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- Dear you don't believe
- 日時: 2017/10/22 18:14
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
うみねこのなく頃にをわしのストーリーにするために作ったお
原作とは全く違う物語となっております
バトベア、ベアバト、ベアト好きは見ないことをオススメします
ちなみに、朱志香=ベアト
嘉音=ベルン 紗音=ラムダ
です。
- Re: Dear you don't believe ( No.205 )
- 日時: 2018/01/01 12:55
- 名前: SSVD異端審問官 (ID: x/ARx04T)
デザート。
これは二人にとって最難関である。
100%の確率で、失敗する。
穏「これだけは厳しく指導するよ。御茶も満足にいれられない様じゃ、使用人として恥だから。」
穏音の表情がほんの少し変わる。
優しそうな顔だけど…。
紗音が小さな音をたててしまう。
すると穏音はそのカップを平手で弾く。
紅茶は紗音の服にかかる
紗「っつ…!」
嘉「姉さん…!お前よくも…ッ!」
穏音は紅茶の入ったカップを嘉音の頭の上で逆さまにする。
嘉音の髪は一瞬で濡れる
穏「嘉音ちゃん、言ったよね。僕の事をなんて言うか」
嘉「ご…ごめんなさい…ご…主人様…」
穏「僕はね、他の誰でもない。嘉音ちゃんの為に来てるんだよ?…そこんとこわかってんの?」
優しい表情は怒りに満ちていた。
嘉音の為…?とは何のことなんだろうか?
- Re: Dear you don't believe ( No.206 )
- 日時: 2018/01/01 20:06
- 名前: SSVD異端審問官 (ID: x/ARx04T)
朱「なんかちょっと…指導の割には酷くねぇ?」
ウ「あぁ同感だ。あんなの指導を通り越して調教だ。」
理「二人共言葉遣いを正してください。」
二人の言う事は確かに納得できる。
しかし次期当主である為、同意する事はできない。
理御はまだ小声で愚痴愚痴言う二人のお尻を抓る。
…そういえば、吾音君はどこに行ったんだろうか…
縁「ぅ…ん…」
ここは…六軒島…?なぜ…ここに…
痛む体を無理矢理起こす。
しかし、目立った外傷は特にない。
軽く、どこかにぶつけたのだろう。
縁寿は屋敷を目指して歩く。
- Re: Dear you don't believe ( No.207 )
- 日時: 2018/01/01 20:51
- 名前: SSVD異端審問官 (ID: x/ARx04T)
第五話:愛の試練
戦「え、え…縁寿なのか!!?」
みんながあんぐりとした表情で見てくる。
縁「えぇそうよ。…やっと会えた…お兄ちゃん…」
そっと戦人に手を伸ばした。
その時、何かにより弾き飛ばされる。
白く長い髪。大きな帽子…
縁「ワルギリア…」
ワ「あなたはあの子に招待されていないはずです」
やはり、あいつは敵、か。力ずくで奪い…
「なら招待します!!!」
何かが目の前に…
戦「ベアト…?」
雛「わ、私…その…誰かがかける未来なんて、嫌なんです!」
誰かがかける…
雛「だから、みんなが幸せになれるカケラを探しませんか…?」
急すぎる。でも本来ならば、この子が言う事が正しい…
朱「…そうだな!みんなで幸せになって来年にはハロウィンパーティーだぜ!!」
みんなががやがやと話だす。
縁寿はただ呆然としていた。
夢…なの?
雛「私は、朱志香さんの半身にも及ばない。」
朱「でも、ちゃんと決別できたんだ。ベアトリーチェはワガママを止めたんだ」
紗「紗代ちゃんは昔から決別できてたけどねー」
- Re: Dear you don't believe ( No.208 )
- 日時: 2018/01/01 21:04
- 名前: SSVD異端審問官 (ID: x/ARx04T)
縁「ってことはつまり…」
朱「ばばば戦人とその…//恋人になるぜ…//」
戦「いっひっひ!恥ずかしがるなよなぁ?」
ベアトはお兄ちゃんを諦めた。なら、もう幸せなんじゃ…
朱「だから、嘉音君。お別れしなきゃ。」
嘉「……何の事でしょうか」
朱「嘉音君も甘えっぱなしの自分とさよならして、人格を一人に絞れよ!」
…嘉音が多重人格者…確かに思い当たるとこはあるけど…
嘉「折角創り上げたものを、なぜ壊す必要が?」
紗「その浮気性を無くす為だよ。」
嘉音の表情が一瞬引きつる。
嘉「僕は好きな人なんて…」
紗「求めてるし求められてるんだよ。…だから、愛の試練をして、ふさわしい人格を決めようよ。」
- Re: Dear you don't believe ( No.209 )
- 日時: 2018/01/01 21:16
- 名前: SSVD異端審問官 (ID: x/ARx04T)
愛の試練
ゼ「やぁみんな!準備は良いかい!?」
フ「人格の皆さんには体を与えましょう!」
ゼパフル「ルールは簡単!!想い人とペアになって戦うも良し!!一人で戦うも良し!!最後に残った者の勝ち!」
二人の悪魔が叫ぶ。それが開幕の合図
嘉哉「ウィル…その…」
ウ「あぁ。一緒にがんばろう」
嘉哉「うん!」
一緒にいるだけで、こんなにも勇気が湧く。
好きだから、守ろうと思える。
例え、手足がもがれたって諦めない。
恋する資格を手に入れて、二人で幸せになる。
きっと、大丈夫。
怖くなんかない。
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