BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- Dear you don't believe
- 日時: 2017/10/22 18:14
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
うみねこのなく頃にをわしのストーリーにするために作ったお
原作とは全く違う物語となっております
バトベア、ベアバト、ベアト好きは見ないことをオススメします
ちなみに、朱志香=ベアト
嘉音=ベルン 紗音=ラムダ
です。
- Re: Dear you don't believe ( No.55 )
- 日時: 2017/11/05 09:19
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
ガ「足元がお留守よ、お嬢ちゃん?」
アスモは黒い闇の中へ堕ちる。
しかし何故か、上から堕ちてきた。
それも傷ついた姿で。
ベルゼ「アスモ!!」
ベルゼが駆け寄る。
「まだ終わりじゃないよ!」
二つの声が響く。
それと共に、銃声が響く。
ベルゼ「っあ…!!」
二つの銃弾はベルゼに命中する。
赤い滴が飛び散る。
ゼ「フルフル!命中したね!」
フ「あぁゼパル!私達はすごいわね!」
縁「誰だって当てれるわよ。騒がないで。」
七姉妹やワルギリア、ベアトがベルゼとアスモに駆け寄る。
縁「さ、帰りましょう。弱すぎて話にならないわ。」
縁寿達が姿を消す。
いつの間にかラムダもいなくなっていた。
ベア「私の魔法で…」
ワ「ベアト、貴方は力を温存していてください。いつかその力を使う時が来るはずですから」
- Re: Dear you don't believe ( No.56 )
- 日時: 2017/11/05 10:23
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
ワルギリアのお陰で二人は大分良くなった。
しかし、まだ完全には回復していない
「へぇ、魔法でも完全回復しないんだね。それってホントに魔法?」
戦「嘉音、君?」
白いワンピース姿の嘉音に皆が驚くが
明らかに背が低い。小学一年生くらいだろうか?
嘉哉「僕は嘉音の昔の姿。嘉哉で良いよ。」
戦「何しにきたんだ?」
嘉哉「気に食わないなぁって、思って。」
戦「なにが、だよ?」
ゼ「私は貴方を守り抜くからとよくある宣言しちゃってさ」
フ「私と貴方は大丈夫だからと自惚れちゃってさ」
ゼパフル「かっこつけたつもりでも体が震えちゃって、君たちの愛は最悪最低!!残念だけど、脱落でーす!!」
ベア「っぐあ!?」
ベアトの体に、心臓に、大きな大剣が刺さる
朱「私の魂、返して。」
戦「やめろ朱志香!!どうしたんだよ!?朱志香!!」
朱「これまで、今日まで、頑張ってきたけど、も…もう、駄目…」
お腹に何かが刺さる。
見たくないのに、見てしまう。
包丁が、お腹に刺さっていた。
戦「朱志…香…」
朱「ハハ、アハ…終わったァァァァァ!!魂が戻った!!私は私!!ベアトリーチェは死んだ!!!」
- Re: Dear you don't believe ( No.57 )
- 日時: 2017/11/05 10:46
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
それは正解ですか?
本当に守るべき者はその人ですか?
声無き声に気づいていますか?
無情の中の悲しみに気づいていますか?
無邪気の中の悲しみと怒りと愛情と憎しみに気づいていますか?
悲しきかなりやと鳥籠の真実に気づいていますか?
その人があの人であると気づいていますか?
優しさの中の醜さに気づいていますか?
幻想と真実が区別できていますか?
貴方は本当にその人を愛すのですか?
騙されていることに気づいていますか?
兄を呼ぶ悲しい声に気づいていますか?
自分で墓穴を掘っていることに気づいていますか?
本当の真実にたどり着く気が無いことに気づいていますか?
貴方の言動がたくさんの悲しみと憎しみを生み出していることに気づいていますか?
本当に倒すべき人は誰か気づいていますか?
…本当の敵は赤でも青でもない事に気づいていますか?
本当に守るべき人は魔女でも悪魔でもないことに気づいていますか?
本物の生きた人形はまだいないことに気づいていますか?
あの盤上がとても大切なことを語っていると気づいていますか?
本当に死にたいと思っている人に気づいていますか?
うみねこのなく頃に、皆が生還できることに気づいていますか?
- Re: Dear you don't believe ( No.58 )
- 日時: 2017/11/05 16:22
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
第二話 Sad happy with the blck witch girl.
ねぇママ。幸せになる魔法、覚えてる?
あの日の帰り道の事だよ。
…なんで怒るの?ママ、痛いよ。
殴らないで、ママ…ママ…戻ってきて…
「ママを許しちゃいけないよ。さくたろを壊したんだよ」
目の前に自分が立っている。
真「ママは悪くないの!!悪いのは黒い魔女なの!!」
「違うよ。黒い魔女こそがママの本性であり真実。悪いのはママなんだよ。」
真「違う…違うの…!!ママは黒いママなんかじゃない!!」
違う違う違う違う!!!
黒い魔女はママじゃない!!
ママは優しい!!……優しい?
絵本なんて読んでくれない。
ご飯も作ってくれない。
家になんか全然帰ってこない。
頭を叩く。頬も叩く。髪を引っ張る。
約束を…破る。覚えていて破るどころか、忘れてる。
本当に優しいの?ママは優しいの?
ううん、優しくない。あんなのママじゃない!!
嘉「…真里亞様?風を引きますよ?」
真「引いていい」
嘉「楼座様が心配しますよ」
真「ママは心配しないもん…」
嘉「でも、僕は心配です」
真里亞は嘉音の顔を見る。
嘉音は無理矢理笑顔をつくる。
- Re: Dear you don't believe ( No.59 )
- 日時: 2017/11/05 16:41
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
何故か涙が溢れ、真里亞は訳もわからず泣く
嘉音はどれだけ自分の笑顔が酷かったのだろうと思いながら、真里亞に謝る
嘉「ごめん…僕の笑顔、怖かったよね…」
真里亞は首を横に振る。
真「うー、嘉音の笑顔、良かった」
嘉音はホッとため息をつく。
嘉「何故、泣いたのですか?」
真「…ママが嫌なの。絵本を読んでくれない、ご飯も作ってくれない、頭を撫でてくれない…!!真里亞は…悪くない!!」
嘉音は真里亞を抱きしめる。
真里亞は急に抱きしめられた為、フリーズしてしまう。
すると、頭に温もりを感じた。
ゆっくりと優しく、撫でてくれる。
真里亞は嬉しくて、嘉音の背中に腕をまわす。
嬉しいのに涙が出る。おかしな感情が頭をぐるぐる駆け回る。
嘉「真里亞様がよろしければ、お話をしたり、絵本を読みますよ」
真里亞はとびっきりの笑顔で答えた
真「うー!たくさんお話して!絵本読んで!」
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