ラバソウ 警視庁刑事部捜査一課第二強行犯捜査第四係
作者/ゆぅ

Mystery1【パーティをはじめる前でも落ち着いて】-40
「・・・どーゆー事や、コレ」
と陣内。千尋も困惑する。
そして千尋は考えながら机の引き出しを開けた。
そこにはたくさんの資料が入っていたが、一つクリアファイルを見つけた。
たくさん紙類が入っているが、引き出しの中は全く埃をかぶっていなかった。
瞬間、千尋は目を閉じて頭の中に色々な文字、映像、言葉が流れる。
今回の事件に関しての事だ。
そしてしばらくの沈黙のあと、千尋は目を開けて二人の方を見て呟いた。
「・・・あたし、犯人わかっちゃいました」
千尋はそう言って口元に妖しい笑みを浮かべた。
「ホンマかいな!?誰や、誰なんや」
陣内が食いついてくる。
まったく、アホな野郎だぜっ。
そう思いながら千尋はアホな上司をなだめた。
「まあまあ、落ち着いて下さい。とにかく。真山さん、一旦さっき言ってた話、詳しく教えてくれませんか」
千尋はそう言って真山を見た。
真山は不思議そうに訊く。
「・・・さっきの話?」
「ほら、小説が二十年間出てなかっただとか、はじまり方がそうだとか、パイナップルだとか」
「・・・いいだろう。アホな君に話してやらん事もないぞハハハッ」
真山はそう言って高笑い。
腹の立つ野郎だ。
千尋は苛立ちを我慢する。
「・・・どーゆー事や、コレ」
と陣内。千尋も困惑する。
そして千尋は考えながら机の引き出しを開けた。
そこにはたくさんの資料が入っていたが、一つクリアファイルを見つけた。
たくさん紙類が入っているが、引き出しの中は全く埃をかぶっていなかった。
瞬間、千尋は目を閉じて頭の中に色々な文字、映像、言葉が流れる。
今回の事件に関しての事だ。
そしてしばらくの沈黙のあと、千尋は目を開けて二人の方を見て呟いた。
「・・・あたし、犯人わかっちゃいました」
千尋はそう言って口元に妖しい笑みを浮かべた。
「ホンマかいな!?誰や、誰なんや」
陣内が食いついてくる。
まったく、アホな野郎だぜっ。
そう思いながら千尋はアホな上司をなだめた。
「まあまあ、落ち着いて下さい。とにかく。真山さん、一旦さっき言ってた話、詳しく教えてくれませんか」
千尋はそう言って真山を見た。
真山は不思議そうに訊く。
「・・・さっきの話?」
「ほら、小説が二十年間出てなかっただとか、はじまり方がそうだとか、パイナップルだとか」
「・・・いいだろう。アホな君に話してやらん事もないぞハハハッ」
真山はそう言って高笑い。
腹の立つ野郎だ。
千尋は苛立ちを我慢する。

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