二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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嫁観察日記〜今日も嫁と婿は元気です〜
日時: 2015/01/04 19:24
名前: 琴葉姫 ◆KXLt9XXgaQ (ID: nRjTVwL1)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=26198

※注意!※

こちらの小説は他作品のキャラ同士の恋愛描写等、所謂「混合カップリング」要素を含みます。
嫌悪感を抱く方は戻るボタンを押してくださいまし。

嫁観察日記とは書いてありますが、嫁と同じ作品の嫁ではないキャラ、又オリジナルキャラも出ます。
そして琴葉姫の嫁達は殆どがマイナージャンル(ギャルゲー、マニアックな作品)のキャラばかりです。
「知ってるキャラいねーぞふざけんな!」等思われて気を害されるかもしれません。
「私の○○といちゃいちゃすんなこいつ!」と思う方もいるかもしれません。そういう方もこの小説を見ないことをおすすめします。

・・・まぁ、あれです。
茶ヴァン(茶番)です。お付き合いできる方は、作品をお楽しみください。
嫁の設定はURLに。

アーサー「逃走中終わってないのによくやるな」

琴葉姫「言うな」

・追記
荒らしや誹謗中傷、他人を不快にする書き込みは一切ご遠慮します。

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Re: 嫁観察日記〜今日も嫁と婿は元気です〜 ( No.551 )
日時: 2015/03/08 20:45
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: .4mFzsId)

すみません、遅れましたOTL。現在新米少佐明日で7日の八雲です。


エナ「裸w族wコwンwテwスwトwwww」

ルサーカ「ぶっはwww無駄に色違いなカイリキーってwwwww」

アゲハ&ピカチュウ(お着替え)()    Д    °°

ラグ「何かウチのピカチュウとアゲハの顔が飛んでるんだけど!?しかもあれ何!?」

クロバ「ドラゴンタイプにハブネークまで何やってんだオイ」

リリィ「あ、確かこっちでもハブネークがあったよねー」

※こっちがゲットしたハブネークは「おとなしい」性格です。あんな悪人面っぽいのに「おとなしい」性格です。大事な事なので2回言いました。

またリンリィさんのターンはまたあのフラグですか……;うわぁ……;

では。






リリィ( ・・)つ『こっちでゲットしてるラムパルドは、れいせいな性格みたいだよ〜。特性は型破りだけど』

ラグ「ネタバレダメだって」

グレイシア( ・ω・)つ『因みに琴葉姫さんのお陰で今ポケフェスで出てるラムパルドのキャラになったそうだ』

アゲハ「だからやめなさいって」

Re: 嫁観察日記〜今日も嫁と婿は元気です〜 ( No.552 )
日時: 2015/03/09 20:44
名前: 琴葉姫 ◆KXLt9XXgaQ (ID: nRjTVwL1)

琴葉姫「よーし小説できたぞー」

アーサー「おせーよホセ」

琴葉姫「このくらいが普通だと思ってる(震え声)」

 ☆コメント返信☆

八雲(元BFD)さん
→催促してしまってすみませんorzおお、艦これを始めたんですか。どんな感じの編成なのかなー。
ってエナさんとルサーカちゃん笑いすぎwwwアゲハさんとピカチュウちゃんも大丈夫かwww
あ、ちなみにうちにもハブネークいますよ〜。

ヴィオラ『あ、よ、よろしくお願いします・・・』←うちのハブネーク♀のヴィオラ、臆病な性格です。臆病な性格です(大事なことなのでry)。

またあのフラグです。でもその後は比較的平和になると思うので・・・(震え声)。

琴葉姫「へぇ、冷静な性格で型破りだったんですか。ってそっちにグレイシアがおるやとォ!?」

アーサー「そこかよォ!?」

琴葉姫「ラムパルドさんあのキャラで大丈夫でしたでしょうか(震え声)。



今から更新しまーす。

Re: 嫁観察日記〜今日も嫁と婿は元気です〜 ( No.553 )
日時: 2015/03/09 20:49
名前: 琴葉姫 ◆KXLt9XXgaQ (ID: nRjTVwL1)

話の都合上カイアさんとランディちゃんは触れ合いコーナーへ行ってない設定です。たけジアンさんすみませんorzあと、最近刀剣乱舞やりたいと思っています。鶴じいめっちゃ可愛い(真顔)。



琴無月「さぁ・・・いよいよだよ・・・」










琴無月「触れ合いコーナーへレッツゴー!」

リンリィ&ゆめひめ&マーク(♀)&ランディ&ロクサス&ナミネ&切歌&調「『おー!』」

ルキナ「いよいよですね」

デルタ「女子達意気込んでるな」

トーチ「可愛いポケモンと触れ合えるの、楽しみなんですね」

裸族コンテストの悪夢を終え、純粋組と保護者組と合流した一同は触れ合いコーナーへと向かっていた。

琴無月「触れ合いコーナーってピィとかトゲピーとかいたよね・・・楽しみだなぁ」

ホルン「そうね。写真撮れればいいんだけど・・・」

赤司「確か、写真を撮るには受付とポケモン達から許可が必要だってあのブリーダーの少年も言っていたよね」

琴葉姫「皆さんなら大丈夫でしょう。俺から月枷にも言ってありますし」

マーク(♀)「でももしかしたらポケモンちゃん達が怖がるかもしれませんし、気を付けなくては・・・」

ランディ『うん、人に慣れてないって言ってたもんね』

カイア『ランディも気をつけるのよ』

そんな会話をしているうちに・・・





琴無月「ついについた!触れ合いコーナー!」

ランディ『ついたー!』

マーク(♀)「つきましたー!」

琴無月のあとにランディとマーク(♀)が声を揃える。
微笑ましい3人の様子に琴葉姫達は笑みを零した。
その言葉通り、一同は触れ合いコーナーに到着したようだ。

一同が中へ入ろうとすると・・・。

「・・・」

ゲスト達「∑ビクゥッ!?;」

白くて長い髪をモンスターボール柄のシュシュでサイドテールにし、赤くつり上がった瞳をした中学生くらいの少女が仏頂面で出迎えた。

琴葉姫「美枷(みかせ)!ゲストの人達怖がってんだろ!」

美枷「あ゛?ああ、作者か・・・、!」

美枷と呼ばれた少女はホルンを見ると、仏頂面を笑顔に変える。

美枷「ねぇ君!可愛いな、名前なんて言うんだ?」

ホルン「∑え゛?」

その言葉に・・・

赤司&トラン「うちのホルンに何かようですか?^^」

当然、ホルンの彼氏である赤司と兄であるトランが含みのある笑みで美枷に尋ねる。

美枷「あ?・・・お前らはこの子とどういう関係で?」

赤司「彼氏です」

トラン「兄です」

美枷「・・・彼氏持ちな上シスコンな兄がいるのかよ(ボソッ)」

ホルン「?:」

美枷「お?おお!ねぇ君!」

ランディ『?なーに?』

美枷「お名前は?」

ランディ『ランディだよ!』

美枷「ランディちゃんかぁ。可愛い名前だな〜vこの後良かったらどっか・・・」

カイア『あ、あの・・・;』

美枷「おお!お姉さんもなかなかふつくしい!この子とご一緒にどこかデートでも・・・」

琴葉姫「みぃ〜かぁ〜せぇ〜!!!(怒)」

ランディの次にカイアまでナンパしだした美枷。それに琴葉姫が声を上げ怒る。

美枷「うっせぇ作者はお呼びじゃねえんだよ失せろ」

琴葉姫「つかお前受付だろ!ちゃんと仕事しろや!(怒)」

美枷「つかこのコーナーポケモンのこと考えてない奴多過ぎ殴りたい」

琴葉姫「うえー・・・」

リンリィ「あのー」

収集のつかないやりとり。リンリィが話しかける。

美枷「ん!?お嬢さんも可愛いな!肩にいるチラーミィも中々v」

リンリィ「え?ああ、ありがとう・・・?」

チラーミィ『ありがと〜!』

ジェローム「なんだこいつは・・・;」

シグバール「あいつ女大好きだからな」

切歌「作者曰くレズ気質らしいデス!」

ゲスト全員「・・・;」

切歌の言葉で美枷に呆れる中、リンリィが触れ合いコーナーの説明を諭す。

リンリィ「私達ポケモン達と触れ合いに来たんですけど・・・」

美枷「おお!そっかそっか!じゃあ触れ合いコーナーの説明聞いてくれ!」

そう言い、美枷は触れ合いコーナーでの注意点などを説明し始めた。

美枷「ここでは色んな地方のポケモン達と触れ合うことができる。もちろん手持ちのポケモンとの触れ合いも可能だ!ただ、ポケモン達は人に慣れてなかったり警戒心を持っている子もいる。ゲストであるあんたらなら心配なさそうだが、一応気を付けてくれ」

美枷の説明に、「はい」と返答したりうなづいたりして返す。

ホルン「すみません、出来るならポケモン達と写真を撮りたいのですが、許可はここでも貰った方がいいですか?もちろん撮影するポケモン達に許可を取りますし、極力刺激しない撮影を行ないます」

美枷「!」

ホルンの言葉に、美枷は目を見開いた。

ホルン「え、えと・・・ダメだったでしょうか?」

美枷「いや!大丈夫だ!寧ろ俺達受付にまで許可をもらうように尋ねる奴は珍しいから助かった」

たけジアン「はぁ!?開催式の時許可もらえって言ってただろ!無断で撮ってる奴いるのかよ!?」

美枷の言葉にたけジアンは声を上げた。他の人達も顔をしかめる。

美枷「大抵の人は許可取ってるが、如何せんマナー悪い奴が結構いてな・・・ひどい奴は・・・これは言わなくていいか」

ロラン「そうなんですか・・・大変なんですね」

ホルン「あ、それで、カメラの持ち込みは・・・」

美枷「お嬢さん達なら大丈夫だ。ポケモン達もあんたらになら安心すると思う」

ホルン「ありがとうございます。ではカメラも持ち込ませていただきますね」

Re: 嫁観察日記〜今日も嫁と婿は元気です〜 ( No.554 )
日時: 2015/03/09 20:55
名前: 琴葉姫 ◆KXLt9XXgaQ (ID: nRjTVwL1)

リンリィ「お、おお・・・!」

琴無月&ゆめひめ&マーク(♀)&ホルン「か、可愛い・・・!」

一同が触れ合いコーナーに入ると、入口付近にププリンやチラーミィ、トゲピーやロコン、珍しいところではイーブイやポッチャマといった可愛いポケモン達が目に入った。

リンリィ「なにこれ・・・!初っ端から天国じゃん・・・!」

チラーミィ『マスター、ここまだ入口付近だよ〜』

ゆめひめ「いや、これはあたしもモフりたい・・・!」

ルキナ「作者www」

可愛いポケモン達に悶えるリンリィとゆめひめ。それは琴無月やホルン、マーク(♀)やクリス達も同じなようだ。

月枷「ん・・・?作者さん?」

ゴチム『あ、ホントだ』

シャンデラ(色違い)『対象、捕捉しました』

そんなやり取りをしていると、見覚えのある少年が声をかけてきた。
その少年の肩にはゴチム、隣には色違いのシャンデラが。恐らくこの少年、月枷の手持ちだろう。

デルタ「確か・・・開催式で触れ合いコーナーの説明をしていたブリーダーだよな?」

月枷「うん〜、改めてこんにちは。この触れ合いコーナーの責任者を務めています天鐘月枷です。よろしくね〜。あ、このゴチムはドリスで、このシャンデラは」

美枷「クソ虫!」

ツタージャ『月枷おにいちゃーん』

月枷が説明している途中で、先程の少女美枷が月枷に向かってそう言った。肩には彼女の手持ちであろうツタージャがいた。

月枷「あ、美枷〜!俺に会いに来てくれたの〜?」

美枷「テメェの顔なんざ来世でも見たくねえよ。なんか迷惑かけてんじゃねえだろうな?」

ドリス『美枷さん!パパそんなことしてないよ!普通に自己紹介してただけだよ!;』

美枷「あ?そうなのか?・・・チッ」

ゲストの人達「(∑なんで!?;)」

マールーシャ「(悪いな、彼女は彼に冷たい態度を取る癖があって・・・;(小声))」

琴無月「(そ、それはそうとして、いくらなんでもひどすぎる気が・・・;(小声))」

琴葉姫「(基本美枷はポケモンのレッドさんとibのギャリーさんとタイバニのおじさんと男の娘キャラ以外の男には辛辣ですよ(小声))」

月枷「今ね、ゲストの人達にドリス達を紹介してたんだぁ。美枷も舞樹(まいじゅ)を紹介したら?」

美枷「指図すんな殺すぞ。しかもべんきさんまで紹介したのかよ?」

ゲストの人達「∑べんき!?;」

月枷「あ、この子なんだけど」

琴葉姫「月枷ェ!お前のシャンデラの名前言ったら多分このサイトの制限に引っかかるからやめとけ!;」

月枷「え、そう?じゃあ取り敢えずべんきって呼んであげて」

べんき『認識、確認。対象との交友を願う』

リンリィ「うんー、よろしくー!」

チラーミィ『よろしくね〜!』

べんき『返答、確認。交友、確認した』

トラン「変わったシャンデラですね。しかも色違いですし」

琴葉姫「ああ・・・月枷は、・・・うん」

ゲストの人達「?」

ゆめひめ「・・・」

そんな中、ゆめひめが何かそわそわしている。

ジェローム「?作者、どうした?」

ゆめひめ「え、えっと・・・」

ロラン「作者?」

ゆめひめ「っ、・・・つ、月枷さん!ちょっといいですか!?」

月枷「え?あ、はい、なんですか?」

突然ゆめひめが、月枷に声をかける。

ゆめひめ「あたし、ゆめひめっていいます。トップブリーダーである貴方にポケモンの育成について教えて欲しいんです!今、大丈夫ですか?」

ゆめひめの言葉に一瞬ポカンとした表情をしたが、直ぐに笑顔に戻し

月枷「いいですよ〜、じゃあここで立ち話もなんだし、少し移動しよっか」

ゆめひめ「あ、はい!ありがとうございます!」

マーク(♀)「作者、ポケモンちゃんとの触れ合いはどうするんですか?」

ゆめひめ「もちろん、戻ってきたら存分にするよ!それまで皆でポケモン達と触れ合っててー」

ロラン「わかりました」

ここでゆめひめは、月枷と話をするため琴葉姫達と別行動になった。
月枷とゆめひめと別れた一同は、早速ポケモン達と触れ合うことにした。





二人と別れた一同は、近くにいるポケモン達を探した。
すると近くの草むらに、可愛らしいチラーミィとイーブイが出てきた。

琴無月「あっ!チラーミィとイーブイだ!」

翼(シンフォギア)「しっ、大声を出してはダメだ」

思わず声を上げた琴無月を翼(シンフォギア)が声を抑えるように言う。

琴無月「あっ、すみません。大きい声に驚いちゃいますよね・・・」

リンリィ「やっぱり可愛い・・・!」

切歌「あの可愛さは最強デス・・・!」

チラーミィ達の可愛さにリンリィや切歌達も悶えていた。

ナミネ「もうちょっと近づいてみる?」

ティーナ『そうですね。もちろん刺激しないように近づかなくては』

ナミネの言葉にティーナが頷き、一同はゆっくりチラーミィ達に近づこうとした。



『あの子達に近づくな』

すると、突如一人のポケモンが一同の前に立ちはだかった。
そのポケモンは青い体に両腕に刃を持ったポケモン、エルレイドだった。

ホルン「えっ、エルレイド!?しかも色違い・・・!」

琴葉姫「ナタトス!」

トーチ「えっ?」

どうやら、琴葉姫はこの色違いのエルレイドと知り合いなようだ。

ナタトス『・・・主?』

琴無月「え、あ、主!?このエルレイドも琴葉姫さんのポケモンなの!?」

琴葉姫「はい。エルレイドのナタトスです」

デルタ「♂のポケモンもいたのか」

琴葉姫「パーティーに入れることはあんまりないんですけどね(震え声)」

Re: 嫁観察日記〜今日も嫁と婿は元気です〜 ( No.555 )
日時: 2015/03/09 21:04
名前: 琴葉姫 ◆KXLt9XXgaQ (ID: nRjTVwL1)

赤司「それで、なんだい君は?」

ランディ『どうしてあの子達に近づいちゃダメなの?』

ロクサス「俺達何もしないよ!」

琴葉姫「ロクサスの言う通りだ。俺はお前にこの触れ合いコーナーを月枷と一緒に任せたが・・・どういうことだ?」

赤司とランディがチラーミィ達に近づいてはいけない理由を尋ね、ロクサスが自分達は何もしないと反論し、琴葉姫も理由を尋ねた。

ナタトス『・・・あの子達は過去に人間に捨てられた経験を持っている。故に人間に対し強い警戒心を持っている。・・・さっきも何を勘違いしたかは知らないが、この場所では好きなポケモンを連れて歩けるなどとどこかのサファリパークと勘違いした輩があの子達を捕らえようとしたからな』

琴葉姫「はぁ!?」

ナタトスの言葉に、琴葉姫は声を上げ顔をしかめた。

琴葉姫「ンだよそれ・・・そいつらはここの注意を聞いてなかったのかよ・・・そりゃ人間不信にもなるわな・・・」

ゼクシオン「説明不足・・・ではないですよね。そいつらが話を聞いてなかった可能性が高いです」

ヴィクセン「作者は今回ばかりは念入りに注意をビラやネットに注意事項を書き、そして何より開催式で彼にも言わせていたからな」

琴葉姫「どうしよう・・・美枷があの時言ってたのってこのことか・・・?」

人間達に捨てられた経験のあるポケモン達の心に土足で踏み入り、無理やり連れて行こうとする。
しかも、それに関して念入りに注意したのにだ。
そんな人間達の考えに琴葉姫や嫁達は呆れるしかなかった。

琴葉姫「・・・なぁ、ナタトス。お前があの子達を護りたいという気持ちはわかる。それを任せたのも俺だ。でもこの人達はポケモンが嫌がるようなことは絶対にしない。それだけは信じて欲しいんだ。もし何かあれば俺が責任を取る。お前が俺のそばから離れ、他のトレーナーのポケモンになってもいい」

ナタトス『っ、主・・・!?』

琴葉姫「だから、ゲストの人達がポケモン達と触れ合うのを認めてもらえないか・・・?」

リンリィ「私からもお願い。心に傷を負っているポケモンが人に敏感なのは理解してる。それでもあの子達の心のケアになるなら協力したい。もしも貴方が危険だと判断したらすぐに攻撃してもいいよ」

チラーミィ『あの子達と同じチラーミィ、いや、ポケモンとして私もお願い。あの子達の心の傷を治すの、私もやりたい!』

琴葉姫とリンリィ、リンリィのチラーミィの言葉にナタトスは少し考える素振りを見せ

ナタトス『・・・分かった。完全に信じたわけではないが、主がそこまで言うのならとりあえずお前達があの子達に触れることを許可しよう』

琴葉姫「ナタトス!」

リンリィ「ありがとう!」

チラーミィ『ありがと〜!』

リンリィ「貴方の気持ちは絶対に裏切らない。・・・皆、わかってると思うけどポケモン達を刺激しないように触れ合おう」

チラーミィ達に触れ合う許可をナタトスに取り礼を言ったあと、リンリィは改めてそう言った。
それを聞いた一同も理解していると言いたげに頷いた。





目当てのチラーミィとイーブイは草むらでじゃれ合っている。

リンリィ「やばい、可愛すぎるアレ・・・!」

マーク(♀)「確かに可愛い・・・!天使がいます・・・!」

琴無月「やばい・・・!やっぱりモフりたい・・・!」

やはりリンリィとマーク(♀)、琴無月が悶えている。

ホルン「琴無月達悶えてるわね・・・気持ちは分かるけど」

調「私も可愛いと思う。触れ合えたら、すごく楽しそう」

ロクサス「でも、ナタトスの話ではあいつらは心に傷を負ってるんだよな?」

アクセル「だな。作者のエルレイドの話は本当だ。あいつらの心、結構な闇を抱えてるぜ」

ロクサスの言葉にアクセルもチラーミィ達の心に闇を抱えているのを感じ取ったようだ。
相手が人間に警戒心を持っているのなら、人間である琴葉姫達が下手に近づくのは逆効果だろう。

琴葉姫「俺たちが近づくのはチラーミィやイーブイに警戒心を募らせることになりそうだな・・・浅葱!」

浅葱『事情はおおよそ把握しました。私があの子達の警戒心を和らぎます』

琴葉姫はボールからグレイシアの浅葱を出した。どうやら浅葱を通してポケモン達と接触するようだ。

リンリィ「それなら私にも任せてください!チラーミィ、お願い!」

チラーミィ『わかった〜!』

琴葉姫の提案に賛同したように、リンリィもチラーミィに協力を頼んだ。

ホルン「なら私も・・・リント!」

リント『了解ですわ。私も行ってきますわ』

ホルンも、イーブイの進化系であるリントをボールから出した。

ロクサス「ユイもお願い!」

ユイ『うん、頑張るね!』

切歌「アマちゃんもお願いするデス!」

調「ツクヨ、出来る?」

アマちゃん『私も、同族が心に傷を負ってるのを黙ってるわけにはいかない』

ツクヨ『うん!ボクもあの子達のところに行ってくる!」

ロクサスと切歌、調も手持ちのブイズであるユイ、アマちゃん、ツクヨで説得を頼むことにした。
浅葱達は琴葉姫達の指示で草むらにいるチラーミィ達に近づいた。


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