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- Dear you don't believe
- 日時: 2017/10/22 18:14
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
うみねこのなく頃にをわしのストーリーにするために作ったお
原作とは全く違う物語となっております
バトベア、ベアバト、ベアト好きは見ないことをオススメします
ちなみに、朱志香=ベアト
嘉音=ベルン 紗音=ラムダ
です。
- Re: Dear you don't believe ( No.115 )
- 日時: 2017/11/11 22:50
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
朱「はぁ…」
朱志香はついため息を付く。
夏「朱志香?気分でも悪いのですか?」
朱「え!?全然!寧ろ元気2億倍だよ!」
夏「何か悩み事があるなら言ってくださいね」
霧「受験とかかしら?」
朱志香と戦人は固まる。
蔵「確かに、もう受験の時期だからね」
朱「えー?しし、知らないよー?な?」
戦「あぁ。お、俺達は何も知らないぜ?」
黒「馬鹿は受験の話になると反らすのな」
戦「誰が馬鹿だ!」
黒「前のテスト」
戦「……よし。黒、俺諦める!」
黒「待てそれは早い」
朱「すまねぇが私のコマンドには諦めるか眠るしかねぇ」
黒「新しく頑張るを覚えてくれ」
- Re: Dear you don't believe ( No.116 )
- 日時: 2017/11/11 23:08
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
朱「紗音や嘉音君は良いなぁ…勉強しなくて」
嘉「僕は朱志香様が羨ましいです。勉強できるって事は何不自由なく幸せって事でありますじゃなくてです。」
朱「それは嘉音君にとってだろ?」
嘉「いいえ。僕は小学校にすら行ってませんから、良く馬鹿にされます。…私の方が千倍頭良いのに…」
朱「幸せじゃねぇよ。勉強できなきゃ怒られるし」
嘉「幸せじゃないですか。怒られるって気にしているからでしょう?僕の場合殺されかけましたよ。」
朱志香は何も言えなくなる。
自分は不幸だと思った事が馬鹿らしくなる。
嘉「勉強が出来るコツ…教えましょうか?」
朱「是非!」
嘉「勉強が出来たら好きな人が振り向いてくれるって考えたら良いんですよ」
皆『なるほど!!』
- Re: Dear you don't believe ( No.117 )
- 日時: 2017/11/11 23:34
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
朱「よし、勉強だ!」
黒「やけに気合い入ってるな」
戦「まぁとりあえず…朱志香頑張ろうな!」
朱「う、うん!」
真「うー?良くわかんないけど頑張って!うー!」
夏「嘉音、たまには良いことを言いますね。」
嘉「そうですか。奥様、一つ聞いて良いですか?」
夏「なんでしょう」
嘉「叶わぬ恋なら…諦めますか?」
夏妃はその質問にどう答えたら良いかわからず、戸惑ってしまう
嘉「質問、難しいですよね…じゃあ違うのにします。今幸せですか?」
夏「幸せですよ」
夏妃は迷う事なく言う。
嘉「奥様が幸せなら、僕嬉しいです。」
嘉音は一礼してから仕事に戻る。
夏妃は何故嘉音があんな質問をしたのかを考えた。
しかし、何も思い付かなかった。
そうだ、聞いてみればいい。
霧江さんなら発想力が良いし、何か分かるかも知れない。
- Re: Dear you don't believe ( No.118 )
- 日時: 2017/11/11 23:51
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
遺産の話が始まる前に夏妃は霧江に話を持ちかけた。
夏「と言う事なんですが…」
遺産の話をするために皆が席に座ったのに、急にこんな事を話してしまったら、迷惑だ…
夏妃は後で聞けば良かったと後悔する。
霧「ねぇ、もう一度詳しく教えてくれないかしら?ちょっと引っかかる部分があるの。」
夏妃は嘉音との会話を思いだし、詳しく丁寧に教えた。
霧「叶わぬ恋の質問から…幸せかの質問…表情は?」
夏「えっと…悲しげな顔でしたけど…」
霧「ねぇ留弗夫さん。」
留「霧江、俺だって馬鹿じゃない。薄々は気づいてたぜ」
夏「どういう意味ですか?」
霧「これは私の推測よ?嘉音君は夏妃さんが好きなんじゃないかしら?一人の女性として。」
夏妃は固まる。
嘉音が?何故?私に?
- Re: Dear you don't believe ( No.119 )
- 日時: 2017/11/12 00:12
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
すると、ノック音が響く
嘉「失礼します。お茶のご用意をさせていただきます。」
留「嘉音君、良いタイミングできてくれたな。ちょいと質問があるんだが」
嘉「おやつのクッキーは盗み食いしてません。」
自らやってませんアピールしたら怪しいのよ?と楼座が苦笑いで言う。
嘉音は初めて顔を手で覆いしゃがみ込み、やっちまったと後悔した。
留「嘉音君、本題に移るが、夏妃さんの事どう思ってる?」
嘉「え…急に…何でですか?」
霧「何となくよ」
嘉「…好きなんです。奥様が僕のお母さんなら、きっと…僕は幸せになれた」
霧「つまり…一人の女性としてではなく母親として?」
嘉「どっちとも当てはまってしまいます。ある時は僕を見てほしいと思ったり、またある時は頭を撫でてほしいと思ったり…僕が死ねば生きれた命があったのに」
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