリィは・・・。

ゴキッ!

マリーラテス「∑ふぎゃあああああーーーー!!!(大泣き)」

ザルディン&マールーシャ「∑まっ、マリィィィイィィィィィイイイイ!!!!!」←マールーシャはついさっき来たばかり

衣笠「∑マリィちゃああああああああああああああああんん!!!!?」←マールーシャと同じく

大鳳「∑いやあああああーーーー!!!申し訳ありません提督ーーーーー!!!(泣)」

思いっきり後頭部を地にぶつけてしまった・・・;尚、大鳳は何故か無傷である。
大急ぎでマリーラテスに駆け寄るザルディンとマールーシャと衣笠。

ザルディン「ま、マリィ!大丈夫か!?」

マリーラテス「ふええええ!!!痛いのぉぉぉぉ!!!(大泣き)」

島風「・・・ださっ(ボソッ)」

大鳳「!島風さんッ!」

衣笠「ちょっと!?どういう意味それ!?」

島風「だって暴れるから落ちて怪我したんでしょ?自業自得じゃない」

マールーシャ「貴様っ「島風」!?・・・ざ、ザルディン?;」

マールーシャが言い返そうとしたが、ザルディンはゆらりと立ち上がる。その目は・・・とても冷たい。

島風「え・・・て、提督?」

ザルディン「確かにマリィは暴れていたかもしれない。だが、決定打は大鳳がつまづいたことだ。それに、俺はそんな心無いことを言うように教育した覚えはないが?」

島風「!だ、だって・・・!」

ザルディン「だっても何もない。鎮守府に戻ったら少し話そう」

島風「・・・、・・・」

再びマリーラテスに向き直る。

ザルディン「・・・すまない。大丈夫か?痛くないか?」

マリーラテス「びえええ・・・!」

マールーシャ「ど、どうしよう・・・!」

大鳳「大きいたんこぶが出来ています!どどどどどうしましょう!?お医者様に見てもらったほうががががが!!!;」

衣笠「って落ち着いてって!冷静に冷静に!;」

マールーシャ「衣笠も落ち着け!深呼吸だ!ヒーッヒーッフーッ」

ザルディン「∑いやお前も落ち着け!?;」

マリーラテス「びえええええええ・・・!いたいのぉ・・・!びええええ・・・」

ザルディン「・・・」

ふわっ

マリーラテス「ふえ・・・?」

島風「∑ッ!?」

マリーラテスのたんこぶを優しく撫でる。

ザルディン「・・・まだ痛いか?」

マリーラテス「ちょっとまだじんじんするの・・・でも、もう泣かないの」

ザルディン「そうか。よかった」

マリーラテス「ありがとなのザル!ザルはやっぱりわたしの王子様なの!」

島風「・・・、・・・」

マールーシャ「(ザルディン・・・)」

衣笠「(あーあー・・・いいのかしらねー・・・)」



琴葉姫「最初に言っておきます。島風をこんな扱いにした俺は恨んでもいいですが、島風は俺がこんな風にさせてしまったんです。島風を嫌いにならないでください。俺は島風大好きです。というか嫌いな艦娘なんて一人としていません。そこは分かってください」

セフィリア「このことは最後らへんで説明させてもらう」

Re: 嫁観察日記〜今日も嫁と婿は元気です〜 ( No.717 )
日時: 2015/12/31 11:07
名前: 琴葉姫 ◆KXLt9XXgaQ (ID: y2j3Fkfw)

その頃ロクサスとシオン達は・・・。

ロクサス「うーん・・・誰かいい相手いないかなぁ」

電「どんな相手をお探しなのです?」

ロクサス「一応駆逐艦が相手しくれるといいんだけど・・・」

シオン「私も。潜水艦でもいいんだけど・・・」

大和「色んな提督や艦娘達が来ているんですね。初めて見ました」

五月雨「大和さんは、出撃などはまだしたことありませんからね」

シオンが大和を連れてきた理由。それは母港の外の色んなものを見て欲しいからだ。
大和型は全ての艦娘で一番強く、そのため消費する燃料や弾薬は計り知れない。
沖ノ島をクリアしたとはいえ、まだ発展途中のシオンの鎮守府では一度出すだけでもかなりの資材を浪費する。
そのためまだ大和は出撃させていないが、それでは大和が退屈だろうし、可哀想だろうと演習場に連れてきたのだ。
・・・そのせいで他の提督達が大和を物珍しそうに凝視したり、舐めまわすように視線を向ける者もいる。肝心の大和はそれに気づいてないようだが・・・。

五月雨「・・・提督、やっぱり大和さんを連れてきたのはまずかったのではないでしょうか。サイクス提督も勘違いしていたようですし・・・(小声)」

シオン「やっぱり、素直に出撃させたほうがよかったかな・・・(小声)」

ロクサス「?」

小声であったが近くにいたロクサスにはその会話を少しばかりだが聞こえていた。大和のことで話しているのは察しが付いた。

ロクサス「なー大和、ここに来てよかったのか?」

シオン&五月雨「∑!?」

電「え、司令官さん?」

大和「?なんのことでしょう?」

ロクサス「だって、大和は演習できないのに、楽しいのかなーって」

その言葉に言った本人と大和以外が硬直する。電は物凄く慌てていて、シオンと五月雨は頭が真っ白になっていた。

電「し、ししししししし司令官さぁん!?;」

ロクサス「え、どうしたの電」

シオン&五月雨「・・・;(ハラハラハラハラハラハラ・・・)」

そんな三人の心とは裏腹に、大和は微笑みこう語る。

大和「仕方ないですよ。私は、燃費が悪いですから」

シオン「!や、大和!」

大和「でも」

シオンの言葉を遮るように、大和は続ける。

大和「提督が立派になれば、提督は絶対に私を出撃させてくれます。ただ、私が来る時期が早かった。それだけの話ですよ」

シオン「や、大和・・・」

大和「それに、皆さんが戦ってるのを見るだけでも勉強になりますよ。私はまだレベル1ですから、今のうちから出撃がこういうものだって知っておくのもいいと思います」

シオン「・・・ありがとう、大和」

大和「?私が提督にお礼を言うのは間違ってないと思いますけど、提督が私にお礼を言うのは少しおかしいのでは・・・」

シオン「いいの!言いたかったもん」

大和「?そうですか?」

シオンと大和は、笑いながら会話をする。

五月雨「・・・ありがとうございます、ロクサス提督」

ロクサス「え?俺何もしてないよ?」

五月雨「ロクサス提督の言葉のおかげですよ。・・・まぁ、最初はすごく驚きましたが;」

電「し、司令官さん、あれは電もすっごくびっくりしたのです;」

ロクサス「え、そう?ごめん」

ようやく少しはいい雰囲気になった。・・・が、そこに声をかける者が。

「ほぉう・・・超弩級戦艦である大和がこんなところに・・・」

「しれぇ、すごいですね!火砲がすごく大きいです!」

シオン「、えっ?」

大和「?どなたでしょう?」

声をかけたのは・・・。

ロクサス「ルクソード!と、雪風も!」

雪風「どうもです!お久しぶりです!」

ルクソード「久しぶりだな。いつくらいぶりだったか・・・まぁ、それはいい」

大和「?」

シオン「あ、大和、この人はいつか前に合同で出撃したときに一緒になったルクソードっていう提督だよ」

大和「そうなのですか。初めまして、私は・・・先程おっしゃったように知っていますよね。」

ルクソード「知らないわけないだろう。提督だったら誰もが喉から手が出るほど欲しがる艦だ。・・・シオンのか?」

シオン「え、うん・・・」

ルクソード「そうか・・・」

雪風「シオンさんすごいです!今日もしれぇ、日課の大型建造で出たの陸奥さんですから!」

ロクサス&電&シオン&五月雨&大和「え?」

ルクソード「∑雪風!その話はやめるんだ!・・・やめるんだ・・・!orz(必死)」

ロクサス「日課の大型建造って?」

雪風「しれぇ、毎日一回大型で大和型出すの日課にしてるんです!でも未だに一回も来てません!あ、まるゆさんはセーフらしいです!」

ルクソード「∑雪風ェ!バラすんじゃないそんなことは!;」

ロクサス「へぇ・・・少将になるとそんなこと普通にするんだ・・・」

電「司令官さん、多分普通の少将さんは毎日大型なんて回さないと思うのです;」

雪風「はい!そんなことするのはしれぇだけです!おかげさまで資材マッハです!とくに鋼材が」

ルクソード「だから言うんじゃない雪風!;ま、まぁ、建造も出撃もゲームのようなものだ。勝つまで何回もやる。この根性が必要だ」

五月雨「出撃はなんとなくわかりますが、建造は資材と相談した方がいいのでは・・・;それではロクに出撃もできないと思います・・・;」

ルクソード「一応資材は貯めてやってるんだが・・・;」

そんな会話をしている中、周りが騒がしい・・・。

ロクサス「・・・?一体何だ?」

電「さぁ・・・」

ルクソード「・・・ほぉう、態々こんなところまで来るとはな・・・」

シオン&大和「?」

ルクソード「元帥殿のお出ましだ」

ロクサス&シオン「・・・?∑ああああーーーっ!?」

電&五月雨「∑ええええーーーっ!?」

大和「・・・?、!」

周りが視線を向ける方にこちらも視線を向ける。
そこには、威厳を見せ歩く戦艦「長門」、戦艦「武蔵」、そして、

元帥の階級を持つ男、ゼムナスがいた。

Re: 嫁観察日記〜今日も嫁と婿は元気です〜 ( No.718 )
日時: 2015/12/31 11:12
名前: 琴葉姫 ◆KXLt9XXgaQ (ID: y2j3Fkfw)

大和「・・・あの方は?先程元帥とおっしゃいましたが・・・」

ロクサス「あ、えっと・・・多分このサーバー(メタ発言お許しください!←)で一番練度高い鎮守府の提督・・・。名前はゼムナス」

大和「ゼムナス提督・・・」

シオン「一応、あの人とも前一緒に出撃したことあるんだけど・・・」

大和「長門と武蔵がいますね・・・どちらが秘書艦なのですか?」

ルクソード「両方だ」

大和「え?」

ルクソード「両方秘書艦だ。日替わりで出撃と新人の指導をやっている。余談だが二人共ケッコン済みでカンスト済みだ」

大和「そう、なのですか・・・」

シオン「(大和・・・ゼムナスさんが武蔵連れてるから気になってるのかな・・・)」

ゼムナス「・・・、・・・!」

小声で話しているロクサス達に、ゼムナスが近づいてきた。

電「え、えっ!?こ、こっちに来ているのです!?」

ロクサス「へ?」

雪風「ホントですね。なんでしょうか?」

慌てている(?)一同を他所に、ゼムナス———と、秘書艦である長門と武蔵———は・・・シオンの大和に向かい合う。

ゼムナス「・・・」

大和「?なにか?」

ゼムナス「・・・大和、か」

大和「はい」

ゼムナス「誰のだ?」

シオン「え、えっと・・・」

ロクサス「ちょっと!いきなりなんだよ!?」

電「し、司令官さん!?」

ゼムナスの突然な態度に怒ったのか、ロクサスが食いかかる。

長門「なんだ、君は」

ロクサス「大和が誰のだっていいじゃん!急になんだよ!?」

電「司令官さん!抑えてください!」

ゼムナス「貴様は・・・あの新米提督か。この大和は貴様のではなさそうだが・・・」

大和「・・・私の司令官は、この方ですよ」

そう言い、シオンの方に手をかざす。

ゼムナス「ほぉ・・・貴様が。貴様も確か新米ではなかったか?」

シオン「え、えっと・・・着任したのは最近だと思うけど・・・」

ゼムナス「その貴様が何故大和を連れている?」

シオン「え・・・」

ロクサス「俺らもう新米じゃないもん!沖ノ島クリアしたし!」

ゼムナス「!!!」

武蔵「ッ!貴様!提督の前でその話は!」





ゼムナス「やめろッ!」





ロクサス&電&シオン&五月雨&大和「∑ッ!?」

ルクシード「あっ・・・」

雪風「うええっ!?な、なんですか!?」

ゼムナス「その話を、沖ノ島の話をするなぁッ!」

長門「提督!」

武蔵「落ち着け!大丈夫だ!」

突然取り乱したゼムナスを必死に落ち着かせる長門と武蔵。周りは吃驚している者と、取り乱した意味を知っているのか哀れむ視線を向ける者がいる。ロクサス達の中ではルクソードは後者で、それ以外は前者だ。

ロクサス「え、ど、どうしたの・・・?」

五月雨「ゼムナス提督も沖ノ島に苦戦してたとか・・・?」

シオン「で、でも・・・あそこまでなるかな・・・?」

ルクソード「・・・彼は、苦戦以前に、沖ノ島で痛い目に遭ったからな」

大和「え・・・?」

電「どういうことなのです?」

ルクソード「俺の口からは言えない。だが、



提督にとって、それはとてもとても残酷なことで、取り返しのつかないことだ」

ロクサス「え・・・」

シオン「どういうこと?」

ルクソード「お前達も、時間が経てば分かることだ。もしかしたらこの先体験するかもしれない。・・・もちろん、俺も」

雪風「しれぇがなんかかっこいいそれっぽいことを言っています!」

ルクソード「・・・雪風、俺は真面目にやってるんだが・・・;」

会話をもそこそこに終わった頃、ゼムナスは漸く落ち着いたようだ。

ゼムナス「・・・すまない」

長門「構わない。提督こそ、大丈夫か?」

ゼムナス「私はもうなんともない。迷惑をかけてすまない」

武蔵「気にするな。提督を護るのも、秘書艦の務めだ」

ゼムナス「・・・ありがとう」

ルクソード「そろそろいいか?」

ルクソードが切り出す。

ゼムナス「・・・なんだ」

ルクソード「随分と取り乱していたな。元帥殿でも、そのようなことがあるんだな」

長門「貴様ッ!」

武蔵「何が言いたいッ!?」

今にも主砲をぶっぱなしそうな戦艦二人だったが、ゼムナスが腕で静止する。

ゼムナス「・・・笑いたければ笑うがいい。貴様もあの「訳」を知っているんだろう」

ルクソード「別にそんなつもりはないさ。ただ、何時まで経っても立ち直れないんだな。と」

ゼムナス「・・・」

ルクソード「俺は、お前みたいにはなりたくないな」

長門&武蔵「っ・・・!」

ゼムナス「・・・慢心さえしていなければ、」

ロクサス「な、なぁ!」

会話の最中に、ロクサスが割り込む。

ロクサス「な、なんか、ごめん・・・俺、トラウマ抉るようなこと言っちゃったんだよな・・・」

ゼムナス「嫌味か?」

ロクサス「ち、違うよ!ただ、あんなに取り乱すことってよっぽどだし、相当嫌なことだったんだよな・・・ごめん」

ゼムナス「・・・嫌なことではない」

ロクサス「え・・・?」

ゼムナス「・・・あれは



過去の私にとっての戒め(いましめ)なのだ」

長門「・・・提督」

ロクサス「え、それって・・・」

大和「あのー・・・」

流れをぶった切るように、今度は大和が切り出す。

大和「何か話すのであれば、ここではなくもっと落ち着ける場所に行きませんか?」

ロクサス「え?えっと・・・」

ゼムナス「・・・私は構わん」

雪風「じゃあ!じゃあじゃあ!雪風間宮さんのお店行きたいです!」

ルクソード「そうか。元帥殿はそれで構わないか?」

ゼムナス「嗚呼」

シオン「じゃ、じゃあ行こうか」

五月雨「あ、はい」



ナスのトラウマは提督紹介で。察しの方もいるかもしれませんが。

Re: 嫁観察日記〜今日も嫁と婿は元気です〜 ( No.719 )
日時: 2015/12/31 11:17
名前: 琴葉姫 ◆KXLt9XXgaQ (ID: y2j3Fkfw)

ロクサス&シオン&デミックス「あっ」

セフィリア&シグバール&ゼクシオン「げっ・・・」

ヴィクセン&ザルディン&マールーシャ&ルクソード&ゼムナス「む?」

ジブリール「お父様!」

マリーラテス「おー。いっぱいいるのー!」

先程演習場にいたセフィリア&雷、シグバール&木曾、デミックス&イク、ヴィクセン&吹雪&天津風。
違う演習場で戦っていたゼクシオン&不知火、ジブリール&神通、マールーシャ&衣笠、マリーラテス&大鳳、ザルディン&島風。
そして先程の騒動の原因(?)であるロクサス&電、シオン&五月雨&大和、ルクソード&雪風、そしてゼムナス&長門&武蔵。

奇跡であるかのようにその3組がとある店の前でばったり鉢合わせした。
ちなみに、中破していた衣笠、大破していた天津風、小破していたイクは既に入渠して回復済みだ。

ヴィクセン「ゼクシオン、ジブリール・・・」

吹雪「お久しぶりです」

ジブリール「はい、お久しぶりです。お父様、吹雪ちゃん」

神通「お久しぶりです。ヴィクセン提督」

ゼクシオン「・・・」

不知火「司令、ご挨拶は良いのですか?」

ゼクシオン「いいんですよ。正直言うと会いたくなかったんですから」

ヴィクセン「フン、貴様の憎まれ口は相変わらずだな」

ゼクシオン「何故貴方に敬意を示さなければいけないんです?」

ジブリール「ぜ、ゼクシオン君!も、申し訳ありませんお父様」

ゼクシオン「ジブリール、貴方もこんな老いぼれを慕わなくて結構ですよ」

ヴィクセン「良くそんな口が聞けるな。お前達を養子として引き取ってここまで育て、提督に推薦してやったのは誰だと思っている」

ゼクシオン「頼んでません」

ジブリール「あわ・・・あわわわ・・・;」

デミックス「なんだよーいきなり喧嘩始めんなよー」

イク「うちの秋雲と巻雲はしょっちゅう喧嘩してるけどホントは仲いいの。だからこの二人も仲がいいのね。ただ素直になれないだけなのね」

ヴィクセン「違う!」

ゼクシオン「違います!」

デミックス「うわっ、スゲー食い気味で言ったな;」

吹雪「もう、司令官ったら」

天津風「(司令官にもこんな一面あるのね・・・意外だわ)」

不知火「全く・・・(そんな司令も魅力的です)」

セフィリア「なんでナスとヒゲとモミアゲと花びらがいるんですかねぇ・・・」

ルクソード「また随分釣れないことを言うな」

セフィリア「近づくんじゃねえよ殺すぞ」

雷「・・・(ジト目でルクソードを睨む)」

ルクソード「これは手厳しい・・・」

シグバール「(こんなクソネキのどこがいいのかねぇ・・・)」

雪風「(しれぇ、まだセフィリアさんのこと諦めてなかったんですね。意外と一途です)」

木曾「(こいつまだセフィリアのこと諦めてなかったのか・・・)」

マールーシャ「まぁ、確かに元帥殿がここにいるというのは珍しいな」

ゼムナス「私とて出撃ばかりしているわけではない。こうして気分転換だってする」

ロクサス「最初は演習場に来てたけど、俺達が誘ったんだけどね」

ザルディン「・・・そうか、ところで・・・」

大和「?」

ザルディンが大和に目をやると、他の提督や艦娘も大和に目を移す。

セフィリア「とうとうナスが大和まで・・・orz」

ゼムナス「・・・こいつは私のものではない」

シグバール「あ?じゃあ・・・」

シオン「・・・私の」

デミックス「∑うええっ!?シオンの!?すごいじゃん!」

マリーラテス「やまとなの!すごいの!かほー大きいの!」

大鳳「ああっ、提督!あまり触ったら失礼ですし危ないですよ!」

大和「私は大丈夫ですよ。でも気を付けてくださいね」

セフィリア「マリィマジ天使」●REC

マールーシャ&ザルディン「セフィリア・・・?(^ω^#)」

セフィリア「うるせぇてめえらはいつも一緒にいるんだからいいだろうが殺すぞ(威圧)」

雷「セフィ・・・(´・ω・`)」

セフィリア「だってマリィほんと可愛いもん(震え声)」

長門&武蔵「(おい、何だこの差は;)」

雷「・・・雷は、可愛くない?」

セフィリア「らいちゃんはかわいいよおおおおおおおおお!!!ごめんよおおおおおおおおお!!!(雷に抱きつく)」

島風&衣笠「・・・(うらやましそうにセフィリアと雷を見る)」

ザルディン「(?島風、セフィリアと雷がどうかしたんだろうか・・・)」

マールーシャ「(ザルディン、いい加減気づけ;だが衣笠まで・・・私は衣笠を大切にしているつもりなんだが・・・)」

シグバール「(こいつら、何で気付いてねーんだ馬鹿か(呆))」

木曾「(シグ、お前も人のこと言えねーよ・・・orz)」

ロクサス「(?あいつら、何考えごとしたり落ち込んだりしてるんだろ?)」

電「(彼らは秘書艦を大事にしすぎてスキンシップ全くしてないのですね;まぁやりすぎるとセクハラになってしまいますからね・・・)」

Re: 嫁観察日記〜今日も嫁と婿は元気です〜 ( No.720 )
日時: 2015/12/31 11:23
名前: 琴葉姫 ◆KXLt9XXgaQ (ID: y2j3Fkfw)

ジブリール「あの・・・皆さん、中に入りません?ここにいては通行の邪魔になるでしょうし・・・」

デミックス「あ、そっか。入ろ入ろ!」

雪風「雪風アイス食べたいです!」

ルクソード「仕方ないな。ひとつだけだぞ」

セフィリア「らいちゃん何食べたい?」

雷「雷はね・・・」

各々雑談をしながら、店の扉を開けた。











































「提督ううううううううううううううううう!!!なぜ逃げるのですか!私はこんなにも提督のことを愛しているのに!!!」

「ちょっ、こっち来ないでくれる!?アンタには北上をやるから!」

「勿論北上さんは大好きです!でも、それと同じくらい提督もお慕いしていますよ!?」

「ありがた迷惑よ!ってぎゃああああああああああ!!!」

「嗚呼、やっと捕まえました。嗚呼、提督提督提督提督提督提督・・・!」

「・・・」

「・・・なぁ提督、あれほっといて大丈夫なのか?」

「大丈夫だ。もうすぐなんとかなる」

「ちょっ!やめなさい大井!アンタらも無視すんn大井いいいいいいいいい!!!どこ触ってんのよおおおおおおおおお!!!?」

店に来た人達「(゜Д゜)ポカーン」

セフィリア「あ・・・ありのまま今起こった出来事を話すぜ!
『俺達は間宮さんのお店のドアを開けたらクレイジーサイコレズと名高い艦娘が自身の提督を襲っていた』
な・・・何を言ってるのか分からねーと思うが俺も何が起きたのか分からなかった。
頭がどうにかなりそうだった・・・。
クレイジーサイコだとかヤンデレズだとかそんなチャチなもんじゃ断じてねえ。
もっと恐ろしい大井っちの片鱗を味わったぜ・・・」

雷「何を言ってるのセフィ?(・ω・)キョトン っていうか、シグは何で雷の目を隠してるの?見えないわよ」

シグバール「気にすんなってハナシ(雷の教育上悪い)」

木曾「(ナイスだシグ)」

ルクソード「雪風、すまないがアイスはもう少し待ってくれ」

雪風「しれぇ、前が見えませんよー?」

マリーラテス「前見えないのー!ぶー!」

マールーシャ「すまないマリィ、我慢してくれ」

大鳳「提督の教育上よろしくないと思いまして・・・」

衣笠「(大鳳さん、一応マリィちゃんは年齢的には成人してるよ・・・;)」

吹雪「天津風さんも見てはいけませんよー」

天津風「え?な、なによ!?何が起こったの!?」

ヴィクセン「天津風は知らんでいい!;」

ゼクシオン&不知火「(゜Д゜)ポカーン」

ジブリール「ラクシーヌさんと大井さん仲がいいですね」

神通「∑提督!?どこをどう見てそう感じたんです!?」

ロクサス「ゼムナス、なんで俺の目隠すの?」

シオン「どうしたの?」

ゼムナス「気にするな(何をやっているんだあいつらは・・・!(^ω^#))」

電「長門さん、電、なにかしたのです?」

五月雨「武蔵さん、あの・・・」

長門「すまないな。我慢してくれ」

武蔵「少しばかり辛抱してくれ」

大和「あのお二人は随分仲がよろしいのですね」

デミックス「あれ、大和って天然なの?(すっとぼけ)」

イク「提督!イク達もあれやるのねー!」

デミックス「∑えっ」

ザルディン「やめろ馬鹿者(^ω^#)」

島風「(´・ω・`)」←やるつもりだった(!?)

セフィリア「つかレクセウスと加古さんもいたのか・・・なんで放置してんだ?あいつそういう奴じゃ・・・」

そんな中、中からセフィリア達に気付いた者達が。

レーベレヒト・マース「あれ、マックス、お客さんがまた来たよ」

マックス・シュルツ「本当ね・・・どうしましょう。今他のお客さんにご迷惑をかけそうだし・・・」

数少ないドイツ艦のZ1「レーベレヒト・マース」とZ3「マックス・シュルツ」だ。
彼女達は「彼女達の提督」がお世話になっているこの店で、提督同様働いている。
その彼女達の提督とは・・・。



ナミネ「うーん・・・」

金髪の小さな少女、ナミネだ。
ナミネは運営側の提督であり、この店で世話になっているのと同時に、このサーバーの提督、艦娘を監視、管理する役目を持っている。
だが今は、この状況をどうにかしなければ、と考えていた。

ビスマルク「・・・提督、私に任せて」

そこに、彼女の艦娘一の主力である戦艦、ビスマルクが立ち上がる。

ナミネ「え、だ、大丈夫?またお店壊さない?」

ビスマルク「あ、あの時はまだ自分の力加減が解らなかっただけよ!今度は大丈夫だから!」

ナミネ「えっと・・・他のお客さんもいるから、ね?」

ビスマルク「わ、分かってるわよ・・・」

セフィリア「一体何が始まると言うのです?・・・あっ(察し)」

雷「え、なになに?」

内側の扉の前に、つまりセフィリア達の前に、重巡洋艦「プリンツ・オイゲン」がいる。そしてこう告げる。

プリンツ・オイゲン「すみません。ちょっと外で待っていただけますか?すぐ終わりますので」

ザルディン「え、あ、ああ・・・」

そう言い、扉を閉める。その直ぐだった。



「Feuer!」



ドガァアァァアアアアアンンッ!!!

全員「∑ファッ!?」

凛とした声がそう言い放った直ぐに、大きな爆発音がし、店が揺れた。
店の隙間からは砂煙が吹き出し、屋根から小石が落ちてくる。
しかし、何故か店は壊れ倒れることはなかった。

しばらくすると、再びプリンツ・オイゲンが扉を開け姿を現す。

プリンツ・オイゲン「お待たせしました。どうぞ」

ロクサス「え、あ、うん」

店の中へ入ると・・・。

大井「/(。A。)\」

大井さんが大破状態で気絶しておりました←!?

ジブリール「∑大井さん!?大丈夫ですか!?」

ラクシーヌ「少しはこっちの心配もしなさいよ(^ω^#)」

セフィリア「ラクシーヌだから(震え声)」

ラクシーヌ「殺す!」

シグバール「やれやれ・・・(呆)」


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