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Dear you don't believe
日時: 2017/10/22 18:14
名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)  

うみねこのなく頃にをわしのストーリーにするために作ったお
原作とは全く違う物語となっております
バトベア、ベアバト、ベアト好きは見ないことをオススメします
ちなみに、朱志香=ベアト
嘉音=ベルン 紗音=ラムダ
です。

Re: Dear you don't believe ( No.90 )
日時: 2017/11/09 21:04
名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)  

朱「さも毎日化粧をしているかの様に。ご丁寧に注意点まで…」
朱志香はつい苦笑いをする。
実は内心、嘉音を疑っていた。
一度だけ見てしまったのだ。
嘉音が女用の使用人服を着て、鏡を熱心に見ては自分に暗示をかけるかの様に可愛いんだとつぶやいていたのを。
その事をこっそり譲治に教える
譲「うーん…性同一性障害の可能性が高いね。」
朱「そ、そうなんだ」
譲「あと、真里亞ちゃんはアスペルガー症候群かな」
朱「え!?真里亞もなんかの病気なのかよ!?」
譲「僕の憶測ではだよ?」
二人でその話で盛り上がっていると紗音がやって来る
紗「何のお話をなさっているんですか?」
朱「な、なんでもねぇよ?ただ二人がどこまで進展したのかなっと」
譲治と紗音は頬を赤くしながら慌てる。
紗(って一生進展せんわ!!紗代ちゃんは嘉音君一筋だから!!)
しかし、譲治の気持ちとは裏腹に紗音はイライラだらけだった
そう。紗音は譲治と‘表向きは’付き合っているが、実は嘉音が好きなのだ。
紗「そろそろ昼食の時間ですよ」
今さっきまで慌てていたのに急に普通に戻るので朱志香達は切り替えが早いなと思った。
しかし譲治は不安だった。

Re: Dear you don't believe ( No.91 )
日時: 2017/11/09 21:28
名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)  

夏「譲治君はテーブルマナーがとてもなっていますね。朱志香にも学ばせてあげたいものです…」
朱志香はドキリとし、譲治を見る
姿勢も正しく、フォークとナイフの使い方も完璧で落ち着いている
朱志香はうーとうなだれるしかできなかった。
譲「そんなことありませんよ、朱志香ちゃんだって上手ですし、僕はまだまだですよ、あはは」
朱志香は嫌みにしか聞こえず、拗ねてしまう。

紗「し、失礼します。デザートのご用意をさせていただきます。」
紗音と嘉音が食堂に入って来る。
譲治は人目見て紗音が緊張していると気づく。
それと違って嘉音は寝むたそうだった。
嘉音は眠気に負け、横に頭が倒れる。
しかし、紗音が気づかず嘉音の頭の下にしゃがんでいたのをやめ、立つ。
おもいっきり頭をぶつける。
紗嘉「す、すみませんッ!?」
絵羽が不適に笑う。
夏妃は頭を押さえ、呆れて何も言えず黙る
嘉「も、申し訳ないであります!」
紗「申し訳ありませんにぇ!!っあ」
パニクりすぎて二人の語尾がおかしくなる
秀「あっはっはっは!子供はやっぱりこうじゃないとあかんなぁ!」
蔵「確かに、冷えきった空間を癒すには子供がいないといけないからな」

Re: Dear you don't believe ( No.92 )
日時: 2017/11/09 21:44
名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)  

秀「嘉音君も紗音ちゃんもわしら大人には癒しやで!絵羽がなんか言うかも知れんが気にせんといてや?」
蔵「大人男は嘉音が特に癒しだな。そして大人女は紗音が特に癒しだ。まぁ夏妃や絵羽は意地悪かも知れないが、その時は朱志香を頼るんだ」
紗「は、はい!」
蔵「嘉音は私を頼りなさい。何かの役に立つことがあるかも知れんからな。」
嘉「了解であります。…ありがとう…あ」
夏「まぁ…口癖というのはあまり抜けないですからね…朱志香みたいに。控えてくれるのであれば、良いですが」
紗嘉「謹啓、謹んで申し上げ奉る!今後は必ず控えるなりや!…あ」
みんながつい笑ってしまう。
絵羽も悪意は無い笑い。
夏妃は可愛いものだと素直に思いながら笑う
秀吉と蔵臼は嬉しそうに笑う
子供は宝と聞く。
それは、本当のようだ。
子供がいるだけで、こんなにも明るくなれるのか…

Re: Dear you don't believe ( No.93 )
日時: 2017/11/10 22:25
名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)  

嘉「あー疲れた」
紗「紗代ちゃんも疲れた。あと悲報、今週の土日あのクソ眼鏡とお泊まりデート。」
可哀想に…きっとセクハラ被害に遭うね
はぁ…姉さんが汚れる…


お泊まりデートの日
沖縄かよ…紗代ちゃんハワイが良かったなぁ
まぁどうせこの眼鏡は金ないんだろーな
譲「紗代、水族館に行こう!」
ニコニコ笑う譲治はとても幸せそうに見えた
紗音は愛想笑いでいたが、譲治が見ていない間は怒りの表情で満ちていた。
紗「あ。鮫、かっこいい」
ぽつりと呟く。
譲治は紳士的に何故鮫が好きなのか聞いてきた
紗「見てると力が湧く…というか、どんなものもちっぽけに見えるというか」
説明に困って必死に考えていたら
譲治に困ってる顔も可愛いねと言われた
は?紗代ちゃんが可愛いのは当たり前田のクラッカーだから!
なんで不細工なクソ眼鏡とデートなの!?
可愛くてクールな嘉音君とデートしたいっつーの!!
譲「さ、紗代?なんか怒ってるみたいだけど…」
紗「そ、そんなことないですよ!」
紗代ちゃんはガチで怒ってんだな。
気付よクソ眼鏡。

Re: Dear you don't believe ( No.94 )
日時: 2017/11/11 09:44
名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)  

紗「譲治さん、本当にそれだけで良いんですか?」
いつもたくさん食べているくせにやけに少ない
こいつ、見栄を張ってるな
譲「そ、そう言う紗代こそ、サラダだけで良いのかい?」
肉とかケーキとか食べたい。
…見栄を張ったらだめなの!?
紗代ちゃんダイエット中なの!
紗「あ、…つい見栄を張りたくなるんですよね」
譲「じゃあ決まり!お互い見栄なんて捨てて思い切り食べよう!」
んじゃスイーツ多めにしようかな。
あぁ肉も食べたいな。
紗「そうですね、見栄を気にした私はまだ子供ですね」
しれっとお前もガキなんだぜ言ってくスタイル!
譲治は僕もまだ子供なんだと少し反省した

紗「今日はとても楽しかったです。ではまた明日」
譲「うん、おやすみ紗代」


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