二次創作小説(新・総合)

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ナンバーカラーズ
日時: 2019/10/12 08:41
名前: いくちゃん (ID: UK8YjfXC)

こんにちはいくちゃんです!
この作品は、ナンバーズとカラーズヒロインズの世界に異世界の世界を入れたお話です。

時系列は同じですが、内容が所々違ってきます。
なので、また別の世界と捉えてくれたら幸いです。
後、自分が投稿したもので、企画物以外はいつか本にしたいと考えているため、内容が急過ぎたり、メモ感覚や脚本のようになってることをご了承下さい。

それではお話の始まり始まり



ここはとある異世界
みんな仲良く暮らし、多少揉め事はあったが、平和な町であった

ある日、突然悪の魔法使いがやってきた。
すると、悪の魔法使いは自らの魔法を使って
人々の感情を奪い、不思議な石に閉じ込めてしまった。
しかし、突然何の因果か、1人の少女が現れ、1つ石を手に取ると、なんと言うことだろう彼女は日曜に出てくるようなヒロインに
変わったではないか!
しかし、彼女1人ではどうにもならず、石は悪の手に渡ると思いきや、石は散り散りに飛んで行きどこかへ行ってしまった。
悪の魔法使いも少女もそれを見ることしか出来なかった。

Re: ナンバーカラーズ ( No.177 )
日時: 2024/11/09 21:21
名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)

スーパームカンシーン!

スマイル「その前に、何で皆来たの?」

パートナー「そりゃ、この子を・・・」モガッ!

インタレスト「あなたにお弁当のお礼を言うために来たに決まってるじゃない!美味しかったわ!また作ってね!♥」

スマイル「インタレストになら・・・」

パッション「ちょっと、ちょっと!」

サポート「私達は?」

スマイル「どうせ嫌々なんでしょ?」ビュン!

シャイン「スマイル!どこ行くの?」

ドキドキスマイル!

スーパームカンシーン!

スマイル「それっ!」

フィディリティ「ちょっとスマイル!何やってるの?」

スマイル「見て分からない?ムカンシーンを倒そうとしてるんだよ!」

エクスプレス「真顔でムカンシーン!にかかと落とししないで!どっちが敵か分からなくなるわ!」

チアフル「それに、ムカンシーン!もマックーラも倒し方は素体にされた子の気持ちを聞いてから助けるんじゃなかった?」

ミュージック「それにスマイル!あなたは誰よりも弱い人の味方の筈よ!止めてあげて!」

スマイル「こうでもしないと、私はカラーズのリーダーと言えないもん!」

スーパームカンシーン!

スマイル「あっ!」

ゴン!

全員「スマイル!」

シャキーン!

アシスト「よっと!」

ラバー「ナイス!アシスト!」

アシスト「あんた今日おかしいわよ!」

スマイル「何よ!私のお弁当なんか要らなかったんでしょ?」

アシスト「めんどくさいわね!あんた責任背負うとこんなめんどくさく成るの?」

スマイル「人の勝手でしょ!どうせお節介に過ぎませんよ!」

アシスト「嬉しかったわよ!」

スマイル「えっ?」

アシスト「あんたが私の為に作ってくれたお弁当嬉しかったわよ!それに美味しかった!しかも色分けされて皆個人用に作られてて、ちゃんと考えてたのよね?」

スマイル「何よ!今さら!」

アシスト「誰もあんたのお弁当にケチを付けるつもりはない!それにお弁当があんたの仕事でもないのよ!」

アシスト「どういうこと?」

アドミレイション「あんたは居てくれるだけ、いや、私達みたいな裏切り者でも受け入れてくれた!私達にとってはスマイルの優しさだけで感謝なのよ!」

ハピネス「むしろ、私達があなたのために影で支えてる!私達はライブだけでなく、あなたに恩を返すために支えてるのよ!」

フレンド「だから無理しなくて良いのよ!スマイル!」

スマイル「皆・・・」

アノワーク「はあ?こんな足手まといを支えるだって?バカらしい!」

インタレストビューティーアロー!

アノワーク「おっと!」

インタレスト「あなたにスマイルを、貶させません!」

シャイン「スマイル!私は確かに作詞は出来るけど、いつも提出は遅れるし、いつも元ちゃんに聞いて書いてるし、スマイルが思ってる程すごくなんかないの!」

スマイル「シャイン・・・」

シャイン「リーダーだからって、別に歌が誰よりも上手いわけでもない、ダンスが飛び抜けて上手いわけででもない、チームを纏めてるわけでもない!
     ただ、見たこともない世界へ引っ張ってるだけなんだよ!」

スマイル「私と同じだ・・・」

サポート「そうだよ!」

パッション「あんたは考え過ぎなのよ!」

パートナー「でなきゃ、私が部長なんかあり得ないし!」

スマイル「それは確かに!」

パートナー「何でそこは納得なのさ!」

ヘルプ「だから、スマイルはスマイルの思うリーダーで良いのよ!」

エクスプレス「スマイルが居たから、皆こうやって頑張って、笑えるように成ったの!それだけで私達カラーズにとってはスマイルが物凄く大きな存在なのよ!」

スマイル「皆、ありがとう」

インタレスト「皆、まずは素体に成った子の話を!」

カラーズ「OK!」

部長『私みたいな、料理下手は相手にされない!切れない、纏められない、指示も出来ない、頼りにならない、何も出来ない、ただ突っ立ってるだけの私には・・・』

リスポンスィブル「彼女もまたリーダーとして苦悩してますね」

ドリーム「そう言うときは裏方からやっていくのよ!」

部長『皿洗いとか備品の管理やってきたけど、結局便利屋として任された・・・』

ドシーン!

ドリーム「わあ!」

アノワーク「美味しくなかったら居てもやっても意味ないじゃない!」

シャイン「ひたむきに頑張れば、その頑張りは誰かが見てる!そして誰かのためにはなってる筈だよ!」

部長『そんなこと・・・』

スマイル「ある!見ていないと思っていても、人の目はどこにあるか分からないの!影で練習すれば誰が見ている!
     ここからは生徒会長としてだけど、そんなに嫌なら辞めるって選択肢も1つだよ!いじめられてると感じるなら逃げても良いんだよ!」

キラーん!

シャイン「これは!」

スマイル「シャイン!」

シャイン「スマイル!」

スマイル「フィディリティ!」

フィディリティ「OK!フィーリングポット!ピンク!戻れ!明るい結晶!」

ポンポン、ビューン、ポッ!

フォームチェンジ!

ピンクスマイル!ピンクタンヂェリーンバージョン!

タンヂェリーンシャイン!タンヂェリーンピンクバージョン!

2つの力を1つの力に!

スマイルスティック!

シャインスティック!

輝く笑顔を届けるように!

スマイルシャインハート!

スーパームカンシーン「ホワワワワ・・・」

アノワーク「もう意味分からないわ!」ビュン!

次の日

カラーズ「ご馳走さまでした!」

笑「あっ、皆お弁当箱洗ってきたの?」

知「それが作ってくれた人への感謝であり礼儀ですから!」

助奈「美味しかったからまた作って!」

救子「でも平日は要らないんじゃないかしら?」

夢「そうよね、ママが作ってくれたりするし!」

光美「土曜日はどうかな?土曜日も練習あるでしょう?」

相「それ良い!練習後に笑の作ったお弁当なんて最高のご褒美じゃない!」

笑「ありがとう!」

こうして笑は土曜日限定でカラーズ全員分のお弁当を作る栄養管理担当となった。

思葉「おっ!仲直りできたかな?」

笑「あっ、思葉さん!あの時はありがとうございました!」

思葉「どういたしまして」

情子「お姉ちゃん!?」

全員「お姉ちゃん?」

思葉「情子!ただいま!」

相「情子、その人って?」

情子「私の実のお姉ちゃん!」

全員「ええっ!!!!」

思葉は情子の実の姉だった。

次回予告!
心美の実家はラーメン屋をやっている。
最近、ラーメン屋の売上げが伸びていないと悩んでいた心美!
すると、生徒会長の美子からアドバイスを貰い、
早速親に相談してみる。
しかし、そこにアノワークの罠が!
果たして心美はお店を守れるのか?
次回ナンバーカラーズ!
アノワークの罠!心美のラーメン屋!

Re: ナンバーカラーズ ( No.178 )
日時: 2024/11/16 08:20
名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)

ガラガラ

心美「いらっしゃい!」

笑「わー!心美先輩の家ってラーメン屋だったんだ!」

忠加「私聞いてないんだけど?」

祈留「忠加ちゃんが居ない時の話だよ!」

心美「お父さんがきよが高校入学と同時に始めた店だからね!まだ、オープン仕立てなんだ!」

輝「なんで最近になってラーメン屋を?」

心美「お父さん小さい頃からラーメンが大好きで、ラーメン屋のアルバイトしてたの!
   それで夢が自分の店を持つことだったの!」

任「つまり、遂に念願叶ったと言うわけですね!」

繋「凄い!」

心美「いや~、それ程でも・・・」

忠加「あんたに言ってんじゃないわよ!」

第166話・あのワークの罠!心美のラーメン屋!

心美の母「いらっしゃい!お嬢ちゃん達何が良い?」

相「どうする?」

笑「わー!いっぱい合って悩むな・・・」

心美の母「なんでも好きなものをどれだけ頼んで良いわよ!」

輝「本当!?」

心美の母「ええっ、全部心美のお小遣いから天引きしとくから!」

心美「そんなの無いにゃ!」

心美の母「冗談よ!」

知「笑、食べられるだけにしておきなさいよ!」

笑「分かってるよ」

知「そんなこと言って、バイキングで『もうダメ』って泣きながら食べ物残してたのはどこの誰?」

大好「切奈はお姉ちゃんと分けて食べようね!」

切奈「うん!」

助奈「じゃあ、愛美と愛も!」

愛美「間に合ってます!あと愛はまだラーメンはおろか白ご飯も食べられません!」

友子「望は1人前食べられる?無理ならお姉ちゃんと分けようか?」

望「うん、お願い!」

経子「忠加は大丈夫?」

忠加「1人前は余裕だけど、ラーメンは初めて!」

経子「じゃあ、私と同じもの食べましょう!」

光美「姉妹で食べるって微笑ましいね!」

信「そうね」

情子「と言っても、私達が食べられる物なんて決まってるでしょ!」

相「そうよね、どれもこれも中高生にはちょっと高いと言うか、セットで食べられないと言うか・・・」

心美の母「そう言う子達のために、ワンコイン定食よ!」

全員「ワンコイン定食?」

心美の母「学生さん限定日替わりメニュー500円よ!どんなおかずが出てくるかは・・・」

心美「お母さんの気分次第にゃ!」

心美の母「コラ!なんだって?」

心美「本当の事にゃ!」

心美の母「だからと言って、言い方があるでしょ!」

忠加「でも、なんでラーメン屋なのに定食?」

祈留「ラーメンは中華料理だから!ここは中華料理のお店だからだよ!」

忠加「ラーメン屋じゃないの?」

心美の母「表向きはラーメン屋!でも、本当は中華料理屋!中国で発案された料理が沢山あるわよ!」

忠加「でも、心美のお父さんはラーメンしか作れないんじゃ?」

祈留「別にそう言うわけでは・・・」

心美「事実にゃ!」

心美の母「あの人はラーメンは上手く作れてもそれ以外はからっきしよ!」

楽子「あれ?」

祈留「兎に角きっちゃんのお父さんはラーメンだけを作って、それ以外はきっちゃんのお母さんが作ってるの!」

笑「ワンコイン定食、お袋の味って感じなんだろうなあ!」

心美の母「あら、ありがとう」

笑「じゃあ、ラーメン!」

情子「定食頼まないんかい!」

支「私はワンコイン定食で!」

助奈「私も!お金無いもん!」

その後各々頼み

ズルズル

笑「あー、美味しい!」

知「そうね!」

憧子「カップ麺よりは美味しいわね!」

情子「当たり前よ!」

知「笑、口にネギ付いてるわよ!全く・・・」

笑「ありがとう知ちゃん!」

憧子「お姉ちゃん、私のも取って!」

知「あんたは自分で取りなさい!」

憧子「何でよ?」

知「わざとらしいから!」

憧子「私のお姉ちゃん取らないでよ!」・ツーン

輝「おおっ!餃子定食!」

元「輝!醤油取って!」

輝「うん」

植「はい、お姉ちゃん!」

元「植ありがとうね!」

輝「元ちゃん辛子いる?」

元「一味ね!七味やめてよ!」

輝「分かった!」

植「私のお姉ちゃんなのに!」

相「なんかお姉ちゃんの取り合いが始まってるわよ!」

次の日

心美「ハー・・・」

繋「どうしたのきっちゃん?」

心美「お客さんが全然来なくて、赤字が続いてるんだにゃ!」

忠加「昨日私達で行ったじゃないか!」

心美「実は、ワンコイン定食ってのはね、材料費より安価で作っていて、売れれば売れる程利益が逆にマイナスになる、赤字覚悟のメニューなんだにゃ!」

忠加「そんなもの売らなきゃいいじゃない!」

繋「そう言うことじゃないんだよ!」

祈留「赤字覚悟でも、お客さんを喜ばせたい、きっちゃんのお母さんの優しさなんだよ!」

忠加「そうなのか?」

心美「そうにゃ、お金の少ない学生達が、笑顔で帰れるようにって思いで作られたにゃ・・・」

忠加「そうだったのね、悪かったわ!」

繋「まあまあ、経営って未成年だとそんな間違いもあるよ!」

休み時間

図書室

心美「う~ん、どうしたら繁盛するのかな?きよはラーメンが好きすぎて、ラーメン研究と題してラーメンを食べ歩いてきたけど・・・、やっぱりお父さんが作るラーメンが1番だと思ってるから・・・」

美子「お困りかな?」

心美「あなたは・・・、どちらさん?」

コケッ!

美子「生徒会長の銀次美子だ!」

心美「ええっと?」

美子「この学校の生徒会長だ!」

心美「えっ?笑ちゃんは?」

美子「私は高等部の生徒会長!あなたは中学生なの?」

心美「違います!それで私に何のようにゃ?」

美子「何か悩んでそうな顔だったから・・・」

心美「どうやったら、お店が繁盛するのかなって?」

美子「単純な話じゃないか!」

心美「えっ?」

美子「もっと値段を安くすれば良いのさ!」

心美「でもそれだと、経営は難しいってお母さんが・・・」

美子「何も全てを安くする必要はない!」

心美「えっ?」

美子「こうするのさ!」

次の日

援「なに?」

好「キャンペーンだってよ!」

祈留「『黄緑ラーメン・1品頼むと1品半額キャンペーンを今日から1ヶ月実施』?」

心美「生徒会長が教えてくれたんだ!」

忠加「掛けに出たわね!」

経子「経営として大丈夫なの?」

心美「家計を圧迫させない計算でやってるから大丈夫にゃ!さあ、皆も帰りに寄っていくにゃ!」

羽加「それにしても凄い行列ね!」

楽子「建物の裏まで行ってるし・・・」

心美「これでうちも商売繁盛のお店の仲間入りにゃ!」

ところが・・・

客1「なんだこの味わ!」

客2「こんな不味い料理初めてよ!」

心美の母「そ、そんな筈は・・・」

客3「金返せ!」

客4「もう来るか!」

心美「えっ?えっ?どう言うことにゃ?お父さんとお母さんの料理が不味い筈無いのに・・・」

店の裏

アノワーク「フッ、私にかかれば、食品を不味くさせるなんてお安いご用よ!」

絆「あなたの仕業でしたか?」

アノワーク「なんであんたがここに?」

絆「昨日ここに来て、美味しかった中華料理がすぐ不味くなるなどおかしいと思って見張ってました!まさか、あなただったとは!」

アノワーク「逃げるが勝ち!」

絆「待ちなさい!」

知「ここは通さないわよ!」

忠加「心美!犯人はコイツだ!」

心美「アノワーク!うちのお店に何をした?」

アノワーク「何したって、食品に不味くなる粉振りかけただけよ!」

心美「うちの店を潰そうとするなんて・・・」

アノワーク「バカね!どうせ客なんかあんたの店の味なんか興味ないわ!どうせ、半額だって聞いて入っていっただけよ!出てこい!マックーラ!この店事真っ暗に染めてやりなさい!」

スーパーマックーラ!

心美「うちの店を侮辱するなんて、絶対許さない!皆!」

カラーズチェンジ!

どんな時でも笑顔が1番!ピンクスマイル!

冷静沈着な支え柱!ホワイトサポート!

頼りになるムードメーカー!アクアパートナー!

純粋無垢な自然な姿!グリーンナチュラル!

燃える心!魂の情熱!ベルミリオンパッション!

温かい抱擁!助けたい想い!レインボーヘルプ!

目の前にある幸せの塊!クリムソンハピネス!

培ってきた知性の輝き!ブルーインタレスト!

重ねて知った多くの経験!パープルエクスプレス!

絆が繋ぐ友情の証!インディゴフレンド!

信じ合える仲間への信頼!イエロービリーブ!

想いを込めた熱い愛情!レッドラバー!

理由の無い無限の助け!ブラックアシスト!

上を追った夢への憧れ!ルビーアドミレイション!

望みを捨てない夢への想い!ネイビーホープ!

誰かを助ける正しい力!ウィステリアフィディリティ!

ミスを補うフォロー役!チェリーセーブ!

太陽の様に輝く!希望の光!ゴールドライト!

悲しませない存在意義!スカーレットバリュアブル!

愛が繋げる大好きな想い!マッダーラブリー!

目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!

皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!

皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!

前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!

皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!

仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!

誰もが持つ夢の輝き!アクリクトドリーム!

チームを纏める司令塔!ウルトラマリンリスポンスィブル!

仲を良くする橋渡し!トパーズリンク!

輝け!29色のカラー!カラーズヒロインズ!

カラーズバラエティー!

好きだからこそのやりたい心!グレーライク!

護りたいものを守るために!イエローディフェンダー!

カラーズスキャン!

皆から教わった人との繋がり!バイオレットボンズ!

スーパーマックーラ!

ムードパンチング!

プレアー「ムード!怒りに任せても勝てないよ!」

スーパーマックーラ!

ドン!

ムード「嗚呼!」

パッション「ほら、言わんこっちゃない!」

ムード「まだまだ・・・」

フィディリティ「待て!」

ムード「何をするにゃ?」

リンク「闇雲に行ってどうする気?」

ムード「お父さんの店をバカにした挙げ句、潰しに掛かるなんて、アイツ、絶対許さない!」

フィディリティ「バカ!怒りに任せて行ったって勝てないって、プレアーも言ってるだろ!一度冷静に成れ!」

ムード「嫌にゃ!嫌にゃ!私はアイツを絶対許さないにゃ!」

スーパーマックーラ!

カラーズ「わあ!」

アノワーク「たかが、1軒潰れたからって、どうってこと無い!ましてや、味じゃなく、値段で安く見せお得感をっ見せて誤魔化してる店なんかなあ!」

ムード「ううっ・・・」

フィディリティ「あんたっておバカさんね!」

ムード「えっ?」

フィディリティ「あんたじゃないわ!アノワーク!あんたの事よ!」

アノワーク「なんだと?」

フィディリティ「値段が安いからとか、お得だからとかで人が集まって来ると思ったら大間違いよ!」

プレアー「そうだよ!いくらお得でも、美味しくなかったら誰も食べに来ないよ!」

リンク「むしろ、安すぎると逆に怖くて入れないよ!」

フィディリティ「経営の『け』の字も分からない奴が、『味じゃなく値段で安く見せて誤魔化してる』何て言うんじゃないよ!」

キラーん!

フィディリティ「これは・・・」

プレアー「アナザーカラーペン」

リンク「私のも!」

ムード「私も!」

アノワーク「何を?お前には言われたくない!」

ドン!

フッ!

エクスプレス「うちの妹に手出しはさせないわよ!」

フィディリティ「姉御!」

エクスプレス「あなたも成長したわね!」

フレンドリングソニック!

スーパーマックーラ!

フレンド「フィディリティ!今よ!」

フィディリティ「OK!フィーリングポット!黄緑!戻れ!明るい結晶!」

ポンポン、ビューン、ポッ!

プレアー「フィディリティ!行くよ!」

フィディリティ「分かった!」

ウィステリアフィディリティ!ウィステリアライムブライトトパーズバージョン!

ライムムード!ライムブライトトパーズウィステリアバージョン!

ブライトプレアー!ブライトウィステリアライムトパーズバージョン!

トパーズリンク!トパーズウィステリアブライトライムバージョン!

4の力を1つの力に!

フィディリティタクト!

ムードタクト!

プレアータクト!

リンクタクト!

4つの想いを届け!

フォースシンクトルネード!

スーパーマックーラ・キラキラキラキラ・・・

アノワーク「覚えてない!」ビュン!

次の日
心美「どうしたら良いんだろ?」

祈留「変な噂が広まると信頼ってなかなか戻せないよね?」

ガヤガヤ・・・

祈留「あれ?」

心美「大行列にゃ!なんで?」

忠加「私が団地に宣伝しといた!」

繋「私も近所に!」

心美「2人とも、ありがとう!」

忠加「勘違いしないで、あんたの為じゃなくて、あんたのお母さんの料理が美味しかったから、こんな店が潰れたら困るからなんだから!」

祈留「忠ちゃんもきっちゃんのお店が気に入ったんだね!」

心美「また、いつでも食べに来て良いからね!忠ちゃん!」

忠加「ええっ、お小遣いに余裕があったらね!心美!」

忠加と心美は仲良くなった。

次回予告!
ある日知が散歩しているとそこにはルークが倒れていた!
しかも、彼は記憶喪失で自分の名前すら分かってない!
カラーズからは『助ける義理は無い』などと、何人からも反対されるが、
医者を目指す彼女は『どんな人でも助けない命はない!』と看病と世話をすることに!
次の日ルークを探しに来た、ステイとウィークが!
次回ナンバーカラーズ!
知悩む!敵幹部・ルークへの看病!

Re: ナンバーカラーズ ( No.179 )
日時: 2024/11/21 18:19
名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)

光美「進路か・・・」

植「もうそんな時期に入ってきたのね!」

知「いや、まだ早いでしょ!」

植「光美さんは道場を継ぐとして・・・、知は医者よね?」

知「う~ん、でもアイドルも悪くないとか思ってたり?」

光美「そうなのよ!出来れば両立したいって気持ち!」

植「そうなんだ」

知「そういう植はどうなのよ?」

植「う~ん・・・、分かんない!」

元「おっ!悩んでるな!」

植「お姉ちゃん!」

元「私も今大いに悩んでいるわ!」

光美「何をですか?」

元「ダイバーをやるのか?アイドルを続けるのか?はたまた剣道をやるのか?」

植「お姉ちゃんは夢が沢山あって良いな!」

元「ええっ、ありすぎるとどれをやれば良いのか悩んで、困るのよ!」

知『私は何がしたいんだろ?』

第167話・知悩む!敵幹部・ルークへの看病!

ダークSide

ドン!

ルーク「何するんだよ!」

フリーズ「な~んだ、クッションじゃなかったのかよ!」

ルーク「ふざけんな!」

ガシッ←ルークの頭を掴む

ハード「お前らが僕らのアジトに居るからだろ?」

ルーク「ここは元々俺らのアジトだ!」

フリーズ「はあ?元々は俺らのアジトだぜ!俺らはお前らが生まれる前からカラーズとやりやってきたんだからな!」

ルーク「カラーズに負けるだけでなく、増やしまくってる奴に言われたくないぜ!」

フリーズ「なんだと!」ビュン!

ルーク「うわあ!」

パコーン!

人間界

ルーク「あの野郎!許せん!」

ゴロゴロ←・・・

ルーク「ああもう、うるせーな!雷!黙れ!」

ゴロゴロピカー!

ルーク「うわあ!」

次の日
桃原家

ブー!ブー!

知「もしもし、お母さん?あっ、分かった!大丈夫、大丈夫!患者さん第一だよ!気にしないで!あっ、お母さんが倒れるのも無しよ!じゃあね!」

笑「なんて?」

知「急患が入って、お父さんもお母さんも帰れないって!」

笑「残念だね、久し振りに家族一緒に過ごせるって楽しみにしてたのに・・・」

知「いつもの事よ!それに患者さん第一って自分でも割り切ってるから!」

笑「凄いね!」

知「まあ、両親と過ごせなくても・・・」

笑「ん?」

知「可愛い妹みたいな存在と過ごせると思ったら寂しさも和らぐのよ!」

笑「憧子ちゃんが聞いたら怒られるよ!」

知「あなたが嫉妬されるの間違いじゃない?」

笑「ちょっと!」

知「ねえ、笑!」

笑「ん?」

知「ちょっと、デートしてみない?」

笑「えっ?」

チリンチリン

知「気持ち良いわね!」

笑「うん、サイクリング最高!でもなんで海岸沿い?」

知「何となくよ!」

笑「こんな朝早くに?」

知「土曜日なんだから気にしない!
  『風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ
   くだけてものを 思ふころかな』」

笑「百人一首だ!」

知「ええっ、この歌は岩に打ち付ける波を見ながら思い悩む少女の歌なの」

笑「知ちゃんも悩んでることあるの?」

知「それは勿論!」

知『不思議よね、お母さんに憧れて医者を目指し、お父さんを見ながら生徒会長を務め、カラーズは笑に誘われて・・・、そして今生徒会長と言う役職を笑に託した!家族もそうだけど、私にとって笑は本当に掛け替えの無い存在!
  それにこの子もリーダーとしての自覚があるのか、自ら栄養管理係と言って皆のお弁当作ったり!
  私が病院開業したら、笑は入院患者さん達の食事管理担当として雇う!
  なんだろう?笑とずっと過ごしたい私しか居ないじゃない!どれだけ笑が好きなのよ私!』

笑「知ちゃん!大変だよ!」

知「えっ?」

岩場
知「この人って?」

笑「ルークだよね?取り敢えず救急車呼ぶ?」

知「待って!すぐ近くに病院があるわ!あそこは私のお父さんの系列の病院なの!」

笑「へー、そうなんだ!」

知「そこに運びましょう!」

入院部屋
ルーク「ここは一体?痛!」

笑「目を覚ました!」

知「動いちゃダメよ!」

ルーク「ありがとう、あなたが助けてくれたんですね?」

笑「人魚姫?」

知「事実だから、余計なこと言わない!」

グー

ルーク「あっ!」

知「お腹空いてるようね!ちょっと待ってて!笑、手伝ってくれる?」

笑「うん、でも大丈夫?」

知「取り敢えずナースコールだけは掛けとくは!」

キッチン

知「流石、お食事処の娘!様に成ってるじゃない!」

笑「知ちゃんに比べたらまだまだだよ!」

知「そのお陰で時短に成ったわ!」

笑「初めての共同作業だね!」

知「カラーズの時の弓矢は?」

笑「共同作業でした・・・」

病室
知「あっ、彼、大丈夫でしたか?」

看護師「特に脳と怪我を除けば異常はありません!」

笑「いえ、暴れたりとか?」

看護師「そう言うことはありませんでしたよ!大人しかったです!」

知「ありがとうございます」

笑「ご飯だよ!」

ゴン!

笑「うわあ!」

知「笑?」

看護師「キャア!」

知「大丈夫?」

ルーク「オムライスは無事です」

知「そうじゃなくてあなたの方よ!」

ルーク「ええっと・・・」

知「あっ、ごめんなさい!顔近すぎたわね!」

ルーク「いいえ!天使みたいな人だ!」

知「ちょっと、止めてよ!恥ずかしい!」

笑「天使なのは事実じゃない?」

知「良く言うわね!テスト勉強の時は『鬼だ』とかなんとか言ってた子が・・・」

オムライス実食中

笑「自分で作るご飯は美味しいね!」

知「そうね」

ルーク「う~ん・・・」

笑「食べないの?」

ルーク「いえ・・・」

知「成る程、右腕を怪我してるから食べにくいのね!」

笑「無理せずに、私達を頼ってよ!ほら、アーン!」

ルーク「ありがとうございます!」

パクッ

笑「どう?」

ルーク「美味しいです!あなたも優しいですね!」

笑「ありがとう」

ガラガラ!

憧子「お姉ちゃん!」

知「えっ?」

笑「えっ?」

支「笑ちゃん?」

情子「あんた・・・」

相「誰に・・・」

幸「何をやってるのよ?」

病院の庭

カラーズ「記憶喪失?」

知「しかも怪我も沢山してたから放って置けなくて・・・」

笑「右腕が使えなかったから、私が食べさせてあげてただけだよ!」

相「良かった!てっきり笑がルークに惚れたのかと!」

笑「ナイナイ!タイプじゃないし!」

知「皆はなんでここに?」

憧子「お母さんから電話掛かってきたのよ!お姉ちゃんがこの病院に来てるって、看護師さんから電話合ったって聞いて!」

任「それよりも大丈夫ですか?」

笑「えっ?」

夢「そうよ!記憶戻ったら私達を襲ってくる可能性だってあるのよ!」

知「それは百も承知だわ!」

経子「甘いわ!」

笑「経子さん?」

経子「もしその者を放っておいて何か起きたらあなたはその責任が取れるの?」

知「それは・・・」

経子「手傷を負っているとしても敵は敵!悪は悪!」

カラーズチェンジ!

知「何をするつもりですか?」

ルーク「知さん!」

エクスプレス「もし記憶が戻れば、その者は再び私達に襲いかかるでしょう!なら、今ここで・・・」

知「彼を殺す気?」

エクスプレス「なぜ、ソイツを守るの?彼がやってきたことは分かってる筈よ!」

知「ええっ、勿論覚えてる!でも、どんな人であっても、怪我や病気でして苦しんでいる人がいるのならあたしは助けてあげたい!でないと私は後悔する!
  『自分が見捨てたせいで・・・』ってね!」

笑「エクスプレス!あなたは間違ってる!」

エクスプレス「笑?どういう事?」

笑「彼を殺すなら、あなたの後ろにいる人の顔を見てから決めたらどうですか?」

エクスプレス「えっ?」くるり

忠加←姉が人を殺すことを望んでいない顔

エクスプレス「忠加!」

幸「そうね、私達は・・・」

助奈「コイツと同じくはみ出し者!」

友子「だけど、笑や皆に救われた!」

憧子「だったら、悪いことはしてはいけないって教えれば良いだけの話では?」

絆「そうですよね?」

エクスプレス「そうね私が、間違ってたわ!」

変身解除

ステイ「こんなところにいたのか!」

ウィーク「おいおい、まさかお前もカラーズの仲間に成るとか言うんじゃないだろうな?」

笑「ステイ、ウィーク!」

ビュン!

知「危ない!」

ルーク「あっ!」

知「大丈夫?」

ルーク「はい」

知「良かった、危ないから下がってて!」

カラーズチェンジ!

どんな時でも笑顔が1番!ピンクスマイル!

冷静沈着な支え柱!ホワイトサポート!

頼りになるムードメーカー!アクアパートナー!

純粋無垢な自然な姿!グリーンナチュラル!

燃える心!魂の情熱!ベルミリオンパッション!

温かい抱擁!助けたい想い!レインボーヘルプ!

目の前にある幸せの塊!クリムソンハピネス!

培ってきた知性の輝き!ブルーインタレスト!

重ねて知った多くの経験!パープルエクスプレス!

絆が繋ぐ友情の証!インディゴフレンド!

信じ合える仲間への信頼!イエロービリーブ!

想いを込めた熱い愛情!レッドラバー!

理由の無い無限の助け!ブラックアシスト!

上を追った夢への憧れ!ルビーアドミレイション!

望みを捨てない夢への想い!ネイビーホープ!

誰かを助ける正しい力!ウィステリアフィディリティ!

ミスを補うフォロー役!チェリーセーブ!

太陽の様に輝く!希望の光!ゴールドライト!

悲しませない存在意義!スカーレットバリュアブル!

愛が繋げる大好きな想い!マッダーラブリー!

目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!

皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!

皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!

前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!

皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!

仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!

誰もが持つ夢の輝き!アクリクトドリーム!

チームを纏める司令塔!ウルトラマリンリスポンスィブル!

仲を良くする橋渡し!トパーズリンク!

輝け!29色のカラー!カラーズヒロインズ!

カラーズスキャン!

皆から教わった人との繋がり!バイオレットボンズ!

ルーク「知さんも変身した!『凄い、青くてフワフワして、キラキラして』ウウッ!カ・ラ・ー・ズ」

メニーハピネス!

ウィーク「ウウッ!」

フレンドリーソニック!

ステイ「フッ!こんなの簡単!」

コンシダレットアシスト!

ステイ「嗚呼!」

ルーク「うわあ!・・・、一体・・・、なにが・・・?」

ファーストアドミレイション!

ウィーク「ルーク!そんなところで何をやってる?」

ルーク「ルーク?」

ウィーク「俺の本気でそれ!」

インタレスト「ルーク!逃げて!」

フッ!

バコーン!

ウィーク「てめえ!何しやがる!」

ルーク「それはこっちの台詞だ!」

ステイ「何だと?」

ルーク「もう少しで俺に直撃だったじゃないか!仲間を殺す気か?」

スマイル「もしかして?」

インタレスト「記憶が!」

ルーク「ああ、何だ?」

インタレスト「ルーク、記憶が戻ったのね?」

ルーク「知らねえよ!」

インタレスト「良かった」

ルーク「何を喜んでるんだよ!変な奴!」

インタレスト「だって嬉しいんだもん!それが私の素直な気持ちだから!」

ステイ「邪魔だルーク!それっ!喰らえカラーズ!」

ルーク「フッ!」

スマイル「あれ?」

パッション「何するのよ!」

ステイ「コラー!ルーク!何邪魔するんだ!」

ルーク「悪い、悪い、ちょっと力加減間違えた!」

インタレスト『もしかして助けてくれた?』

ルーク「これで貸し借りゼロだ!」

インタレスト「ありがとうね!」

ルーク「ああ、面白くないから俺は先に帰るわ!」ビュン!

ウィーク「おい!ルーク!」

スマイル「あんた達はまだ帰さないわよ!」

インタレスト「私達の力を見せてあげるわ!」

フォームチェンジ!

ピンクスマイル!ピンクブルーバージョン!

ブルーインタレスト!ブルーピンクバージョン!

2つの力を1つの力に!

ドキドキスマイルハートシュート!

ライトインタレストビューティーアロー!

ステイ「うわあ!」

ウィーク「来るな!」

ビュン!

スマイル「インタレスト!」

インタレスト「スマイル!」

2人「タッチ!」

帰り道

笑「知ちゃん」

知「何?」

笑「知ちゃんの想いはきっとルークに届いてると思うよ!」

知「それはどういう意味?」

笑「ルークは知ちゃんに対して恩を感じたのなら、説得の余地がある、つまりいつか仲良くなれるよきっと!」

知「笑、ありがとうね!」

一方その頃
ルーク「何なんだ?この気持ち?」

次回予告!
祈留に新たな仕事が舞い込む!
最初は断るも、目が無い『ドーナツ』と聞いた瞬間即OKする祈留!
カラーズも応援に行くことに!
するとそこには祈留のライバル、三星美咲が!
更に『ドーナツ1年分』を掛けて美咲と祈留で3本勝負をすることに!
果たして?
次回ナンバーカラーズ!
祈留vs美咲!ドーナツを掛けた勝負!

Re: ナンバーカラーズ ( No.180 )
日時: 2024/11/29 21:54
名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)

知「・・・」

植「何してるの?」

知「植?」

植「昨日の事気になる?」

知「ええっ・・・」

植「知は正しい判断をしたよ!」

知「そうであって欲しいわ!」

植「和解までは行かなくても、ルークだって知に助けて貰った恩は忘れない筈だよ!」

知「そうよね、ありがとう」

部室

トントン

鷹山「祈留ちゃん!」

笑「ええっと、どちらさん?」

忠加「祈留のマネージャーよ!」

相「このおじさんが?」

任「コラ!失礼ではないですか!」

祈留「それで何でしょうか?」

鷹山「実は新しい仕事を・・・」

祈留「あの、私今活動休止中でカラーズに集中しようと・・・」

心美「そうにゃ、そうにゃ!」

鷹山「せめて、企画名だけでも・・・」

祈留「人数も多くなって忙しくなるって言うのに・・・」

鷹山「近所のドーナツ屋さんのリポートなんだよ!」

夢「祈留がそんなのに釣られるわけ・・・」

祈留「ドーナツ?」

夢「えっ?」

鷹山「収録終わりには新作のドーナツも貰えたり・・・」

祈留「やります!お願いします!」

第168話・祈留vs美咲!ドーナツを掛けた勝負!

ダークSide

ブロック「それでルークはどこへ行った?」

ステイ「さあ?」

ウィーク「知らねえ!」

ステイ「あの後、勝手に1人でどこか行ったしな!」

ウィーク「まさか、アイツまでカラーズの味方になるとか?」

フリー「あり得ねえって!」

ハード「そうなったら溜まったもんじゃない!」

次の日

祈留「ここが某ドーナツショップの新店舗か!」

忠加「あんた小さい時からドーナツに目が無かったわね!」

心美「祈るんにはちゃんと目があるよ!」

夢「バカ、『目が無い』は『その食べ物が好き』ってことよ!」

心美「そもそも、何で忠加ちゃんが知ってるにゃ?」

忠加「いや、幼稚園時代から知ってるし!」

笑「うわー!」

相「カメラが沢山!」

輝「私達もテレビデビュー?」

元「しないからね!」

知「私達はここで見学よ!」

情子「祈留先輩を見守るだけよ!」

3人「そんな・・・」

相「今日のために、おめかししてきたのに!」

愛美「全く、何歳ですか!」

輝「良いもん!中学時代リアルヒーローショーやったから!それで良いもん!」

笑「リアルヒーローショー?」

相「何それ?」

羽加「話せば長く成るんだけど・・・」

楽子「遊園地のステージのお手伝いしてたら、突然敵がやってきて・・・」

夢「ほのぼのアニマルショーが、ド迫力のアクションショーに変わっちゃったのよ!」

繋「まあ、皆喜んでたから良かったけど・・・」

情子「むしろ、どうやって変身したのよ?」

任「ライトを強く照らさせて観客が目を閉じてる間に・・・」

笑「いいなあ!」

輝「また、やりたいなあ!」

夢「嫌よ!どう誤魔化せっていうのよ!」

楽子「そうですよね・・・」

プロデューサー「おはよう祈留ちゃん!」

祈留「おはようございます、今日はよろしくお願いします」

プロデューサー「期待してるよ」

美咲「おはようございます!」

祈留「あっ、美咲ちゃん!」

美咲「覚えてたのね?」

心美「あんだけ、言い寄ってたのに覚えてない筈がないにゃ!」

忠加「コラ!心美乱入するな!」

心美「にゃ~・・・」←引っ張られる

輝「うわー・・・」

笑「緊張してきた・・・」

情子「あんたらが緊張してどうするのよ?」

望「あと、笑先輩頭のリボンは?」

プロデューサー「それでは本番、ヨーイスタート!」

カッチン

祈留「初めまして山吹祈留です!」

美咲「皆さん、こんにちわ!週末の天使ミッチーこと、三星美咲です!
   今日は慣れない新人の祈留ちゃんを引っ張って行きたいと思います!」

心美「乱入してアイツ突き飛ばして来て良い?」

忠加「奇遇ね、私も殴り飛ばしたくなったわ!」

元「止めなさい!」

羽加「2人とも落ち着いて!」

楽子「気持ちは分かるけど・・・」

祈留「では、早速レッツゴー!」

ウィーン!

祈留「わあ、美味しそう!このドーナツって、全部手作りなんですか?」

ドン!

祈留「ああっ!」

美咲「勿論手作りですよね?」

ドン!

美咲「何するのよ!」

忠加「あっ、すみません!このドーナツが気になって・・・」

楽子「忠加ちゃん!」

店長「すみません、今取材が入っておりまして・・・、あとでも宜しいですか?」

忠加「はい!邪魔者に仕返しできたので!大丈夫です!」←このセリフはカット

美咲「『誰が邪魔者よ!』ところでところで、お店のドーナツは全部で何種類あるんですか?」

店長「基本のフレーバーは・・・」

美咲「20種類」

店長「ええっと・・・」

美咲「ヤーダ、私自分で答えちゃった・・・」

パッ!

美咲「えっ?」

祈留「たしか、最近1種類増えて21種類では?」

店長「はい!その通りです!」

心美・ドヤ!

美咲「クー!」

祈留「私、ここのドーナツ大好きですファンなんです!特に米粉で作ったドーナツが・・・」

パッ!

美咲「私もここのドーナツのファンよ、何なら100万個食べたことあるわ!」

全員「ええっ!!!!」

情子「そんな食べたら糖尿成るって!」

プロデューサー「はい、カット!良いね!ちょっと余計な子入ちゃったけど、まあ、編集でなんとかするよ!」

経子「すみません・・・」

プロデューサー「この後は二人で3本勝負をして貰うよ!」

2人「3本勝負?」

プロデューサー「3回勝負して先に2回勝ったら、さっき言ってた新作ドーナツがご褒美として渡されるよ!」

祈留「新作ドーナツ?」

2人「やります!」

プロデューサー「最初の対決はお店のキャラクター作りいわゆるマスコットのデザインをお願いします!
        審査員は店長だよ!」

祈留「う~ん、絵は苦手なんだよな・・・」

美咲「これは勝った」

心美「祈るん頑張れ!」

店のテラス

輝「うわー、2人とも真剣だね」

笑「どんなの描くのかな?」

望「あの、リボン大きく成ってません?」

プロデューサー「まずは祈留ちゃんから!」

祈留「はい!」

店長「ほお!」

祈留「ドレスを着るお姫様をイメージして描いてみました!」

心美「可愛いにゃ!」

美咲「あんたはゆるキャラを分かってないわね!」

プロデューサー「次は、美咲ちゃんどうぞ!」

美咲「ゆるキャラとはこれよ!」

店長「おおっ!」

美咲「ここはドーナツショップなんだから、ドーナツを目立たせないと!」

プロデューサー「店長さん、判定を!」

店長「そうですね、ゆるキャラと言う意味では三星さんかな?」

美咲「ヨッシャー!」

心美「なんでにゃ!」

任「あなたは何を乱入してるんですか!」←心美を摘まみ出す

忠加「まあ、可愛さなら祈留だけど、ゆるキャラって話に成るとアイツの方なのよね・・・」

美咲「名前を言いなさいよ!」

忠加「まず、あんた誰よ?」

祈留『忠ちゃんは会ったこともなければ、空白の期間合ったからな・・・』

プロデューサー「続いて2回戦は食レポ対決!2人にはこちらのをドーナツを食べて食レポをして下さい!」

祈留「じゃあ、私から!」

サクッ!

祈留「う~ん、このサクッとした口当たり、チョコレートのほろ苦さと中の生クリームの甘さが見事にマッチして本当に美味しい!
   それにはみ出してしまう程のクリームが最高!」

忠加「うわー・・・」

心美「食べたくなってきたにゃ~・・・」

楽子「ヨダレ!ヨダレ!」

美咲「次は私よ!」

サクッ!

美咲「何て言う美味しさなの?まるでチョコレートの空に甘いホイップクリームの雲が浮かんでいるよう!
   そこへ誘われる私!スイートスカイへインザダイブ!このハーモニーは夢のよう!」

忠加「・・・、何が言いたいの?」

心美「ちょっと何言ってるのか分からないにゃ!」

美咲「なんでよ?」

店長「これは祈留ちゃんね!」

美咲「あんたらのせいじゃない!」

忠加「皆、どっちが良かった?」

全員「祈留!(ちゃん)!」

美咲「何よ!」

プロデューサー「さあ、次が最後の対決だよ!」

輝「面白くなってきたね!」

笑「どうなるんだろう?」

望「リボン増えてる!」

プロデューサー「最終対決はこちら!」

パッ!

美咲「これって?」

祈留「私達が考えたゆるキャラ?」

プロデューサー「最後はこれを着て、レースをして貰います!」

全員「ええっ!!!!」

美咲「っていうか、こんなのいつ作ったのよ?」

支「私と・・・」

相「私が協力して作りました!」

カラーズ「いつの間に!?」

取り敢えず着てみる2人

美咲「着心地は悪くないわね」

祈留「ピッタリ!」

相「当たり前よ!私が寸分の狂いもなく作った特注なんだから!」

全員「えっ?」

笑「相はメジャー無しで人の体型を測ることが出来るの!」

輝「怖いよ!」

祈留「それってもしかして?」

相「あんたらの体型にしか合わせてない!」

美咲「誰も着れないじゃない!」

支「そういうと思って、調節出来ますよ!」

美咲「あら、そうなの・・・」

プロデューサー「お店周辺の商店街を走って一周して貰います!距離は1㎞です」

忠加「まあまあ距離あるわね・・・」

心美「遅い子でも5分は掛かるにゃ」

経子「どう見ても走りにくくない?」

友子「所詮ゆるキャラよ!」

美咲「ふん、スカート擦らして走れるの?」

祈留「美咲ちゃんこそ、そんな大きな頭でバランス取れるの?」

美咲「絶対負けないわよ!」

祈留「私だって・・・」

プロデューサー「位置について、ヨーイ・・・」

パン!

商店街

ギャラリー「頑張れ!」

祈留「ドーナツ宜しくね!」

美咲「駅前のドーナツ美味しいわよ!食べないと損よ!」

祈留「あっ!」

美咲「お先!」

忠加「祈留!あんたの力はそんなもんなの?」

心美「ドーナツ取られて良いのかにゃ?」

祈留「忠ちゃん、きっちゃん!ありがとう!」

中間地点

祈留「運動神経悪い私でも追い付けるってことは、やっぱり重いんじゃない?」

美咲「バーカ!先先行って余裕で勝っても面白くないから遅く走ってるのよ!『重!飛ばしすぎた・・・』」

最終コーナー

輝「来たよ!」

繋「でも、三星さんが先だよ・・・」

任「まだ逆転は可能です!」

夢「祈留!頑張れ!」

元「あの2人は絶妙に祈留との距離取ってる!」

楽子「どうしても近くで応援したいのね・・・」

ゴール50m手前

美咲「この勝負・・・、私の・・・、勝ち・・・」

ズキッ!

美咲「あっ!」

全員「あっ!」

バタン!

タッタッタッ!

パン!パン!

祈留「やったー!勝ったー!」

忠加「祈留!」

心美「祈るん!」

祈留「えっ?」

バタン!

忠加「あんたやるじゃない!」

心美「足遅いのに頑張ったよ!」

祈留「2人ともありがとう!」

美咲「そ、そんな・・・」

ニヤリ!

アノワーク「その感情よ!石となれ!フィーリングブロック!」

美咲「嗚呼!」

祈留「美咲ちゃん!」

スーパームカンシーン!

ギャラリー「キャー!」

愛美「どうしましょう?」

望「皆、パニックに成ってる!」

元「皆、今すぐお店の中へ!」

カラーズ「はい!」

カラーズチェンジ!

どんな時でも笑顔が1番!ピンクスマイル!

冷静沈着な支え柱!ホワイトサポート!

頼りになるムードメーカー!アクアパートナー!

純粋無垢な自然な姿!グリーンナチュラル!

燃える心!魂の情熱!ベルミリオンパッション!

温かい抱擁!助けたい想い!レインボーヘルプ!

目の前にある幸せの塊!クリムソンハピネス!

培ってきた知性の輝き!ブルーインタレスト!

重ねて知った多くの経験!パープルエクスプレス!

絆が繋ぐ友情の証!インディゴフレンド!

信じ合える仲間への信頼!イエロービリーブ!

想いを込めた熱い愛情!レッドラバー!

理由の無い無限の助け!ブラックアシスト!

上を追った夢への憧れ!ルビーアドミレイション!

望みを捨てない夢への想い!ネイビーホープ!

誰かを助ける正しい力!ウィステリアフィディリティ!

ミスを補うフォロー役!チェリーセーブ!

太陽の様に輝く!希望の光!ゴールドライト!

悲しませない存在意義!スカーレットバリュアブル!

愛が繋げる大好きな想い!マッダーラブリー!

目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!

皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!

皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!

前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!

皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!

仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!

誰もが持つ夢の輝き!アクリクトドリーム!

チームを纏める司令塔!ウルトラマリンリスポンスィブル!

仲を良くする橋渡し!トパーズリンク!

輝け!29色のカラー!カラーズヒロインズ!

カラーズバラエティー!

好きだからこそのやりたい心!グレーライク!

護りたいものを守るために!イエローディフェンダー!

カラーズスキャン!

皆から教わった人との繋がり!バイオレットボンズ!

スーパームカンシーン!

美咲『私の夢が・・・、私の希望が・・・、ドーナツ食べたかった・・・』

アノワーク「はあ?何それ!たかがドーナツ1つに命掛ける必要ある?無駄な勝負なんて意味ないわ!」

シャイン「無駄な勝負なんかじゃない!」

スマイル「食べ物が恨みは怖いんだよ!」

スーパームカンシーン!

スマイル・シャイン「うわー!」

インタレスト「スマイル!」

チアフル「シャイン!」

パートナー「どう言うことなの?」

リスポンスィブル「多分、彼女の怒りの矛先が違うんだと思います!」

リンク「お姉ちゃん、どう言うこと?」

リスポンスィブル「ドーナツだけではない、彼女がうしなったものですよ!」

プレアー「アノワーク!」

ムード「プレアー?」

アノワーク「何よ?」

プレアー「あなたは私達がドーナツ1つで争っていたと思ってるの?」

アノワーク「一部始終見てたわよ!ドーナツを掛けて醜い争いを・・・」

プレアー「私と美咲ちゃんが争っていたのはドーナツだけじゃない!」

ムード「どう言うことにゃ?」

フィディリティ「芸能人は顔を売ってなんぼだから、名誉とかじゃないの?」

プレアー「それもある!でも、何より大切にしたかったのは、今回の場合お店への貢献よ!」

アノワーク「はあ?」

プレアー「私達有名人が宣伝することによって、この店を多くの人に知って貰えることが出来る、そして繁盛すれば自分達のお陰で、お店に貢献出来たと実感が沸く!
     私達はその為に頑張ってたのよ!それを『たかがドーナツ1つ』の争いで切るなんて許さない!」

プレアーウィング!

スーパームカンシーン!

フィディリティ「ドリームお願い!」

ドリーム「分かったわ!ヒューマンライトポット!山吹!明るい結晶!カムバック!」

ポンポン、ビューン、ポッ!

リンク「皆!」

3人「OK!」

フォームチェンジ!

ウィステリアフィディリティ!ウィステリアライムブライトトパーズバージョン!

ライムムード!ライムブライトトパーズウィステリアバージョン!

ブライトプレアー!ブライトウィステリアライムトパーズバージョン!

トパーズリンク!トパーズウィステリアブライトライムバージョン!

4の力を1つの力に!

フィディリティタクト!

ムードタクト!

プレアータクト!

リンクタクト!

4つの想いを届け!

フォースシンクトルネード!

スーパームカンシーン「ホワワワワ・・・」

アノワーク「腹立つ!」ビュン!

その後

美咲「あれ?私は?」

祈留「あっ、気が付いた?」

美咲「祈留!」

祈留「美咲ちゃん、一緒に食べよ!」

美咲「良いの?」

祈留「良いんだよ!貰ったのは私だけど、どうするのかは私の勝手じゃん!」

忠加「早くしないと、私達が食べちゃうわよ!」

心美「美味しいにゃ!」

繋「皆が好きに成る理由が分かるにゃ!」

美咲「ああ!あんたらは関係無いでしょ!」

その後ドーナツパーティーを楽しむメンバーだった

次回予告!
メンバーの衣装イラスト担当の支
元々絵を描くこと自体は好きで、何枚も描いている。
ある日、絵本コンクールと言うものが開かれると聞き、
支も挑戦してみることに!
初めは何を描くのか戸惑いつつもなんとか描きあげる。
しかし提出しようとしたその日ウィークと鉢合わせし、行く手を阻まれる!
タイムミリットは午後5時!間に合うのか?
次回ナンバーカラーズ!
絵本コンクールに挑戦!支の描いた絵本!

Re: ナンバーカラーズ ( No.181 )
日時: 2024/11/29 22:48
名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)

ある日の部室

相「それ!ジャーン!」

羽加「相って服を作ることに関しては本当に凄いね!」

相「なんか棘がある感じだけど、着る人の事を第一に考えてるからね!デザインとかはその後なのよ!」

羽加「へー!しかもメジャーも使わずに人のスリーサイズを分かるって、怖いね!」

相「凄いって褒めなさいよ!」

羽加「だって下手したらプライバシーの侵害じゃん!」

相「私は口は固いから!本人にしか確認取らないわ!100%合ってるかどうかも分からないしね!」

羽加「多少の誤差とかあるもんね!」

相「デザインの方は絵が得意な支に頼んでるわ!いつも、皆の要望に答えてくれるものに成ってるから!」

羽加「へー!」

支「そんな褒められるものでは・・・」

ちょこちょこ・・・

バン!

支「どうしたの?愛ちゃん?」

愛「あい、あーい!」

羽加「絵本読んで欲しいのかな?」

相「いつもは真っ先にお姉さんとこ行くのに、あれ?助奈は?」

情子「援と望と一緒に買い物行ったわよ!愛美も居ないし・・・」

支「分かった、支お姉さんが読んであげるね!」

愛「あーい!」

支『フフ、こんな妹欲しいなあ!』

第169話・絵本コンクールに挑戦!支の描いた絵本!

支「誰か?代わって!声がガラガラだよ!」

相「10冊も感情的に読むからよ!」

切奈「愛ちゃん、お姉さんが読んであげるよ!」

愛「あい!」

祈留「そう言えば、そろそろ1次予選が始まる時期では?」

忠加「そう言えば、オンラインでやるライブだから、背景の絵を誰か描いて欲しいって姉御が言ってたような?」

羽加「ああ、さっき体育館で楽子ちゃんが頼まれてた筈だよ!」

ガラガラ

輝「皆!ちょっと来て!」

全員「?」

体育館

楽子「どうかな?あまり自信無いけど・・・」

愛「あーい!」

切奈「愛ちゃんは綺麗だって言ってるようだよ!」

相「まあまあな出来って感じね!」

情子「なんで上から目線なのよ!」

笑「凄い!私には描けない!」

情子「あんたの場合は絵心の問題よ!」

支「わあ、まるで人魚が居るみたい!」

夢「人魚?」

任「確かに、見えませんが、人魚が居てもおかしくありませんよね?」

楽子「ああ、入れとけば良かった!でも、人魚って描いたこと無いんだよな・・・、描けるかな?」

支「私が描きましょうか?」

楽子「描けるならお願い!」

数分後

全員「凄い!」

輝「まるで今にも動き出しそうな貫禄!」

元「本当に良い背景だね!」

笑「こうなると、ライブは海をイメージしてやりたいよね?」

全員「賛成!」

助奈「ただいま!」

援「衣装の材料買ってきましたよ!」

望「わあ、綺麗な人魚!」

助奈「誰が描いたの?」

笑「なっちゃん!」

情子「あんたが誇らしげに言ってどうするのよ!」

支「背景は私なんだけどね!」

援「そう言えば、支って絵描くの上手いよね!人の似顔絵描いてたときもそっくりだったし!」

笑「うんうん!私なんかと比べ物に成らなかったし!」

望「そう言えば、さっきこんなチラシを貰ったんですけど・・・」

友子「『絵本コンクール』?」

笑「良いんじゃない?やってみたら?」

支「えっ?でも・・・、絵は確かに得意だけど、お話となると・・・」

植「じゃあ、私と合作なんかどうかしら?」

支「植さん!」

植「私、小説好きだから、ストーリー作るの得意だし!」

元「植は昔から活字の本ばっか読んでたもんね!」

支「でも・・・」

知「支さん、入賞や受賞は狙わなくていいです!」

支「えっ?」

知「こう言うコンテストに初挑戦する時は、良い賞を取ることを考えず、作品自体を完成させて、自分の実力を図って次に繋げることが大事なんです!」

支「知さん・・・」

笑「よく言うよ!」

植「いつだったか、『世の中結果が全て』とか言ってたのはどこよ誰だったかしら?」

知「何か言ったかしら?💢」

笑・植「いえ、何も・・・」

支「私、挑戦してみます!」

輝「私も応援してるよ!」

愛「あーい!」

切奈「愛ちゃんも応援してるって!」

支「ありがとう、でも締め切りが2週間後か・・・」

経子「あなたは両立出来るほど器用だし、練習の合間にやったらどう?」

植「私と一緒に考えよう!なっちゃんメインで!」

支「はい!」

学校近くの公園

※この日は土曜日

笑「じゃあ、私達は各々練習しとくよ!」

支「ありがとう!」

植「どんなお話にする?」

支「う~ん、山の中にさらさらと流れる川、そこに大きな桃が・・・」

植「それは桃太郎だね!」

支「じゃなくて瓜が・・・」

植「瓜子姫だね」

支「じゃあ、カボチャが流れてきて・・・」

植「うんうん・・・」

支「中から可愛い女の子が・・・」

植「新でのシンデレラかな?」

支「じゃなくて竹から出てきた女の子・・・」

植「かぐや姫かな?」

数分後

知「それで進まなかったと?」

植「別のお話が混ざっちゃったようで・・・」

支「すみません・・・、これをやりたいって気持ちが出てこなくて・・・」

愛美「貸してあげたらどうですか!」

愛「やー、やー!」

支「どうしたの?」

助奈「この男の子が愛が使ってる砂場セット貸してって言ってるんだけど、愛が貸さないのよ!愛美は『仲良く遊びなさい』って注意してるんだけど・・・」

望「こう言うとこ助奈そっくりですね!」

助奈「止めてよ!」

祈留「まあまあ、こう言うことは誰にでもあるよ!」

愛美「独り占めはいけません!仲良く遊ぶには、少しくらい貸したらどうなんですか?」

愛「やー!」

愛美「何するんですか!」

助奈「ちょっと、愛美!」

愛美「あなたが甘過ぎるから・・・!」

植「愛美ちゃん落ち着いて!」

支「ねえ愛ちゃん、愛ちゃんが好きなおもちゃで、お友達と遊べたら、きっともっと楽しいんじゃないかな?」

愛「やー!」

男の子の母親「すみません、家の子が!」

助奈「いいえ、こちらこそ・・・」

愛美「そんな言い方が?」

植「頭ごなしに言っても、聞かない子は聞かないよ!まずはポジティブな言葉で勧誘する言い方をすれば、悪い気はしないよね?」

助奈「これは私も知らなかった、むしろ自分に重ねてたから何も言えなかったのよ!」

幸「助奈、その気持ち分かるよ!」

友子「私も!」

支「でも、愛ちゃんには分かってもらえなかった・・・」

ベンチの親子

母親「竜宮城はそれはそれは美しいお城でした」

支「そうだ!ごめん!私家に帰るね!」

笑「えっ?なっちゃん!」

植「待って!何か思い付いたのよ!」←笑の腕を掴む

支『待ってて、愛ちゃん』

次の日

相「ええっ!!!!昨日から引きこもってるの?」

笑「うん、あんななっちゃんは初めてだって、なっちゃんのお母さんが言ってた!」

大好「はい!」

笑「大好さん!」

大好「なっちゃんが絵本描いてるって聞いたから、差し入れ買ってきたの!」

相「大好さんが直接行けば?」

大好「こう言うのは親しい人の方が良いの!笑ちゃん、私の代わりにお願いね!」

笑「分かりました!ありがとうございます!」

支の部屋

トントン

笑「なっちゃん、入るよ!」

ガチャン

支←集中してる

笑『そーっと・・・』

支「笑ちゃん、ありがとう!」

笑「わっ、どういたしまして!あっ、お菓子は大好さんの差し入れだけどね!」

支「なんかね、頭にストーリーが出来上がってくると楽しいの!」

笑「うん、そうだよね」

それから数日後

夢「意外と早めに出すのね!」

元「どっかの誰かさんと違って夏休みの宿題をギリギリに終わらせるようなことはしないのよ!」

夢「終わらせるだけマシでしょ!」

元「それはそうだね」

輝・心美←ギリギリまで溜めて終わらない2人

相「でもこんな早く終わるなんて!」

支「頭に、起承転結が出来ると、もう何書いて良いのか分かるから、ペンが止まらなかったの!それにライブ本番までに少しくらい余裕欲しかったし!」

救子「オフコース!支と合わせられなかったら何も始まりません!」

忠加「提出はどこなのさ?」

支「市役所だよ!でも、午後5時には閉まっちゃうんだよね・・・」

笑「水曜日は早めに帰れるから、チャンスって事だね!」

情子「まだ、1時間あるから何もなければ余裕余裕!」

ウィーク「なんだ?その手元にあるのは?」

笑「ウィーク!」

相「何しに来たのさ?」

ウィーク「フフフ、大事そうにしてるもの程壊したくなるのがタチなんでね!」

羽加「うわあ、外道!」

祈留「血も涙もない!」

ウィーク「何度でも言え!俺からしたら褒め言葉さ!今日はコイツだ!出てこい!スーパーマックーラ!この世を真っ暗に染めてしまえ!」

スーパーマックーラ!←モデル・信号

大好「こんな時に・・・」

切奈「邪魔するなんて・・・」

笑「許さない!」

カラーズチェンジ!

どんな時でも笑顔が1番!ピンクスマイル!

冷静沈着な支え柱!ホワイトサポート!

頼りになるムードメーカー!アクアパートナー!

純粋無垢な自然な姿!グリーンナチュラル!

燃える心!魂の情熱!ベルミリオンパッション!

温かい抱擁!助けたい想い!レインボーヘルプ!

目の前にある幸せの塊!クリムソンハピネス!

培ってきた知性の輝き!ブルーインタレスト!

重ねて知った多くの経験!パープルエクスプレス!

絆が繋ぐ友情の証!インディゴフレンド!

信じ合える仲間への信頼!イエロービリーブ!

想いを込めた熱い愛情!レッドラバー!

理由の無い無限の助け!ブラックアシスト!

上を追った夢への憧れ!ルビーアドミレイション!

望みを捨てない夢への想い!ネイビーホープ!

誰かを助ける正しい力!ウィステリアフィディリティ!

ミスを補うフォロー役!チェリーセーブ!

太陽の様に輝く!希望の光!ゴールドライト!

悲しませない存在意義!スカーレットバリュアブル!

愛が繋げる大好きな想い!マッダーラブリー!

目指す夢を追い求めて!タンヂェリーンシャイン!

皆を引っ張る元気な心!トゥルグウァイスチアフル!

皆に届ける音楽の力!ブロンズミュージック!

前向きに変えるムードメーカー!スカイフェザー!

皆を沸かす笑顔の風船!ライムムード!

仲間との協力!信頼の祈り!ブライトプレアー!

誰もが持つ夢の輝き!アクリクトドリーム!

チームを纏める司令塔!ウルトラマリンリスポンスィブル!

仲を良くする橋渡し!トパーズリンク!

輝け!29色のカラー!カラーズヒロインズ!

カラーズスキャン!

皆から教わった人との繋がり!バイオレットボンズ!

スーパーマックーラ!

ラブリー「サポート、先に行って!」

サポート「えっ?でも・・・、マックーラを倒すことの方が・・・」

フェザー「ここは私達で食い止めるから!」

エクスプレス「私達が何人居ると思ってるの?」

ミュージック「絶対倒すから!」

ドリーム「私達を信じなさい!」

サポート「分かった!ありがとう!」

スーパーマックーラ!

サポート「あれ?」

全員「サポート!」

パートナーショック!

ドキドキスマイル!

スーパーマックーラ!

パッ!

パートナー「あれ?」

スマイル「動けない!どう言うこと?」

パッ!

スーパーマックーラ!

ドン!

スマイル・パートナー「嗚呼!」

サポート「スマイル!パートナー!」

フイディリティ「サポート!ここは良いから早く行け!」

サポート「分かった!」

スーパーマックーラ!

サポート「また・・・」

ナチュラルウォール!

サポート「ナチュラル!」

ナチュラル「私が食い止めてる間に!」

サポート「ありがとう!」

エクスプレス「赤に成ると、360度全体が止まるようね!」

フレンド「サポートが動けてる以上範囲は限られてるけど、どこまでか分からない・・・」

セーブ「何か防御すれば回避出来るけど・・・」

チアフル「赤信号を壊せば良いんだよ!」

リスポンスィブル「だとしてもどうやって壊すんですか?」

ラバー「私に考えがあります!」

3人「えっ?」

ムードパンチング!

スーパーマックーラ!

ムード「ニャー!止まっちゃったにゃ!」

パッション「あんたのせいで私らまで止まってるのよ!」

スーパーマックーラ!

カラーズ「うわあ!」

ウィーク「いけー!スーパーマックーラ!止めだ!」

パリン!

ウィーク「何?誰だ?赤信号を割ったのは?」

エクスプレス「作戦が決まったわ!」

ウィーク「何だと?」

セーブ「さあ~て、この中で誰が居なくなってるかしら?」

フレンド「言っとくけど、1人だけとは限らないよ!」

ウィーク「まさか?」

ラバー・アシスト「ソーレ!」

ウィーク「わあ!殺す気か!」

アシスト「チッ、外した!」

ラバー「血を見るよりはマシですよ!」

スマイル「ラバー!アシスト!」

エクスプレス「アシストの力を利用させてもらったわ!この中で空間的移動が出来るのはアシストだけだから!」

フォローパートナー!

スーパーマックーラ!

スマイル「フイディリティ!」

フイディリティ「OK!ヒューマンライトポット!白!戻れ!明るい結晶!」

ポンポン、ビューン、ポッ!

サポート「皆!」

カラーズ「サポート!」

スマイル「丁度良かった!お願い!」

サポート「勿論!」

フォームチェンジ!

ピンクスマイル!ピンクホワイトバージョン!

ホワイトサポート!ホワイトピンクバージョン!

2色の力を1つの力に!

スマイルサポートスクリュー!

スーパーマックーラ・キラキラキラキラ・・・

スマイル「そう言えば、締め切りは?」

サポート「大丈夫!ちゃんと提出出来たよ!」

パートナー「まさか、その格好で?」

サポート「ちゃんと解除して、戻ってきたよ!」

展示会当日

笑「あっ、これかな?」

相「何々?『女の子は森で大きなブランコを見付けました』」

情子「『そこへ男の子がやってきました』」

切奈「『「のせて!」「いいよ」女の子は男の子と一緒にブランコに乗りました』」

愛「あーい?」

助奈「『すると森の動物たちが次々とやってきて、皆仲良くブランコで遊びましたとさ』上手いわね!」

愛美「良いですか、愛!1人も楽しいですが、皆と一緒に遊ぶ邦画もっと楽しいんですよ!」

相「相手によるけどね!」

愛美「落とさないで下さい!」

支「ごめんね、落選しちゃったけど・・・」

知「何言ってるのよ!」

植「初めてにしては上手く描けてるよ!」

経子「それに他の人比べて、自分に足りないものを見るのが成長屁の近道でしょ!」

支「先輩方、ありがとうございました」

次回予告!
ある日笑の元に優木陸斗が現れ、笑の弟子に成りたいと志願する。
陸斗は生徒会長選挙の時に、笑が野球部とサッカー部の喧嘩を止める姿を見て笑に憧れたそうだ。
それを受け入れた笑、早速笑生徒会長の元で笑と同じ行動を取ろうとするも空回りする陸斗!
対には、笑と言う存在が程遠く感じ自信を失くしてしまう。
そこに、ブロックが現れ陸斗を利用する!
果たして救えるのか?
次回ナンバーカラーズ!
陸斗の弟子入り志願!生徒会長笑の1日!


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