二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ポケットモンスターBW 混濁の使者 ——完結——
日時: 2013/04/14 15:29
名前: 白黒 ◆QpSaO9ekaY (ID: H6B.1Ttr)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=21394

 今作品は前作である『ポケットモンスターBW 真実と理想の英雄』の続きです。時間としては前作の一年後となっておりまして、舞台はイッシュの東側がメインとなります。なお、前作は原作通りの進行でしたが、今作は原作でいうクリア後なので、オリジナリティを重視しようと思います。
 今作品ではイッシュ以外のポケモンも登場し、また非公式のポケモンも登場します。

 参照をクリックすれば前作に飛びます。

 では、英雄達の新しい冒険が始まります……

 皆様にお知らせです。
 以前企画した本小説の人気投票の集計が終わったので、早速発表したいと思います。
 投票結果は、
総合部門>>819
味方サイド部門>>820
プラズマ団部門>>821
ポケモン部門>>822
 となっています。
 皆様、投票ありがとうございました。残り僅かですが、これからも本小説をよろしくお願いします。

登場人物紹介等  
味方side>>28  
敵対side>>29
PDOside>>51
他軍勢side>>52
オリ技>>30
用語集>>624

目次

プロローグ
>>1
第一幕 旅路
>>8 >>11 >>15 >>17
第二幕 帰還
>>18 >>22 >>23 >>24 >>25 >>26 >>27
第三幕 組織
>>32 >>36 >>39 >>40 >>42 >>43 >>46 >>49 >>50 >>55 >>56 >>59 >>60
第四幕 勝負
>>61 >>62 >>66 >>67 >>68 >>69 >>70 >>72 >>76 >>77 >>78 >>79 >>80
第五幕 迷宮
>>81 >>82 >>83 >>86 >>87 >>88 >>89 >>90 >>92 >>93 >>95 >>97 >>100 >>101
第六幕 師弟
>>102 >>103 >>106 >>107 >>110 >>111 >>114 >>116 >>121 >>123 >>124 >>125 >>126 >>129
第七幕 攻防
>>131 >>135 >>136 >>139 >>143 >>144 >>149 >>151 >>152 >>153 >>154 >>155 >>157 >>158 >>159 >>161 >>164 >>165 >>168 >>169 >>170 >>171
第八幕 本気
>>174 >>177 >>178 >>180 >>184 >>185 >>188 >>189 >>190 >>191 >>194 >>195 >>196 >>197 >>204 >>205 >>206 >>207 >>211 >>213 >>219 >>223 >>225 >>228
第九幕 感情
>>229 >>233 >>234 >>239 >>244 >>247 >>252 >>256 >>259 >>262 >>263 >>264 >>265 >>266 >>269 >>270 >>281 >>284 >>289 >>290 >>291 >>292 >>293 >>296 >>298
第十幕 強襲
>>302 >>304 >>306 >>307 >>311 >>316 >>319 >>320 >>321 >>324 >>325 >>326 >>328 >>329 >>332 >>334 >>336 >>338 >>340 >>341 >>342 >>343 >>344 >>345 >>346
弟十一幕 奪還
>>348 >>353 >>354 >>357 >>358 >>359 >>360 >>361 >>362 >>363 >>364 >>367 >>368 >>369 >>370 >>371 >>372 >>376 >>377 >>378 >>379 >>380 >>381 >>382 >>383 >>391 >>393 >>394 >>397 >>398 >>399 >>400
第十二幕 救世
>>401 >>402 >>403 >>404 >>405 >>406 >>407 >>408 >>409 >>410 >>412 >>413 >>414 >>417 >>418 >>419 >>420 >>421 >>422 >>433 >>436 >>439 >>440 >>441 >>442 >>443 >>444 >>445 >>446 >>447 >>450 >>451 >>452 >>453 >>454
第十三幕 救出
>>458 >>461 >>462 >>465 >>466 >>467 >>468 >>469 >>472 >>473 >>474 >>480 >>481 >>484 >>490 >>491 >>494 >>498 >>499 >>500 >>501 >>502
第十四幕 挑戦
>>506 >>511 >>513 >>514 >>517 >>520 >>523 >>524 >>525 >>526 >>527 >>528 >>529 >>534 >>535 >>536 >>540 >>541 >>542 >>545 >>548 >>549 >>550 >>551 >>552 >>553 >>556 >>560 >>561 >>562 >>563 >>564 >>565 >>568
第十五幕 依存
>>569 >>572 >>575 >>576 >>577 >>578 >>585 >>587 >>590 >>593 >>597 >>598 >>599 >>600 >>603 >>604 >>609 >>610 >>611 >>614 >>618 >>619 >>623 >>626 >>628 >>629 >>632 >>638 >>642 >>645 >>648 >>649 >>654
>>657 >>658 >>659 >>662 >>663 >>664 >>665 >>666 >>667 >>668 >>671 >>672 >>673 >>676 >>679 >>680 >>683 >>684 >>685 >>690 >>691 >>695

第十六幕 錯綜

一節 英雄
>>696 >>697 >>698 >>699 >>700 >>703 >>704 >>705 >>706 >>707 >>710 >>711
二節 苦難
>>716 >>719 >>720 >>723
三節 忠義
>>728 >>731 >>732 >>733
四節 思慕
>>734 >>735 >>736 >>739
五節 探究
>>742 >>743 >>744 >>747 >>748
六節 継承
>>749 >>750 >>753 >>754 >>755
七節 浮上
>>756

第十七幕 決戦

零節 都市
>>759 >>760 >>761 >>762
一節 毒邪
>>765 >>775 >>781 >>787
二節 焦炎
>>766 >>776 >>782 >>784 >>791 >>794 >>799 >>806
三節 森樹
>>767 >>777 >>783 >>785 >>793 >>807
四節 氷霧
>>768 >>778 >>786 >>790 >>792 >>800 >>808
五節 聖電
>>769 >>779 >>795 >>801 >>804 >>809
六節 神龍
>>772 >>798 >>811
七節 地縛
>>773 >>780 >>805 >>810 >>813 >>814 >>817
八節 黒幕 
>>774 >>812 >>818

最終幕 混濁
>>826 >>827 >>828 >>832 >>833 >>834 >>835 >>836 >>837 >>838 >>839 >>840 >>841 >>842 >>845 >>846 >>847 >>849 >>850 >>851
エピローグ
>>851

2012年冬の小説大会金賞受賞人気投票記念番外
『夢のドリームマッチ ver混濁 イリスvsリオvsフレイ 三者同時バトル』>>825



あとがき
>>852

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171



Re: ポケットモンスターBW 混濁の使者 ——お知らせです—— ( No.625 )
日時: 2013/01/16 00:46
名前: パーセンター ◆AeB9sjffNs (ID: aUi6IQQT)

今回のプラズマ団、随分と強いですね。アキラにザキ、ムントまで敗れるとは…
そしてドラドーン、恐ろしいほどの実力ですね。僕の記憶が正しければまだ無敗でしたよね、確か。
そのドランより強いガイアって…ガイアは解放したことありましたっけ?
リオのバトルも不安ですね、アキラが何を察したのか、何となくわかった気がしますし。

ハリマロンのモデルは何でしょうね、僕は栗かハリネズミと読んでいます。
X・Yは染色体じゃないかって話も聞きますね。ンの字にそれっぽいのがありますし。
水はど根性ガエルに見えます← ちなみに僕は見た目的な意味で炎一択ですね。

Re: 445章 黒煙 ( No.626 )
日時: 2013/01/18 17:05
名前: 白黒 ◆QpSaO9ekaY (ID: 0aJKRWW2)
参照: http://www40.atwiki.jp/altair0/pages/308.html

 ミキとフレイのバトルは、現状ではほとんど動きがない。しかしストータスの鉄壁無双の防御により、フィニクスの攻撃はことごとく防がれてしまう。
「フィニクス、ドラゴンビート!」
 フィニクスの龍の音波はストータスに直撃する。しかしストータスは微動だにしない。
「その程度じゃあたしのストータスは倒せないよー。ストータス、グランボールダ!」
 ストータスが地面を踏み鳴らすと、地中より大小様々な無数の岩石が飛び出し、フィニクス目掛け飛来する。
「かわしてフィニクス!」
 幸い、襲い掛かってくる岩の速度はそこまで速くはない。普通に動けばフィニクスの機動力なら問題なくかわすことができる。
「エナジーボール!」
 全ての岩をかわし切ると、フィニクスは自然の力を凝縮した球体を生成し、ストータスへと発射するが、
「ジャイロボール!」
 ストータスはその場で高速回転し、エナジーボールを弾き飛ばしてしまう。
「いくらストータスが頑丈でも、まったくノーダメージにはならないからねー。こうやってある程度の攻撃は無効化できるようにしてるんだー」
 さらにミキを追い込むような情報。ただでさえ等倍程度のダメージでは身じろきひとつしないストータスに、こちらの攻撃を防御されてはたまったものではない。まるで、難攻不落の要塞である。
「……フレアバースト!」
「大地の怒り!」
 放たれた炎の銃弾を、ストータスは地面から噴出した土砂でシャットアウト。防御に使える技はジャイロボールだけではないようだ。
「ほらほら、休ませないよ。グランボールダ!」
 二撃目のグランボールダがフィニクスを襲う。
「ハリケーン!」
 ここでフィニクスは大技を放つ。災害の如き大竜巻を発生させ、飛び出た岩石を巻き込み、全て吹き飛ばしてしまう。しかも吹き飛ばされた方向は、ストータスの鎮座する方向だ。
「擬似的な岩タイプの攻撃かー、考えたねー。でもでも、そんなのはあたしにもストータスにも効かないもんねー。大地の怒り!」
 飛来する岩石を、ストータスは地面から噴き出す土砂で防ぐ。土や砂と共に、地中から引っ張り出された岩は再び地面へと戻っていき、
「全力でエナジーボール!」
 次の瞬間、大量のエナジーボールがストータスを襲った。
「おぉっ?」
 自然の球は大きさもさることながら、数も相当数あった。指示通り全力で放ったのだろう、その数は十発を超えるほどであったが、しかしストータスに大打撃を与えられたかというと、そうではなかった。
 やはりストータスは、どっしりと構えたままだ。
「……二つ、分かったよ」
「んー? 何がー?」
 ミキが二本指を立て、フレイはそれに興味深そうに耳を傾ける。
「まずそのストータスの隙。技も絡めて防御行動を能動的に起こすなんて厄介だと思ったけど、そのストータスは一回の攻撃モーションが長く、攻撃の隙も大きい。もしこっちの攻撃がさっきみたいに防御されても、その直後に連続して攻撃すれば、十中八九当たる」
 これはミキが実践したことだ。ハリケーンで返した岩を、ストータスは大地の怒りで防御した。しかしその直後、エナジーボールの直撃を何発も喰らっている。
「そしてもう一つは、そのストータスの行動パターン。というより、体質、なのかな。そのストータスは、限りなく素早さが低い。低すぎて、その場から動けないんだね」
「ん……」
 ミキの言葉に、フレイは少し驚いたような表情をする。ストータスの隙についてはともかく、ストータスの性能に関してはそう簡単に見破られないと思っていたのだろう。
 しかし事実、ストータスはバトルが始まってから一歩も動いていない。グランボールダで地面を踏み鳴らした時も、ジャイロボールで回転した時も、寸分たがわず同じ位置に戻っている。
 それはつまり、ストータスが動けないということ。鈍重であるが故に強固なストータスだが、鈍重過ぎる故に動けないほど重いのだ。
「へぇー、たったこれだけでそこまで見抜くなんて、やるねーやっぱ。つってもだからってどうもしないよー? だってストータスが動けないくらい遅いのは、動く必要がないからなんだ。その分を全部防御に回してるから、動く必要なんてないんだよ。初見でそれを見破ったのはガイアとエレクトロ、レイの三人だけだったもんでちょっと驚いたけど、それが隙になったり、弱点になったりすることはないんだよー」
 これはフレイの言うとおりだ。鈍重なポケモンには鈍重なポケモンの戦い方があり、それにスピードはいらない。速度がないことが前提のスタイルなのだから当然だ。それはストータスが習得しているジャイロボールからも分かるだろう。
「さてと、あんまだらだらしてもしょうがないし、ちゃっちゃと決めちゃってよストータス。グランボールダ!」
 ストータスが咆哮と共に地面を踏み鳴らすと、地中から大小——否、大、特大の大きさの岩石が無数に飛び出し、フィニクスを包囲する。
「どう? これならそのフィニクスでも避けきれないでしょー。数は変わんないけど、大きさをグレードアップ、こうすればハリケーンで飛ばされることもないしー——ね!」
 刹那、数多の岩石がフィニクスへと襲い掛かる。
「っ! 避けて、フィニクス!」
 必死に指示を出すミキだが、それは叶わなかった。すぐにフィニクスは、岩石のドームに閉じ込められてしまう。
「引き寄せて、ストータス」
 ストータスは岩石によって完全に身動きを封じたフィニクスを、自身の頭上——甲羅の上にまで引き寄せた。
「な、なにを……」
「見てれば分かるよー。行こうか、ストータス」
 フレイはうつ伏せのまま息を吸い、彼の持てる最大級の技を指示する。

「噴火!」

 突如、ストータスの甲羅が爆発した。いや、正確には甲羅の中が爆発し、そこから灼熱の石炭が飛び出したのだが。黒煙を吹きながら放たれる灼熱の石炭は、まるで溶岩のように、おぞましい熱気を帯びていた。
 そして岩に囲まれていたとはいえ、フィニクスはその直撃を受けた。焼け石に水にもならない岩を貫き、爆炎はフィニクスを吹き飛ばした。
「フィニクス!」
 空高く舞ったフィニクスは、不死鳥の姿に似つかわしくないほど無様に落下し、地面に叩きつけられる。威力は四分の一まで抑えられているはずなのにこの威力。グランボールダで削られたと言っても、あれは包囲のためであり、攻撃の意味はあまりなかった。つまりそれだけストータスの噴火の威力は凄まじく、それだけストータスの体力は有り余っているということに他ならない。
 要するに、ミキはストータスの体力を、ほとんど削ってはいなかったのである。
「う、うぅ……フィニクス」
 両手と両膝を着き、フィニクスに寄り添うミキ。フィニクスの炎が弱まっているのは、火を見るより明らかだ。
「……ま、悪いけどこれが勝負の世界ってやつだからねー。でもあんまりしょげない方がいいよ。まだ君は伸びる、まだまだ先があるんだから」
 それでもあたしに勝てるかは微妙だけどねー、と最後に付け足して、フレイはストータスをボールに戻した。
 その時。

 ピチャン

「お?」
 唐突に空に雨雲が差し、瞬く間に豪雨となった。ミキとフィニクスにとっては、追い打ちのような雨である。
「うー、雨は嫌いだなー。寒いし濡れるし、この服薄いしー」
 とぶつぶつ言いながらびしょびしょに濡れた浴衣の袖をつまんでいると、フレイの頭上のみ、雨が止んだ。
「お、ハンゾウじゃん。気が利くねー」
 音も気配もなく現れたのは、時代錯誤な忍者装束に身を包んだプラズマ団員、ハンゾウだった。手に赤い番傘を持ち、フレイを雨から守っている。
「遅れて申し訳ござらん。たった今、アシド毒邪隊長殿から連絡がござった。例の物が見つかったと」
「ふーん。じゃ、行こっかー」
 フレイはメタグロスをボールに戻し、ハンゾウにおぶさった。
 ハンゾウは丁寧にフレイを背負うと、視線をミキ蹲ったままのに向ける。
「フレイ殿。あの娘は——」
「あの子に手ぇ出さないで」
 ハンゾウが言い切るより早く、フレイが制した。彼女にしては、珍しくきっぱりとした物言いだった。
「前に一度、辛酸舐めさせられてるのは知ってるけど、あの子はあたしの唯一の光なんだよ。たぶん、あの子じゃなきゃダメだと思う。だから今はそっとしといて。いつか、あたしがケリつけるから」
「……御意」
 フレイの言葉の意味は理解しかねるようだったが、忍とは忠誠心の塊のようなもの。素直に主人の命を聞き入れた。
「じゃあねミキちゃん。次に会う時は、もっと強くなってね。じゃないと、あたし困っちゃうよ。いつまでたっても、ケリがつかないままでね——」
 最後にミキを見遣って、フレイとハンゾウは、その場を去った。
 最後に残ったのは、雨に打たれるミキと、フィニクスだけだった。



今回はミキとフレイのバトルなんですが、ちょっとフレイで意味深なこと書きすぎました。まあでも、彼女は7Pの中でもちょっと特殊な存在ですし、このくらいがちょうどいいかな? ……いやしかし、それいったら、皆がみんなちょっとずつ特殊なんですけどね。それではアキラ、ザキ、ムント、ミキと来て、次はリオとエレクトロのバトルです。時系列的には一番バトルの進行が滞っています。では次回もお楽しみに。

Re: ポケットモンスターBW 混濁の使者 ——お知らせです—— ( No.627 )
日時: 2013/01/19 04:40
名前: 白黒 ◆QpSaO9ekaY (ID: 0aJKRWW2)
参照: http://www40.atwiki.jp/altair0/pages/308.html

パーセンターさん

 今までは勝敗も結構曖昧にしてきましたが、今回はきっちりと勝敗を決めることにしました。一応、これが現プラズマ団の力ですね。
 正直、ドランのドラドーンはやりすぎたような気がします。龍の舞を四回積んだオノノクスのドランゴクローを耐えるって、規格外すぎますよね……ちょっと反省です。
 ガイアはまだ未解放ですね。まあそれが彼の出番がない原因の一つでもあるのですが。
 リオのバトルに何があるのかは、次回辺りで明らかにします。次回をお楽しみに。

 やっぱりネーミングから栗っぽいですよね。あとは頭の針(棘?)でハリネズミとかヤマアラシとかを想像できます。
 うーん、遺伝子とかその辺は苦手分野なのでよく分からないんですが、3DのX軸Y軸だったら、Z軸もあるから、必然的にエメラルドやプラチナのようなマイナーチェンジ版としてZが出そうなんですよね……
 水は……進化したらラグラージみたいになりそうというか、そうあってほしいですね。
 僕も現状では見た目とタイプで炎一択です。他のポケモンが公開されれば、また変わってくるかもしれませんが。

Re: 446章 雷電 ( No.628 )
日時: 2013/01/19 04:44
名前: 白黒 ◆QpSaO9ekaY (ID: 0aJKRWW2)
参照: http://www40.atwiki.jp/altair0/pages/308.html

 リオは戦闘不能となったドラドーンをボールに戻し、最後に残ったポケモンが入っているボールを、ネックレスから外す。
「やっぱり、最後はあなたに頼ることになるか……みんなの分まで、頼んだよ」
 そして力強く握り込み、そのポケモンを、繰り出す。
「さあ出て来て、シャンデラ!」
 リオの最後のポケモンは、誘いポケモン、シャンデラ。シャンデリアのような体に紫色のを灯す、リオのエースポケモン。
「遂に来ましたか……」
 エレクトロもシャンデラの姿を見て、少しだけ怯むような表情を見せる。静かな炎ではあるが、シャンデラの灯火にはえも言われぬような威圧感を放っているのがひしひしと伝わってくる。
「しかし、そのシャンデラは我々のマークしておくべきポケモンの一体。対策は怠っていませんし、私のトロピウスにはこの技があります。ハイドロポンプ!」
 トロピウスは大きく息を吸い込み、空気と共に大量の水を発射する。しかし、
「シャンデラ、サイコキネシス!」
 シャンデラは念動力を放って対抗する。しかも軌道を逸らすような中途半端なことはせず、真正面からその水流を打ち消した。
「続いてスタープリズム!」
 シャンデラは無数のガラス球を虚空より降り注ぎ、内包される冷気と共にトロピウスを襲う。
「トロピウス、ハリケーンです!」
 トロピウスは翼を大きく羽ばたかせてガラス球と冷気を吹き飛ばし、攻撃を回避したが、
「シャンデラ、大文字!」
 間髪入れずにシャンデラは大の字の巨大な炎を放つ。その炎は相当な大きさで、しかも念動力の補助により誘導性を持つ。トロピウスでもかわすのは難しそうだ。
「ハリケーン!」
 ならばとトロピウスは突風を吹かすが、ガラス球とはわけが違う。多少炎を飛ばしはしたものの全てを吹き飛ばすことは叶わず、トロピウスはシャンデラの炎に燃やされてしまった。
「一撃ですか。私の見立てでは一度なら直撃にも耐えられるはずだったのですが、どうやら以前戦った時よりも火力が増しているようですね」
 焼かれ地に落ちたトロピウスを戻しつつ、エレクトロはシャンデラの成長を指摘する。
「当然よ。私もシャンデラも、他のみんなも、いつまでも同じ位置に立ち続けたりはいない。いつだって前に進んでるよ」
「そうですか。それならば、私も全力を出せるというものです。とはいえ、現状での全力、ですがね」
 エレクトロも最後のボールを構えつつ言葉を紡ぐ。
「どうにも私は、力をセーブし過ぎてしまっているきらいがあるようでして、ここぞという時に本当の全力を出せないことが多いのです。今も100%の力というわけではありません……やはり、たまに力を出し切って全力を出す感覚を掴むことが重要なのでしょうね」
 スポーツでもなんでも、常に全力を出すことは難しい。生物の体力は無限に続くものではないから、適度に力を抜くことが大切だ。しかしかといって、常に力を抑えていれば、いざという時、重要な場面で全力が出せない時が出て来てしまう。
 そもそも全力を出すということ自体言うほど簡単なことではないのだ。だから日常的に全力を出し慣れておかなければ、大事な局面で全力を出すことなどできない。それが、7Pエレクトロだ。
「それでは、最後の戦いを始めましょう」
 言ってエレクトロは、最後のポケモン、彼の切り札を繰り出す。
「終焉の時です、ドルマイン!」
 エレクトロのエース、ボールポケモン、ドルマイン。
 マスターボールに似た姿で、球状の体からは稲妻型と、円錐状の突起がある。
「泣いても笑ってもこれで最後。我々の戦いはまだ続きますが、せめて、私と貴女の戦いは、ここで決着をつけても良いでしょう」
「そうね。貴方は7Pの三位。つまり貴方を倒せば、少なくとも四位以下相手に私が遅れを取ることはそうないだろうし、残る二人にしたって、十分相手取れるはずよね」
「私を倒せれば、ですがね」
 互いに言葉で牽制し合う二人。シャンデラも、ドルマインも、じっと相手を見据え、睨み合う時間が続く。その時だった。

 ピチャン

「おや?」
「……?」
 どこからか水の滴る音が鳴る。それも一回ではなく、ピチャン、ピチャンと、連続して。
 音を聞き、空を見上げ、リオはその現象を理解する。そして同時に、絶望に満ちたように青ざめる。
「嘘……雨……!?」
 降り出した雨、豪雨。曇天の群雲から注がれる無数の水滴は、リオも、エレクトロも、シャンデラもドルマインも濡らしていく。
 そしてその雨粒に最も影響を受けたのは、シャンデラだった。
 シャンデラの炎は目に見えて弱まっている。見る者を圧倒する静かな炎は、弱化し、今やなんの圧力も感じない。
「この雨は……自然現象ではないようですね。雨乞いか、誰かが雨降らしの特性を持つポケモンを出したか、というところでしょう。いやしかし——」
 エレクトロは微かに笑う。小さな笑みだが、その笑みは勝利を確信した笑みだった。
 理由が何であれ、突然降り出した雨でシャンデラとドルマイン、双方の拮抗していた力の差は崩壊した。
 アキラのホムロソクがそうであったように、炎タイプは雨に弱い。いくらリオのシャンデラと言えど、それは例外ではない。伝説のポケモンでもない限り、天候を無視できるポケモンは限られてくる。
「——これはもう、私の勝ちで確定でしょう。私はあまり断定的な物言いは好きではないのですが、それでもこの豪雨では、貴女のシャンデラはその力を半分も発揮できないでしょう。しかし逆に、私のドルマインはこの雨の恩恵を受けます」
 勝利を確信した笑みを浮かべたまま、エレクトロはドルマインに指示を出す。

「ドルマイン、雷です!」

 稲光が煌めき、雷電が轟く。豪雨の中、天より放たれた稲妻が、一直線にシャンデラへと襲い掛かる。
「うっ……サイコキネシス!」
 シャンデラは咄嗟に念動力で稲妻を止めようとするが、破壊力が凄まじい。稲妻は念動力を貫通し、シャンデラに突き刺さった。
「シャンデラ!」
 全身に電撃を浴びたシャンデラは、まだ戦闘不能ではないが、運悪く麻痺してしまう。しかも雷のダメージも決して少なくはない。
「今の威力、サイコキネシスで止められないなら、大文字しかない。けど……」
 大文字の火力は、豪雨によって半減されてしまう。そんな半端な火力ではドルマインの雷を防ぐことは出来ないだろう。しかし雨天状態の今、雷は必中。確実にシャンデラに襲い掛かってくるため、避けることも困難だ。
「私のドルマインが恩恵を受けられるのが、雷だけだと思ったら大間違いですよ。ドルマイン、アクアボルト!」
 ドルマインは雷に続き、電気を帯びた水流を発射した。その水流も、雨によって勢いが増している。
「シャンデラ、サイコキネシス!」
 念動力で水流の軌道を逸らそうとするが、その途中で身体が痺れてしまい、水流を完全に避けることは出来なかった。直撃でこそないが、雨で威力が強化されているので、ダメージは大きい。
「くっ、シャドーボム!」
 それでもシャンデラの闘志はまだ消えてはいない。影から生成した爆弾を、ドルマインへと発射する。
「シグナルビームで撃ち落としなさい!」
 しかしドルマインの放つ光線が、爆弾を全て撃ち落とし、シャンデラの攻撃が届くことはなかった。
「雷!」
「サイコキネシス!」
 再び落ちる稲妻に、シャンデラも同じように念動力を放つ。今度は真正面からは受けず、軌道をずらして避けるか、せめてダメージを減らそうとしたが、無駄であった。
 ドルマインの雷は念動力を突き破る。ずらすこともできず、盾にもならない。全てを貫き、確実に仕留める神鎗の如く、シャンデラも射貫く。
「まだ倒れませんか。ならば攻めましょう、ドルマイン。アクアボルトです!」
 ドルマインは電気を帯びた激しい水流を発射。雷ほどではないが勢いよく一直線にシャンデラへと向かっていく。
「シャンデラ、もう一度サイコキネシス!」
 シャンデラは今度こそ水流の軌道をずらすことに成功したが、かなりギリギリだった。雷やアクアボルトで削られたダメージと雨の影響が強く出ているようだ。
「シャンデラ、シャドーボム!」
「シグナルビームです!」
 なんとかシャンデラは影の爆弾を放つも、ドルマインの光線で撃ち落とされてしまう。
「さて、この雨の中バトルが長引いてしまってはいけません。これが貴女に捧げるせめてもの手向けです。ドルマイン——」
 ドルマインは黄色い突起に電気を蓄積させる。どうやらこの一撃で決めるようだ。
 電撃が最大限まで溜まり、フルパワーになったその時、ドルマインは力を解き放つ。

「——雷!」

 雷光煌めき、雷電轟く。眩い閃光と共に天地を振るわす轟音が鳴り響き、稲妻の槍が落とされる。
 威力も速度も気迫も段違いの雷は、一直線にシャンデラに襲い掛かり、その身を貫く。



予告通り、今回はリオ対エレクトロです。他でもあったようにここでも雨が降り、シャンデラの力は半減、逆にドルマインは強化された状態でのバトルとなりました。ちなみにエレクトロの手持ちにはあまり関連性はありません。せいぜいドルマインくらいで、残りは走攻守のバランスで決めました。まあ、ハッサムは硬いですし、トロピウスは鈍足ですが。さて次回は今回の続きにしようと思っています。次回もお楽しみに。

Re: 447章 二人 ( No.629 )
日時: 2013/01/20 00:31
名前: 白黒 ◆QpSaO9ekaY (ID: 0aJKRWW2)
参照: http://www40.atwiki.jp/altair0/pages/308.html

 ドルマインの雷に身を貫かれたシャンデラは、ゆっくりと下降していき、じきに地に落ちる。そしてガラスのような体を横たわらせ、動かなくなった。
「そんな……シャンデラ……」
 リオの呼び掛ける声にもシャンデラは反応示さない。炎こそまだ灯っているが、シャンデラはもう戦えるような状態ではない。
「シャンデラ……シャンデラ!」
 しかしシャンデラは動かない。今にも消えそうな炎を弱々しく灯すだけだ。
「しかし、まだ炎を灯すだけの力は残っているようですね。先のが手向けなら、今度は情けです。シャンデラが風雨に晒され続けるのはさぞ応えることでしょう。次こそ、一撃で仕留めます」
 ドルマインはさっきと同じように電気を蓄積させ、力を溜める。
「ドルマイン、雷です!」
 そして轟音と共に落雷が喚起される。雲間から呼び起された稲妻は、シャンデラへと向かっていき——

 
「ダイケンキ、ハイドロカノン!」

 突如、ドルマインが吹き飛んだ。
 ドルマインより一回りも二回りも大きい巨大な水の弾丸が、球状の体躯を吹っ飛ばし、壁にめり込ます。そのせいか、シャンデラに落ちるはずの落雷は、途中で消えてしまった。
「英雄……」
 エレクトロは弾丸が飛んできた方に向き直り、二つの姿を視認する。
 一つは海獣のような姿の貫禄ポケモン、ダイケンキ。ハイドロカノンを放ったのはこのポケモンだろう。
 そしてもう一つは、イリスだ。
「間に合った……のか……?」
 イリスは周囲をキョロキョロと見渡す。どうやらこの状況を把握しているわけではないようだ。
「リオさん……?」
 イリスの目に留まったのは、シャンデラに寄り添い、顔を伏せたままのリオだった。そしてシャンデラの今にも消えそうな灯火と、動きのない状態を見て、気付く。
「まさか、リオさんのシャンデラが……!?」
「ええ、貴方の想像通りです。彼女のシャンデラは、私とドルマインが屠りました」
 こともなげに言うエレクトロ。その言葉を聞くや否や、イリスはエレクトロに向き、厳しい表情で睨み付ける。
「お前……!」
「何をそれほど怒っているのか、私には理解しかねますね。私はただ一般的なポケモンバトルのルールに則って彼女と戦い、勝利しただけです。ただ、途中で降りだしたこの雨は、彼女とっては災厄の風となり、私にとっては勝利を呼ぶ風となっただけの話です」
 鋭い眼光を向けられながらも、エレクトロは涼しい顔で受け流す。
「卑怯とか卑劣とか、非道とか邪道とか、そのようなものは我々にとっては日常茶飯事です。それに、ならば不意討ちを仕掛けてきた貴方こそ、非難されるべきでしょう」
 壁にめり込んだドルマインを一瞥し、エレクトロは言う。そう言われてしまえば、返す言葉もない。そもそも不意打ちでなければ、あのハイドロカノンはドルマインには当たらなかっただろう。
「くっ、でも……」
 言われてしまったことは言い返しようがなかったので、イリスは別のことを考えていた。
 雨の影響を受けて強化されたハイドロカノンは、ドルマインを戦闘不能寸前にまで追い込んでいたため、もうエレクトロの手持ちはないに等しい。
 イリスは他の7Pの所在こそ知らないが、それでもここでエレクトロを捉えるチャンスだと踏んだ。
(リオさんが全く動かないってことは、たぶん手持ち全てが戦闘不能。だったエレクトロも同じように、あのドルマインが最後のポケモンだと推測できる。ここであいつを捕まえられれば、プラズマ団の戦力は格段に下がるはず。攻めるなら今だ)
 イリスはダイケンキに構えさせたまま、新しいボールに手を伸ばす——
「どうやら、私を捕まえる算段を立てているようですね。確かに私の戦力は先ほどのドルマインで尽きてしまいましたが、しかし私が後先考えずに総力戦を行うとお思いですか?」
 エレクトロはパチンと指を鳴らす。すると、物陰から二つの何かが飛び出す。
「っ! お前ら……」
 警官の着るような制服に身を包んだ二人の少年。両方ともよく似た——というよりほぼ同じ顔つきをしているが、片方は濁りきった目をしている。
 普通の目をしている方がツユサ、濁った目をしているのがウズメ。エレクトロが配下に置く双子のプラズマ団だ。
「ツユサ、ウズメ。例のポケモンたちの使用を許可します。そこの英雄を叩きのめしなさい」
「うーい」
「へーい」
 やる気があるのかないのか、気の抜けた返事を返す二人。
 ここでまさかの増援だったが、しかしイリスはそれほど悲観していなかった。むしろ余裕の笑みすら見せている。
「何が出るかと思ったら、この二人か。それなら楽勝だ。二人いっぺんにかかってくればいいよ」
 もう一つのボールを握るもポケモンを繰り出すことはせず、ダイケンキ一匹で戦おうとするイリス。
 一見すれば二対一でイリスが不利、イリスの判断はおかしいものであったが、イリスはこの双子の実力を見て知っている。下っ端にも劣る実力の二人といった感じで、はっきり言って雑魚同然と認識していた。
「随分と余裕ですね。言っておきますが、彼らも伊達に聖電隊の配下を務めてはいませんよ。以前戦った時の実力が、この二人の真の実力だと思ったら大間違いです」
 エレクトロはドルマインをボールに戻しつつ、忠告するような言葉をイリスに告げる。
「ツユサ、ウズメ。お行きなさい。その英雄こそが、貴方たちの嫌悪する、幸せ者です」
 ピキッと、ツユサとウズメの目の色が変わったような気がした。
(……? なんだ? なんか、双子の空気が変わった……?)
 二人から違和感を感じつつ、額から一筋の汗を流す。
「さーて、そんじゃ始めるかー。レッツゴー! ストータス!」
「エレクトロ様の命令だし、しょうがないかー。行ってこい! ニートン!」
 ツユサが繰り出したのはストータス。ウズメが繰り出したのはニートン。どちらも7Pのフレイも所持しているポケモンだ。特にイリスにとっては、ストータスには嫌な思い出がある。
(でも、あいつのストータスほどの強敵ではないはず。だったら、ダイケンキでも十分戦える)
 ダイケンキは前脚から一振りの刀を抜き、目の前の二体を睨み付ける。



 タチワキコンビナートには、無数のクレーターが出来ていた。次の日には報道必至な惨状である。
 野生のポケモンたちは当然ながら逃げ出し、この場所にポケモンはいない。そう思うのが自然だが、しかし二体だけ、そこにはポケモンが存在していた。
 一体は空に浮かぶ超巨大ポケモン、神龍ポケモンのドラドーン。そしてドラドーンが見下ろしている、顎斧ポケモン、オノノクス。
 ドラドーンは悠然と空に浮かんでいるが、オノノクスは全身傷だらけで、仰向けに倒れ込んでいた。
「ぐっ、オノノクス……!」
 ムントは倒れたオノノクスを見つめ、歯を食いしばっている。
「やっぱり」
 そんなムントを見下ろしているドランは、ぼそりと呟いた。
「やっぱり君も、ドランには敵わなかったね。ドランを倒せるのは、あとはゲーチスくらいなものだけど、君でもダメか」
 ふぅ、とドランは声で分かるくらい深く息を吐く。そしてゆっくりと降りてくるドラドーンの背に乗り込んだ。
「アシドに呼ばれてるんだ、みんなを迎えに行かないと。じゃあね、ムント君。次会う時はもっと強くなってることを望んでいるよ。それに、ドランと君、神聖なる龍の使役者に、相応しい場を設けるよ。今度はそこで決着をつけよう。それじゃあ、ばいばい」
 そして、ドランは去っていく。深い龍の爪痕を残したまま、ムントの前から姿を消した。



 今回は少し短めです。リオとエレクトロのバトルは、雨によりリオの敗北。続いてイリスとツユサ&ウズメのバトルに移行します。とはいえ、あまり長くはしないつもりですが。そして後半はムントとドランのバトルのその後です。思えばドランが7Pの中で一番、謎に包まれていますよね。まあその謎も、もう少しで明らかになる……はずです。まだあとがきのスペースが残っているので、フレイの手持ちについてでも書きます。フレイは分かりやすいですね。フレイのイメージタイプである炎タイプのストータスを含め、ニートンとノコウテイは気だるげな彼女に合わせました。メタグロスは逆に、ごつくて生真面目そうなポケモンということで選びました。ちなみにフォレスこそ本当にバラバラです。アルデッパが彼のイメージタイプである草タイプという理由で選ばれていますが、それ以外に関連性はありません。それではそろそろあとがきも終わりにします。次回は残念ながら未定です。まあ、適当に予想してください。次回もお楽しみに。


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