二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ポケットモンスターBW 混濁の使者 ——完結——
日時: 2013/04/14 15:29
名前: 白黒 ◆QpSaO9ekaY (ID: H6B.1Ttr)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=21394

 今作品は前作である『ポケットモンスターBW 真実と理想の英雄』の続きです。時間としては前作の一年後となっておりまして、舞台はイッシュの東側がメインとなります。なお、前作は原作通りの進行でしたが、今作は原作でいうクリア後なので、オリジナリティを重視しようと思います。
 今作品ではイッシュ以外のポケモンも登場し、また非公式のポケモンも登場します。

 参照をクリックすれば前作に飛びます。

 では、英雄達の新しい冒険が始まります……

 皆様にお知らせです。
 以前企画した本小説の人気投票の集計が終わったので、早速発表したいと思います。
 投票結果は、
総合部門>>819
味方サイド部門>>820
プラズマ団部門>>821
ポケモン部門>>822
 となっています。
 皆様、投票ありがとうございました。残り僅かですが、これからも本小説をよろしくお願いします。

登場人物紹介等  
味方side>>28  
敵対side>>29
PDOside>>51
他軍勢side>>52
オリ技>>30
用語集>>624

目次

プロローグ
>>1
第一幕 旅路
>>8 >>11 >>15 >>17
第二幕 帰還
>>18 >>22 >>23 >>24 >>25 >>26 >>27
第三幕 組織
>>32 >>36 >>39 >>40 >>42 >>43 >>46 >>49 >>50 >>55 >>56 >>59 >>60
第四幕 勝負
>>61 >>62 >>66 >>67 >>68 >>69 >>70 >>72 >>76 >>77 >>78 >>79 >>80
第五幕 迷宮
>>81 >>82 >>83 >>86 >>87 >>88 >>89 >>90 >>92 >>93 >>95 >>97 >>100 >>101
第六幕 師弟
>>102 >>103 >>106 >>107 >>110 >>111 >>114 >>116 >>121 >>123 >>124 >>125 >>126 >>129
第七幕 攻防
>>131 >>135 >>136 >>139 >>143 >>144 >>149 >>151 >>152 >>153 >>154 >>155 >>157 >>158 >>159 >>161 >>164 >>165 >>168 >>169 >>170 >>171
第八幕 本気
>>174 >>177 >>178 >>180 >>184 >>185 >>188 >>189 >>190 >>191 >>194 >>195 >>196 >>197 >>204 >>205 >>206 >>207 >>211 >>213 >>219 >>223 >>225 >>228
第九幕 感情
>>229 >>233 >>234 >>239 >>244 >>247 >>252 >>256 >>259 >>262 >>263 >>264 >>265 >>266 >>269 >>270 >>281 >>284 >>289 >>290 >>291 >>292 >>293 >>296 >>298
第十幕 強襲
>>302 >>304 >>306 >>307 >>311 >>316 >>319 >>320 >>321 >>324 >>325 >>326 >>328 >>329 >>332 >>334 >>336 >>338 >>340 >>341 >>342 >>343 >>344 >>345 >>346
弟十一幕 奪還
>>348 >>353 >>354 >>357 >>358 >>359 >>360 >>361 >>362 >>363 >>364 >>367 >>368 >>369 >>370 >>371 >>372 >>376 >>377 >>378 >>379 >>380 >>381 >>382 >>383 >>391 >>393 >>394 >>397 >>398 >>399 >>400
第十二幕 救世
>>401 >>402 >>403 >>404 >>405 >>406 >>407 >>408 >>409 >>410 >>412 >>413 >>414 >>417 >>418 >>419 >>420 >>421 >>422 >>433 >>436 >>439 >>440 >>441 >>442 >>443 >>444 >>445 >>446 >>447 >>450 >>451 >>452 >>453 >>454
第十三幕 救出
>>458 >>461 >>462 >>465 >>466 >>467 >>468 >>469 >>472 >>473 >>474 >>480 >>481 >>484 >>490 >>491 >>494 >>498 >>499 >>500 >>501 >>502
第十四幕 挑戦
>>506 >>511 >>513 >>514 >>517 >>520 >>523 >>524 >>525 >>526 >>527 >>528 >>529 >>534 >>535 >>536 >>540 >>541 >>542 >>545 >>548 >>549 >>550 >>551 >>552 >>553 >>556 >>560 >>561 >>562 >>563 >>564 >>565 >>568
第十五幕 依存
>>569 >>572 >>575 >>576 >>577 >>578 >>585 >>587 >>590 >>593 >>597 >>598 >>599 >>600 >>603 >>604 >>609 >>610 >>611 >>614 >>618 >>619 >>623 >>626 >>628 >>629 >>632 >>638 >>642 >>645 >>648 >>649 >>654
>>657 >>658 >>659 >>662 >>663 >>664 >>665 >>666 >>667 >>668 >>671 >>672 >>673 >>676 >>679 >>680 >>683 >>684 >>685 >>690 >>691 >>695

第十六幕 錯綜

一節 英雄
>>696 >>697 >>698 >>699 >>700 >>703 >>704 >>705 >>706 >>707 >>710 >>711
二節 苦難
>>716 >>719 >>720 >>723
三節 忠義
>>728 >>731 >>732 >>733
四節 思慕
>>734 >>735 >>736 >>739
五節 探究
>>742 >>743 >>744 >>747 >>748
六節 継承
>>749 >>750 >>753 >>754 >>755
七節 浮上
>>756

第十七幕 決戦

零節 都市
>>759 >>760 >>761 >>762
一節 毒邪
>>765 >>775 >>781 >>787
二節 焦炎
>>766 >>776 >>782 >>784 >>791 >>794 >>799 >>806
三節 森樹
>>767 >>777 >>783 >>785 >>793 >>807
四節 氷霧
>>768 >>778 >>786 >>790 >>792 >>800 >>808
五節 聖電
>>769 >>779 >>795 >>801 >>804 >>809
六節 神龍
>>772 >>798 >>811
七節 地縛
>>773 >>780 >>805 >>810 >>813 >>814 >>817
八節 黒幕 
>>774 >>812 >>818

最終幕 混濁
>>826 >>827 >>828 >>832 >>833 >>834 >>835 >>836 >>837 >>838 >>839 >>840 >>841 >>842 >>845 >>846 >>847 >>849 >>850 >>851
エピローグ
>>851

2012年冬の小説大会金賞受賞人気投票記念番外
『夢のドリームマッチ ver混濁 イリスvsリオvsフレイ 三者同時バトル』>>825



あとがき
>>852

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171



Re: 265章 叫び ( No.269 )
日時: 2011/09/28 00:20
名前: 白黒 ◆KI8qrx8iDI (ID: GSdZuDdd)
参照: http://www40.atwiki.jp/altair0/pages/308.html

「次はお前だ。頼むぞ、リーティン!」
イリスはエルレイドをボールに戻すと、次に草タイプのリーティンを繰り出した。
「リーティン、あのヤミクラゲは毒タイプの技も覚えている。だから用心しろよ」
イリスはまず、小声でリーティンにそう助言する。リーティンはコクリと小さく頷き、戦闘態勢に入る。
「よし。リーティン、ウッドハンマーだ!」
リーティンは手に持つ葉っぱに樹木の力を込め、ヤミクラゲに飛び掛かり、勢いよく振り下ろして叩きつける。
ヤミクラゲは特防は高くても防御はそこまでではない。さらに効果抜群もあって、かなりのダメージを与えた。
「くっ……ヤミクラゲ、危険な毒素!」
ヤミクラゲはカウンターに危険な毒素を放つが、リーティンは俊敏な動きで後ろに下がり、毒素が届かない所にまで退避している。
「エアスラッシュ!」
リーティンは葉っぱを振り、空気の刃を飛ばす。空気の刃はまっすぐヤミクラゲに飛んでいき、紺色の体を切り裂く。
「さらにグラスミキサー!」
リーティンはエアスラッシュの追加効果でヤミクラゲが怯むと、すぐに追撃に出る。
葉っぱを高速回転させて木の葉の渦木の葉の渦を作り出し、それを操ってヤミクラゲをその渦に巻き込む。
「ヤミクラゲ、大洪水!」
ヤミクラゲは自身の体から大量の水を放出し、グラスミキサーから抜け出す。
しかし大洪水は使用すると特攻が下がるデメリットがあり、ヤミクラゲは既に二回使用している。なので今のヤミクラゲの特攻は限りなく低いだろう。
「ヤミクラゲ、悪の波動!」
「リーティン、グラスミキサー!」
ヤミクラゲは悪意に満ちた黒い波動を放ち、リーティンは木の葉の渦でその波動を相殺する。
だがヤミクラゲの特攻はレイの予想以上に下がっていて、グラスミキサーは悪の波動を相殺するだけではなく、そのまま飲み込んでヤミクラゲに襲い掛かる。
「よし、今がチャンスだ。リーティン、ウッドハンマー!」
リーティンは樹木の力を込めた葉っぱを構え、飛び上がる。そして落下と同時にその葉っぱをヤミクラゲの脳天に思い切り叩きつけた。
「ヤミクラゲ!」
流石のヤミクラゲもこの攻撃は耐え切れず、赤いコアをピコピコと点滅させて戦闘不能となっている。
「戻りなさい、ヤミクラゲ」
レイは悔しそうにヤミクラゲをボールに戻した。
そして次のボールを手に取り、構える。その時だった
「なあ、前々から訊きたかったんだけどさ」
イリスが、レイにそう言った。本当に、混じり気なしにただ疑問を尋ねるような口調だった。
「なんであんた達は、プラズマ団なんかに入ってるんだ? 動機とか、ずっと気になってたんだよ」
それは、イリスのような者からすればごく普通の疑問だろう。プラズマ団は世間では悪い組織となっている。そんな自分の立場を悪くするような組織に属しているという事は、何かしらの事情があるはずだと。
だからイリスは何気なく訊いてみた。別に相手がレイでなくても、これがアシドやエレクトロだったとしても尋ねていたかもしれない。ただ偶然、たまたま尋ねようと思い至った時に相手をしていたのがレイだというだけだ。
しかしイリスが次に発する言葉は、レイの心の奥底にある、禁線に触れてしまう言葉だった。

「あんたらにも、あんたらの事を思ってくれる家族とかがいただろうに」

「黙れ!」

ホワイトフォレストに響き渡る、レイの叫び声。
イリスは今だかつて聞いた事のないような声量で叫んだレイに対して、ただ唖然としている。
レイはそんなイリスには意にも介さず、そのまま大声で、声を荒げ、叫ぶ。
「わたし達の事を思う家族? ええ、確かにわたしには家族がいましたよ。でも、あいつらが一度だって、わたしの事を思った事なんてない!」
レイは叫ぶ。ただ、感情のままに。
「何も知らない奴が、知った風な事を言うな!わたし達にあった思いなんて、全部辛く苦しいものだった!わたし達は今までずっと、受け続けてきた。責め苦を、辛苦を、地獄を。その苦しみを断片も知らないくせに、何も分かってないくせに、口出しするな!」
イリスは、この時に分かった。レイが解放してからずっと纏わり付いていた違和感の正体が。
そう、レイは今、感情が制御できていない。
いつもは氷のようにクールなレイなのだが、今は違う。体に熱がこもり、言葉も溶けきった水のようだ。
いつものレイは恐らく、感情を封じ込めているのだろう。キュレムの刻印とやらは、ただ力を制御するだけではないのだろう。いや、この剥き出しの感情そのものが、レイの力なのかもしれない。
「……こうなれば、あなたにも思い知ってもらいましょうか。わたし達の苦しみを味わわせる事は出来ませんが、代わりにあなた自身の苦しみを与えてあげましょう」
レイは力強くボールを握り締め、憎しみがこもった目でイリスを睨み付ける。
「あなたはここでも悶え苦しみ、わたくし自らの手によって滅されるのです」
レイはボールを構え、そして
「それでは、プラズマ団の境界を、刻みます」



今回はイリスとレイのバトルだったのですが、バトルは半分ほどで、残りはレイ自身についてでした。レイは解放すると感情が抑えられなくなってしまうのです。レイは家族に対して憎悪の念があるのですが、その辺の過去は後々明かしていきます。では、次回はレイの切り札登場です。実はもう出ていますが、ちゃんとしたバトルは次が初めてです。では、次回もお楽しみに。

Re: 266章 焦心 ( No.270 )
日時: 2011/10/01 12:10
名前: 白黒 ◆KI8qrx8iDI (ID: GSdZuDdd)
参照: http://www40.atwiki.jp/altair0/pages/308.html

「戻れ、マカドゥス」
フォレスは戦闘不能になったマカドゥスをボールに戻す。その表情は、焦燥に満ちていた。
「やっべえな、これ……予想以上に強いぞ、このトレーナー。エレクトロには英雄以外に解放するなって言われてるし……どうすっか」
フォレスがどうやってこの場を切り抜けようか考えていると、不意に地面から声が聞こえてきた。
「やーやーフォレスー。お困りのようだねー」
「!? フレイ!お前、アシドんとこに居ろつったろうが!」
「まー色々あったんだよー」
現れたのはノコウテイに乗ったフレイだった。どうやら地面を経由してフォレスの所へと来たようだが、浴衣や髪のあちこちが泥だらけになっている。
「フォレスー、ちょっとやばい事になっちゃてるんだよー」
「やばい事?」
「そうそう、すっげーやばい事ー」
フレイの口振りから察するに、そんなにやばそうには聞こえない。しかしフレイは「あたしの慌て振りから分かるでしょー?」と言った。
その場にいたリオは全く分からなかったが、フォレスは「そうだな」と分かっていってるのか適当に返してるのか分からないが、そう返答する。
「実はさー、レイが解放したっぽいんだよねー」
フレイは事も無げにそう言うと

「なんだと!?」

フォレスはあからさまに、隠しようがないほど動揺していた。
「おいフレイ。お前それ知ってんなら、何で止めなかった」
「あたしがレイを止められるわけないじゃんさー。これだからおバカなフォレスは困るよねー」
フレイはいつものように軽口を叩くが、それに言葉を返すのを忘れるほど、フォレスは揺らいでいた。
「それは冗談でなくやばいな……!」
フォレスは少しの間思案すると、一つボールを手に取り、中のポケモンを出す。
出されたのはやけに出番が多い、コクジャクだ。
「コクジャク、行くぞ!」
フォレスはコクジャクの足に掴まり、飛び立つ。フレイもノコウテイに乗ったまま地面へと潜る。
「おい、PDOのトップだか何だか知らないが、そこのお前!今回の作戦、俺達は捨てる」
「え……?」
リオはわけが分からないと言うように疑問符を浮かべる。
「つまり、俺達は撤退する。アシドの野郎はごねるだろうが、そこは俺が何とかするとして、このホワイトフォレストを占領するという目的を、諦める」
フォレスは潔く、そう断言した。
「だからってわけじゃねえが、お前も無駄に俺達を付回さないほうがいいぜ。これは忠告だ。下手に動くと、俺達のボスが動きかねない。あの人個人のターゲットに含まれたら、まず終わりだからな」
フォレスはそう言い残し、飛び去っていく。
……その前に
「おいティン、撤退だ!今すぐ戻るぞ!」
自分の部下をきっちりと回収していく。なんだかんだ言って、フォレスは良い奴だったりするのかもしれない。



「お出でなさい、レジュリア!」
レイが繰り出すのは、ルージュラの進化系、レジュリア。
ルージュラよりもスリムな体型になり、顔立ちなんかも人間により近くなった。
「レジュリア、氷・エスパータイプか……リーティン、戻れ」
イリスはリーティンをボールに戻す。
ヤミクラゲとの戦いで分かったが、レイは相当強い。相性で不利な状態で戦って勝つのは難しいだろうと考え、イリスはリーティンを交代させた。
「さあ頼むぞ、メタゲラス!」
そしてイリスが繰り出すのは鋼タイプえお持つメタゲラス。攻撃だけでなく防御でもレジュリアに有利なポケモンだ。
「行くぞメタゲラス。まずはアイアンへッド!」
メタゲラスは鋼鉄の頭を構え、突進する。
「レジュリア、アイスバーンで迎撃しなさい!」
レジュリアは氷の爆発を起こし、突っ込んでくるメタゲラスを攻撃。
すると驚く事に、メタゲラスはその爆発を喰らい、吹っ飛ばされた。
ダイナマイトだろうと最新の兵器だろうと無力化するという触れ込みのメタゲラスだ。このレジュリアの特攻の高さは、驚嘆に値するものだろう。
「だったらこれでどうだ、ストーンエッジ!」
メタゲラスは鋭く尖った岩を無数に浮かべ、一斉にレジュリアに向けて発射する。
「サイコバーン!」
レジュリアは先ほどのアイスバーンと同じ身振りで念動力の爆発を放ち、襲い掛かるストーンエッジを全て砕き散らす。
「レジュリア、気合球!」
レジュリアは気合を凝縮させた球体を作り出し、メタゲラスに放つ。
気合球は格闘タイプ技。即ちメタゲラスの弱点だ。半端ない特攻の高さを誇るレジュリアの気合球を喰らえば、メタゲラスといえど瀕死か、良くて致命傷は免れないだろう。
「メタゲラス、大地の怒り!」
メタゲラスは地面を鳴動させ、大量の土石を地面から噴出させる。噴出した土石は気合球を防ぐ盾となり、メタゲラスは気合球を受けずに済んだ。
「下手に近づいたら、サイコバーンの餌食になるか……なら、メタゲラス、グラビティコア!」
メタゲラスは頭上に超重力の巨大な黒い球体を浮かべる。そしてその球体を勢いよく、振り落とすようにしてレジュリアに放つ。
「どうだ……?」
渾身のグラビティコアはレジュリアに直撃した。弱点+体重差による威力倍増があるので、瀕死に追い込むほどのダメージを与えられていてもおかしくはない。むしろ瀕死になっているのが自然なくらいだ。
だが、7Pは自然など軽く飲み込んでしまうほど、強大だった。

「レジュリア、気合球!」

砂煙の中から高速で気合球が放たれ、メタゲラスに直撃。爆発してメタゲラスは吹っ飛び、戦闘不能となった。
「メタゲラス!」
イリスはメタゲラスの所へと駆け寄り、その後、気合球が飛んで来た方向を見遣る。
「ぬるい攻撃ですね。その程度、わたくし達が今まで受けてきた痛みなんかより、ずっと軽いです」
レジュリアは多少傷ついているもの、グラビティコアの直撃を受けたとは思えないほど平然としていた。
「さあ、そろそろ終わりにしましょうか、英雄さん」
レイの眼差しは、怒りが含まれ、刺々しかった。



えー今回は前半がフレイとフォレスの会話で、後半がイリスとレイのバトルです。前半は何気に伏線張ってたりしますが、まあそれは追々回収するとして、後半ですね。レジュリア強いです。アイスバーンと、効果抜群とはいえ気合球の二発だけでイリスのメタゲラスを下してますよ。グラビティコアの直撃を喰らっても倒れないし……どんな育て方をしたのやら。では次回もイリスとレイのバトルです、お楽しみに。

Re: ポケットモンスターBW 混濁の使者 ( No.271 )
日時: 2011/10/01 17:19
名前: 白黒 ◆KI8qrx8iDI (ID: GSdZuDdd)
参照: http://www40.atwiki.jp/altair0/pages/308.html

さて、大変な事が起こりました。
僕は基本、思いつきでこの小説を書いているのですが、それでも大まかな段取りなどはちゃんと決めています(それも思いつきだけど)。
つまり先々の展開を頭の中で考えて、いざ書く時は考えたことを考慮しつつ、細かい所などはパッと頭に浮かんだことを書いています。
前置きが長くなりましたが、僕が何を言いたいかと言うと——

キャラが足りなくなった!

という事です。
詳しくは記せませんが、近々キャラを総動員させようと考えていた僕なのですが、オリキャラの数を数えてみると、あらビックリ。味方より敵の方が多いではありませんか。これは大変です。一大事です。
というわけで

第3回 緊急オリキャラ募集

を執り行います。
今回募集しますのは味方キャラ二人です。
注意点としては、伝説級のポケモン、チートキャラなしでお願いします。なお、キャラの立ち位置などは要望がない場合、こちらで決めさせていただきます。
なお、非公式のポケモンを入れるか否かは自由です。URLを張っていますので、参考にしてください。

オリキャラ用紙

名前(カタカタ5文字以内で):
年齢:
性別:
容姿:
性格:
備考:
サンボイ(増やしても構いません、最低三個以上):
「」
「」
「」
手持ちポケモン(三体ぐらいで、技、特性、性別、戦術などはご自由に。書いてない場合はこちらで決めます):

ありがとうございました。

Re: ポケットモンスターBW 混濁の使者 緊急オリキャラ募集 ( No.272 )
日時: 2012/12/27 01:15
名前: プッツンプリン (ID: EEdB3Qa9)

名前(カタカタ5文字以内で):ユキナ
年齢:17
性別:女
容姿:オレンジ色の髪をおろしている。赤目
もの凄い露出の激しいビキニを着ている、頭に船乗りの帽子をかぶっている
寒い時はパーカーとオーバーオールを着ている。
性格:ものすごいテキトーな性格、でも、男を見る時は目をこらしてよく見る
備考:ライモンシティに在住。
最近ブレイク中の人気モデルであり、テレビや雑誌でもよく見かける程人気。
普段は海で遊泳をしている(冬でも)
プラズマ団についてはよく芸能界でも噂を聞くから大体の概要は知っている。
カミツレとはそこそこ仲が良く、よく共演したりもする。
イイ男が大好きせはあるが、優男・ヘタレは大嫌い。
エレクトロ=優男
アシド=ヘタレ
ドラン=変人
イリス=坊や
チェレン=マセガキ
N=優男
ゲーチス=おっさん
フォレス=ダメ男
ガイア=幸薄オヤジ
サンボイ(増やしても構いません、最低三個以上):
「お姉さんはユキナっていうの☆よろしくね!」
「あっ!いい男発見!!まって♪そこのお兄さん!」
「ごめんね、お姉さん優男大嫌いなの」
「バトル?いいよ☆お姉さんが相手してあげる☆」
「おほほほほ〜♪大勝利!!」
手持ちポケモン(三体ぐらいで、技、特性、性別、戦術などはご自由に。書いてない場合はこちらで決めます):
ナッシー ♂ 特性:収穫 持ち物:スターの実
技:日本晴れ リーフストーム スプラッシュ 光合成
戦術:夢特性の収穫によって体力がへったらスターの実を乱用できる鬼畜仕様。
しかし、攻撃はリーフストームとスプラッシュだけなため、守備範囲が狭いのが難点

カメックス ♂ 特性:激流
技:雨乞い ハイドロカノン 地震  鉄壁
戦術:元々はオーキド博士から貰ったゼニガメを最終進化まで育てた。
雨乞いや鉄壁などで、自分の力を発揮できる状態にしてから、攻撃をする。

バクーダ ♂ 特性:ハードロック
技:地割れ 日本晴れ 噴火 ソーラービーム
戦術:ユキナの手持ちの中では一番の実力であり、技の構成も高火力なものが全て。
水タイプの対策もバッチリ

Re: ポケットモンスターBW 混濁の使者 緊急オリキャラ募集 ( No.273 )
日時: 2011/10/01 14:30
名前: リラ (ID: I69Bg0jY)

オリキャラ応募します!!

名前:トネール
性別:男
年齢:18歳
容姿:薄い金髪に短髪の少年
   茶色のスーツに黒のジーンズをはいている。
性格:かなりの毒舌だが、悪い事をしている奴は許せないという正義の心もある。
備考:プラズマ団のやり方が気に入らず、特にNは毒舌になる。

サンプルボイス
「俺はトネールだ、よろしくな」
「アンタってバカ?それともただのマヌケなの?」
「ウゼェ…ここで叩きのめしてやる!!!」

手持ち
トレディア(♂)
特製はようそりょく
技:はなびらのまい フラフラダンス おんがえし ソーラービーム

トゲキッス(♀)
特製はてんのめぐみ
技:ゴットバート はどうだん はかいこうせん シャドーボール

ジーランス
特製はいしあたま
技:もろはのずつき 波乗り じしん ねむる


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