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Dear you don't believe
日時: 2017/10/22 18:14
名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)  

うみねこのなく頃にをわしのストーリーにするために作ったお
原作とは全く違う物語となっております
バトベア、ベアバト、ベアト好きは見ないことをオススメします
ちなみに、朱志香=ベアト
嘉音=ベルン 紗音=ラムダ
です。

Re: Dear you don't believe ( No.10 )
日時: 2017/10/25 22:28
名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)  

デザートを配膳し終わり、紅茶を注ぐ
嘉「っあ」
嘉音は注いでいる途中に手を滑らし、カップを落とし、こぼしてしまう。
夏「嘉音!!お茶も満足にいれられないのですか!!」
嘉音は俯く。恥の為か、それとも感情を悟られない為か。
絵「紗音ちゃんは最近失敗しないわよね。紗音ちゃんのドジが移ったのかしら?」
嘉音は絵羽を睨む。
絵「あらぁ怖い怖い。使用人風情が!!あんたみたいな餓鬼の使用人が!!序列三位の絵羽に反抗的な態度をとって良いと思ってるの!?あんた家具よね?命令には逆らえない!!愛も知らなくていい!!人間じゃない、下銭が!!!」
嘉「っ!年増のババァがうるせぇな!!序列三位?そんなのどーでも良いだろォがよ!!所詮は三位だろ!?調子乗ってんじゃねェゲロカスが!!」
絵羽と嘉音が言い争う
紗「あー!嘉音君は本当短気だなー!」
嘉「だってー!」
紗「ほらっ!」
嘉音は紗音に手を引かれ、食堂を出た

Re: Dear you don't believe ( No.11 )
日時: 2017/10/26 19:06
名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)  

紗「紗代ちゃん達は家具【として】生活してるの!問題起こしたら意味ないでしょ!クビだよクビ!」
紗音は嘉音を軽く叩く。
嘉音は紗音の手を掴み、叩くのを静止させる。
嘉「わかってるけどさ・・絵羽うざいし。奥様をバカにするもん!ううん、それだけじゃない!真里亞様も、姉さんも、僕も、源次様をも馬鹿にするじゃないか!」
嘉音は手を握りしめ、唇を噛む。
紗音は確かに、と今までの事を思い出す。
しかし、絵羽だって悪気があってやっているわけじゃない。
__当主になりたい__
たった一つのその願いを叶えたいが為に、誰かを侮辱し、自分を優れていると訴えている。
だから、もし、【右代宮】じゃない、普通の家庭に生まれていたなら
絵羽はとても優しくて、誰もが憧れる存在に成ったはずだ。
紗「紗代ちゃん、別に絵羽は嫌いじゃないよ」
優しい声の紗音に嘉音は少し驚く
嘉「どうして」
紗音なら嫌いと言うと思っていたのに_
紗「一つの願いを一途に叶えようとしてるから。本当に努力家なんだなって思うの」
嘉音は何も言えなかった。
まだ、自分は子供なんだと思わされ、紗音の顔が見れず俯く。

Re: Dear you don't believe ( No.12 )
日時: 2017/10/26 19:20
名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)  

朱「いつもは、あんなんじゃないんだぜ?」
戦「いひひ、まぁ嘉音君は反抗期の時期なんだな?」
朱志香は激しく頷く。
黒「ふーん。俺はあぁやって言い返す奴好きだぜ。逆に言い返して泣くまでいじめてやりたいし」
こいつドSだな。とみんなが思う。
夏「注意しなければいけませんね・・」
夏妃は席を立ち、部屋から出た。
絵羽は秀吉のおかげで少しは気分が良くなった
理「ウィル、薔薇庭園を散歩しませんか?」
ウ「だるい」
理「また寝るつもりですか?牛さんになりますよ!」
朱「じゃあ兄さん、私達と浜辺に行こうよ!」
理「行きますよ!ウィルも強制参加ですよ」
ウィルはだるいと言おうとしたが、理御が怒りそうだった為、威勢良く行きますと答えた。

Re: Dear you don't believe ( No.13 )
日時: 2017/10/26 19:44
名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)  

夏「嘉音、話が・・」
夏妃は嘉音に話しかけようとしたが、嘉音が誰かと会話している為
思わず黙ってしまう。
嘉「奥様は不幸すぎる。彼女が一体何をしたって言うんだ!幸せになる権利があるはずなのに!」
私の事・・?
夏妃は話が気になり、聞き耳をたてる
嘉「何故、奥様に片翼の鷲がないの?絵羽なんかよりも、もっと価値のある人なのに」
夏妃は少しだけ嬉しく思う
犬猿の仲である絵羽より価値があると言われて
しかし、右代宮の代表として、注意しないといけない。
夏妃は嘉音に近づく、すると
「まだ子供ね。絵羽だって悪気があってやっている訳じゃないとさっき知ったばかりでしょう?」
聞いた事のない声に夏妃の足が止まる
嘉音は一体誰と話している?
親族の中に、こんな声の人はいた?
夏妃はゆっくり嘉音に近づく。
え?と夏妃は自分の目を疑った。
嘉音は誰かと確かに話している。
その誰かの声は聞こえる。しかし、そこには嘉音しかいない。
だが夏妃はすぐに気づく。
嘉音が一人二役を演じていると
夏「嘉音・・?」
夏妃は恐る恐る声をかける
嘉音は驚きながら振り返る
嘉「お、奥様!?」
夏「今、誰と会話していたんですか?」
嘉音は俯いた。

Re: Dear you don't believe ( No.14 )
日時: 2017/10/26 20:04
名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)  

戦「ひゃっふー!冷たくて気持ちぃ!」
戦人は子供の様にはしゃぐ
真「冷たーい!」
真里亞も戦人と同じ様にはしゃぐ
譲冶は二人を見ながら笑う
朱「譲冶兄さん、紗音とはどう?」
朱志香は気になっていた質問を問う。
譲「え!?あ、そのだね・・あははは!は・・」
譲冶は朱志香から目をそらす
朱志香はニヤつきながらさらに問う
朱「ははーん!もしかして、結構良い感じになってるのかな!」
譲「べべべ別にそんなんじゃないよ!・・その、僕がもっと彼女を好きになったっていうのが変わったところかな//」
譲冶は照れ笑いながら紗音と過ごした事を話す
朱「婚約しちゃえよ!」
譲「実はさ、もう用意してるんだ」
朱「本当かよ!?じゃあ今日婚約するって事だよな!譲冶兄さん男前!」
黒「あんた婚約すんの?」
黒が譲冶に問う。
どうやら寝たフリをして、話を聞いていたらしい。
譲「まぁね、内緒だよ?」
黒「わかった。にしても、あんた物好きだな」
譲「うん。好きだからね」
黒はため息をつきながら、元の寝る姿勢になる
黒「あんたはもっと、人を理解した方が良いぜ。」
朱「もしかして黒、紗音が好きなのか〜?」
黒「馬鹿言え。まだお前の方が好きだ。」


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