BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- Dear you don't believe
- 日時: 2017/10/22 18:14
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
うみねこのなく頃にをわしのストーリーにするために作ったお
原作とは全く違う物語となっております
バトベア、ベアバト、ベアト好きは見ないことをオススメします
ちなみに、朱志香=ベアト
嘉音=ベルン 紗音=ラムダ
です。
- Re: Dear you don't believe ( No.170 )
- 日時: 2017/12/03 13:22
- 名前: SSVD異端審問官 (ID: bMBSwVLq)
朱「嘉音君、今度は君の番だよ。」
嘉「すみまセンガ、それはできまセン。中古家具故に愚鈍な事をお許しくだサイ。」
朱「命令でも?嘉音君だって本当は恋の味を知りたくてうずうずしてんだろ?なら一歩踏み出さなきゃ!」
嘉「ごめんなさい」
朱「謝らなくていいよ、私はただ」
ごめんなさいごめんなさい、と嘉音は連呼する
嘉「間違っていたのは、僕でした…朱志香さん、ごめんなさい…右代宮の皆様、ごめんなさい」
そして、さようなら。
絵「縁寿ちゃん…よろしくね?」
縁「ばとらおにぃちゃんは?」
絵「……。」
六軒島大量殺人。
生き残れたのは、絵羽のみ。
しかし、今、留弗夫と霧江が犯人なのでは?とニュースで言われている。
…そう。正解。正解だからこそ、言えない。
縁寿ちゃんには…
- Re: Dear you don't believe ( No.171 )
- 日時: 2017/12/03 14:10
- 名前: SSVD異端審問官 (ID: bMBSwVLq)
12年が経った…
絵羽は死に、右代宮家は縁寿ただ一人となる。
しかし、彼女は今、高層ビルの屋上に立っていた。
一歩踏み出せば、死。
縁「お兄ちゃん…」
大好きな家族を失った。
優しい戦人お兄ちゃん。
怖そうに見えて実は照れ屋な黒お兄ちゃん…
お父さん、お母さん…
縁「会いたいよ…一人にしないで…」
涙を拭う。
このまま、落ちてしまおうか…?
「あれ、先客がいたんですか」
後ろから声がする。
振り向けば、少年の様な少女の様な人が立っていた
天草より小さい…いや、天草が大きいのか。
縁「何をしに来たのかしら…自殺?」
「どうでしょう?…縁寿様ですよね?お久しぶりです」
縁「は?誰?」
嘉「あんなに可愛かったのに…六軒島の使用人、嘉音です」
六軒島…!?
縁「教えて!!あの日何があったの!?あんたは何者!?戦人お兄ちゃんは!?黒お兄ちゃんは!?」
嘉「今は私だけですか?あの事件の生き残りは。」
縁「あんたが犯人!?」
嘉「…真実を知りたいなら、会いに行きましょうよ、戦人さん達に会いに」
会う…?生きているの…?
嘉音の目線を追って気づいた。
そうか、そういう意味か。
絶望しているんだ、私も嘉音も。
- Re: Dear you don't believe ( No.172 )
- 日時: 2017/12/03 14:37
- 名前: SSVD異端審問官 (ID: bMBSwVLq)
縁「そうすれば、会えるの?」
嘉音は頷く。
縁「お願い、連れていって」
嘉「わかりました…」
嘉音は微笑みながら、右手を差し出す
嘉「僕があなたを、本当の真実へ導きます」
すると、ドアが勢い良く開く
「縁寿さん!そこは危ないです!こっちに!」
嘉「何あれ。」
縁「ファンクラブよ、私結構モテるの」
嘉「へぇ、じゃあ行きましょうか」
縁寿は嘉音の手を掴む。
そして、飛び降りる。
__行こう。本当の真実の欠片を探しに。
- Re: Dear you don't believe ( No.173 )
- 日時: 2017/12/08 23:54
- 名前: SSVD異端審問官 (ID: bMBSwVLq)
死んじゃえ。
呪われろ。
お前なんか生きる価値ない。
…言われなくてもわかってる。
縁「こいつらを…殺せぇぇぇえぇぇぇ!!!」
あの日、大好きな親友達を殺してしまった。
だから、呪われても…
『僕らの主に触れないでくれるかな?』
二つの声が聞こえる。
そっと声が聞こえた場所に顔を向ける。
黒いタキシードの様な服を着た嘉音と黒いドレスを着た紗音が立っていた
クラスメイト達は呆然と立ち尽くした。
あの日から、私の生活が変わった。
二人は有名マジシャン。
二人のマジックは未だ誰も解けないでいる
だから、魔法が使える等と噂されている
二人のお決まりの台詞は『僕たちの愛の魔法、またはマジックを見せてあげるよ!』
今騒がれているのは、何故魔法とマジックと言い分けるのか。
ある人は間違えて言ったんだろ
またある人は、マジックは考えればわかるタネ。魔法は相当頭が良い奴じゃないとわからないタネ。
またまたある人は、魔法と言っているのは本当に魔法が使えるから。
何度もテレビが取材しても二人は答えない。
ネット上では、嘉音と紗音は性別逆だ。とか嘉音は女だとかいろんな説がある。
…ご丁寧に二次創作まで。
- Re: Dear you don't believe ( No.174 )
- 日時: 2017/12/09 00:31
- 名前: SSVD異端審問官 (ID: bMBSwVLq)
嘉「さぁ僕達の魔法を見せたよ!」
紗「超スーパースローにして見て良いわよ!」
紗嘉「ってか正面から見てないで後ろからでも真横からでも斜めからでも何処からでも見て良いよ!」
結局わからない。
これが彼らの魔法…?
テレビはスーパースローで再度マジックを確認する。
ゆっくりゆっくり、進む。
やはり、何もわからなかった。
紗「ねぇねぇ見えた?」
嘉「みんなわかってないみたいだね。…まぁどうせ愛が無いから視えないんだろーけど」
撮影が終わる。
終わったと同時にすぐにスタジオを出て、家に帰る。
誰かに止められる事はない。
見つからない自信があるから。
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