BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- Dear you don't believe
- 日時: 2017/10/22 18:14
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
うみねこのなく頃にをわしのストーリーにするために作ったお
原作とは全く違う物語となっております
バトベア、ベアバト、ベアト好きは見ないことをオススメします
ちなみに、朱志香=ベアト
嘉音=ベルン 紗音=ラムダ
です。
- Re: Dear you don't believe ( No.25 )
- 日時: 2017/10/29 15:27
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
微グロ?
夏「え?留弗夫さんに霧江さん、秀吉さん、楼座さん、主人までもがいないのですか!?」
紗「はい…外も探して起きましょうか?」
夏「探してください。もしかすると、気休めに礼拝堂に居る可能性もあります。」
紗「はい!」
理「母さん、父さんは?」
夏「わかりません…もしかすると礼拝堂かも知れません」
理「母さんは何時頃に就寝したんですか?」
夏「一時頃には…」
理「夜中に礼拝堂に行きますか?この暴風雨じゃ危険ですよ」
理御の言う事は正論だが、屋敷にもゲストハウスにもいないのであれば
外しか考えられない。
その時、紗音がびしょ濡れになって客間に急いで入ってきた
紗「奥様!!れ、礼拝堂が…血、血まみれで…!!」
戦「血!?」
夏「南條先生ついてきてください!!」
南「わ、わかりました!」
夏妃達、大人は走って行く
残された子供達も後を追おうとする
理「いけません!!」
朱「でも気になるし!」
戦「何かのいたずらだろ!?行こうぜ朱志香!」
二人は心配と焦りの表情だった
残された者達もとりあえず二人の後を追う
- Re: Dear you don't believe ( No.26 )
- 日時: 2017/10/29 15:52
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
礼拝堂に着く
夏妃は中に入る前に血生臭ささに吐いてしまう
紗「奥様!!」
絵「ひどい臭い…紗音ちゃん中はどうなってるの!?」
紗「少ししか見てないので…でも扉を開けたら、血の海で…」
紗音も吐きそうになるが必死に堪える
夏妃は喉にこみ上げる気持ち悪さに更に頭痛が加わり倒れてしまう
南「大丈夫ですか!?」
南條と源次が駆け寄る
すると、足音が…
絵「ま、まさか…!!」
絵羽は振り返る
やはり、子供達が走ってくる
夏妃は力を振り絞り、立ち、叫ぶ
夏「来てはいけません!!お屋敷に戻っていなさい!!」
しかし、子供達は忠告を無視する
朱「っ!?な、なんだよ!この臭い!!」
ウィルは臭さを堪えながら、礼拝堂の中に入り、電気をつける
そこは、見るに絶えない惨劇が広がっていた
血の海。どこを見ても。
戦「ぉ…親父ぃぃぃいぃぃぃ!!?」
戦人が叫ぶ。その次に朱志香の甲高い悲鳴が聞こえた。
ウィルはふと、真里亞の存在を思い出す。
しかし、遅かった…
真「ママ…?」
すかさずヱリカが真里亞の目を塞ぐ
ヱ「見てはいけません。絶対に。お屋敷に戻ってテレビを見ましょう?今、貴方が見たものは悪い魔女の幻想です。」
- Re: Dear you don't believe ( No.27 )
- 日時: 2017/10/29 16:24
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
真「幻想…?」
ヱ「はい。きっとベルンカステル様が助けてくれますから。ね?」
二人は屋敷へ戻って行く。
黒「…嘘だろ」
礼拝堂の奥から黒の声が聞こえる
ウ「どうした?」
黒「嘉音が…」
アカノンと紗音が反応し、奥へと走る
そこには裸にされ、腹を裂かれている嘉音が虚ろな瞳で天井を見ていた
下半身は嘉音の内臓により隠されている
紗音はついに吐いてしまう。
夏「これ以上、見てはなりません…」
夏妃の言葉に皆が無言で賛成した。
遅い朝食。美味しい郷田の料理も何故か美味しく感じない。
真里亞はヱリカのお陰で元気だった
戦「真里亞、元気だな…」
真「うん!!嘉音と遊ぶもん!!」
ごめんな、真里亞。嘉音君は死んじまったらしい…
頬に滴が伝う。
真「うー?どうしたの?」
戦「嘉音君は…嘉音君は死んだんだ…っ!」
譲「戦人君!!言ったら駄目だよ!」
戦「っっ!!」
真「うー。戦人が何を言いたいのか、わからない。」
黒「……。」
真「嘉音はここに“い”るよ」
戦「真里亞…?」
真「ただみんなには、愛がないから視えてない」
朱「幽霊に成ってるって言いたいのかよ」
真里亞は不適に笑う。
真「きひひ…真里亞は視えてるよ、嘉音。」
- Re: Dear you don't believe ( No.28 )
- 日時: 2017/10/29 20:00
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
__だから、守ってね?__
紗「どうして、誰があんな事を」
ヱ「事件、起こりましたね。」
戦「あぁ起こったぜ。きっと犯人は最低最悪な奴だ。」
黒「最低最悪なんて言うなよ」
ヱ「では、推理しましょう。でもまずは話を聞きましょう。南條先生、死亡時刻は?」
南「午前二時〜四時の間くらいだと思いますぞ」
ヱ「皆さんの就寝時間は?」
理「私たちは十時過ぎです」
ア「僕とヱリカは十一時だよ」
夏「私は一時です」
絵「私は一時半よ」
郷「私と源次さんと熊沢さん、紗音さんは十二時過ぎには寝ましたよ」
南「私は九時半には寝ましたぞ」
ヱ「では、夏妃さん、絵羽さん、南條先生。それが本当だと証明できる方は?」
南「源次さんに言いましたぞ」
源「確かに私は聞きました。」
ヱ「そうですか。他には」
夏「黒君と会いました」
黒「…トイレに行っていた」
ヱ「はいはい。なるほど。では、絵羽さんは?」
絵「最後に会ったのは嘉音君よ…何か急いでいたけど」
ヱ「つまり、証明できる方はいない、と」
- Re: Dear you don't believe ( No.29 )
- 日時: 2017/10/29 20:50
- 名前: ゼパル (ID: kG84zh4.)
譲「まさか、母さんを疑う気かい?」
ヱ「そうですけど、何か不満でも?」
譲治は怒りが爆発しそうになるのを必死に止める
譲「みんなが怪しいんだ。僕だって君だって。悪魔の証明なんだよ。」
ヱ「軽率だった事をお許しください。確かに証拠が不十分ですね」
黒「でも遺産が転がり込むのは絵羽叔母さんだぜ」
ヱ「確かに・・序列三位で、ごきょうだいの皆さんが亡くなってますし」
黒「秀吉叔父さんを殺したのは、私殺してませんよアピールだな。嘉音と会ったとか言ってたが、本当は殺してた所を見られたから殺したんだろ」
譲「黒君まで母さんを疑う気かい?」
譲治は無表情で声は怒りに満ちていた
黒は不適に笑う。
黒「他に、怪しいのは誰だよ?」
絵「私はやってないわよ!!だいたい遺産目当ての殺人を起こすならこんなリスクの高いまねはしないわ!!」
紗「落ち着いてください!争ったって無意味ですよ!」
紗音が止めに入る
黒「クソドジメイド。てめぇは犯人誰だと思ってんだよ」
紗音は答えられず俯く。
紗(紗代ちゃん、正直に言うと絵羽しか考えられない。)
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43