BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- Dear you don't believe
- 日時: 2017/10/22 18:14
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
うみねこのなく頃にをわしのストーリーにするために作ったお
原作とは全く違う物語となっております
バトベア、ベアバト、ベアト好きは見ないことをオススメします
ちなみに、朱志香=ベアト
嘉音=ベルン 紗音=ラムダ
です。
- Re: Dear you don't believe ( No.30 )
- 日時: 2017/10/29 21:53
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
絵羽は一人で部屋に隠った
夏妃は使用人と今後の事について話し
アカノンとヱリカと真里亞は書庫に。
黒「そういや、あんた婚約は?」
譲「…今はそれどころじゃない」
黒は舌打ちをする。
結果を知りたいのだろう。
朱「黒。時と場合を考えろよ。」
黒「なんか腹立つ。書庫行ってくる」
譲「行っちゃいけないかも知れないけど。黒君って苦手なんだよね僕」
朱「あー。ま、まぁわかるっちゃわかる…よ?」
扉が閉まる音がした。
戦人はすぐに黒の後を追いかけた
黒は薔薇庭園に居た
戦「黒!!」
黒はずっと俯いていた。
頬に伝う滴が涙と雨なのか、それとも雨だけなのか…
黒「な、なんだよ…泣いてねぇし」
戦人は黒を抱きしめる
戦「“泣いてんのか”なんて一言も言ってないぜ」
黒「るせぇよ…とにかく、これは雨だからな」
戦人は微笑む。
悪口とか絶えないけど、それはただ単に黒は、優しくしたり優しくされる事に馴れてないからそうなってしまうのだ。
優しく接したら、黒はテンパって頬を赤くし、もじもじする
そこは素直に可愛いなと思える
戦人は黒の頭を撫でる
黒「な、な…!何すんだよ…!」
戦「黒もまだ子供だな。部屋に戻ろうぜ?」
黒「…」
- Re: Dear you don't believe ( No.31 )
- 日時: 2017/10/30 17:27
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
朱「外に居たのかよ!?」
朱志香は二人の為に急いでタオルを持ってきてくれた
黒はゆったりとした動作で頭を拭く
まだ心の整理がついていないのかも知れない
朱「そーいやさ、黒、譲治兄さんに謝らないのか?」
黒「後で、謝る」
戦「今謝れよ、じゃなきゃ言わないだろ?」
黒は数秒うなだれたがすぐに、わかったと覚悟を決めた
朱「確か絵羽伯母さんの部屋に行ってたぜ」
黒「戦人着いてこい。」
戦人は苦笑いしながら黒と共に絵羽達の部屋に行く
ノックをする。しかし、返事がない。
声をかけても返事はなく、ドアノブを回して見るが、やはり開かない。
戦「ありぃ?寝てんのかな」
黒「…はてさて知らねぇな。わかんないと言うわけで撤退。」
戦「ったくよぉ…ねばるって選択支はねぇのかよ」
夕食
理「母さん、絵羽伯母さんと譲治君は?」
夏「寝ているみたいなので…今朝いろいろとあって疲れたのかも知れませんね」
真「うー。ママはいつ戻ってくるの?」
ヱ「あー…明日でしょうかね」
明日になれば、告げなければならない
だって、明日は警察が着てくれるのだから
ア「真里亞ちゃん、明日まで我慢できる?」
真「うー!できる!嘉音がいるもん!」
- Re: Dear you don't believe ( No.32 )
- 日時: 2017/10/30 17:52
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
最初は気づかなかったけど、きっとアカノン君と嘉音君を間違えているのかも…
_愛がないから視えないんだよ_
じゃあ、あの言葉は?
真里亞は一体何を言いたいんだろうか…
この殺人は…嘉音君が関係しているのだろうか…
結局、食事が終わっても絵羽と譲治は来なかった
そのため、源次と紗音が様子を見に行く
紗「…返事、ありませんね」
源「やはり、いないのだろうか」
紗音はドアに耳を当て、中の音を聞いてみる
紗「…テレビの音らしき声は聞こえます、しかし…それ以外は何も…中身は空かも知れません」
紗(あるいは、死んでるとか…)
源次はマスターキーを取り出す
紗「開けるんですか?」
源「もしも、万が一のことがあったなら…」
紗音と源次は生唾を飲み込む。
冷や汗が頬を伝う。
鍵を差し込み、鍵を開ける。
源「…すみません絵羽様…!」
ドアを開けようとしたが、開かない。
もっと詳しく言うなら、ちょっとしか開いていない
鉄の鎖が、入らせまいと…
源紗(チェーン…!!?)
源「南條先生と奥様を呼んでくる。紗音はチェーンを切断するように、余り一人になるな、危険だ…!」
紗「は、はい!」
紗(紗代ちゃんはバカじゃないし!)
- Re: Dear you don't believe ( No.33 )
- 日時: 2017/10/30 18:04
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
走っている途中、誰かとぶつかる
紗「ってぇ!前見ろよ…じゃなくて、お怪我はありませんか!?」
黒「…なんかあったのか」
紗「着いてきてください!」
紗音は黒を引っ張りながら、地下ボイラー室へ行き、チェーンカッターを取る。
そして、急いで部屋に戻る
紗「っえ?」
紗音は扉を見つめる。
帰ってくるまでにはものの数分しか経っていない。
なのに何故…でかでかと、魔法陣を描ける?
黒「なんだこれ…」
紗音は我に帰り、チェーンを切断する。
紗音と黒は中に入り、絶句する
黒「…まじかよ、これ…」
そこには、頭を杭で抉られ、死んでいる絵羽と譲治がいた。
- Re: Dear you don't believe ( No.34 )
- 日時: 2017/10/30 19:05
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
朱「ひでぇよ…一体誰が…」
ヱ「聞きたいことがあります。夕食前、皆様は何を?」
戦「俺と黒は薔薇庭園に」
夏「私とウィルさん、南條先生は客間にいました」
理「私たちは別室でいました。途中で譲治君は絵羽伯母さんの所へ行きました」
ア「僕とヱリカと真里亞ちゃんは書庫にいたよ」
郷「私は熊沢さんと源次さんと調理を」
紗「私は屋敷内の見回りをしていました」
紗(紗代ちゃん疑われちゃうー!)
ヱ「ふむ、紗音さんが怪しいですね。しかし、証拠が不十分です。証拠を探さないと…そういえば金蔵さんは?」
夏「返事がなくて…」
ヱ「…じゃあ見に行きましょう」
源次が声をかけるが、返事がないため鍵を開ける。
しかし、いない。中身は空だった。
夏「い、いない…!?」
夏妃は書斎をくまなく探したが、金蔵はいなかった。
ヱ「…いない」
黒「まさかとは思うが、じぃさんも殺人に巻き込まれたんじゃねぇか…?」
戦「否定はできないな…」
すると、何かが焦げる臭いがする
真里亞が鼻をつまみ、臭いと言う。
熊「火は消したはずですよ…まさかまた、ボイラー室が故障したんじゃ…」
夏「郷田、熊沢。見てきてください」
郷「は、はい」
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