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Dear you don't believe
日時: 2017/10/22 18:14
名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)  

うみねこのなく頃にをわしのストーリーにするために作ったお
原作とは全く違う物語となっております
バトベア、ベアバト、ベアト好きは見ないことをオススメします
ちなみに、朱志香=ベアト
嘉音=ベルン 紗音=ラムダ
です。

Re: Dear you don't believe ( No.200 )
日時: 2017/12/28 10:00
名前: SSVD異端審問官 (ID: x/ARx04T)  

「君が黒君の妹の縁寿さんかい?」
縁「えぇ。黒お兄ちゃんについて聞きたいの。」
「……実はあの事件の後電話がかかってきたんだ」
縁「どういうことよそれ!?どうして早く言わないのよ!?」
「黒君がそれを望んだんです。録音してあります。これを」
カセットテープを再生させる。

〔先生…今日の今まで…頑張ってきたけど…もう駄目だ………無理だよ……もう戦兄が…唯一の心の支えだった戦兄が死んだんだ!!……もしここに俺の妹縁寿が来たら…これを聞かせてくれ……それまで誰にも聞かせるな。………縁寿、お前がこれを聞いた時、俺はもうこの世にはいない。死体は海を調べてくれ。…きっと…見つかるから……〕
バチャバチャと音がした。
それと同時に涙が溢れ出る。
大好きなお兄ちゃんは既に他界している。そう知ったから。
警察にあの後調べてもらった。
海底生物により遺体を食べられ、本当に兄なのか解らなかったけど、DNA鑑定の結果
それは黒お兄ちゃんと戦人お兄ちゃんだった。

お葬式。
いるのは私と嘉音と紗音。
縁のある者なんてもういない。
しかし、二人が死んだと聞いて二人のクラスのみんながお葬式にやってきた。
みんなが泣いていた。

Re: Dear you don't believe ( No.201 )
日時: 2017/12/28 10:19
名前: SSVD異端審問官 (ID: x/ARx04T)  

黒お兄ちゃんをいじめていたであろう男子も泣いていた。
いつもいつも明るい戦人お兄ちゃん…
海の底でも兄としてずっと黒お兄ちゃんといた。
助けてあげられなかった…
消されてしまったのかと震えたけど、会えたね。12年も会えなくて辛かったよ……会えて、良かった。 
でもね…イヤだよ。話せないのは…

嘉「さぁ真実へ行きましょう。」
縁「始めから知ってたでしょ」
嘉「……さぁ?」
屋上から身を投げる。
幸せを掴む為に。だって、悲しいなんて嫌でしょ?

Re: Dear you don't believe ( No.202 )
日時: 2018/01/01 11:37
名前: SSVD異端審問官 (ID: x/ARx04T)  

教えてください。あなたは何者で名前は何ですか?
なぜあなたは私を求めるのですか?
あなたにとって私は癒しなのですか?
あなたのその瞳は怒りと復讐心でいっぱい。
誰が憎いのですか?

朱「兄さんってば!」
朱志香の声で目を覚ます。 どうやら眠ってしまっていたらしい。
朱「良かった…もう目を覚まさないんじゃないかって心配したんだぜ?」
理「すみません朱志香…それより吾音君を見ませんでしたか?」
朱「…誰?嘉音君の事か?」
え?あぁ…アカノン君って言わないと伝わらないか。
吾音で通るのはウィルくらいでしょうし
理「アカノン君ですよ。嘉音君の兄の…」
朱「嘉音君に兄なんていたっけ?初耳だなぁ」
初耳…?いやそうじゃなくて。
なぜ知らない…?吾音君と面識があるはずなのに…
朱「それよりさ、穏音に会いに行こうよ!」
おんね…?誰…?

Re: Dear you don't believe ( No.203 )
日時: 2018/01/01 12:03
名前: SSVD異端審問官 (ID: x/ARx04T)  

とにかく確認しようと朱志香と共に客間へ行く。
中に入ると大人のみんなと楽しく談笑する青年がいた。
高身長で整った顔立ち、白いワイシャツ、黒いズボン。
※オリキャラです
夏「あの子が理御です。」
理「え…あ。理科の理に御するの御で理御です。えっと…あなたは?」
穏「穏やかの穏と音で穏音です。よろしくね、理御さん。」
彼は手を差し出したので、自分も手を出し、握手する。
第一印象は背が高く、優しい微笑みがすてきでまさに穏やか、だ。
…使用人ではなさそうだけど…
理「あの…お訪ねしたいのですが、あなたは一体…」
穏「あ、ごめんね、言うの忘れてたよ。最近使用人の中で紗音と嘉音ちゃんがだいぶ酷いって聞いてね、指導するために来たんだよ」
あぁ…あの二人は最近確かに失敗が多い。
小さな失敗は減って、大きな失敗が増えてしまって…
紗音はとくに転ける率が高い…
嘉音はグレ始めて…謝らない率が急上昇中。
でもけして、二人は悪くないのは確かで…
理「確かに…失敗が増えてますね…指導よろしくお願いします。…紗音の転けるは指導で改善できるものなんですかね?」
穏「うーん…あの子は根っからのドジっ子だから、治らないかもね」
それは大変。

Re: Dear you don't believe ( No.204 )
日時: 2018/01/01 12:29
名前: SSVD異端審問官 (ID: x/ARx04T)  

夏「治さないと階段で転けたりしそうで…」
確かに目が離せない。
一度、転けて落ちそうになったのを間一髪ウィルが助けたのを見たし…
それからというもの、紗音が一人で階段を使用していたら落ちない様に駆け寄ってしまうんですよね…
朱「紗音って…ある意味庇護欲の掻き立てが上手いなぁ」
皆「確かに。」

昼食。早速紗音は転ける。
転けた時に嘉音を押してしまい。
嘉音は机に顔面を強打する。
紗「ごごごごごめん!!!」
嘉「…姉さん。僕ね、姉さんが知らないくらい怒りん坊さんなの。…意味解る?」
紗「休日驕るから許してよぉぉ!!」
嘉「…わかったよ」
穏音さんは苦笑いをしていた。
多分今、どうしようか悩んでいるはずだ。なぜなら、頭を抱えているから!
穏「配膳しようか、嘉音ちゃん、紗音。」
二人ははっとし、配膳をする。
転けたのは言うまでもない。


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