BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- Dear you don't believe
- 日時: 2017/10/22 18:14
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
うみねこのなく頃にをわしのストーリーにするために作ったお
原作とは全く違う物語となっております
バトベア、ベアバト、ベアト好きは見ないことをオススメします
ちなみに、朱志香=ベアト
嘉音=ベルン 紗音=ラムダ
です。
- Re: Dear you don't believe ( No.70 )
- 日時: 2017/11/06 16:38
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
親族会議の日。
真「ハロウィン!ハロウィンがしたい!!」
朝からずっとこの調子。
何度も親族会議は遊びじゃないと言ったのに。
なんでこの子はいつもこうなの?
どうしてこの子は言うことを聞いてくれないの?
イライラが募る。
真里亞はまだハロウィンハロウィンと連呼している。
黙らせるしかない。
楼「お菓子買ってあげるから黙って」
真「ママ本当?ありがとう!」
この店になら、ハロウィンのお菓子があるだろう。
真「うーいっぱいある」
楼「早くしないと遅れるわよ」
真「うーうー、このパンプキンマシュマロとオバケキャンディーが良い!みんなにあげるの!」
楼「わかったわ。これで良いのね?」
真「うん!ありがとうママ大好き!」
大好きと言われると、イライラが収まる。
なぜ小さな事であんなにイライラしていたのか、自分が馬鹿らしく思う。
あぁそうだ。嘉音君にありがとうと言えていない。
何かあげた方が良い。まだ子供、かと言って大人に近くなりつつある15歳の子。
何をあげれば喜ぶのだろうか…。
そういえば、家に行く途中にショッピングセンターに寄った時、ぬいぐるみがたくさんあるコーナーを見てた…
- Re: Dear you don't believe ( No.71 )
- 日時: 2017/11/06 16:53
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
もしかすると、嘉音君にとったらそういうのは珍しいのかも知れない。
楼「真里亞、このお人形の中ならどれが良い?」
真「うー…このクマさん!」
よし、じゃあこのクマのぬいぐるみにしよう。
留「おい、楼座遅ぇぞ」
楼「ごめんなさい。いろいろとあって…」
霧「?誰かにプレゼントを渡すのかしら?」
楼「はい、嘉音君に。真里亞がお世話になったし…いや私もお世話になったわね」
戦「楼座さん、お久しぶりっス」
黒「どーも。」
楼「え!?まさか戦人君と黒君!?大きくなったわね…!」
6年前とは、見違える様に変わっていた。
にしても、やっぱり双子だから似てる。
どっちがどっちだっけ?
楼「えーと、黒君は目が赤いのよね?」
黒「あぁ。」
そっけない…。昔は結構可愛い子だったのに。
黒『ろーざさん!おれおおきくなったら、ろーざさんのおむこになる!』
とか、可愛かったなぁ。
しかし、時がすぎて、そっけない子になってしまった…
- Re: Dear you don't believe ( No.72 )
- 日時: 2017/11/06 17:23
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
真「うー!ついたー!」
朱「よぉ、真里亞!」
真「トリックオワトリート!」
朱「さんきゅー!」
真「理御お兄ちゃんとウィルは?」
朱「用事があって二日前から出かけたぜ」
戦「やっぱ薔薇庭園最高だな!」
黒「やっぱお前の頭最低だな。」
戦「んだと!?」
黒「朱志香、あれ誰」
朱「嘉音君だよ。三年前に来たんだ」
楼「嘉音君、あの時はありがとね。お礼と言っちゃなんだけと、これ」
嘉「お、お礼なんて…僕がしなければならないのに」
楼「受け取って?ね?」
嘉「ま、まぁ、その、め、命令ならば…//」
嘉音は楼座からラッピングされた包み紙を受け取る。
そこにみんながやって来た。
戦「この子、誕生日なのか?」
楼「いろいろあったの。まぁその、お礼よ。嘉音君が気に入るかはわからないけど、開けてみて?」
嘉音は包みを開ける。剣を二つ持つ可愛らしいクマのぬいぐるみ。
嘉音の顔がぱぁと明るくなる。
嘉「楼座様、あ…ありがとうなのですよ、にぱー☆」
せめてものお礼として、可愛くお礼をしたのだろう
紗「嘉音君…かぁいいよぉ」
紗音は顔を手で覆い、かぁいいよ、かぁいいよと連呼する。
みんなは可愛いもの好きかな?と思い微笑む。
- Re: Dear you don't believe ( No.73 )
- 日時: 2017/11/06 18:05
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
昼食時
嘉音の兄、アカノンが訪れた。
ア「嘉音は元気にしてるー?」
夏「はい。とても元…気なんでしょうか?いつも無表情ですから…」
ノック音がし、失礼しますと声がする
扉を開け、嘉音と紗音が入って来る。
嘉「お食事のご用意兄さん!?」
ア「はろろーんぐ☆兄さんがはにゅー丸に乗って来たぞ☆」
嘉音とは明るさとテンションが違いすぎて、みんな笑う
アカノンは嘉音と残似している為、まるで嘉音がハイテンションの様に見える。
ア「嘉音んんー!あーんして〜!そしたらぎゅーしてあげる☆」
嘉「兄さん、あれ見て」
嘉音は外を指さす
しかし、珍しい物はない。
ア「えー?何があるのー?」
嘉「何も無いから黙って。」
ア「…はい」
みんなが笑う。
アカノンもつられて笑う。
黒は黙々と食べる。隣の戦人の肉を奪いながら。
戦「ん?あぁ!?俺の肉!!」
黒「なんで少ないんだろうな」
戦「黒が食べたんだろ!!」
黒「これ旨いな。戦人も食えよ」
戦「その前に肉返せ!」
- Re: Dear you don't believe ( No.74 )
- 日時: 2017/11/06 20:00
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
朱「雨降ったなー。」
戦「雨降ったら遊べるモン少ないからな〜」
真「じゃあハロウィンパーティー!」
朱「良いね!なんか仮装するか?」
譲「あ、じゃあ、トランプで負けた人は罰ゲームなんてどうかな?」
朱「戦人か黒に負けてほしいな!女装とかww」
黒「嘉音は参加できないのか」
朱「聞いてこようか?」
黒「ん」
しばらくすると、クマのぬいぐるみを抱きしめている嘉音がやってくる
嘉「失礼します。」
真「うー!嘉音!」
真里亞は嘉音に抱きつく。
嘉音は真里亞の頭を撫でる。
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